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今日は大晦日、2018年(平成)最後の年になる。今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄で、帰りも水無瀬堤を通った。今日迄で23,460kmを歩いたことになる。今年1年はとにかく身近での災害が多かった。大阪府北部地震に始まり西日本豪雨、さらには台風21号に続き平成30年北海道胆振東部地震と何かと騒がしかった。東南海地震の予報もあり、地球も騒がしくなっている。***地球を取り巻く自然環境は人知の及ぶところではないし、又それをコントロールすることなど出来ない。そんな中で我々人間は生かされていることを知らなければならない。こう言った動きに抗うことなど出来ないのだ。そんな日経に宇宙の運命は、1400億年は安泰だとの記事が掲載された。友人の話ではないが、そんな荒唐無稽なこと誰が予測しているのだと云う事になる。宇宙が誕生して146億年と言われる。その発生さえも誰も見たことも無いし、詳しいことは分かっていないというのに、その10倍も先のことなどどうして云えるのかと思う。然し、時折このような希有壮大な話も物語としては面白い。宇宙が将来どのようになっていくのか、真面目に考えている人たちがいる。それはもう言いたい放題と云う事になるだろう。それでも最新の研究によると、宇宙の結末は、このまま永遠に膨張が続き、やがて冷えて暗くなる(ビッグチル)という可能性が高いが、1つには物質を構成する原子までバラバラになって終わる(ビッググリップ)事もあるという。もう1つの考えは、宇宙の拡大が終わり、収縮を初めて、やがて1点に収縮して終わってしまう(ビッグクランチ)という道だ。ただ最も短い将来として、ビッググリップが起こるとしても、それは1400億年以上先の話で、人類の生存が直ちに脅かされることではないという。こう言った研究は、また数年後に新しい理論が出るかも知れないし、宇宙の終了よりも人類の終わりの方が先に来て、確かめようがないのだが、現時点でこのようなことを考えるのも又愉快だ。研究者は宇宙の過去を詳しく調べると、未来を高い精度で予測できるとしている。現在、日本とアメリカ、台湾などによる国際共同プロジェクトがすばる望遠鏡を使い、宇宙の過去をこれまでにない精度で観測をし続けている。この観測を元にした途中の研究成果が少なくともこの先1400億年は、宇宙は安泰だといえるとのことだ。プロジェクトを主導する東大の村山斉特任教授が発表している。かつて宇宙は「永遠不変で始まりも終わりもない」と考えられていた。これは19世紀以前の話だ。しかし、そんな時代にも宇宙の誕生と終了と云った事を考えていたのだろうか。与えられた自然としての認識以外に深く考えた人が居たのだろうか。何時もそう思う。そして、20世紀に入り遠くの銀河の観測から宇宙の膨張が判明した。理論研究も進み、宇宙は爆発的に誕生したことが突き止められた。2004年の研究で、130億年前に誕生した最古の星が発見されたとの報告があった。アメリカとカナダの研究グループの研究結果だ。宇宙はビッグバンでできてから10億年後に生まれたということだ。ハッブル宇宙望遠鏡で「白色わい星」と呼ばれる恒星が燃え尽きた後にできる非常に小さな天体を観測、星の表面温度から年齢を120億~130億歳程度と割り出したのだ。それまでにも宇宙の膨張速度を測定して、同程度の年齢だと云われていたから傍証が得られたとしている。さらに、2007年にも米欧の観測チームが、地球から130億光年以上も離れた「最も遠い銀河」を見つけたと発表した。ハワイの米ケック望遠鏡で、星の形成が続いている「先例のない遠さ」の6つの銀河を観測し、地球からの距離を割り出したのだ。この時、宇宙誕生からわずか約5億年後の銀河だとされた。それまでの記録では日本の国立天文台などがすばる望遠鏡で見つけた約128億8000万光年先の銀河が最も遠いとされていた。このように徐々に地球から遠い銀河が計測されているのだ。このように、各国の研究チームは宇宙誕生の5億年前までを観測で明らかにしている。こうして、研究者の間では宇宙誕生の瞬間に出来るだけ近い銀河系の発見に鎬を削っているのだ。宇宙は原子や分子などの物質とは違う謎の暗黒物質と暗黒エネルギーで構成されていることが分かっている。この2つで、宇宙の約95%が構成されていると云い、しかもその何物であるのかについて、様々研究されているとは云いながら、不詳なのだ。この時、宇宙の膨張は暗黒物質の重力によって膨張の速度が低下し、やがてビッグクランチが起こる妥当と予測されていたのだ。然しその後(1998年)遠い銀河での星の爆発の観測から宇宙の膨張は減速しておらずますます加速してることが分かったのだ。暗黒物質の重力を上回るほどの暗黒エネルギーによる斥力が働いている故だ。この斥力の大きさ如何で、宇宙の将来は決められることになる。もし、一定限に留まっていれば、宇宙は膨張の速度を上げながら永遠に膨張を続けるだろう。このような場合には銀河は互いの距離を次第に広げていくが、銀河自体はバラバラにならない。このような状態の下でも銀河を構成する星々は長い歳月の末に燃え尽きたりブラックホールになったりするため、宇宙は最後には非常に冷えて真っ暗になる。之が「ビッグチル」と呼ばれる状態だ。一方、斥力がこれから強まる場合、銀河も星々もバラバラになる。最後には物質を構成する原子も引き裂かれて終わりを迎える。これが「ビッグリップ」だ。逆に斥力が弱まり暗黒物質の重力の方が上回るようになると、宇宙は膨張から収縮に転じる。収縮ペースは次第に速まり最後は一点にまで戻って消滅する。「ビッグクランチ」といわれる。このいずれかになるかは暗黒エネルギーの斥力の大きさ如何に依るが、2014年からこの計測が行われている。宇宙誕生以来、暗黒物質は暗黒エネルギーの斥力を受けながらも、重力によって次第に集まっている。暗黒エネルギーの斥力が比較的弱ければ、暗黒物質はかなり寄り集まって濃密な雲を形成するが、斥力がかなり強ければ、雲の形成はそれほど進まない。暗黒物質による雲は無色透明で光も出さないため、天体望遠鏡で直接観測はできない。しかし、遠い銀河が発した光は、地球に届くまでに多かれ少なかれ暗黒物質の雲の中かその近くを通過する。その際、暗黒物質の重力によって光の進路が曲げられるため、これを望遠鏡で観測すると銀河の像はゆがんで見える。そのゆがみ具合から暗黒物質の雲の形成がどの程度進んでいるかを推定するのだ。現在までに収集した約1000万個のデータから云えることは、宇宙は永遠に膨張し続けるか原子までバラバラになって終わる可能性が高かった。収縮に転じて消滅する確率は極めて低いということらしい。【古今和歌集】631.こりずまに又もなき名は立ちぬべし 人にくからぬ世にしすまえば (よみ人しらず)性懲りもなく、あらぬ恋の噂はまたしても立ってしまうだろう。私がこの世に住んで、あの人のことを憎からず思ってしまうのだから。(懲りずまに・・・性懲りもなく、無き名・・・根拠が定かではない恋愛の噂。「浮き名」と同じ)
2018.12.31
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今日のセミウォーキングは高浜堤から淀川河口32.0km点で折りかえし、帰りは楠薫堂の道を採った。前庭の掃除をした。***米国を除く11カ国の環太平洋経済連携協定「TPP11」が発効した。当初アメリカが入っていたがトランプの一存でアメリカが脱退したので11カ国になった。改めて協定締結国はまずは日本、メキシコ、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、オーストラリアの6カ国と、来年1月14日の発効が決まっているベトナム更に早期の発効を目指しているマレーシア、チリ、ペルー、ブルネイだ。アメリカと中国が貿易戦争で争う中、アジア太平洋地域のこれらの国は5億人超で世界の国内総生産(GDP)の4割弱を占める巨大貿易圏を形成することになる。加盟国産の農畜産物の関税が撤廃または引き下げられるため、消費者には小売価格の低下が期待でき、より安価に食料品が手に入ることになる。加盟国全体で99%の品目の関税が最終的に撤廃される。日本の関税撤廃率は農林水産品で約82%、全品目ベースで約95%となる。2017年1月、アメリカが離脱を表明した後は、日本が主導して成就した。発効で、先ず、農畜産物の関税が引き下げられて、牛肉や豚肉のほか、チーズや果実などが安くなる。工業製品の関税も引き下げられるため自動車・部品などの輸出増が見込まれるほか、外資規制緩和など、日本企業の海外展開がしやすくなりそうだ。因みに、その効果の1例として日本からの輸出にかかる関税は、カナダやオーストラリアなどの5カ国だけで1年目に約20億ドル(約2200億円)減り、他の10カ国からの輸入にかかる関税も1年目だけで約10億ドル減ると試算されている。また、来年にはEUとの経済連携協定(EPA)も結ばれるために、国内農業は生産減が懸念されているが独自の経営支援策が採られることになる。アメリカは自国に有利なように2国間の経済協定を独自に結ぼうとのことだが、TPPへの復活も考慮している話もある。我々消費者にとっては、様々な恩恵が予想され、豪州やニュージーランドから輸入する牛肉(タスマニアビーフ)は最大38.5%の関税が段階的に下がる。更にワインについても値下げが予定されている日本の東南アジアへの進出(資本投下)がより有利になり、今以上に有利な展開が期待できる。日本車の輸出も、車の部品もより輸出しやすくなり、競争力が高まることになる。TPP11から抜けたアメリカや元々入っていない中国などは不利になるだろう、アメリカ産のワインよりもチリ産のワインが潤沢に提供され、又求められることになり、私などは大歓迎というところだ。中国も、世界の工場と云われていたが、TPP11の発効で、その減税措置を受けるためには加盟国で生産した糸などを使う必要があるため、中国からベトナム辺りに生産拠点を移す動きが広がるだろう。TPPの本来の目的は巨大な中国の経済圏に対抗しようとのことだった。何を血迷ったかとランプの独走で、アメリカは脱退してしまったが、この自由貿易圏が、ゆくゆく効果を出し始めれば、アメリカも再考せざるを得なくなるだろう。アメリカとは、物品貿易協定(TAG)交渉が年明けにも始まる。こうした交渉でもTPP11で達成した協定内容は交渉ベースに有利に働くことだろう。アメリカの保護主義が、こういった協定によって見直されることは十分に考えられる。日本は2002年に初めてシンガポールと結んだEPA発効から16年を経過した。TPP11と日欧EPAによる日本のGDPの押し上げ効果はそれぞれ約7.8兆円、約5.2兆円と試算されている。このTPP11は対中国対策としての意味合いが強い。中国は、之までも、国有企業の優遇やデジタル情報の自由な流通を禁止している。インターネット安全法を施行して、外国企業に対して、サーバー設置の現地化を要求したり、国境を超えるデータの移転を規制したりしている。既にこういった問題でアメリカをいらつかせているのだが、TPP11では対中国を意識して、こういった規制を解除することで対応している。ベトナムなどは、当初、中国に倣って自国保護の動きをしているが、そういった流れに一石を投じることになると予想されている。マレーシアもほぼ同じ悩みを持っていて、対中国国家資本主義のアジアへの蔓延する為の手段ともなり得るのだ。こう言った意図の下、アジア各国への更なる参加拡大を目論む必要がある。今後、TPP11を大きく育てて行くことがアジアに於ける平等な経済活動の発展に繋がることになる。TPPの目的は、アジアの成長市場の活力の為にルールを整備することにある。タイ、インドネシアなどは市場規模も大きく、多くの日本企業はASEAN(東南アジア諸国連合)全体にわたってサプライチェーンを展開している。これらの国々が参加すれば、日本企業にとって経済的実利は大きい。このことはアメリカの自国第一主義にとらわれるよりも、一段と有利に運ぶことが期待できるのだ。最近特に資金力を背景とした中国の強引な一帯一路戦略の不当性が露見し始めており、多くの国がそのことを問題視している。この機に、日本としては、今後、タイ、インドネシア、フィリピンなど参加を希望している国々を取り込むことによって、TPP11を拡大強化していくことが重要になってくる。既に、タイやインドネシア、フィリピンなどは参加を検討しているとのことだ。一方、RCEPと呼ばれるASEAN 10か国と日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドの計16か国が合意を目ざす自由貿易協定(FTA)がある。同じような経済協定ではあるが、中国が加わっていることがみそだ。RCEPは中国と日本の綱引きの場になっている。中国が覇権の隠蓑にしようとの意図がある。こう言った出来る限り自国に有利なような経済協定とすることが、手段となっている。TPP11の発効はこうした流れに対しても有利に働くことが期待できる。トランプがTPP11脱退を決めたことは、むしろ中国の思うつぼだったようだが、今回のTPP11発行を受けて、アメリカは中途半端な立ち位置に置かれることになった。中国がRCEPの中に自国の有利な条件を組み込もうとする中、TPP11の内容が、影響することは必定だ。日本としてはTPPとRCEPの間でルールのレベルの質的差をつけて、相手国の経済の発展段階に応じて使い分けていくという方法が採れる。そしてゆくゆくはRCEPに加入しているメンバー国をTPP11の中に取り込むことによって、日本の影響を揺るぎないものにすることが出来る。そして、最後には抜けたアメリカを日本のペースで再度TPPに呼び込むことで、最終の体系に持って行くことが求められる。【古今和歌集】630.人はいさ 我はなき名の惜しければ 昔も今も知らずとをいはむ (もとかた)あの人はどうか知りませんが、私は根も葉もない噂が立つのが嫌なので、以前のこととしても今のこととしても、あなたとは関係がないと言いましょう(なき名 ・・・ 事実でない恋の噂 )
2018.12.30
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今日のセミウォーキングは大阪染工から宝寺踏切迄で、帰りは島本駅を通った。年始用に注文しておいたカニが届いた。***2018年を振り返る。この1年で大きく世界は変わった。先ず米中関係だ。現在貿易戦争の真っ只中。アメリカは対中貿易赤字にいらだっているが、本音は、中国にハイテク分野でリードを許すことを快く思っていない。「中国製造2025」が目の上のたんこぶだ。中国は知的財産の権利などどこ吹く風でやってきたが、いい加減にしろと言うことだ。ファーウェイ副会長逮捕もその一環だ。容疑はイランに対する不正輸出だが、本音は別にある。ファーウェイは次世代通信「5G」の先導役で、この分野で中国が世界標準取るとなるとたちまち困るのがアメリカというところだ。ここに来て習近平がやけに温和しい、当初はアメリカの一方的な課税に対し報復に打って出たが、この所米車輸入の報復関税25%を一時凍結している。中国側の持ち玉が無くなったと云う事があるかも知れない。アメリカと90日掛けてこれらの問題解決に取り組むことを約束したのだ。トランプが何をするか分からないと言うこともあるだろうが、中国も知的財産に関して、その盗用や強引なやり方を自覚しているのだろう。中国製造2025を見直そうとの動きもあるようだ。その最たる行為が、中国進出の海外企業が持つ技術力を強制的に移転させようとの行為だ。ペンス副大統領のメッセージも相当な本気度を感じさせる。(真の意味の宣戦布告だ)来年早々に控える米中の話し合いがキーになる。自由経済体制と国家資本主義との戦いだが、その帰趨によっては世界経済が大混乱に陥る可能性もある。政治・軍事面でもぎりぎりの接触が続く。南沙諸島、台湾(1つの中国)問題、北朝鮮との間の駆け引き、米中のあらゆる問題が来年も継続的に微妙なバランスで進むだろう。イギリスのEU離脱問題では、メイ首相の離脱の方針は英議会の承認を得られないまま越年する。「合意無し」離脱はイギリスを大混乱に陥れるだろう。フランスもEUルールを守らんが為の財政赤字縮小策は国民の大反対で潰された。今も続くデモは、単に燃料税引き上げの延期だけでは収まらない感じだ。相当にストレスが溜まっている。イタリアもバラマキ予算をEUに指摘され修正を余儀なくされた。本家であるドイツでもメルケルの地方選での敗北から求心力の低下は否めず、各国ともEUの理想に対して反旗を翻し始めたようだ。自国第一主義は、アメリカに留まらず、ヨーロッパ諸国にも及びだしたという所だろうか。EUは来年ユーロ誕生から20年経過する。かつての理想を維持し続けられるか、来年にはEUトップの人事交代もあるので、その帰趨が問われることになる。中東問題は、トランプの攪乱で混沌が増加したようだ。イスラエルの大使館をエルサレムに強行に移転して、アラブ諸国の猛反対に遭いながら、それでも中東和平を口にするなど、云う事とやることが符合していない。対イランに対しても、強硬方針を貫き、ますます両国の関係は抜き差しならぬ状態に陥った。アラブの春は何だったのだろうか、エジプトやサウジアラビアの今日は、独裁的な傾向がますます進んで、民主化どころではない。サウジの記者の殺害がムハンマド皇太子によるものであるとの事はほぼ明確だ。そういった確固たる証拠を握ったトルコは今後の中東和平のカギを握ったかも知れない。トランプはアメリカ軍をシリアから撤退させることを決め、さらにはアフガンからも関与度を薄める方向に動き始めた。アメリカの自国第一は、世界の平和を混沌の中に放り込むことが予想されている。アジアの情勢も大きく変化している。マレーシアのナジブの汚職に怒った国民はついにナジブを放逐、マハティールの再登板に掛けた。マハティールは早速、中国の一帯一路に基づく介入を拒見直し始めた。ナジブ時代の中国との汚れた関係が見直されている。