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今晩はぎんなんを使ったレシピ。材料(1人分)鶏胸肉 150gニンニクの芽 1/2袋ぎんなん 適量サラダ油 適量塩,あら挽き黒コショウ 適量作り方1.ニンニクの芽を5cm幅に切る。2.ぎんなんはビニール袋に入れたまま電子レンジに1分かけて殻を取り除く。3.サラダ油をしいたフライパンに鶏肉,にんにくの芽を炒め,最後にぎんなんを入れて塩コショウで味を調える。シンプルな味付けですが,ニンニクの芽の香りが効いていて十分おいしいです。ぎんなんがアクセントのある苦味を出していてよく合いました。ビールのおつまみにも最適だと思います。
2008.11.30
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総務省が発表した完全失業率は,前月より0.3ポイント低下の3.7%で,2カ月連続で改善しました。ただし,失業率にはカラクリがあります。完全失業者の条件は,「仕事がなく,職探し中で,すぐに仕事に就ける」ことです。仕事がなくて職探しをしていても,この不況で職探しをあきらめた人が増加すれば,失業率は改善してしまいます。そして,今日は厚生労働省の調査で,業績の悪化を理由に,不動産やサービス業種を中心に内定を取り消された人が331人に上ることが明らかになりました。また,10月から来年3月末までの期間に契約満了に伴う「雇い止め」や,契約の中途解除によって仕事を失う非正規労働者が3万人を超えることも分かりました。日雇い労働は原則として廃止する方針が出されましたが,派遣労働において,いつ雇用が打ち切られるわからず,失業後に失業保険も出ない状態が続くのであれば,根本的な解決にはなりません。内定取り消しは,業績予想を見誤った企業の責任を内定生に転嫁するものであって無責任のような気がします。雇用がいつ止まるかもわからない派遣労働者の不安定な収入も改善されなければならないです。新自由主義のもとアメリカと同じ歩調を取ってきた日本。アメリカ経済が停滞する中で,日本は誰もが幸福に暮らせるように安定的な仕事をいかに生み出していくかが問われているのだと思います。麻生首相と小沢民主党党首の党首討論が行われました。揚げ足取りや政局争いをする前に,今後の日本の未来像について提案をし合っていくべきではないでしょうか。
2008.11.29
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少し前に銀杏の木からたくさんのぎんなんが落ちてました。独特の香りを放って歩きにくい並木道になっていました。たくさん取ってくれた彼女からおすそ分けしてもらいました。スーパーで買うと高いんですよね。近所のおばさんが拾ってる光景もよくみかけます。これでどんな料理を作ろうか思案中です。
2008.11.28
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ちょうどひと月前の銀杏並木は緑色でした。そして今日みたらかなり黄色に色づいてました。地面には耐えきれなくなった葉っぱが大量に散ってました。業者さんが落ち葉を吹き飛ばして集める機械(リーフ・ブロワーというそうです)を使ってました。
2008.11.27
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斎藤茂太(2003):「なぜかやる気が出ない人へ」成美文庫.ピンチをピンチでなくするピンチに陥ったとき,大失敗をしてしまったとき,失敗しそうな時に慌てて判断を誤ってしまうことがあります。それが,事態をさらに悪い方に向けてしまうのです。ピンチに強くなるにはどうすればいいでしょうか。周りを見回すと,打たれ強いというか,多少の失敗に全くめげない人もいます。かと思うと,小さなミスをいつまでもくよくよ後悔している人もいます。この違いはどこから生まれるのでしょう。ノーベル化学賞を受賞して一躍時のひととなった田中耕一さんが,失敗から新しい発見につながったことは有名な話です。人生一番印象深い失敗が,たんぱく質を解析するときにコバルトの微粉末の上に間違ってグリセリンを落としてしまったことで,それがノーベル賞につながったというのです。田中さんは「日本では研究者に失敗が許されないが,英国では失敗が前提となっている。人間は完全ではないのだから,失敗は当然あるものと考えるべきです」とインタビューに答えています。これこそピンチに負けない秘訣といえるでしょう。まず,失敗はあるものと考える,これだけで心理的にはかなり落ち着くと思います。さらに,失敗を前提として,失敗が起こった時にどうするかあらかじめ予測しておくことです。要するに,仕事の上での最悪のシナリオを用意して,それが起こった時にあたふたしないように準備しておくということです。人生はどこで何が起こるか分かりません。だからこそ,生命保険にも加入しているわけで,そう考えると,仕事で失敗することなど「当然あること」なのです。失敗を恐れるあまりに,かえってマイナスの方向に行ってしまうこともあります。ピンチが訪れたら,予測していた通りの対応をする,それでダメなら潔く失敗してしまう,そのくらいの考え方でいいと思います。ここでも「ダメでもともと」の発想が救いになります。それに,みんなどこかで失敗しているのですから。「完璧ばかり求めず,失敗をしても取り返しがつく,そういう考え方が望ましい」と田中さんも述べていました。癒し系とか世間から評されている田中さんですが,その内面は外見と違い,案外したたかな人かもしれませんね。-----------------------------失敗を成功の糧にするか,失敗をマイナスととらえてさらに成功から遠のいてしまうか。後者の場合,失敗をした時には,次にもまた失敗するかもしれないという恐れが大きくなってしまいます。失敗した時の挫折体験が過去の記憶として刻み込まれると,次に同じような行動をしたときにまた失敗するのではという回路ができてしまいそうです。それを断ち切る方法はただ一つ。行動あるのみ。過去の失敗の原因を探して同じ失敗をしないように気をつけつつ,悪い回路を断ち切るしかないと思います。途中であきらめる選択肢もありますが,本当に納得して諦めないと「あのとき続けていればよかった」と後悔しそうです。「諦める」という行為自体も「選択」の結果です。
