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金曜日は古谷が担当します。 早いもので、もう函館開催が終わり、明日から8月。札幌開催がスタートします。今年のJRA北海道シリーズは、函館と札幌が6週ずつと昨年より1週少ない状況。かつては、ともに8週ずつでしたから、純粋に1カ月少ない日程です。 中央場所に偏りつつある日程には、ローカル開催で仕事をしている身とすれば非常に残念でなりません。しかも、ローカル場所の売上が決して悪い訳ではないのに…。滞在競馬の経費など、様々な理由はあるんでしょうが、例えば大きな競馬場だけで競馬をして本当に面白いのでしょうか?岩手競馬は、水沢と盛岡という全く異なるコース形態で競馬があることで、特徴ある馬が出てきます。ランドオウジやコウギョウデジタルなんかは明らかな盛岡巧者、コミュニティは水沢巧者というような感じです。 ホッカイドウ競馬は今年、内回りコースが新設されました。柵の移動が大変なことから、あまり数を行えない状況ですが、内回りと外回りでラップ構成が違うし、小回りはごまかしが利きますから、例えば星雲賞でウルトラカイザーやキタノイットウセイが、それまで破っていたグランプリブラッドに敗れるといった競馬が起こりえます。競馬は、必ずしも強い馬が勝つとは限らない…。これが、競馬ファンが求める醍醐味でもあります。 そういった意味では、ローカル競馬場の小回りコースは、ファンに魅力ある舞台でもあります。その中で、早めに動くハープスターとゴールドシップの札幌記念には、3コーナーから大歓声が沸き上がりました。普段の競馬と違うスタイルで競馬をする馬も出てくるのも、小回りコースの楽しみでしょう。 函館は、直線が平坦でも、その他は結構勾配があり、乗り難しいコースです。一方、札幌は全体的に平坦で、奥行きのあるコース形態でコーナーを走る距離が意外と長いのが特徴です。似たようなコースに見えても、微妙な違いを楽しむことができます。 札幌は190万都市でもあり、昨年の入場者数もかなり数字を伸ばしていたことから、可能性のあるローカル競馬場です。ホッカイドウ競馬にとっても、門別競馬場から輸送距離が短いので、遠征しやすい場所です。少なくとも、札幌開催は日数増加が望まれる舞台だと思います。 さて、30日(木)は、ホッカイドウ競馬3歳三冠最終戦「王冠賞」が行われました。北海優駿でまさかの落馬で三冠の夢が潰えたオヤコダカですが、その無念を見事に晴らす圧勝劇でした。 火、水の2日間は、水分を含んでいた影響もあったと思いますが、内を通った馬が割と健闘する傾向にありました。しかし、馬場が一気に乾いた木曜は一転して外から差しが決まりやすい、上がりの掛かるレースが続きました。 先行タイプのオヤコダカにとって、この馬場をどう克服するか…。逆に、オヤコダカを内に封じ込める戦法を取るジョッキーがいるか…。レース前は、色々と考えましたが、オヤコダカは正攻法の逃げの手。それに果敢に挑んだのは、宮崎騎手のアルランピードでした。 僕が採った時計では、13秒0-11秒9-13秒1-12秒1-12秒2-12秒9-13秒1-14秒1-14秒8という内容で、勝ち時計は1分58秒2。向正面でオヤコダカはペースアップし、3F通過が38秒0に対し、5F63秒3でした。内回りの北斗盃と同じようなレース運びでしたが、距離が延び、外回りになったことと、当時より馬場が明らかに時計が掛かる状況を考えると、オヤコダカにとっては厳しいレースでした。あがり2Fがそれを物語っていますが、直線は他の馬も脚色が同じか、アップアップだった馬ばかり。ダートグレードで活躍している実績は、さすがと思わせる強さでした。 川原騎手も、この馬には3度目の騎乗で初勝利となりましたが、今後に向けて大きな勝利をプレゼントした形となります。3歳馬だけに、夢が広がりますから、今後の動向から目が離せません。 8月は、ホッカイドウ競馬にとって大きな1カ月です。「ブリーダーズゴールドカップ」があり、JRAのダート重賞「エルムS」にも久々に参戦する馬が出ます。その辺りの話題は追々していきたいと思います。 また、来週6日の「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」には、スーパーフレッシュ2で圧倒的なスピードを誇ったライゾマティクスが出走予定。出すつもりがなくても、坂路で快時計が出るほど、底知れぬ能力を持った馬の走りにぜひご期待下さい!
2015年07月31日

木曜担当のよこてんです。 グレードレースやら何やらの慌ただしさがいったん過ぎて、先週は比較的のんびりした週になりました。暑さを除けば。 しかしこののんびりもつかの間。8月に入れば実質2週間ほどの間に重賞が6つも行われます。8月1日はすずらん賞、2日はせきれい賞。9日になってひまわり賞、12日はクラスターカップ。15日は若鮎賞、16日は桂樹杯。2歳、3歳、古馬のダート・芝、グレードレースと各路線の戦いが目白押し。それが終われば夏の盛岡開催も終了という頃合いなわけで、先週くらいはちょっとのんびりしてもいいかな・・・と思ってみたりします。暑いのさえなんとかなれば良かったんですが。 いやホント暑いですよねえ!7月頭頃は肌寒いくらいの気候が続いて「今年は冷夏か?」とか早合点しちゃったんですが、何が何が。連日30度台半ばに達する猛暑が続いております。 競馬に関しては、ダートコースは頭上からの日差しのみならず砂の照り返しも厳しいらしくて、騎手たちは“暑くて死にそう・・・”と毎レースぼやいております。予想のファクターとしても馬の夏負け・夏バテが軽視できない要素になってきました。競馬場で観戦される皆様も暑さ対策には十分お気をつけ下さい。九州や沖縄あたりより気温が高いですものね・・・。★今年の夏は日差しが強烈で さて、そんな重賞群の中には2歳の芝重賞・若鮎賞が含まれております。岩手では今シーズン最初の2歳重賞であり、いよいよ2歳戦線も本格化。という事で今回はここまで行われた2歳新馬戦を中心に振り返ってみましょう。 岩手最初の2歳新馬戦は6月7日に盛岡芝1000mで行われ、サプライズハッピー(牝/盛岡・櫻田浩三厩舎)が59秒5(良)で優勝しました。★サプライズハッピー 昨シーズン、盛岡芝1000mの2歳戦で1分を切ったのは5頭。トップはロールボヌールの58秒9、2位がランデックアロマの59秒5でした。同様に一昨年・2013シーズンは4頭。トップはランデックキングの59秒8。もう一丁遡って2012シーズンはのべ5頭、トップの58秒9と2位の59秒4はオールマイウェイが出したタイムで3位はハカタドンタク・フラワーシーズンの59秒7でした。それらを眺めていくと、この59秒5というタイムはなかなかの好タイムだと言えるでしょう。 本馬の母ハナマルは2003年に岩手でデビューし3戦2勝でJRA入り、JRAでは2勝を挙げました。岩手時代にはダート1000mで1分ジャストのレコード(当時)を出した快速馬であり、またパーティミント、ノーザンスズカ、サケダイスキといった岩手でも活躍した馬たちのきょうだいでもありました。そういう意味ではサプライズハッピーが岩手で好走するのは当然・・・という気もします。★「ハナマルがレコードを出した時の掲示板」。03年11月24日。当時はレース写真を撮ってなかったものでこんな写真しか・・・ 6月21日に水沢ダート850mで行われた2回目の新馬戦を勝ったのはメジャーリーガー(牡/水沢・小林義明厩舎)。勝ちタイムは53秒2(良)。3番人気でしたがけれんのないスピードを武器に見事優勝しました。★メジャーリーガー 水沢850mのタイムでいうなら、昨シーズンは51秒台こそ51秒9で勝ったロールボヌールが唯一でしたが53秒5以上で走った馬は14頭いましたし、2013シーズンは32頭もいました。しかし良馬場限定でなら2014シーズンは11頭、2013シーズンは3頭。そして今年5月以降の水沢の場合は砂の入れ替え工事の影響でタイムが遅くなっている点も考慮しなくてはなりません。その辺を勘案すると53秒2というタイムは決して悪いものではない。実際それは、本馬が7月18日にも勝って現状岩手2歳唯一の2勝馬になっている事からも裏付けられるでしょう。 本馬の母ストロベリーフィルも岩手デビュー馬でした。2004年から2005年まで20戦して2勝、2歳時はピリッとしませんでしたが3歳になって成長を見せ、JRA条件交流を勝つに至ったのですからたいしたもの。上のきょうだい(ブロンドレーン、レディージャスミン、ダイヤフェアリー)はいずれも岩手で複数回勝っていたりして、メジャーリーガーもまた岩手的に裏付けのある血統馬・・・でしょう。★ストロベリーフィル(右端赤帽)05年7月18日、JRA交流戦で2着になった際 次は7月5日の新馬戦・・・となる予定でしたが残念な事に成立せずレース無し。3つめ・4つめの新馬戦は7月19日までありませんでした。 その7月19日は2つの新馬戦が行われました。まず最初のレースを勝ったのはメーター(牡/水沢・千葉幸喜厩舎)。盛岡芝1000m・良で勝ちタイムは59秒1でした。★メーター サプライズハッピーの59秒5を褒めたところが2戦目の2歳戦でそれを上回るタイムが出たわけですが、この辺は開催時期によるコース差というか時計差がちょっと影響している様には感じます。今季は芝の状態が良いのも好タイムに繋がったでしょう。 とはいえ59秒1というタイムは過去何年かでもトップクラスですし、これくらいのタイムを出している馬は普通に重賞級なのですから、無理に評価を厳しくする事もなさそうです。 本馬はホッカイドウ競馬で能検を受けていて、その後岩手に移籍して・・・という最近よく見るようになった調整パターンの馬。能検を受けたのは3月19日、その後しばらく乗り込んで6月に岩手に移動だったそうですから、調整面・仕上がり面もしっかりしていたのが好結果に現れたのでしょう。 同パターンがチャイヨー(牝/水沢・菅原勲厩舎)です。同馬は4月16日の門別での能検を受け、岩手に移籍して6月7日の新馬戦ではサプライズハッピーの2着、しかし7月4日の2歳一般戦ではサプライズハッピーに雪辱を果たしています。この「門別で能検→岩手移籍」パターンは見逃せません。★チャイヨー 7月19日の2つめの新馬戦を勝ったのはボーンインタイム(牡/盛岡・櫻田康二厩舎)でした。勝ちタイムは1分0秒4。落馬に絡んでしまって評価しづらくなりましたが、ひとまずここで勝ったのは価値が高い・・・と言っておきましょうか。★ボーンインタイム というのもこの馬、櫻田康二調教師によれば本来は7月5日に予定されていた新馬戦に出走したかったのだそうです。父サウスヴィグラスという事で想像できるように馬体印象はやはりダート向き。デビュー戦もダートで・・・と想定していたのがレース不成立になって、やむなく芝でおろす事に。まずは勝ってくれてホッとしたというのが正直な気持ちだとか。本馬の場合は次戦以降、ダートに出走してどんな走りを見せてくれるか?が試金石になりそうです。 ここまでの2歳戦を見た感じ、全体にまだ荒削りな馬が多く、それは勝った馬も含めてそうですから、例えて言えば一昨年のラブバレット・ライズライン、昨年のロールボヌール級のデビュー戦から“今季はこれで決まり!”と感じさせるような存在は現れてないように思えます。 既デビューの馬たちがこのあと成長を見せるか、あるいは、例えば8月2日に予定されている2歳新馬戦、ここに多数登場してくるHBAトレーニングセール組が走るか?今季の2歳戦線はまだまだいくらでも勢力図が変わっていきそうに見えますね。
2015年07月30日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 昨夜の門別競馬場は、また霧が出てしまい12Rの2歳馬戦が取りやめに… もう、あまりにもがっかりで写真も撮りませんでしたが、写真を撮っても恐らく霧しか写らないぐらいの視界不良。仕方がありません。 昨日の競馬場界隈は朝から濃い霧が立ちこめ、「これは夜になったらまた…」と心配していたところ、やはり予想通りに。 しかしながら、今朝は視界は晴れていて昨日とは違う様子。 とにかく、今日は最後まで全部レースが出来ることを祈りながら、午後になったら競馬場に出勤してみます。 さて、ここからは今週の話題。 日曜日にJRA函館競馬場で行われた函館2歳ステークスでは、ホッカイドウ競馬から3頭が遠征し、タイニーダンサーが4着に入る奮闘を見せました。 写真提供:ホッカイドウ競馬支援室 神谷健介氏 外を回して追い上げようとする勢いは、「これは、あるか!?」と思わせるものでした。距離ロスがあったせいか直線半ばからはその勢いを失い加減でしたが、それでも着はしっかり粘っての好走。 改めてホッカイドウ競馬の2歳馬の質の高さを印象づける走りだったと言えるでしょう。 こうした馬の頑張りが、より一層ホッカイドウ競馬の存在感をもり立ててくれることは間違いありません。 伝える私たちにも、馬の頑張りがいいプレッシャーをかけてくれています。 とりわけこういう「特別な舞台」に向かう馬たちの姿を、しっかりと伝えていかなければと改めて思っているところです。 次の話題。 先週までで、開幕から騎乗していた藤原幹生ジョッキーの騎乗期間が終了しました。 門別で乗り始めた当初から、その騎乗振りは目を惹くものがありました。 取材に行くと決して大きなことを言う人ではないのですが、「全てはレースを見て!」と言わんばかりの、素晴らしい姿、そして活躍振り。 騎乗期間の残りが少なくなるにつれ、厩舎周りの関係者中心に「帰るな!」という声が各方面から出ていたと聞いています。短い期間の中でそれだけの信頼を集めていたということでしょうし、レースを見る私たちの立場からも何だか名残惜しい感じがしました。 藤原幹生ジョッキーの、門別での騎乗終了に寄せてのインタビューの模様は、いつものようにYoutube『ホッカイドウ競馬もりあげ隊』にてリリースされていますので、是非ご覧下さい。 直リンクはこちら。https://youtu.be/17H6OzJwf2w さて一方、今週からは丁度入れ替わる形で、船橋から山本聡紀ジョッキーが短期移籍で門別へ。昨日の10Rで門別での初騎乗を果たしました。 一年の半分は東京にいながら、私、恥ずかしながら山本聡紀ジョッキーに直接お目にかかるのは初めてでした。ちゃんと南関東も取材に行かないと…(汗)。 デビュー4年目と、これから歩んでいく道がとても大切になるこの時期に、南関東とは馬も環境も全く異なる門別で過ごす時間は、意味のあるものになることでしょう。 こちらも3ヶ月の短い間ではありますが、しっかりと注目していきたいですし、皆さまにも是非ご声援いただければと思っております。 山本聡紀ジョッキーにも、門別での騎乗開始に際してお話を伺いました。インタビュー映像はこちらからご覧下さい。https://youtu.be/ACFLnL7gVHc 実は、昨日になって「石川・岩橋、二人とも乗れないらしいよ」…と聞き、大変驚きました。 また公式に発表されると思いますが、実況室で非公式に聞き及んだところでは、岩橋勇二ジョッキーは調教での落馬で頸部の負傷、石川倭ジョッキーはどうも手首の骨折とのこと。 事実ですと、石川倭ジョッキーは長く戦列を離れることを余儀なくされるのでしょうか…。リーディングトップにいただけに、大変残念です。 また、岩橋ジョッキーは、先週「ワールドオールスタージョッキーズ」の代表に決まったばかり、こちらの様子も心配です。 いずれにせよ、お二人の一日も早い快癒をお祈りしております。 では、このあとまた今日と明日、門別グランシャリオナイターでお目にかかりましょう!
2015年07月29日