カンボジアでは、フン・センが巧みな工作で独裁的な地位に就いた。ここも、強権がもたらした、民主化に逆行する動きだ。アジアの民主度ランキングは約20年前と比べて、インドネシアとミャンマー以外は全て悪化している。トップのインドネシアでさえ世界101位と低位だ。アジアの民主化の遅れは否めない。民主化が逆行しているのは、中国の影があるとみられる。中国は民主化を押し込め、独裁的政権の下で経済を発展させたというモデルで捉えられているのだ。しかし、その中国の世界覇権構想である「一帯一路」に対して、各国とも批判的な気分を持ち始めてもいる。アメリカの動きが、トルコにも影響を与えている。FRBの4度に亘る利上げで、新興国トルコやアルゼンチンの通貨は不安に陥れられた。特にトルコリラの暴落は大きく、インフレの進行は国難とまで称されている。アルゼンチンもその余波を被って資金流出が相継ぎ今後の見通しが立たない。アフリカ最大規模の経済のナイジェリアも、南アも治安の改善がままならず、経済面での中国頼みが行きすぎることも懸念される。最後にデータ社会の負の側面の助長が挙げられている。フェイスブックの8700万人もの個人データ流出は、各方面に多大な影響を及ぼした。これからのIT産業の進むべき方向を改めて考え直す機会にもなったようだ。この個人情報の漏洩が、どのようなメカニズムで、大きな問題となるのかは、大したデータを持ち合わせていない身にとっては、あまりピンとこないところがある。個人情報がどのようにして収集され、それがどういった方向に悪用されているのかがあまりはっきり理解されず、ただ茫洋として危機感を持っているのだ。国家秘密や、企業の秘密が、漏洩するとなれば、即座に大問題と理解できるのだが。之を受けてEUは個人情報の取得や管理について一般データ保護規則(GDPR)を施行して、グーグルに独禁法違反の課徴金を課している。こういった批判や規制は、特に最近巨大化したIT企業への警戒感の裏返しでもあるようだ。特にGAFAと呼ばれるアメリカのIT企業がその対象になっている。この問題は、アメリカの中国対策で、微妙になる。自国の企業に対してあまり行きすぎた規制は競争力の低下を招くため控えたいところだが、一方では中国との覇権競争では、譲るわけにはいかないという微妙な関係だからだ。中国は国策で企業の方向付けが容易であるだけに、この問題での中国の独走を許すことは出来ないというのがアメリカの基本的な態度である。IT企業の発展とそれに伴う世界でのイニシャティブでアメリカと中国が競い合うことになるのは避けられない状態だ。【古今和歌集】629.あやなくてまだきなき名のたった川 わたらでやまんものならなくに (みはるのありすけ)何の根拠もなしに早くも 「なき名」が広まった、だからといって渡らずに止めるものでもないけれど(あやなくて ・・・ 何の根拠もなしに 、まだき ・・・ 早くも 、なき名 ・・・ 事実でない恋の噂 )
2018.12.29
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今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下迄で、帰りはマンボウを通った。年賀状をやっと投函した。帰り道では、小雪がぱらついていた。連れ合いは今年最後のフラワーアレンジメントに出掛けた。ほんの少々年末の大掃除をした。***海上自衛隊のP1哨戒機が能登半島沖で20日に韓国海軍の駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受けてから1週間あまりが経った。その後現在に至るまで、韓国側の謝罪もなければ、照射の事実もなかったと強弁しているようだ。ただでさえも日韓関係は慰安婦財団の解散や徴用工問題で不穏な状態にあるところ、韓国は血迷ったのかとさえ思うばかりの行為だ。更なる日韓関係の悪化は避けられない。火器レーダー照射は攻撃直前の危険な行為であり、良くまぁ戦闘にならなかったことだと思う。新聞を読む限りでは、韓国に非があるのだが、韓国側はしらばくれている様子だ。日本側の証言では、クルーが韓国艦艇の火器管制レーダーが動くのを目視で確認し、感知装置でも照射を確認している。直ちに回避行動を取り、韓国の艦艇に無線で意図を確認したが韓国側の応答はなかったとのことだ。日韓関係に於いては、日本はかなり抑えた対応をしているようだが、韓国はそれに乗じてますます行動が過激になっている。レーダー照射を行ったパイロットは呆れるほど無神経と解しているが、意図的に行ったのであろう事は疑えない。危険予知のない行為は愚かしい。後の韓国政府の弁明でも照射がなかったことにしていることから、国を挙げての戦闘挑発行為であった。哨戒機に攻撃能力は無かったのか知らないが、取りあえずは戦闘が行われなかったことは良かった。韓国は、日本のやることにことごとく反感を示しているようだ。10月に行われた国際観艦式では、韓国側が海自艦艇の自衛艦旗(旭日旗)の掲揚自粛を求めたため、海自が参加を見送った経緯もある。同じような照射事件は2013年に中国艦船からも行われている。何時も日本は厳重抗議や遺憾の意で終わらせてしまうので、完全に舐められているとしか云いようが無い。この報告を受けた日本政府は強い衝撃を受けたとあるが、全く馬鹿じゃなかろうか。威嚇に対する反撃の1つも出来ないとは、国防の任を担っているとも思えない。相変わらず日韓関係の悪化などと云っているが、すでに悪化しているでは無いか。最早韓国とは絶縁してもしかるべきだ。何処まで哄笑され続けて我慢しているのか、理解に苦しむ。トランプのように自国を守るために対韓国に報復を取ることは出来ないのだろうか。それでも我慢をし続けた上に韓国を同盟国と位置づけて刺激しないようにと配慮しているようだ。何をか況やだ。安倍がトランプとそれほど仲が良いのなら、韓国に正当な反撃を加えて必要ならアメリカに介入させれば良いではないか。北朝鮮の非核化もさることながら隣国から攻められたのでは洒落にもならない。その後、韓国側は報道機関から遭難した北朝鮮船捜索のためだったといけしゃぁしゃぁとした言い訳をしてきた。本来の火器管制レーダーの使用目的を逸脱している上に照射は数分間続いていることから、そんな、子供だましが通じるとでも思っているのだろうか。無神経というものでは無く、明らかに挑発なのだ。更に韓国側は、自衛隊機が彼らの艦艇が捜索救助作戦しているところに接近し、頭上を飛行した行為があったからだと又付け加える。その対応としてレーザー照射なのだと云う、明らかに先の弁明と齟齬を来した追加の弁明だ。そんなロジックも分からないのかと呆れるばかりだ。そして最後には、「光学カメラ」を使ったことは認めたが、火器管制レーダーのスイッチは切れていたと主張したそうだ。イッコーじゃないが「どんだけ~~!」だ。こういったレーザーの違いは専門的に見れば直ぐに分かるようなことであるのに、稚拙に少しずつ嘘を積み重ねて自らを追い込んでいるようでもある。その後も韓国らしい、愚にも付かない言い訳に終始している。海自からの照射意図の確認にも、応答がなかったのは、通信感度が低く、近くの海洋警察を呼び出していたからだと何とも間抜けな言い訳だ。こういった言い訳は全く的を外したもので、笑止以外のなにものでもない。慰安婦問題でも、既に国際的な決着をついているものを蒸し返したり、徴用工に関しても国が責任を以て対応すべきところを的確な行動を取り柄無い韓国政府は、国のようであって国の体をなしていない。文書での抗議に対してもしかるべく理にかなった説明もない(出来るわけがないが)のなら、直ちに大使召還という対抗措置を執るべきではないか。日本側が強く出られないのは北朝鮮問題が関係しているからだろうか。あたかも文在寅がリードしてきた北との折衝を考慮して少し差し控えようとの自制が働いているのか。然し、このような異常な行動をそのままにしていては、正しい解決などあるべくもない。その後、1つの見解として、射撃レーダー照射は韓国軍兵士による「指揮命令」違反、事実上の反乱ではないかという意見だ。文在寅の統率が巧く機能していないというのだ。韓国軍の最高司令官である文在寅が軍人をコントロールできない状態になっているというわけだ。戦時体制ではない平時状態に於いて海軍艦艇の兵士か、将校、艦長、あるいは海軍首脳が「照射命令」を出したのだから、「指揮命令」違反であり事実上の反乱だという。こうなると文在寅は最高司令官としての責任が問われる事になり、それ故に韓国政府が「レーダー照射でない」と嘘をつき続けていると云う事だ。韓国政府が、簡単に誤りを認めないのは、こういった行為が勝手に行われていることが文在寅の権威失墜につながるためだ。そこで持ち出したのが北朝鮮漁船の探索だとなるのだ。そもそも、小型の漁船の探索に軍隊が出動すること自体があり得ない話だ。韓国にも保安庁というコーストガードがあるはずで、任務の内容的ならそちらの仕事だ。小型船舶の救助としてなら北朝鮮の依頼があったわけでも無く、又北の工作船の駆除や北朝鮮タンカーによる石油「瀬取り」の取り締まりというわけでもない。全く説明にも何もなっていないのだ。簡単に非を認めれば長く尾を引くこともなかっただろうに、最早抜き差しならないところまで来ている。1つ考えられるのは、文在寅の起死回生の大ばくちという所だ。文在寅政権の支持率は、50%を切り48%に落ちた。上昇するためのネタは無く、1年後の2019年の年末には30%台に落ち政権が崩壊するとの観測も出ているようだ。敵を外に作る、即ち日本との軍事的な衝突を演出し、一番国民の納得がいく相手(悪意の日本)を叩けば拍手喝采になるとでも踏んだのだろうか。歴代韓国政権の考えそうな事件で、安直で愚鈍な思考回路だ。日本は更にレーダー照射の映像など次々に証拠を提出する用意があり徐々に行っている。文在寅の首をすげ替えるだけでは満足できないが、当面彼に降りて貰わなければならない状況に立ち立っている。【古今和歌集】628.陸奥にありといふなる名取川 なき名とりてはくるしかりけり (たゞみね)陸奥の国にあるとかいう名取川。その言葉のように、根拠の無い噂の評判は、とっても苦しいものだ(なき名 ・・・ 事実でない恋の噂)
2018.12.28
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点までで、帰りも水無瀬堤を通った。買物に出掛けようとしたが、171号線が非常に混み合っていた。引き返して、連れ合いだけが電車で出掛けた。***日本の革新力と題した、日経記事があった。日経と一橋大が世界企業のイノベーション力を纏めたものだ。アメリカのIT企業が上位を独占している。日本が見劣りしていること、経営のスピードが足りないことなどが冒頭述べられていた。指標としたのは、意思決定の素早さなど革新力を生み出す「組織力」、技術開発の力を示す「価値創造力」、イノベーションの種を育てる「潜在力」という3つだ。調査対象は時価総額の高い国内168社、海外150社を調査している。世界トップの4企業はGAFAと呼ばれる、グーグル、アマゾン、フェイスブックそしてアップルというアメリカのIT企業だ。GAFAは人工知能(AI)、自動運転、量子コンピューターなどの最先端技術に積極投資している。また、取締役は少数精鋭で、且つ女性の登用にも熱心だ。これら3つのアイテムを見ただけでも日本の遅れというか旧態依然とした形が浮かび上がる。日本では取締役(かつて重役と呼ばれていた)はサラリーマンの栄達の頂点であり、それに就くことが最終目的のように思われていた頃がある。そういった昔のままの形を引きずって今日に至っているようだ。更に女性登用に至っては、昨今の医学系大学の女性への差別的扱いに見られるようにスタート時点から女性の持てる力を軽視している風潮である。ふと目を女性政治家に移すと、先導すべき彼女達は、思いの外期待外れの例が山積みだ。こう云った状況を見ると、彼女たちこそが日本の女性の評価を低めている気さえする。女性としての優れた特性を発揮するのではなく、ただ、旧来の男性の良く無い面を引き継ぐだけの形でしかない。それはさておき、GAFAは潜在力に寄与する研究開発費や設備投資を大幅に増やしているという。なるほどだが、振り返ると日本の企業にそれを求めるのは酷かも知れない。1位のフェイスブックなどは5年間に営業利益が何と37倍にもなっているという桁違いの現実があるからだ。平成が始まった頃は日本でも製造業や金融機関などで、時価総額が世界ランキングの上位を占めていた。30年を経た今、上位に残っているのは世界の11位につけたトヨタだけという事になってしまった。低迷の背景は高品質の製品を量産する「日本流」の行き詰まりだという。そんなことを云われてもと云う感が無くも無いが、自前主義と完璧主義はイノベーションが既存技術の延長線上にあった時代は大きな武器になっていたが、とある。では何が違うのかとGAFAの例を見ると、これら新興企業の特色はスピード重視と云う点だ。必要な技術は他社から導入し、素早い事業化で市場の要求に応え、その結果の反応を受けて改良するという点だ。そうして新事業の開始と閉鎖を早期に繰り返す内に正解を見つけるのだ。日本でもトヨタがソフトバンクと提携したのはこういった流れに他ならない。従来なら考えられなかったビジネススタイルの会社同士で、従前なら、どちらもというか、トヨタは独自で時間を掛けイノベーションに挑んでいたかも知れない。日本では革命に近い合弁だ。こういった流れの1つにみずほ銀行のLINEとの提携がある。今や銀行は構造不況の中で、もがいている。若い世代と接触を増やさなければ生き残れない状態だ。現在のネット時代に通帳と印鑑を携えてという時代は去ったようだ。本業に固執すれば取り残されてしまう時代になったのだ。もう1つの例では、石油元売り大手のJXTGグループだ。脱石油にカジを切る大きな転換を模索している。サウジが脱石油依存に動いているのと同じ発想の行動だ。東京ガスやパナソニックと組んで水素ステーションを全国に設置して来たるべき水素社会に対応すべく、正にイノベーションを実践している。之までは企業規模の拡大に注力してきたが、方向転換時にはむしろ重荷になることも考えられ、如何に早く新しいビジネスを定着させるかがポイントになる。更にANAホールディングは航空会社とは遠い、仮想現実(VR)の技術を駆使して、離れた観光地をロボットに案内させるという試みを始めている。そのために、アメリカの財団とタイアップし、懸賞金付きで技術開発を公募している。現在の世界70億人の6%にしか過ぎない顧客対象から、対象者を拡大しようとの新しい試みなのだ。写真フイルムのイーストマン・コダックと富士フイルムの例が比較されていた、コダックは過去に成功した体験にとらわれ、新しく踏み出すことをしなかったのでデジタルカメラやスマートフォンの出現の前に消え去り、新たな技術展開をした富士フイルムが生き残った。この例から、常にイノベーションに無関心でいれば、例えGAFAと雖も、これからもが競争力を持ち続けるとは限らないというわけだ。渋滞した道路で、自動車の座席部分を大型ドローンで吊り上げ、目的地近くで待ち受ける車体に再合体させて走るという試験をアウディが行っているという。空飛ぶ自動車の発想だ。日本も追従の動きがあるという。問題は法整備なども然りだが、本当に実現できるかどうかは疑わしいと思う。渋滞になったとして、皆がドローンを飛ばしたら、空中は大混乱し、交通事故以上に悲惨な場面が起こると思うのだが、如何なものだろうか。それよりも次に書かれている、橋梁の検査へのドローンの利用は有効ではないかと思う。橋桁の下に入り込むこと自体が大変な作業で、一々足場を組んで人が橋面裏を検査するのはコストが掛かりすぎて、点検がおろそかになりやがて橋の崩壊と云う事にもなりかねない。ドローン利用で検査コストが2割減となると書かれているが、2割には留まらないと思う。タクシーの迎車無料の試みは、円滑なタクシーの稼働が期待できるし、スマートフォンのアプリとの連動で、確かに有意義だと思うが、果たして現状の利用者が、之を使いこなすのか、私のような殆どタクシーを利用しない者にとっては、あまり魅力的な試みとは思えない。このように、様々な試みが海外では行われているようで、「やってみなはれ」の精神で、まず事を起こして後で調整すると云う事が良い方法だと示唆している。どの程度の勝算があれば計画を進めるべきかは議論の余地がありそうだ。イノベーションには2つのタイプがあり、1つは今ある知を深める「知の深化」と新しい知を求める「知の探索」だ。日本に企業なり研究者は専ら知の深化を追求して、20世紀の世界を牽引してきた。21世にになって、その方法は行き詰まり、これからは知の探索に入って、異分野のノウハウから、ヒントを得て、領域の広がりを計るべきだとしている。その例として、アンモニアの簡便な合成法が紹介されていた。従来は多くのエネルギーを使い生産していたが、これからは小さな設備ででも製造が可能なようになったとのことだ。知の探索に於いては異質の人材が交流して互いに切磋琢磨する必要性を説いている。その点日本は世界の趨勢に比べてかなり閉鎖的であると指摘されている。目的が明快だった知の深化の時代には十分に目的を果たし、多大な成功を収めてきたが、これからは非連続的な革新が求められ、之までのやり方の踏襲では行き詰まるとしている。【古今和歌集】627.かねてより 風に先立つ波なれや あふことなきにまだき立つらん (よみ人しらず)風が吹くより先に浪が立つようなものか、逢ってもいないのに早くも噂になっているようだ(かねてより ・・・何かが起こる前から、まだき ・・・ 早くも )注)何度か公序良俗に反するとされたのは「イーストマン・コダック」を「・」無しで続けたためだった。意味が分からない。
2018.12.27