2008.11.26
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この間の結婚式の披露宴で使った装花。二次会でも同じものを使用した後,不要になったので友人たちで分け合いました。そのうちの一つを頂いて,部屋に飾りました。白を基調として,若干黄緑色がかっています。水を吸わせたスポンジに花が刺さっているので,数日間もちそうです。クリスマスのときの花飾りに似ているかも。ちなみにブーケは彼女が手渡しで直接本人からもらってました。
2008.11.25
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今日でブログを開設してから2年たちました。毎日ネタを探しつつほぼ毎日1回の更新をしてこれました。こうやって書き続けられのも訪問してくださるみなさんの温かいコメントやトラックバックのおかげです。ありがとうございました。おかげさまでブログやmixiを通じてお話し合える友人が増えました。リアルな友人からは「料理がおいしそう」と感想をもらいました。みんなのレパートリーに加えてもらえると記事を載せた甲斐もあるなぁと思えます。自己啓発に関する事柄は,ほとんどが本の内容の一部ですが,それでも自分の役に立った個所が少しでも困っている人の役に立てばと紹介してきました。それから映画やテレビ,何げない風景や花々の写真は,心を豊かにしようと自分のためにと思ってやってる趣味です。最近紹介した「生きる」の本の気に入った個所を紹介したら,その作者の1人からブログコメントを通じて励ましとお礼の言葉までいただきました。日常の断片が「生きる」ことそのものであり,忙しさでつい「心を亡くす」ことのないようとのメッセージでもあります。だからいやなことや苦しいこともたくさんありますが,できるだけ書かないか,面白おかしい考え方に発想を変えて書こうと努めてきました。これから時間の許す限り気長に書いていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
2008.11.24
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昨日は11月22日(いい夫婦)の日でした。大学時代の友人の結婚式に行ってきました。代々木にあるラファエルというところでした。人前式で宗教に関係なく参加者全員の前で永遠の愛を誓います。新郎新婦の希望で外のテラスで挙式をしました。ベールに包まれた花嫁はきれいでした。退場するときに花びらを撒いてみんなで祝福しました。その後別館に移って披露宴が行われました。2人の思い出アルバムがスライドで流されたり,友人のスピーチがあったり2人が生まれてから成長してきた過程を知ることができてよかったです。お色直しで着ていたピンクのドレスがとても似合っていました。そして料理がとてもおいしかったです。ここのシェフがこだわりをもって料理をつくっていたようです。 メインの黒豚やイベリコ豚が最高でした。最後の新婦の両親にあてた手紙が感動しました。本人も泣いてましたが,父親も涙を見せながら親元を離れる娘をしっかり抱きしめていたのが印象的でした。続いて二次会は表参道の「MOMO」というところで行いました。友人をさらに呼んでアットホームな雰囲気でした。ここで二次会の司会をしました。事前の準備を時間のない中でやりましたが,店側のサポートや他の友人のおかげで企画のクイズ大会をはじめ大いに盛り上がりました。さらに打ち上げで新郎新婦と一緒に二次会を仕切ったメンバーで飲みに行きました。幸せな瞬間に立ち会えてこちらも幸せをおすそ分けしてもらえました。
2008.11.23
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黄色い銀杏がちらほら出てきました。足元にはぎんなんや落ち葉もたくさんあります。小春日和に黄色がよく映えます。
2008.11.22
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斎藤茂太(2003):「なぜかやる気が出ない人へ」成美文庫.緊張をするのは失敗を恐れるからだ人生,人前で発言をしたり何かを演じるという大事な場面が何度かあるものです。仕事の上でも大事なところでは,ついつい力が入ってしまって,緊張してしまいますが,この緊張がくせ者です。適度な緊張感なら気持ちが引き締まってかえっていいのですが,「あがる」ほど緊張するとなると普段の能力が発揮できなくなってしまいます。それでは,なぜ緊張するのかというと,いろいろと原因があるでしょうが,「慣れていない」ということが一番大きいでしょう。うまくいかないのではないか,みんなの前で恥をかくのではないか,失敗して咎められるのではないか,などなどさまざまな理由の根本には,その作業に慣れていなくて,うまくやる自信が不足し,そのためにリラックスできないのです。この「慣れていない」という問題を解決するためには,シミュレーションという方法があります。