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先々週に突然中止され、先週突然始まった息子の中学登校。とりあえず2日間登校することは分かっていましたが、今週はどうなるのかと思っていたら、週末、30日は休みで、31日の午後1時~登校という連絡が。今回はもう、休みと登校の両方の心づもりができているので、ショックは少ないです。ほー、息子は30日休みで31日登校、娘のほうは夏休み前にもらったプリントによると30日登校、31日は休みとなっています。夏休み最後の最後、30日は息子とお出かけ、31日は娘とお出かけでもするか、と思っていたら、これまた週末、娘の登校日が30日から31日に変更との連絡が。そうですか、もう30だろうと31日だろうと、どっちでもいいですよ。心の準備はできてますから!とにもかくにも、今日でついに夏休み終了。子どもたちは明日からフルの時間割で学校生活が始まります。子供にとってはいきなり大変ですが、親にとっては正直ありがたい。。。変更に次ぐ変更に振り回されたことも忘れ、学校に感謝しつつ、いそいそと子供の学用品を揃える母なのでした。(またいつ登校中止になるか分かりませんが苦笑)
2021/08/31
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金曜日、子どものバドミントン練習をそばで見ていたママ友が、ウ~~~~~~~~ン!!と大きく伸びをして、「夏休みも終わりだね~!」とうれしそうに言った。「やっぱそう思ってた?そうだよね、やっと解放!」とわたしが相づちを打ったら、「これでやっと私たちの平穏な日々が戻ってくるわね♪」とママ友。ふたりで顔を見合わせて笑った。子どもにとっては、夏休みが終わるのは寂しいかもしれないが、親にとっては「あと何日」と指折り数えてカウントダウン。そんな不謹慎!?なこと、なかなか堂々とはいえないけど、夏休み期間、食事の準備はじめ子供の諸々の相手に追われた親にはきっとそういう気持ちがあると思う。教育熱心な中国人ママも同じこと思うんだね。子どもサービス期間もまもなく終了。先週から北京はにわかに秋の気配。朝晩過ごしやすいです。
2021/08/31
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7月末に北京で180日ぶりに新型コロナウイルス患者が出た影響で、8月中旬に予定されていた5日間の登校日はすべて中止になったという話を書きました。どうやら8月いっぱいは休みで、9月から通常登校になるのかな、と思いきや、8月24日の夕方ごろ、突然、「あさってから登校」との連絡が。あまりに突然の連絡に、まず湧いてきた感情は「怒り」。続いて、「あきらめ」の気持ちです。なにしろここは中国。突然の予定の変更は日常茶飯事。そんなことは頭では分かっているつもりなのですが、それでも毎回それは突然やってきて、わたしは毎回思わず湧き上がる怒りと格闘します。「なんでそんなに急やねん!!!」(怒ると心の中はむちゃ関西弁)さすがに在中国17年ともなると、怒り発生後、割合すぐに「そう、ここは中国。こんなことありありやんか。」と「あきらめ」&「なんとか対応するしかない」モードに切り替わるのですが、毎回この感情の起伏に疲れます。なんでもうちょっと早めに予定を言ってくれへんねん~!(まだ怒りモード抜けきらず)けれども考えてみると、早めに予定を伝えるのはきっと無理なんでしょう、なぜって、今さっき予定が決まったばかりだから。たぶん、コロナで登校日が中止になり、もともとの予定が急きょ白紙になった。そして、北京政府の登校OK通知とともに急きょ、「あさって登校」という予定が組まれたのです。日本なら、「普通無理でしょ!」っていう予定をフツーに組んじゃうのが中国で、「そりゃないでしょ」とかいいながら、突然のお達しにフツーに対応するのが中国人。そして、そのために親が突然会社を休まなくちゃならなくなって、突然会社に明日の休暇届を出した場合でも、「あー、そうですか」とフツーに休暇がもらえちゃったりするのが中国の会社。社会全体が、突然予定が入るということが当たり前に起こりうるという常識の中で動いているから、急なことでもなんとか対応できちゃうことが多い。…っていうか、対応できなくても対応せざるを得ない状況になるんですが、対応が完璧でなくても、まぁまぁ許されるといった面も。完璧にできないことが分かっていても、とりあえず実行してしまってから、不備を補うという考え方です。ある意味、この中国人の臨機応変さは見事といえば見事です。