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今日のセミウォーキングは上牧駅裏から、梶原高架下までで、帰りはマンボウを通った。連れ合いと姉と3人で、京都の美濃吉で昼食した。お弁当に天ぷらを付けたものだったが、結構美味しくいただけた。夕方カラオケ納会(忘年会)と称して有志に声を掛けたところ、ほぼ全員が参加する賑やかなものになった。それぞれ3曲ずつ歌った。私は「知床旅情」、「雪国」、「愛の賛歌」を歌った。連れ合いは、「夫婦春秋」、「釧路の夜」、「女の朝」を歌い、友人は「覚えていますか」、「そんな女の独り言」、「恋あざみ」の3曲で、帰りは終電近くになった。社長からパター2本と、必ず脱出できるというサンドウェッジを貰った。更に腕時計まで頂いて、良い忘年会になった。***地球環境に関するパリ協定がいよいよ実施段階に入る。日経では3回に亘り日本のエネルギー選択に関する問題を連載記事にしている。第1回は今月ポーランドで開かれた第24回国連気候変動枠組み条約締結国会議(COP24)での話で、「パリ協定」に向かう具体的目標(実施指針)が採択された。パリ協定では世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求すると決めている。一方ではIPCCの見通しによると、このままの状態で推移すれば、今世紀末には地球の温度が3℃上昇すると警告している。また、今年も地球の様々な地域で異常気象を経験したが、こういった世界的な異常気象が今後もより頻発するリスクが高まりそうだ。かつて温暖化ガス問題で、削減目標を定めた「京都議定書」があったが、対象は先進国にのみ適用となっていた。パリ協定は中国を含む新興国や途上国も削減に取り組むことを求めている。地球規模で環境保全を行うことを目論んでいるのだ。ところが、アメリカは、トランプがパリ協定から脱退することを決めて、物議を醸している。現在はともあれ、アメリカ抜きで、パリ協定に賛同する国々で、温度上昇を抑えるように進まなければならない。運動を地球規模に高めるために、パリ協定は参加国を拡大することを優先した。そのため、削減目標は各国が独自で定めるようになっている。そうなると、どうしても設定目標値は低くなり、実効が危ぶまれることになる。このことに憂慮するグループが結成されている。緩くなりがちな目標をもっと野心的な発想で取り組むべきとする動きだ。「野心連合」と呼ばれる団体で、EUやカナダ、ドイツ、島嶼国の外相等で構成されている。設定目標が安易に低くなることを許さないといった姿勢で牽制している。パリ協定では5年ごとに目標値(貢献という形で)を更新する決まりになっている。次の更新時期は2020年だ。然し確実に実施しようとすれば、目標値を引き上げる事は簡単ではない。IEAの試算によると、温度上昇を2℃に抑制するだけでも、2040年にCO2排出量を半分近くに減らす必要がある。運輸は80億トンから56億トンに、電力は136億トンを33億トンに抑えなければならないことになる。これは、とても難しい問題だ。日本は、野心連合への参加を見送っている。日本は、NPT(核兵器禁止)の交渉でも、アメリカの「核の傘」に依存する立場から、条約に反対の立場を取ったのと同じく、環境問題でも土壇場でイニシャチブを取らないことを選択したのだ。日本の独自性と、真摯な取り組み姿勢が、ここでも曖昧になってきた。削減目標を引き上げることなど到底出来ないという立場だ。これに対する申し訳としてだろうか、日本はCCS技術のアピールを行った。火力発電所などから出るCO2を回収し、地中に埋める技術だ。IEAの予測によれば、技術導入により、2050年に年間約100億トンの大気中へのCO2排出を削減できるという。日本はこういった側面からCO2削減に対応しようとしているのだ。第2回目は2020年から新たな取り組みが始まる温暖化対策についてだ。必ずしも世界の動向がベクトルを1つにしていないことはトランプのパリ協定離脱で明らかになった。トランプは敢えて石炭産業の保護に走り、パリ協定を離脱せざるを得なく追い込まれたのだ。トランプの云う自国第一は、彼自身の支持基盤を守るという矮小化された帰結になってしまった。之では、世界の温暖化防止への先導役がいなくなったのも同様だ。ブラジルのボルソナロ大統領も又、同じく石炭擁護派で、地球温暖化に対して懐疑派なのだ。こうした国の背景には、石炭関連で働く労働者達の将来を見極めなければならないと云う問題がある。フランスで6回に亘ってデモが行われたのは燃料費値上げが端緒だった。フランス政府が温暖化ガス排出制限には、やむを得ない処置だと後から訴えても、市民は最早聞く耳を持たなくなってしまっていた。気候変動を抑えるためにはコストが掛かることが完全に理解されていないからだ。中国の取り組みも口では温暖化防止策を牽引すると云いながら、実態は裏腹なのだ。石炭から再生が可能なエネルギーへの移管は現状の経済に重くのしかかり、景気の減速を招いてしまったのだ。中国では矢張り環境よりも経済が重要視されているということなのだ。本来環境問題をリードすべき日本なのだが、新興国や発展途上国の域を出ていないというのが本質だ。再生エネルギー拡大を銘打っているが火力発電の増設も止まず、原子力からも抜けきっていないと云う具合に、内実が伴っていないのだ。日本は2919年6月にはG20国の議長国を務めることになっている。パリ協定の実施時期を控えて実に重要な時期に当たる。何事もアメリカにお伺いを立ててきた日本が、こういった重要な曲面でもアメリカに追従していたのでは、いつまでも地球全体の環境を保護するという先導的な立場、いや独立国にはなりきれない。むしろ後進国の汚名を被らなければならないことになってしまうことになる。第3回目は再生エネルギーへの更なる投資だ。環境を考慮して脱石炭が進む中、化石燃料を使う事業への投資が引き上げられている(ダイベストメント)。このための運用資産は900兆円を超えたと云う事だ。ヨーロッパだけの取り組では不十分だとして、動きは脱炭素化に邁進している。しかし、日本は、まだそれほど切実な感じで受け取っていないようだ。政府は2030年度に排出量を2013年度比26%減、2050年までに80%減らすとしていて、再生エネルギーを全体の22~24%に高めて主力電源とすることを国のエネルギー政策の中で明記している。ここでも日本は目標と行動にいささかのギャップがある。そんな方針の中、石炭火力発電所が新増設され続けているのだ。計画では全国で1850万kWと原発18基分に相当する建設が予定されている。計画中の石炭火力が全て稼働すると、2030年度のCO2削減目標を約7000万トン超過することになるのだ。太陽光発電の固定買い取り制度も廃止することになるし、原発が動かないからと云う一時退避的なことでもなく、政府の環境に対する場当たり的な政策が露呈している。口では美辞麗句を並べ立てるが内実が少しも伴わないのは、首相である安倍と全く同じで、預託できない事態だ。同じ島国だが、マーシャル諸島の切実さは自国が海面下に沈む恐れがあるだけにより深刻である。日本は民間企業の方向性さえもいい加減にぼやかしてしまっているので、本気度が大いに懸念されている。【古今和歌集】626.逢ふことの渚にし寄る浪なれば うらみてのみぞたちかへりける (ありはらのもとかた)逢うことができなかったので、波が浦を見てまた返ってゆくように、私もあなたを恨んで帰ってきました(なぎさ ・・・ 波打ち際)「逢うことの無き」と「なぎさ」の「なき(ぎ)」、「浦見て」を「恨みて」、「波が返る」を「帰る」に掛けている。
2018.12.26
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今日のセミウォーキングは上牧駅裏から梶原高架下までで、帰りはマンボウを通った。一昨日行きそびれた、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観に出掛けた。連れ合いも今日は早くからその気になっていたので、午前中に映画を観ることが出来た。音楽には精通していないので、クイーンというボーカルの存在を知らなかったが、世界的に有名なボーカルなのだ。ボヘミアというのはチェコの地方のことだし、ラプソディは狂詩曲と訳せる。そんな内容なのかと思っていたが、どうやら曲の名前らしい。そんなヒット曲が世に出るまでの裏話を映画化した内容だ。何度も観たという人が居るが、感動的であったものの、そこまで入れ込むほどではなかった。帰りは久しぶりに「梅八」で食事した。***アメリカ大統領トランプの人柄や行動などを新聞紙上で、分析していた。2018年はトランプが世界をかき回し、アメリカ国民を分断し、「自国第一」で世界秩序を揺さぶっている。ヨーロッパでもポピュリズムが蔓延して、自由・民主主義が脅かされているという空気が漂っている。我々が見るトランプは時に正気なのかと思わせるような事もある。独善独走を平気でやってのけるし、周りに全く気を遣っていないという素朴な疑問もある。然し、彼が現在世界1強国であるアメリカの大統領なのだ。なぜこんな風になってしまったのだろうかと思う人は大勢居るだろう。トランプの政策で効果的だという点の指摘があった。スタンフォード大のシニア・フェロー、ニーアル・ファーガソンだ。中国との対峙は戦略的で正しいとする意見だ。支配欲を強める中国を抑えるための手段が他にあるかと云っておる。南シナ海への中国の押し出しを直接武力で迎え撃つのではなく貿易に置き換えて対峙しているのは正しいというわけだ。かつて、ドナルド・レーガンが対ソ強攻策に出て、ついにソ連を屈服させ、そしてソ連の崩壊を招いた結果、レーガンが今や偉大な大統領になっていると比喩している。トランプはNATOにも見直しを迫りヨーロッパに脅しを掛けて応分の防衛費をドイツなどから引き出した。その点だけを観れば、案外納得もいく。之がオバマであったら、腰砕けで成就しなかったであろう。オバマは腰が引けトランプの振る舞いが功を奏したというのだ。之が武力衝突でなく貿易戦争故に評価されると云っているのだ。自由・民主主義を唱えて、突き進む内に、関係の無い中国が利益を得る結果になり、世界はそれを許してしまったというのだ。中国がWTOに加盟した頃からこういったバランスが崩れ、グローバル化が行きすぎてしまったというのだ。トランプの行動はこういった行きすぎたグローバル化にブレーキを掛け、是正しようとの動きだと解釈している。過激な言葉でアメリカ社会を分断しているのではという点に関しては、アメリカの中間選挙で野党民主党が下院を支配し、トランプのロシア疑惑に法の支配が及ぶところまで来ているので、それほど憂慮すべき事態ではないというのだ。ヨーロッパでもポピュリズムが台頭し、世界大戦前夜を憂うる気配があるのではと言う点は、ポピュリズムはファシズムとは違い、軍事的な背景がないという。トランプはイラク戦争を誤りだとし、シリア内戦にも消極的だ。かつて大戦に引きずり込んだのは左派勢力であり、現在のそれとは違うというのだ。今のポピュリズムはやがて国民の要求の応えられずに崩壊するだろうとしている。恐ろしいのは権力を握ったポピュリストが憲法を改正し、長期支配を固めることだとしている。ハンガリーなどで観られる法の支配への攻撃こそが憂慮すべき点だとしている。一方、アメリカエール大のティモシー・スナイダー教授は、トランプは真実を劣化させたと糾弾する。真実よりも感情や主張に重きを置いた風潮になってしまったという。トランプは生涯を通じて法を軽視し、大統領になってもその態度は変わらず、意図的に法を執行する役人を解雇していると指摘する。ロシアがアメリカの大統領選挙に介入したとする点が議論されずそのまま放置されている。党派は分裂し、まともな議論が行われていないと云うのだ。こういった事態をチェックするべき司法もまたトランプの気に入らない者は逐一排除されている。ファシズムは事実に基づく個人の思考を停止させ、個人が啓発されることを妨げて指導者に追従させようとする点だ。真実より感情が支配する世の中はやがてかつてのナチスのようにファシズムに突入するだろうと懸念する。自らに都合の悪いニュースはことごとくフェークだとし、自ら進んで嘘をまき散らす様な行動は、かつてのナチスに重なってしまう。真実と、真実を探る人を全て破壊する行為は独裁者の手法だという。地方では全国紙が取り上げた内容は伝わりにくく、その分疑心暗鬼となり混乱を助長している。トランプがサウジの記者殺害に関して口を閉ざしたり、敢えて追求の手を緩めたりしたのは、独裁者を擁護する風潮の表れのようだとしている。ヨーロッパのポピュリズムを現在と大戦前との比較をして、民主主義の崩壊に繋がっていった大戦前とどこか似ていると評価している。共に経済問題が絡み、やがては世界恐慌と大戦へと導かれていった。この時はラジオが独裁者によって支配され、国民を縦横にコントロールしてしまった。現在は、それがインターネットに変わったが、選択は個人に自由の託されていて、必ずしも正しい方向に進むとは限らないものとなっている。アメリカはやがてロシアのような強権国家になりはしないかとの危惧に対しては、ずばり似ていると指摘している。ロシアは少人数が富を支配し、極端な経済格差の中、法の支配のない資本主義の道を歩んでいる。トランプも納税内容すら明らかにしないまま、国民の不満と不信感をかきたてて、いびつな感情を増幅させて、それを自分の求心力に繋げようとしている。何やら最後の主張の意味は理解しがたかったが、ロシアへの対応を10年遅らせたということで、真の民主主義を求めるなら市民は現在と将来に責任を負わなければならないと結んでいる。トランプの「自国第一主義」、ロシアのプーチンの武力行使の手法、あからさまな世界進出戦略の習近平、といった世界の中で、ファーガソンは、トランプをアメリカに再び権力を取り戻させたとして評価し、一方のスナイダーはトランプのやり方をファシズムの台頭と、警鐘を鳴らす。トランプの手法は自国内に抱える格差問題を移民やライバル国を敵に見立てて、そういった負の感情を掻き立てあおることで、国民の支持を集めている。スナイダーが危惧する権力の法支配への挑戦は既にハンガリーなど東欧諸国でみられ繋がっていくのではないかと恐れている。【古今和歌集】625.有明のつれなくみえし別れより 暁ばかりうきものはなし (みぶのただみね)有明の月は冷ややかでそっけなく見えた。私も、あなたに素っ気なく帰りをせかされた。その時から私には、夜明け前の暁ほど憂鬱で辛く感じる時はないのだ百人一首の中にある。
2018.12.25
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今日のセミウォーキングは大阪染工から宝寺踏切までで、帰りは島本駅を通った。連れ合いが急に、たこ焼きが食べたいと云って、2人で高槻の銀だこまで出掛けた。***日本が原子力発電の輸出につまずいていることは、良いことでないかと密かに考えている。また、世界的に脱石炭が叫ばれる中、最近では洋上風力発電が脚光を浴びている。大阪ガスは2020年代に洋上風力発電事業に参入したいとの意向を示している。また既に、北海道では陸上の風力発電所を建設中であるし、バイオマス発電所にも注力している。再生エネルギーの割合を現在の約8%から2030年度には11%程度まで増やす予定だ。住友商事は総事業費約5000億円をかけフランスの沿岸の2カ所で出力計100万kWの洋上風力発電所を建設する。フランスでは今後洋上風力の大規模開発が進むことになる。ヨーロッパでは風力発電が盛んに建造されていて、2025年までに1・5倍に拡大すると見込まれている。ヨーロッパ全体で洋上風力発電施設は約1000基あるがフランスは現在ゼロだ。そのフランスも脱原発を掲げてエネルギーの転換を図り、2028年までに洋上風力で約500万kW稼働させるという目標を掲げた。あの原発大国のフランスでさえ、原発離れを考えているのに日本政府は一体何を考えているのかとそのずれを思わずにはいられない。イギリスでは世界最大の約700万kWの洋上風力が稼働する。さらに、新たな開発が続けられ、2020年代には毎年100万~200万kWの入札が実施される見込みで、2030年には3000万kWの洋上風力での電源確保を見込んでいる。住商はそんなイギリスなどで5件の洋上風力の実績がある。さらに、三菱商事が世界最大級の洋上風力の開発を進めているほか、関西電力やJパワーなど国内電力会社も参入している。洋上風力発電を過去の新聞記事から俯瞰すると、2013年、ユーフスやソフトバンクなどが国内で9000億円投資とあり、2017年をめどに国内の風力発電の発電能力が600万kW規模になる。夜間や雨天でも発電する風力発電は太陽光より設備稼働率が高い。発電コストも太陽光発電に比べて安いため、経済産業省は風力発電の導入を促したい考え。600万kWの風力発電は100万kW級の原子力発電所2~3基分(稼働率60%で計算)の発電量に匹敵する。グリーンパワーインベストメント(ソフトバンク)は北海道石狩湾新港に10万kW、丸紅、ウインド・パワー・エナジーは茨城県鹿島港に24万kWの洋上風力発電所を計画した。2013年にはデンマークの大手風力発電機メーカーのヴェスタスが大型容量の風力発電機を持って日本に市場進出している。日本でそれまでに販売されている機種に比べ発電能力が5割高い3000kWの大型機だ。日本の洋上風力発電は市場拡大が期待できるとされた。浮体式の洋上風車は設置コストが高額になる問題がある。初期費用として、発電能力1kWあたり200万円と高価で、陸上風力発電の7~8倍、着床式の洋上風力発電に比べても3~5倍になる。この割高な設置コストをどこまで下げられるかが焦点だ。同年、三菱重工業がデンマークの風力発電設備の世界2位ヴェスタスと合弁会社の設立を決めた。ヴェスタス製の3000kW発電設備を販売しながら、同社が開発している大型の8000kW機種の実用化に向けた作業を進める。そして、2016年には8000kW機を発売する見通しとしていた。2014年には世界の風力発電の新設は進み、発電能力は約5148万kWと前年の44%増となったが、日本は遅れていた。この数字は100万kW級の原発約50基分に相当する。2014年末時点の世界の総発電能力は計約3億6955万kWとなり、中国が約3割を占めた。