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自分に気づく心理学愛蔵版本書の最後に自分を大切にすることがいかに重要かを説いています。自分にやさしく小さいころの満たされない愛情欲求を大人になっても引きずって,他人の目を気にして生きている,この苦しんでいるあなたに何かを期待する人など,決して,決して穴との心の底を満たしてなどくれない。すさんだあなたの心を,あなたへの期待でさらにすさんだものにするだけの話である。他人の期待にこたえられないのが恐くてあなたは勤勉に頑張っている。それが何よりもあなたが愛情欲求不満である証拠だ。愛情欲求不満でない人も,他人の期待にこたえようと勤勉に頑張る時がある。しかしそれは期待にこたえられないことが恐いからではない。それはあくまで他人への愛情である。愛されなかったものは恐れている。人間の心は不思議である。小さい頃愛された人は,大人になっても自分を愛する。しかし小さい頃愛されなかった人は,大人になっても自分を自分で愛さない。人間の意志はここでこそ働かせなければならないのではなかろうか。私は小さい頃我執の人たちに囲まれて育った。私は愛されなかった。しかし私は私を愛して見せるぞと決断することである。この決断が心の虚無を満たしていくスタートである。いやもう走り出している。なぜならそう決断する人は自分の愛情欲求不満のすさまじさに気づいているからである。気づくことがスタートである。Take care of yourself.この言葉は小さい頃愛されず,大人になってもその愛情欲求不満を引きずって生きている人には大切な言葉である。そして自分が自分をいつくしみ,やさしくすれば,自分の周囲で誰が自分に優しい人なのかもわかる。そして自分に優しくしてくれる人とも出会える。情緒的に成熟した人は,ある人が自分に優しくするという行動をとった時それを許す。愛情欲求不満を引きずって,心の底で自分に批判的になりながら,虚勢を張ったり,うぬぼれていたりすると,いつになっても心やさしい人と出会えない。---------------------------------人間はみな弱いと思います。そんな弱さを見せずに,虚勢を張った人と話しても,どこか本音が見えません。むしろがんばって虚勢を張っていることで,本当の自分を出せない姿が,かわいそうに感じることすらあります。でも,そういう人は虚勢を張ることでしか,自分を保てないと考えています。自分に自信がないから虚勢を張らざるを得ないのもわかる気がします。自分の弱さを正直に告白しながら,他人と本音で語り合える人の方がよっぽど人間的に魅力があると思います。虚勢を張っている人は,その性格がなかなか治りません。でも,その性格が小さい頃に愛されなかったと感じていたことに原因があるとすれば,納得できます。人は人との関係の中で自己実現していく生き物だと思います。だから,幸せになるためには,他人といい関係を築く必要があります。虚勢を張ってうぬぼれた自分で居続けると,その場では自分を取り繕うことができたとしても,ゆくゆくは自分の望んだ関係をつくっていけないように思います。
2008.07.31
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2007年11月09日発売赤ひげ〈普及版〉現代の医療格差問題にも通ずるテーマです。黒澤明監督の作品です。ある病院の院長さんから見てみなさいと言われたので見てみました。白黒の映画です。オランダ医学を学んだ保本は,地方の診療所で献身的な医療行為を続ける赤ひげに会います。保本は誰でも治療できる患者を診ることに抵抗を感じています。一方,「貧困と無知への戦い」が赤ひげの主張です。保本は赤ひげのお手伝いをします。しかし,臨終をまともに看取ることができなかったり,手術に立ち会って気を失ったりしてしまいます。そのうち,保本は赤ひげが患者の心も診断していることに気付きます。また,罪を犯した女であっても,やむを得ない事情だと判断して放免にしてやります。保本が赤ひげの態度に尊敬の念を抱き始めたころ,売春宿に潜んでいた女の子のケアを任されます。保本にとって初めて担当する患者です。女の子は最初のうちは怯えて口を開きません。しかし,同じ部屋で毎日過ごすうち,口をきくようになります。逆に保本が寝込んでしまうと,女の子が看病してくれるようになります。---------------------------この映画を見て医師を志した人が多かったようです。診察をするというよりは,その街の生活を見守るといった感じです。特に,患者が心の病を抱えている場合,患者個人の症状だけを診ていても治りません。その患者がどうしてそのような状態に至ったのか,患者とかかわりのある人から事情を聞きながら原因を探っていきます。赤ひげは西洋医学にはない考え方を伝えています。それにしても,赤ひげを演じる三船敏郎の存在感はすごいです。圧倒されてしまいます。三船敏郎はそれほど背丈はなかったといいます。しかし,ひげを蓄えていて,どっしりと構えているだけで畏敬の念を抱いてしまいます。強面で近づきにくい印象を持つし,実際に力も強いです。ところが,人々からは非常に厚い信頼を得ています。街を巡回するだけで,人々が赤ひげを囲んで慕っていることから,赤ひげは人々の生活の一部になっています。
2008.07.30
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赤い夕焼けの空が最近よく見られます。ついついシャッターを切ってしまいます。夕焼けはノスタルジックな気分にさせてくれます。 筋状の雲も夕日に照らされていいオレンジに染まっていました。
2008.07.29
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ついにお隣さんが引っ越されました。お隣は帰りが夜遅く,彼女さんと同棲をしていたようです。困ったのは2人がたびたび大喧嘩をしていたことです。喧嘩の内容が壁を通して聞こえるぐらいの音量でした。その時間帯も明け方が多かったです。気持ちよく寝ていても,途中で起こされることが多かったです。ブログでも愚痴を何回か書きました。あまりにひどいときは大家さんに訴えました。大家さんを通して注意書きを何度かポストに入れてもらいました。それでもあまり効果がなかったかも。今回,お引越しをしてくれて,しばらくは静かに過ごせそうです。引っ越した後で,大家さんに会いました。「今度は静かな人に来てほしいですね」と声をかけてくれました。「お世話になりました」と返答しておきました。近所づきあいがなかなか難しい中では,大家さんと親しい関係を築いて協力を仰げてよかったです。
2008.07.28