プレゼンテーションでも,顧客に謝る場合でも,どこかのお偉いさんに合う場合でも,誰かに相手役になってもらって,一通りシミュレーションをしておけば,かなり気分が違うはずです。次に,「恥をかく」「失敗する」といったことを危惧する気持ちを整理します。その作業を行うことに,自分は必要以上に入れ込んでいるのではないか,初めてだからといって「絶対に成功させよう」などと考えていないか,というあたりです。たとえば,プレゼンテーションだったら,受ける側のクライアントにしてみれば,一日に何社もやってくる売り込みの一つにすぎないかもしれません。相手にとっては,日常的なことで,さほど気合を入れるようなものではないことが多いのです。それなら,こちらもリラックスしていけばいい,と考えます。失敗してもそれも日常的なことで,数社のうち一社しか採用されないのですから,ほかにも失敗する仲間がいる,くらいに考えます。面白いのが,「ここは,いつも他社が取っているから,どうせまたダメだろう」くらいの考えでプレゼンテーションをする方が採用されやすい,ということです。「どうせダメ」「ダメでもともと」という考えが,一番リラックスできて,緊張をほぐし,それが結果的に評価されるというわけです。------------------------「ダメもと」という考えがリラックスして事にあたれる秘訣ですね。「失敗するかもしれない」という思いが過度の緊張をもたらしてしまうことが分かります。特に今後の将来を左右するかもしれない大一番では「緊張」するのも仕方ないかもしれません。そんなケースであっても緊張せずにいつもどおりの力を発揮する人がいるのも事実です。こういう人は大一番でも数多くのチャンスの中の一つにすぎないと楽観的にとらえられていると同時に,手を抜くことなくしっかり準備をしているのでしょう。「こうでなければならない」という理想の壁を少し下げて,「ダメでもいいや」と思えるくらいに楽観的になれれば,もう少し肩の力を抜いて自分本来の力を発揮できそうです。この考え方は,何もプレゼンなどの機会だけではなく,人生のあらゆる局面,いわば人生そのものにも応用できるのではないでしょうか。「こうでなければならない人生」ではなく「ダメもとでこうなればいいなぁと思いつつ,まぁまぁの80%の人生」を目指せば,かなり気が楽になります。
2008.11.21
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39(刑法第三十九条) / 鈴木京香森田芳光監督作品です。大学で心理学の研究をしている精神鑑定人の小川香深は、精神医学者の藤代の助手として、司法精神鑑定に参加することになった。事件の容疑者である劇団員の柴田真樹は、雑司ヶ谷に住む若い夫婦・畑田修と恵を殺害した罪で逮捕、告訴されており、本人は大筋で罪を認めているものの犯行当時の記憶がなく殺意を否認。そこで、刑法第三十九条により無罪を主張する国選弁護人・長村が被告の精神鑑定を請求したのだ。藤代と共に拘置所を訪れた香深は、初めは藤代の横で記録を取るだけだったが、次第に彼の経歴について質問を浴びせるようになる。(goo映画より)--------------------------「それでも僕はやってない」を思い出しました。法の不備を突いた作品です。精神鑑定を通じて刑法第三十九条が適用されると,心神喪失者は罪を問えないし,心神耗弱者は罪を軽減されます。最近は精神鑑定をした結果,罪を問われない事例が増えてきています。でも,精神鑑定の客観的なデータを収集しても,100%当時の精神状態を判定することは難しいのだと感じました。精神分裂病を演じる堤真一の演技力が冴えています。鈴木京香や弁護人樹木希林もいい味を出してます。描き方はホラーのようで全体的に暗いイメージですが,これがただならぬ雰囲気を醸し出していてよかったです。内容は完全にサスペンスなのですが,テレビドラマよりも単調ではなくて個々の役者の演技が巧みさが話の内容に直結していて飽きませんでした。カメラアングルも敢えて体全体を取らずに顔だけとか上半身のみとか全体像を見せないような工夫を凝らしています。
2008.11.20
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ラジかるッで精神科医の名越康文先生が「人に助けを求める方法」について解説していました。よく血液型によって人の性格を分析することがあります。しかし,人生の目標をどこに置いてきたかで人の性格は大きく4つに分けることができるといいます。1.人の上に立ちたい2.楽をしたい3.優秀でありたい4.人に好かれたいあなたはどのタイプでしょうか。ちなみに自分は2と3かな・・・このうち,1や3に該当した人は,人に助けを求められません。また,4もうざったいと思われたくないので意外と人に助けを求められません。助けを求める方法は1.深呼吸をして心を落ち着ける2.「どう助けてほしいのか」具体的にしておく3.まずは話を聞いてもらうといった助けの内容を格下げするこのようにすれば,相手は親身になってしかも重荷と感じない程度にあなたの力になってくれるはずです。
2008.11.18
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クリスマスに向けたイルミネーションがあちこちで演出されています。横浜駅西口には,スターライトヨコハマイルミネーションがあります。高島屋の前の広場にある大木にライトが飾り付けられてます。この木自体がいびつな形をしていて,山型ではなかったので少し迫力に欠けてたかな。最近は青色を含めた色とりどりのLEDが電飾に使われています。エコにもなるそうです。この時期になると一気に年末が近づいたような気になります。
2008.11.18