総発電能力の上位5カ国は中国(約1億1476万kW)、米国(約6588万kW)、ドイツ(約3917万kW)、スペイン(約2299万kW)、インド(約2247万kW)で、これらの国で世界の約7割を占める。日本は約279万kWで世界の19位に留まり、2014年の新設量も約13万kWとなっていた。原発に引きずられて世界の潮流に遅れをとっている。しかし、この時点で600万kW以上の新設計画があり、見通しとしては今後伸びるとされていた。ヨーロッパは北海やバルト海など遠浅の海岸が多いので、洋上風力に好条件なため、設置が進んでいる。世界の9割超がヨーロッパにある。イギリスは2020年までに洋上風力の発電能力を原発30基分以上にあたる3200万kWに高める計画であり、東部沖では世界最大のプロジェクト「ロンドンアレイ」が発電を始めている。2022年までの脱原発を決めたドイツも500万kWを当面の目標に整備を進めている。デンマークの電力最大手のDONGエナジーは洋上風力の発電能力を2020年に650万kWに増やす計画を打ち出している。2015年にはアメリカ(オバマ)は温暖化ガスを出さない風力発電を主要電源と位置づけ、初の洋上施設の建設を開始した。ヨーロッパに比べ出遅れていた洋上風力も強化し、2050年には風力発電を全発電量の35%(内洋上風力は7%)に当たる、約4億kWに引き上げる目標を掲げた。こうして、2050年までの二酸化炭素(CO2)の累積排出量を123億トン減らせると目論んでいた。洋上風力の風車は陸上と違い設置面積に制限がないため、出力向上を狙った巨大化が進んでいる。ドイツ領北海では、シーメンス製作の出力3000kWの洋上風車が整然と並び、そのブレードの長さは50m、風車の直径は100mと大きい。之に対抗して、MHIヴェスタスはイギリス向けに出力8000kWの風車を受注した。ブレードは長さが80mを超える。巨大化競争は、シーメンスが出力7000kW機の開発で応じている。専業メーカーは合従連衡で洋上風力に参入しようとしている。仏アレバもスペインのガメサと2014年に洋上風力に進出し、中国・新疆金風科技(ゴールドウインド)やインド・スズロンなども大手の一角を占めている。デンマーク電力最大手のDONGエナジーは世界で初めて政府の補助金を受けない洋上風力発電事業に進出することになった。2021年に開発移行を最終的に決め、実際の発電は2024年に始める計画となっている。政府の補助を受けず、自ら発電して売却先を探す世界初の洋上風力発電事業となる。一般的に再生可能エネルギーでは、発電事業者が20年以上の長期にわたり政府に一定額で買い取ってもらい、事実上の補助金を受ける。洋上風力は多くの鋼材や海底送電網が必要なため、コスト削減が難しいとされてきた。こういったビジネスモデルが可能になったのは、風車の巨大化だ。DONGが運転中の洋上風力の発電能力は約400万kWと、原子力発電所4基分に相当する。同社は世界の洋上風力の約3割を手がける業界の最大手で、アメリカやアジアにも事業を広げてきた。現在の洋上風力は、三菱重工業とヴェスタスの発電タービン1基あたり8000kWが最大だ。しかし、DONGは2024年に1万3000~1万5000kW級のタービン製作を目指している。タービン数を減らすことで大幅なコストダウンに繋げ、1kW時あたり10円を割り込み、化石燃料で最も安い石炭火力並みが期待できる。日本で可能なのは浮体式だが、独特の漁業権の問題などもあって、俄に同レベルの移行は難しそうだが、徐々に洋上風力発電への移行が考えられ始めている。【古今和歌集】624.あはずしてこよひあけなば 春の日の長くや人をつらしと思はん (源宗于朝臣)あなたにお逢いできなく今夜が明けてしまったなら、これからずっとあなたを冷たい人と恨めしく思うことだろうか
2018.12.24
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今日のセミウォーキングは高浜堤から淀川河口32.0km地点までで、帰りはシャルマンを通った。有馬記念発走の日だ、今年最後の運試しとばかり、思い立って連れ合いと2人で梅田のJRAウィンズに出かけた。連れ合いの身体の調子は今一だけれど、気分転換の目的もあり、又最近話題の映画「ボヘミアンラプソディー」も見られたらとのことで、久しぶりの梅田だ。最近大阪までのJRの割引がなくなったのが痛いが、歩くのも億劫と、JRで大阪に出た。3連休の中日、梅田は異常なくらい人で一杯だった。ヨドバシカメラの上に造られる新ビルも下層階は鉄骨の姿が見えてきた。世の中の動きを感じる。工事中で道路通行が制限されているので、余計に混み合っているようだ。皆同じ所に行くのでは無いかと錯覚するくらい交差点前も人で溢れていた。流れにもまれながらやっとJRAウィンズに着いたが、ここも常になく混んでいた。各階とも人、人、人だ。世の中の人が皆集まったかの感がある。皆同じ思いで、やってきたのだろう。昔ながらの新聞を握りしめたおっさんもいるが、最近では2人連れや、学生のような連中もいる。人をかき分け、やっとテーブルについた。箱には、投票券が積まれているが一般投票券はどこも空だ。ワイドとか、BOX券とか、フォーメーションとかマルチとか、とにかく投票に便利なように作られた券がある。私は前にそれぞれの意味を聞いたことはあるが一般の券しか使ったことがない。それも単勝とか馬連、枠連、連勝単式、連勝複式といった名称くらいしか知らない。ジンバブウェでの仕事で知り合った知人は無類の競馬好きで、今はおそらくジンバブウェに出掛けているか、又他の国なのか、それとも有馬記念を目当てに帰国しているのか、夏以来連絡を取っていない。彼の場合は、出走のぎりぎりまで、モニターに映し出されるオッズの変化を見ながら投票に集中していたが、今日は、そんな余裕もないし、一度教えてくれた勝ち方のセオリーさえも忘れてしまったので、今日は、ただマークシートにいい加減に印を入れるだけだ。それでも連れ合いは、日経新聞の評価でだが、予め馬の名前をメモしてきている。彼女は賭け事に関して妙についていることが多いので、今年もなにがしか答えを出してくれると期待していた。それぞれが思惑の馬と投票の別を勝ち馬投票券購入のマークシートにしたためた。私など、その時初めて出走馬名を知ったくらいだから何をか況やだ。いつも通り連れ合いが購入機に並んでくれたが、何台もある各販売機の前は長打の列というか、とにかく混んでいるのだ。機械まで後半分くらいに進んだ頃に、案内を見ると、有馬記念15時25分出走とある。気づいたときは遅く、既に10分前を過ぎていた。如何に機械処理とは云え、頭上のモニターでは既にファンファーレが鳴っている。中山競馬場は超満員の人だ。連れ合いが買えなかったと帰ってきたときには、出走直前だ。やむを得ない。そのフロアーにいる全員が頭上のモニターに釘付けになる。16番のサクラアンプルールが、最後にゲートインすると、あっけなくスタートだ。何時も競馬はこの辺りが実にさりげない。前段階の三番叟が長いことに比べたら、実にさっぱりしたスタートだ。スタートと同時に直ぐ縦2列~3列の縦隊になる。初めからやる気の無さそうなのが10番のミッキースワローだった。隊列から1馬だけ遅れている。オッズは10番人気なのに何かあったのだろうか、最後まで集団の中にも入ってこなかった。人々は然し、そんなことはお構いなしだ。最初に飛び出したのは1番のオジュウチョウサンだ。だが、コーナーを回る頃には消えてしまった。私は事前のスマートフォン情報で、之を買っていたが、その時点で敢えなく終わりだ。2週目の向こう正面では14番のキセキがトップに躍り出て、2位以下の集団に5~7馬身程度の差を付けていた。連れ合いも買っていなかったようだが、もう2人ともどの馬を買っていたのかさえ忘れるくらいだ。周囲は大声が飛び交った「行け!行け!」、「まくれ!!」等など思い思いにかけ声を発している。今まで、之くらい興奮状態になったフロアーを経験したことがない。おそらく臨場の観客もまた総立ちなのかも知れない。キセキがそのまま第3コーナーから第4コーナーをリードして回っていた。然し、その行き足が徐々に疲れを感じさせていた。最後の直線コースに入り外から8番のブラストワンピースと12番のレイデオロが迫って、ついにこの2馬がキセキを追い抜いた。凄まじい追尾でキセキを抜き去ると、置いてきぼりにした。レイデオロは凄い勢いでぶらすとワンピースに迫った、それに続いて15番のスバルグランも3番手に付いていた。然し、その時ゴールは直前だった。後100mゴールが遠かったら、レイデオロが勝っていたかも知れないが、ブラストワンピースの逃げ勝ちとなったのだ。場内は騒然だ。とにかく、2番人気のキセキが置いて行かれ、3番人気のブラストワンピースがトップで、1番人気のレイデオロが2番手のゴールだったからだ。キセキの失速に落胆の声が広がったこともあっただろう。ともかく、ブラストワンピースの頑張りは大したものだった。いずれにしても、私も連れ合いも馬券を購入でいていたとしても全て外れていたわけで、消極的に損をしなかったと互いに慰め合った。悲喜こもごもであろう、今年最後の博打も終わってしまった。帰りの下りエスカレーターは、危険防止のため意識的に止められ、階段と化した鉄のステップを踏みながらJRAウィンズを後にした。強者どもが夢の跡だが、馬には逃げ馬と追い馬等タイプがあり、先行馬のキセキが逃げ切れなかったという点もある。人間も同じで大器晩成という形があるが、運良く先行しても、後ろから差される事もあるので、注意が必要だ。トップを走っていても安心は出来ないし、後ろにいてもやる気と根性でトップにも出られると云う事を暗示しているようだ。そんなことを考えながら、終始関係の無かった今年の有馬記念も終わってしまった。再び混んだ道を今度は渡り廊下を通って、ステーションシネマに向かった。ここもエレベーターはとても乗れる状態ではない。エスカレーターでゆっくりと上ることにした。映画館の切符売り場に着いたが、何とお目当ての「ボヘミアンラプソディー」は5時台も、その次の6時台も既に満席(完売)となっていて、ここでも鑑賞を阻まれてしまった。帰りに、連れ合いは、大阪の人出にいたく感心したようだ。そこここに人が溢れる活き活きとした都会を見て、少しパワーを貰ったようだった。今日の都会へのお出かけの意義はそんな落ちになってしまったが、帰りの電車は快速、新快速を見送ってゆっくりと座って普通列車に揺られて帰った。車内で、昔のゴルフ仲間の同級生に出会ったが、元気そうだった。雨に降られなかったことがせめてもの救いであった。【古今和歌集】623.みるめなきわが身をうらと知らねばや かれなであまの足たゆくくる (小野小町)気分が晴れず逢う気持ちもないのに、いっこうにあきらめずに漁師のように疲れた足を引きずって通ってくるお人ですね(みるめ ・・・ 海草の名前、浦 ・・・ 海辺、かれなで ・・・ 絶えることなく、海人 ・・・ 漁師、足たゆく ・・・ 足をだるそうにして )海松布(みるめ)というも海岸の名前を引用している。
2018.12.23
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今日のウォーキングは雨のため中止した。今日は冬至だ。然し実に暖かい。地球の温暖化は間違いなく進んでいるようだ。姉が住む老人ホームでの運営懇談会があって、出席した。今期は赤字を出しているようだが、新規の施設も建設しているようだ。夕食は、太郎君と孫2人の5人でステーキの宮に出掛けた。連れ合いは光る満月に感嘆の声を上げていた。ステーキ屋では、兄の方は480gを平らげるまでに成長していた。弟の方も私と同じくらいは食べる。凄い食欲だ。***物づくりイノベーションで造船が取り上げられていた。日本では斜陽化のイメージが強い造船だが、新しいことをやり始めているところもある。船舶の必要性は論を待たない。グローバル化が進み海上輸送量は増大している。にもかかわらずそれに伴う人員は増えていない。さらには環境問題など造船に関する問題は多様化してきた。世界の海上荷動き量は2016年に110億トンとなり、2004年から1.5倍に増えている。その一方で、日本人船員は約6万4000人と約2割減少している。日本は、韓国や中国に建造量で大きく離されてしまったが、新たな競争力を、AIなどをはじめとする最新テクノロジーを取り入れて巻き返しを伺っている。先ず自動航行船へのアプローチだ。三井E&Sでは自動で離着岸できるシステムを開発中だ。大島造船では電気推進船の自動運航実験を2020年にも始める予定だ。長崎や瀬戸内海の運航には離島を避けて航行する技術が重要になってくる。神戸大では日本郵船と共同で、2020年度に西日本で、衝突回避実験を始める。ベテラン船長の操船技術をAIに教え込む作業をしている。又、古野電気は商船三井と共同でAR(拡張現実)技術を使って船窓の現実風景の映像に他船や自船の航路を重ねて表示する航海情報表示システムを開発している。ディスプレイ装置専業メーカーのEIZOは電子海図を自動的に更新できるモニターを販売している。私は、試運転時しか大型船に乗船した経験は無いが、航行中にドックマスター(造船所の船長)が多数の海図を広げながら航路を書き込んでいるのを見たことがあるが、このモニターを使えば、海図を何枚も取り替える必要がなくなったとのことだ。日本の最大手となった今治造船もこういった自動化の流れに沿った新型船の開発に取り組んでいる。自律船や、重油に変わってバイオ燃料を使う船舶の開発を目指している。環境規制に対しては、既に、IMO(国際海事機関)は、ばら積貨物船及び油タンカーのための共通構造規則(CSR BC & OT)で、船長が150m以上のタンカーは二重船殻構造とするように義務づけられているが、新たに、2020年から外航船の排ガス規制として、硫黄酸化物(SOx)の濃度を現行の3.5%以下から0.5%以下とするよう求めている。この要求に対して、商船三井は金沢工業大学の提供するガラス繊維強化プラスチック(GFRP)で作った帆を作り船舶の推進源(帆船)とする目論見だ。実験船を建造し、2019年には初就航させる予定だ。既存船にSOx除去装置を取り付ける船も順次建造が進められている。環境規制を商売に結びつけようとの試みは関西で力強く進められている。工場管理の面でも、生産の自動化や管理システムの導入が進められている。こういった試みは、何度も繰り返し行われてきているが、大型でしかも、多品種、少量生産の造船にはなかなか馴染めないところもあった。名村造船所では作業分析を天井に取り付けられたカメラで作業員の動きを録画して分析し、機械の稼働や無駄を省こうとしている。無駄を省き、生産性を引き上げることが造船業に限らず労働集約産業の基本であり、私もこういった試みで作業分析した経験があるが、無駄を省く意識を逸脱して、かつてのIHIのように「トイレは朝支度で済ませてこい」という風な過激な指示を導き出すこともあった。造船業でも2018年からジャストインタイムが取り入れられている。福岡造船では部品に識別シールを貼り、配管部品の製造、検品、納品、取り付けといった進捗を記録できるシステムを導入している。無駄のない工場管理が更に追求されているのだ。高齢化や人手不足対策としては、ロボットの活用が試みられている。既に一部決まった溶接作業などではロボットなどによる自動化が進んでいるが、船の塗装にもロボットを使おうとの発想だ。塗装は全ての工程の最終段階になり、工期などの遅れではしわ寄せが最も厳しくなる。しかも汚い作業であり、深いタンクの内外面の塗装は危険である。之をロボットで代替しようとの試みである。船舶のメンテは大切な作業であり、定期的なドック入りが義務づけられているが、計器に関しても一定期間ごとのメンテナンスが不可欠だ。ダイハツディーゼルはエンジンの状態を監視し、故障の予兆を知らせるシステムの販売を始め、既に実船に装備されている。このような生産性の改善を進める造船業界へ国の支援がやっと2016年辺りから始まったようだ。国土交通省は生産性の向上に資する技術開発に対し、経費の半分を補助する取り組みだ。韓国や、中国が、国家事業として造船に注力していることから比べると、まだまだの域だが、こういった考慮も又必要だ。船舶の運航をAIでサポートする動きもある。航行中のトラブルを可能な限り自律的に回復し、目的地まで止めることなく航行するシステムの開発だ。異業種の導入が、こんな所にもなされている。こう言った点から、造船所が大学とタイアップして人材育成を試みる動きがある。生産性向上、ロボットの導入、IT(AI)の応用と採用、と云った思考の流れは、基本的な人材育成の元まで遡っている。現業作業員の不足も深刻だ。外国の人材を登用する動きは之までもあるが、このたびの改正入管法で、之まで単純作業に従事していた外国人にも高度技術が取得できる教育体系が組まれることになる。さらには女性の採用も進み、作業員の多能工化も徐々に進められている。また、高校在学中から造船所内の作業所で実習作業を行う過程(インターン・プログラム)も取り入れられている。又、造船での技術が船以外の構造物建造へと応用されているという点だ。洋上風力発電の浮体構造物は正に造船技術そのものだが、舶用ポンプを水耕栽培への転用なども行われている。面白いところでは梅田のビル屋上の観覧車も造船所が建造し、アサヒビールの泡のオブジェも船体の曲面建造の技術を活かして造船所が作成したという。然し、ここまで来ると造船を逸脱して、なんだか少し寂しい気がするのだ。特集の最後に専業大手として2社の社長の話が載っていたが、既にここに大手重工の社長のコメントがないこと自体、日本の造船業を象徴している感があって、寂しさを禁じ得ない。【古今和歌集】622.秋の野に笹わけし朝の袖よりも あはでし夜ぞひちまさりける (なりひらの朝臣)秋の野の笹を分けて歩いた帰った朝朝よりも、貴女に逢えずに帰って来た夜の方が(涙で)袖が多く濡れてしまった(ひち ・・・ 濡れる)
2018.12.22
