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2020年08月10日
チェック・トゥール2020(八月七日)
シクロワイアード で初日のチームタイムトライアルの結果が記事になっていたからである。見出しが「新城幸也出場のチェコツアー開幕」だから、新城選手が出場しているから取り上げられたということなのだろう。レースのカテゴリーとしては去年と変わっていないはずだし。
去年は、テレジア門の近くの駐車場に、ボラ・ハンスグローエのチームバスが停まっているのを見て、開始が近づいていることに気づいたのだが、今年は武漢風邪の影響で引きこもり度が高まっていて、あまり街に出ていないので気づけなかった。ボラのバスが今年も同じ場所に停まっているとは限らないけど。状況を考えると全チーム同じホテルに滞在することになっているかもしれない。
ホームページを見ると、ウニチョフでのチームタイムトライアルで始まって、二日目がプロスチェヨフからウニチョフ、三日目がオロモウツからフリーデク・ミーステク、最終日がモヘルニツェからシュテルンベルクというコースになっている。毎年同じではなくて、少しずつ違うステージ、違うコースを走るようになっているのかな。
シクロワイアードの記事には、同時期に「ポローニュやツール・ド・ランなどステージレースが重なって開催されるため」「UCIワールドチーム勢も含めメンバーはやや薄め」などと書かれていたが、余計なお世話というものである。今年は、去年までは最大でも2チームしか出場しなかったワールドチームが、今年は6チームも来るのである。これはメンバーが薄いのではなくて、去年までよりもはるかに厚くなったといっていい。
その6チームは、去年も出場したボラとミッチェルトンスコットに加え、クロイツィグルが所属しているけど出場しないNTTプロサイクリング、ユンボ、サンウェブに、新城選手のバーレーン・マクラーレンである。去年は全部で十人ほど出場していた日本人選手は、今年は新城選手だけ。チェコ人選手もワールドチームからは出場なしである。
他の出場チームは、プロチーム枠が4つで、ノルウェーのUNO-Xサイクリングと、ベルギーのスポートフラーンデレン・バロワーズ、ビンゴールWB、アルペシン・フェニックスの三チームである。アルペシンからは、交通事故での大怪我から復帰したペトル・バコチが出場するが、このレースは自分のために走れるといっているので、期待大である。
それ以外のチームは、チェコからは名前が微妙変わったエルコフ・カスペルとナショナルチームという名の選抜チーム、オーストラリアのFelbemayr Simplon Wels、オランダのSEGレーシング・アカデミーとメテック、ルクセンブルクのレオパード・プロサイクリング、ドイツのロト・ケムハウスとMaloja Pushbikers、スイスのスイス・レーシング・アカデミー、スロベニアのアドリア・モバイル、ポーランドのVoster ATSの、全部合わせて21チームが出場する。
自転車のロードレースのチームは、スポンサーの変更と共にチーム名がころころ変わるので、この中に、いくつこれまでのチェック・トゥール、もしくはチェック・サイクリング・トゥールに出場したことがあるチームがあるかはよくわからない。今年これだけワールドチームが集まったのは、武漢風邪でレースの中止や延期が相次いでいるからかもしれない。来年も同じぐらいのチームが集まって、来年こそは所属するチェコ人選手が出場して優勝してくれると地元の人間としては嬉しい。
そして、今年のレース結果をシクロワイアードが毎日記事にしてくれることと、来年以降も、新城選手が出場しない場合でも報道してくれることを願っておこう。アイサンチームに続く日本チームの出場も期待したいところだけど、武漢風邪が完全に収まるまでは難しそうである。収まってもまた4中国から新しい感染症が世界に放たれるかもしれないけどさ。100年前のスペイン風邪も実はスペインではなく中国が原産地らしいし。
2020年8月7日23時。