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近い将来高い確率で発生が危険視されている南海トラフでの巨大地震。
スーパーコンピューターによる最新解析によると、放出された膨大な地震波のエネルギーは、とくに東京・大阪・名古屋といった大都市圏に集中的に襲いかかり、長く大きく高層ビル群を揺らし続ける「長周期地震動」を発生させると予測されています。
関東大震災以後、大地震を知らずに発展を続けてきた日本のメガシティは、その危機を乗り越えられるのでしょうか?
未知なる脅威「長周期地震動」の実像を知る手がかりは、25年前に中南米最大の都市メキシコシティを襲った巨大地震に隠されていました。
震源からはるか400キロ離れた都市直下で急激に増幅し、およそ1分間にわたってビル群を揺さぶり、破壊した謎の地震波。
その背景には、もともと非常に脆弱な地盤を人間が埋立て、都市を築いてきた歴史が秘められていたのだ。
メキシコシティと同様、江戸期以降あいつぐ土地改良と埋立てによって世界最大級の都市を築き上げてきた東京も同じです。
しかし、長周期地震動のリスクは高層ビル設計の中で長年“想定外”とされ続けてきました。
さらに、長く揺れ続けることによって湾岸部などでは液状化被害が拡大し、建物の基礎や地下のライフラインに深刻な被害を与えることも最新研究でわかってきています。
にわかに突き付けられた未経験の災害の脅威に、都市文明はどう向き合うのか。
最新研究成果と都市の秘められた歴史を軸に、メガシティに迫る危機にどのように対応すればよいのか早急に検討し実行しなければなりません。大変難しい問題ですが避けて通ることは出来ません。
とにかく当面の大きな課題ですね。
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