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点までで、帰りも水無瀬堤を通った。堤から見ると対岸は霧に包まれて、とても幻想的であった。今日は小学校の終業式だったようだ。これから冬休み、正月もあと僅かだ。遅ればせながら年賀状を購入した。***私が本格的海外駐在で訪れた国はフィリピンだ。1994年の年末から1995年にかけてのことだった。古いニノイアキノ空港に降り立ったときの彼のムアっとした空気は今でも忘れられない。あれからほぼ4半世紀経つ。月日の経つのは早いものだとしみじみ思う。今では太郎君が時々仕事で出掛けている。最初の国故か人柄か、フィリピンには何となく愛着を感じる国である。交通は常に渋滞していて、現地人と約束していても必ず1時間は遅れてくるのが常だった。道路も高架橋はマニラに1本程度あるくらいで、実に遅れている印象が強かった。美しいリゾート地ボラカイは押し寄せる観光客の対応で、ホテルが林立し、海は生活排水で汚染されたと報じられたが、最近ようやく部分的に入島を許されるようになったようだ。そんな中、フィリピンのガス田が2024年にも枯渇するという記事が出ていた。このガス田は、パラワン島沖合のマランバヤ・ガス田だ。パラワン島といえば、ワニの養殖をしているとか、とにかく南国で、LNGなんてものが産出するのが不似合いな感じなのだが。ともあれ、現在はガス田からマニラまで海底パイプラインで結んでLNGを利用しているようだ。このガス田でフィリピンの22%の電力を賄っている。ここからは商売の話だが、LNG枯渇後の対応が迫られている。海外からの輸入が必須になることで、輸入基地の建設計画が進んでいる。東京ガスと地場発電大手ファーストジェンとが共同で取り組む中、中国国有石油大手の中国海洋石油集団は地元の石油元売り大手と手を組んで開発に乗りだしてきた。フィリピンでも、日中の企業が受注競争を繰り広げることになった。フィリピンの電力事情をみると、2017年で、発電所の燃料別比率では石炭が50%、再生エネルギーが25%で天然ガスは22%という配分だ。地球環境の問題もあって、今後はガスの需要が拡大するのは確実で、ガス田が枯渇すれば輸入をせざるを得ない。エネルギー需要も、2040年には5000万kWと2016年の3・7倍に拡大する見通しだ。LNG枯渇となれば輸入は必至となり、ガス火力発電所の建設も必要となってくる。そんな中、建設が計画されているのは、マニラから約100km南にあるバタンガス州の湾岸だ。このLNG火力発電所建設を日本とファーストジェン対中国海洋石油とフェニックス・ペトロリアム・フィリピンが受注を競うことになった。この受注競争はフィリピンに於ける日本と中国の支援競争になっている。東ガス側はファーストジェンがすでにここに200万kWのガス火力発電所を運営していることで一歩先んじている感じだ。一方の中国側は初めての参入と云う事になる。日本側はカタールからLNGを年300万~500トン輸入して、再ガス化をする構想である。総投資額は7億ドル(約800億円)以上を見込んでいる。基地運営はファーストジェンが8割、東京ガスが2割を出資して行われる予定だ。こうしてみると実績を有する日本側が有利にも見えるが、フェニックスの創業者デニス・ウイはドゥテルテ大統領と関係が近いうえ、最近のドゥテルテは中国に融和的な政策をとっていることがあり、余談を許さない状況だ。日本は、インフラ輸出で、LNGの輸入基地整備も重点分野としている。原子力発電の輸出がトルコ、イギリスなどで相継いで凍結されていく中、是非とも競争に勝利したいところだ。中国に負けないようにあらゆる手を尽くしていかなければならない。工期も迫っている事から2019年中の着工が必要で、来年早々の決着が注目されるところだ。パラワン島辺りは、アキノ大統領時代ら中国とフィリピンとの間で、石油掘削を巡ってもめ事が絶えなかった。中国の横暴に対しフィリピンが国連裁判所に提訴し、完全に勝利したことのある曰く付きの過去がある。この時もアキノは中国を刺激しないように特段の配慮をしていた。中国からの観光客の急増が背景にあった。中国はこの辺り(南沙諸島のジョンソン南礁)を勝手に埋め立てて、航空滑走路の建設をもくろんでいた。ともかくも中国のこの辺りへの進出は強引で力尽くだ。しかもそのことには大いなるこじつけ以外何の正当性も持っていない。アキノは13億人対9800万人の戦いを顕在化させない方が得策との考えで進んできた。時代はドゥテルテに変わっている。ここで、中国が、一帯一路の構想をどういった形で表現してくるか、ドゥテルテの思惑とどう関わっていくのか興味深いところだ。然し、一方では中国の一帯一路戦略で強引なまでのやり方に不信感を持つ国も増えてきた。東南アジアでは、各国共もインフラ整備が盛んに行われている。経済が成長するに従って電力需要も急増している。石炭が忌避される中、液化天然ガス(LNG)を導入する動きが広がっている。タイの2017年の天然ガス生産量は東南アジアでマレーシア、インドネシアに次ぐ3位。ただ、消費量では域内最大だ。すでに2011年からLNGの輸入を開始している。供給量の5割はタイ湾にある2つの天然ガス田(エラワンと南方のボンコット)が賄っている。現時点では、エラワンはシェブロンが三井石油開発などと組んで操業し、ボンコットはタイ政府系の資源開発会社PTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)がトタルと組み、開発してきた。しかし、その開発権益が2022~23年に期限切れとなるため、ここでも米シェブロンや仏トタルを始め、タイ政府系のPTTEP、UAEのムバダラ・ペトロリアムの4社が名乗りを上げて入札した。結果はタイ政府系のPTTEPがいずれの権益も落札した。シンガポールやマレーシアも2013年からLNGの輸入を開始し、LNG輸出大国のインドネシアは日本などにLNGを輸出しているが、自国のエネルギー需要の急増に伴い国内消費に振り向ける量が足りなくなってきた。2019年には輸入を始めることを計画し、国営石油プルタミナが輸入基地を整備している。また、ベトナムは国営企業と東京ガスなどが同国初のLNGの輸入基地を設ける計画だ。そして、ミャンマーでも導入の準備が進んでいる。このように各国ともLNGの輸入に向けた動きが活発化している。タイのガス田権益では、自国の関連企業が落札するという具合に段々と国有化の動きも見え始めた。こういった東南アジアの国々は、今のところLNGの輸入量は日本の100分の1程度だが確実の需要は伸びていくと見られている。【古今和歌集】621.あはぬ夜のふる白雪とつもりなば 我さへともにけぬべきものを(読人しらず)貴女にお逢いできない夜が、降り積もる雪のようにつもるならば、雪が融けてしまうように私もきっと消えてしまうでしょう
2018.12.21
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今日のセミウォーキングは高浜堤から淀川河口32.0kmまでで、帰りはシャルマンを通った。連れ合いの胃の検診に付き合った。***サウジの非石油改革が行き詰まっている。サウジアラビアはいつまでも石油の販売収入ばかりにたよらず、民間が成長を引っ張る経済をめざそうとサルマン国王の息子で絶大な権力を握るムハンマド皇太子が改革を唱えて、颯爽と登場した。背景には、人口が急増し、国が手厚い社会保障や安定した職の提供を国民に約束できなくなったことがある。若者の年齢層が多く、本来なら最も力のみなぎった国であるべきところ、今まで安穏と石油の収入にどっぷりと浸かってきたことで、さしたる有能な産業も育たず今日まで推移してきた。13年前に私がサウジに滞在した経験からすると、若者は町工場に毛が生えたような工場で、働くわけでもなく、名義貸しで給料日にだけ不労所得を得に来る様な有様だった事を思い出す。その会社もトップ以外は外国人が占めていて、将来の構想など持てない感じであった。そんなサウジに2年ほど前に頭角を現したムハンマド皇太子が、脱石油を掲げたときには、やっときたかという思いであった。門戸を開いて、世界から人材や資金を招き入れて新しく雇用を創生しようとする出だしは目を見張る意気込みを感じた。しかし、改革の中心に据えていた国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)は事実上の断念に追い込まれてしまい、大きなバックボーンがなくなってしまった。更に、イエメン内戦への関与、カタールとの諍いなどを経て、極めつけはカショギ記者殺害事件に見られる思惑の違いだ。この事件を機に外国企業や投資家がサウジと距離を置き始め、改革の行方は遠のいてしまったのだ。このほど発表されたサウジの2019年の予算では、歳出削減という痛みを伴う緊縮路線を事実上棚上げし、財政を拡大する従来の姿勢を鮮明にした。というか、そうせざるを得ない状況に追い込まれた。矢張り安直な石油依存の経済に頼らざるを得ないことになってきた。2019年のGDP伸び率の見通しは2.6%で2018年の2.3%からは改善するものの、増大する若者の雇用を支えるのに必要とされる4%超を大きく下回ったままだ。歳出は今年の実績に比べ7.3%増加する約1兆1060億リアル(約33兆円)となる見通しだ。教育(1930億リアル)に重きを置くが、G20に向けての地下鉄などのインフラ整備(700億リアル)も必要だし、イエメン内戦への介入による軍事費の負担(1910億リアル)が重くのしかかる。ほかにも保険・社会開発に1720億リアル、公共支出1560億リアルなどは国民を慰撫するために削ることは出来ないアイテムだ。一方、歳入は9%増の9750億リアルを見込んでいる。石油収入は6620億リアルで歳入全体の3分の2以上を占める。石油の販売収入は価格や生産量による振れが大きいため、安定した歳入とは言いがたい面がある。このため、改革に向けて政府系ファンド(パブリック・インベストメント・ファンド:PIF)を立ち上げ、資金を移管し始めている。中央銀行や中小の政府系基金の資金が集められ、更に、国際金融機関からの巨額な借り入れもし、世界最大規模のファンドに育成する目論見だ。ソフトバンク・グループも之に10兆円投資をしたことは記憶に新しい。財政赤字はGDPの4.2%と若干改善したが、借り入れの増加により政府債務はGDP比21.7%と2018年の19.1%から悪化する。サウジの原油生産は日量1000万バレルを超す。この予算の前提とする原油価格は1バレル70~80ドルというところだが、実勢はこれを大幅に下回っており(46ドル台)赤字はさらに広がる可能性がある。また、今年1月から5%の付加価値税(VAT)を導入しているが、これにともなう負担を緩和する目的で公務員や軍人への特別手当の支払いを来年も続ける方針を示している。どの国も、消費税やVATの導入に当たっては民間の反応を気にせざるを得ない。景気が低迷していると、バラマキに似た人気取りをも復活させる必要が出てくるようだ。然し、サルマン国王もムハンマドも、経済改革は断固行う決意だし、構造改革は順調に進んでいるとし、国民の生活水準が上がるだろうと楽観視(表現しているだけ)している。問題は、財政拡大が民間部門や外国企業の活動を後押しする道筋が見えないことだ。皇太子は宇宙事業や人工知能(AI)、医療といった未来を先取りした産業への投資に熱心な一方で、実際に若者が職を得られるような地道な産業育成や教育、訓練への投資は遅れがちになっている。こうして、政府の思惑と、実生活の間には、乖離が生じることになりそうだ。カショギ殺害の影響は、ことのほか世界の投資熱を冷えさせたようで、2017年のサウジへの外国直接投資はわずか14億ドルと、前年の75億ドルから急減している。カショギ殺害にムハンマドが関与していたと云う事をトランプは、あえて肯定はしていないが、米中央情報局(CIA)が既にムハンマドの関与を「疑いない」と断定しているので、株主や人権団体の圧力を受ける国際企業経営者はサウジとの距離を取っているのが大きく響いている。ムハンマドが改革の目玉として位置づける紅海沿岸のシナイ半島に近い場所に計画している未来都市「NEOM」の建設計画も実現に不可欠な外国企業の協力が望み薄で、実現が危ぶまれている。ムハンマドの思惑を大きく逸脱したこの事件は、サウジの常識が如何に世界とかけ離れているかを物語っている。ここに来て、改革遂行段階で、ムハンマドは多くの王族や、特権を失った財閥を処分してが、ここに来て抑えられていた憤懣が吹き出さぬとも限らない状況だ。今後、サウジが、どのような形で、国際的な信用を取り戻すかだが、王族の反発を抑えながら、若者を中心とした国民の支持取り戻すかが焦眉の急になっている。そういった意味でも、国民に痛みを伴う改革は出来るだけ先送りしなければならない状況になっている。サウジの悩みは、政府の財政収入の約8割を石油に依存し、GDPのうち40%以上を石油事業が占めるという石油に恵まれすぎたと言う事かも知れない。他の中東諸国とほぼ同じ状況ではあるものの、UAEのドバイなどと比較するとその差は歴然である。未来都市「NEOM」の建設計画もドバイに倣いたいという気持ちの表れであり、出来ればドバイの繁栄を持ち込みたいとしているのだ。あまりに潤沢な石油産出のために、石油以外の産業が発展してこなかったといってもいい。勿論その背景には宗教的な対立や数多くの戦争によって、長らく経済活動の機能が失われていたこと、人が住むには過酷な気候であり、生活を営むのにそもそも適した土地ではないこと、さらに1960年代まで中東の石油は国際石油カルテルにより支配されており、欧米による石油資源の搾取が続いていた事などが挙げられる。そして、いくら頑張っても、皆王族が持って行ってしまうという、風土の中で、国民の勤労意欲が育たなかった(育てなかった)ということに尽きるのではないか。かつて私がジェッダに滞在していたときに、私の運転手をしてくれていた大学生が、ここだけの話だと云って、アリババと40人の盗賊を比喩して「アブドラと4000人のハラミ」と云ったのが印象的であった。アブドラは当時の国王の名前で、ハラミとはアラビア語で泥棒のことだ。王族が4000人居るのかどうかは私は知らない。【古今和歌集】621.いたづらに行きてはきぬるものゆゑに 見まくほしさにいざなはれつゝ (読人しらず)空しく女に、逢いに行ってはまた帰って来てしまうのだが、だた逢いたいという願いに心動かされ、また出かけてゆくことだ(きぬる…返って来た、ものゆゑに…ことなのに)
2018.12.20
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点までで、帰りも水無瀬堤を通った。連れ合いの検査前食事制限が始まった。昼過ぎ元同僚さん達との会食で出掛け、その後私も参加した中学校の学習会で合流した。学習会の後、学校の先生方と、ボランティアの間で交流会が持たれた。***政府は新たな防衛大綱を閣議決定した。防衛予算総額は27兆4700億円程度で、過去最大、年々額は増大してきている。時代を踏まえたサイバー攻撃などへの対応が新たに明記された。通信や電磁波、宇宙といった項目が並びだした。戦争の形態が、変化していくのを感じるが、未だに地上ではそこここで従来兵器による戦闘が行われている。本来日本は、戦力を持たないと云いつつ自衛隊という世界的に見て平均以上の戦力を保持している。言葉でも、積極的な防衛体制(アクティブ・ディフェンス)などと云ったものまで現れて、要は、相手が殴りかかってくる感じだったら先に殴る(攻撃する)これも又防衛なのだというわけだ。何が攻撃で、何が防衛なのかその境すら不明確になってきた。専守防衛という言葉は実施逸的に骨抜きにされてしまったようだ。そういえば過去のモリカケ問題でも、真摯に、丁寧に説明すると云いながら、はぐらかし続けてきたように、言葉の遊びでしかなくなってきた安倍スタンダードがここにも脈々と生きている。防衛大綱の要点として次のものが上げられていた。・海上自衛隊の護衛艦「いずも」型を改修して空母化する・短距離離陸・垂直着陸が可能なステルス戦闘機F35Bを18機新規導入する。F35Aを27機調達(これは5年間の中期防のみで、総合計では105機購入)・地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」2基を整備・中国に関し「我が国を含む地域と国際社会の安全保障上の強い懸念」と指摘する・宇宙、サイバー、電磁波といった新たな領域への対処が死活的に重要として、最優先化・新領域で相手の通信などを妨害する能力を保有・「多次元統合防衛力」を構築。新領域に陸海空を含めて垣根を越える「領域横断」作戦という新対処策を提示中国を仮想敵国とした具体的な対抗意識が、大胆に1歩踏み込んでいる。それについては中国に懸念を表明し、応じなくて、敵が攻撃してくる気配があれば、すぐさま空母からステルス機35Bを発進させてその敵陣地を破壊するという仕掛けだ。大綱の中で、自衛隊に期待する国民の声を世論調査の結果がある。(1995年7月総理府実施)世論調査と現在では時間的なギャップはあるものの、大きく異なっているとは思えない。それによると、1位は災害派遣の66.0%だ。次いで2位は国の安全確保の57.2%、3位が国内の治安維持で33.8%、4位が国際貢献の17.3%、5位が民生協力の8.9%となっている。(複数回答可としているため、100%を越えている)国民の期待は、災害時の自衛隊による救助活動だ。政府はそんな重要な存在価値のある自衛隊を肩身の狭いままにしておくのは良くないと憲法を改正して、位置づけをはっきりさせようと云うが、それは全くの詭弁だ。いつでも戦える態勢を整えている。然し、実際に戦争が始まってしまうと、何もかもが灰燼に帰することは明らかなのに、そんな議論は何処へやらだ。この所同盟国アメリカが頼りにならなくなってきたことがトランプの発言や行動で明らかになってきた。何処まで自国で防衛出来るかは分からないが、とにかくトランプの機嫌を取るようにアメリカの兵器(イージス・アショアやF35Bなど)を言い値で大量に購入させられている。貿易赤字の補填が高額な兵器の購入なのはちと解せない。