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材料2つの絶品レシピ338じゃがいもが芽を出すまでに買い置きしてしまったので,いい加減使い切ることにしました。マルエツでは今日牛肉の全品3割引セールでした。これは組み合わせて料理を作るしかない!45.牛ひき肉とジャガイモのお焼き材料(4人分)牛ひき肉 200gジャガイモ 大2個A(塩小さじ1/2,あら挽き黒コショウ 少々)サラダ油 大さじ2あら挽き黒コショウ 適量作り方1.ひき肉をボウルに入れ,じゃがいもをスライサーで千切りにしながら加え,Aも加えて混ぜ合わせる。2.フライパンにサラダ油を熱し,1を1/3量ずつ入れて平たい円形にし,弱めの中火で1~2分焼く。焼き色がついたら弱火にし,さらに1~2分焼く。3.上下を返し,3~4分焼いて中まで火を通す。器に盛って,あら挽き黒コショウを振る。 お好み焼きを作る感覚でした。ジャガイモの量が多すぎて,ちょっとバラけてしまいました。ポイントはスライサーでじゃがいもを千切りにしたものを水洗いしないことです。澱粉もつなぎとして使えるからです。塩コショウのシンプルな味付けでも十分おいしかったです。味付けはステーキに近いけれど,ジャガイモが混じっているので量の割にヘルシーです。そろそろ洋食屋さんでも始められそうです
2008.11.17
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早大生ら大麻栽培 (時事通信)逮捕された早稲田大商学部3年の男子学生が自宅マンションで栽培していた大麻草。8月に栽培の現行犯で逮捕され、執行猶予付き有罪が確定した。落合光太郎容疑者から購入した種子を使い栽培したとされる。[ 2008年11月15日22時12分 ]-----------------------------このところの大麻汚染はとどまるところを知りません。芸能人から主婦・大学生まで薬物に手を染めてしまいます。これほどまで大麻が広がる理由はいくつか考えられます。○薬物使用に対する抵抗感(罪の意識)がなくなった○種子や栽培キットなどがネットを通じて購入できるようになった○大学生の口コミによって薬物の使用が一気に広がった大麻取締法によれば,大麻の所持・栽培・輸出入は禁止されているものの,種子の所持や売買自体は禁じられていません。そんなわけで種子と栽培キットを別々に購入して自宅でこっそりと栽培するという抜け道があるようです。大学生の口コミの早さはすさまじいらしいです。誰かが大麻を所持しているとあっという間に広がるようです。また野外音楽ライブ「レイブ」では薬物のやりとりが頻繁に行われていて,お酒やたばこと同じように興味本位で始めることが多いようです。ちなみに警察24時では大麻栽培による逮捕劇が放送されていました。大麻にはメス株とオス株がありますが,麻薬の材料となるのはメス株の方で,オス株にはその麻薬効果が10分の1ほどしかないそうです。放送ではオス株の大麻が押収されていて,知識のない素人はたまにオス株を育てているだそうです。しかし,犯罪は犯罪。百害あって一利もないこの愚行を止めるには,あらかじめ教育して防止するしかないように思います。
2008.11.16
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ここ2-3日はよく晴れてますね。玄関を出たら駐車場に止まっているワゴン車のボンネットの上に猫がいました。 なんだかのほほんとした気分になります。一生懸命に毛づくろいをしていて写真を撮っていることにも気付きませんでした。
2008.11.15
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モーテル2007年公開。息子の死をきっかけに不仲になったデビッドとエイミー。親戚の家から自宅へ帰る時に少しでも近道をしたかったデビッドは,下道を通ります。しかし,アライグマを避けようとしてエンストし,仕方なく近くのモーテルに泊まることになります。受付には怪しい支配人がいます。泊まった4号室に入ると,誰もいないはずの隣の部屋からノックの音がしてきます。さらに部屋にあったビデオを見ると,まさに今自分の泊まっている部屋で誰かが惨殺されている映像が流れます。部屋にいると殺されると考えた2人はとにかくこの部屋から逃げようとします。しかし,正体不明の覆面が外を徘徊しています。仕方なく再び部屋に戻ってなんとかこのモーテルから逃れる方法を考えます。---------------------------------ストーリーは単純明快。犯人も早々に分かります。ホラーのようでホラーでもなく,サスペンスにしては種明かしが早すぎます。どちらかというとアクションに近いです。いくらでも逃げ道はあるんじゃないかという批判もたくさんあります。確かにモーテルの中を逃げ回らなくとも他にいい方法が見つかりそうでした。デビッド・リンチの作品を見たあとでは,なんとなく物足りなさを感じました。
2008.11.14
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寒くなってきました。鍋がおいしい季節です。キムチ鍋に熱燗が夕飯メニューになりそうです。豚肉に豆腐に白菜にニラにもやし・・・夜に感じられるひと時の幸せ。相模湖で買った竹筒で竹酒にしてみました。
2008.11.13