火曜日担当の太田です つい先日始まったかと思っていたJRA北海道シリーズ函館開催でしたが、あっという間に先日の日曜日に終わってしまいました。 最終週は、あいにくの天候。土曜日は雨、更には濃霧に包まれるなどの時間帯もありました。湿度が99%と北海道と思えない天候。この週末は函館で新装HAKODATEアリーナの杮落とし公演としてGLAYのコンサートがあったのですが、さすがGLAYです!!以前来た時も大雨だったのですが、今年も期待を裏切らない悪天候。聞くと野外LIVEは大概雨が降っているGLAY。雨男なのですね。 最後なのでやっぱり函館らしいメニューをと思いラッキーピエロの「チャイニーズチキンバーガー」を実食。久々に食べたのですが、ボリュームもあり、やっぱり美味しいですね。ラッキーピエロはハンバーガーだけでなく、カレーやオムライスなどいろいろなメニューがあります。 本当にあっという間の6週間でした。次回8月1日(土)からは舞台を札幌に移しての戦いが始まります。道都札幌での熱戦。札幌も2開催6週間と短期決戦です。どうぞお楽しみください。 26日(日)ばんえい競馬は3歳の3冠第1戦『第40回 ばんえい大賞典 BG3』が行われました。大本命の「センゴクエース」が馬体故障の為、競走除外に!!2歳、3歳のダブル3冠を目指していたと思うのですが残念でした。しかし、これからの長い競走生活のことを考えると大事にしていただき、今後体調万全でパフォーマンスを見せてほしいと思います。 ということで、予想する側にとっては確固たる軸がいなくなり、どんなレースになるかわからなくなってしまいましたね。ハンデを考えるとどの馬が勝ってもおかしくなくなりました。雨の影響で馬場水分も上昇。小雨、馬場水分3.0%の発表。一番に気にはイレネー記念2着の「キンメダル」、牝馬黒ユリ賞を制した「シリウス」が2番人気に押されていました。 レースは道中ほぼ一団で進み、第2障害が勝負となりました。どの馬もやや苦戦を強いられた第2障害。「テンカトウイツ」が先頭でクリア。2番手で下りてきた「シリウス」。残り30mで「テンカトウイツ」をとらえた「シリウス」が脚色衰えることなく快勝。3歳1冠目を制しました。 藤野俊一騎手は「前半流れは早いと思っていました。第2障害少し手間取りましたが、障害さえ越えれば末の足は一番強いと思っていたので楽に勝てると思いました。勝ちタイムもこのぐらいで走れると思っていたし、牡馬と牝馬では重量差があったので、初めての重量ということは気になりませんでした。」とコメント。 大本命の「センゴクエース」が除外ということで、どの陣営もチャンスがあると思ったはず。軽馬場、軽重量をしっかりと生かし、勝利に結びつけた「シリウス」は、今後重量が増し、重馬場になった時、真価が問われるでしょう。それでも今回のチャンスをものにするベテラン藤野騎手の手綱さばきは、さすが と思わせるものでした。 8月30日(日)に3歳4歳混合の重賞「はまなす賞」がありますが、3歳2冠目は11月1日(日)「ばんえい菊花賞」です。今度はおそらく「センゴクエース」が出てくると思いますし、この間に成長してきた馬たちがどんなレースをするのか楽しみです。
2015年07月28日
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ミツオーです。暑い暑いと言っていたら、子供(4歳)に「言っても仕方ないけどね」と言われてしまいました。さて、今月16日、地方競馬教養センターで実施された「現役騎手招待競走」にお邪魔しました。「現役騎手招待競走」は、地方競馬教養センター(=地方競馬の騎手学校)で学んでいる訓練生が、現役のトップジョッキーを特別講師として招き、一緒に模擬レースをおこなうものです。騎手候補生への教育の一環として毎年実施されているもので、今年は第94期騎手候補生たち(来春デビュー予定)が、昨年南関東リーディングに輝いた森泰斗騎手(船橋 教養センター第67期修了)を先生として迎えました。まずは、森泰斗先生との記念撮影。続いて森先生による「模範騎乗」を見学したあと、騎手候補生が森先生に挑戦する模擬レース。ここまでが午前中におこなわれました。森泰斗騎手と第94期騎手候補生↑森泰斗騎手と第95期騎手候補生↑桑島孝春さん(地方競馬全国協会参与=2列目右端)と教養センター教官をまじえて↑教育方針などを打ち合わせる(?)森騎手と桑島参与↑第94期候補生は8名で、今年の現役騎手招待競走は9頭立ての1レースでした(わたくし、このレースの実況と午後の座談会進行をつとめました)。この日は台風11号の影響で、たいへんな大雨に見舞われた栃木県地方。なんでも県内には避難勧告の出た地域もあったそうです。えらいこっちゃ。そんな雨の中でもおこなわれるのが競馬。模範騎乗も模擬レースも予定どおりおこなわれました。が、馬場(1周1100メートル)は、特に内ラチぞいが水浸しの状態で、内側数メートルをあけて走らなくてはならないような「特殊な条件(森泰斗騎手)」です。騎手候補生たちはこの状況に苦労しながら、森騎手に挑みました。今年の「現役騎手招待競走」、結果は…1着:森泰斗騎手 (逃げ切り)ふうむ。何というか、当たり前のことですが、まるきり相手になりません。森泰斗騎手は、ちょうど真ん中の5番枠から好スタートを切ると、アッサリ先頭にたって、そのまま。「もう少し後ろから行って、差し切ったほうがよかったですか?」とは、講師という立場を考えての森騎手のコメントですが、大雨にこれ以上ないという不良馬場でしたし、未熟な騎手のタマゴたちにまじっての騎乗ということを考えると、最も事故の可能性が低い立ち回りをするのは当然と言えます。「この雨なので、スタート直後に落馬するんじゃないかと(笑)。落馬したらしたで面白かったでしょうけど(森騎手)」いや。力の違いを見せつけるだけで、候補生たちには大きなプラスになってますよ、きっと。ちなみに、この模擬レースの2着以下は2着:加藤聡一(名古屋・川西毅厩舎)3着:藤本賢輝(園田・山本和之厩舎)4着:岡村健司(船橋・椎名広明厩舎)5着:鈴木祐(盛岡・櫻田康二厩舎)6着:中越琉世(川崎・武井和実厩舎)7着:塚本雄大(船橋・川島正一厩舎)8着:保園翔也(浦和・山越光厩舎)9着:木村直輝(水沢・関本浩二厩舎)でした(敬称略)。2着:加藤聡一(名古屋・川西毅厩舎)↑3着:藤本賢輝(園田・山本和之厩舎)↓午後は、レースのビデオを見ながら森泰斗先生による解説↓。「ここはこう乗ったほうがよかった」「こういうときはこうしなくちゃいけない」という森先生のお言葉を、騎手候補生たちは熱心に聞き、ノートに書きとります。そして最後に、森泰斗騎手と候補生たちの座談会。トークショー的に森騎手のあれやこれや、競馬・騎手という仕事・騎乗に関する考えや姿勢をうかがったあと、候補生たちからの質問にこたえてもらいました。「教養センター、懐かしいです。15年ぶりくらいです。在所当時は悪いことばっかりしてたんで…先生に怒られた思い出ばかりです。悪ガキだったんですよね」という森騎手。デビュー前の候補生たちが聴衆ということで、デビュー当時のことを聞いてみると、「ボクもけっこう自信過剰で、訓練生のときは、デビューしたらすぐ活躍して新人賞とって、とか想像してたんだけど、実際にデビューしてみたら、いやこれは困ったぞと思いましたね。全然違いましたね。もうねえ、馬乗りとしてのレベルが全然違うし、やって行けるのかなって思いましたね、最初」教養センター在所中にやっておいてよかったこと、やっておけばよかったことを聞くと、「木馬にたくさん乗ったことはよかった」と言い、「教養センター時代に人との接し方とかそういう人間力をもうちょっと高めておけば、デビューしてからもうちょっとスムーズにいったかなという思いはありますけど。ひとに好かれる力とか、謙虚さであったりとか、そういうのジョッキーでスゴく大切なんですよね。ボクの同期に戸崎圭太っていうやつがいるんだけど、…知ってるよね(笑)、圭太は最初からスゴかったっていうか。馬乗り自体はね、そんなに目立ってなかったんだけど、そういう、人に好かれる能力みたいのはずば抜けてたし、極端にいえばそれはジョッキーで一番大切なことかもしれない」また、表彰式などのインタビューで丁寧に考えて受け答えをしてくれる森騎手ですが、その件に関しては、「ボクなんか、自分のいた競馬場が廃止になったっていう経験もしてますから。やっぱりね、お客さんが来てくれないとつぶれるんですよね。競馬場って。そんなこと昔は考えてなかったんだけど。実際そういう経験をすると、来てもらわないとマズいぞって思うしね。そういう気持ちがあるから、そういう感じになってるんじゃないかと思うんですけど。お客さん来てくれないと馬券売れないしね、馬券売れないと賞金でないしね」騎手候補生からの質問にこたえて、とにかく「考えて乗ること」「研究すること」と、「人に好かれることが大切」ということを繰り返し強調した森騎手。最後に第94期騎手候補生と第95期騎手候補生(再来年春デビュー予定)に対して、「94期のみなさんはこれから間もなく競馬場実習で、ホントにね競馬場に行ったら、これからジョッキーになってもそうだけどね、けっこう苦しいこととかタイヘンなことがあると思うんですよ、ホント大変な仕事だと思うし。見た目よりラクな仕事じゃないっていうか。競馬場実習でうまいこと乗れなかったりとか、人間関係でカベに当たったりとかたくさんあると思うんですけど、くじけないで、一回自分で決めた道だからがんばっていいジョッキーになってほしいと思います」「95期のみなさんは入所したばかりで、これから学校、長いと思うんですけど、つらいと思うんですよね、学校生活は。冬は寒いし。でもがんばってデビューしてください」と言葉をおくり、現役騎手招待競走座談会の部も終了しました。騎手候補生たちは、実に真剣に森泰斗騎手のお話を聞いていました。「ボクなんかこのくらいの年のころは、何聞いても右から左に抜けてましたよ」と笑う森騎手ですが、トップジョッキーの熱い心のこもった言葉は、絶対に候補生たちの心に長く残ることでしょう(所長さんからも、「我々が指導するより、ずっと彼らの心に届いていると思います」とのお言葉をいただきました)。第94期騎手候補生たちは、まもなく各所属競馬場での実習に入ります(8~来年1月まで)。未来の森泰斗騎手たちがデビューするのは、来春です。がんばれ、94期生!
2015年07月27日

7月24日、約2年ぶりに園田競馬場へ行ってきました。最近はめっきり自身の遠征は減ってしまったのですが、久しぶりに行ってみようかなと。 8月29日&30日に札幌競馬場で実施される「2015ワールドオールスタージョッキーズ」。竹之上アナウンサーも書いていらっしゃいますが、そこに向けて地方代表騎手を決めるスーパージョッキーズトライアルの第2ステージが行われました。 南関東から第1ステージをクリアした、 的場文男騎手↓ 左海誠二騎手↓ 真島大輔騎手↓ 3名が出場。 騎手紹介式のところでは、的場騎手への声援が大きくて、改めて全国にたくさんのファンがいるんだなぁって感じさせてもらいました。現在は58歳、9月がくると59歳……。 園田競馬場のスーパージョッキーズトライアルのゼッケンは、騎手の名前と所属競馬場の名前も入っていました。その競馬場を代表している感じで、すごくいいですね(^-^) 第3戦となるシルバーブーツ賞は、南関東勢は左海騎手の4着が最高で(シレーナ、2番人気)、的場騎手は6着(オシャレレディ、6番人気)、真島騎手は競走中止(ラガーユーメジャー、10番人気)。 第3戦はいろんな意味で本当に残念な結果に終わってしまったんですが、第4戦のシルバーホイップ賞は南関東勢にとって見せ場たっぷりの内容だったと思います。 左海騎手らしい逃げが見られ、 的場騎手は3番手から、真島騎手はその後ろから追走。 最後の直線では、左海騎手の手応えはなくなってしまったんですが、今度は変わって、真島騎手と的場騎手が魂のこもった追い上げ。 2着 真島騎手(アカシャツハル、4番人気)、5着 的場騎手(アカイリュウセイ、8番人気)、8着 左海騎手(バイスブルー、2番人気) ここも優勝はできませんでしたが、見せ場たっぷりの内容。ちょうどスタンドでお客さんと一緒に撮影したので、3人の名前を叫べてよかった(笑)。 的場騎手は引き上げてくるところを撮れなかったので、58歳のヌードを(^^ゞ 総合優勝したのは、園田で2連勝を飾った金沢の藤田弘治騎手です。出場おめでとうございます! 南関東勢も本当に惜しくて、わずか2ポイント差で総合4位が真島騎手、5位は的場騎手、10位が左海騎手でした。ポイント表はこちら。 南関東勢トップだった真島騎手は、 「惜しかったのも運ですね。今は悔しいというよりも、競走中止をした馬がかわいそうという気持ちの方が大きいです。競馬なのでこういうこともあるんですが……歩様にも出ていなかったし、突然のことだったので……。 (こういう全国のトップジョッキーたちが集まるレースについては)盛岡遠征もそうだったし、やっぱり楽しいですよ。乗るのもそうですが、話しをさせて頂くのも勉強になりますからね。こういうレースはすごく勉強になるので、南関東に帰ったときにまた違う感覚で乗れるしそれが結果にも出ていると思います。自分のメンタルの部分でもまた遠征には行ってみたいですね。 日本のトップジョッキーはもちろんですが、外国の騎手たちの騎乗も近くで見てみたいです」 園田競馬場へ行ってきました。パート2は来週。。。
2015年07月26日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 7月23日、園田競馬場で行われた『スーパージョッキーズトライアル2015(SJT)』(第3戦、第4戦)は、世紀の大逆転で幕を閉じました。 野球で言えば、3対0で9回ツーアウトからの逆転満塁サヨナラホームラン。 第1ステージ(第1戦、第2戦)が終わった段階で、ポイントトップに3人が並ぶ大接戦。※『SJT』に関する詳しい内容はコチラ。◆第1ステージ終了時のポイント (第1戦、第2戦終了時) 1位 山本聡哉(岩手) 26P 2位 真島大輔(大井) 26P 3位 村上 忍(岩手) 26P 4位 的場文男(大井) 24P 5位 青柳正義(金沢) 17P 6位 永森大智(高知) 17P 7位 吉井友彦(笠松) 15P 8位 木村 健(兵庫) 13P 9位 川原正一(兵庫) 7P10位 山口 勲(佐賀) 5P11位 藤田弘治(金沢) 4P12位 左海誠二(船橋) 4P---------------13位※森泰 斗(船橋) 3P14位※岡部 誠(愛知) 2P※は第2ステージに進めず 第1ステージで森泰斗騎手と岡部誠騎手が脱落して、12名で争われる園田競馬の第2ステージ。 計算上、誰にも勝つチャンスはあるとは言え、ポイント最下位タイの藤田弘治騎手が、まさか優勝するとは誰も思わなかったのではないでしょうか? 当の本人も「2連勝します」と宣言するも、「第1ステージでも落ちたと思っていましたから。実際落ちたという情報も入って来ていましたから(笑)。」と言うようにポイント的にはどう考えても不利は否めませんでした。 もし、総合優勝を決める騎手の馬券が発売されていたら、当然1番人気は26Pの騎手の中から出ていたことでしょう。 2ポイント差の4位につけている的場文男騎手もかなり人気をしたことでしょう。 当然、藤田騎手は万馬券的扱いだったのは想像に難くないところ。 ここに出場する騎手ですから、技量があるとかないとかの問題ではなく、単純に確率が高いか低いかの問題。 仮に藤田騎手が2連勝しても、上位の騎手が着ポイントを稼げば、優勝できないのです。 そんな状況で優勝してしまうのですから、本当にすべてがうまく絡み合った奇跡的な勝利だったわけです。 第3戦目を勝ったあと、優勝圏内に入って来たと水を向けると「本当ですか?勝っても無理でしょ?」と藤田騎手が思うほど、圧倒的不利…。 この時点でトップとの差は17ポイント。もし最後の4戦目で勝って20ポイントを稼いでも、トップの村上騎手が8着(4ポイント)以上になれば、村上騎手の優勝。 とにかく優勝できるかどう分かりませんが、とにかく勝ってみてください!と言うと「分かりました」と不安げな顔で答えた藤田騎手でした。 結果は2番手から抜け出して快勝! トップだった村上騎手が10着(2ポイント)になり、わずか1ポイント差で総合優勝となったのです! 勝ったあと、総合優勝おめでとうと言うと「うそでしょ!?」とまだ分かっていない様子でした。 こんな劇的勝利は初めて。いいものを見せてもらいました!! 「誰にでも優勝のチャンスがあります」とこれまで確率的には、という意味で言っていましたが、現実にあり得るんだと分かったので、これからは堂々と言います。 だから臨む騎手たちも、確率がゼロじゃない限り、絶対諦めないでもらいたい。 それにしても、藤田騎手の騎乗は素晴らしかった。 ウィステリアメジロで勝った第3戦は、ほぼ最後方という位置取り。 そこから終始、内を通るロスのない立ち回り。 4コーナーで上手く外に出して差し切る完璧な内容。 第4戦は、好スタートから2番手に。直線抜け出して快勝の王道競馬。 ウィステリアメジロを管理する森澤調教師は、「あれほど上手く乗ってくれるとは思っていませんでした。今度園田に遠征して来たら、騎乗を依頼をしたいですね」と言うほど、好騎乗ぶりを絶賛でした。 運的要素も多分にあるSJT。 それでも、しっかりとした騎乗技術があるからこそ逆転できるわけです。 世界の強豪が相手となる札幌の舞台でも、藤田騎手の好騎乗をワクワクしながら見つめましょう♪〓Weeklyトピックス〓★サルサ復活!~兵庫SQ賞~ エーシンサルサ(牝5・橋本忠男厩舎)が『兵庫サマークイーン賞』を昨年に続いて連覇達成! 詳しい記事はチャージアドバンスに書いていますのでご覧ください。 それにしても、嬉しい復活! まだまだ強さが戻るはず!ご期待ください!!★有馬騎手、北野騎手の引退セレモニー 7月24日、園田競馬場で有馬澄男騎手、北野真弘騎手の引退セレモニーが行われました。 これから新調教師として活躍するおふたりを、どうぞ応援よろしくお願いします。 恒例の胴上げも行われましたが、有馬騎手のときは間に合わず…。 北野騎手のときにはなんとか間に合いました♪★鳥取でイベント BAOO鳥取岩美に呼んでもらい、イベントに参加させてもらいました! 予想としては散々でしたが、とっても楽しい旅でした♪(また旅って…) スーパーはくとに乗る ↓ 鳥取に到着する ↓ お昼ご飯をご馳走になる ↓ BAOO鳥取岩美に到着 ↓ 吉村騎手と合流してトークイベントをする(2ステージ。写真なし…) ↓ 話題の『すなば珈琲』に寄ってみる(入らず) ↓ 立ち飲み屋で乾杯♪ ↓ 肉豆腐が美味しかった♪ ↓ 帰宅 という旅でした♪(またや!!) 「吉村騎手のファンなので、サインをもらえて嬉しい」「蹄鉄をもらえるチャンスがないので、ここでもらえて嬉しい」「騎手が使った鞭など手に入れる機会はなかなかないので当たってラッキー」 といった声が寄せられていたそうです。 次はもっと喜んでもらえるように頑張ります♪★園田競馬場のお祭り♪ 毎年恒例の、園田競馬の夏祭りが25日に行われました。 この模様は、来週お届けします。◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 飛翔富士が三段目優勝を果たしました! 先場所、決定戦で敗れ序二段優勝こそ逃したものの、これで本割(※)21連勝!! これは、幕内力士・常幸龍と同じ歩み。 次はいよいよ幕下上位(15枚目以内)、ここからは関取経験者や、勢いのあるの若手など難敵が揃います。 そしてこの地位で全勝優勝を果たせば、十両復帰が確定的となります。 以前より身体を絞り、それでいて筋力トレーニングによるパンプアップされた肉体で、関取復帰の道を切り開いてもらいたい! はやく飛翔富士“関”と呼びたい!※本割とは本場所での取組のこと。決定戦は本割に含まれない。従って生涯成績にも反映しない。
2015年07月25日

