ほとんどの大型テレビには、4K/8Kが表示してあります。
一応、コーナーの販売員さんに聞けばいいのでしょうが、その前にやっぱり基礎知識がないと・・・ってのは、爺の証拠です。
よって今回は、いつかはマイホームにも設置されるであろう、4Kテレビについて調べてみようと思います。
4K・8Kテレビの基礎知識
2Kテレビと4K・8Kテレビとの違いはテレビの画素数です。
・2K:1920×1080画素、約 207万画素
・4K:3840×2160画素、約 829万画素
・8K:7680×4320画素、約3318万画素
(水平×垂直=総画素数)
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4Kは水平方向に約4千画素、8Kは水平方向に約8千画素、2Kは約2千画素で、垂直方向も、2Kが1千とすると、2倍・4倍の画素数があります。
よって、4Kは4倍、8Kは16倍の画素数になります。
「4Kテレビ」と「4K対応テレビ」の違い
「4K対応テレビ」とは、前項の4K(829万画素)の映像表示が可能なテレビを「4K対応テレビ」テレビ、対応ですから、そのままで見ることはできません。
一方「4Kテレビ」には4K放送を受信可能な、チューナーなどの装置をテレビ本体に内蔵したテレビになります。
今(2016年12月)見れる「4K放送」
・124/128度CS放送
スカパー!総合
スカパー!映画
スカパー!体験
(スカパー!プレミアムサービス)
・ケーブル4K
インターネット(フレッツ光)
・ひかりTV 4K(VOD、放送)
・Netflix(VOD)
・4Kアクトビラ(VOD)
・dTV(VOD)
・スカパー!プレミアムサービス光(VOD)
・Amazonプライムビデオ(VOD)
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現在は、CS放送と光回線のイーターネットが受信できる条件になります。
今後の4K放送のスケジュール
スケジュール的には、2018年から実用放送ということで、現在は試験段階です。
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試験段階と言われても何を試験と称しているのかといえば、BSやCSでの放送する詳細な仕様が未決定で、テレビに受信機を搭載できない時期と言えます。
「試験放送しています。」とイベント等や放送局ロビーで言われていても、それは、一般家庭では見ることができず、放送業界の試験・デモ用に放送しているもののようです。
一般家庭での4Kの必要性
2016年段階では、現行の2Kの地デジやBSが無くなることはありませんから、アナログ廃止時のようにテレビをあわてて買い替える必要もないと思います。
また、地デジやBSは、今まで使ってきたアンテナや屋内のケーブルがそのまま使えました。
しかし、4Kや8Kになった場合は、各段にデータ量が多くなるため、新たにケーブルやブースターなどの屋内設備の見直しの必要も出てくると思います。
よって、映画や音楽など、綺麗で大きな画面で楽しみたいという人にはよいかもしれません。
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我が家に4Kは必要なのか?
実際に「我が家な4Kは必要なのか?」と言えば、結論は数年は必要ないような気がします。
現在我が家は、メインがリビングの37インチの液晶ですが、 フルハイビジョン207万画素倍速、これで特に不都合はありません。
「東芝レグザ、2度目のパネル交換。」
他の部屋は、19インチ、16インチ等、ようやく居室は液晶・LEDのBS対応に更改したばかりです。
30代の同居人はほとんどテレビは見てないようです。
自分の視力も若干近視もあるため、裸眼ではその207万画素程度で十分です。
近づけば、「緻密に綺麗にくっきり見える。」ほどなんです。
現在のテレビは、ほとんど「ながら見聞き。」凝視してみることはほとんどなく、パソコンしながらのチラ見です。
面白そうな番組は、テレビ本体と録画デッキで2台で、同時間に3番組録画と、後で見返しています。
BS有料放送や、ケーブル・光TVなど視聴しているわけでもありません。
一時、3Dテレビなんてのも話題になりましたが、最近とんと話題になりません、友人知人で3Dで家で視聴していると聞いたためしもなく、3Dが趣味とも聞きません。
よって、今後のテレビの形は、 4K/8Kの高画質化も一つの方向性であって、各種ブラウザの利便性向上や双方向の多様化などもあるのかななんて思います。
4K・8Kは、大画面で楽しむなら必要性があるかもしれないですが、少なくとも我が家では数年以上先ではないかななんて思います。