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斎藤茂太(2003):「なぜかやる気が出ない人へ」成美文庫.楽しんでも苦しんでも人生はただ一回きり子どもたちはいつのころから「人生とは辛いことが多い,大変な苦行だ」と考えるようになるのでしょう。徳川家康の「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」という言葉などを聞かされ,それを理解できるようになるころからでしょうか。または,両親が色々と苦労している様子を見て,そう感じるようになるのかもしれません。お母さんからはいろいろと言い聞かされることでしょう。「勉強しないと大人になった時に苦労する」といったことは一度ならず聞かされているはずです。そして,本来なら学ぶ楽しみを知るべき学校に行くことも「辛いこと」いなってしまうこともあるでしょう。結果として,その延長線上にある,高校,大学進学や就職も苦行になってしまうのです。いろいろな学問を勉強できること,仕事をもって働けることは,本来,喜びであるべきことです。それを,「イヤだけどやらねばならないこと」と考えるために「苦行」になってしまうのでしょう。そこに楽しみを見つければ,勉強も仕事も,自分の存在意義を実現する無上の喜びになるはずです。人生も「辛いもの」と考えるのではなく,「遊び」と考えてみたらどうでしょう。「人生ゲーム」というボードゲームの話をしましたが,まさに学び,働き,不動産を買い,保険金をもらい,と実際の人生がゲームそのものです。うまくいくこともあるし,そうではないこともありますが,最初からゲームだと割り切っていれば,次にうまくやればいい,という発想ができます。遊びだからといっていいかげんにするのではなく,本気で取り組みます。そこに余裕をもつということです。余裕ができれば自然体になり,それまでうまくいかなかったこともスムーズにいったりします。子どもたちもそんな親を見ていれば,勉強や学校を楽しめるようになります。何より人生をポジティブにみることができるようになり,さらに可能性が広がるでしょう。楽しむ時も徹底して楽しみ,仕事の大変さも日常の不運もいつかよくなると考える遊びの人生の方が,豊かなものになるのではないでしょうか。-------------------------人生について前向きになれる考え方です。仕事や人生についてこうでなければならないとして,肩の力が入りすぎていることが多いのかもしれません。自分の希望どおりにことが進まなければ,現実と理想がかけ離れて落ち込んでしまいます。「人生は遊び」だと思えれば,失敗しても次に生かせばいいと発想を変えられます。どうせ人生は遊びなんだから,必ずこうしなければならないという切迫した気持ちになることもありません。最終的にこうなればいいなぁという目標があれば,それに向かって真剣に遊んでいればいいわけです。自分もこうしなければという理想が高すぎて前に進めないことでいくら苦しんだことか。それより遊びだと思って一回やってみることが大切だと感じました。
2008.11.12
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に所用で行ってきました。自宅からは地下鉄を乗り継いで1時間半とわりと短時間で行けます。常磐線に乗る機会はなかったですが、沿線の途中は緑の畑が広がるのどかなところでした。駅前は若干お店がありました。いまやTXの沿線開発の勢いに負けてしまった感も漂っています。何にもないところではあるけれど、何にもないからいいなぁと思えます。しかしマイカーを運転できなければ移動は結構大変かもしれません。気ままに暮らすならこういうところがいいなーと思いました。
2008.11.11
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材料2つの絶品レシピ338引き続きピーマンを使ったレシピで夕飯はリーズナブルに。44.鶏挽肉とニラのスープ材料(4人分)鶏ひき肉 100gにら 1束酒 大さじ2塩 小さじ1こしょう 少々作り方1.にらは5mm幅に切る。2.鍋にひき肉を入れ,酒,水4カップの順に加えて混ぜてから火にかけ,混ぜながら火を通す。3.煮立ったら弱火にしてアクを除き,塩を加えて10~15分煮る。コショウを振り,にらを加えて,さっと煮て火を止める。 アレンジで木綿豆腐も入れてみました。手でちぎって入れると味がよくしみ込みます。味付けはいたってシンプルでほとんど鶏挽肉のうまみだけです。ヘルシーで野菜も取れるうえに温かいのでこれからの寒い季節にピッタリ。
2008.11.10
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マルホランド・ドライブ(DVD) ◆20%OFF!TSUTAYA洋画サスペンス部門で4位だったので借りてみました。デヴィッド・リンチ監督作品です。<前半>交通事故にあったリタは後部座席から逃げ出してハリウッドにある一軒の民家に迷い込みます。そこは大女優の大邸宅でした。女優の姪であるベティは女優の卵でハリウッド進出のためにその部屋を借ります。リタとベティはそこで出会います。リタは事故のおかげで記憶喪失になっていて,記憶を取り戻すためにベティはリタと謎解きに出かけます。ベティは新人俳優のオーディションで高評価を得ます。またベティは別の映画の監督をしていたアダムの目を引きます。ファミレスのウィンキーズの店員の「ダイアン」の名札を見て,「ダイアン・セルウィン」という名前を思い出します。もしかして自分の名前かもしれないと思いながら電話帳からダイアンの家を突き止めて,2人で向かいます。しかし,ダイアンは別人でベッドに横たわってすでに死んでいました。一方,映画監督のアダムは女優変更を拒否して黒幕に狙われます。映画の主役をカミーラにしろとカウボーイにアドバイスされます。ベティとリタはある夜結ばれます。夜中の2時にリタは劇場「クラブ・シレンシオ」に行こうとベティを誘い出します。そこでは口パクの劇が行われて,青い髪の女優が歌を歌うとベティとリタは涙を流します。