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隅田川花火大会に行ってきました。この隅田川花火大会は,花火を打ち上げるようになった発祥の地とされています。江戸は徳川7代将軍吉宗のころ。享保の大飢饉と疫病がおこりました。そこで,豊作を願って川開きに花火を打ち上げたのが始まりだそうです。当初は数発しか上がらなかったそうです。その後,鍵屋と玉屋という二つの花火師で花火のきれいさを争ったことから,「たまや」「かぎや」の掛け声のきっかけになったそうです。両国に引っ越した大学時代の友人夫婦のお宅に呼ばれました。マンションの7階から見下ろすと怖いけれど車のテールランプの列がきれいでした。花火大会の時にだけ開放される13階の屋上にビニールシートを引いてビール片手に見ました。場所取りも人ごみも全然関係ない特等席でした。二つの場所から打ち上がる花火が両方見られました。 本格的な夏の到来を満喫しました。終わってからはお宅に戻って焼肉を呼ばれました。両国から見えるビル群もきれいですね。
2008.07.27
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今年はウナギの偽装問題があったので,ウナギの販売に関していろいろ話題になりました。国産はただでさえ高いのに,さらに割高になったそうです。うちの近くのスーパーでは,国産の安全性をアピールするために,徳島産のウナギを店頭で実際に焼いてました。それを販売するときには急速冷凍するそうです。でも,テレビ取材を見ていると,ウナギは場所による差があまりないことがわかりました。海外産と国産との味の違いを漁師や仲卸も区別できないようです。というわけで,国産は避けて,安い中国産を買いました。ウナギを柔らかく仕上げるコツをテレビで紹介してたので試してみました。買ってきたものを緑茶で煮るといいそうです。裏の皮も柔らかくなるそうです。フライパンで皮が浸るぐらいに緑茶を注いで火にかけます。緑茶が蒸発してなくなったらできあがり。ふんわり仕上がりました。このボリューム。一匹丸々の長焼きで498円でした。これで夏を乗り切れるかな。
2008.07.25
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材料2つの絶品レシピ338この料理本の一番最初に掲載されているレシピです。ピーマンはこの時期安いのでリーズナブルです。36.豚肉とピーマンの炒め物材料(4人分)豚細切れ肉 200gピーマン 4個調味料A(塩一つまみ,こしょう少々,酒大さじ1,片栗粉小さじ1)B(醤油大さじ1,砂糖小さじ1/2)サラダ油 大さじ1作り方1.豚肉はAを絡めて10分おき,下味をつける。2.ピーマンはへたと種をのぞいて,縦に千切りにする。3.フライパンにサラダ油を熱し,肉を入れて色が変わるまで強火で炒めて,Bで調味し,中火にする。ピーマンを加えて1分ほど炒め合わせる。アレンジでしし唐も加えました。しし唐も今が旬でとっても安くなってますね。ポイントはピーマンをタテの細切りにすることです。そして,最後に強火でさっと炒めることです。炒めすぎると苦みが出てしまうそうです。豚肉でしっかり下味をつけたおかげでとってもおいしかったです。片栗粉に,砂糖がポイントかもしれないです。中華料理屋で食べる野菜炒めの味に近かったです。この一品はお店で出しても遜色ないかも。この味を独り占めするのはちょっと贅沢な気もしました。ぜひ「むむむ食堂」の味をお試しあれ。
2008.07.24
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トム・ハンクス/プライベート・ライアンスピルバーグ監督の映画をまた見ました。今回は戦争映画です。3時間近くの大作です。第2次世界大戦。3人の兄弟ライアンがそれぞれの戦場で戦死します。ミラー大尉は,ライアンの末の弟であるライアン二等兵を帰国させて,兄弟がみな戦死してしまうのを避ける命令を受けます。8人の部下を引き連れますが,途中でウエイド,カパーゾが死んでしまいます。過酷な旅のため,途中でライアンを連れ戻すという命令自体に疑問を抱き始めます。そんな中でもなんとかライアン二等兵に探し出して,帰国命令を伝えます。しかし,彼は帰らずに部隊に残るといいます。その意志にミラー大尉たちは協力してみなで敵と戦う決意をします。この映画で話題になったのはオマハ・ビーチに上陸する米兵がドイツ兵と戦う最初のシーンです。30分間も延々と流されます。戦争のリアリティを追求しようとしたのが伝わります。残虐なシーンも登場してきます。このしつこいほどの描写によって,戦争の愚かさを表現したかったのでしょうか。どうしてもストーリーのそもそもの設定(ライアンを帰国させる理由)がよくわかりませんでした。だから,いまいち内容にのめり込むことはできませんでした。でも,リアリティを追求した映像美には驚きました。
2008.07.23
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1玉198円の小玉のスイカが売っていたので買ってみました。三浦のマダーボールというブランドのようです。食べたら予想以上に甘かったです。皮に近いところまで赤くて食べがいがありました。スイカを食べていると,夏が来たって感じになります。
2008.07.22
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ETVワイド ともに生きるの再放送を見ました。子どもの虐待について扱ってました。石田衣良,ソニンがゲストでした。虐待をしてしまう母親,小さい頃に虐待を受けた子どもや子育てに苦しむ母親が苦しい胸の内を明かしていました。虐待をしてしまう母親には,壮絶な葛藤がありました。一方では,子どもの頃に受けた母親からの虐待に苦しみつつも,子どもには自分が受けたかった愛情を注いでいます。自分の子供には自分の受けた悲しみを二度と味わわせたくないと精一杯愛情を注いでいます。お弁当には彩りに気をつけて,冷凍食品は使わないように手作りを心がけています。他方では,過去の虐待の苦しみから逃れられずにいます。小さい頃には自分で自分のお弁当をつくってもっていったそうです。他人と比べて見劣りのする弁当に気まずい気持ちになったそうです。それに引き換え,自分の子ども(娘)は,自分の愛情のおかげで素直な子に育っています。子どもへの手紙には,「ママが大好き」と綴られていました。しかし,そうであればあるほど,子どもに対してうらやましい気持ちがわいてくるそうです。自分は母親に支配されていたのに,なぜ自分の子どもはこんなにも不自由なく愛情たっぷり育てられているんだろう。そのうらやましいという感情は,憎しみの感情になることもあるみたいです。この母親は,愛情を注がなければという理想の母親としての自分と,過去に受けた傷がもたらす子どもへの憎しみを持つ自分との間で揺れ動いています。