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2025.06.10
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​ジョシュ・マーゴリン「テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ」大阪ステーションシネマ​
 前の日に、 神戸 キノシネマ のロビーで 「We Live in Time この時を生きて」 で上映開始を待っていると、 昔の同僚 で、退職後は映画三昧の日々を送っていらっしゃる Mさん という方が先の回を見終えて出ていらっしゃって
​​​​ 「面白かった?」
「うん、面白いよ。ボク、今日、これ2本目で、朝一番に『テルマがゆく!』って、知ってる?神戸でやっていないから、それを見に西宮まで行っててん。 93歳のオバーさんのミッション・インポッシブル ​。メッチャおもろいヨ!」​
「西宮って、球場の跡の?遠いなあ。」
「そうそう。でも、見る価値あるよ。じゃあね(笑)」​ ​​​
 という出会いというか、すれ違いがありました。
 で、今日は、まあ、偶然ですが、 ​50年前の国文科のあほバカ5人組の集まり​ JR尼崎 の駅近くでやるからおいでというお誘いで出かけながら​
​「そうだ、大阪で、昨日のあの映画を見よう!」​​
​ というわけで、やってきたのが、 6年ぶり だかの 大阪ステーションシネマ で、見たのが、 Mさんおすすめ ジョシュ・マーゴリン監督 「Thelma」 でした。
主人公のテルマ を演じている ジューン・スキッブ という女優さんは 93歳 相方のベン を演じていた リチャード・ラウンドトゥリー という俳優さんは 1942年生まれ で、生きていらっしゃれば 83歳 ですが、この作品を撮り終えた 2023年 81歳 で亡くなったそうで、この作品が 遺作 なんだそうです。見る前には、そういうことは全く知らずに見ましたが、考えてみれば、​
​​ ​なんだかすごい映画!​ ​​
​でしたね(笑)。
​​​​ だって、画面に出てくる、まあ、 お二人 だけじゃないのですが、 老人の存在感 というか、もろにクローズアップで見せる​
​​ 「老い」の迫力! ​​
​が半端じゃないんですね。 コメディ と謳っていますし、筋書きも確かに コメディ なのですが、ボクには笑うどころじゃない「かなしさ」が残りました。面白うて、やがてかなしきの哀しさといえばいいのでしょうかね。​​​​
 映画の中で
​​​ 「人の世話になることも受け入れないと!」 ​​
と、一人で生き延びることにこだわる テルマ を諭しながらも、 彼女 ミッション を支えつづける、 介護施設暮らし ベン を演じた俳優さんは、 映画の公開前に亡くなっている わけですからね。
 人は、ある年齢、まあ、人によってそれぞれでしょうが、を過ぎたあたりから、意識の奥のほうに 「明日」 に対する不安を漂わせながら生きるほかはないと思うのですが、飽くまでも今日を生きようと、 直情径行、行動あるのみのテルマ と、明日への生活を尊重し 篤実温厚なベン という 二人の超高齢者のタッグ を、明るく優しく描いた 監督 には 拍手! でした。
​​​​​​​​​​​ ああ、それから、もう一つ、 テルマ トム・クルーズ に憧れていて、 彼女 としては、 彼女にできる「ミッション・インポッシブル」に挑んでいる わけですが、映画の最後にあたりで、 詐欺師の爺さん が、そう、オレオレ詐欺をやっているのもまた 爺さん なんですけど、その 爺さん がいじっているパソコンに テルマ が銃弾をぶち込むんです。 トム・クルーズの最新作 コンピューターシステムとの戦い だったわけで、おんなじ結末なわけで、笑えましたね。そのうえ、見ている側の老人としては、どっちかというと、
​​こっちの映画のほうがリアルなんじゃないかって(笑) ​​
​​​​​​​​​​​監督・脚本・編集 ジョシュ・マーゴリン
撮影 デビッド・ボーレン
美術 ブリエル・ヒューバート
衣装 アマンダ・ウィン・イー・リー
音楽 ニック・チューバ
キャスト
ジューン・スキッブ(テルマ オバーちゃん)
フレッド・ヘッキンジャー(ダニエル 孫)
リチャード・ラウンドトゥリー(ベン 相棒)
クラーク・グレッグ(アラン 娘の夫・ダニエルの父)
パーカー・ポージー(ゲイル 娘・ダニエルの母)
マルコム・マクダウェル(犯人)
ニコール・バイヤー
クイン・ベスウィック
コーラル・ペーニャ
エイダン・フィスク
バニー・レビン
2024年・99分・G・アメリカ・スイス合作
原題「Thelma」
2025・06・07・no085・大阪ステーションシネマno02



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最終更新日  2025.06.17 01:30:44
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