ベティはそのときカバンの中にブルーボックスを見つけます。<後半>カミーラ(前半のリタ)とダイアン(前半のベティ)が同性愛で結ばれます。カミーラは主演女優でダイアンは売れない女優の卵。アダムとカミーラはマルホランドで行われたパーティで結婚報告します。カミーラが好きだったダイアンは羨望のまなざしで彼らを見るだけ。最後にダイアンは自殺してしまいます。-----------------------しかし,訳がわからなかったです。最後に謎解きがされるわけですが,種明かしの部分も多少理解できたものの,前半部分と同じ役者が違う役柄として登場するので余計に混乱してしまいました。どうやら前半はダイアンの夢で,後半はダイアンが死の前後に見た現実のフラッシュバックというのがつじつまの合う解釈のようです。このストーリーをどのように解釈するかさまざまなサイトの個人的解釈を読んでようやくカラクリを理解できました。この映画を一回見ただけでその意味を理解できる人はおそらくいないんじゃないかと思います。また,100%理解可能な解釈もないかもしれません。そこら辺はホラーのストーリーにも似ていると思いました。
2008.11.09
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最近隣に新しく引っ越してきた人がいます。うちのアパートは木造で物音が壁を伝って聞こえてきます午前8時になるとR&Bが聞こえます。遅寝遅起きのときは無理やり起こされてしまいます。重低音がかなり響いて耳栓もあまり役に立ちません・・・そのあとは二度寝します。聞こえてくる歌詞を検索したらbirdのSoulsだとわかりました。デビュー曲のようです。7分の曲をループして2回流されます。前の住人が深夜にもかかわらず彼女と思しき人とたびたび大喧嘩していたのに比べればまだましですが。一度隣の音楽と自分のパソコンで流すYou tubeを同じように流せた時はうれしくなりました。隣の音楽をどうやってやり過ごすか自分なりに考えてます。
2008.11.08
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斎藤茂太(2003):「なぜかやる気が出ない人へ」成美文庫.気の持ち方で自然体になれる秘訣やる気が出ないとか落ち込みやすいという原因には,人生が自分の思い通りにならないから,どうすればいいかわからない,というものもあります。これこそ「広い視野」で見なければなりません。いったい,この世の中のどこに「思い通りの人生」を送っている人がいるでしょうか。人生は思い通りにならないのが当たり前なのです。思い通りにならないものを,背伸びをしたり,虚勢を張ったり,無理なことをしてきたから,やる気もなくなり,落ち込みやすくなっているのではないでしょうか。思い通りにならないのだから,なるがままに人生を過ごしてみたらどうでしょう。こうでありたい,という気持ちは机にしまって置いて,このほうがよかった,という思いはゴミ箱に,こうしたいという気持ちは少し謙虚に,「こうなればいいな」くらいにしてみるのです。すると,それまでの「こうでなければ」という義務感が薄れて心に違ったエネルギーがわいてくるはずです。だれかから責められていると感じても,謝って済むのならさっそく謝りましょう。なにも格好をつける必要もありません。「こうでなければ」ではないからです。誰かの提案があれば早速やってみましょう。失敗してもいいではありませんか。どうせ思い通りにはいかないのですから。けれども決して無責任になるのではありません。責任も自然に受け入れます。責任逃れをする必要もありませんから。なにも起こらなかったら,のんびりしましょう。あわてて,次の企画を考えても,いいものなどでてきません。しばらく心を放牧しておけば,これまでとは違ったものが湧き出してくるでしょう。周りの人が急かしたら,適当に合わせましょう。急いでいるふりをしてもいいし,「まあまあ,そうあわてずに」と自分のペースに巻き込むこともできます。かつてないような大失敗をしてしまったら,これからはそれ以上の失敗がないだろう,とひそかに喜びましょう。もっと大きな失敗が起こるだろうか,と心待ちにできるくらいになれば,自然体の心の出来上がりです。-------------------------------いい意味での諦めや妥協は必要です。こんなはずではないのに。と思うときはだいたい,自分の理想が高すぎることが原因です。失敗を恐れて実行する前の段階で壁を作っていることも多いです。やってみてできなかったら,できる範囲でやらなければしょうがないです。こうしたことは言ってみるのは簡単ですが,やっぱり失敗は恐いですね。まずは一歩を踏み出してみて出た結果を見て自分ができそうなところからゆっくりやっていくしかないですね。
2008.11.07
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生きる「生きているということ」その続きの詩ですてきなものがありました。「泣きながらでも歩いていくこと」by こりん「わかりあえないということそれでもなおわかりあおうと懸命になるということ」by さるすべり「答えはいつも自分の中にあることどんな苦しみにも光は差すということ」by ヒロシ「欲しがって 手に入れてでも大切なものはそこにないと気づくこと」by うーやん「『さよなら』じゃなくて『またね』と言って別れること」by Bass5-------------------------一般の方の生きることの数々。自分だけじゃなく皆が苦しみながら日々自分の生と向き合っているのが分かります。「生きる」ことと「生きている」こととも別のことかとも思えました。「生きる」ことを考えるのは少し哲学的な気がしました。あるいは人生の意味を考えることにつながりそうです。一方,「生きている」ことは何気なく送っている日常ではないかなと思いました。「生きる」ことを考えること自体が「生きているということ」ですね。
