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◇小学生５０人に阿波踊り伝授

本番を前に、こども阿波おどり教室が２４日、徳島市新町橋２丁目の阿波おどり会館で開かれ、小学生約５０人が参加した。蜂須賀連のメンバーが手や足の動きを中心に踊りの基本を伝授。本格的な阿波踊りは初めてという参加者も多く、見よう見まねで練習を繰り返した。
徳島市昭和町３丁目の小学２年生、大崎龍典君は「足の動きが難しかった。これからも頑張って練習したい」と話していたとか。今後４回の練習日を重ね、その成果を８月１２、１５両日に企業連や有名連と一緒に演舞場で披露する予定だそうです。

◇梅雨の晴れ間、雄花キラキラ　

石井のトウモロコシ畑徳島県内各地で収穫期を迎えた夏の味覚・トウモロコシ。二メートル以上ある茎の頂に咲くススキの穂に似た雄花が、梅雨の晴れ間の日差しを受けてキラキラと輝いている。
特産地の一つ、石井町の吉野川堤防沿いに広がるトウモロコシ畑では、茎や葉の緑と黄金色をした雄花とのコントラストが、辺りに真夏の雰囲気を漂わせている。
トウモロコシはイネ科の一年草で、中南米原産。雌花は実となるので重宝される半面、受粉を終えた雄花は、アブラムシなどの害虫除けのため、刈り取ってしまう農家もある。
収穫作業は月末まで続き、主に阪神方面へ出荷。茎は引き倒され肥料に変わる。

◇広葉樹の苗木120本植樹　
徳島ロータリーク、入田山人の森　徳島ロータリークラブ（大塚一郎会長）は二十四日、環境保全活動の一環として徳島市入田町月の宮の「入田山人の森」に山桜やクヌギなどの広葉樹の苗木約百二十本を植えた。
徳島ロータリークラブの会員や家族ら三十人が参加。ＮＰＯ徳島県森の案内人ネットワークのメンバーに手ほどきを受けながら、山の尾根付近約〇・二ヘクタールにくわで穴を掘り一本一本植えた。

植樹後、木のつるを利用したかご作りや、山の木や野いちごなどの草花を観察しながら山歩きをして自然に親しんだ。

◇稚児練り歩き修復完了祝う

那賀・萬福寺、町内外の80人参加　国の登録有形文化財に指定されている那賀町延野の真言宗・萬福寺（鈴木泰仁住職）で二十四日、修復工事の完了を祝う落慶法要が営まれ、稚児行列が同寺周辺を練り歩いた。
稚児行列には、町内外の一－十二歳の約八十人が参加。鮮やかな青や紫の衣装で着飾り、手にハスの花を持った子どもたちが、一列になって延野体育館から寺までの約二百メートルを保護者らと一緒に歩いた。沿道には檀家（だんか）の人たちが集まり、行列を見守った。
また境内では、鈴木住職らが般若心経を読経。もち投げをして修復完了を祝った。
萬福寺の本堂は江戸時代末期に建立された。東四国でかつてはよく見られた、屋根の四方をかやぶきで覆う四方蓋（しほうぶた）民家風の外観が特徴。雨漏りや床下の白アリ被害が深刻になり、〇六年四月に修復工事に着手し、今年三月に完成した。

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