金曜日は古谷が担当します。 マーキュリーCのユーロビート、本当に見事な勝利でしたね!関係者の皆さん、おめでとうございます!!向正面で上がっていく様子、決して無理して捲っていく形ではありません。この形は、JRAなら横山典騎手によく見られる戦法です。 よこてんさんのブログで書かれていましたが、「ペースが遅い」と思った時に動こうとすると、強引な捲りになります。この形だとロングスパートになるので、後続を慌てさせるためには捲りきった後にセーフティリードを取るぐらいの差を広げなければいけません。というのも、自身も脚を使い、息を入れることができていませんから、押し切るだけのスタミナも要します。 ただ、1コーナー辺りで「ペースが遅くなる」と思えば、2コーナーから向正面に入るところのラップは確実に落ちます。それが、今回の競馬に見られたレースラップです。ペースが落ちたところで位置を上げていくことは、騎手にいらぬ心配がよぎらなければ決して難しいことではありません。しかも、無理して上がっていく形ではないので、動いてきたのを見た先行タイプが突っぱねた時に、自身はその段階で息を入れることもできます。そうして溜めを利かせる形で残り600mを通過すれば、自身が使える上がり3Fを想定できる形で直線に向くことができます。 レース前に相手との力関係を比較し、レースのシミュレーションをする際、自身や相手を含め前後半の3F、さらに参考になるレースの全体のレースラップを分析していた元騎手の方に話を伺ったことがあります。専門紙には、前後半の時計と走破時計が書いています。人気馬の実力がどのぐらいのものか…。後ろから行く馬なら、逃げ馬からどの位置にいれば、差し切ることができるか…。そういったことを、自身が乗る馬の時計と比較し、レースを組み立てるというものでした。 ユーロビートは、昨年の東京記念でサミットストーンを突き放したパフォーマンスが圧巻でした。しかし、その後は中距離だと無理して位置を取りに行けば最後は伸びあぐね、帝王賞のように後ろで脚を溜める形だと良い脚は使っても前が止まらないので入着が精一杯という内容が続いていました。 新聞の見方に戻ると、前後半の3Fを自身の能力として考えた時、新聞に載っていないレース中間のラップでいかに無理せず位置を上げていくか…といったことが、勝利へ導く重要なポイントとなります。人気薄の馬に乗る時は、基本的に正攻法では勝ち目はないでしょう。その時に、あっと言わせる騎乗をするなら、新聞に載っていない部分をどう考えていくか…。吉原騎手は今回、それをモノの見事にやってのけました。 通常より一歩先に物事を察知して行動する…。ある意味、効率の良さが問われます。1つのレースから、仕事の効率性や人間の生き方を学ぶことができたような、そんなマーキュリーCだったと思います(大袈裟ですかね!?) さて、21日は北海道市場で「セレクションセール」が開催されました。セール前日は好天に恵まれた中で比較展示が行われ、多くの購買関係者が上場馬を熱心にチェックされていたそうです。セール当日は午後に入って雨にたたられましたが、最後まで活発な競りが展開され、セールは幕を閉じました。 売却総額は19億610万円(金額は税抜、前年比1億9040万円増)、売却率は71.86%(前年比9.76%増)を誇りましたが、いずれもセール史上最高の数字を記録しました。セレクトセールでも、過去最高の売却総額を記録しましたが、その流れをセレクションセールも見事に受け継ぎました。 最高価格は2800万円で2頭。ルビウス2014(牡、父ディープブリランテ)は(有)雅苑興業が、ハートオブクィーン26(牡、父キングズベスト)は国本哲秀氏がそれぞれ落札しています。ルビウス2014の母であるルビウスは、一昨年の繁殖馬セールで取引された(落札価格は200万円)時、お腹の中にいた仔でした。(ルビウス2014) また、ハートオブクィーンは、ホッカイドウ競馬所属として函館2歳Sを制し、中央入り後に桜花賞4着などの実績を残しました。キングズベストとの配合で、当然ながらクラシックを意識できる存在になってくれることを期待したいと思います。(ハートオブクィーン26) この2頭を始め、ルーラーシップやサマーバード、ストリートセンスにアイルハヴアナザーといったこの世代の新種牡馬が軒並み、高評価を受けていました。繋養3年以下の種牡馬の産駒の上場が目立っていたこともありますが、このことは今年のセレクションセールの象徴と言える出来事と言えるかもしれません。 また、セレクトセールでも見られましたが、エンパイアメーカー効果で海外のバイヤーがその産駒を狙ってきたことも今までにない特徴でした。このセールでは、エスポワールシチーの半妹にあたるエミネントシチー2014が、2000万円でJohn McCormack Bloodstockが落札しています。 木村貢市場長は「新規の方も増えたこともあり、購買登録者数が400人を超える形となりました。競りが盛り上がるためには、競る方が1人でも多くなることを念頭に職員も取り組んできましたので、その成果が見られたと思います。トップ種牡馬の上場がなかなか叶いませんが、その辺りは新しい種牡馬を揃えたことで、購買関係者の方々にアピールできたのではないかと感じています。売却率が高くなり、馬が多く売れたことで売却総額もアップしました。多くの方にセールに参加して頂き、本当にありがとうございました」とセールを振り返っていました。サマーセールは、相当頭数もいるようで、1日当たりの頭数は約350頭に上る可能性が高いようです。今年の1歳市場はこれまで、八戸市場も含めて盛り上がっています。この流れは、サマーセールにもつながっていくように感じます。サマーセールは8月24日から27日の4日間、北海道市場で開催されます。こちらもぜひ、ご注目下さい!(セール前に行われたセール表彰の様子)
2015年07月24日

木曜担当のよこてんです。 20日の月曜日、盛岡競馬場では『マーキュリーカップJpnIII』と『ジャパンジョッキーズカップ2015』が行われて盛りだくさんな一日でした。 今になってみれば、21日の火曜日・22日の水曜日と岩手県内は過去最高気温レベルの猛暑にみまわれたりして、それなりとはいえ比較的過ごしやすい暑さで収まった先週末は馬にも人にも幸運だったのかなと思います。 さてマーキュリーカップ。吉原騎手を鞍上に据えた大井のユーロビートが2着に6馬身差をつける圧勝を飾り、人馬とも初のグレード勝利を、そして第2回マーキュリーカップ以来となる地方馬による制覇を果たしました。★第19回マーキュリーカップ優勝/ユーロビート号 勝因は?それはまず吉原騎手の好騎乗、天才的とも言えるそれが第一のものでしょう。 キーポイントは二つ。向こう正面で自らレースを動かしに行った所と、そうやって動かしておきながら敢えて先行勢を誘い込んだ所だと見ました。 1~2コーナーにさしかかって極端にペースが落ちたのを、自ら動いて流れを速くした。“ペースが落ちてすぐ”ではなく“ペースが落ちてかなり経って”からでもない、絶妙のタイミング。これだけではや先行グループの中で流れに乗り損ねる馬が出ていました。 そして、捲っていって先頭に出たユーロビートを完全に前には出さず、メイショウコロンボがハナを奪い返しに来るのを少し待ったのも巧かった。 例えば先頭に立ちそうな所、並びかけそうな所まで行って抑えたとしても、先行勢にある程度プレッシャーをかける事ができるでしょうが、それだけでは足りない。少し前に出る位にして主導権を奪いそうな勢いに見せて、その実、先行勢が巻き返そうとして脚を使うのを誘い出した。ここも絶妙の駆け引きだったと思います。 最後の直線は、6馬身という着差ほどには余裕綽々では無かったんではないでしょうか。気持ち最後の仕掛けが早かったように感じますし、動き出す瞬間は一か八かで踏み切ったようにも見えます。想像ですが、タイムズアローかソリタリーキングの末脚、あるいは自分も早めに動いている分どれだけ脚が残っているか?この辺をちょっと気にしたのではないか。 でもそこで余計な間を取らずにGoサインを出して最後まで押し通したあたり、ここもまた絶妙であり見事であり、天才的だと言う他はないですよね。 レース後の吉原騎手は「(展開が)本当に嵌った」と振り返っていましたが、嵌ったんじゃないでしょう。“嵌め込んだ”んです。 もちろんユーロビートの、馬の力もあってこそですが、これだけ思い通りにレースを動かしてそれで勝つ気分、さぞかし気持ちよかった事でしょう。 しかし吉原騎手が初グレード・・・というのはちょっと意外な感じもしますね。 『ジャパンジョッキーズカップ2015』。こちらは騎手の皆さんのリラックスムード・フレンドリームードが印象的でした。もともとが全国を股にかけて戦っているトップジョッキー達。加えてこういう対抗戦系のイベントも経験豊富。ホント、こういうイベントをソツなくこなすのもトップジョッキーたる資質のうちなんだろうな・・・といつも感心させられます。★第1戦優勝/戸崎圭太騎手(シーザーズセレクト号)★第2戦優勝/山口勲騎手(モルフェワイン号)★第3戦優勝/真島大輔騎手(ツキミチャン号) 結果は既報の通り、チーム戦では『Team JRA』が、個人別では戸崎圭太騎手が優勝し、“JRA勢総なめ”で終わりました。★チーム優勝賞金100万円+牛肉・ワイン・米・りんご!★個人優勝賞金50万円+豚肉・米! 最終結果では『TeamJRA』が112ポイント、『Team EAST』が81ポイント、『Team WEST』が80ポイントでJRA圧勝ですが、第2戦終了時点では「JRA」63ポイント、「EAST」54ポイント、「WEST」65ポイントで結構接戦でした。第3戦で「JRA」が4人全員掲示板確保というのが大きかったですね。チーム戦というのも意外にしっかり成立するんだなと思ってみたり。 最後にジャパンジョッキーズカップ2015の印象的なシーンを載せてまとめという事にしましょう。★紹介セレモニーでまた飛ばされた山本聡哉騎手★紹介セレモニーでも表彰式でもずっと笑顔だった山口勲騎手。紹介式の時の紹介文に“笑顔が優しい”と入れてもらって良かった★「2着が3回、自分らしかったんじゃないか」と自ら言って笑いを誘った福永騎手★永森騎手は久々岩手登場。盛岡の芝は初めてだったはず★柴山騎手は7着・12着と来て3戦目で3着。「やっと貢献できた~」とホッとされておりました★そしてTシャツを脱がされる柴山騎手★ステージ上ですでに脱がされていた藤田騎手。貰った方、価値が激増しましたよ(^ー^)★福永騎手もこの直後脱がされるハメに★都合3カット撮りましたがTeamJRA優勝という事で谷桃さんがセンターので★ラウンドガール&生ファンファーレも当日のお楽しみでした という事で、ユーロビート号の関係者の皆様、おめでとうございました!各地から参戦して下さった騎手の皆様、お疲れさまでした!。そしてご来場くださったファンの皆様、ありがとうございました!!
2015年07月23日

水曜日の担当は、坂田博昭@今日は門別競馬場です。 山中さんも書いておられたように、月曜日は地方競馬で楽しいレースがいっぱい! 3連休の最後と言うことで、目一杯楽しまれた方も多かったのではないでしょうか。 私は、その日北海道に飛んでおりまして、出かけた先は札幌の隣の石狩市。Aiba石狩でイベントの仕事をさせて頂いておりました。 実は、イベントのメインは競馬じゃなかったんですよね…この場所、競馬の他にも色々な券を売っているので。 ガールズケイリントークライブ。おっさんらしく、女子とのトークを多少よろこびつつ司会を務める筆者 選手は、左から奈良岡彩子選手、明珍裕子選手、小坂知子選手。 他競技のトークライブでしたので、詳報は避けますが、興味深いお話でした。 女性がこうした職業スポーツを志し、そしてその中で頑張るメンタリティの、ほんの一端ではありますが結構大切なところに、触れることが出来たような気がします。 なかなか女性の進出が、目に見えるプレイヤーの世界では進まないのが日本の競馬。しかし、周囲ではヒントになるような動きがハッキリと産まれています。競馬だけが「後進」にならないためには、私たちのようにプレイヤーのことを伝える立場からもっと取り組まなければならないこともあるようにも思いました。 トークライブのあとには、競馬の話も… 冷や汗をかきながら、当たらない予想を披露する筆者 いやいや…私、予想自体を生業にしているわけではありませんから…(言い訳) そうは言っても、競馬のレースが目の前で実際進行している間には、お客様方と一番接点を持って盛り上がれるのは、やはりレースの予想。友達同士で競馬場に行けば、互いに「ああでもないこうでもない」とやりあえる、あの感じですね。 …実際、岩手も船橋もメインレースの予想は散々な結果。私もひとりのファンですから、予想として喋ったとおりに普通に馬券を買っているんですが、勿論サッパリ。 意気消沈しつつ、そして周囲のお客様方に励まされつつ、最後の力を振り絞ってお客さん方と一緒に考えた船橋の最終レースで、何とかお客様方と一緒に当たりを引くことが出来ました。 レースのあと、「自分も当たったよ」とわざわざ声をかけて下さったお客様方と喜びを分かち合ったことは、素直に嬉しかったですね、馬券が当たったことよりも。 私にとっても、楽しい連休最終日でした。 さて、ここからは本題で、門別グランシャリオナイターのこと。 実は、今日は若干寝不足気味でして… 今朝4時半の門別競馬場 早朝から、珍しく門別競馬場に調教の取材に出かけました。 取材はトラックではなく、門別競馬場の調教坂路の方でした。 今朝は、今度の日曜日26日にJRA函館競馬場で行われる函館2歳ステークスに出走する3頭の馬が、最終追い切りに臨みました。 チャレンジするのはリンダリンダ タイニーダンサー (角川秀樹厩舎)ラプレシオーサ (田中淳司厩舎) いずれも、門別でのステップレース(上級認定競走)に勝って権利を取り、函館へと向かっていきます。 かつてラベンダー賞があった時代とは異なり、芝でのレースは初めての経験。その中で、結果を出すことが出来るのか!? 難しいレースになると思います。 それでも、期待して下さる門別のお客様方の気持ちは、皆さん同じではないでしょうか。「若駒よ!芝の舞台を目指せ!!」 果敢なる挑戦に、結果も伴うことを期待したいと思います。 3頭の最終追い切りの様子と、調教師のインタビューの模様は、いつものようにYoutubeのチャンネル『ホッカイドウ競馬もりあげ隊』にてリリースされています。 角川・田中淳両調教師の期待感や意気込みも、映像を見て感じ取っていただければと思います。 インタビュー映像はこちら。https://youtu.be/HDFApfzfK2w さて、ここまで書いたところで、もうすぐ今日のメインレース・ノースクイーンCが始まる時刻となりました。 例年になく興味深いメンバーの対戦になったこのレース。楽しみでなりません。 もうこの稿をアップしてからレースまで30分ぐらいしかないんですが…たまたまご覧下さった方、間に合えば是非楽天競馬で馬券を買ってレースにご参加下さいね!
2015年07月22日