担当医は自分が子どもの時にしてもらいたかったことを自分の子どもにしてあげればいいとアドバイスしているそうです。しかし,頭でそのことは分かっていても,過去の傷に抗うことができずにいます。次に,過去に受けた虐待を告白した少女について紹介されました。その少女は高校生のときに他人と打ち解けられずに人間関係をうまくつくることができませんでした。カウンセリングを受ける中で,自分が小さい頃に受けた虐待が原因であることがわかりました。嫌だったことを徐々に思い出した彼女は,思いつくままにその思い出をスケッチブックに描きました。その絵が残虐なシーンばかりでショックでした。小学校の時に不登校になりかけた時のこと。机の下に隠れていると,母親や祖母が引きずりだそうとします。それに抵抗するために,机の脚に必死にしがみつく様子が描かれていました。布団の中で丸まっていたときには,外から足で蹴られたそうで,布団の中でうずくまって,足がその周りにたくさん描かれていました。そのときには,「なぜ急所をやらないのか。殺してしまえばいいのに」と思っていたそうです。また幼いときには,車でどこかに連れていかれて山の中に置き去りにされたそうです。必死に走り去る車を追いかける場面が描かれていました。今から考えると助けを求めたことを後悔したそうです。偶然でもいいから崖に足を滑らせて死んでしまえたら楽だったのにと思うことがあったといいます。高校生までは,服装を親に決められていたそうです。自分の希望する服はすぐに却下されて,親の選んだ服装を着ると,「芸能人みたい」と褒められます。しかし,それを着ていくと,明らかに周りの友達からは浮いた格好だったようです。母親が機嫌のいい時がたまにあったそうです。いい成績をとった時です。しかし,悪い成績だと烈火の如く怒られたそうです。いつの間にか母親の機嫌をいつも気にしているようになります。母親の顔色に合わせて自分の性格を演じ分けています。それを学校でもしていると,性格がころころ変わることに対して,「なんなのあの子?」と当然不思議に思われます。そうして,うまく他人との関係が築けなくなってなっていったそうです。わかったことは,過去に受けた虐待による傷は,ずっと癒えずに現在の自分に影響を及ぼし続けるということです。子どもは一番弱い存在です。だから親の愛情を受けなければいけません。親しか頼るものがありません。その時期にもし自分が虐待を受けてしまったら,それは決して癒えることのない傷となって消えることがありません。親に支配されて育つと,自分の意思がなくなってしまいます。親がしたいことを感じとって行動してしまいます。だから,自分が何をしたいのかがわからなくなってしまいます。このように,自分の子どもをペット化して,願望を押し付ける親がいかに多いことか。ファッションの押し付け,習い事の押し付け。友達のような感覚で親と子どもが対等な関係を築いているケースも多いです。この場合も,親からの愛情を受け取ることができないような気がします。過去の傷を癒すためには,親との関係を見直すこと以外にないような気もしました。子どもには罪はありません。親が変わらなければ解決するのは難しいと感じました。
2008.07.21
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NHK テレビ3か月トピック英会話 2008年 07月号 [雑誌]3か月トピック英会話は好きで見てましたが,途中中断してました。今月からまた見ようと思います。今回はニューヨークの街を歩きながら英会話を勉強していきます。特徴は日本人がニューヨーカーに実際に話しかける場面をみながら,ネイティブの使う言い回しを覚えていくことです。結構平易な言い回しが多いので理解しやすいです。同時に興味深いのは,ニューヨークの魅力を知ることができることです。ニューヨークにはミュージカルにジャズ,最先端の現代アート,高級レストランにフリーマーケット,さまざまなものが集まっています。そうしたさまざまな芸術や文化に触れることで,海外旅行した気分に浸れるのがこの番組の見所の一つでもあります。これまで,ハワイでのコンドミニアム滞在型旅行を体験する英会話がありました。そのときも,ハワイの魅力がたっぷり伝えられました。番組内だけでもニューヨークに行った気分になろうと思います。実際に行くにはサーチャージが高すぎて海外旅行に行く気になれないのが残念。前回は地下鉄を乗りこなしていました。ニューヨークの地下鉄はかなり複雑で国民の足となってます。1日に75万人も利用しているそうです。初心者はまず,地図を手に入れる必要がありそうです。ニューヨークのビル群を眺められる絶景ポイントとして知られるClark Streetまで地下鉄で向かいます。地下鉄に乗るための切符の買い方や乗り換えの仕方を聞きます。そして目的地Clark Streetからの眺めが最後に映し出されました。とてもきれいで行ってみたい気持ちが高まりました。全12回中3回まで終わりました。最初2回分を見損なったのがもったいなかったです。
2008.07.20
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世間では夏休みに向けて「崖の上のポニョ」が話題になってますね。本日公開ですが,これほど公開前に話題になる映画もないと思います。絶妙なタイミングで展開されている広告戦略に感心しています。フジテレビで木曜深夜に「映画の達人」という番組がありました。ゲストに長江俊和,清水崇,細谷佳史を迎えての対談です。先週と今週でホラー映画特集をしていたので見ました。実はホラー映画は低予算で組まれることが多いそうです。だからホラー映画はてっとり早く作りやすいのが特長だそうです。ホラー映画というと妖怪や幽霊が出てきて,何の罪もない人たちに襲いかかったり,見る者を怖がらせたりするだけのイメージがあります。しかし,そこには強いメッセージ性が込められているといいます。たとえば,「ジェイソン」では,エッチはまだ早いよというお仕置きの意味があります。また,ホラー映画は実話が元になったものも数多く存在します。たとえば,「エクソシスト」はメリーランド悪魔憑依事件が元になってます。その事件では,少年が悪魔に取り付かれてしまいますが,映画では少女が悪魔に取り付かれます。「悪魔のいけにえ」では,エド・ゲイン事件が元になっています。1人暮らしの男が女の皮を剥いでまとうといった精神的な異常行動が映画にも登場します。ホラーの演出は,虚構だけでは成り立たないといいます。いかにも幽霊が出そうな洋館に入って幽霊が予想通りに出たとしてもリアリティに欠けています。ホラー映画にはリアリティと虚構とのバランスが重要だそうです。たとえば,普通の家やマンション,学校など,私たちが普段使っている身近な場所で怖いことが起こるからこそ,ホラーを身近なものとして感じられるのだといいます。さらに,怖い場面にスムーズに移行するための演出として,一番の見どころを予感させる予兆ともいえる場面を音楽とともにいかにつくっていくかが肝心だそうです。こうやって考えていくと,ホラー映画も奥が深いと思いました。さらに,監督の映画にかける思いも伝わってきました。単に怖がらせるだけではなく,そこに何か強いメッセージ性が込められているからこそ,ホラー映画としての魅力が増すのだと思います。