攻撃的なステルス戦闘機F35Bを空母に載せて、巡航すると云う事が何故防衛になるのか普通の思考経路では思いつかないが、抑止力ということで納得させようとしてきた。今回は、やられる前に先手攻撃で守る(これも防衛だ)という新たなレトリックを労している。過去の縛りを徐々に、徐々に緩めて拡大し、今日では何でもありの状態になってきたわけだ。口では何とでも言い抜ける、之が安倍の従来のやり方だ。国民は坐して、知らぬ間に危機の中に誘導されているようだ。人的にも自衛官の増員を考えている。少子高齢化で、人が減少する中、待遇改善や、優遇などあらゆる手を尽くして兵隊さんを集めているのだ。実勢は、年ごとに採用数が減少していて、その歯止めはない。徐々に緊張感を高め、有事の際には、否応なく銃弾が飛び交う中に投入され、少々のことではそこが戦場などといった扱いを受けないといった状況に今の若者が進んで入ろうなどとは思わないだろう。防衛大綱が初めて策定されたのは1976年で、米ソ冷戦野中でのことだった。最大の脅威は旧ソ連であり、防衛の根幹は全て米国に依存していた。敗戦後の経過から、戦争放棄を唱い、そんな中でもなし崩し的に自衛隊を持つまでになった。そんな中で、日本は必要最小限度の防衛力を確保することにして、防衛費も国民総生産(GNP)比1%枠が枷としてあった。その後大綱は1995年に改訂されたが、基盤は、国連平和維持活動(PKO)への国際貢献や国内の大規模災害対応が自衛隊の新たな任務とされた。その後、2004年の改定では、国際テロや大量破壊兵器・弾道ミサイル拡散への対応などが主題であった。2010年の改定あたりから、ロシアの脅威が低下する一方、中国や北朝鮮の存在が大きくなり始めたことに対応するようになった。対中国への備え、南西諸島方面の防衛に主眼が移行していった。平時でも有事でもない「グレーゾーン」といったことばもこの頃から使われ始めた。考えてみると、相手は変わっても、緊張感が変わっていないことだ。中国の覇権行動は、世界的な顰蹙を買いながらもどんどんと既成事実を作り上げて、一向に引こうとしない。そんな時初めて、アメリカの同盟国としての振る舞いに疑問を持ち始めたのだ。然し、自民党は勿論野党だった民主党が政権にとっても日米同盟堅持の方向を変えることはなかった。そして、前回の2013年の改定では、陸海空3自衛隊がより一体となって任務を遂行する「統合機動防衛力」を掲げた。東シナ海での活動を先鋭化させる中国に備えるため、離島防衛の専門部隊「水陸機動団」の創設を明記。核・弾道ミサイル開発を進める北朝鮮に備えるため、ミサイル対処能力の強化も強調された。といった流れを踏んでいる。そして今回の改定だ。新たに宇宙やサイバーが加わり、新たな戦場が加わったことになる。かつての日本が、大艦巨砲主義を抱え、情報や航空のアメリカに敗れた経験を持ちながら、日本の防衛力は、ただただアメリカの高価な兵器を買わされるだけで、実質的な恩恵に浴した気がしない。それが抑止力というものだと云われ続け、辺野古の問題や沖縄の問題は忍の一字でかたづけられ続けている。此所らでアメリカの役割と日本の役割をはっきり決めて、対処すべき時なのかも知れない。高価な兵器を揃え、ただそれが抑止力とするというだけでは到底納得がいかない。いくら高くても自国だけで完全に防衛をカバーすることが出来ないなどと言われるが、対中、対北朝鮮又対ロの諸問題で、アメリカとの棲み分けをもう少し明確にするべきではないか。茫洋とした期待の中で、蓋を開けたら(開けなくて済めばそれが良いのだが)ただ1人だったと云う事の無いようにはして貰いたい。【古今和歌集】619.よるべなみ身をこそ遠くへだてつれ 心は君が影となりにき (読人しらず)あなたの所に身を寄せる場所がないので、身は遠く離れてしまったが心はあなたの影のようになったのです(よるべ ・・・ 身を寄せてゆく所 、へだてつれ ・・・ 隔たっているけれど )
2018.12.19
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今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下まで歩き、帰りはマンボウを経由した。連れ合いは三人会に出掛けていった。***中国が改革開放を打ち出して40年が経過した。その間に中国は驚異的な成長を遂げ、世界第2位の経済大国に躍り出た。習近平は記念演説を行った。そんな中身を見ていく。改革開放はとう小平の主導による、農村の体制「改革」と対外(世界)に対する「開放」を進めるという政策で、市場経済への移行が図られてきたが、習は演説の中で開放を堅持しつつ、「中国人は豊かになることから強くなることへの偉大な飛躍を迎えた」と述べた。偉大な飛躍が何を意味しているのか、大方の予想は明らかだ。1978年からの経済は、ここ10年で、飛躍的な成長を遂げている様子が棒グラフで示されていた。胡錦濤治政からの伸びは特にめざましい。1978年と比較すると、GDPは220倍になっていて、改めてその凄さに驚く。成長率で云っても40年間に平均9.5%成長していて、世界平均の2.9%を上回っている中国の発展は、企業の民営化をバネに始まった。閉じていた世界への窓を開いて、海外からの資本や知識を導入し、それと中国の安い労働力とで生産力を爆発的に増大させた。こうして出来たのが経済特区だ。先ず、深せん、珠海、汕頭が開かれ、次いで厦門が追加された。世界の工場と言われたのもこういった背景がある。共産党の党是であった計画経済を放棄(格好良く修正したと云っているが)した形で、社会主義市場経済(頭に「中国の特色ある」と付く)という、訳のわからない言葉が出てきたのだ。更に習近平は中国建国100年の2049年までに「社会主義現代化強国」になるなどといったまたまた迷語をちりばめて、演説を飾っている。ともあれ、経済成長は一時15%にも達する勢いであったことを思い出す。民間企業が2700万社を超し、GDPの6割、雇用の8割を占めるに至った。元が低いので高度の成長率が達成されるのはある意味当然とも云えるがともかく成長はした。ところが、最近は、その伸びが小さくなり始め、中高度成長期という新たな段階に入ったとして、「新常態」(ニューノーマル)という新しい言葉を導入緩やかな成長を受け入れる方針を採ってきた。今日、中国でささやかれているのは「国進民退」だ。国有企業が栄え、民間企業が衰えるという意味だ。景気の過熱で、鉄鋼・石炭の過剰生産をコントロールするために生産調整を行い、その過程で国有企業を有利に扱ったのだ。中国の特色ある社会主義市場経済の接頭語である、中国という言葉に力点が移ったのだ。こうなることは、ほぼ歴史的に明らかなようだ。強みであった安い労働力は、徐々に人件費の増大を招請し、労働集約産業は、ベトナムや、インドなどに生産をシフトすることになってしまった。安い労働力に頼った経済の帰結、「中進国のわな」に陥ったということだ。そこで、中国は政府主導で更なる改革(イノベーション)を求めて「中国製造2025年」をぶち上げたのだ。然し、現在の経済成長の元は、民間企業の力に依るところが大で、俄に政府が音頭を取ったとか、指導者が指示したからといって、思惑通りに行かないと見られている。その辺りが、市場経済の原理というところだろう。式典では民間企業のアリババ集団の馬雲(ジャック・マー)と騰訊控股(テンセント)の馬化騰が表彰を受けたというが、これはとりもなおさず、民営化を促進するという意味ではなく、こういった民間企業も統べて習近平のコントロールの下にあるのだというデモンストレーションでしかない。日本の松下幸之助や大平正芳が表彰されたようだが、日本の対中国政策の誤りの緒がこの2人にあったと言うことだと解すべきだ。中国は、招請した外資の技術ノウハウを外国企業から無理矢理自国に移すよう技術移転の強制をするなどして、労せずに高い技術を手に入れてきたし、今後もそう振る舞おうとしている。愚かしくも日本が造船で屈したのは、安い労働力に釣られて生産を中国にシフトした際に高い技術をもおめおめと付けて渡したせいなのだ。こうして、日中友好の名の下に日本は、中国に対して、多大な投資を開始したのだ。それは単に金銭面だけでなく、日本が戦後の荒廃から今日に至るまで努力を積み重ねて得た物づくりのノウハウをことごとく中国に教え込んだのである。世界の工場の礎は日本が作ってやったようなものだ。その後も隣国を大切にと、尖閣列島に故無き侵攻をされてもじっと我慢の日本となってしまったのだ。加えて、ついこの間まで日本は中国にODAで資金援助をしていたと言うから、全くお笑いぐさだ。顔を殴られながら裏で金を渡している様なものである。アメリカはその点少し利口で、トランプは技術流出を許さないと中国の狡猾な技術盗用を糾弾している。対中国との貿易戦争をも辞さない構えなのだ。中国は更なる発展のために中国製造2025年を止めるわけに行かず、アメリカはアメリカでおめおめと自国の技術を中国にたれ流すことは出来ない、という双方の国益がぶつかり合っているのだ。習近平は、演説で、改革開放の成功は党の指導があってのことだと自画自賛し、今後も「共産党があらゆるものへの指導を強めることを堅持する」と述べている。面白いことにお抱え学者であろう北京師範大学の徐斌教授辺りは之に無批判で、追従しているのが滑稽だ。然し乍ら、改革開放で得た今日の実態は、農村や工場などへの党の指導を制限することで、生産現場の自主性を引き出すことに成功した結果だとの評価が一般的なのだ。ここにも早、個人崇拝を誘導する兆しが見え隠れしている。彼が言う党が主導するという意味は、党=習と云った方程式が頭の底にあるわけで、今後は俺が全てを取り仕切るのだとの宣言に他ならない。経済問題に限らず、習近平は「中国の特色ある強軍建設の道を歩むことを堅持し、世界一流の軍隊建設に努力していく」などと「世界一の軍隊」を目指す方針を確認している。台湾問題についても領土を二分することは断じて許容できず、主権と領土は守り抜くと強く表明している。ともあれ、歴史的には、毛沢東が、権力を集約して保持し、経済を滅茶苦茶にしてしまった挙げ句、国民を疲弊のどん底に陥れ、大量の餓死者まで出した轍を再び踏もうとしているのだ。トウ小平がこの轍を踏まないように「党政分離」を唱えたにもかかわらずだ。トウ小平の思惑は、この演説を機に微塵に壊されてしまったようだ。この先、中国経済はどういった道を辿っていくのかは、習近平の腹づもりに掛かっていると云う事に成りそうだ。権力の集中、毛沢東を越えたいとする個人崇拝復活の野望、おそらく、緊迫した中国共産党内にあって、汚職・腐敗の名目で、大量且つ強力な政敵を逮捕、収監、乃至は抹殺してきているのだ。中国型集約的トップダウンの統治はますます先鋭化していくことであろう。日本は手放しで中国の動きに向かい合うのではなく、自国の利害を良く見極めて対応しなければならないだろう。【古今和歌集】618.浅みこそ袖はひつらめ 涙河 身さへながると聞かばたのまん (なりひらの朝臣)浅い思いだからこそ袖が濡れる程度なのでしょう、その涙川に体が流れるほどだと言うなら、あなたの恋の情をたのみにしましょう(浅み・・・浅い所、ひつらめ ・・・ 濡れるのでしょう)
2018.12.18
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点下までで、帰りも水無瀬堤を経由した。連れ合いは、友人との夕食で高槻に出かけた。***科学は、どこまで地球や人類を「操作」できるかという記事を見つけた。これからの世界がどのようになっていくのか、とても興味のある題名なので、読んでみた。ネイチャーからの引用でもあるようだ。まず、太陽光ジオエンジニアリング(Solar geo-engineering)の話だ。地球環境を技術の力で変えていくことは、自然への挑戦だ。北京オリンピックの際に、ヨウ化銀を搭載したロケットを1000発以上雨雲に打ち込み、人工的に雨を降らせ、開会式の晴天を確保したという話が有名のようだ。太陽光ジオエンジニアリングでは、地球温暖化への対策として研究されている。1991年のフィリピン・ピナツボ火山の大噴火では、2000万トンの二酸化硫黄(硫酸エアロゾル)が同時に排出され、その一部は成層圏に達し、残留した。二酸化硫黄は、太陽光を反射して、地球を遮り地表に達する太陽光(と熱)が減少したのだ。その影響で、オゾン層が破壊されると同時に、地球上の平均気温がその後約18カ月にわたって約0.5度低下したことが知られている。之を応用すれば、逆に温暖化に悩む地球を冷やすことも可能ではないかというイデアが出るのも自然だ。そんなアイデアをベースに地球規模の実験が計画されている。然し、このような地球規模の実験を軽々に行うことは予期せぬ波及影響が悪戯することも考えられるので慎重を期さねばならない。米ハーバード大学の計画では2019年前半に20㎞の高度に気球を2回上昇させ、各回100グラムの炭酸カルシウムの粒子を噴霧させる、という実験である。たったの100グラムでどのような効果があるのか、即座に疑問に思う。慎重さ故の配慮とのことだが、それで一体実験になるのかさえ疑問だ。地球の大気圏・成層圏の働きとその挙動は、完全には解明されていないので、地球全体に悪影響を及ぼしかねない実験は、十分慎重であるべきだ。思わぬところで、オゾン層を破壊したり、降雨パターンの変動が起きないとも限らないからだ。然し、100グラム位撒いたところで、何の結果も得られないのではないだろうか。ここまで慎重であれば問題は無いだろうが、果たして実験として成立するのだろうか。ちなみに、炭酸カルシウムは人体には無害で、太陽光を反射する力も、オゾン層を破壊する力も、どちらも二酸化硫黄より相当小さいとのことだ。性急な結果を求めて取り返しの付かないことになっては元も子もないわけで、それはそれ、慎重に越したことはない。然し、今年の夏の酷暑を考えると早い時期での成果も又待ち遠しいのだ。この話はそこまでだ。次に、世界初のゲノム編集赤ちゃんの誕生のことだ。これは中国南方科技大学の賀建奎准教授による予告無しの実践結果だ。ヒトの受精卵の遺伝子情報を書き換え、父親のHIV菌が子供に感染しないように処置して双子の女児が生まれた、という内容である。受精卵のゲノム編集は法律で禁じる国もある。神への冒頭にも成りかねないとする保守的な思想があるからだ。日本も基礎研究は認める方針のようだが、臨床応用は禁止としている。それにしてもゲノム編集で、思いのままの子供を作るとすれば、クローンとかデザイナーベイビーとかに近いものとなり、遺伝子は子孫に伝わる事でもあるので、何やら恐ろしいことが起こりそうな気もする。第一、 当の中国でも遺伝子改変は指針で禁止としているのだから法にもとる行為でもあり、もし生まれても健康障害を起こす可能性もあることから科学の成果などと云ってはいられない。まして、父親のエイズが子供にうつらなくする他の手段もあると言うことだから、なおさらだ。こういった批判や不安があるなか、独自の判断で、ルールを逸脱する研究者は、これからも現れるだろう。ゲノム編集の場合、思ってもいないような症状が出たりする、という安全性の議論もあるし、更に云えば、人間がどこまで他の人間の遺伝子を操作してよいのか、という根本的な倫理問題も存在する。現在は、グローバルなガバナンスが必要だという事で研究者のコンセンサスは得られているはずなのだ。科学技術の進歩発展はこれからもどんどんと進んでいくだろう。それはあくまで現存の人間の為でなくては意味が無い。このまま放置すれば、遺伝子編集やナノテクノロジーを悪用し、従来にない生物兵器、マイクロロボット兵器を作る輩が出てくる。そんな心配が現実のものとなるかも知れないことを中国の例に見ることが出来る。この話しに触発されて、以前の記事で、「人間と科学は今後1000年でどれくらい進化するのか?」と云った話題があった。そんなサイエンス・ムービーが公開されているのだ。新しい科学技術を使って人間の機能を拡張することは「トランスヒューマニズム」と呼ばれている。そんな中で見てみると、例えば、0.1~100nmサイズのナノボットを人間の体に埋め込み、免疫システムや脳の調査、ガン細胞の治癒、顕微鏡を用いるマイクロ手術などが大きく発展する可能性がある。コンピューターチップが進化して今後数十年で脳の処理速度に追いつくと予想する人もいる。荒唐無稽なことも述べられているが、面白いところでは、地球上で現在約7000語の言語が使用されているが、1000年以内には100語近くまで減少する可能性があるとのことだ。ある種の言語は淘汰される(民族が消滅する)のかも知れないが、集約されることになるのだろう。果たして日本語は生き残っているのだろうか。最初の話題に関連することだが、もっと先の未来ではオゾン層の破壊が進んで、紫外線が地球に到達する量が増加することになり、紫外線に強い色黒の人の方が健康体となる事も考えられる。然し、その時点で人間は人間であるかは疑問だ。また、目の色が変化したり、劇的に体力が向上したりするなど、体に突然変異が発生する可能性もでるだろう。人間はあらゆる物質を消化できるようになり、金属までも消化する人が現れるかも知れない。(20世紀既にそんな例があるとのことだが理論的には理解出来るが実際には?)更に、現在より多くの色を視認できる可能性も示唆されている。地球の温暖化が進むと人間の体はより多くの体温を消散するために、体型的に身長が高いほっそりとした体型になることも考えられる。まぁそうなるには1000年ではなく、10万年や100万年の単位が必要だろうが。人間が牛乳を飲めるようにラクトース耐性を付け始めたのが約1万年前で、直近150年では平均身長が約10cm伸び、また、65年前と比べると平均寿命は約20歳も延びた。こういった人間の進化は科学の発展から多大なる恩恵を受けている。まだあるが、こんな荒唐無稽なことを考えて、現在の科学のあり方を傍観するのも又面白い物だ。【古今和歌集】617.つれづれのながめにまさる涙川 袖のみぬれてあふよしもなし (としゆきの朝臣)所在もなく、あなたを思って眺めていると、長雨をしのぐほど涙が溢れてきて、袖が濡れるばかりで、あなたに逢うすべもない(ながめ・・・眺めと長雨を掛けた掛詞)
