フリーページ

便利ノート


材料について


道具について


粉粉早見表


粉別パン・メニュー


HBについて


オーブンについて(準備中)


春のパン作り(準備中)


夏のパン作り


秋のパン作り(日記抜粋)


冬のパン作り(日記抜粋)


日記タイトル一覧(編集中)


イーストで作る


基本の食パン生地


基本の卵生地


くるみパン


イーストチョコチップクッキー


クグロフ


お茶の時間のコーヒーロール


ババ


黒糖バナナロール


フルーツの編みパン


バターロール


サワークリームブレッド


コーングリッツカリカリ食パン&チーズパン


クイニー・アマン


レーズン胚芽ブレッド


コーンパン


生クリームパン


プリンパン


お花のブリオッシュ


桜あんぱん2種


白ごま生クリームブレッド


バナナの蜂蜜紅茶パン


白ごまカニパン&あんぱん


ふわふわケーキブレッド


コーヒーパン


芋餅ロール


オレンジ紅茶のタルト風クリームパン


黒ごまとカラメルのおさつパン


シナモン風味のかぼちゃりんごパン


スパイシー・グラハムトマト


朝食のソフト食パン


蜂蜜ソフト食パン


シュトーレン


くるみ黒豆・ゆず黒豆


ホシノ天然酵母で作る


生種の起こし方


レモン・グラハム・ボール


チョコチップ・ヨーグルト


蜂蜜くるみパン


ライ麦ハニーパン


夏みかんピールのロールパン


栗栗コーヒーパン


ブルーベリー・クッペ


パネトーネマザーで作る


テーブルロール


パネトーネ


ゆずのスポンジ風


もちもちクッペ


ラズベリー・ブレッド


オレンジチーズブレッド


生クリームブレッド


黒豆コーヒーブレッド


ココアマーブルブレッド


シナモンとくるみのあんぱん


グラハムブレッド


黒糖ライ麦ブレッド


焼きとうもろこしパン


キャロット・アーモンド・ブレッド


ヴェネチアーナ


メープルバナナブレッド


白神こだま酵母で作る


チョコりんパン


レモン・ヨーグルト・ブレッド


食パン


オレンジピールとくるみのプチパン


もちもちコーンパン


りんごとマーマレードのグラハム・リング


蜂蜜ごまおさつ


メロンパン(編集中)


自家製天然酵母で作る


レモン酵母を起こす


中種を作る


そして酵母


スパイシー・フランス


レモン酵母のスコーン


レモンパウンド風


栗のモラセスロール


アーモンドバター


くるみと蜜りんごのコロコロパン


ゆず風味あんパン


ヨーグルト蜂蜜パン


紅茶酵母のパン


山型ホシノレモン


ハスカップ酵母のマドレーヌ風


イースト・酵母以外で作る


レモン・ヨーグルト・スクエア


バナナのスイートハート


モカシフォンロール


紅茶のシフォンケーキ


ブルーベリーとくるみのメープルクッキー


オレンジとアーモンドのチョコレートケーキ


コーヒーとくるみのケーキ


グラハム・ベルギー・ワッフル


シュークリーム


さつまいものホット・パイ


いちじくのクリームチーズパイ


和風かぼちゃパイ


冷たいデザートと飲み物


サングリア風フルーツワイン


いちごのグランマルニエ・タルト


焼きプリン


クリームコーヒーゼリー


桃のコンポート


ゆずのヨーグルトチーズケーキ(編集中)


