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2021.05.10
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カテゴリ: アート
『TVピープル』という本(短篇集)が積読状態になっているのだが・・・
これは安く入手してほっとしたせいかもしれないのだ。
この際、村上さんの短編集『回転木馬のデッドヒート』を読んだ余勢で、積読『TVピープル』に手をつけた次第でおます。



【TVピープル】


村上春樹著、文芸春秋、1990年刊

<「BOOK」データベース>より
得体の知れないものがせまる恐怖、生の不可解さ、そして、奇妙な欠落感…。生と死、現実と非現実のあいだ…。小説の領域をひろげつづけてきた作家の新しい到達点。
【目次】
TVピープル/飛行機ーあるいは彼はいかにして詩を読むようにひとりごとを言ったか/我らの時代のフォークロア/加納クレタ/ゾンビ/眠り

<大使寸評>
この際、村上さんの短編集『回転木馬のデッドヒート』を読んだ余勢で、積読『TVピープル』に手をつけた次第でおます。

rakuten TVピープル



加納クレタ、マルタ姉妹のお話しを、見てみましょう。
大使は子どもの頃に「マルタ島攻防戦」という戦争映画を観たことが、記憶に残っているいるのでこの短篇小説をチョイスしたのです。
p107~109
<加納クレタ>
 私の名前は加納クレタ、姉の加納マルタの仕事を手伝っている。
 もちろん私の本当の名前は加納クレタではない。これは姉の手伝いをするときの名前だ。つまり仕事上の名前である。仕事を離れたときは、加納タキという本名を使っている。私がクレタと名乗っているのは、姉がマルタと名乗っていたからだ。

 私はまだクレタ島に行ったことはない。
 ときどき地図で眺めてみる。クレタはアフリカに近いギリシャの島だ。犬のくわえた骨つき肉のようなごわごと細長い形をしていて、有名な遺跡がある。クノッソス宮殿だ。若い英雄が迷路をつたって女王を助ける話。もしクレタ島に行く機会があったら是非そこに行ってみようと思う。

 私の仕事は姉が水の音を聴く手伝いをすることだ。私の姉は水の音を聴くことを職業にしている。人の体を浸している水の音を聴くのだ。言うまでもないだろうが、これは誰にでもできるということではない。才能も必要だし、訓練も必要なのだ。日本ではたぶん姉にしかできない。姉はその技術をずっと昔にマルタ島で習得した。姉が修行をした場所にはアレン・ギンズバーグも来たし、キース・リチャードも来た。マルタ島にはそういう特別な場所がある。

 その場所では水がとても大きな意味を持っているのだ。姉はそこで何年も修行していた。それから日本に戻ってきて、加納マルタと名乗り、人の体の水音を聴く仕事を始めたのだ。

 私たちは山の中に古い一軒屋を借りて二人で暮らしている。地下室もあって、姉はそこに日本各地から運んできた何種類もの水を集めて置いている。陶器の水瓶に入れて並べてあるのだ。ワインと同じで、水の保存には地下室がいちばん適している。私の役目はその水をきちんと保存することだ。ごみが浮かんでいたらすくいとり、冬は氷がはらないように気をつける。夏は虫がわかないようにする。それほど難しい仕事ではない。時間もかからない。だから私は一日の大部分の時間を、建築図面を引いて過ごしている。姉のところにお客があるとお茶を出したりもする。

 姉は地下室に置いた水瓶のひとつひとつに毎日耳をつけて、それらの発する微かな音に耳を澄ませている。毎日二時間か三時間くらい。それが姉にとっての耳の訓練なのである。ひとつひとつの水はそれぞれに違う音を立てるのだ。姉は私にもそれをやらせる。私は目を閉じて、体じゅうの神経を耳に集中する。でも私には水の音がほとんど聞こえない。たぶん私には姉ほどの才能がないのだ。

 まず水瓶の水音を聴きなさい。そうすればそのうちに人の体の中の水音も聴けるようになるからと姉は言う。私も懸命に耳を澄ませる。でも何も聞こえない。ほんの少し聞こえたかなあと思うことはある。ものすごく遠くの方でふと何かが動いたような気配を感じる。小さな虫が2、3度羽を動かしたような音が聞こえる。聞こえるというよりは、空気がほんのちょっと震えたという程度のものだ。でもそれは一瞬で消えてしまう。かくれんぼでもしているみたいに。



映画「マルタ島攻防戦」を紹介します。

【マルタ島攻防戦】


ブライアン・デズモンド・ハースト監督、1953年英制作

<ストーリー>より
第二次世界大戦中。航空写真偵察の名手、イギリス空軍中尉ピーター・ロス(アレック・ギネス)らの乗ったカイロへ向う輸送機は燃料補給のためマルタ島の英軍基地に着陸したところを独空軍に爆撃されて炎上し、足を奪われたロスはマルタ基地に配属されることになった。そのころ、イギリスは最大の努力を払ってマルタ島を確保しようとしていた。ここを奪われると地中海全域の制空権を失いアフリカのロムメル軍が俄然有利となるからだ。ロスは偵察飛行に出たとき、航空司令(ジャック・ホーキンス)の命を冒してイタリア南部を飛び、軍法会議にかけられそうになったが、彼の撮影したフィルムにはマルタ進攻を目指すグライダー満載の貨車群が写っており、首脳部は緊迫した空気に満たされた。マルタ島での彼我の応酬は日ごとに激しさを加え、イギリスは米空母からスピットファイア機の空輸を敢行して攻撃態勢を整えた。

<大使寸評>
大使は子どもの頃に「マルタ島攻防戦」という戦争映画を観たことが、記憶に残っているいるのです。わりと戦争映画フリークだったのかも。

moviewalker 「マルタ島攻防戦」


『TVピープル』1
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Last updated  2021.05.10 08:35:25
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