2008.11.06
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二日目は天下茶屋を出たところから弁天島に通ずる近道から嵐山を目指しました(左)。近道だけあってかなりの急な下り坂でした(右)。 途中に小さな滝がありました(左)。パノラマの写真(下)は途中の小さな橋から見渡せた川と紅葉。淀んでるのか藻の緑が濃いような気もしましたが紅葉も少し見られてよかったです。そして弁天橋に着きました(右)。 弁天橋は吊り橋ですが今は安定してます。観光を目的として設置されたそうです。かながわの橋100選に選ばれています。眺めは最高でした。下ったり登ったりで20分ちょっとかかりましたがここまで来てかなり疲れていました。とりあえず嵐山の入口まで歩きました。そこにはなんとなく懐かしくなるような田畑の広がる景色が広がってました。想定される登山時間は登りで35分と書いてあったので,意を決して登ることにしました。ちなみに「嵐山」は405.9mでかながわの景勝50選になってます。相模湖の展望がよいとのことでした。弁天島,嵐山と京都にちなんだ名前が多いのは,京都の名所に似ていることから,京都から島流しにあった落ち武者によってつけられたとの一説もあるようです。登山道に入ってからすぐにけもの道のような上り坂。想像を絶する傾斜でした(左)。途中で何回か休憩して40分ほどで到着しました。その眺めがいいこと(右)。 駅に着いたときには上の方に見えた中央道がはるか下に見えます(パノラマ)。汗だくになって登った甲斐がありました。反対側に出るルートは1時間と地図に載っていたので,傾斜が緩やかだろうと思ってたら甘かったです。これを下らなきゃいけないと思うと少しうんざりしました(左)。。。かなり急な下り坂ですがわかりにくいかな。出口付近には幻想的な竹林があって少し癒されました(右)。 アップダウンがほんとに多くて結局1時間20分を要しました。足の裏から足首,太ももが痛んでいました。出口から少し相模湖方面に歩くと関所跡(ねん坂の関)があります。ここでお蕎麦屋さんがあったので昼食をとりました(左)。ランチのAセット(そば,野菜天ぷら,付け合わせ,漬物,ごはん)をオーダー(右)。 手打ちのソバが少し固めだけどのど越しが良くておいしかったです。ここからも相模湖が見えて雰囲気はよかったです。ここにあったもみじがきれいでした。赤から緑の色が太陽の光を浴びていいショットが撮れました。 再び相模湖を左手に見ながら国道412号を下っていきました。周遊しているスーパースワン丸は元気でした(左)。お客さんはほとんど乗せてませんでしたが。右の写真が相模湖から見える嵐山。ここのてっぺんに登ったのかと思うとよく頑張ったものだと自画自賛してしまいます。 天気にも恵まれ,紅葉もだいぶ進んできて自然を満喫できたいい旅でした。
2008.11.05
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昨日から相模湖に行ってきました。秋を感じに紅葉を見ようと日帰り圏ではありますが,1泊してきました。今回は初日の様子をご紹介。まずはJR相模湖駅前。すぐ目の前に山が迫っています。山の木々は針葉樹が多いためか紅葉はしてなかったです。まずは腹ごしらえに旅館でもある清水亭の食堂でランチをいただきました。相模湖のすぐ傍にあって,湖を見ながら食事ができます。ランチメニューの「わかさぎ定食」をオーダー。 わかさぎは相模湖で獲れたものだそうです。小さいながらも身がしっかりつまっていておいしかったです。昼食後に相模湖公園に行きました。昔ながらの小さなお土産物屋やゲームセンター,ボート乗り場などが軒を連ねています。この日は少し曇っていて写真の写りがいま一つでした。ぼちぼち紅葉している木々があります。相模湖はダム湖です。神奈川県で4番目に大きい湖だそうです。左手には相模湖大橋とともに嵐山が見えて紅葉がきれいでした。翌日ここに登るとは思いませんでした。実はこの日(11月3日)は「小原宿本陣祭」でした。本陣とは,江戸時代の参勤交代のときに大名が宿泊した宿だそうです。大名行列が再現されたり(上段),本陣太鼓やお囃子で昔のお祭りが再現されたり(下段左), お茶会が催されたり(下段右)とイベントが盛りだくさんでした。宿がちょうど大名行列をする甲州街道沿いだったので,宿に向かう途中でうまい具合に大名行列のパフォーマンスを見ることができました。 露店もあって,竹筒に入った竹酒が200円で販売していたので思わず買ってしまいました。向かいにあったセブンイレブンでおでんも買っていい気分になりました。地元の活性化を願って1994年から始められたそうですが,地元の方々の生き生きした顔を見られて賑わいづくりに一役かってそうでした。本陣祭には相模原副市長?も来て挨拶をしていったそうです。午後3時過ぎの祭が終わるまでゆっくり竹酒を堪能して宿に向かいました。今回泊まったのは「天下茶屋」メインの道路からかなり下ったところにあります。かなり下ってますがわかるでしょうか(左)宿に着くまで沈みゆく夕日を背景に紅葉がきれいでした(右) 表は普通の一軒家のようで宿泊施設とは思えません(左)。昭和10年に建ったということで相当の築年がたってます。古いたたずまいですが,それなりの趣があったし,この日の宿泊客が自分たちだけだったので落ち着いて過ごせました。檜のお風呂が離れにあるのですが,女性専用で展望できるほど視界は開けていなかったようです。男性はタイル張りの大風呂のみの入浴でした。夕飯はアユの塩焼きや鶏肉・野菜のバター焼きなどをいただきました。
2008.11.04
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サンデーモーニングの「風を読む」で責任回避の傾向について指摘していました。かつて日本にあった人情や思いやりがなくなってきています。先月22日,東京都の妊婦が8病院に断られた末に死亡しました。その背景の一つが産婦人科医への訴訟です。2006年に訴訟が帝王切開を担当した執刀医に起こされたことをきっかけに,リスクを避ける傾向が出ました。訴訟のリスク回避のための注意書きが増えています。木工用ドリルには歯の治療用には使わないでください。ベビーカーには赤ちゃんを乗せたままたたまないでください。日本でも1995年のPL法をきっかけとして注意書きが増えました。消しゴムには「食べられません」。果物ナイフには「持ち歩かないでください」。会社も自分の身は自分で守らなければならない。その一方で自らの責任を回避しようとしたり,コストダウンを図ろうとしたりするケースが見られます。派遣労働者がその象徴です。雨宮処凛さんは派遣労働者の実態を「危険なことをやるのは派遣,請負」と記しています。街の声も思いやりがどこかにいっている。リスクは負いたくない。利己主義,自分がよければよいという風潮がある。などなど。自立していない人間が増えているからこそ,自分の責任と思われることでも相手に押し付けるのかもしれません。その背景には「過信」があるのではないかと思います。食や病院や政治,そして自分が所属する会社への信頼。これらが今まで強すぎて,自分が責任を負う必要がなかったのではないか。食への不信,政治不信,終身雇用の崩壊と非正規雇用の拡大・・・漠然と信用していたものが裏切られたとき,自分が負うべき責任を考えたことがないためにこんなはずじゃなかったと絶望するのだと思います。そもそも,政治なんてこんなもの。盲目的に信用してだまっていてもいい方向に進むだろうと考えること自体がナンセンスです。責任回避をしようとする者に対しては訴訟によって責任の所在をはっきりさせることは重要ですが,訴訟リスクを過剰に回避しようとしたり,自己の負うべき責任を棚に上げて,何でもとりあえず訴訟を起こして相手に責任を負わせようとする傾向はあまり人の心が感じられないです。つまるところすべては人間として未熟なところからくるのではないか。未熟な人間は自己が確立していなくて他者を信じるしかない。その信じた相手に裏切られたという思いがこのような事態を招いているような気がします。こうなると,信じたのに裏切られたという他者への不信感だけが募ります。他者がどういう境遇にあるのか相手の立場に立って物事を考えるということがなくなってしまいます。自分の都合だけじゃなくて相手が自分だったらこう思うだろうなという思いやりこそ今求められていると思います。
2008.11.03
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昨日は東京で木枯らし1号が吹きました。天気だったけれど風が強かったです。駒沢公園に行ってみました。この公園は広くて一応都内の紅葉スポットです。まだまだ紅葉してる気はないかと思ったけれどチラホラありました。 夕日がきれいでした(左)。空を見上げればモミジが赤かったです(右)。 足元を見ればたくさんの落ち葉。これだけを見れば確実に秋の装い。 ほんの10分ほどいただけなのにしっかり秋を感じることができました。
2008.11.02
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昭和に活躍したジャニーズは少年隊やら光GENJIなど今では個人単位で細々と活動しているイメージがあります。古文の先生が,女子学生たちの「ひかるげんじが~」と話しているのを聞いてこんなに源氏物語に興味を持つ子たちが増えたのかと思ったけど,実はよく聞くとアイドルグループのことだったというオチはよく覚えています。バブルが崩壊してから90年代半ば以降。101回目のプロポーズとチェゲ&飛鳥に始まり,ドラマと音楽をセットで売りだす手法は一般化しました。電通や博報堂の戦略だそうですが。そして主役の俳優も続々と売れ始めました。ジャニーズではSMAPが木村などドラマ班と,中居などバラエティ班に分かれて主役を張るようになりました。その後,みなSMAPを目指してTOKIOやKinki Kids,V6や嵐など続々とデビューを果たしていきます。しかし,SMAPの各メンバーはドラマやバラエティに引っ張りだこで後続がなかなか日の目を見ていないような気がします。その後はジャニーズJrの方もたまってきているのか,デビューが相次いでよくわからなくなりました。バレーボールの国際大会テレビ中継で華々しくデビューするって手法は一般化しました。NEWS,Hey! Say! JUMPなどはそうですね。他にもタッキー&翼,KAT-TUN,関ジャニ∞・・・関ジャニ∞は完全にメンバーの中で役割分担してますね。音楽では爆発的なヒットがなくなってしまいました。今後は携帯着うたダウンロードで稼ぐモデルが主流になるのでしょうか。ドラマも爆発的ヒットがなくなりました。それは視聴者がテレビで上から操作された情報を受け取るだけでなく,インターネットなどで裏の情報を即座に入手できるようになったからではないでしょうか。ジャニーズ事務所はドラマとバラエティでバッティングしないように配慮しているそうですが限界もありそうです。SMAP人気が続く中で後続組はどうやって売り出していくか難しそうです。
2008.11.01
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