先生だって、今日聞いてすぐ出勤、みたいなスピード感で対応しているわけですからね。結局、24日に「あさって登校(詳細は後ほど)」というチャット連絡が来て、25日午後に登下校時間の連絡があり、翌26日に登校。9月から登校だとばかり思っていたので、新しい制服も、靴も、文具も、まだちゃんと準備してなくて、あちこちひっくり返したり、買いに走ったり、散髪に行ったり、大騒ぎの末、とにかく登校させました。親の臨機応変度も試されます。これが中国の割合フツー。いつもだいたいこんな感じです。そう分かっていても、いざ突然連絡が来た時には、「なんでやねん!」と怒り、「ここは中国だから(私の常識は通じない)」と自分に言い聞かせ、あきらめて対応するという同じ感情の起伏をたどります。突然の予定来襲になんの怒りも感じず、平然と対応できるようになったら、このあいまいさと突然の変化とスピード感に満ちた!?文化になじんだ、ということになるのでしょうか。まだまだ修行が必要そうです。
2021/08/27
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国際結婚して中国に来て17年、中国人の夫との行動や考え方の違いに驚いたことは一度や二度じゃありません。そんな時、わたしは心の中でこの受け入れがたい事態をどう消化するのか。方法その①は昨日書きましたが、方法その②は、「私の持っている常識だけが絶対的に正しいわけではない」と心の中でおまじないのように唱えることです(笑)。世界は広い。わたしにはわたしの常識があるのと同じく、相手には相手の常識がある。わたしは自分が正しいと思っているけど、相手だって相手が正しいと思っている。わたしに思想の自由があるのと同じく、相手にも思想の自由がある。わたしがどう考えようとわたしの自由だと思えば思うほど、相手にも同じ自由があるはずだということに思い至る。自分だけ思想の自由を享受して、相手の思想の自由を奪う権利はないはす。自分を尊重してほしいなら、同様に相手も尊重するしかない。・・・・・・というようなことを自分によく言い聞かせた後、もう一度、信じられないことを言った夫を見てみると、「まぁ、そういう発想もありうるんだな」と、思いもよらなかった発想を少しは受け入れられる余裕が生まれる・・・場合もある気がします。【復習まとめ〕①受け入れがたい異文化に出会った時は、 思わず否定・非難したくなるのをぐっとこらえて立ち止まる。(数秒立ち止まるとちょっとは冷静になる。)➁これは世代が違う人の考えだから、発想が違って当たり前。 父ならこういうこと言いそうかも、と考えてみる。③「わたしが持っている常識が絶対的に正しいというわけではない」 というおまじないを唱える(心が落ち着くまで)。④「自分に思想の自由があるなら、相手にも思想の自由がある」 と相手の側に立った視点を意識してみる。⑤ここで先ほどの受け入れがたい出来事をもう一度振り返ってみると、 相手の発想を「へーー」と新鮮に思える心の余裕が生まれている ・・・かも?異文化に限らず、他人のあれこれが「許せない!」「信じられない!」という気持ちが湧いてきた時に、この方法は結構普遍的に効くんじゃないかと思うのですが、どうでしょうか。もし「もっといい方法を知っているよ」という方がいれば、ぜひ教えていただければうれしいです。
2021/08/26
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昨日の記事で、セミのぬけがらを見て騒ぐ子供を前に、「セミは地面の下にいる時は、おいしいんだよ」と言って聞かせる夫にびっくりした話を書きました。わたしの第一の反応は、「えーーっ、そこで子供にそんなこと言う!?」これはもう、自分の想像外の発想に出会った時にまず驚かない人はいないでしょう。その後、少し冷静になって、この想像外の異文化的発想を自分の中でなんとか消化しようと試みます。まず、「この人は、わたしの父と同世代なんだ。 このセリフは父なら言いそうだ」と考えます。実は夫はわたしより2歳年上なだけなのですが、子どもの頃に飢えを経験した世代。日々飢えて過ごした幼少期の思い出があるところが、戦前世代の父となんだか重なって見えるのです。セミの幼虫だろうがバッタだろうが、口に入れられるものはなんだって口にして命をつないできたのです。まぁ幼い頃にセミの幼虫を食べたかどうかは不明ですが、夫のあまりに現実的な言葉に接するたび、わたしが小動物や昆虫などを見て、「虫さんはね~」と勝手に擬人化して物語を作っちゃうほうが浮世離れ、というか、豊かで恵まれた環境で育った人間の発想なんだな、ということに改めて思い至ります。とにもかくにも、夫のほとんど理解不能な発言を父という身近な存在に引きつけて考えることで、一瞬はるか遠くに感じられた夫の存在が再びぐんと身近なものに感じられる、という効果があります。つづく。
