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スズキが1月8日に発売した新型の軽自動車「ハスラー」のキャッチフレーズは「遊べる軽」だ。
車内の広さや燃費性能など実用性を重視する軽自動車業界で、新ジャンルの開拓を目指す。
街中だけでなく、雪道など悪路に強くアウトドアのレジャーで「遊べる」のが売りだという。
はたして本当か?
記者が 新潟県 の雪道で試してみた。
2月5日。東京から新幹線でJR長岡駅( 新潟県 長岡市 )に向かった。
ホームに降りると気温は零下4度。天気は一日じゅう「雪」の予報で、絶好の試乗日和に恵まれた。
長岡市 内にあるスズキ自販新潟を訪ね、試乗車の「ハスラー Xターボ」( 四輪駆動 、スタッドレスタイヤ)を借りた。
パッションオレンジのボディーに屋根が白のツートンカラー。
見た目はおしゃれで格好いい。さすが、遊べる軽だ。
だが、試乗車なため、側面に「新型 ハスラー HUSTLER 遊べる軽、出た!」の文字が。
スズキの意気込みが伝わるが、ちょっと恥ずかしい。
それはともかく、同乗してガイドや写真を撮影してくれるスズキ自販新潟の手塚純太さんによると、「人気の高いカラー」という。
運転席に乗り込んでみた。
外見からの想像より室内は広く、身長173センチの記者でもゆったりと座れた。
ハスラーは、背が高く室内が広い軽ワゴン車「ワゴンR」をベースに開発されており、ワゴンRの「広さ」を継承している。
「スリップしやすいので急発進、急ハンドル、急ブレーキに気を付けて」と、手塚さん。
安全運転を心がけて出発だ。
長岡の市街地の幹線道路は地下に埋めたパイプから水が出る融雪装置のおかげで積雪はほとんどない。
そこで加速やブレーキの具合などを確かめながら、手塚さんの案内で雪の多い山あいの同市栃尾地区に向かう。
山が近づくにつれ融雪装置もなくなり次第に路面の雪は多くなってきた。
路肩の雪も1メートルを超えてきた。
30分ほどで着いた栃尾地区はまさに雪国。
民家の軒先には大きなつららが連なり、景色も白一色。
道路は上り下りだけでなくカーブが多い。
大型除雪車が頻繁に除雪をしているというが、それでも路面はわだちの部分だけが黒っぽく見え、ほかは数センチの雪が積もっている状態。センターラインも雪の下だ。
わだちにそって走行する。
坂をのぼる力も十分あり、下りカーブでもハンドルをとられることなく順調に走れた。
しかし、雪で本当に困るのはタイヤの空回りだ。
10年前に勤務した隣の 富山県 で、 排気量 2千ccの乗用車に乗っていたが、駐車場や上り坂での発進で、動けなくなったことが何回もあったことが頭をよぎった。
ハスラーは大丈夫か。
あえて20センチ弱の雪が積もっている路肩に車を止めて、発進できるかを試した。
ゆっくりアクセルを踏むと、「シャリ、シャリ」と雪を踏みしめるタイヤの感覚が伝わってきた。
軽とは思えない力強さ。無事に発進できた。
気をよくして、さらに悪路に挑戦したが問題なかったとのことです。
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