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「休み前にはまとめて紹介しないと。」 夏休み前にも、冬休み前にも思うんだけど、今回は「転勤前に」だったのに、これが,やっぱり、できなかった。
「事前に準備しておく」 そういうことが子どもの頃から全くできない。とりあえず一度失敗しないと真面目になれないと自己弁護して暮らしている。実際は失敗ばかり繰り返している。いまどきの学校の教員としては失格。職員室が嫌いな理由の第一はこのことだからね。
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というわけで、実に幸せな丘の上の暮らしが始まったのでした。
どんぐりと山猫というよく知られた童話において、なぜやまねこはどんぐりたちの争いの仲裁を人間である一郎に頼まねばならなかったか?なぜ稚拙な「国語」で書いた葉書を送らねばならなかったか?政治的な役割を負わされた標準的な国語を用いるのは、先住民が弱い立場を自覚してからである。山猫は一郎に権威を求め、一郎はその権威を利用してでたらめな審判を下す。その結果、彼らの友情は一回かぎりで終わる。 「クレオール」 とか 植民地主義 とかを話題にしながらの紹介で、実に刺激的です。ボクが高校生に案内したのが、今から20年前でしたが、池澤夏樹の日記も2004年、同じころ同じ本を読んでいたんだという殊に、チョット、しみじみしますが、西成彦の本書は、今でも読まれるべき本だと思うのですが。
このような読みは実に新鮮で知的刺激に満ちている。(P49)
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