火曜日担当の太田です。 寒かった6月が嘘のように7月に入り30℃を超える日が続出の帯広です。我々北海道の人はかなり暑さを感じていますが、本州の人に言わせると湿度がなくカラッとしているので気温ほど暑いと感じないようです。 短い夏を満喫しようとこの時期に集中して全道各地お祭りが行われています。その地域で趣向を凝らしたイベントが盛りだくさん。北海道ならではの美味しい食のコーナーも充実。夏休みは競馬と共に各地のお祭りに参加するのもいかがでしょうか? 帯広で行われるイベントで一番有名と言ってもいい花火大会。地元紙十勝毎日新聞社が主催の勝毎花火大会が毎年8月13日に行われます。今年もばんえい競馬では勝毎花火大会当日、プレミアムラウンジを解放。完全予約制でただいま受付を行っております。ゆったりとしたスペースで華麗にあがる花火を見ることができます。毎年花火大会当日は、帯広市内大混乱です。会場周辺はあり得ないぐらいの渋滞。会場は人で身動きができないくらい混み合います。人ごみを避けたい方は、帯広競馬場のプレミアムラウンジを利用するのも一つの手です。なかなかの眺めですよ。数に限りがあります。詳しくこちらをご覧ください。 本州方面の子供たちはもうすでに夏休みに入っているようですね。北海道の子供たちはこの週末に夏休みに入ります。ばんえい競馬では、毎年夏休み金曜日限定で「ばんえい十勝 記念レース」と題して模擬レースを開催。今年は7月24(金)から計4回開催いたします。模擬レースの勝ち馬を予想して当たったら素敵な記念品のプレゼント。また参加賞もご用意しております。そのほか、馬車運行、写真撮影会など競馬場で楽しめます。週末なかなかばんえい競馬を見ることが出来ない方は、この機会にばんえい競馬を知って頂き、帯広競馬場でお楽しみください。 この週末関東でばんえい競馬のイベントが行われます。25日(土)には川崎競馬場で、26日(日)はBAOO高崎で抽選会やトークショーを行われます。PR馬のミルキーもお邪魔します。お近くの方は是非お越しの上、お楽しみください。 いろいろお知らせばかりしてしまいましたが、もう一つ大事なお知らせ!!8月15日(土)に行われる『第27回 ばんえいグランプリ BG1』ファン投票の締め切りが迫ってきました。来週7月27日(月)までです。先日投票中間発表があり、上位はやはり実力馬たちの名が並びました。現在第1位は、ばんえい記念を勝利した「キタノタイショウ」。277票集めています。第2は「オイドン」が入っています。重賞ではなかなか結果が出ていませんが、根強い人気が「オイドン」にはありますね。そのほかの順位はこちら。締め切りまでまだ日数があります。投票していない方がいましたら、ぜひご参加ください。投票をしていただいた方の中から抽選で素敵なプレゼントもご用意しております。皆さんのご参加お待ちしております。 さて、次回は日曜日に3歳3冠第1戦『第40回 ばんえい大賞典 BG3』を予定しております。なんといっても昨シーズン2歳路線の3冠馬「センゴクエース」に注目が集まることでしょう。前回は勝ちにこだわらずここに向けてのひとたたき。3歳3冠に向けてどんなパフォーマンスをみせるのか楽しみです。ハンデがどのぐらいになるのか・・・そのあたりがポイントになりそうですね。「キンメダル」「ホクショウキズナ」牝馬は「シリウス」「タキニシサンデー」と成長著しい3歳馬。「センゴクエース」相手にどんなレースをするのか必見です。『第40回 ばんえい大賞典 BG3』7月26日(日)第10レース 20:10発走予定です。ご期待ください。
2015年07月21日

今日は耳目社山中が担当します。マーキュリーカップ、名港盃、習志野きらっとスプリントと大盛り上がりの海の日でしたね。今週は金沢競馬に来ておりまして、その盛り上がりを直接感じることは出来ませんでしたが、複数の重賞がある日は楽しいですね。しかし、今日の石川県は暑かった。日中少し外を歩いただけで、体がヒリヒリしております。三連休の最終日ということで、金沢駅周辺の観光名所やお昼時の飲食店には長い列が。近江町市場の入り口には氷の塊が。明日は金沢競馬の開催がありますが、夏本番のような最高気温の予報となっております。金沢競馬場本場に来場される方は、暑さ対策を万全に。明日は10レースに、JRA交流の能登舳倉島賞が行われます。メイショウの冠を持つ馬が3頭出走。うち2頭が7枠に同居しております。(出走表は→こちら)久々の染め分け帽実況に今からドキドキしております。そんなことも含めて、日々これ勉強という毎日です。ご存知の方も多いと思いますが、現在弊社には実況アナになるべくトレーニング中の若者がおります。毎日練習に励んでいまして、成長する姿が頼もしくもあります。最初は初めて見る勝負服や展開に戸惑い、馬の名前がなかなか出てこなかったり、目に入ったものが音声として出される段階で、言おうと思ったものと違った言葉が口から出てしまったり。自分のトレーニング中の時を思い出しながら、あるいはこれまでの経験を振り返りながら、あーでもないこーでもないといろいろなことを話しております。話しながら思うのは、自分のこれまでの競馬実況経験が骨となり血となっているんだな、ということ。このブログでも幾度となく書かせていただいているようなゴール前でのアクシデントや、直線で一旦失速した馬がまた盛り返して1着でゴール!といったレアケースだけでなく、普段のレースのちょっとしたこと、もちろん大きなレースでの実況も経験値になります。その経験が、レースでの判断に大きく関わってくる。たくさんレースを実況することだけでなく、見ることが大事なのだと思います。僕は「見たものを見えたままに喋る」ように努めていますが、(時々おかしなことが口を突いて出ることもありますが)それを過不足なく出来ているか。実況する限りずっと自問自答していくことでしょう。明日からもまたしっかり実況していきますので、引き続き金沢競馬も南関東競馬もお楽しみください。
2015年07月20日

日曜日担当の高橋華代子です。 7月16日、愛知の名手・岡部誠騎手が、期間限定騎乗に来ている南関東で、記念すべき記録を達成しました。 浦和2レースのドリームチャレンジ新馬戦で、2番人気キングスベンチ(浦和・宇野木数厩舎)の手綱を取り優勝。 この勝利は、名古屋所属騎手としては初となる地方通算3000勝の達成だそう。 「地元で達成したかったですけどね(苦笑)。数字を気にしたことはなかったんですが、地元(愛知)で3000勝した方がいないということだったので、長い歴史の中でいろんないい先輩がいた中で、そういう数字を自分が初めて出せたのは素直にうれしいです。 がむしゃらにやってきてのこの数字で、まだまだ先があるし、この数字に満足することなく、ただ毎日うまく乗りたいなっていうことだけを考えています。いいジョッキーがたくさんいるので、少しでもそのうまいジョッキーに近づきたいなと。競馬に乗っているときはそれしか思っていません。またひとつ上の数字を残したいですね。 レースに乗っているのは楽しいし、馬が好きです。長く乗り続けたいです」(岡部騎手)。 若手騎手だけではなく、トップにいる騎手たちからも、「もっとうまくなりたい」という声はよく聞くんですが、それだけ奥深すぎる世界なんでしょうねぇ。南関東のリーディング・森泰斗騎手もよく言っていますから。どの立場にいても向上心を持ち続けることは本当に大切なことでしょう。 岡部騎手は9月4日まで南関東で騎乗を続けますよ。「いろんな競馬場で乗るのは楽しいですね。流れとかレース体系も全然違うし、いろんな馬にも乗せて頂けますから」(岡部騎手)。 そして、岡部騎手と教養センター時代の同期でもある高知の名手・赤岡修次騎手は、7月10日で南関東の期間限定騎乗が終了。期間限定騎乗の2か月間で32勝も挙げました。 「最初は1つ勝てればいいと思っていたんですよ。こういう期間限定騎乗という形では南関東に初めて来たし、馬主さんも調教師さんもわからない中で最初は乗せて頂けて、結果を出すことができたのは本当によかったです。こちらのファンの方にもパドックなどで温かい声援を送って頂けて頑張りがいもありました」と赤岡騎手。 赤岡騎手の騎乗をしばらくは間近で見られないんだなぁと思うと寂しかったのですが、明日行われる習志野きらっとスプリント(船橋1000m)で、地元のサクラシャイニーと参戦しますね(^-^) それにしても、この2か月間の赤岡騎手の存在は南関東全体を考えても大きすぎました。。。
2015年07月19日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 今週の話題や、来週の告知などで、きょうはトピックス満載です! ということで、トピックス祭り!〓Weeklyトピックス〓★有馬騎手と北野騎手が調教師に! 4000勝ジョッキーの有馬澄男騎手(58歳)と2000勝ジョッキーの北野真弘騎手(45歳)が、調教師試験に晴れて合格! 8月1日付けで免許が交付されることから、7月末をもって騎手引退となることが決まりました。 北野騎手は現在病気療養中。それでも普段の生活に支障ないほどには回復しています。 馬にまたがることはまだ無理なようで、このままレースに騎乗せず、引退を迎えることになります。 「体重はほとんど変わりませんよ。でも、筋肉が落ちてお腹と顔に肉がついてしまいましたね…」と自嘲しながらも、念願かなって晴れやかな笑顔を見せてくれました。 有馬騎手はまだまだ元気に騎乗中。ところが、来週まで騎乗ができる状況なのに「もう乗らないかも」と本人は言います。 それでも、依頼がかかる可能性が大きいでしょう! 「いやぁ、もういいでしょう」と笑顔。 41年もの騎手生活。「悔いはないです」というほど乗り尽くしました。 それでも来週は乗って欲しいなぁ。そう思うファンの方もたくさんいらっしゃるはずです!勇ましい表情の有馬騎手 なんか、めっちゃ遠めに撮ってしもた…。晴れやかな表情の北野騎手 うしろの人には触れずにおこう! さて、おふたりの引退セレモニーは、未定ですが来週か再来週のナイター競馬当日だと思われます。たぶん…。 主催者発表をお待ちくださいm(__)m★田中学騎手、しばらく休養 先週、腰痛で戦列を離れた田中学騎手(41歳)は、今週水曜日に騎乗したものの、また痛みを訴え、残りの2日間は再び騎乗変更となってしまいました。 今後は当分の間治療に専念して、騎乗は見送るということが、競馬キンキの取材で分かりました。 一日でも早い復帰は願いますが、再発のないようしっかり治してほしいと思います。 園田の帝王と呼ばれた父の勝ち鞍を抜くのが迫っている田中学騎手。 少し先延ばしになってしまいますが、その日が来るのを心待ちにしましょう!★台風過ぎても… 台風一過は晴天になるものですが、今回の台風11号は過ぎ去ってからが大変な雨となりました。 開催されるかどうか微妙ではあったのですが、当日の午前6時に開催することが決定! ところがその後に雨足が強まり、最終レースが終わってもやむことがありませんでした。 暴風雨というほどのもではありませんでしたから、レースは施行できます。 それでも長く降り続いたことで、馬場に水たまりができ始めます。 砂も流れ始めて、レースの合間に砂の補充を行わなければなりませんでした。 ジョッキーたちは「怖かった」と口を揃えます。 ある騎手は「それより、あんな雨の中でも来てくださったファンの皆さんに感謝したいです」と気遣いを見せます。 「そんな人たちから入場料を取ったらあかんと思う。タダで入ってもらわないと」 うん、確かにそう! そういう心くばりが、集客する側には求められるのです。 今回の事例から何を学んで、どう活かすかが今後の課題となるのです。 いいこと言うねぇ、理ちゃん♪★まりなる♪ 「楽天競馬“ポッ”イントもらっちゃおう大使」に就任したタレントの津田麻莉奈さん。 7月17日(きのう)、就任してから2度目の来園。 宝塚記念の日には、阪神競馬場でのイベントでもご一緒させていただいたので、このところ3度もお会いしていて、もう嬉し過ぎてこまりなる♪ そんな津田大使は、今回名刺を持って登場! 3種類あって、これをすべてもらった人はまだいないとのこと。 ということは、ぼくが第1号に!! という優遇措置は与えられず、一枚だけをいただきました…orz ぼくがもらったのは、一番左の名刺。 ピンクチラシみたい(本人談) カラーコピーして、公衆電話に貼らないでください!(本人談) とのことですが、なんか一番気に入ってしまった(;>_
2015年07月18日

金曜日は古谷が担当します。 13、14日は国内最大の競走馬市場「セレクトセール2015」が開催されました。その2日前からセール会場では、1歳馬の比較展示が行われていましたが、前日の12日の朝にセール会場となるノーザンホースパークへ移動し、上場馬の大半を見させて頂きました。(セレクトセールでは、インターネット配信のオープニングとエンディングで、僕の解説が入ります。注目馬の紹介、セールの総括などを行っています) 1歳セッションは、8年振りに06年から復活し、10年から200頭を超える頭数が上場されるようになりました。競走年齢に近い年での取引が徐々に、購買関係者から望まれる状況でもあり、その流れを汲んだ印象もありました。しかし、頭数が増えたにも関わらず、売却率は8割を超えたのは驚きもありました。目立った牝系の馬がさほどいなかったこともあり、最高価格が6600万円(金額は税抜)で、売却総額も31億5710万円と、その3年前の数字よりいかなかった面はありましたが、8割売れるセールという驚きの方がインパクトを与えました。(最高価格となる2億3500万円で落札された、ディープインパクト産駒の牡馬・ジョコンダ2の2014)(2番目の高額取引となる2億3000万円で落札された、ディープインパクト産駒の牡馬・ラッシュラッシーズの2014)(同じく2億3000万円で落札された、タピット産駒の牡馬・シャンパンドーロの2014) そして、年々その勢いは止まるところを知らず、血統レベルも1歳セッションは確実に上がり、今年は71億450万円という1歳レコードを記録。平均価格も約3383万円と過去最高となりました。 また、当歳セッションは、日本唯一の当歳市場となり、位置づけも徐々に変わりつつあります。かつては当歳のみで実施していたセレクトセール。2日間開催を行っていた時もありましたが、時代の流れとともに10年辺りから1歳セッションとの2本立てで、ほぼ同じ頭数での実施となりました。 昨年は85.9%という脅威の売却率となりましたが、今年は例年より良いぐらいの79.3%。この4年から2億円超えがありましたが、今年の最高価格は1億8000万円でした。しかし、ディープインパクト産駒のみならず、キングカメハメハ産駒とハービンジャー産駒、さらにクロフネ産駒から1億円超えが誕生。注目のオルフェーヴル産駒も、高額順10位から12位までを占めるなど、17頭中13頭が落札され、やはり話題を集める形となりました。(最高価格となる1億8000万円で落札された、ディープインパクト産駒の牝馬・ウィーミスフランキーの2015)(当歳セッションのトップバッターとして上場された、オルフェーヴル産駒の牡馬・カリフォルニアネクターの2015。8000万円で落札されました) 1歳、当歳の2日間トータルで131億7350万円の売却総額は、セレクトセール史上、最高額を更新しました。2年連続での更新に驚くばかりです。吉田照哉さんがセール後、「円が80円台だった頃に輸入した馬たちが3、4年経っていますから、日本馬の質が格段にレベルアップしているのは間違いないでしょう。海外のバイヤーも、ついにここまで来たかと驚いていたぐらいですから」と話していました。これは、円高の時代に海外のセールなどから驚くほどの名牝が、欧米などから続々と輸入されました。サンデーサイレンスの血脈は、日本では血の飽和状態になっていますが、こうした流れを受けてディープインパクトを始めとするサンデーサイレンス系種牡馬との配合が可能となります。 大手牧場の繁殖牝馬は、こうした背景からどうしても淘汰していかなければならず、血統の良い牝馬たちがジェイエス主催の繁殖馬セールなどに上場され、日高の生産者や馬主が落札し、流通していく形も近年目立っていました。大手だけでなく、日本全体に血の淘汰が進み、全体的に血統の良い馬の多くの残る形となりました。必然的に日本の生産レベルが上がり、年々育成レベルも進歩していますから、こうしたセール取引馬が高見を目指す上で、世界を目指せる馬作りが実現していくと思います。 セレクトセールの好影響は、そこで買えなかったバイヤーもいるでしょうから、その後のセールにも良い流れが生まれることを期待したいと思います。 来週21日(火)は「2015セレクションセール」が北海道市場で開催されます。こちらもぜひ、ご注目下さい!
2015年07月17日

