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人間にとって一番大切なのは、自分が納得できる人生を送ることだと思います。

日々の仕事の忙しさの中でともすれば、ついついと後回しにしがちなのが長期的生活設計ではないかと思います。

いつのまにか時間がたち、定年間際になって初めて「あれっ、俺はこういう人生を望んでいたんだっけ」と、世間に流されていたことに気づいたり、大事なことが抜け落ちていた事に気づくものです。

若いうちは仕事だけでなくそれ以外のことも含めて“自分にとって真に納得できる人生とはどういうものか”を描き、実現していくための努力が大切だと思います。

仕事はある程度頑張れば、それなりの充実感や達成感を味わいながら日々送ることができます。

でも、そういう人こそ自分が一度きりの人生で求めているものを確認する必要があるのではないでしょうか。

殆どの皆さんは就職する時に、自分なりに仕事のイメージを持って就職されたと思います面白さや充実感を感じてこられた方も多いのではないでしょうか。

しかし、だからこそ、これからは中長期のビジョンを考えてはどうでしょうか。

自分がどう生きていけたら最も充実した人生をおくれるかについて真剣に考える必要があると思います。

それでは、自分が本当に求めているものを見つけるには、どうすればいいでしょう。

まずは過去にヒントがあります。

私たちはこれを自分の“コア”と表現していますが、例えばどんなことに喜びを感じるか、どんなことに悔しさやコンプレックスをもったか。

「本当はもっと金持ちになりたい」とか「あたたかい家庭が欲しい」とか、正直な気持ちを過去の中に探してみることがそのきっかけになります。

過去と同時に、「憧れ」という側面も大切です。

歴史上の人物でも架空の人物でもいいと思いますので憧れている人を思い浮かべ、その人のどんなところを素敵だと思っているのか考えてみる。

この２つの中から、自分がどんな生き方をしていきたいか分かってくると思います。

夢を持つことは確かに素敵ですが、それを実現させるのは難しいですよね。

ひとつ、とても重要なことは「決断できる状態の自分」でなければ夢は描けないということです。

自信をもって意志決定ができる、すなわち自分のことを信じられる状態に自分を持っていくということは、夢を描くために大変重要な必要なことです。

そうでなければどんな思いもタワゴトにしかならないと思います。

自分が望むキャリア・イメージができたとして、それを実現していくためには、どのようなステップを踏めばいいでしょうか。

ここからは頭の使いどころです。

キャリア・チェンジであれば、自分の今まで培ってきたもの次の職場でどう生かされるか、自分でも納得して、人にも納得させるだけのものを考える。

それを抽出していく作業、あるいは今から育てる作業がそこからの期間です。

今の会社で実績があまりないからって、だめだと思う必要は全くありません。

重要なのは、意識のチェンジです。

今の自分に何が生かせて、何が足りないか、何をもっと育てるべきか。

そこを明確にし伸ばす過程にある状態で転職活動するというのがひとつの作戦ですね。

自信も必要ですが、もうひとつ必要なものがあります。

それは何かというと思考力、自己分析力。自分のことを客観的に評価したり、自分の考えを整理するというのは、なかなか難しいことです。

よき同僚をみつける必要があります。

できればそれは身近な人じゃない方がいい。適度な距離をもって、かつ的確に自分の能力が整理できて、可能性を見いだしてくれる相手がいるということは重要なことです。

例えば、憧れをもってこの世界に入った人が多い広告業界には、自分自身を見つめるほど仕事に対して貪欲になる方が多いと思いますし、社名や肩書よりそこで自分がどう活躍できるかにこだわりをもっていると思います。

いま組織の中でカンファタブルに仕事をこなしている人たちにこそ、もう一度自分の将来像を正直に描いてみて欲しいですね。

大きな仕事やグローバルな仕事がいい仕事というわけではありませんが、まあこれからの参考にして頂ければ光栄です。

時間が許せば私のホームページにもお立ち寄り下さい。
お待ちしています。

★⇒http://homepage2.nifty.com/watayan1511

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