2021/08/25
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夏休み、北京の外に遊びに行くことが難しいので、週末、家族4人で、北京の端っこのほうにある「樱桃谷」というところの川辺で遊びました。少し遊んだところで、急に大粒の雨が降ってきました。慌てて木陰で雨宿り。ふと見ると、木の枝にセミのぬけがらが。うちの子どもたち、セミのぬけがらを見たのはいつ以来か、北京市内でもセミは鳴いていますが、うちの近所の街路樹はとても背が高いのが多く、網や手でつかまえられるようなところにセミやセミのぬけがらはあまり見かけません。「わー、セミのぬけがら、こわい!」と言う娘に、夫が声をかけます。「セミは地面の下にいるときはね・・・」さて、その後、夫はどんな言葉を続けたでしょうか。わたしは頭の中で、「セミの幼虫さんは地面の下で何年も過ごした後、 やっと大人になるためにこうして木を登って出てくるんだよ」というようなストーリーを思い浮かべていました。しかし、夫の話の続きは私の予想とは全く違いました。「セミは地面の下にいる時は、おいしいんだよ」と言うのです。思わず、目が点になりました。セミの幼虫は美味しいというのです。「えーーっ、ここで食べるっていう話になる?」というような反応をしたわたしに向かって、「君だって、東北地方に住んでた時は、 カイコの幼虫だって食べたじゃん!(あれと同じようなもの)」と夫。そりゃなんでもものは試しと食べました。食べましたけど、子供とセミの話をするのに、日本人的発想でいくと、「セミさんはね・・・」と擬人化して物語的に話して聞かせるような場面で、食べるはないでしょ!こんな、日本人のわたしが想像もしないような異文化的発想に出会った時、わたしの中でどのようにして心の平穏を保つのか。それを次回書きたいと思います。
2021/08/24
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小4の娘、最近ネットテレビで日本のアニメ「キャプテン翼」を見つけてはまってます。日本語音声に中国語字幕がついたものと、中国語吹替が選べるのですが、娘が選んだのは・・・・・・中国語吹替版。しかも、「日本語のはイヤだ」と言った。。。微妙にショックでした。兄弟どうしは中国語で会話しているので、中国語が優勢なのはわかっていましたが、最近まで日本のテレビもよく見ていたのです。毎日朝食の際に日本のテレビをつけていたのですが、中国現地小学校の保護者会で、高学年になったらそろそろ時事ニュースや新聞などに触れる機会を作るのが良いという話を聞き、朝食の時、毎日中国語のニュースを見せることにしました。そうして数か月経つと・・・・夕方や夜の時間にも、あまり日本語のテレビを見たがらなくなりました。おまけに、母との会話の中でも時節日本語に詰まり、「〇〇(中国語)」って日本語で何て言うんだっけ?」と聞くようになりました。子供の言語って、結構あっというまに変化するものなんですね。進化するのも早いけど、退化するのも早い。中国で生まれ、中国で暮らし、中国人の友達と遊び、父親やじいちゃんとも中国語を話しているんだから、いったん中国語へ切り替わりだすとあっという間です。日本語も伸ばしていってほしい気持ちもあるけど、中国現地校に通っているなら、全教科に影響する中国語力が大事なのはいうまでもないし。。。かつて、国際結婚して生まれた子供は自然に両方の言葉がネイティブ並みにできるようになると思い込んでいましたがそんな夢みたいなことを無邪気に信じていた時期が懐かしい・・・、現実はそんな甘くないですね。誰もが等しく1日24時間しかない時間を中国語と日本語を行ったり来たりしながら過ごしているのですから、中国語にせよ、日本語にせよ、24時間単一言語に浸っている子供たちと同等の言葉の使い手になるのはなかなか簡単じゃありません。環境的にはほぼ中国語なので、日本語は消えやすい言語です。守りたい言語だけど、子供たちの現地校での勉強を考えると中国語を第一に考えるべきだと思っていますし、少なくとも一つはネイティブ並みに身につけさせたいと思った時、わが家の場合、その言語はたぶん中国語。。。なんだけど。。。子どもの言葉のことを考えると、いつも母として心揺れるつばめです。