木曜担当のよこてんです。 さて、最初は先週の名古屋の話の続きから。 盛岡から5時間近くをかけて到着した名古屋競馬場は小雨・・・という残念な状況でしたが、これ以上強くならない事を祈りながらレースを待つ事に。 そんな雨のパドックを通りかかった時、パドックに市川騎手の横断幕を張ろうとするご夫婦の姿を発見。・・・これは市川騎手のご両親に違いない。 横断幕を張り終わるのを待って声をおかけしてみるに、やはりそうでした。市川騎手のご両親も“日本デビュー”を見守るべく、東京からおいでになったのだそうです。 その頃、市川騎手はレースに向けて準備の真っ最中。慌ただしく行ったり来たりする市川騎手、「覚える事がたくさんあってパニックですよ・・・」と言い残して走っていってしまった。実戦のフローはオーストラリアもだいたい同じとはいえ、やはりやってみないと分からないものな・・・。 パドック、返し馬・・・と“デビュー”の瞬間が刻一刻と迫ってきます。市川騎手の実戦での姿を見るのはこれが初めてなので比較材料がないけれど、見た感じやっぱりちょっと動きが固いような気がする。 しかし。そこは市川騎手、レースはきっちり決めてくれました。★2015年7月7日・名古屋6R。市川雄介騎手日本初騎乗初勝利 初めての日本のレースでいきなり単勝1.2倍の大本命。おまけに恐らくは経験した事がないだろうダートで水が浮く不良馬場。不安の方が大きかったと思うのですが、人気に応えて勝ちきったのは「見事」と言っていいでしょう。 直後に紹介セレモニーがあったのですが、そこに向かう時の市川騎手の晴れ晴れとした表情といったら。「大本命で負けた直後にセレモニー・・・なんて怖い事にならなくて良かったです」と冗談を言えるくらいならもう大丈夫。 ちなみに市川騎手のご両親、紹介セレモニーの時なども遠くの方から見ているばかりで近くに寄ってこられません。 後で理由をうかがうと、「余計なプレッシャーを与えたくなかったので、今日来ている事も本人には秘密なんです。レースの事もほとんど話してなくて・・・」。 すいません!レース前の市川騎手に、「すぐ帰らないといけないからさ、一発で決めてよね」って3回くらい言いました。ご両親のお気持ちを推し量れず本当に申し訳ありませんでした!でもおめでとうございました! その後の市川騎手、常に上位には来ているけど勝ち星は増やせず・・・いや、“勝ち星は増やせないけど上位には来ている”と言うべきか。オッズを見ていても市川騎手の複勝が売れてますよね。 とはいえ今は名古屋でのキャリアが、いやダート戦での経験自体がまだ20戦そこそこの“新人ジョッキー”。スタートは速いし、いずれ勝ち星も増えてくるでしょう。 先週の金曜日には仙台・Koboスタ宮城で「岩手競馬ナイター」が行われました。イベントの細かい所は昨年もこのブログで書いているので、今回は始球式ピッチャーを務めた木村騎手に焦点をあててみましょう。★始球式前の待機の時間。緊張気味の小林凌騎手の向こうで「キャッチボールして肩を作りたかったな~」とぼやく木村騎手★“ピッチャー木村”、いよいよマウンドへ!★プレートをきちんと踏んで、セットポジションから★ちなみに球種は「ナチュラルシュート(本人談)」だそうです(^ー^)★キャッチャーミットにちゃんと届いたものの、“ピッチャー木村”的には不満が残った模様。「もしまた投げれるならスパイク持ってくる」と言ったとか言わないとか 『夏スタ・夏ウマ』やってます。競馬も野球も存分にお楽しみ下さい!
2015年07月16日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 すみません…今週は、門別をお休み中なので、競馬のネタが今ひとつ…… と、思っていたら、担当の太田アナウンサーから新鮮な話題が届きました! 短期免許で騎乗中の藤井勘一郎ジョッキーが、日本初勝利!! 素晴らしい笑顔が出ました! ここまでたまたま勝利には恵まれませんでしたが、乗り方・馬の御し方を見ている一部調教師からは「やはり彼は違う!」と賞賛の声が上がっているという話も聞いていました。 ようやくそれが形として現れた格好。良かったです。 初勝利に寄せてのインタビューは、いつものように『Youtubeホッカイドウ競馬もりあげ隊』にてリリースされています。http://youtu.be/eUShJuYi_-E 是非ご覧下さいね!https://youtu.be/kaPK9YZerZs 門別の開催は、明日16日木曜日まで。 明日はいよいよスーパーフレッシュチャレンジ2(2は本当はローマ数字です。機種依存文字のため自粛)が行われます。 このときを待っていたという2歳馬たち。内回り1600mの舞台でどんな走りを見せるのか、楽しみです。 明日も門別グランシャリオナイターをお楽しみ下さい。 さて…この1週間の競馬ネタと言えば、太田アナとかぶりますがやはり函館の話でしょうか…。 漁火通から見える漁り火。写真右のシルエットが、太田アナが行ったという立待岬です。 そして今年もやってしまいました! おっさんひとりで函館山に登る会(笑) 毎年こうして写真を撮るんですが、誰が撮っても、そして普通のコンデジで撮っても「それらしく」映ってくれるのが、函館山の夜景の素晴らしさではないでしょうか。 競馬場から見える函館山。左端が立待岬。写真のずっと右の方に、私たちが普通「函館山」と言うときに登って行く展望台があります。 牛が横たわるような形の山であることから、「臥牛山(がぎゅうざん)」とも呼ばれるこの函館山。函館競馬場にいても、このように存在感たっぷりにその姿を見せています。 後ろの白タイツの方々が「函館はやぶさPR隊」。商工会青年部の活動らしく、いま話題沸騰中。 白い怪しい?キャラクターが、北斗市の観光宣伝キャラ「ずーしーほっきー」。 一緒に記念撮影をされているのが、七飯の施設から来られたというお年寄りの皆さま方。このように、皆さん楽しそうに写真に収まっておられました。 介助の方にお話を伺ったところ、「少し遠いので(函館から車で1時間ぐらい)、なかなか気軽には来られないのですが…」と。それでもこうして競馬場で、気持ちのいい天候の中いい時間を過ごして頂ける。有り難いことです。 やはり競馬場は、様々な人たちが利用し、そして様々な人たちが集まる場所であってほしい。こうした風景に触れるにつけ、そのように思います。 そんな楽しい函館開催も、あと2週間。 早い…早すぎる……。 来週はもう、函館2歳ステークス。 ホッカイドウ競馬で権利を取った3頭はいずれも出走を予定しているとのこと。どんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
2015年07月15日

火曜日担当の太田です 急に夏がやってきた帯広です。この週末35℃を超える気温。私は函館だったので猛暑にはあたりませんでしたが、その函館でも先日の日曜日には28℃を超える気温になっていました。まあ夏は夏らしく暑いほうがいいですね。 函館土曜日の準メインは立待岬特別でした。ということで先日立待岬に行ってきました。詩人石川啄木の一族のお墓があることでも有名です。岬から見た函館の街並みはなかなかの景観です。函館の観光地は、北海道のほかの地域にはない歴史を感じる風情がありますね。中学の修学旅行で何気なく見ていたものですが、大人になってから見ると言葉では説明ができない心に感じるものがあります。そんなことを一人思いながら石川啄木のように詩人になったつもりで、思いに耽ってみました。誰が石川啄木だって・・・(焦) 気温が高く、乾燥が進むと馬場が乾き、帯広競馬場馬場状況はパサパサの状態になります。走ると砂塵が舞い上がり、レースが見えにくくなります。ゴール前が見えないと大変です。その予防のため、夏場はよくレース前に散水をすることがあります。今週も土日散水を実施。俗にABC散水と言っているのですが、スタートから第1障害手前をA、第1障害降りてから20mをB、第2障害手前20mから第2障害までをCとし、散水を行い、砂塵が舞うのを防いでいます。あまりひどくなるとゴール前、俗にいうD散水をすることが稀にあるのです。すでにお分かりの通り、馬場が湿ると走りやすくなるので、馬にとっては恵みの散水です。わたくし個人的には重たい馬場、力のいる競馬がばんえい競馬の醍醐味なので、できるだけ散水をしないほうがいいなあと思うのですが、レースが見えなくなってしまっては仕方がありません。馬場水分だけでは判断できないところがあります。当日の散水情報にもどうぞお気を付けください。 12日(日)は古馬重賞の『第23回 北斗賞 BG3』が行われました。 ここのところ2着が3回と惜しい競馬が続く「フジダイビクトリー」、そして、旭川記念を制覇した5歳馬「コウシュハウンカイ」が人気を集めていました。この日の帯広最高気温が36.3℃。馬場水分が0.4%でのレースでした。レースは第2障害まで一団で進んでいきました。勝負は第2障害。他馬が苦戦する中、すんなり上がってきた1番人気「フジダイビクトリー」が先頭でクリア。つづいて「オレノココロ」2番手で降りてきました。「オレノココロ」が懸命に前を追っていましたが、脚色が衰えず突き進む「フジダイビクトリー」が勝利。昨年のばんえいグランプリ以来、重賞5勝目としました。(主催者提供)松田騎手は「暑い日が続いていたのですが、厩舎が馬の管理をしっかりとしていたので、思った通りの走りが出来ました。流れはそれほど速くはなく、良い位置につけたと思います。第2障害を先頭でクリアしましたが、末脚が良い馬もいたので、最後まで気が抜けませんでした。フジダイビクトリーは高重量戦に向いていると思うので、今後の重賞も楽しみです。」とコメント。昨年旭川記念を勝利後、北斗賞2着。そして、ばんえいグランプリの勝利と一躍主役の座へと上り詰めました。その後、ハンデが厳しくなり、苦戦を強いられるレースが続いていましたが、帯広記念3着。そして、ばんえい記念は着以上に、これから期待が持てる走りを見せてくれていました。今季は掲示板を外さない走り。若いころから障害力のある馬だったので、年齢を重ねてから活躍するだろうと言われていましたが、まさにその通りとなっています。次回は連覇のかかる『ばんえいグランプリ』です。注目が集まりそうです。その『ばんえいグランプリ』は8月16日(日)を予定しております。今、ばんえい競馬ではちょうどグランプリのファン投票受け付け中です。投票していただいた中から抽選で素敵なプレゼンをご用意しております。皆さんふるってご投票ください。 さて、ホッカイドウ競馬は今週からは毎週3日間開催。火、水、木の開催です。早いもので今シーズンも中盤を迎えています。8月のブリーダーズゴールドカップまであと1か月となりました。来週には前哨戦の『ノースクイーンカップ』も予定しています。今後ますます面白さが増すホッカイドウ競馬もどうぞご期待ください。
2015年07月14日
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ミツオーです。昼間から食べ放題に肉を食べました(さすがに山盛り肉の写真はちょっと…自粛)。さて、わたくし昨日(12日・日曜日)は、北陸地方で実況の仕事をしておりました。と言っても、金沢競馬の実況を担当したという話ではありません(非開催日)。縁あって、全国高校野球選手権富山大会の実況をさせていただいたのです。ナゼ富山?という話はさておき(どうしても気になる方は直にお尋ねください)。「高校野球100年」という節目の年に、地方大会のごく一部とはいえ、そこに携わることができたのはうれしいことです。↑球場には「高校野球100年」と書かれたのぼりが。わたし自身、小学4年生のときに学校の野球部に入部して以来、学生時代に仲間でつくった草野球チームに社会人になってからも参加していた今からほんの10年ほど前まで、野球のプレーヤーでした(滅法ヘボでしたが)。実況の仕事でとはいえ、グラウンドに足を運んでみると、何というか血が騒ぎます。↑試合が始まる前、まっさらなグラウンド。スタンドにも誰一人いない。現役時代(?)も見たことのない光景でした。今回の仕事は、地元ケーブルテレビ局による中継の実況です。球場や局、その他仕事の環境によって異なると思いますが、今回わたしが実況アナウンサとして試合を見たアングルはこんな感じ↑(写真は昨年のもの)。さあ、試合が始まります。どうやって実況するかというと…。ハッキリ言ってこのアングルで実物を見て状況をすべて把握することは、難しい。投球がボールなのかストライクなのか、外なのか内なのか、直球なのか変化球なのか、そういったことが見えない。もうこれは、手元のモニタを見てそれらを確認することになります(バックスクリーンから映した、野球中継おなじみの映像)。解説者さんも同じ。解説者と実況者がふたりならんで、目の前で実物の野球がおこなわれているのに、そっちを見ずにモニタを見ているわけです。が、ひとたび打者が打てば、見るのは実物。打球の方向を確認したり伸び具合を追いかけたりするのは、グラウンドのプレーを実際に見たほうがよくわかります。打球が飛んだあとは、実物とモニタの映像とを半分半分に使う感じでしょうか。普段、双眼鏡で実際のレースを見て実況しているわたしにとっては、モニタの映像と実物を必要に応じて使い分けるという作業は、面白いものでした。…手元に双眼鏡がないという状況は、妙に落ち着かなくはありましたが。「普段は競馬の実況をやっています」という自己紹介をすると、スタッフさんも解説者さんも一様に「それはスゴい!あれはタイヘンでしょう?」と言ってくださいます。「野球はゆっくりですから。ラクなもんですよ」とも。はたしてそうでしょうか?まあひと言で片づけてしまえば、「それぞれタイヘンです」てなもんですが。高校野球の実況をやってみて(そして自分の実況を聞き直してみて)わかった(ような気がする)ことは、じつは「競馬の実況より野球の実況のほうが反射神経をもとめられる」ということです。非常に乱暴に言うならば、競馬ってのはスタートして1分半なり2分なりの時間でカタがつき、おおむねその最後(ゴール前)が最も盛り上がるわけです。実況者はそういうふうにしゃべれば良い。野球は、いきなりその盛り上がりがやってくることがある。ある球を投げたら打たれてホームラン、それがその試合の最も盛り上がるシーンだった、というようなことがある。実況者はそういう事態に常にそなえる。もちろん、競馬もいつ何が起きるかわからないのは同じ。実況者は諸々の事態に常にそなえていなくてはなりません。野球も、たとえば投手が投げなければ打者はホームランを打てないわけですから、そういう意味で「何も起こりえない時間帯」は、もちろんある。イメージとしては、野球は緊張のオンオフを小刻みに繰り返す感じ。競馬は徐々に緊張感を高めていく感じ。…かな?よくワカラン。競技が違うんだから、実況者のカンどころも大きく違ってくるのは当たり前。とにかくその違いを、わたし自身は楽しむことができましたよ、っつう話ではあるのでした。で、実況をするにあたって、競馬でも野球でも、ほかの競技でも同じなのは、「実況者は、見ているひとたちの代表である」ということなんじゃないかと思うのです。競馬で言うならば、「うわあ、この馬、強いな〜!」と見るひとが思うのならば、実況者も「うわあ、この馬、強いですねえ〜!」と実況すべき(言葉はもうちょっとらしくなきゃイカンけど)。野球ならば、「おいおいおい、ちょっとマズいことになってきたんじゃないの?」というシーンでは、実況者も「ねえねえねえ、ちょっとマズいことになってきましたよ?」と実況すべき(どっちかのチームを贔屓するようなのはマズいので、そこはうまくバランスをとりつつ)。その上で。わたしがいつも思うのは、ある意味でそれをちょっとだけ「先取り」できたらうれしい、ということです。実際に盛り上がってきてから「盛り上がってまいりました!」と言うのではなく、「盛り上がってまいりました!」と実況者が言うことによってホントに盛り上がる、というのが実況アナウンサとしてのわたしの理想です。難しいけど。ところで、今回のお仕事でご一緒した解説者さんのお一人が、わたしにとってはタイヘンな大物、というか伝説のひとでした。「新湊旋風」ってのを覚えていらっしゃいますか?(…っつか、若い方はご存知ですか?)くわしくは検索していただくとして、今回、解説者としてご一緒したのがそのときの新湊高校監督・桧物政義さんだったのです。う〜ん、わたしあのセンバツ、テレビにかじりついて見てましたよ(子どもだった)。中継オンエア中に、ほんの少しだけ、当時のお話をうかがうことができました。おおお、伝説が目の前にいて喋ってる!と、妙にテンションが上がったのは内緒の話です。
2015年07月13日

