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2026.07.05
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 ペトラ・フォルペ「ナース・コール」シネマ神戸  久しぶりに 神戸シネマ 2本立て に出かけました。もっとも、2本見る根性はなくて、1本目で納得して席を立ってしまったのですが(笑)。
 見たのは ペトラ・フォルペ という スイスの女性監督 による 「ナース・コール」 でした。 封切館 で見落として、何となく気になっていたら 神戸シネマ がやってくれていたので飛びつきました。
イヤァー、疲れました!(笑)
​  通勤バスのスタート から、多分、8時間だか、9時間後の 帰宅バス で隣に座った女性の肩に頭を預けてウトウトする後姿に、見ているこちらが ホッとするシーン まで、 カメラ レオニー・ベネシュさん 演じる、公立病院の 病棟看護師 フロリアさん を追い続けます。
 もちろん、 舞台 病院 ですから 医者 も出てきますし、 インターン実習 アメリアさん とか、 同僚看護師 ベアさん 、十数人いる 入院患者さんたち 、そして その家族 、という登場人物たちがいます。特に、 フロリアさん が出会う、その患者さんたちも、まあ、入院病棟ですから当たり前ではあるのでしょうが、それぞれ命懸けで、それゆえに 個性的 です。
 しかし、 映画の主人公 は、その現場で動き続ける フロリアさん でした。 血圧や体温の測定 はもちろん、 痛み止めの投薬 点滴の取り換え、おむつの世話、食事や飲み物の世話、話し相手、 とどのつまりは 退院患者の忘れ物確認 亡くなってしまった患者さんの死体の世話 、次々と起こる出来事の、あまりの多忙さに、目を瞠る展開です。​
頼むから失敗しないで!
​ まあ、そう祈りながら見ていましたが、演じている レオニー・ベネシュ という女優さんの表情が、ホント、いいんですよね。
 見ているこっちが疲れ果てるのを救う 美しさ というか、 やさしさ が表情からにじみ出ているかのようすで心を打たれました。 拍手! ですね。
映画 は、 彼女の境遇 についても描いていますし、同じ忙しさで働く 同僚とのぶつかり合いと信頼 患者さんとのやり取りの軋轢と和解 も、ある種ユーモラスに、無理なく描いていて ホッとする結末でした。 ​ 
フロリアさん、本当に、今日もご苦労さまでした。
​ そんなふうに終わってくれた 監督ペトラ・フォルペさん にも 拍手! ですね。
この映画 が描いている 看護職 とか、先日見た 「急に具合が悪くなる」 介護職 とかについて、そういう現場で働く人たちの、仕事の上での 人との出会い を、しんどいけれど、肯定的に描いてくれるこういう作品はうれしいですね。 拍手!
監督・脚本ペトラ・フォルペ
製作 レト・シャールリ ルーカス・ホビ
撮影 ユーディット・カウフマン
美術ベアトリス・シュルツ
衣装リンダ・ハーパー
編集 ハンスエルク・バイスブリッヒ
音楽 エミリー・レビネイズ=ファルーシュ
キャスト
レオニー・ベネシュ(フロリア 病棟看護師)
ソニア・リーゼン(ベア 同僚)
アリレザ・バイラム(ジャン 同僚)
セルマ・ジャマール・アルディーン(アメリー)
ウルス・ビーラー(ロイ)
マルゲリータ・ショッホ(クーン)
アルバーナ・アガイ(オスマニ夫人)
リドバン・ムラッティ(オスマニ氏)
ユルバン・ギゲムデ(ナナ)
エリザベス・ロッリ(ラウバー)
ドリス・シェーファー(シュナイダー氏の娘)
ユルク・プリュス(セヴェリン)
エレミヤ・チュン(ソン)
エバ・フレドホルム(ビルギン)
アンドレアス・ボイトラー(フンガービューラー)
ラーレ・ヤバシュ(モリーナ)
ドミニク・レンディ(フライ)
アンナ=カタリーナ・ミュラー(病棟医レオニー)
2025年・92分・G・スイス・ドイツ合作
原題「Late Shift」
2026・07・03・no127・シネマ神戸no030




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最終更新日  2026.07.05 14:43:56
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