2021/08/23
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北京で生まれた息子も、はや12歳。今年6月に中国現地小学校を卒業し、来たる9月には中学生になる予定です。その入学予定の中学校の夏季登校(5日間)が今週から始まる予定だったのですが、7月28日に北京で180日ぶりに新型コロナウイルスの市井感染者が出たことで登校中止になりました。ちなみに今回のコロナ新規感染者数の推移は、以下の通り。7/28 1人 (+疑 0人、無症状 0人)7/29 1人 (+疑 0人、無症状 0人)7/30 0人 (+疑 0人、無症状 0人)7/31 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/01 2人 (+疑 0人、無症状 1人)8/02 1人 (+疑 0人、無症状 0人)8/03 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/04 3人 (+疑 0人、無症状 0人)8/05 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/06 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/07 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/08 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/09 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/10 1人 (+疑 0人、無症状 0人)8/11 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/12 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/13 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/14 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/15 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/16 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/17 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/18 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/19 0人 (+疑 0人、無症状 0人)8/20 0人 (+疑 0人、無症状 0人)(北京市人民政府公式HP「首都之窓」より)このほか、海外からの入国者の感染症例がこの期間累計で18人(+無症状44人)となっています。中国では、国外から国際便で中国入りした人は外国人・中国人を問わず全て入国空港から直接指定の隔離用ホテルなどに専用バス等で送り届けられ、ホテルで21日間隔離することになっており、入国者の感染は最初から完全に足跡がたどれる状態ですので、市中感染を引き起こす可能性は低いです。7月末~8月前半にかけて、湖南省張家界市など中国南方を旅行した人のうち数人が北京に戻った後、相次いで感染が確認され、北京市政府は一気に警戒感を強めましたが、その後、大きく広がることはなく、収束しつつあるようです。7月28日に発見された1人目の感染者の住居がある居住区全体が隔離状態に置かれていましたが、それも19日に実施された居住民に対する第7回目のPCR検査の陰性結果が出揃い、本日20日に解除されました。ただ、2020年6月~の第二波のときも、感染者が出てからゼロになるまで1か月はかかったので、今回も、おそらく8月いっぱいは警戒態勢が続くと思われます。現在なお、北京外から北京へ入ることも、北京市民が北京から外に出ることもかなり制限されています。このままなんとか収まって、9月には子供たちの学校が無事始まることを心から祈る母なのでした。(2020年2~7月は子どもたち2人とも ずっと自宅でオンライン授業で、 子はともかく、この半年間の親の負担は 並大抵ではありませんでした。。。泣)
2021/08/20
