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◇新年祝う風船、韓国から飛来か？

風船は十数個がひもで結ばれており、そのうち赤や青、緑など九個が割れずに残っていた。風船には今年のえとである「戊子（つちのえね）」や、「新年に願いごとをかなえてください」と書かれていた。韓国の百貨店の名前も入っており、同国から飛んできたとみられる。
昨年十二月に父親が九十六歳で亡くなり、寂しい正月を過ごしていたという鳥居さん。「気持ちが沈んでいた家族に縁起の良い贈り物が届いた。今年はいい年になりそう」と喜んでいるそうですよ。

◇青年海外協力隊の活動パネル展
青年海外協力隊の活動知って　徳島市でパネル展　青年海外協力隊の派遣中や帰国後の活動を紹介するパネル展「みんながくれたもの－青年海外協力隊に参加して」（徳島県青年海外協力協会主催）が十一日、徳島市内のふれあい健康館で始まった。十二日までだとか。
徳島市の職員として二年間、ケニアに派遣された保健師の有馬麻紀さん（３４）と、モロッコに出向いた保育士の中井史さん（３０）の活動を記録した写真パネルなど約百点を展示。二人は「命の大切さや生きる喜びを教えてくれた」「国際協力は一方的なものではなく、互いに心を通わせることから始まる」などと、協力隊に参加して得た経験や感想もつづっているそうだ。

　二月二日午後一時半から徳島駅前のクレメントプラザにある県国際交流協会で、隊員の帰国報告会や有馬さんら元隊員の座談会がある。

◇鳴門の「ＢＡＮＤＯロケ村」住民が存続を要請
映画「バルトの楽園」で使われ、三月末で閉村するＢＡＮＤＯロケ村（鳴門市大麻町板東）の存続を求めて、地元の住民団体「『ＢＡＮＤＯロケ村』保存をめざす会」が十日、吉田忠志市長に存続要望書と地元住民三千三百二十人の署名を提出した。
市役所を訪れたのは、保存をめざす会代表の林啓介ドイツ村友の会会長と林宏明板東地区自治振興会会長。
要望書では「板東の歴史的営みを後世に語り継ぐまたとない施設で、大規模なバラッケの復元は難しい。人権と平和教育、国際交流の場として存続してほしい」としている。署名は昨年十二月二十日から集めた。
吉田市長は「現地は河川区域で、ロケ村の存続は不可能。バラッケを他の場所に移築してＮＰＯ法人などが運営するなら、できる範囲の支援を検討する」と答えた。
ロケ村は二〇〇六年三月にオープン。来場者は昨年十二月末で二十二万六千百十五人。市は現在、ロケに使ったバラッケ三十四棟の引き取り手を公募中で、譲渡先がなければリサイクルするか解体して廃棄処分するそうだ。