2018.12.17
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今日のセミウォーキングは高浜堤から河口32.0km点までで、帰りはシャルマン前を通った。夕方から恒例のカラオケ大会で忘年会バージョンだ。1曲目は紅白に分かれての戦いになる。残念ながら、2曲歌って私は賞に預からなかったが、連れ合いは辛うじておこぼれを頂いた感じだ。参加者は22名、1曲目は紅白に分かれての競技なので、15名の男性の内4人が紅組(女性側)に回ることになった。パネル(PN)とテレビ(TV)の合計点で競うのは従前通りだ。簡単に言えば、上手な方が勝つわけだが、パネルの点は時々とんでもなく低い点が出るので要注意なのだ。然し、このことが競技を面白くしていると云っても良いかもしれない。男性先行で、男女交互に歌い進む。トップの男性は「お岩木山」でPN=74点、TV=91点、合計165点の滑り出しだ。紅組のトップはシフトの男性で、「粉雪」を歌いPN=78点、TV=90点、合計168点と結構切迫したスタートだ。2番の男性は「夜霧のブルース」で合計177点とぐんと高い得点になった。2番の女性は「年上の女」で合計176点だ。これも同レベルだ。3番男性は「花も嵐も」で179点と更に良い。3番女性は連れ合いの番だ。「恋命」でPN=83点、TV=91点、合計174点と少し下がったものの、いい加減なPNと違いTV=91点は流石だ。この時点で男性が3点リードだ。4番目は私で「時代遅れ」を歌ったがPN=92点、TV=87点の合計179点は3番男性と同じ最高点だ。気分の悪かろう話しではないが、水もののPNの得点が高いので喜びもそこそこだ。4番女性は「ありのままで」で何とPN=67点、TV=84点、合計=151点が出てしまった。PNの悪戯だ。ここで、男性31点の大幅リードだ。5番目男性は「夢の街小樽」で、PN=91点、TV=81点、合計=172点だ。夢の街小樽などは聞いたことのない歌だった。5番目女性は私の隣に座っていた人で「二人の世界」でPN=90点、TV=89点、合計=179点だ。練習ではTVで91点は出るのだが、上がってしまうのでと話していた。6番目の男性は「紅い花」を歌う予定だったが、始まると、これは違うと言い出した。どうやら勘違いしていたようで、最後に歌い直すことになり、パスだ。之で女性先攻の形になった。6番目の女性は「カスマプゲ」を歌ったが、どうもこれも違ったバージョンだったようだ。然し歌いきってPN=90点、TV=92点、合計182点と群を抜く成績だ。6番目になったのが友人で、「ポールとポーラのように」を歌い何とPN=63点、TV=86点、合計=149点と、またしてもPNの悪戯だ。4番目の女性より更に2点低い得点となった。4番目を終了した時点で男性31点のリードが、一挙に逆転され、女性の9点リードに変わった。7番目の女性は「心の窓に灯火を」でPN=65点、TV=91点、合計=156点とこれもPNの得点が出ない。しかし、TVは連れ合いと同じく同点2位の成績だ。これで少しは取り戻せると期待した。7番目の男性は7番目の女性の旦那さんで「小樽の女よ」を歌いPN=79点、TV=85点、合計164点とやや低めが続く。女性1点リードに詰まった。8番目も紅組シフトの男性だ。「男の一生」でPN=91点、TV=93点、合計=184点と何とトップではないか。これはやられてしまったかの感がした。しかし8番目男性はセミプロ歌手で「お岩木山」を朗唱しPN=89点、TV=98点、合計=187点、押しも、押されぬトップだった。ここで、男性が2点のリードと再逆転だ。9番紅の男性は「カルムリ」を歌い、PN=92点、TV=88点、合計=180点とまたしても紅に傾き掛ける。9番の男性は「男の燈台」でPN=81点、TV=80点、合計=161点と再逆転を許してしまった。ここで、紅が17点のリードとほぼ決定づけた。10番目の女性は「捨てられて」でPN=90点、TV=92点、合計=182点の予想外と云っては失礼だが大健闘で、盤石の逃げ体勢だ。対する10番目の男性は「ごめんね」で、PN=91点、TV=89点、合計=180点と高得点で、差を9点まで縮めた。いよいよ最終の1人になった。紅組の男性は「抱擁」を歌い、PN=81点、TV=92点、合計=173点となった。これはほぼ決定的だ、最後に192点以上が必要だからだ。6番目に歌うはずだった男性がとりになり、曲も「いつかどこかで」を歌いPN=82点、TV=89点、合計=171点と追いつかなかった。紅組21点のリードで勝ちを収めた。何とターンオーバーが4回の大接戦であった。夕食後、2曲目の競技になった。今度は個人戦で、申告制の競技だ。歌う順は同じだ。1番は大杉連に似た男性で「大阪かたぎ」で申告点160点に対し結果は175点とオーバーで目はない。2番は若い男性で、「糸」で申告点175点に対し得点167点で、差は-8で先ず先ずだ。3番の男性は大山崎の常連で「ふたりの大阪」で申告172点に対し得点160点で、脱落だ。4番目の女性は新曲にトライの常連で「悲しみの向こう側」で申告162点、得点164点で、惜しくも脱落だ。5番目の元気印の男性は「夢追い酒」を熱唱、申告が高すぎの185点で、得点179点、=6点はここまでトップだ。6番目の連れ合いは、「大阪しぐれ」で申告174点に対して得点が173点と、差が-1点で断然トップに躍り出た。続く7番は私だ。「長良川艶歌」を良い気分で歌ったら、申告176点(練習時と同じ点)に対して何と得点は180点と4点もオーバーした。歌った後の気分とは裏腹に脱落だ。8番目の女性は「一番綺麗な私も」で申告も160点と低いがそれ以上に得点も低く148点でほぼ選外となった。9番目の私の義兄に似た男性は「恋月夜」で申告175点に対し得点はドンピシャの175点でトップだ。10番目の女性は80歳を超えてまだ元気、「おはん」を歌って申告173点に対し得点は2点及ばずの171点だ。之まで3位の成績だ。11番目の男性は、常連で1曲目のとりになった人。「分かってください」で申告172点に対し、177点と5点オーバーは埒外だ。12番目の女性は何時も高得点で「赤と黒のブルース」は申告175点に対し、得点174点で、またもや-1点、連れ合いと並んで、同点2位だ。さて13番目の友人は「ノラ」を歌い、申告179点と高めの予想で、得点は178点、-1点は同点2位が3人だ。1曲目の憂さをはらしていた。14番目の女性も80歳は過ぎている。淡々と丁寧に「無縁坂」を歌い、申告179点に対し得点175点と-4点で賞に入りそうだ。15番目の男性は14番の男性の旦那さんで、「北の尋ね人」を申告169点で歌って得点は174点で番外に。16番目の社長は「街角」を歌い、申告165点は低すぎと思ったが、案の定得点は181点とこれも埒外だ。1曲目でトップを取ったので、敢えて低めの申告としたのかも。17番目はセミプロ男性で「南部蝉時雨」を張りのある声で歌った。申告は190点と自負の表れだ。しかし、得点はパネルに引っ張られて176点と-14点は、望み薄だ。18番の男性は何時もその気なって歌っている。懐かしい「快傑ハリマオ」で申告175点に対し、得点160点と-15で脱落だ。19番目の男性は何時も少し音がずれる。「喜びも悲しみも幾年月」で申告は予め158点と低い。得点は167点と+9点は埒外だ。20番目の女性は9番目の男性の奥さんで、「夢おんな」を歌い申告点は160点だ。得点は168点でこれもオーバーで埒外だ。21番目の男性は、会長さんで、「王将・夫婦駒」を歌った。申告点は170点。然し巧く歌いすぎたのか、得点は何と180点の大台で、私同様に脱落だ。とりの男性は少し遅れて参加だったが「夜明けのブルース」で何と有終の最高点182点をたたき出した。然し、申告点はあまりに低い169点で、オーバー点した点でも2位だった。斯くして、トップは±0の男性、2位が連れ合いと友人を含む3人、5位が「おはん」の女性、6位が「無縁坂」の女性、そして7位が元気印の男性であった。盛大な忘年会を兼ねたカラオケ大会だった。帰りはしょぼしょぼと雨が降っていた。
2018.12.16
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今日のセミウォーキングは大阪染工から宝寺踏切までで、帰りは島本駅を通った。朝から中学校の土曜スクールに参加した。2時間計画されているが、1時間で帰る者もいるし、申し込んでいて顔を出さない子も居る。何時もその辺りが議論になる。連れ合いは、1人に付きっきりで教えていたが、その子も何やら得るものがあったらしく、にこにこして帰って行った。夕方から、孫2人の買物に付き合った。効率よく回るためにと、夕食を讃岐うどんで済ませたが、兄の方が、カキの入ったうどんが食べたいと店員に聞いていたところ、それは丸亀製品の方だとのことだ。時間があれば、丸亀製麺を探して食べることになった。買物の本命のACTでしばし空間に浸って楽しんでいた。お目当てのシューズを買って至極ご満悦だった。弟の方は、電気屋で、ゲームソフトを購入して、満面の笑みだ。電気屋を探すのにiPhoneで「この辺りの電気屋は?」と聞くとすぐさま教えてくれるので便利だ。買物を終えて、「この辺りに丸亀製麺は?」と聞くとすぐさま近くの店を教えてくれたので、無駄なく行き着くことが出来た。カキのうどんを食べられた兄の方は、申し分ないと満足の表現をしていた。***日産のカルロス・ゴーン元会長の事件で俄に脚光を浴びた役員報酬だが、所詮平のサラリーマンにとっては無縁のことと思いながら日経の特集を読んでみた。先ず日本の役員報酬だが、アメリカの6分の1、欧州の3分の1(共に中央値比較)とのことで、米欧よりはおしなべて低い。私は自分の会社の社長の報酬がいくらかなど調べたことはもなかったが、きっとそれほど驚くべき高額ではなかったと思う。記事の要点を書いていくと、アメリカのCEOの報酬は一般従業員の362倍になった。最高の額を得ているのは半導体大手のブロードコムのホック・タンCEOで約117億円だ。欧州トップはスイス、ロッシュのセヴリン・シュヴァンCEOで約17億円、日本では少し前に大型M&Aを発表した武田薬品のクリストフ・ウェバーCEOの約12億円だ。こんなに巨額の報酬を受ける働きというのはどういったものなのだろうか。高額だと批判される根底には、貢献度と報酬との乖離だという。ブロードコムの場合、貢献度が増加したというのではなく、持ち株の上昇によるものがほぼ全てだという。こういった役員報酬は、第三者の委員会で一応監視はされているようだが、実際には殆ど機能していないようだ。アメリカの問題点は、企業間の人材獲得の競争が激しいからだという。所謂ヘッドハンティングを防止するために相応の金額が必要と云う事で、貢献度というものでもない。ライバル企業との体面上CEOの報酬を上げているというケースもあるようだ。之など驚きだが、従業員の給料も同様な意味合いのことが云えるから、あながち変でもないのかも知れない。そこで日本はというと、トップのウェバーが12億円、2位がLIXILの瀬戸欣哉で11億円、3位がソニーの吉田憲一郎で9億円と云うからアメリカに比べて確かに低いが、一般から見れば十分すぎると思うのだが。そこでゴーンだが、先送りの報酬を加算すると、20億円に達していたとのことで、最高のウェバーの2倍というのは矢張り日本では破格であり、それをあたかも少額に見せようとした裏には、自身が高額すぎるという判断をしたからだろう。世界中を股に掛けていることから、日本に於ける常識は、あまり考えの中にはなかったのだろう。ヨーロッパの最高額はロッシュの17億円だから、ヨーロッパの中で比較しても巨額であることは間違いない。フランス政府も高額な報酬に批判をする可能性もあったようだ。日本の報酬も徐々に増額されているようだ。もし米欧の額に見劣りすると優秀な経営者の獲得が難しくなると云っている。然し、日本の風土からしてこの問題は該当しないようにも思える。それこそ同業の外国企業の手前、低い報酬だと会社の威厳に関わると云う事なのだろうか。もし、日本のCEOの報酬が低いからといって、日本人が海外に出掛けてた米欧の会社のCEOに納まれるというかと云えば疑問だろう。その逆で、日本では外国人がCEOにつくケースが多いのは何故だろうか、貢献度が高いのか、日本人の能力が無いのかどっちなのだろう。トップが日本人では駄目なのかと何時も思ってしまうのだが、米欧に比べて日本の報酬が低くても外国のCEOが日本に来るのはどうしてなのだろうか。アメリカや欧州では、役員の報酬は開示が求められ、イギリスでは、トップの報酬と株主の利益を比べられるようにしているとかだ。日本はまだそこまでは行っていない。会社は誰のものという基礎的な疑問が起こるが、株主あっての会社とは云え、そこで働く従業員が優秀であるからという点は、何時の場合も最後になるようだ。アメリカでは役員トップ5人の報酬の額を3年間に亘って開示するよう法律で決まっているようだ。株主総会での役員報酬に対する説明は30ページにも及び、全体のほぼ3分の1近くを費やすほどだという。報酬の決め方の考え方や制度などについても言及されているようだ。イギリスでも事細かに報酬の説明などが行われるが、日本はそういった説明はあまり重要視されてなく、やっと2010年に1億円以上の報酬の内訳を簡単に説明するだけに留まっている。前にも見たとおり、役員の報酬は株価連動としているところが多い。業績が上がれば株価も上がると云う事で、納得できる面はあるが、報酬は、上がれば上がるだけ経営者のやる気が増すかと云えばそうはならないのではないか。低すぎて、どうにもならないならいざ知らず、一定量の報酬額を得られれば、それで十分とは云わないまでも経営者としては満足を得られるように思うが、それは一介のサラリーマンの小さな感慨なのだろうか。株価連動で役員報酬を上げるよりも社員のインセンティブを増すような方向に持って行った方がより生産性が上がるような気がしてならない。役員報酬のたてりは大きく3種類だ。1つは基本報酬で、従業員の月給に相当する。2つは、ボーナスに当たる園と仕事の賞与。3つは、在任中の貢献度に応じた報酬。で、日本の場合、2と3の割合が52%なのに対し、アメリカでは90%、イギリスでは76%とのことだ。ドイツ辺りは達成度に応じて株式報酬を現金化して渡すケースが採用されている。1の固定給的にしてしまうと経営が保守的になるので、日本でも1と2と3のケースの配分を現在の1:1:1から2~3年以内に1:2~3:2~3程度に変えて、インセンティブを高めようとの動きだという。大幅な利益の修正や不正、巨額の損失発生時には過去支給分の返還や減額も考慮されるようになったという。企業価値を高めた経営者に報いることも必要だが、そこには働く従業員の貢献度も十分に加味して貰いたいものだ。従業員のボーナスなり昇給は、結構厳しく制限されていて、業績が上がったからといって、そのまま割合が給与に反映される仕組みではない。ボーナスなども既に財源(バジェット)が決まっているから、A君を上げるならB君を下げなければならず、全体量を膨らませることは出来ないと言った縛りだ。役員報酬の株価連動などと云った評価方式はある意味贅沢なやり方だと思う。そこにほぼ天井知らずとなれば、自ずと世界の役員報酬に格差が出てくるのも必定だと思える。【古今和歌集】616.起きもせずねもせず夜をあかしては 春の物とてながめくらしつ (在原業平朝臣)起きてもいず、寝るのでもなく夜を明かしては、今日もこの雨を春のならいと眺めて過ごした(ながめ・・・「長雨-眺め」を掛けている)
2018.12.15
