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2014/11/25
カテゴリ： ブルゴーニュ:ボジョレー
ブルゴーニュ ボジョレー地区
ボジョレー・ヌーヴォー2014 Beaujolais Nouveau
ショヴォー・ラボーム Chaubot Labaume
ガメイ100％
アルコール分12％
輸入：株式会社 千商 参考価格：3500円前後(？)
色は鮮やかな、やや濃い紫。
香りはカシス、キャンディー、ブラックベリー、プルーン、胡椒、カラメル？餡？
かなりしっかりした味。
ヌーヴォーらしいキャンディー香を出しつつ、さらにカラメルっぽい濃い甘さの雰囲気も出てくる。
渋味が余韻までしっかり出ており、意外と酸味が出にくい。
飲み応えはなかなかで、ヌーヴォーらしからぬ、ややヘヴィーな飲み口。
渋味を一気に押し出し、苦味と甘味を組み合わせた構成は、軽めのローヌワインにも近い。
ボルドーグラスで飲んだら、強めの渋味がさらに強調されて、なおさらローヌ的になると思う。
あえて言えば、ヌーヴォー感が無いのが欠点だな。
かつて飲んだ、 ポール・サパンのヌーヴォーと同じ様なイメージ を感じる。
軽やかさ、華やかさに乏しく、変に重くてフレッシュな果実感が伸び悩む。
総合的には、気合の入った(と思う)ボジョレー・ヌーヴォー。
良くも悪くも、およそ高級とされる非薄味系ボジョレー・ヌーヴォーの典型。
今回「カツオのタタキのタリアータ」をツマミにしたが、オリーブオイルの甘味とパルメザンチーズの塩気が適度にワインの渋味の勢いにセーブをかけ、程々の流れに調整してくれる。
バルサミコ酢が足りない酸味を補填し、味付けに使ったクレイジーソルトの塩味が余韻の甘味を高めて動きを見せた。
生ハムやローストポーク等、塩とアブラの絡んだ料理に向いてる。
値段・・・・・相応？いや、どうだろ！？
2500円って言われても納得出来る様な曖昧な部分も目立つ。
ワイン2500円で、お祭り補正で+500円上乗せとして、まあ3000円チョイが適正なトコか。
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最終更新日
2014/11/26 06:52:52 AM コメントを書く
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