パンやケーキのおトモだち


簡単レモンピール


ゆずのピール


ゆずのソースとバナナジャム


カスピ海ヨーグルト


クレーム・フランジパーヌ


紅茶の話


バナナの話


卵白の話


カラメルソース


冷凍パイシートの話


ゼラチンの話


じゃがいもの話


梅酒風味のりんごのコンポート


パンで作る


エビの揚げ餅風


オニオン・グラタン・スープ


コーヒー・ラスク


和風もいいね


きんとん風デザート


桜餅


うぐいす坊や


雪ん子いちご


2色おはぎ


本が好き


レシピ本


おいしい本


クリスティー・メモ


時代もの


コメディー編


不気味&不思議編


ほのぼの編


推理もの


ノンフィクション


ドラマ編


サスペンス編


なるほど編


手作りは楽しいね


手編みのパンミトン


2004年04月12日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 長くなりそうなので、途中で中断されない事を祈りつつ日記をば。
 さて、土曜の夜に、まずは中種作りから始めた。ここまでKOKOさんのサイトを参考にしていたから、中種もそれに従うつもりだった。が、KOKOさんはベイカーズ・パーセントでしっかり計算して仕込んでいる。バックフェルメントの量は2%などとなっている。私には、この少量を計量すると言うのがどうも苦手。重量できっちり計算するにこした事はないのだろうが、私はぜひとも大さじで計りたい。そこで、ここからは適当にやってみる事にした。いや、決してヤケクソではないんですよ、皆さん。
 まずはぬるま湯で温めたボールに100ccのぬるま湯を入れ、大さじ1弱の生種を加える。ちなみに、KOKOさんは「元種」と記述しているが、私は「生種」と書かせてもらう事にする。乾燥粉末を元種と呼びたいので(勝手に呼べって?)。この生種、説明書にもある通り、結構硬めになっている。冷蔵庫に入れる前より、かなり出ある。ぬるま湯に入れたら指先でほぐすようにして溶くのだが、後から加えた分の酵母の粒がプチプチと残っている。これでいいんだろうか?
 気にしないで次の作業へ。ここに100gの強力粉を加え、指先でドロドロと混ぜる。ゆるいので、こねると言う感じには出来ない。これにビニールをかぶせて発泡スチロールの箱に密封し、テーブルの上に乗せて一晩発酵させる事にした。ちなみに、この日はお出かけしたので、夜中の1時過ぎに仕込む羽目になった。
 さて8時間後。どうなっただろうと箱を開けてびっくり。全く変わっていない。こねたばかりの生地を密封すると余熱で結構な発酵が期待出来るものだが、何しろ「こねる」事が出来なかったし、部屋はずっと冷えていた。失敗か? 匂いも味も、前日の仕込み時と全く同じ。ただ粉の味がするだけ。あの寒さに震えながらの作業は一体何だったのか(いや、そんなに寒くなかったけど)。
 しかし傷んでいるワケでもないから、ちょっとだけ温めたレンジの中に移して様子を見る事にした。8時間経っても変化がないのだから、たとえ発酵が始まったとしても恐ろしく時間がかかりそうである。
 が、2時間後にはぶくぶくと発酵していた。すでに2倍近くの量になっている。一晩の間に発酵力だけは蓄えていたのかも。更に30分経って中種完了。何なの、この呆気なさは? 香りはかすかに甘い感じ。味もほんのりと甘く、酸味は感じられなかった。
 というワケで、いよいよ本仕込みである。酸味のあるパンに仕上がるという噂だから、それを活かせる配合にしよう。やっぱりシンプルなのがいいな。いや、どうせ私しか食べないのだし、ピールをたっぷり入れましょう。
 底でまずは大さじ2のぬるま湯を加え、糖分として大さじ1の蜂蜜をプラス。ここに150gの粉を加えて混ぜ、ちょっと硬めな気がしたので大さじ1のぬるま湯を追加。更に3.5gほどの塩をパラパラ振ってこね始める。感じとしては、ホシノに比べてかなり伸びがよく、パネトーネよりはまとまりやすいと言った生地である。久しぶりの手ごねのせいもあるが、とにかくこれは手が疲れる。ホシノでこんなに疲れた事はなかったような。グルテンが強いと言う事か。しかし、こねている時の香りが良い。この懐かしいような甘い匂いは何だろうと記憶をたどってみれば、そうそう、あれあれ。タンキリ飴の匂いである(ご存知かな?)。なるほど、さすがは小麦の酵母なのだ。
 さて、腕がだるくなるので3回ほど休みつつこね、13gほどのバターを練り込む。初めての生地だから、たとえばホシノのように硬めに仕上げるものなのか、パネトーネのようにやわらかく糸を引くほどでいいのか見当がつかない。そこで、万が一やわらかすぎても型で焼けるようにと、水分多めのままでいく事にする。
☆☆☆