2008.07.19
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自分に気づく心理学愛蔵版他者に本当の自分を知られることを恐れるなあなたは自分の何を他人に隠そうとしているのか。あなたは自分の何が他人に知られることを恐れているのか。あなたは心の底で自分に自信がないことを知っている。心の底で自分に失望している。しかしそのことを他人に知られたくない。そのことを他人に知られたくないから,他人にはいかにも自信がある「ふり」をする。しかし,だからこそ他人に嫌われるのではなかろうか。他人に好かれるか嫌われるか,親しくなれるか,なれないかは案外単純なことなのである。実際の自分を他人に知られたくなくて,隠そうとする。そして心の底で感じている実際の自分と違った自分を,他人に印象付けようとする。そうすることで嫌われることが多い。心の底にある幼稚な自分の願望を他人に隠そうとする。なぜ隠そうとするかといえば,知られたら軽蔑されるのではないかと不安だからである。心の底にある自分の幼児的願望を相手に知られたら相手から拒絶されると思って必死に相手から実際の自分を隠す。実際にはそのことによって相手から好きになってもらえないのに,その人はそれによって好かれると錯覚している。実際の自分を隠す人は,隠すことで好かれようとしながら,逆に嫌われているのである。心の底で自分に自信がない人が,その自信のない自分を他人と自分に隠さなければ,他人と本当に親しくなれることが多い。親密になるということはそういうことであろう。(中略)他人は自分の欠点をも含めて自分を好きになってくれているのに,そのことがどうしても理解できない。欠点があったら見捨てられると不安になって,それを隠そうとしてしまう。それは,もともと神経症者には他人を理解しようという姿勢のないことからくる悲劇である。自分中心に世界が回っている者の悲劇である。他人の気持ちを理解しようということより,他人に自分をどう印象付けるかということにばかり気がいってしまう。---------------------------------確かに,自分に自信がないときほど,他人にどう思われているかが気になって,相手に好かれようとします。好かれようとすればするほど,自分の内面ばかりに目が向いてしまいます。しかし,相手の役に立つことで,相手から評価を得ることが,相手に好かれることではないと思います。自分が何もしなくても,相手が自分に好意を寄せている状態が本当に好かれているということでしょう。このとき,自分は本当の自分をさらけ出していて,そうした本当の自分に相手が好意を寄せています。自分の内面よりも,相手の気持ちに寄り添っていて,相手の気持ちを理解しようとする気持ちがあるのだと思います。このことは,相手から悪く思われないようにふるまうこととは違います。他人からこうしなければ嫌われると思うことは,まさに自分の心がさせていることだと思います。自分に自信がないときほど,自信のない自分をさらけ出せるようになれればいいのかな。
2008.07.18
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困惑…余計な試合に呼ばれた植田ジャパン7月17日7時2分配信 スポーツニッポン 16年ぶりの五輪出場を決めたバレーボールの日本男子が、ブラジルのリオデジャネイロで行われるワールドリーグ(WL)の決勝ラウンド(23~27日)出場に主催者推薦で選ばれたことが16日、分かった。だが、北京五輪直前に長距離移動して遠征するため日本協会は困惑気味。新公式球への適応を含めて五輪本番の準備をしなければならないだけに、日本の植田辰哉監督は「照準は五輪に合わせている。現場としては正直言って困っている」と難色を示した。 主催者推薦1チームは主に1次リーグ4組の各組2位チームの中から選ばれる。D組の日本は2試合を残して4勝6敗の最下位にいる。国際連盟は日本が主催者推薦された場合に出場の意向を文書で示したことなどを選出の理由に挙げたが、日本協会幹部はその文書について「知らない」と否定した。日本協会は出場するかどうかをきょう17日に決める予定だ。 --------------------------------まだ予選が終わっていない段階で推薦されることがあるんですね。しかも現段階でD組最下位の日本にお呼びがかかるとは。なんとなく政治のにおいがします。五輪に集中してもらうためには,ワールドリーグで体力を消耗するよりは,国内でしっかり準備をした方がいいと思います。女子のワールドグランプリは開催期間は短めです。3週にわたって9試合を行った予選の後,決勝ラウンドが行われて,ブラジル優勝で終わりました。しかし,男子のワールドリーグは試合数がたくさんあります。予選で6週に渡って12試合を戦う必要があります。予選4組の1位4チームと開催国ブラジル,FIBV推薦の1チームが決勝ラウンドに進みます。決勝は7/23~27日と五輪直前までやってます。それで,予選B組はロシア,予選C組はアメリカが決勝に進みます。予選A組はフランスとセルビアが,予選D組はポーランドと中国が上位争いをしてます。日本男子は19~20日にかけて,大阪で中国との予選2試合をします。12名のエントリーメンバーが発表されました。五輪出場メンバー中心の構成ですね。
2008.07.17
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学校では前期のゼミが終了しました。といっても自分はもう参加する身分ではないんですが。研究室単位の打ち上げがありました。幹事さんのチョイスで渋谷の駅前に安いダイニングに行きました。とっても賑やかなところでした。渋谷の若者がわんさか。でも,賑やかなのがかえって遠くまで声が届かなくて,内輪だけで盛り上がるにはよかったかも。10Fだけあって,渋谷からの夜景はきれいでした。山手線も見下ろせました。ご飯は安いコースだけあって,一人分の量がすごく少なかったです。でも,それをネタにお酒を楽しめたのでそれがまたよかったです。最後に,お店のサプライズがよかったです。誕生日の人をケーキでもてなすサービスです。ライトがすべて落とされて最初は停電かなと思いました。そのあとBGMが流れるとともに,花火のついたケーキが出てきました。賑やかしい雰囲気が一瞬静かになって,みんなでお祝いするムードに。この注目を浴びている感じが気持ちいいですね。しかも店員さんがポラロイド写真を撮った上に,その写真をつけたメッセージカードにみなで寄せ書きをして誕生日を迎えた後輩に渡しました。もちろん先生も一言書いてありました。悩みの時期にこういうメッセージがみなからもらえるなんてすごく幸せなことですね。それを演出したお店とそのサービスを依頼した幹事さんも素晴らしいと思いました。
