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2021.08.10
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カテゴリ: アート
図書館で『村上春樹翻訳ほとんど全仕事』という本を、手にしたのです。
めくってみると、村上さんが訳した本が、それぞれの表紙の画像と寸評が並んでいて・・・見るだけで楽しくなるビジュアル本でおます。


【村上春樹翻訳ほとんど全仕事】


村上春樹著、中央公論新社、2017年刊

<「BOOK」データベース>より
同時代作家を日本に紹介し、古典を訳し直す。音楽にまつわる文章を翻訳し、アンソロジーを編む。フィッツジェラルド、カーヴァー、カポーティ、サリンジャー、チャンドラー。小説、詩、ノンフィクション、絵本、訳詞集…。1981年刊行の『マイ・ロスト・シティー』を皮切りに、訳書の総数七十余点。小説執筆のかたわら、多大な時間を割いてきた訳業の全貌を明らかにする。

<大使寸評>
めくってみると、村上さんが訳した本が、それぞれの表紙の画像と寸評が並んでいて・・・見るだけで楽しくなるビジュアル本でおます。
個人的にはレイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』、『さようなら、愛しい人』やスコット・フィッツジェラルドの『マイ・ロスト・シティー』がお気に入りです。
rakuten 村上春樹翻訳ほとんど全仕事



入院中に読破した『さようなら、愛しい人』を、見てみましょう。
p70
<『さようなら、愛しい人』>
レイモンド・チャンドラーが『大いなる眠り』に続いて出版した、フィリップ・マーロウを主人公とする二冊目の長編小説。

 僕は彼の長篇作品を発表順ではなく、やりたい順番で訳している。やっぱりチャンドラーの長篇の中では、『ロング・グッドバイ』が圧倒的に優れていると思うけれど、この『さようなら、愛しい人』も個人的に好きな作品です。とくに出だしのところが素晴らしい。

「へら鹿マロイ」というとんでもない大男が突然フィリップ・マーロウの前に現れて、どこまでも暴力的に、彼を複雑な迷宮の中に連れ込んでいく。そのたたみかけるような文章のリズムが、チャンドラー・ファンにはたまらない。『ロング・グッドバイ』を中年期のマーロウの味わい深い独白だとしたら、『さようなら、愛しい人』は若き日のマーロウのタフな活躍ぶりが満喫できる軽快な、上出来のエンターテインメントになっている。



入院中に読破した『さようなら、愛しい人』を付けておきます。

【さよなら、愛しい人】
さらば
レイモンド・チャンドラー著、早川書房、2009年刊、11年1月読破

<「BOOK」データベースより>
刑務所から出所したばかりの大男、へら鹿(ムース)マロイは、八年前に別れた恋人ヴェルマを探しに黒人街の酒場にやってきた。しかし、そこで激情に駆られ殺人を犯してしまう。偶然、現場に居合わせた私立探偵フィリップ・マーロウは、行方をくらましたマロイと女を探して紫煙たちこめる夜の酒場をさまよう。狂おしいほど一途な愛を待ち受ける哀しい結末とは?読書界に旋風を巻き起こした『ロング・グッドバイ』につづき、チャンドラーの代表作『さらば愛しき女よ』を村上春樹が新訳した話題作。

<大使寸評>
映画『チャイナタウン』が、パクリとは言わないまでも、この本をを下敷きにしていることが良くわかります。ただ、フィリップ・マーロウは、エロ話で盛り上がるジェイク・ギテスよりは上品ですね(笑)

Amazon さよなら、愛しい人


『村上春樹翻訳ほとんど全仕事』1

(〇) 「〇」





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Last updated  2021.08.10 08:37:18
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