日曜日担当の高橋華代子です。 ちょっと前に、QVCマリーンで行われた千葉ロッテマリーンズと東北楽天ゴールデンイーグルスの試合を見てきました。 海浜幕張駅から球場まで100円バスが出ているので非常に便利。 練習の時間帯から行ったんですが、こういう裏側を覗けるのも楽しいです。 その練習場所から戻ってきた辛島航投手を発見!この日の先発ではなかったんですが、一瞬だけでもこういう形でお会いできただけでも大満足(^-^) 先発はエース・則本昂大投手。頑張っていらっしゃいましたが、怪我人続出で、なかなか打線の援護が……(;O;) さて、競馬と一緒で野球観戦もグルメが重要(*^^)v 船橋競馬場のナイター開催時に、船橋で獲れたホンビノス貝の浜焼きが、限定発売されました。これがいいお味でめちゃめちゃ美味しくて大人気だったんですよ。 そしたらなんと!QVCマリンにも販売していると知人が教えてくれたので即購入。 船橋開催のナイター時は初日だけの販売で、その日はバタバタしてあまりゆっくり食べられなかったので、まさかここでお目にかかれるとは思わなかったので感激。 やっぱりいいお味の貝でした。。。QVCマリンに行くと食べられるのか! 以前お聞きした時には、船橋競馬場では常時ホンビノス貝の浜焼きは出ないということだったのですが、地元で獲れるこんなに美味しい貝ですし、船橋競馬場に来たらいつでも食べられる!なんていう環境が整ったらとってもうれしいことだなぁと思いながら食べました。 さて、野球はまたまた負けてしまって、今年観戦した楽天戦は全敗(;O;) でも、仲間内の大人数でワイワイ観戦できる野球はやっぱり楽しいですね。どのスポーツ競技も一緒でしょう。 最近は負けが続いている東北楽天ゴールデンイーグルス。勝つと翌日の楽天市場はポイント2倍になるために、いろいろお買い物をしたいのでポイント2倍のときを狙っているのですが……。 今度はいつになるのやら……。辛抱……。ら~くてん、ら~くてん、イーグル~ス~(:_;) さて、明日から浦和開催が久しぶりに行われますよ~!南関東のリーディング・浦和の小久保智厩舎は698勝で、700勝まであと2勝です。 2005年7月18日に開業してから約10年……驚異的な数字ですね。さぁ、この浦和開催のいつのタイミングで達成するのか、見逃せませんよ~!
2015年07月12日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 きのうのその金ナイターは、久しぶりに絶好のお天気の下で行われました。 まずは雨が降らないこと! そして、適度に暑いこと! 良いレースが組まれること! これがナイターを楽しむのには、最低限必要なこと。 それらがピッタリ重なったきのうのその金ナイター。 絶好のナイター日和にもかかわらず、入場者数は2703名…。 今年行われたナイター競馬8日間の内、3番目に少ない数字でした。 う~ん、もっと頑張らんとあかん…。 インターネットや、場外発売所が増設されたこともあって、売り上げは伸びています。 しかし、場内の賑わいが薄れると、活気を失います。 頑張るジョッキーたちも張り合いをなくします。 売り上げ好調のいまだからこそ、できることがあるハズ!! そろそろ手を打たないと…。〓Weeklyトピックス〓★トップ3が不在の珍事! 現在、兵庫のトップ3で、昨年の全国トップ3にも輝いた田中学、木村健、川原正一騎手。 この3名が全員不在という珍事が起きたのです。 7月9日(木)の園田競馬でのこと。 腰痛を発症し、先週から騎乗を取りやめていた田中騎手が、今週もお休み。 木村騎手は前日の大井競馬遠征がナイター競馬。明くる日の園田競馬は昼間開催であったので、ここは無理せず騎乗を見送りました。 そして川原騎手はホッカイドウ競馬のオヤコダカという馬への騎乗依頼を受けて、門別競馬場に乗り込んでいました。 過去に3名が全員不在というのはあったのか? この疑問に果敢に立ち向かったのは、三宅きみひとアナでした! そして、気力で調べ上げて分かったこと。それは、川原騎手が笠松から兵庫に移籍して以来、初めての出来事だということ。 つまり珍事中の珍事だったのです。 ちなみに、不在でもないときに、3人の誰も勝ち鞍を挙げられなかったことは、今年と昨年は一度もありませんでした。 一昨年の8月15日に起こって以来。これだって十分に珍事。 なのに納得できなかった三宅アナが、執念で探し出した珍事中の珍事でした。★兵庫勢が1~5着まで独占!! 7月7日(火)に行われた『MRO金賞』(金沢競馬場)で、兵庫から遠征した5頭が、なんと5着までを独占してみせたのです! レース結果 3連単5頭ボックスを買って、見事的中した園田ファンも多かったことでしょう! 60点買いで11400円の配当ですから、およそ倍増! マズマズですな。 勝ったバズーカ(牡3・田中範厩舎)は、同厩舎にインディウムがいたのもあって、『兵庫ダービー』ではなく、目標を『東海ダービー』に切り替えていました。 そして出走権利を得るために名古屋に移籍。前走でしっかりと『東海ダービー』を制しました。 その1走ですぐさま兵庫の籍に戻り、金沢での快勝劇となったのです。 かなりのヤンチャだった2歳馬の頃から、重賞2連勝するまでに成長。 陣営にとって、この上ない喜びとなったことでしょう。 僚馬インディウムとのダービー馬対決が実現すれば面白い!!★SJTは次は園田で!! スーパージョッキーズトライアルの本戦がスタート。 7月7日に大井競馬場で第1ステージが行われました。 SJT特設サイト 木村騎手が8位、川原騎手が9位で通過。地元の園田競馬場で行われる第2ステージへ駒を進めることになりました。 7月23日(木)、園田競馬場に地方競馬のトップジョッキーが集結します! これを観るだけで、地方競馬のことをほとんど知ったような気になれます! 是非ともお越しください♪★ラッキーなことが起きそうな気がする写真 7が並んでいると、なんかラッキーな気がする。 阪急電車の7000系。神戸線を走るこの編成(大阪側先頭車両7027)の中間車両に『7777』があります。 神戸線で待っていればよく見かけるので、決して珍しいわけではないのですが、なんか気持ち良いので撮ってしまいました♪ そしてこちらは、きのう行ったサイゼリヤの伝票。 次、何を頼もうかと思ってコレを見たら、フィーバーやん!! これ以上頼むのをやめて帰ることに。 うん、飲み過ぎなくて食べ過ぎなくていい! ラッキーセットと名付けよう♪ まぁ、ここで追加しなかっただけで、帰りにローソン100に必ず寄ってしまうのだが…。 またローソン100にはマニアックなものが置いてあって、つい行ってしまうのよ!◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 岩手競馬、勝馬ニュースの千田正明トラックマンから、最強の酒のアテが送られてきました! 『ばくらい』です!!※参考2008年5月31日付ブログ 日本酒にめっちゃ合います♪ 冷酒を買いに行こう!! 小岩井オードブルチーズはワインに合うでしょう♪ うん、ワインも買いに行こう!! 千田さんありがとうございます\(^O^)/
2015年07月11日

金曜日は古谷が担当します。 今週は函館(日曜)→東京(月曜)→八戸(火曜)→函館(火曜夜~水曜朝)→東京(水、木)→園田(金曜)と移動してきました。土曜日は東京に戻り、グリーンチャンネル「KEIBAコンシェルジュ」に出演。そして、日曜は朝からセレクトセールの会場に行き、1歳馬の下見を行います。ディープインパクト産駒のように、北海道市場には上場されない馬を多く見る唯一のセールと言えるセレクトセールは、各種牡馬の特徴を掴む上で、馬の見方の勉強に打ってつけです。 しかし、選抜された馬ばかりを見て、その種牡馬の特徴を決めつけるのも危険なことを、北海道市場を始めとする他の市場で学ぶこともあります。サマーセールは、4日間で約1200頭を一気に見ることができることから、種牡馬の本質を見抜く力が問われます。地方競馬に新馬で入厩する馬の多くは、サマーやオータムの出身馬が大半ですから、そういったセールを見学することも非常に大切です。 セレクト、セレクションに先んじて、年に一度の八戸市場が7日、八戸家畜市場で開催され、今年も訪れました。(比較展示の様子)(セリ会場の様子) 午前10時から比較展示が始まりましたが、とにかく暑かった…。天気予報で夏日になることは放送されていましたので、ある程度の覚悟はできていましたが、日差しがきつい中での展示で日焼けしました(^^; それでも、天気に恵まれたことは何よりで、風があっただけ日陰に入ると過しやすい状況もありました。この日は、昨年より微増となる85人の購買登録者を始め、多くの関係者が54頭の上場馬を真剣な眼差しで見つめていました。 12時40分から競りが始まり、序盤から活発な競り合いが展開されました。55頭のうち31頭が落札され、売却率は57.4%(前年比7.4%増)、売却総額は8721万円(金額は全て税抜、前年比4010万円増)と、いずれも前年を大きく上回り、関係者も安堵の様子を浮かべていました。 最高価格は700万円で、2頭いました。いずれもタイヘイ牧場から上場された馬で、クレイジーラブの2014(牡、父アドマイヤムーン)は(有)ディアレストクラブが、モンテチェリーの2014(牡、父トーセンホマレボシ)は橋川欣司氏がそれぞれ落札しています。(クレイジーラブの2014)(モンテチェリーの2014) また、フリオーソの産駒も3頭が上場されましたが、近親に阪神ジュベナイルフィリーズを制したタムロチェリーがいる、ムーンダスト26の2(牡)が200万円で落札されました。(ムーンダスト26の2)「より多くの上場の機会が欲しい、という声が生産者から聞かれ、サマーに目標を置いて馬を造る生産者も少なくありませんでした。その反省を踏まえ、早い段階から7月上旬の開催に向けて他の主催者と協議し、7月7日の開催が実現しました。競り上がるシーンが目立ったのは、やはり多くの方にご来場頂いたからだと思います。また、市場の信頼を得る上で、欠場馬が出なかったことは当然のこととはいえ、関係者の努力に尽きると思います」と、山内市場長はセールを振り返っていました。また、今回は韓国から2人のバイヤーが来場し、それぞれ1頭ずつ落札していました。「海外への販路拡大は、北海道だけでなく、九州とともに取り組んできました。その点においても実を結んだと思います」と、山内市場長は話していましたが、初めて八戸に来場し、馬も購入して頂いたことから、新たな販路を見出した上でも今年は、大成功と言える市場だったと思います。危機感のあった昨年から一転しましたが、来年も7月開催を目指していく方針を話されていました。この辺りは、関係各所との調整が必要となりますが、やはり7月上旬での開催なら、例え主取になってもサマー、オータムへの上場が可能となります。これが、上述した「より多くの上場の機会が欲しい」という言葉につながるんですが、選択肢を多く持っていれば、春先の成長を見定め、「八戸に間に合わなそうならサマーへ」と決めることもできます。そうした機会は、確かに多く持てる方がメリットはあります。 今年の生産頭数はまだ発表されていませんが、昨年の種付頭数や調査などから、前年より東北産馬の頭数は増えることが予想されているそうです。その流れも踏まえ、今年以上に八戸市場を盛り上げていきたい、と意気込みも語られていました。
2015年07月10日

木曜担当のよこてんです。 7日の火曜日は大忙しな一日でした。 早朝の新幹線で盛岡を発ってまず名古屋へ。この日から名古屋で期間限定騎乗を始める市川雄介騎手のレースを見るためです。 そして市川騎手、日本初騎乗となった6Rで見事「初騎乗・初勝利」を達成。市川騎手のご両親にもお会いできたし、ちょっとしんどい移動を押し通した甲斐があったというもの・・・な名古屋行きになりました。競馬場滞在は3時間ほど。この辺の話は次回にゆっくりと。 とって返して大井へ。SJT・第1ステージに辿り着いたわけですが、ここもまた「来て良かった」な結果になりました。 いつものごとく結果から始めますとですね、第1ステージ・2戦の結果、山本聡哉騎手が1位、村上忍騎手が3位で第2ステージに進みました! いやはやまったく凄い!二人とも本当に良いレースを見せてくれましたよね。 まず第一戦『シルバーサドル賞』。村上忍騎手は4番人気キングガンホー号を3着に、山本聡哉騎手は13番人気ロングアンドリーン号を6着同着に持ってきました。 そして第二戦『シルバーブライドル賞』。山本聡哉騎手は7番人気のジュリエットレター号で7馬身差の圧勝。そして村上忍騎手も14番人気ジャストロード号を3着に押し込んでみせました。 直線の攻防、横に拡がった馬群の中からジュリエットレター号が抜け出してきて、写真を撮りながら「うおお!聡哉凄え!!」と思っていたら、直後に「村上忍・ジャストロードが2番手に迫る!」と連呼する実況が耳に入ってきて大興奮。 その時は他の騎手の着順もすぐには分からなかったから、その瞬間は「ああ、これで二人ともそこそこ上位で通過できるな・・・」くらいしか頭が回りませんでした。しかし。よく思い出してみれば、村上忍騎手は3着・3着。山本聡哉騎手は6着・1着。そして一戦目で上位だった的場騎手・青柳騎手が二戦目の掲示板に入ってない。 ・・・あれ? これ、もしかして、二人のどちらかが1位になってないか? 結果、山本聡哉騎手が1位、村上忍騎手が3位。素晴らしい! ポイントでは2位の真島大輔騎手を含め3人が26ポイントで、規定により第二戦の着順で順位が決まったわけですが、それでも岩手勢二人が揃って第1ステージの上位を占めた事にかわりはありません。素晴らしいとしか言いようがない! 第一戦、先行してうまく流れに乗り切った村上騎手と最後方近くから追い込んだ山本聡哉騎手。第二戦では早めに抜け出した山本聡哉騎手と中団後方から追い上げた村上騎手。ちょうどお互いの立場が入れ替わったような戦いぶりでしたが、それぞれの持ち味をしっかり発揮した見事なレースだったと、お世辞抜きで思います。 上位3名が同ポイントという事で想像できるように、第1ステージの結果は全体の点差が少ない大激戦。岩手の2名も今回上位だったからといって安心する事などは全くできません。でもどうせならどちらかが札幌競馬場に行ってくれれば・・・。次の第2ステージは7月23日の園田競馬場で行われます。楽しみなような、怖いような、何とも言えない気分ですなぁ。★第一戦、的場騎手が伸びてきた時の大歓声といったら!やはり大井のスター★第一戦2着。珍しく悔しそうな表情を隠さなかった青柳騎手★7位だった吉井騎手。しかし「差はないですよね。次で頑張れば逆転できますよ」と強気の笑顔★雨・不良馬場の中で激戦が続いた★赤岡騎手の祝福に喜ぶ山本聡哉騎手 さて、山本聡哉騎手・村上忍騎手の大活躍が目を惹いたSJTでしたが、地元岩手ではこの人の活躍が目を惹きました。山本政聡騎手です。 5月半ば頃から急激に勝ち星を伸ばし、先週の開催ではついに村上忍騎手を抜いてリーディング2位に浮上。それどころか一瞬ではありましたが「1位」にも躍り出たのです。★山本政聡騎手が「1位」に立った瞬間(7月6日4R) それは7月6日の4R。ホクレアネイチャーで勝った山本政聡騎手はその時点で勝ち星61、山本聡哉騎手と同数ながら2着数で上回っていたために、その瞬間リーディング1位を奪っていたわけです。 続く5Rで山本聡哉騎手が勝ち、山本政聡騎手の「リーディング1位」はわずかに40分間の出来事ではありました(ちなみに5Rで山本聡哉騎手と僅差の勝負を演じたのは村上騎手。もし村上騎手が勝っていれば61勝に3人並ぶ所で、それもまた熱い結末になる可能性がありましたが)。しかし山本政聡騎手がここまで迫ったのは初めての事ですし、もっと言えば、盛岡所属の騎手が「瞬間的」とはいえ1位に手をかけたのは、恐らく1996年に佐藤雅彦騎手(現調教師)が年間リーディング1位を獲得して以来の事だと思われます。 近年は水沢所属の騎手がリーディング上位を占めており、ちょっと前は「イサ・コバ・シノブ」が不動のTOP3。最近は「シノブ・トシヤ」の二強なのはご存じの通り。その後ろも水沢所属の騎手が固めていて、盛岡所属の騎手では2011年の齋藤雄一騎手2位というのが最高順位です。ですがその齋藤騎手にしても1位村上騎手との差は常時20勝以上あって、1位に並んだ事は無かった。 ゆえに、山本政聡騎手が例え一瞬でも1位に並んだというのは、それこそ20年ぶりくらいの快挙であり大ニュースなのです。 先週終了時点の上位3名の勝ち星数は、山本聡哉騎手63、山本政聡騎手61、村上忍騎手60。今のところの自分個人の印象では、山本政聡騎手は持ち駒が走り尽くした感じがちょっとあって、一方山本聡哉騎手は無理せず乗りこなしている感じ。この後の“有利度”では山本聡哉騎手や村上忍騎手の方が上かな・・・と思ったりします。 しかし、山本政聡騎手にはなんとかあとひとがんばりしてもらって、一度でいいから月曜終了時点で1位を奪い取ってほしい。兄弟対決ももちろん興味深いですけども、盛岡所属騎手のリーディング「奪首」は、ちょっと大げさな言い方ですが歴史が変わる瞬間になるはずですから。
2015年07月09日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 はい、先月また一つ、年をとりましたよ。 もう「いいお年頃」です。 不思議なもので、最近はいつまで経っても「いいお年頃」から感覚が変わりません。目は衰えて、体は動かなくなってきているので、それさえ意識から外してしまえば…ですが(苦笑)。 年を経ていく感覚というのは、人生の中で2度味わうことはない。 だからいいのかもしれませんね。 頑張ります。マジで(笑)。 先週敢えてスルーしたセルフネタではありましたが…このぐらい触れておけばいいでしょうか?太田さん??(笑) さて、本題。 先週土曜日のJRA函館競馬に、ホッカイドウ競馬から2頭の3歳馬が遠征。8Rの500万条件・芝1200mに出走しました。(以下馬の写真は、ホッカイドウ競馬支援室・神谷健介さんからご提供頂きました) ノボリクリーン 昨年5月に、キタイノホシ・マイカラー・ステファニーランなどを破ってフレッシュチャレンジ(新馬)勝ち。その後ダートでは先行してあと一歩の競馬を続け勝利がありません。芝は昨年2歳時のクローバー賞で1回経験。 騎乗するのは、阪野学ジョッキー 函館初登場! ユヅルノオンガエシ フィギュアスケートの羽生結弦にちなんで命名され、話題にもなった馬。 昨年4月にデビューしたものの勝利が遠く、9月にようやく初勝利。10月に平場で2勝目をあげたあと、シーズン最終日の重賞・ブロッサムカップを人気薄ながら快勝し、一発逆転でJRA認定獲得となりました。 芝は初めて。しかし遠征は水沢や大井に計3回と慣れっこです。 騎乗するのは、服部茂史ジョッキー 函館では「あの」単勝249.2倍のカツマサケンで大番狂わせを演じた美利河特別(もう13年前…)など、2勝の実績があります。 結果は…勝負所から両馬ともものすごい見せ場。 好位から進出を図ったユヅルノオンガエシ(写真中のピンクの帽子16番)は3着。 一方ノボリクリーン(写真右端のオレンジの帽子14番)は、中団待機から長く脚を使ういままでとは全く異なるレース振りで追い上げ、4着。 素晴らしいレースでした。 遠征としても、馬の新境地を開き、そしてキッチリ賞金も稼いでくる、素晴らしい成果だったのではないでしょうか。 今回の遠征の詳報は、YouTube『ホッカイドウ競馬もりあげ隊』の映像にアップロードされていますので、ご覧下さい。★2頭の遠征馬の函館到着の様子ドキュメントhttps://youtu.be/Rymopfhnv0s★レース当日のドキュメント(調教師やジョッキーインタビュー)https://youtu.be/_tMt3LuKrdM もう既に多くの方々にご覧頂いていますが、まだの方は是非ご覧下さい。 ホッカイドウ競馬の場合、2歳馬の芝への挑戦は、デビューの時から掲げるべき一つの大きな目標になっています。しかし、かつては盛んだった古馬のJRA北海道シリーズへの遠征では、とりわけ芝のレースでは最近成果を見るに至っていませんでした。 古馬の芝への挑戦で、馬券に絡む3着内の活躍をしたのは、8年前・2007年のファインドロップ以来のことでした。 ファインドロップは3歳夏のJRA北海道シリーズを3回走って、函館500万条件で2着1着、更に札幌に転じて1000万条件を2着と活躍しました。ついでに言うと、翌年JRAに転出し、降級して500万条件を函館にてもう一度勝っています。 なかなか結果が出ないと、芝の舞台を求めての遠征の難しさが際立ってしまうところで、今回このような成果。勿論何でもかんでも行けばいいというわけでもありませんが、「可能性」という意味では改めて道を示してくれたのではないかと思います。 その意味で、今回の遠征に携わった関係者の方々に敬意を表し、そしてそのようなレースを見せてくれたことに深い感謝の念を捧げたいと思います。 このようなことを繰り返していくことで、また更に大きな舞台が見えてくる。恐らく関係者の皆さんも、そのような手応えを感じているのではないでしょうか。 実は、JRA北海道シリーズの縮小傾向につれて、ホッカイドウ競馬からの古馬の挑戦数も激減しています。2007年11頭2008年20頭2009年15頭2010年18頭2011年18頭2012年11頭…と来ていたものが……2013年 3頭2014年 2頭(いずれものべ出走頭数です) 出走機会=挑戦機会の減少が、遠征への意欲の低減と、現実問題としての遠征の難しさにつながっていることが窺えます。 実際、今回好走した2頭もこのあと函館には適鞍がなく、札幌で次の機会を窺うことになりました。番組を見たところ、その札幌も適鞍はピンポイントで1鞍か、多少距離等に目をつぶって2回使えるかどうか、といったところのようです。 それでも、「新たな何か」を求めての果敢な挑戦が、今後も続いていくことを、競馬ファンのひとりとして期待し、応援していきたいと思います。 だって今回、レースを見ていて本当にワクワクしましたから。 さて、今週の門別グランシャリオナイターの開催も近づいてきました。 今週は今日水曜日と明日木曜日の2日間の開催。今週も、ファンの皆さんとともに頑張って行きましょう! 皆さん、是非とも馬券を買ってレースにご参加下さいね!!
2015年07月08日