2008.07.16
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スピルバーグの映画にはまってます。今回は大人が選ぶ泣ける洋画にもランキングされているA.I.をみました。ハーレイ・ジョエル・オスメント/A.I.人造人間=親への愛する感情を持つ子どもロボットが完成します。息子(マーティン)を亡くした夫婦が,代用品として子供のロボットを受け入れます。しかし,マーティンは高度な治療技術によって戻ってきます。ここから人間であるマーティンによるロボットのデイビッドへのいじめが始まります。例えば,マーティンがけしかけて,デイビッドが食べられない食事をしたおかげで,こしょうしてしまいます。あるとき,デイビッドがマーティンをプールにおぼれさせる事故がありました。息子に危害が及ぶことをおそれた母は,田舎にデイビッドを捨ててしまいます。その後,デイビッドはメカの廃品回収に拾われて,ジャンクフェアに出場させられます。ジャンクフェアでは,人間がロボットを破壊する祭りです。ここでは,ロボットが人間の敵とみなされます。そこで,使い古されたロボットが無残な方法で破壊されます。しかし,すんでのところで人間によって助けられます。そして,ジャンクフェアに同じように出させられていたセックスロボットともに逃げます。デイビッドは母に愛されるために,ピノキオと同じようにブルーフェアリーを探して人間になろうとします。後半は,そのブルーフェアリーを探す旅です。これは単なるSFを超えた人間愛(母親への愛)を追求したヒューマンドラマです。現実にはあり得ない状況設定が続きますが,だからこそ,母親に愛されたいという1つのことを願い続ければ,その願いは叶うということを教えてくれます。ロボットが感情を持っていると,人間と同じだけれど,人間とは少し持ち方が違います。人間は愛があれば憎しみの感情も同時に抱きます。しかし,ロボットの場合は,ひたすら愛の感情を抱き続けます。この一途さが人の心を打つのだと思います。ロボットにこのことを教えられるので,自分の愚かさ,人間としての小ささを思い知らされるような感じです。
2008.07.15
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連日の猛暑。休日でしたが家にいると暑くてしょうがなかったので,避暑も兼ねて学校に行きました。学校の部屋から見上げる空が気持ちよかったです。木々を追い越す雲飛行機雲~ずっと空を見上げてたくなります。でもやること多くてそういうわけにもいかないんだな。せわしなく動いたり,行き詰ったりしたときには上を見上げるのが一番
2008.07.14
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昨日は各地で猛暑日になりました。昼間の気温は2時頃に36.0℃をさしました。家は熱がこもるのでしょうがないのですが。暑いってレベルを通り越してますね。周りのモノがじんわり熱を持ってました。上半身裸で,扇風機を回してましたが熱中症になりそうでした。部屋の中でなることが多いみたいです。のどが渇いてなくても水分補給はこまめにした方がいいみたいです。なかなか気温が下がらなかったので,アイスノンをタオルで巻いて首の後ろにあててました。すると3時頃に急な雷と突風と雨が…ひょうが降ったところもあったそうです。でも雨が降ったおかげで少し気温が下がりました。といっても,夜は30℃から下がりません。早くも寝苦しい熱帯夜を体験してます。
2008.07.13
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昨日まで蒸し暑い日が続いてます。曇りがちでしたが,雨は降りませんでした。夕方は晴れていました。夕日に照らされた雲がきれいだったので撮りました。積乱雲が見えたので,あの雲の下では夕立ちでこっちにもやってくるかと思いましたが全然降りませんでした。淡い青にまばらの白の組み合わせが好きです。
2008.07.12
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90分しゃべり通しの講義が全13回終了しました。あとは来週の定期試験を残すのみ。昨日は最終講義でした。最後の講義だったので,内容は短めにして,アンケートとしてこの講義を通じて学んだこと,感じたことを自由に書いてもらいました。そしたら,うれしいことにほとんど高評価ばかりでした。正直に言って,あまり役に立たなかったなどのマイナスの印象もあるだろうと思っていたのでいい意味で意外でした。まず,うれしかったのは講義の進め方でした。統計やグラフを使った図表中心の説明が学生に受けました。それらの図表はすべて配布資料として配り,文章もところどころに穴埋めにして渡したので飽きずに聞けましたという意見もありました。また,講義はパワーポイントを中心に説明しましたが,これも視覚的にわかりやすくてよかったとの評価でした。次に,講義の内容ですが,高校までにイメージしていた内容と違ったという意見が多かったです。大学の講義らしい専門的な分野も盛り込まれていたし,時事問題など最近の新聞記事を使いながら広い視野でとらえていて新鮮でしたとの意見もありました。世界との比較を意識したこと,それから具体的な産業や企業も取り上げたこと,最後に介護など福祉にもふれたことがよかったです。経営学科の学生からは共通部分もありつつ,企業的視点だけではない視野もつけられたみたいです。社会福祉学科の学生からは介護サービスも地域の問題としてとらえられることがおもしろかったみたいです。就職活動で受けた会社やバイト先に関わる情報もあったみたいです。一番うれしい意見は,後期の講義もとりたい,友人にも勧めたい,社会に出た時に生かしたいなどです。こうやって自分の教えたことが少しでも自分の教養力として世の中に役立てられるのなら本望です。教職科目にもなってるので,資料や講義の仕方も勉強になったという意見もあって,がんばって講義の準備をした甲斐がありました。今後の課題は,一方的にしゃべるだけではなくて,もっとアンケートなどで学生のことを知ったり,一緒に考える場面を増やすことかな。
2008.07.11