 すみません、ちょっと中断します。
☆☆☆

 さて続き。最初からやわらかめだから、13gのバターを加えた後ではさぞかし扱いにくい生地になるかと予想していたが、実際には表面がつるんとなめらかな生地にまとまった。ホシノの生地より、バターが入りやすいように感じる。ホシノの場合(白神もそうだが)、バターを数回に分けて加え、初めは生地がつるつる滑って練り込みにくいのをしばらく経験しつつ、次の塊を加えてせっせと練り込み作業を続ける。今回の生地は何度もこねを休み、休みついでにバターを全量生地に乗っけてくるりと包んだ。この状態で3分ほど放置しておき、その後は中のバターをもみつぶすようにしながら練り込んでみた。中からバターが滑り出てくる事を覚悟していたが、実際は全然出てこない。入りやすいと言う点ではパネトーネの生地には及ばないが、これもなかなか油脂の吸収が良さそうである。
 さて、バターを包んで休ませておく間、混ぜ込むピールの準備をした。先日作ったレモンピール2枚と、まだ残っているゆずのピール3枚を取り出し、レモンは出来るだけ細かく、ゆずは少し大きめに刻む。それをガラスのボールに入れてオレンジキュラソーを少々振り、全体をよく混ぜて香りを移しておく。混ぜながら、この程度の短時間では洋酒の香りは飛んでしまうに違いないと虚しく思いつつ。まあ、少々乾燥気味のゆずピールに水分を補給したと思えばいい。
 バターが入ってツヤツヤの生地にまとまったら、このピール類を1度にざっと加える。くるみやレーズンなどの大きめのものは分けて加えるほうが平均に練り込めるが、細切れのものなら全部一緒にこね合わせるほうが楽である。手のひらで掴むようにしてこねていると次第にまとまってくるので、丸くまとめてビニールをかけ、ターンテーブルに湯を沸かしたレンジの中で1次発酵させた。ターンテーブルには足の短い網を乗せ、その上にボールを置いて直接ボールの底を湯に触れさせないように気をつけた。
 約2時間後にはすでに1.8倍ほどに。速いじゃないか。更に30分置いて発酵完了。パンマットに取り出して12分割し、丸めてベンチタイムを40分。この時点では、一番近いのは白神の生地だろうか。明らかにやわらかめだったが、パネトーネほどにはベタつかないし、ホシノのやわらか過ぎる生地より数段扱いやすい。それに、生地の香りが白神に少し似ている。
 さて、ベンチタイムでふっくら緩んだ生地をつぶしたくなかったから、手のひらで優しくつぶして端からくるんと巻き、小さなクッペ型に整えてオーバル型(楕円形)に入れた。10個しかないので、残りの2個は丸く成形してブリオッシュ型に(どちらも馬嶋屋さんで購入)。同様に温めたレンジの中で倍に膨らむまで2次発酵させる。45分くらいと、これも速い。
 あとは焼成だけである。考えていたよりずっとスムーズで嬉しくなってしまう。やわらかくふんわり発酵しているので、これはかなり窯伸びが期待出来そうである。そこでじわじわ焼く事にし、まずはオーブンを200度に予熱。次いで扉を開けて100度ほどに下げ(適当)、霧を吹いた天板を入れて140度で3分から焼き始める。ぷくっと膨らんできて、期待が高まる。次いで温度を160度に上げ、8分。
 と、ここで事件が……。1次発酵終了時に不意に友人が尋ねてきて、話が盛り上がったおかげで温度を上げ忘れていたらしい。最後に180度で焼き上げようとした所、パンが全然膨らんでいないのを発見。そ、そんなっ。ずっと低温で焼き続けていたら、せっかくの生地も硬くなってしまうではないか。なんで急に来るんだ~(すみません、八つ当たりです!)。
 どん底に突き落とされつつも、ともかく温度を180度に上げる。ほんの気持ち程度膨らんだかもしれない。その後は全く変化なし。焼き色も付かないし生地も重いので、思い切って190度に上げて焼き続ける。やっと焼き色も付き、フルーティーなピールの香りが漂ってきてなんとか終了。網に取り出した時、まあまあの軽さになっていたのも救いだった。
 さて、あら熱も取れないうちから味が気になって仕方がない。さっそく小さめのを食べてみる。これが、すごいもちもち感。もちろん、過発酵のもちもち感ではなく、キメの細かいハード系のあれである。とろけたゆずピールがちょっと苦かったが、すぐに2個目に手の出るおいしさ。すっかり冷えた頃のは更においしい。薄めの皮がパリッとして、中のもちっとした生地に苦味の少なくなったピールがぎっしり。それに、冷めるとほのかな麦の味がする。ピールが多すぎて実はよくわからないのだが、ほんのりと甘味もあるような。だから初めて作るものはシンプルがいいと言ってるのに、なぜかこの方は具を入れたがる(誰の事?)。
 これを今朝も食べたが、味は更に良くなっている。ピールの甘さがなじんだのか、生地本来の(酵母と言うべきか)甘味なのか、とにかく甘い。しっかりとかみ応えがあり、パネトーネ生地のようなパサつきはない。やはり白神に近い感じだろうか。これでちゃんとオーブンの温度が上がっていたら、どんなにか膨らんで食感も変わっていた事だろう。う~、あいつさえ来なければ(また八つ当たり。ごめんよ!)。結局は冷蔵庫の生種も成功していたのだろうか? 中種を作る時に残っていた粒々が、焼き上がった生地の中にも時々見受けられたが、こんなものなのだろうか? もちろん邪魔にはならず、プチプチと香ばしくてむしろ歓迎なのだが? 謎が多いだけに、これからも末長く楽しめそうな酵母である。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年04月12日 15時00分49秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Shizu

Shizu

コメント新着

ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 http://himitsu.…
Shizu @ Re[1]: お知らせ。(04/28) Megu♪さん >遊びに行きますね♪ >楽天…
Megu♪ @ Re: お知らせ。(04/28) 遊びに行きますね♪ 楽天のお気に入りにい…
Shizu @ さすけさんへ。  わあい、嬉しい。一番大変なのがこの日…
さすけ@ピンク @ Re:お知らせ。(02/15) こんにちはー!お久しぶりです。 新し…

© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: