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ニューヨーカーは水を飲む習慣がきちんと身につけている人が多いそうです。
聖マリアンナ医科大学病院腎臓高血圧内科助教の今井直彦さんは 水の飲み方を知って 、健康な体を維持していただきたい」と話す。
では、どのように飲めばいいのかアドバイスしてもらった。
暑い時期だけでなく、これからのスポーツの秋にも、ぜひ知っておきたいことだ。
体からは常に水分が失われています。
尿や便だけでなく、呼吸や皮膚からも水は失われていきます。
一方で、入ってくる水分は、水として口から飲む他に、食物に含まれる水分や体内で産生される水分があります。
意外と忘れがちなのが、この、食事に含まれている水分です。
こうしたことを考えると、1日に2リットル飲む必要はありません。私は1日1~1.5リットル飲むことを勧めています。
たまたま0.5リットルしか飲まない日があったとしても問題はありません。
腎臓は賢い臓器で、水を飲まなかったときはその水を保持するように、そして水を飲み過ぎたときにはその水を排泄するように働きます。
きちんと食べている人であれば、たとえ1日に6リットルの水を飲んだとしても不必要な分は体から排泄されます。
健康な人であれば、腎臓の働きにより不要な水分は体外へ排泄されます。
ですから2リットル程度の水を飲んだからといって、それが原因でむくむことはありません。
夕方になると足がむくんでくるというのは水分のとりすぎによるものではありません。
若い女性でダイエットをしている方の相談を受けることがありますが、 しっかり食べておらず栄養状態が悪い人は逆にむくみやすくなります 。水しか飲まないなどといった極端なダイエットは体によくないということです。
水分補給にはスポーツ飲料が適していると聞きますが、本当ですか。この夏は、暑さ対策もあって、塩アイスや塩クッキーなど塩スイーツのラインアップもますます増えていますね。塩分もとった方がよいのでしょうか?
日本人は欧米人に比べて塩分を2倍近く取っていて、とり過ぎです。
塩分のとり過ぎは高血圧やむくみにつながります。
ですから不必要に塩分を取らないようにしないといけません。その中で、塩分をとっていただきたいのは、汗をたくさんかいたときです。
汗と一緒に塩分も出ていくからです。
特に、汗をかけばかくほど、出ていく塩分量は多くなります。
運動したり暑かったりで汗だくになったときは要注意です。
こんなときは、水分だけでなく同時に塩分も補給してください。
一般のスポーツドリンクは、実はそれほど塩分濃度が高くありません。
汗ばむ程度のときにはそのくらいの濃度のもので十分ですが、大量の汗をかいたときには足りません。
最近ではようやく市販でも塩分濃度の濃い「経口補水液」といわれる飲料が販売されるようになりました。こうしたものを利用するといいでしょう。
一方で、昔の人の知恵で「麦茶に梅干」というのがありますが、実はこれなどもピッタリです。
手軽ですし、経済的ですよね。昔の人の知恵は恐るべしですね。
汗をかいているかどうかで塩分を取る必要があるか決めればよいのですね。
オフィス等で普通に働いている分には塩分を取る必要は全くありません。
わせて飲んでいただきたいですね。
ちなみに、ビールは"水"ではありませんから、カウントしないでください。
ビールで「必要な水分補給」はできません。アルコールは利尿作用がありますので逆効果です。
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