火曜日担当の太田です。 7月に入り短い北海道の夏本場です。しかし、今年はなんだかここまですっきりしない天候が続いています。気温も上がらず20度前後の気温。エルニーニョの影響なのでしょうか?今日は久々に北海道らしい天候になりましたが、本格的な夏はまだ先のようです。 先週末のばんえい競馬はジョッキー、トレーナーの記録ラッシュでした。藤野俊一騎手が通算2700勝、松田道明騎手が通算1800勝を達成。そして、なんといっても服部義幸調教師が4日(土)の第3 競走アレチクオーク号で通算2000勝を達成されました。ばんえい競馬調教師の最多通算勝利数は服部調教師が更新中で、自身の記録伸ばし続けており、開業31年目の2000勝達成の偉業です。 (主催者提供) 服部調教師は「2000勝達成なんてなかなか難しいだろうと思っていたので、達成できて“うれしい”の一言です。いい馬主さんと、いい馬と、スタッフと、ファンに恵まれてこの2000勝を達成できたと思っています。自身が最多勝利数を持っているかもしれませんが、意識はしていません。一勝一勝の積み重ねだと思うし、これからも何勝するかわからないけど、積み重ねていきたいです。」とコメント。ばんえい競馬にはなくてはならない存在の服部調教師。存廃で揺れ動いていた時も尽力されていらっしゃいました。今年新装オープンした「ふれあい動物園」の管理もされており、やさしい人柄が印象で、いつもニコニコしてお話下さます。 今年は念願の『ばんえい記念』を「キタノタイショウ」で制覇。コメントにもありました通り、一つ一つ積み上げてきた2000勝です。 この偉業を祝し、今度の土曜日11日15:00頃(第1レース終了後)通算2000勝達成セレモニーを行います。お近くの方はぜひ競馬場にお越しの上、祝福していただければと思います。 記録ラッシュはまだまだ続きそうで、久田守調教師が1400勝まで、今井茂雅調教師が800勝まで、小林長吉調教師が500勝までそれぞれあと1勝で達成されます。ご声援ください。 今度の日曜日12日はオープンの重賞『第23回 北斗賞 BG3』です。今季ここまで5歳馬「オレノココロ」「コウシュハウンカイ」の2頭が重賞制覇。未来が楽しみな2頭ですが、古馬たちも黙ってはいないでしょう。まだまだ古馬戦線わかりません。馬場、展開によって勝ち馬が変わりそうな気配。混戦模様です。『第23回 北斗賞 BG3』12日(日)20:10発送予定。どうぞご期待ください。 ホッカイドウ競馬今週の開催は今季最後の2日間開催8日(水)9日(木)の開催です。今週から期間限定で藤井勘一郎騎手が騎乗いたします。オーストラリア、シンガポール、韓国など世界の舞台で活躍してきた藤井騎手。YouTubeホッカイドウ競馬もりあげ隊のインタビューにもお答えくださいました。 遠目ですがいつもこんな感じでカメラ片手にお話をきいています。 どんなパフォーマンスを見せてくれるのかとても楽しみです。明日第3レース本馬場入場後、藤井騎手の紹介式を予定しています。どうぞご注目ください。 先日坂田アナウンサーの誕生日をお祝いする集まりに参加。まったく花がなく、オジサンばかりの集まり。そんな中、なぜかバースデーケーキが用意されており(誕生日だから当然といえばそうですが・・・)、男だけで「ハッピバスデートゥユー♪」と歌い、ケーキのろうそくを吹き消すセレモニーが・・・・何とも異様な光景・・・お店の人も・・・・。なかなかない場面にパシャリ。 いかがですが!?楽しそうでしょう!? おいしいケーキごちそうさまでした。 (坂田アナウンサーごめんなさい。許可なく写真をUPして・・・今週お会いしないのでこのままスルーできるかもと思っているのですけど・・)
2015年07月07日

今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬は、大井競馬開催中です。(トゥインクルレース。開催は10日=金曜日まで)今週は金沢で3歳の重賞MRO金賞、大井ではSJT、JDDが行われます。いずれもアルファベットが印象的。明日、7日に金沢競馬場で行われるMRO金賞は今年で59回目を迎える伝統の重賞。「MRO」は石川県ではおなじみ、北陸放送のこと(→HP)。以前は、MROテレビやラジオで金沢競馬の中継が行われていました。今年のMRO金賞、兵庫・愛知から遠征馬を迎えて12頭で争われます。(→枠順)昨年は地元ケージーキンカメが期待される中、大山騎手騎乗のトーコーポセイドンが頭差逃げ切って優勝。名古屋&笠松、兵庫勢共に3歳重賞戦線で上位を賑わせたメンバーが毎年MRO金賞に参戦して上位を争う構図です。今年も兵庫コパノジョージ、バズーカや名古屋ルックスグーなど、重賞を賑わせた馬達が金沢に遠征してきました。兵庫ダービー2着コパノジョージ、3着ナニスンネンは強そうですね。地元はエムティサラやベニバナオンリーの北日本新聞杯上位組に加え、デビュー4戦4勝で重賞挑戦のライブザドリームが注目を集めます。例年波乱の少ないMRO金賞ですが、今年は上位拮抗、どの馬が勝っても不思議ない力関係ではないでしょうか?MRO金賞は、明日7日の金沢競馬11R、16:45発走です。石川県特産品キャンペーンも実施中です。(→こちら)そしてMRO金賞のあとは、大井競馬場でスーパージョッキーズトライアル(SJT)第1ステージです。参戦する名手(の写真パネル)がすでに勢ぞろいしてました6R終了後=17:35頃から騎手紹介式(賞典台)。そして9Rシルバーサドル賞(C2・1200m)(→枠順)10Rシルバーブライドル賞(B3・1200m)(→枠順)騎乗馬が決定し、「これは園田ラウンドに行けそうだ!」といきなり当確ランプが点る人は見当たりません。ワイルドカード金沢ラウンドから大井へ進んできた、川原正一騎手、青柳正義騎手、山本政聡騎手のように、人気薄を上位に持ってくると園田ラウンド進出がグッと近づきそうです。C2の1200m、B3の1800mとどちらも荒れそうな予感がプンプンしますが。実況アナ泣かせになる展開だけにはならないようにお願いします。楽天競馬ではSJT馬券購入キャンペーンが行われておりますよ。(→こちら)翌日水曜日=8日には3歳ダート王決定戦の第17回ジャパンダートダービーが行われます。(→枠順)今年の出走馬は13頭。昨年はハッピースプリントの3冠挑戦で盛り上がり、カゼノコとの大接戦がありました。今年は兵庫CS勝ちのクロスクリーガー、ユニコーンSで素晴らしい脚で差し切ったノンコノユメ、近年結果を残している鳳雛Sからの参戦ライドオンウインドと、JRA勢はかなりの強豪揃い。ドバイ帰りのディアドムスもいますねぇ。地方勢はラッキープリンス&パーティメーカーの東京ダービー1・2着小久保厩舎勢に、兵庫ダービー馬インディウム、北海優駿馬フジノサムライなどダービーウィークを戦った馬達もここに出走してきました。JRA勢に食い込む馬の登場に期待したいところですが、インディウムの兵庫CSでの差を考えるとちょっと厳しい?一発逆転に期待しましょう。このJDDも楽天競馬でキャンペーンがあります!(→こちら)そして、JDD当日の大井競馬場ゲストは、あのhitomiさんです。(→HP)スペシャルステージも行われますので、ぜひご来場ください。LOVE 2000は歌ってくれるんですかね??メインレースは、2000mのJDDなんですが(^^;二日で3つの大一番、お腹一杯になりそうですが、全部楽しんじゃいましょうね!
2015年07月06日

日曜日担当の高橋華代子です。 先日、東京ドームで行われた楽天グループデーに行ってきました。要するに、東北楽天ゴールデンイーグルスが東京ドームで主催試合をするってことです(^o^) 楽天対日ハム戦だったんですが、めちゃめちゃ人が入っていてビックリでした。 今年はチケット購入がギリになっちゃって行けるかどうかもわからないところを、義妹のナイスプレーで無事にゲットすることができたんですが、楽天グループデーの時は早めにチケットは購入しなきゃならないというのが今年学んだことでした。 お席は2階の自由席で豆粒に見えるのかなぁって思ったんですけど、すごくよく見えました。お値段も手頃だし、今後も利用してみたい。 甥っ子の好きな球団は楽天と日ハムだそうです(^-^) 始球式は三木谷オーナーと懇意にしているというつんくさんが登場で盛り上がりました。 試合はご贔屓の辛島航投手が先発ということで、それだけでも大満足。 しかし、去年に続いて、辛島投手の東京ドームでの満塁ホームランを目の当たりにしちゃうとは(^▽^;) 今の楽天は怪我人続出で、主力選手が出場していません。かなり厳しい状況が続いていますが、今は辛抱しどきですね。 9回表には松井裕樹投手が登場し、まさかこの負けている試合で見られると思わなかったので、球場全体がヒートアップ。 9回裏には、この日控えになっていた松井稼頭央選手が代打で登場し、見事ツーランホームランで、球場が割れんばかりの大興奮状態。 いつも首都圏で行われる楽天戦は応援する人も少なくて、7回攻撃前に流れる羽ばたけ楽天イーグルスもサビの部分しか流れないんですが、この日は主催試合ということもあって、フルで聞けたし最高な気分。 試合は負けてしまいましたが、内容的には大満足で帰途に着きました。 楽天が勝った翌日は楽天市場のポイントが2倍になるんですが、最近は勝っていないので、お買い物をするタイミングも難しい(^▽^;) 今はパリーグテレビを聞きながら原稿を書いていますが、今日の試合はどうなるんでしょうか。ドキドキ。ポイント2倍になる日を狙っている今日この頃(^▽^;) 最後に競馬ネタも(^-^) 7月8日に行われるジャパンダートダービー(大井2000m)の枠順が発表されましたぁ。 南関東から、東京ダービー馬ラッキープリンス(前にいる馬)と2着馬パーティメーカー↓ 羽田盃馬ストゥディウム↓ 豪華なメンバーが登場します!だからこそ、いい結果を期待したい! イベントなどはこちらを見てください。 (追記あり) イーグルス、さよなら勝ち~!8連敗ストップ!よしっ、明日は楽天市場でお買い物(^-^)
2015年07月05日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 先週の日曜日、阪神競馬場で春のグランプリ『宝塚記念』が開催されました。 前日の土曜日にDASHよかわで予想トークショーを行ったことは、先週すでにお伝えしてしていた通りです。 そして宝塚記念当日も、阪神競馬場でトークショーを行いました。 ちっちゃいおっさんが出演予定だったのですが、なんと直前に体調不良で出演を断念する事態に!! 果たしてどうしたものか!? 司会はぼくと稲富菜穂ちゃん。 そこへ、我が園田競馬のマスコットキャラクターそのたんを交えてトークを開始しました! と言っても、そのたんは喋ることができないので、ぼくが意思を伝える通訳役にまわったのです。 ちっちゃいおっさんがいないので、喋る時間が多くなり、間をもたせなくてはなりません。 その分自由に喋ってもいいとお許しが出たので、かなり自由にトークを展開させてもらいました(ありがとうございます)。 前日のDASHよかわでは、印を付けていなかった馬を本命にすることになります。 そうです、勝ったラブリーデイを本命にすることに成功したのです! 何故そこに至ったかと言うと、DASHよかわでのイベント中に、思わず口にした自分の言葉で、ハッと気付かされるものがあったからです。 先週書きましたが、ゴールドシップは不沈艦。不沈艦と言えばスタン・ハンセン。 そのスタン・ハンセン(ゴールドシップ)がレース前週に、阪神百貨店(競馬場)に来店し、タイガースショップのある8階(8枠)でトークショーを開催しました。 ここまでのリンクはそうそうありません。だからこそ、3連覇がないように思えて来たのです。 なぜなら、スタン・ハンセンも3連覇を成し遂げていなかったのだから…。 全日本プロレスでは、競馬で言うところのグランプリ的なイベントとして、春の『チャンピオンカーニバル』(シングルマッチ)と、暮れに行われる『世界最強ダッグ決定リーグ戦』(タッグマッチ)があります。 あのハンセンなら、きっとどちらかで3連覇していただろうと勝手に思っていました。 それほどまでに、全盛期のハンセンは強すぎました。 だからこその不沈艦だったわけです。 ところが、そのハンセンですら、3連覇を成し遂げることができなかったのです。 『世界最強タッグ決定リーグ戦』では88年、89年と優勝し、90年に優勝を逃し3連覇の夢を絶たれています。 『チャンピオンカーニバル』では92年、93年と優勝。そして94年に3連覇を阻まれていました。 さて、じゃあ誰が阻んだのかと言うと、『チャンピオンカーニバル』は川田利明選手、そして『世界』…。うん?川田?? これ、実際DASHよかわのイベント中にハッと気付いたことでした。 そして思わず口にしたことでした。 川田と言えば、川田将雅騎手やん!! ラブリーデイやん!! でも、この時点で確信が持てず、結局印をつけないままイベントを終えました。 もっと突っ込んで考えよう。 ほな、『世界最強タッグ決定リーグ戦』は誰が3連覇を阻止したのか!? これもよかわでのイベントでもお伝えしました。 テリー・ゴディ、スティーヴ・ウイリアムス組です。 テリー? テリーと言えば、我が呑み友達の津田照之。通称テリー津田! そうや!津田さんの本命はなんやろ?これでもし、津田さんがラブリーデイ本命やったらもうで決まりやん! と勝手に思ってしまったのです(お気楽に)!! 先週のブログを書き終えたあと、すぐさまコンビニに行き、競馬エイトをゲット(実は立ち読み)! そして津田さんの本命がラブリーデイだと知るのです。 うむ、勇気を出して予想を変えよう!ラブリーデイを本命に!! 不沈艦という言葉からスタン・ハンセンを思い出し、あまりにも重なり合うことが多いが故に、ゴールドシップの本命をやめることに。プロレスに絡めたが故に、ゴールドシップの3連覇が厳しいものと思えてしまったのです。 ご存じのように、ゴールドシップの立ち上がってしまったスタート。 とてもあの状況では巻き返しは厳しいと思わざるを得ませんでした。 場内はどよめきに包まれてしまいます。 ラブリーデイは好スタートから2番手に取り付く絶好の展開。直線で楽々抜け出して快勝! 道中後ろから2番手でじっくり脚をためていたデニムアンドルビーが追い込んできて2着に。 3着は、内でロスなく立ち回ったショウナンパンドラが食い込みました。 うまい具合いに、この3連複と単勝が当たり、結構嬉しい想いをさせていただいたのです! ゴールドシップが2着か3着になることも想定して買った馬券もあったのですが、それは見事に外れてしまいました…。 とりあえず呑まんかいな!!ということで、一緒に仕事をした稲富菜穂ちゃんと、競馬女子の山本愛子ちゃん、涼宮菜月ちゃんらに振る舞い酒!!(南鷹オネエも写ってる。っていうかオレが写ってへんがな!) うん、たまに当たるから競馬は楽しい♪ それにしても、今回は自由に喋らせてくださった阪神競馬場関係者、イベント関係者の皆さまに大変感謝しております。 何より、ほとんどがプロレスの話をしたのにもかかわらず、温かく見守ってくださったファンの皆さまに感謝しきりです。 結果的にラブリーデイが勝ち、予想が当たったから良かったものの、競馬場のイベントでプロレスのことを熱弁し続けたMCは果たしてどうだったのか…。 今度、反省会があるようなので、そこで審判が下されるようです(;>__
2015年07月04日