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昨日「人は自分の失敗から学ばない」と書きましたが、よくよく考えてみると、「人は行動から学ぶ」のではないか。行動することでしか学べないことってたくさんあって(たとえばバドミントンの練習↓)行動することによってはじめて、こういう行動をすると、こういう結果になるのだということを人は学ぶのではないだろうか。はじめての行動は失敗することが多い。その失敗そのものから学ぶというよりも、人は行動することで、行動と結果の因果関係を学ぶのではないか。だから、巷にいう、「失敗はすればするほど学びにつながり、成功につながる」というのも一理ある。そもそも行動しないと失敗しないからだ。最初は行動するたび失敗するのだけれども、行動と失敗の因果関係を数多く体験することで最後には成功する法則を見つけ出す私は子どものバドミントンの練習の様子を見て、そう感じましたが、皆さんはどう思われますか。誰しも失敗して傷つきたくはないけれど、たくさん行動すればするほと、たくさん失敗を味わうことになる。だからといって、行動をやめると成功にはたどりつかない。だから、失敗を恐れず行動しようと励ましの意を込めて、「失敗は成功のもと」と言われたりするのかもしれませんね。実際には、失敗そのものが成功につながるというよりも、失敗にくじけず何度も何度も行動し、チャレンジすることが成功につながる道だということなのだろう。わたしの結論人は自分の失敗から学ばない。けれども、行動と結果の因果関係から学ぶので、失敗を恐れず行動しよう。人は他人の失敗を見て、自分は失敗しないようにとシュミレーションして学ぶことはできる。しかしその後、自分で試してみるという行動をしないかぎり、それは頭の中だけの絵空事であって、実際に行動することによってのみ、それに伴う結果(失敗も、成功も)を得ることができる。学んだだけ、知ってるだけ、ではダメで、それを行動に移してはじめて、結果につながるということは、学んだだけで賢くなったつもりになって満足しがちなわたし自身に常に言い聞かせたい言葉です(笑)。
2021/08/19
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先週、「失敗して、考えて、上達する」という記事を書いたばかりですが、月曜日にあるコラムを読んでいると、GRID(やり抜く力)の提唱者で有名はアンジェラダックワース(Angela Duckworth)さんとアイレット・フィッシュバッハ(Ayelet Fishbach)さんと共に行った最近の研究結果では「人は、失敗から学ばない」ということが分かったと書いてありました。巷では失敗すればするほど学びにつながるとか、無数の失敗の先に成功がある、とかいったようなことがあたかも常識のように言われることも多く、私もなんとなくそうなのかな、と思っていたので、「人は、失敗から学ばない」と聞いて、ちょっとびっくりしました。特に、失敗した瞬間は自尊心の問題で気分を害していて、とても学べないらしいです。人は失敗から学ぶのは難しく、間違いを分からせることは大切ですが、失敗と思わせることは、学びを阻害する可能性があると聞き、なるほど、と思いました。(ちなみに、他人の失敗からは学べるそうです。。。 冷静だから? また失敗した時に励まされれば、 人は後から学ぶことができるようです。)では、相手が「失敗した」と感じているときはどうしたらいいのか。「まず感情のケアを行う」のがよいそうです。相手が落ち込んでいる時やダメな時、失敗した時はなぐさめ、調子のいい時には、もっと伸びるような課題を与えたり、少し難しいことを教えてチャレンジさせたりするというのがよいようです。改めてわが身を振り返ってみると、子供に対して正反対のことをやっていたな、と反省。子供が失敗したときには傷口に塩を塗り込むようなことを言い、調子のいい時は、調子に乗りすぎないようにたしなめるような声掛けをしていましたが、反対だったんですね。「人は失敗から学ばない」。人に何かを教える場合には、相手にはできるだけ「失敗した」と感じさせないこと、もし相手が「失敗した」と感じているようなら、まずその気持ちをフォローし、調子がよい時にどんどん教えるようにするのがいいんですね。人に何かを教えるってほんと学問ですね。正しいことを教えたら相手が学ぶかといえばそうではなく、気持ちの問題が学びに大きくかかわっていること、これを忘れてはならないな、と改めて思いました。そう聞いたからといって、すぐにできるようになるわけではありませんが、心に留めて以後気を付けたいと思います。
