2009.01.26
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カテゴリ: 映画
映画見てきました。及川光博初主演作品。
近未来、殉職した宇宙飛行士がクローンとして蘇る再生と苦悩の物語。
生きるとは死ぬとは何なのか、肉体と記憶を再生することが元のその人を再生することになるのか、魂はどうなるのか、生命倫理、本人・家族の苦悩・・・などなど。

全体的に淡いコントラストと靄(もや)の中で進む話は、好き嫌いがありそう。
でも、ぐっと押さえられた色とぐっと押さえられた主人公の感情、一面の白いもやとクローンとして再生された主人公の記憶や感情のもや、研究者の冷淡さとモノトーンorメタリックの無機質な内装、そういった映像によって登場人物の内面や心理が表現されているように思いました。
永作さんの長回し真正面の映像はさすが!の一言です。ある日突然夫が死んだこととクローンとして戻ってくることの両方を受け入れなければならなくなった妻。感情移入して見入ってしまいました。

見終わってからパンフレットを読んで、映画の場面を思い出し、内容の理解が深まった部分もあったので、もう一回見たらまた違った受け止め方をするのかもしれないなとも思いました。
もしクローンとして蘇ることができるとして、私はそれを選択するだろうか?
なかなか深い話でした。





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最終更新日  2009.01.26 17:16:58
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うず。 @ ホントにw >あゆさん シスター姿ですか・・・笑え…
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うず。 @ どっちも神楽坂エリアです >あゆさん 昼は「茶寮」、夜は「アンサ…
あゆ@ おいしそう! 特に夜!どこのごはんでしょう‥‥。
うず。 @ ありがとうございます >あゆさん これまでも忙しい日々という…

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