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久しぶりに彼女と映画を見てきました。チャウ・シンチー監督・主演作品の「ミラクル7号」です。チャウ・シンチー監督・主演作品はこれまで少林サッカー,カンフーハッスルとあって,どれもカンフー映画好きの彼女に誘われてみてきました。今回もCGを多用しているみたいで,ドラゴンボールのようになると白けるかもと思ってました。でも前評判で最後には感動できるとの感想があったので,見に行くことにしました。前2作はチャウ・シンチー演じる主役が,すごいカンフーの能力を持ちながらもそれを隠して最後にはその能力を発揮するというストーリーでした。今回も彼が主役ですが,むしろ脇役に近かったかも。彼はいたって真面目で貧乏な家のお父さん「ティー」です。その息子である「ディッキー」が主役に近かったです。今回は,親子(父と子)の愛を描いています。ディッキーは学校で先生や生徒からいじめられていました。でも父からどんなに貧乏でも嘘や暴力はいけないといつも諭されていました。そこに宇宙から謎の生命体である「ミラクル7号」がやってきて,ディッキーを助けようとします。展開はドラえもんに近いかも。でもあまり役に立たなくて同じようにいじめられてしまうのが人間味があってよかったです。この「ミラクル7号」(7ちゃん)は表情が犬に近くて,「笑って」「悲しんで」といった指示どおりに豊かな表情を見せてくれます。顔はリアルなのに,体の形はかなり手を抜いて描かれてます。そのギャップがいいかもしれません。自分としてはミラクル7号が戦う前にカンフーポーズをとるところがかわいいと思いました。CGだけで描かれていてもちろん実在しないけれど,女の子なら思わずかわいいと思ってしまいそうです。彼女もハマってました。途中ではパロディーとして,2001年宇宙の旅の赤ちゃん誕生シーン,ドラえもんの道具を出す場面やウルトラマンの時間切れの場面,アトムの飛行場面や,前作カンフー・ハッスルのラストシーンが盛り込まれてておもしろかったです。最後には親子愛とは何かをミラクル7号を通して伝えてくれます。会場ではすすり泣く声も聞こえました。彼女も泣いてました。僕もかなり感動しました。単なるカンフー映画やCGを使ったSFとは違ったストーリーでした。かなりオススメの映画です。
2008.07.10
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不安のしずめ方【内容情報】(「BOOK」データベースより)人生の最大の敵は、「不安」である。それを何とかしのいで、少しでも楽に生きてゆくための、「心の習慣」をやさしく教える。人に優れていると認められなければ生きていけない不安に立ち向かうとは,どういうことか。第一に,他人から優れていると思ってもらわなければ生きていけない自分を認めることである。自分で自分の存在を確認できない自分。自己同一性を他者に確認してもらわなければならない自分。他者から,「あなたは素晴らしい」と言われてはじめて,「私は素晴らしい」と思える自分。これらの自分を認めることである。そして,第二には,「自分はなぜこれほどまで他人が自分をどう思うかが気になるのか?」と自分に問うことである。「なぜ自分は他人によく思ってもらうことがこれほど絶対に必要なのか?」と自分に問うてみることである。原因は小さいころの「愛情の欠如」と気がつくであろう。そこで,最後に,その原因を自ら乗り越えようとすることである。それが自ら不安に立ち向かうことである。内面の不安に立ち向かうことは,時に百万の外敵に立ち向かうことよりも困難である。しかしそれに勝利したときには,百万の外敵に勝利したよりも喜びは大きい。--------------------------------------最後には自分で乗り越えることが大事だと説いています。自分に自信がないときほど他人の目が気になります。だから自分で自分の努力を認めることができずに,他人からの評価が唯一自分を認めてあげる基準になってしまいます。だからもっと認めてほしいと思うときには,そう思ってしまう自分を見つめなおすことでしか,不安を取り除いたり,自信を取り戻したりすることはできません。よく考えれば他人に認められたいと思うときほど,自分自身にしか関心がなくて,他人を評価するところまで気が回っていないかもしれません。他人に認められたいという気持ちが大きい割には,逆に他人を評価する気持ちを持つことができなくなってしまします。そもそも自分の頑張る姿を見せることだけが,他人の評価基準じゃないと思います。それより自分らしい自分を素直に出せる方が,よっぽど人間的に魅力があると思います。弱い自分を認めることが結局は不安を取り除き,自信をつけることにつながります。そして,最後には自分の人生を自分の責任で決めていければ,人が自分をどう思っているかが気にならなくなると思います。不安は数えればキリがないけど,自分の努力でなんとかなるものと,どうしようもない漠然としたものを区別して,やるだけやったらしょうがないと見切りをつけることが大事かもしれません。
2008.07.09
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北京五輪前哨戦となっているワールドリーグ。16チームが予選4グループに分かれて,ホーム&アウェイでそれぞれの国と4試合ずつ戦い,合計12試合の結果で予選1位グループが決勝ラウンドに進めます。7月7日の時点で日本はエジプトに2勝2敗,ポーランドに1勝1敗,中国に1勝1敗で4勝4敗です。しかし,現時点で同グループ1位のポーランドも5勝3敗していて,各チームがつぶしあいをする混戦模様です。日曜日の試合を地上波でしてたので少しレポートします。放送は1時間だったので,4セットを放送するには時間が足りない!はしょられた部分は割愛です。エジプトは強力なサーバーがいます。強力なサーブで崩されてからの高い2段トスをいかにレフトが決めきれるかがポイントになりました。第1セット,山本は控えで清水がスタメン。山村が戻ってきました。越川や清水がよかったです。山村も病み上がりでしたが徐々に調子を戻してキレが出てきてます。チームとしての一体感が感じられました。リードをしながらの展開でしたが,中盤強いサーブに崩されてジュースにまでもつれ込みます。そのあとも何とか速いスパイクで相手のブロック完成前に打ち切って,このセットを26-24で先取。第2セットはダイジェストでした。序盤からエジプトのサーブに苦しめられて20-25で落とします。第3セット,2回目のテクニカルタイムアウトから。。3点リードで清水のスパイク,清水のネットインになったサービスエースでリードを伸ばします。後半,サービスエースを決められますが,清水のバッタアタックのクロスが鋭く決まったりしてこのセットを25-20で大手をかけます。第4セットはなんと序盤にアクシデント。急に落雷による停電で40分も試合が中断してしまいます。試合再開後に流れはエジプトに行きます。そして中継は1-4から再開。このセットもエジプトのサーブがよかったです。悪い流れを断ち切ったのは,越川のブロック,そしてスパイク。ゴッツにもブロックが出ました。エジプトのスパイクにもミスが出始めました。徐々に流れが日本へ。山村の速攻も決まりました。宇佐美-山村のコンビが絶妙です。中盤,シーソーゲームになりますが,松本の速攻も決まって2回目のテクニカルタイムアウトは日本がとります。清水に代えて山本がコートに入ります。山本にブロックがマークしたところを,松本速攻,ゴッツスパイクで連続ポイント。終盤,山本のサービスエースが決まりますが,清水をコートに戻します。最後は越川のバックアタックとスパイクで突き放して,25-20でこの試合を制します。日本はエジプトの強烈なサーブをよくレシーブしてきっちりスパイクにまでつなげていけました。宇佐美とアタッカーとのコンビネーションもあってました。北京五輪に向けて期待がもてる結果となりました。
2008.07.08
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今日は七夕です。でもあいにくの曇り空ですよく考えれば7月7日は日本では梅雨の真っ只中です。晴れの天気で夜を迎えることの方が珍しいかもしれません。こと座のベガこと織り姫とわし座のアルタイルこと彦星が一年に一回天の川を通じて会える日です。起源は中国だそうです。日本ではもともと宮中行事だったそうですが,江戸時代に一般市民にも広まったそうです。七夕といえば仙台の「七夕祭り」。東北の三大祭り(青森のねぶた祭り,秋田の竿灯祭り)の一つです。といっても仙台にいるときには一回しか行かなかったので,今から思えばもっと行っといてもよかったかな。
2008.07.07
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シッコ コレクターズ・エディション(DVD) ◆20%OFF!話題になったマイケル・ムーア監督のシッコ(sicko)。アメリカの医療問題を追究したドキュメンタリーです。アメリカでは,5,000万人が無保険だそうです。1万8,000人が無保険のために死亡しているそうです。無保険がもたらすさまざまな不幸を実際の事故や病気をした人へのインタビューから明らかにしています。たとえば薬代のために働く79歳の男性は,メディケアでもカバーされないそうです。太りすぎややせすぎのために糖尿病やがん患者は,保険会社には入れないのだそうです。保険会社は費用を支払う段階で,過去5年の病歴を調べ上げて,既往症の申告漏れを指摘します。そのようにして,なんとかして費用の支払いを抑えようとします。1971年にHMO(健康保険維持機構)ができて,医療費を抑える政策がとられます。すなわち,この制度で患者は受けた医療サービスの量にかかわらず,一定の保険料が支払われます。これによって,国民の受ける医療の質が低下したといいます。これに対して,ヒラリーは国民皆保険を提示した時期があります。しかし,米医師会が社会主義的であると批判して,この制度は実現することもありませんでした。一方,海外の医療制度についてもヒアリングを行って,アメリカの医療制度の問題点を浮き彫りにしようとしています。カナダでは医療費はタダです。助け合いの精神で国民皆保険が支持されています。イギリスのNHS(国民保健サービス)では,入院費が無料で税金で賄われています。フランスもケアが充実していて,高い税金の代わりに,特に子供の保育料が低く抑えられています。アメリカでは,医療機関が手術費用を支払えないホームレスを支援センター前に降ろすといった人権無視ともいえる行為がとられています。------------------------------------おもに患者の視点からアメリカ医療制度の問題を指摘しています。アメリカでは徹底した個人主義がとられていると感じました。民間保険会社が市場原理のもと,製薬メーカーとともにできるだけとれる患者から保険金や薬代を巻き上げて,できるだけ支払いを抑制する方針をとっています。医師は保険会社の傘下にあって,支払いを抑制できる医師を優遇しているようです。本来の「保険」とはほど遠く,しっかり保険金を支払っていたとしても,補償が約束されているとは思えない状況です。チェーンの歯で2本の指を失った人の事例はショッキングでした。病院から手術費用が高いことを聞かされます。患者は悩んだ挙句に,1本の指を手術してもらって,もう1本については諦めたと語っていました。保険会社の未払い問題は日本でも生保を中心に見られます。何らかの厳しい審査体制がとられなければ,複雑な保険の内容を巧みに利用して,あえて支払いを抑えるといった抜け道が許されてしまいます。国民皆保険制度をとっている日本でさえ,保険料を払えずに仮の保険証も発行されなくなった人たちがすべて自己負担で賄わなければならない状況にあるようです。医療制度の設計の前提となる理念として,人の命を自分で守るのか,みんなでお金を出し合いながら助けるのか,の2つの方向性があると思います。その方向性についてもう一度国民の合意形成をとる必要があるように思います。
2008.07.06
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不安のしずめ方【内容情報】(「BOOK」データベースより)人生の最大の敵は、「不安」である。それを何とかしのいで、少しでも楽に生きてゆくための、「心の習慣」をやさしく教える。人の期待に背くことが怖いストレスの最大の原因は,「こうしなければならない」と思い込むことである。そうなれば,「もし,こうでなければどうしよう」と不安になる。たとえば,講義を,「このように」しなければならないと思い込む。すると,「こうできなければ」大変だと思う。「こうできなければ」失敗であるとなれば,人は誰でも「失敗しはしないか?」と不安になるだろう。失敗すると何が起きるか。まず「人の期待にこたえられない」ということである。小さい頃から人の期待にこたえることで生きてきた従順な人は,ものすごくストレスが強い。自分自身の喜びの体験を味わわないで,人の期待にこたえることだけで生きてきた従順な人は,人の期待に背くことが怖い。それは,小さいころから自分自身の喜びの体験を大切に生きてきた人には,想像もできないほどのストレスである。愛されないで育った人は,「人の期待にこたえなければならない」という思い込みで苦しむ。ときには期待されていないのに,期待されていると感じてしまう。そして,「もしかして人の期待にこたえられないのではないか?」と思うと,それだけで血圧が上がる。小さいころから人の期待にこたえて生きてきた従順な教授は,「学生の期待にこたえられないかもしれない」と思っただけで血圧が上がる。不安とストレスで眠れなくなる。愛されないで育った人は,水を飲まないでいる人と同じである。