2021/08/18
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中国在住の日本の皆様はそろそろ日本食材のストックが切れてお困りかもしれませんね。日本から送ってもらっても、いつ手元に届くか微妙ですし、コロナ以降(?)、受け取りに税金がかかるのも馬鹿になりません。これって中国で手に入らないかな?と思った時、便利なのが中国の大手オンラインショッピングモール・タオバオ(淘宝)。・・・ですが、「日本のこの食材、どう中国語に翻訳したらいいのか分からない・・・」というお悩みがありますよね。そんな時、使えるのが写真検索です。1.タオバオネットを開き、検索窓の右側の カメラボタンを押します。2.手元にある食材を撮影するか、スマホ内に保存した写真を 選択します。3.タオバオがその写真に似た商品を自動検索し、 表示してくれます。日本のカレーとか、お茶とか、パッケージを写すと一致度が高い商品を一瞬で探し出してくれるし、私は海南島のホテルに置いてあったワインのラベルを写真検索で探してタオバオで購入してみたりもしました。使っていた化粧品が切れた場合も、パッケージを捨てる前に写真検索すると、結構タオバオで手に入ったりもします。電球が切れた時や、何かの部品を探したいけど、その部品名の中国語が分からない時など実物の写真を撮って検索すれば、結構な確率でほしい商品にたどり着けます。先日のわらび餅粉なんかも、中国語の読み方が結構難しくて文字で打ち込むのが大変ですよね。そういったときに写真検索はとても便利です。タオバオはずいぶん前からこの機能をリリースしていたようですが、私は最近やっと使い方を知り、よく使うようになりました。とても便利ですので、タオバオをお使いの皆さま、もしよろしければ使ってみてくださいね。
2021/08/17
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食いしん坊の娘が、「デザートを作る!」と騒ぐので、日本の夏を思い出して、わらび餅を作ることにしました。いつもは日本帰省時にいろいろ食材を買い込んできたりするのですが、最後の日本帰省からすでに1年半以上経ち、ストックも底をついています。次いつ日本に帰省できるかの見通しも立たないので、今まで日本で購入していた食材が中国で手に入らないか研究中。で、「わらび餅粉」をネット辞書で中国語に翻訳し、それを中国大手ネットショッピングモール「タオバオ」にかけて検索。出てきたのがこれ↓わらび餅粉 posted by (C)つばめやや怪しい感じもしましたが、これで作ってみたら、とってもおいしくできました~♪わらび餅 posted by (C)つばめ≪作り方≫1.鍋にわらび餅粉80g+砂糖40g+水400ccを入れて混ぜ、 中火にかける。2.半透明になってきたら弱火にし、完全に透明になったら トレイに出す。3.冷蔵庫で冷やした後、お好みの大きさに切り、 きな粉をまぶしてできあがり。タオバオで手に入れたわらび餅粉は500g入りだったので、まだ5回ぐらい作れますね(笑)。(中国のは何でも量多め!)きな粉は、100gの子袋を見つけました。味は日本とだいたい同じ。きなこ posted by (C)つばめ夏休み、涼しい日本のお菓子をいただきながら、ちょっとリラックスした時間を過ごせました。いつもお尻が重い私にハッパをかけてくれる娘に感謝です。
2021/08/17
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湖南省の元選手にバトミントンを習うバトミントン、習うといっても私ではなく娘です。数日前に近所のママ友から誘われて、ママ友のお子さんと、そのお友達と一緒に娘もバトミントンを習うことになりました。ママ友によると、知り合いから紹介されたよいコーチがいて、最初マンツーマンで1、2回習ったのだけど、もし興味あったら一緒に習わないかと誘われました。夏休みで、何の予定もないから、スポーツ習うのもいいかなと思って、試しに一度行ってみることにしました。コーチのレッスン料は1時間300元、1回2時間なので600元+コート使用料240元=840元(約14,000円)。これを子供3人で割ると、1人1回あたり280元(約4,800円)。今の北京、マンツーマンで何か習ったら何でもこのぐらいの値段はするけど、それにしても安くない。ママ友のお子さんは、最初マンツーマンでこの金額を一人で負担していたのかな。