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盗難が相次ぐ「徳島阿波おどり」のポスター。
萌えキャラ効果恐るべし 来月12日から15日まで開催される「阿波踊り」をPRするため、徳島市観光協会がアニメ映画の美少女キャラクターを起用したポスターを作成しました。
ところが、盗難が相次いでいることが分かった。
「らき☆すた」や「美少女米」に代表される、最近の“萌え”ブームを反映した現象と思うが、盗んだポスターをネットオークションに出品して10万円近くを荒稼ぎする者まで出現しました。
協会は“盗人オタク”に苦慮しているそうです。
ポスターはB1判で、来月8日に第7章が公開される人気アニメ映画「空の境界」の美少女主人公、両儀式と男性キャラが涼しげな浴衣姿で演舞場の阿波踊りを見物する様子が描かれています。
アニメ制作を請け負う「ユーフォーテーブル」の近藤光社長が徳島市出身で、同市内にスタジオも開設したことから協会がイラストを打診し、
600枚が製作されました。
市内の商店街や四国の主要駅、道の駅などに配置されたそうです。
ポスターは非売品ですが、同協会には6月下旬以降、購入希望者からの問い合わせが毎日のように寄せられているとか。
さらに、判明しているだけで計4枚が盗まれ、うち2枚が「ヤフーオークション」に出品。それぞれ8万3000円、9万3000円で落札されたという。
オタクに人気のアニメや漫画が地方に波及した例としては、アニメ「らき☆すた」で描かれた埼玉県の鷲宮神社が有名。
同神社には“聖地巡礼”と称し、全国のオタクファンが押し寄せたとか。
また、昨年9月には「あきたこまち」を販売する「JAうご」)が、米袋のパッケージに美少女イラストを描いたところ、ブログや口コミで聞きつけたファンが買い付けに殺到し、わずか1カ月で2年分を売り上げたそうだ。
これらの成功例を受けて、各地で特産品や組織のキャラクターに“萌えキャラ”を起用することがブームになっている。
その経済効果は900億円ともいわれるが、盗難にあった関連商品がこれほどの高値を付けたケースは例がない。
「黄桜」のCMで知られる漫画家、清水崑氏のカッパの作画以来、約半世紀ぶりにイラストをポスターに採用したという徳島市観光協会の関係者も「こんなに人気が過熱するとは完全に予想外です」と困惑。
「問い合わせの電話は、いまも毎日続いていますが、対応しきれないのが現状だとか。
オークションの件も把握していますが、明らかに盗品で、何らかの対応をしなくてはいけない。
ですが、なにしろ踊りの準備でてんやわんやでして…。
来客が増えるんはホンマありがたいことですが、正直、参っています」と話しているそうです。
ポスターは多くの方が見て楽しむもの、盗ったらだめですよね。
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