金曜日は古谷が担当します。 早くも今年の半分が終わりました。北海道は相変わらず、朝晩は冷えていますし、今週は日中も涼しい日が続いていましたから、夏が来ているようにも感じません。2週間後にはセレクトセール、その次の週はセレクションセールと、国内で注目を集める競走馬市場が続きますが、セレクトセールは意外とジャンパーを着ながら迎えることもしばしばあります。今年は、そのような気候の中でのセールとなるのかな…と思っています。(セレクトセール上場予定のディープインパクト産駒の牝馬、マネーペニーの2014) 上の写真は、オリオンファームに立ち寄った時に見させて頂いた、マネーペニーの2014です。半姉にカウニスクッカ、半兄にダイトウキョウがいますが、その父はいずれもマンハッタンカフェ。父がディープインパクトに変わり、スケールはグンと上がりました。5月生まれですが馬体もしっかりしており、どんな評価、そして今後の成長が見られるか…。個人的に注目している馬です。 さて、競馬シーンは全国的に2歳戦へと注目が変わる季節です。中央競馬は、函館が早くも今週末の競馬で1開催が終了し、折り返しの2回函館競馬がスタート。となると、最終週には「函館2歳S」が行われますから、それに向けての戦いが繰り広げられています。 今週は全国最初の2歳重賞「第40回栄冠賞」が行われました。6月11日の「ウィナーズチャレンジ1」を叩いてきた馬たちと、フレッシュ勝ちのキャリアのみで挑む馬の比較が難しいレースですが、例年レベルの高い「スーパーフレッシュチャレンジ競走」のワンツーが人気の中心となりました。 しかし、終わってみれば「ウィナーズチャレンジ1」で2着だったタイニーダンサーの独壇場。逃げるモダンウーマンをあっさり突き放し、最後の「函館2歳S」の切符を手にしました。 栄冠賞のレースラップは、僕が採った時計で12秒1-10秒9-11秒5-12秒0-12秒7-13秒5=1分12秒7でした。モダンウーマンが快調に飛ばしていく流れで、前半3F34秒5のハイラップ。それでいながら、2着に踏み止まったモダンウーマンも敗れて強しの内容だったと思います。角川師にレース翌日にお話を伺った時に「タイニーダンサーは、レース後に少しソエが出た感じでした。様子を見て函館2歳Sに向かうかは決めたいと思います」と話していました。それでも、レースの話になると「やはりオープンを経験した差ですかね。モダンウーマンも、少し立派な体つきだったことと、フレッシュの1戦のみだったことが、最後脚が上がってしまったと思いますが、モダンウーマンも強い内容でした。タイニーダンサーを破ったリンダリンダも含め、オープンと栄冠賞で非常に内容の濃いレースを繰り広げてくれたと思います」と振り返っていました。栄冠賞馬を破ったリンダリンダにより注目が集まりそうですが、「あの時(ウィナーズチャレンジ1)とは馬場状態も展開も違いますから、単純なレース結果での比較とは行かないと思いますよ。本当にこの3頭は甲乙つけ難いと思います」とも話されていました。先週の「ウィナーズチャレンジ2」を圧勝したラプレシオーサは、明らかに芝向きの走りを見せる馬で、距離短縮がポイントになりますが、いずれにせよ楽しみな馬たちが今年も「函館2歳S」へ出走します! 今年のホッカイドウ競馬の中継は、実況アナウンサーによる掛け合いの時間が結構あります。今週は、日替わりブログでお馴染みの坂田さんと太田さんによる掛け合いでしたが、栄冠賞翌日の前半戦で栄冠賞の話題になると、レースを喋っている時にペースの速さを実感するという内容がありました。 確かに、時計を採っている上で実際に見るとわかるものもありますが、レース中に時計を見ずしても双眼鏡を重く感じるほど「遅いなぁ…」と言葉を発してしまう時もあれば、「速すぎるなぁ…」と先行勢を心配してしまう時もあります。 見た目の印象は確かに重要で、レース中の騎手もその感覚に長けた人が、スローを見越して位置を上げていったり、マイペースの逃げを打つなど、馬の個性を生かした競馬をしています。実際の時計と見た目を合致させる上で、レースラップは非常に大切で、ホッカイドウ競馬や岩手競馬では、レース後の振り返りでレースラップを解説している点は、他の競馬場にない注目ポイントだと思います。 来週は上半期最後のJpn1「ジャパンダートダービー」が行われます。南関東はもちろん、北海道と兵庫からダービー馬が挑戦します。また、佐賀からはダービー2、3着馬の参戦が見られそうです。昨年の全日本2歳優駿を快勝したディアドムスに兵庫チャンピオンシップを圧勝したクロスクリーガー、さらにユニコーンSを豪快に差し切ったノンコノユメなどJRA勢も豪華な布陣となります。3歳ダート王を決める争い、ぜひご注目下さい!
2015年07月03日

木曜担当のよこてんです。 先週予告した様に、今回は馬運車編その2!です。 水沢競馬場で開催がある時は、盛岡競馬場所属の馬たちは馬運車によって順次輸送されております。レースの時間に合わせて出発し、レースが終わればまたそれに合わせて帰ってくる・・・というパターン。頭数によっては馬運車一台だったり二台だったり。★配車票 これは帰りの分の配車票なんですが、行きの分も同様に“○レースの馬を○頭積んで・・・”と配分されています。 馬のクセなどにあわせて“隣の馬との間にカーテンをつける”とか書き込まれてもいます。実際に積み込む際には運転手さんと厩務員さんが打ち合わせをして確認。そのあたりの「あの馬はこんなクセがある、この馬はこういう乗せ方をしないとダメ」みたいな把握は、ドライバーさんたちも非常に詳しいです。 今回の取材時は水沢開催なので比較的頭数が少なめ・往復する馬運車の数も少なめ。盛岡開催の場合は水沢から来る頭数が多いので馬運車の数も多くなります(注・水沢競馬場の方の在厩頭数が多いため)。★盛岡競馬場内にある輸送センター 盛岡側の馬運車の基地。馬運車の出発・到着、高速道路に乗った・降りた等の際には無線でここに連絡。 出発時刻が近づくと厩務員さんに引かれた馬がやって来ます。“乗客”が乗り終わると出発です。 盛岡競馬場からは市道・県道を通って盛岡南ICへ。最初からカーブやアップダウン、はたまた車が多い道を通り抜けますが、そこはベテランドライバーの腕でスムーズに通過。 ちょうどこのあたりでは復興道路「盛岡宮古横断道路」の都南川目区間の工事がたけなわになりつつあり、大型ダンプとすれ違う事も多くなっています。ここが完成すると細い山道の上り下りが少し減るかな? 完成は3年後の予定。 盛岡→水沢間を同乗させていただいたのはコアレスレーサー号、運転手は久慈さん。以前雑誌「テシオ」で取材させて貰った時も久慈さんでした。ちょうど9年前になりますが覚えて下さっていました。★「テシオ」2006年6・7月号より。当時の久慈さん。バックは当時の担当車ダイドウスター号。 久慈さんは馬運車のドライバーになる前は生コンミキサー車を運転していたそうです。「生コンミキサー車は重心が高いから横転しやすいんですよ」とか「沖のケーソンまで生コンを運ぶ仕事をやったんですが、そこが狭くて転回できないからと、長い浮き桟橋をバックで走ったことがありました。揺れるし波しぶきで滑りやすいし、あの仕事はさすがに肝が冷えましたね」とか、かつての“武勇伝”を聞かせていただいたのも前回の取材時の事。 馬運車は東北道を快調に南下。水沢ICで高速を降ります。特に混み合う事もなく、高速道路は走行時間40分で通過しました。ちなみに盛岡競馬場から水沢競馬場までの所要時間は1時間15分で計算しているそうです。 細かい話ですけども、以前同乗した時は凄く揺れが少なくてスムーズだなと感じたのですが、今回は結構揺れる所が多いような気がしました。そんな事を久慈さんに訊ねてみると、やはり震災の影響が道路の凹凸に少し残っているのだとか。そのせいで昔よりも揺れるように感じるのでしょう、と。 水沢ICを通過すると厩務員さん達が降り支度を開始。ほどなく水沢競馬場へ、通用門側から入ってつなぎ厩舎の横に止まって水沢競馬場到着です。馬を降ろして車内を片付けて片道の行程が終了となります。★車内のボロなどを、他のドライバーさん達も協力して綺麗にします★盛岡の馬が水沢競馬場で入るつなぎ厩舎 帰りは最終レース後に出発する「トウケイニセイ」号に乗せていただきました。ドライバーは畠山さん。 畠山さんは宅配便の拠点間輸送の長距離トラックを運転していたベテランドライバー。馬運車のドライバーさんは大型トラックやトレーラーから移ってきた人が多いのです。 さて、この便は最終レースに出走した馬を積んで帰る予定なのですが、その最終レースでは盛岡所属馬が1着含め揃って上位に入ったので、乗って帰る予定の馬が採尿対象になりました。 これが最後の便ですから検査が終わるまで待たなくてはなりません。早く終わればいいなあ・・・と話しながら待つこと30分ほど。採尿が終わった馬がやってきました。 早かったねえ、というやりとりもそこそこに出発準備開始。てきぱき馬を積み込みます。そうして水沢競馬場を出発したのは、さきほど採尿が終わった馬が帰ってきてからわずか5分後だったのですから、さすがの手際よさですよね。★水沢競馬場から出発~ 行きの逆ルートを通って盛岡競馬場へ。高速上は90km/hペースを維持して安定した走行。 「90km/h」というのはですね、馬運車は速度抑制装置、いわゆるリミッターが装着されているため90km/h以上の速度が出ないんですね。 畠山さんいわく「アクセルをベタ踏みしているんだけど、スピードもエンジンの回転数も一定になるんだよね。高速の運転は楽だよ。燃費も良いしね(笑)」。 という事で小ネタ。『馬運車の速度は90km/h』。高速道路で馬運車に出会った時に目安として参考にしてください(笑)。燃費は4~5km/Lだそうですよ。 もうひとつ小ネタです。馬運車はこうして高速道路を通ったりしながら競馬場間を往復するわけですが、事故とか降雪で通行止めになった時はどうしているのでしょう? 「そういう時のためにね、あちこちに“抜け道”を考えておくのさ。○インターと○インターの間が通行止めだったらどこどこを抜けて・・・とか、途中のインターチェンジまでで不通になっているならどの道を通ってどこに出て・・・とかね」と畠山さん。 もちろん、馬運車は大型トラック並みのサイズがありますから、抜け道といってもそうそうどこでも通るわけにはいきません。馬運車が通行できる道路でかつ緊急時にもあまり混まないルート。それをいくつかのパターンで頭に入れておく事が“肝”なのだそうです。 そしてそんな時には、馬運車のドライバーさんの間でも情報のやりとりをしています。どこどこが渋滞している、反対車線で事故があったようだ・・・と、何か異変があった場合はドライバーさんの間で連絡を取りあって、もし通行止めになりそうなら早めに回避ルートに進む・・・みたいな事も行っています。そんな目に見えない部分での連携が競馬開催を支えているわけですね。 だからもし皆さんが、普段は見ないような所を走っている馬運車を見かけたとしたら・・・。その時は高速道路で事故等があったから・・・なのかもしれませんよ。 盛岡南ICで高速を降りる頃にはだいぶ薄暗くなってきました。今は夏開催の時間割でも日が長い分明るいですが、これが冬になると、最終レースが2時間以上早くとも水沢競馬場を出る頃には既に真っ暗になっています。 盛岡競馬場到着。灯りが付いてないスタンドを横目に厩舎エリアへ。馬を降ろすと輸送終了です。★それぞれの厩舎へと帰っていく馬と厩務員さん★ドライバーさんもお疲れさまでした! 今回は「馬運車の輸送」を採り上げてみました。競馬開催を支えるまさしく縁の下の力持ち。雨が降ろうが雪が降ろうが、例え高速道路が閉鎖されていたとしてもつつがなく競馬ができるのには、これら馬運車とそのベテランドライバーさんたちの存在も大きく貢献していると思います。 皆さんが馬運車を見かけたら、「頑張って!」「お疲れさま!」と、心の中で結構ですので応援していただければ幸いです。
2015年07月02日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 日曜日の宝塚記念。大本命の「あの馬」が「あのような結果」に終わったあと、実は市中で様々な反応に出会いました。 レース当日の日曜日には、町を普通に歩いていて1組、夜ひとり飲みに行ったイングリッシュパブで1組、更に自室のあるマンションのエレベーターの中で1組(笑)、みなさんそれぞれにその日の宝塚記念での「あの馬」の所作について語らっているところを耳にしました。話の内容からすると、毎週競馬に参加するような感じの方々ではなく、この日はそれぞれの経緯で宝塚記念に参加されていた、言わば「ライトファン」の方々でした。 それだけでも相当ビックリする世の中のリアクションなのですが…話の中身がみな一様に楽しげなムードで…「ああいう馬なんだって!…競馬って、色んなことがあるよね。」……こんな感じだったんです。 翌日のスポーツ新聞の競馬面には案の定、「何億円分の馬券がパァ」みたいな文字が躍っていました。しかし、そうした報道が空しくすら感じられるぐらいの、周囲の「理解あふれる」リアクション。 これまで競馬と30年近く接してきた中で数々「同種の事象」に出くわしてきた中、今回は特別な雰囲気を感じました。 もしかしたら、競馬を取り巻く世の中の様子は「中」にいる私たちが感じる以上に、前向きに変化しているのかも知れません。 これはとりもなおさず、「情報」のなせる技だと思っています。 馬やレースに関する報道しかり、主催者側の情報発信に関する情報提供しかり。そして、周囲がそれと意識しなくても、インターネットも含めてあらゆるルートで事実や事実に関する評価が自然と広く流布するいまの状況…。 どちらに転ぶかわからぬ「危うさ」は、きちんとした「情報提供」で前向きな「価値」にすら変わるということ。 競馬の伝え手の一人として、馬やレースを伝えるということの意味を、改めて感じさせられた出来事でした。 それはともかく。 門別グランシャリオナイターは、今週も絶賛開催中!昨夜は、今年最初の2歳重賞栄冠賞が行われ、タイニーダンサーのたくましく力強い走りが感動すら呼ぶ、素晴らしいレースが展開されました。 今の時期の2歳馬たちが、このレース振り。まさに門別でしか触れることの出来ないレースの貴重な体験。仕事をしつつでしたが、レースのあと「本当にいいものを見た」という思いに包まれておりました。 レース後、インタビューに答える角川秀樹調教師 角川調教師のインタビューの模様はこちらからご覧頂けます。 昨日は、その他にも「来客」多数… 浦河から、「ミスシンザン」のお二人。うらかわ馬フェスタのPRにお越し下さいました。 写真中が鎌田結衣さん、右が上山愛美さん。 今年のホッカイドウ競馬のオフィシャルサポーター・ソウルロックバンド「THE TON-UP MOTORS」からおふたり。 写真中がヴォーカルの上杉周大さん、右がギターの井上仁志さん 上杉さんはSTVの人気テレビ番組『ブギウギ専務』でおなじみ。井上さんはご出身の幌延(ほろのべ)町の観光大使にこのほどご就任。元はジョッキーになりたいという夢を持っていたと、競馬への思いをお話し下さいました。 昨日は、記者やカメラマンの方々も本当に大勢お越し下さり、有り難い限り。最近の門別グランシャリオナイターは、千客万来です。 今夜もまた、門別グランシャリオナイターでお目にかかりましょう!
2015年07月01日
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