のどが渇いた人は,戦争のときでも,平和のときでも,水,水,水と水のことしか考えられない。それと同じで,愛された体験のない人は,「どうしたら愛されるか,どうしたら気に入られるか」ということしか考えられない。北極にいても,熱帯地方にいても,それしかない。「今はどういう時代か?」など関係ない。今,自分がどこにいるかも関係ない。ある人から見れば,その言動は「笑うしかない」ような滑稽なことである。「人の期待にこたえなければならない」と思ってきた人は,自分で何も選択していない。だから,好きな人も,好きな食べ物も,自分で選択していない。だから自分がわからない。そのうえ,努力する割には報われない。憂鬱に苦しむ。消耗して働くことがつらい。人間関係にも悩んでいる。最後は燃え尽きる。-------------------------------------愛されないで育ったから人の期待に背くのが怖くなるのかどうか正直わかりません。でも,人の期待にこたえることを一番に考えると身がもたなくなるかもしれません。講義を例にした話は自分の状況に置き換えて共感できる部分があります。講義で書かれたクレームや要望にいちいちこたえようとしていたらどこまでいっても自分が満足する講義はできません。自分のしたい講義からも遠ざかっていくかもしれません。意見はある程度流して,自分のしたいことをもっと優先した方がいいと思いました。今の自分をこんなはずではないと思うということは,「こうあるべき」自分の目標が高すぎる場合がほとんどです。過去の最高の自分を「基準」にしてしまうと,少しのパフォーマンスの低下が許せなくなるのかも知れません。オリンピックはアスリートにとって,特別な大会です。国の期待を背負って戦います。でも,そのプレッシャーに押しつぶされてベストな成績を収められない選手が多いです。オリンピックに出るための試合では自分のための,オリンピックでは,国や国民のために頑張って,過度な期待が選手たちにかけられているような気がします。その中でも自分をしっかりもって,力を出せるアスリートがストレスに強いといえるかもしれません。
2008.07.05
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恐れていたことがまた起こってしましました。ゴキがまた現れました昨日帰ってきて夕飯の支度をしてからご飯を食べようと思ったら,黒いのが居間の壁をカサコソ上るのが見えました。また居間まで侵入されちゃいました。警戒はしてたのに,なぜ居間にきちゃうのか。発生源はキッチンの排水溝だと思われます。水道管を伝って下から逆に這ってくるのかな。でも今回は免疫がついたのか,自分でも驚くほど冷静にフマキラーを噴射しました。慣れっておそろしいですね。そしたらしばらく壁をはいずり回った後,床にポトリ。仰向けにバタバタしたので一晩ほっといたらそのままご臨終。1匹見たら何匹でもいると思えという言い伝えは合ってるようです。
2008.07.04
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材料2つの絶品レシピ338普段もよくつくってますが,料理本のレシピにしたがってちゃんとつくってみました。35.豚肉とキャベツのホイコーロー材料(4人分)豚肩ロース薄切り肉 300gキャベツ 1/2個ねぎ 5cmしょうが 1/2かけ調味料塩少々A(豆板醤小さじ1,赤味噌大さじ3,酒大さじ2,砂糖,醤油各大さじ1)サラダ油 大さじ1作り方1.キャベツは軸を切り離して4cm角に切り,軸は薄切りにする。ねぎ,しょうがは千切りにする。2.豚肉は3cm幅に切り,軽く塩を振る。3.Aは混ぜ合わせる。4.フライパンにサラダ油を熱してねぎ,しょうがを炒める。香りがたったら肉を入れて炒め,色が変わったらキャベツを加えて強火でいためる。5.八分通り火が通ったら3を加え,全体になじませる。赤味噌の代わりに甜麺醤を使いました。野菜にピーマンも加えました。ポイントは最初にショウガとねぎで香りを立てること。食べた時にショウガの香りがしておいしいです。辛味噌が食欲をそそるのでどんどん食べてしまいました。
2008.07.03
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ユージュアル・サスペクツ最近は最後に「どんでん返し」のあるサスペンスにはまってます。この映画もサスペンスでおもしろいと高評価のあったので借りてみました。カリフォルニア州サンペドロ。桟橋で27人が死ぬ事件が発生します。主人公キートンは,カイザーに撃たれます。時間は遡って,6週間前のニューヨーク。キートンに加えて4人の前科のあるメンバー5人が警察に捕まりました。銃を積んだトラックが奪われた犯人を捜すためです。しかし,誰も罪を犯していないと主張します。その後,5人で大金を作る作戦を立てます。汚職の警官を脅して金を奪うことに成功します。しかし,カイザー・ソゼという人物から過去の汚点をすべて知られていることがあるコバヤシという弁護士から聞かされます。カイザー・ソゼは巷では誰も姿を見たことはないが,親族をも殺すという恐ろしい噂だけは絶えない人物です。集まった5人は,いずれも前科でカイザー・ソゼのものを奪ったといわれ,彼の指示に従うことを強要されます。怖くなったメンバーのうちの一人は逃げだしますが,殺されてしまいます。---------------------------------最後の最後で全ての謎は解明されます。カイザー・ソゼという得体のしれない人物の正体がわかります。ストーリーはどこにでもあるようなギャングが悪事を働くといったたぐいのものです。ストーリーの最初は,事件のカギになる途中の事実が突然出てきたり,登場人物がわんさか出てきたりしてわかりにくくなってます。最後まで事件の真相が明らかにならないので飽きがこない展開です。
2008.07.02
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今日うちで夕飯を食べてたら黒い物体がキッチンの方から居間に這ってきたのが見えました。久しぶりのゴキブリでしたたまたま彼女と一緒だったのですが2人で「ひえー」といいながら,フマキラーをたくさん噴射しました。万年床の布団の上をカサコソした後,布団の脇をのたうち回りました。枕のそばで見えなくなりました。彼女は気が強くて布団や枕をどかしました。そしたら,彼女の足元をカサコソするヤツが現れました。慌てて飛びのいてまたフマキラー攻撃をしかけました。ベランダが近かったのでタオルでベランダの外まで払いのけました。寝ている時にも知らないうちにもしかしたらゴキブリが入ってきてたかと思うと…小さいハプニングに楽しいながらもドキドキした時間でした。
2008.07.01
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