しかしそれだけのことはあって、コーチは教え方のプロフェッショナルでした。このコーチは強豪湖南省でバトミントンの選手をしていたらしく、時間を有効に使って、次々と練習メニューを繰り出すさまはさすがプロだな、という感じ。まずは説明をしながらやって見せ、それから子供たち3人にやらせてみて、何が違うのかを1人1人丁寧に言って聞かせ、できたらほめる。最初だからもちろん下手で、シャトルをラケットに当てることすら難しいのだが、根気よく、どこをどうしたらいいのか、やって見せたり、子供たち1人1人のフォームを修正したり、言葉で的確に指摘したりしながら教えてくれる。子供をほめるだけでなく、さりげなく私たち親の前まで来て、「この子たちは筋がいい。別のクラスでは5レッスンやってもラケットに当たらなかったりするのに、この子たちはいい感じ」と親の気持ちへの配慮も忘れないのはさすが。同じ教えるにしても、この気配りは一流レベルですね。失敗ばかりの子供を見て、「大丈夫かな、この子にはバトミントン向いてないのかも?」などと心揺れる親の気持ちを見透かしてのさりげない声かけ。お金払って習わせてるのは親ですからね。プロは多方面への心配りを忘れないものなのだと、教えられた気持ちでした。コーチは、1人に教えている間も他の2人にキビキビと指示を出して練習させ、無駄な時間を作りません。注意が重くなりすぎないように、時々ジョークを飛ばして笑わせてくれたりしながら、明るい雰囲気をキープします。厳しさと優しさのさじ加減が絶妙です。子供たちのサーブ練習。まずシャトルがラケットにあたりません。そんな練習の様子を横で見ながら、最初はみんな、こんなに失敗ばかりなんだな。人っていうのは何かを学ぶとき、何十回も、何百回も、いっぱい失敗して、1回失敗するたびに考えて、「次はこうしてみよう」と思ってやってみる、ということを繰り返して、ちょっとずつできるようになっていくんだな。ということにも、改めて気づかされました。当たり前ですが、失敗が怖いからって、何も動かずにいたら、いつまでもゼロのままです。コーチも、どんなに子供が失敗しても、しからず、諦めず、見捨てず、何度でも丁寧に教えてくれるのがありがたいです。そうやって、根気よく教え導かれ、伴走され、見守られて、人は育つのですね。そしてレッスンの最後。コーチは子供たちを集め、「バトミントンに限らず、ちょっと難しいことに ぶち当たったからといって、すぐに投げ出してはダメなんだよ」と子供たちに心構えと道理を言って聞かせた後、今日の総評をひとりひとりに細かくフィードバックしてくれました。「どう?初めてやってみて想像していたほど面白くなかったかな? でも、ラリーできるようになったら楽しくなるからね」と、子供たちの心のうちを代弁しつつ、未来への希望をもたせる声かけをして終わるあたり、やっぱり指導のプロだなと思いました。私も日本語教師としてとても参考になりました。こんなふうに、日本語クラスの受講生に根気よく教え、導き、道理を説き、諦めず、ともに伴走し、見守っていただろうかと、わが身を振り返って反省。人を教え導くって、ほんと学問ですね!私もまだまだ修行中です。
2021/08/12
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東京オリンピックが終了しましたね。中国選手団も、金・銀・銅合わせて88個のメダルを獲得し、帰途につきました。さて、中国のオリンピック選手たち、中国に到着したらどんな接待を受けるのでしょうか。そう、隔離生活です。今朝のニュースによると、東京オリンピックから戻った選手たちは皆、通常の手続き通り、隔離生活に入ったとのこと。「通常の手続き通り」といえば、つばめの理解によると、国外から中国に入国する場合、搭乗48時間前以内にPCR検査を行い、中国到着後は、空港からそのまま指定ホテルなどの隔離施設に直行。そこで21日間、隔離生活を送ります。食事や生活上必要なものは提供されますが、外部の人と接触することはできません。そして晴れて21日後に問題なければ隔離を解かれ、通常の市民生活に戻ります。昨年秋頃、複数の友人たちがこの手続きを踏んで日本から中国に戻ってきましたが、オリンピックで大活躍した選手たちも、等しく隔離なんですね。頑張った選手たちは隔離なんてせずにねぎらってあげたい気もするけど、中国に住む一市民としては、ちょっとほっとする一面も。一人でも感染者が出たら、数百万人の市民生活に大きな影響が出るのです。ニュースでは、メダリストたちが隔離生活でも身体を鍛える様子が流れていました。本当にお疲れ様です。様々な困難のなか、オリンピックを全力で戦った世界中の全てのアスリートの方々に敬意を表したいと思います。
