ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

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2017/11/09
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カテゴリ: 日本産ワイン
Ch.Jun Tarujuku Koshu 2015.jpgCh.Jun Tarujuku Koshu 2015 glass.jpg
昼に暖かい気候だと、夜に冷え込んでから急に眠くなる


 シャトー・ジュン・樽熟・甲州2015
  Chateau Jun Tarujuku Koshu(Chateau Jun Koshu Barrel Aged)
 シャトー・ジュン株式会社  Chateau Jun KabushikiGaisha
 山梨県産甲州100%
 樽熟成
 アルコール分12%
 購入価格:1857円


色は薄く黄緑がかった非常に薄い黄色。
香りは柚子、バニラ、粉砂糖、バター?水菜?
味は酸味と薄い苦味。余韻に薄い酸味と薄い苦味。


ん~、・・・割と普通w。
一応樽熟らしいバニラやバターっぽいふくよかな要素は感じられる。
味もおよそ穏やかな出力と静かな余韻。

変に酸や苦味が際立つ様な事は無く、飲み易さは十分。
元々穏やかな味わいのワインに、樽によって(?)香りに変化を付け、シンプルで終わりそうな味わいにキャラを演出。


もっと味の厚みや甘味の雰囲気が出易くなってると思ったが、そうでもないね。
何か・・・樽に半端に喰われてる?もしくは、熟成が足りなくてワインと樽感が調和し切ってない?
樽の感覚が必ずしもワインの美味さを引き出す方向に働いてない様な・・・。

以前飲んだ非樽熟のシャトー・ジュン・甲州2015 の方が、味(酸と旨味)の厚みと勢いが上。
逆に今回の樽熟の方が妙に薄く、やや悪い意味で澄んだ(水っぽい?)印象に。

若い樽熟麦焼酎にも結構こういうの有るよなぁ。樽熟の香りと甘味感がイマイチ機能してない部類のやつ。(1年程度の短期間の熟成で、樽要素が逆にその焼酎本来の甘味や味わいの幅を狭くしてしまってるタイプ)
今回のシャトー・ジュン・樽熟・甲州も、本来有ったはずの繊細な要素が樽で過度にマスクされてしまったのか、飲んでてパッとしない味に。


樽熟ワイン大好きな自分でも、これはちょっと「違う」な。
飲み易いのはいいが、何か「馴染まない」。
甲州ワインとして、は穏やかな酸味と緩い苦味に、柑橘香とほんのり木の香りが流れるそこそこの出来。
樽熟ワインとして、はどうしても味の厚みや香りの勢いが弱い、わざわざ樽熟を名乗る程でもない出来。



酸の大人しさ、香りの穏やかさを考えると、和食にはそれなりに良い相性と思う。
塩と出汁の味に向いてる。お吸い物とかに上手く合いそうw。
生魚よりは切り身の塩焼き魚、野菜のお浸しよりは煮浸し。

値段以下。
感覚的には1500円前後。
以前飲んだシャンモリの樽熟甲州
シャトー・ジュンは普通の甲州の方が美味いんだなぁ。


300ml弱残しで次の日(抜栓21時間程度経過)。
香りは柚子、レモン、シロップ、無糖のクリーム?
味は薄い苦味と薄い酸味。余韻に薄い苦味。

樽香がすっかり抜けたな。
柑橘香は残ってるので、甲州らしさは健在。
薄い苦味にほんのり酸が絡む、結構普通の甲州に。

辛口の雰囲気は有り、これはこれで普通なりに万人向けの味。
ただ、樽熟というウリが全然感じられなくなり、一気に安い雰囲気に。


値段以下。
初日でも1500円前後と判断したのに、2日目はさらに1000円台がいいとこ。
初日で飲み切るべし。


2000円前後の価格と言われて、何がしか納得出来るモノを感じるには、このワインは明らかに貫目不足。
(シャトー・ジュンに有るべきと思われる)甲州の良さが弱い。





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最終更新日  2017/11/10 08:08:46 AM
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