2021/08/10
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ふたり目ちゃんのPCR検査病院が中国美術館の近くだったので、久しぶりに家族で美術館に行ってきました。結構立派な美術館なんですが、ネットで事前予約しておくと無料で観覧できます。子供たちが小さい頃、真夏、外で遊ばせるのも暑すぎる時には時々美術館に来て、お散歩がてら、涼みに来ていました。親も楽しめるし、美術館の外にもオブジェとかあって、子供たちのお散歩にもちょうどよかったんですよね。当時は走りたがる子供を制止するのも大変でしたが、今はいちおう歩いてみられるまでに子供たちも成長しました笑。子供の夏休みの宿題として、あれこれの美術館や博物館に行って感想文を書く宿題があったのですが、北京で感染者の発生後、その宿題はしなくてよいことになりました。なので、心も軽く、純粋に絵の世界を楽しめました。よほどのことがないかぎり北京から外に出ることができなくなった今、(そして北京外から北京入りも厳しくなった)北京内で人が少なめで涼しく遊べる場所を探したいと思います。中国美術館 posted by (C)つばめ中国美術館2 posted by (C)つばめ
2021/08/03
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海南島旅行から帰る直前に、南京あたりに端を発するコロナ感染が北京はじめ各地に飛び火し管理が厳しくなったため、海南島から帰る当日に、ふたり目ちゃんの担任からチャットで連絡があり、(旅行日程を事前に担任に報告しているため)北京に戻って48時間以内にPCR検査を受ける必要があると連絡がありました。息子のほうは、学校が始まる直前にPCR検査を受ける必要があるとのこと。二人一緒だったら楽なのに、小学校と中学校で対応が違うようです。これまでは北京も感染者数ゼロが続いていたし、中国全土の感染状況もごく一部の地域に限られていたので、感染者ゼロ地域からゼロ地域への旅行は許可されていましたが、あちこちで感染者が出て一気に厳しくなりました。さて、ふたり目ちゃんはPCR検査を受けたその日にオンラインで結果を確認でき、陰性でした。すぐに結果を担任にチャットで転送。ほっとしましたが、同時にひやっとした情報もありました。8月1日に北京で感染が確認された2人は、張家界市を旅行したその足で海南島(三亜)に来て数日を過ごし、つばめたちが三亜から北京に戻ったのと同じ日に、三亜から北京に戻ったというのです。詳細を確認してみたら、同じ飛行機ではなかったのですが、フライト時間はつばめたちの乗った飛行機とわずか1時間違い。もしかしたら三亜空港で感染者とすれちがっていたかもしれないと思うと冷や汗が出ました。もし同じ飛行機だったら、確実に21日間の集中隔離ですね。もしやと思って、再び2種類の健康コードを確認してみましたが変わらず緑のまま。これが黄色や赤になっていると、接触者ということで、隔離の対象になります。首都北京は特に厳しい管理体制を敷いているようなので、緑だったら、とりあえずは大丈夫ということでしょう。もともと今回の旅行は計画的というよりも、息子の中学校の入学前オリエンテーションで、「旅行に行くなら、明日の昼までに申請してください」と言われ、超速攻で飛行機とホテルを予約して申請し、滑り込みセーフで決まった旅行。考える暇がなかったので、行き先は去年と同じ海南島。そんなに急がなくても、とも思いましたが、なぜかトントンと決まって行けてしまったのです。算命学でみると、つばめはものすごく旅行運があるらしいです。とても生まれた土地には居つかないタイプらしいですが、生まれ故郷の国を離れて中国に居ついたようでいてなお、しょっちゅうあちこち旅に出る運命なのかもしれません。結婚したての頃も、西安にはじまって、ウルムチ、大連、済南と夫の転勤について半年~1年タームであちこちに住居を移動したし、結婚後も週末婚状態で、頻繁に中国国内を出張して回る仕事をしていた。。。つばめの旅行運がいつおさまるのか分かりませんが、人生つまり旅ってことでしょうかね。そんなつばめですが、しばらくは自宅でおとなしくしていようと思います。海南島5 posted by (C)つばめ海南島9 posted by (C)つばめ海南島11 posted by (C)つばめ
2021/08/02
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