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今日は第18回の北摂天神会ゴルフだった。従って、小学校の学習会は連れ合いに任せた。***私は1回欠席しているので、2018.11.16に行われたのが第17回の間違いであった。(訂正していない)前回同様、高槻亀岡線の多くの倒木はまだ手つかずのままだった。今回は、前回一緒だった人と同じ大学卒業の人が加わっての4人組だった。前回以上に賑やかなゴルフとなったが、私の成績は、前半滑り出しの破竹の勢いが途中から途切れて、残念ながら優勝は夢となってしまい、最後にはOBのおまけまで付いて、今少し奮わなかった。相変わらず、3パットが5回もあったので、パットの重要性を又ひしひしと感じるこの頃だ。インからのスタートだった。No.10 TSは右目を狙った通りで、土手に跳ねてラフに落ちていた。2打を少しダフリ気味でGRに届かなかった。3オンで2パットはまずまずの出足だ。ここはTSを天ぷら気味だった人(Bさん)が、2オンを果たし、しかもピン近でいきなりバーディー発進だ。No.11 110YDショートでピンは下段だ。8Iは一寸芯を外して届かなかった。2打は7Iで転がして寄せ、1パットで沈めパーだった。BサンはTSでGRを越えあわやOBかと思ったが、セーフで、それからの処置が良くボギーだった。No.12(クリーク) TSは、気楽に良いショットでCR突いてFWを越えたラフだ。クリークまであと少しだった、DRでは少し危険かも。2打は当たりが少し良くなく、カラーにニアオンだ。3打でピン近に寄せ1パットのパーだ。Bさんもパーだ。何時も巧いAさんは、トップ、チョロ、木に当てて、池に入れ、何と8打したのには驚いた。No.13 やや打ち上げ。TSは良い感じで、FW右だ。2打も良い当たりで一見乗っていったかに見えたが、やはり少し届かない。(ここは毎回届かない)。7Iで転がして、2パットのボギーだ。AさんのDRは私を越えたが、2打をバンカーに入れダボで、他の2人もダボだった。No.14 (打ち降ろし)左GRでピンは遠かった。5Iで振ったら何と一番深い池の向こうの土手に当たって池に入ってしまった。もう少し左にずれていたらニアピンだったのに。ここは3パットも手伝って、ダブルの6打だ。Aさんも、Bさんもパーで、Cさんまでボギーだったのだ。ここで調子を落としてしまった。No.15 TSの当たりは右にそれ、土手からカート道に落ちて、大分戻って来てしまった。2打はFW右に飛んだ。残り110YDを6IでGR右だ。しかも4オンは突っ込みきれず、またしても3パット、痛恨のトリプルだ。最早之までかと落胆した。Aさん、Bさんはダボだった。No.16 TSは巧く飛んだが少し右目でラフだ。2打を安全のため5Iで打ったが、之が良い当たりだった。足下がりの残り110YDを6Iで右GR(今日のGRは左)向こうのカラーに飛んだ。4オンで2パットは、先ず先ずのボギーだ。然し、ここはアプローチが難しい。ここで、少し調子を戻した。Aさんもボギーで、Bさんは、OBと最後バンカーで11打としていた。Cさんは私と同じだ。No.17 ここはTSを打上だ。Aさんがここで助言を呉れた。バックスイングから振り降ろしをもう少しゆっくりしたらとのことだ。TSはそれを守って一寸右方向のラフだ。2打は、良い感じ飛んでいったが、矢張り砲台の下で止まってしまった。然し3オンが寄って1パットのパーを拾った。寄せ1だ。Aさんも同じく寄せ1パーだ。No.18 (最後池越え)相変わらずTSは良い感じで右方向に飛んだ。右ラフだ。2打目は一寸当たりが悪く今度は左ラフだ。3打はレイアップのつもりで右土手に当てて、ラフに落ちた。4オンの2パットでボギーだった。AさんはTSもセカンドも良い感じで、3打を右から回り込むようにGRを捉えた。2パットのパーだった。この辺りは流石だ。前半は悪夢のNo.14とNo.15の連続失態で、飛び抜けたスコアにはならなかった。この2ホール連続の3パットが悔やまれる。それでも後半まだやれるという感触は残っていた。No.1 TSは良い感じで飛び、やや左FWだ。2打をトップしてゴロ気味で失敗だ。3オンして2パット、相変わらずだ。Aさんもボギーで、Bさんは2打をOBしたが、ボギーで抑えた。No.2 TSは良い感じでFWCRだ。2打は3Wでカラーまで飛ばした。3オンの2パットは実質3パットで、ボギーだ。ここは4人ともボギーだった。No.3 TGはかなり前方の、サービスホールだ。TSは極めて良い当たりで、FW左、相当飛んだ。残り100YDを7Iで見事オンした。しかも、1パットで沈めてバーディーは良い気分だった。前回と同じだ。他の3人はボギーとダボだった。No.4 フラットなショートで短い。8Iで1オンを果たした。前回はバンカーで泣いたが、今日は3パットでバーディーはおろかパーも逃した。Bさんはパーを取った。No.5 このホールは何となく合う感じだ(今までは)。TSは少し右過ぎて、木に当たって少し戻り、右ラフで止まった(左のOBが気になり、前回と同じだ)。2打は前の木をぎりぎりですり抜けて、右ラフだ。3打は池を避けて右目から攻めた。ラッキーにもGRの右カラー部に止まった。そこから4打を7Iでアプローチしたら、ボール1個分くらいピン横をすり抜けた。返すパットが惜しくも入らずボギーだった。ここでAさんは流石にパーを取っていた。Bさんは池、CさんはOBしていた。No.6 何時も長く感じる、打ち上げ後フラットなミドルだ。TSは左に飛んで、バンカー手前のラフだ。2打は良い当たりだが、50YDを残した。3オンし2パットのボギーだ。ここは、Aさん(TSで)も、Bさん(2打で)もOBしていた。No.7 長いミドル。ここはドラコンホール。TSはあろう事か、BさんのDRで打ってしまった。然し、10度のドライバーだが違和感はなかった。左ラフからFWに出たが、後から打ったAさんにオーバードライブされドラコンは取れなかった。2打も超良い感じでFW右だ。残り90YDを見事3オンさせた。然し、ここで又3パットした。2パット目はイージーだったのを逃したのは痛かった。Aさんはボギーだった。No.8 今日のピン位置はバンカー右だ。ここで痛恨、右にOBした。オナーのAサンが右にOBしたのにつられてしまった。打ち直してGR右カラーだ。4つで乗せて2パットという形になった。実質は3パットだ。ダブルは痛かった。後半はここで崩れた。Aさんも8打叩いた。Bさんだけボギーだった。No.9 TSは低くゴロ気味だが、真っ直ぐに飛んだ。FWを越えてラフの傾斜部まで転げていた。2打目の左足下がりは、何とか当てて、右バンカーの手前だ。3打を低めの当たりで、GR近くまで進んだ。然し、イージーな4打のアプローチは、思いもよらずGR上で端まで転げていた。ここでも感覚がおかしくなって3パットしてしまった。Aさんはここでもパーを取っていたのは流石だ。上がり3ホールをダボ、トリプル、ダボでは戦いようがない。前半より1打後退してしまった。又優勝はお預けだ。少しタラレバなら、前半の池の2打、その後の1打で3打、後半のOBとパット1つは何とかなったはずで、6打くらいは良くなるはずだったのに・・・。それでも1人ネット67には叶わなかったようだ。表彰式では、緑内障を病んでいる67の人が優勝し、2位は友人、3位は友人の奥さんとなっていた。精神力を鍛えねば、優勝は遠いようだ。
2018.12.14
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今日のセミウォーキングは島本高から東大寺公園に降りて、島本駅を通って帰宅した。***タイの高速鉄道計画は4路線、合計総距離2500kmだ。1路線はタイ国鉄が、他の3路線は運輸省傘下機関が計画している。その内、タイのスワンナプーム、ドンムアン、ウタパオの3つの国際空港を結ぶ東部線高速鉄道計画(221km)の事業主体を選ぶ入札が11月12日に行われた。入札に参加したのは大手財閥チャロン・ポカパン(CP)グループと高架鉄道運営のBTSグループ・ホールディングスが主導する企業連合だ。本命はCP陣営でその中には中国国有の建設会社、中国鉄建が加わっていたが、日本からの参加はなかった。日本が、日中関係改善の「証し」として、日中以外の第三国でのインフラ整備での協力などが合意されていたが、その目玉としての第1弾がタイの高速鉄道であり、東部線の敷設であった。日本が中国の「一帯一路」構想に協力するという約束が交わされていたが実現は難しそうだ。東部線はバンコクから東南のラヨーンに向かう臨海工業地帯を走り3空港間を約1時間で有機的に結ぶ。1980年代から開発が始められた「東部経済回廊(EEC)計画」の充実を図る柱となる計画線だ。臨海工業地帯を高度産業の集積地に変え、短時間での往来を可能にすることで、海外から投資や高度人材を引き付ける狙いだ。タイのその他の計画線はバンコクを起点にタイ東北部のノンカイ県を経てラオス国境へ延びる総延長615kmの東北線、古都チェンマイとつなぐ総延長745km北部線、南のペッチャブリー県の観光地フアヒンを通る総延長982kmの南部線が計画されていて、今回の入札は東部線3本目の高速鉄道計画だ。東北線は中国、北部線は日本が協力して開発が進められている。東部線は日中が協力して行う対象路線とされていたのがどうやら崩れたようだ。何故日本は中国の一帯一路に擦り寄るのか、今一つ理解しがたい。尖閣列島問題では、言いなりで、手をこまぬいている。何とか中国を慰撫するつもりなのかも知れないが、どうも昔の朝献外交の気配がしてならない。そして、今回の鉄道計画の協調も俎上に上がりながら瓦解したのだ。日経の解説員によると、政府は何とか政治的な思惑を通したいために、民間を動員しているとのことだが、民間(伊藤忠を中心にした日本の企業連合)は相応の利益が認められない案件については、及び腰であったようだ。日本政府は尖閣諸島問題で動かなくなった中国との関係を修復したいと思ったようだが、中国はそれほど甘くはない。中国としては、アメリカとの貿易摩擦で、日本がより厳しく中国に対応することのないようにとの思惑があるだけだ。中国の戦略である広域経済圏構想「一帯一路」を「第三国」と言い換えることでアメリカの目をそらし、日本の参入をしやすくあしらっただけのようだ。日本はあくまで鉄道計画の主導権を握りたいとの思惑があるものの、政治的な思惑と経済主体で動く民間私企業との温度差が、表面化したようだ。安倍の独断専行に近い形で計画されたようだが、対象がタイになった経緯は、インドネシアでは逆転的に中国に高速鉄道計画を鞍替えせしめた事があり、当初から中国の一帯一路計画を警戒しているインドなどは、日中の関係改善の対象国となりにくい。更に、ベトナムは中国との間で南シナ海問題を抱えているし、マレーシアは自国の鉄道インフラの縮小を中国に申し出た居るなどの事情があり、タイに白羽の矢が立ったのだ。タイとしても、日中間のバランスを取る上で、先行する東北線の中国、北部線の日本の集大成としての東部線というのは、バランス的にも好ましい形態だと考えたようだ。日本政府はすでに、CPと伊藤忠、中国国有の中国中信集団(CITIC)の3社提携の枠組みは出来ていたのを活用すれば事がスムーズに行くと判断したようだ。しかし、3空港間鉄道は官民パートナーシップ(PPP)方式をとっており、総事業費2200億バーツ(約7500億円)の大半は民間負担になる。一方敷設後に見込まれる需要から判断して利益回収が、簡単でないどころか、大赤字は免れないと見られたのだ。日本はタイに、事業計画の縮小を提言したが、タイ政府は3空港を1時間で結ぶという条件にこだわったようだ。この判断の根底には、中国なら国策的に金をつぎ込むであろうとの話し合いがあったのであろう。中国の覇権確保のための資金投入は他の国でも行ってきたことであり、その裏の思惑も当然見え隠れしている。タイが北部線を日本に決めた経緯として、事業の採算性を長期的国民還元の視野で見たことだ。短期の経済性だけにとらわれると、導入は困難だとしても、将来の国民の生活水準の向上や観光への波及効果など総合的に考えると恩恵は大きいと判断したこともあった。この時の趣旨を思い起こして、安易な資金に頼って、中国の誘いに乗らない理性を持つべきだ。タイも他国の例と同じ轍を踏みかねないことに理解が及ばなかったとしか云いようが無い。常に考えておかなければならないことは、中国の国家(党)を背負った世界政策のことだ。日本などとは桁違いの国家優先策に日本の私企業の団体が組んでも勝てるわけが無いと云う事だ。そもそも、鉄道経営への査定なども、日本の純粋な企業活動としてのものとは全く異次元の思考回路になっているわけだ。日本が如何に善隣外交をと唱えてみても、一向に意に介さないのだから、この勝負は既に帰趨がはっきりしていたとも云える。こうして、日中が、急遽作り上げた日中協力態勢に於ける第三国インフラ支援という大きな命題は早くも崩れ去ることになる。タイが今後、中国主導の開発に同意し、多量の政治的マネーがつぎ込まれた先のことを思いつくか否かが今後の問題になるようだ。その答えが見えるのはもう少し先のことになるようだが、タイがスリランカ同様、中国が仕掛けた債務国のワナに取り込まれないことを祈念するばかりだ。当初からタイの鉄道計画は日中韓仏の国策を掛けた戦いの場であった。安全性を強調し、ただひたすら日タイの過去の友好関係を唱える日本に対し、安さでアピールする中国という構図が出来上がっていた。特に中国は東北線ではやがて中国・昆明からラオスを通じ延線が可能な点などをアピールの項目に加えて、タイ政府が財政基盤悪化の懸念材料となっている大量のコメ在庫の売却先も可能になるなどと云った点を強調していた。日本の受注体制は、政府と民間との摺り合わせが完全に行われる前に政治が主導的に先走る傾向が見られる。かつてのタイの大型治水事業でも事業者が土地収用の責任を負うなど厳しい契約条件のために、総事業費約3000億バーツの大型案件を逸注する経験をしている。対外的なインフラ整備など大型案件に対して、日本は受注に向け、もっとしたたかな戦略が求められる【古今和歌集】615.命やは何ぞは 露のあだものを あふにしかえば惜しからなくに (とものり)命、それが何だというのか、所詮、露のようにはかないものであるのだから、逢うことに替えられるなら惜しくはないのに(やは・・・反語、なにぞは ・・・ 何ものか、あだもの ・・・ はかないもの)
2018.12.13
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今日のウォーキングは昨日の疲れもあり、小雨模様だったので中止した。中学校の放課後学習会に行ったが、1年生で、簡単な代数のテスト問題で出来なかった子供達が40名近く参集していて、教えていると、内容が全く理解出来ない子が多くいて、一寸愕然とした。夕食は七草の会の忘年会で吹田のインブートで4夫婦8人が集まって、楽しく懇談しながらイタリアン料理とワインを頂いた。***AI(人工知能)については新聞などで、見ない日がないくらいに何度も出てくる。1950年代半ばに始まった研究は、AIが人間に取って代わることになるとか世界が変わるとか云いながら、研究ブームは盛り上がったり、萎んだりという経過を辿っている。それから深層学習(ディープラーニング)という言葉が出現し、AIの研究は飛躍的に進んだ。思いつくままに深層学習について見てみる。ディープラーニングとは、脳のニューロン(神経細胞)のネットワークが学習を重ねて画像認識や音声の理解などを行うプロセスを模擬する手法で、いわゆる「人工ニューラルネットワーク」に基づいている。このニューラルネットは階層構造で、各階層は多数の仮想ニューロン(ニューロンの役割を担う電子回路)からなり、各層の間は多数の配線で結ばれている。なんだか分かったようで、よく分からない。ニューラルネットワークに対する機械学習の手法の一種で、他の機械学習技術では達成できないレベルの精度を実現できる夢のような技術だとのことだ。しかし、実際にはまだまだできないことも多く、万能な技術と言うには時期尚早のようだ。ディープラーニングが世に知られるようになったのは、2012年の画像認識コンテストだ。カナダ・トロント大学が約1200万画像で1000の画像認識に対して初めてディープラーニングを適用し、圧倒的な精度を実証したのだ。その後ディープラーニングは画像分野などで急速に実用化が進み、画像検索サービスや道路画像表示サービス、音声認識などに広く採用されている。例えば、顔の画像認識の場合、第1層(入力層)で画像の個々の画素の情報が解析されて第2層に送られ、顔に特有の幾何学的な形状が抽出される。さらに階層が進むにつれ、目や口の特徴が検出され、それらを組み合わせた顔全体が認識され、最終段の階層(出力層)で人物の推定が行われるといった過程を採る。このような分析回路は、脳の中でも同様のことが起きていて、識別への手順を踏んでいるのだ。ハード面ではビデオゲーム用に設計されたグラフィックプロセッサ(GPU)によって、計算速度が一気に10倍になり、実用化に近づくことになった。最初の頃のニューラルネットは主に静止画像のパターン認識などが中心だったが、音声や動画など時間とともに展開していく事象に関するデータ処理への応用も広がりつつある。アメリカでの研究が進んでいて、日本は遅れている。そんな中、東京大学発ベンチャーのプリファード・ネットワークスはディープラーニングを用いた産業ロボットの制御や自動運転などの分野で独自の存在感を見せている。音声認識に関しては、雑音の多い環境では認識精度が上がらず、例え、95%のボイスコマンドを認識したとしても、十分ではなく、更に雑音を排除した99%以上の精度でやっと、人々が自然に使えるほどの正確性が得られるとなる。現在私もiPhoneでSiriでの音声通話を経験しているが、かなりな制度で使える気がする。このように、日本でも新興企業を中心に実用化が進んでいる。人間が自然に行っている学習能力と同様の機能をコンピューターで行おうとする技術・手法を機械学習といい、ディープラーニングというは機械学習の手法の1つだ。機械学習は入力データを与えると、設定された関数やロジックによって、学習結果を出力データとして導く。この時、知識やルールの全てを人間が記述するわけではない。機械学習の手法には大きく分けて3つある。教師あり・なし学習と強化学習だ。ディープラーニングは、いずれにも適用できる。詳細は難しいので省略する。 このようなディープラーニングが可能になった理由は大きく3つある。1つは、ウェブにより大量のデジタルデータが容易に入手できるようになったこと。2つ目は、GPUのように高速演算処理を可能とする汎用的なハードウェアが登場したこと。そして3つ目は地道な研究だ。何が「ディープ」なのかということだが、ニューラルネットワークは大きく3つの層(入力層、中間層、出力層)に分けられる。入力データは入力層を通り、中間層を通過して処理され、出力層で結果が作られる。ディープラーニングは、特に中間層が2層以上のネットワークを対象にした学習手法のことだ。中間の1層増えるだけで、学習するべきパラメータ数は大幅に増え、学習の難易度も上がる。普通のコンピューターは人間が記述したプログラムに従って動作する。これに対し、機械学習は、プログラムを人間が作らない。どう判断するかを人間が教えることなく、機械が自分で学ぶのだ。人間が教えないとはいっても、機械がいきなり情報を見て答えを出すことはない。機械には、「A」という情報が入ってきたときに、沢山の答の例を与えておくのだ。その多くの情報を元に、コンピューターが自ら学習しつつ最適な答えに辿り着かせるという手法だ。コンピューターの中で、入力に対して正しい答えが導き出されるような“モデル”が作られていくのだ。このようにディープラーニングでは、計算処理を何段にも重ねて行わなければならない。予め膨大な数の入力と出力のセットを与えておくことで、コンピューターが最適なものを選択していくのだ。人間の成長を例にして考えると、赤ん坊が物を覚えていくとき、親は論理的な条件分岐のプログラムを教え込むわけではない。ある状況(入力)に対して、言葉の意味であったり、取るべき行動だったりの答えを教えている。膨大な入力と答えのセットから知識を獲得していくという意味では、人間の学習にとても近いイメージを持つとも言えそうだ。この層が多くなると最適な解を得る為には計算の量が飛躍的に大きくなっていくのだ。層を経る毎に答はより絞られていき、最終の出力解に近づくことになる。膨大なデータを収集することも難しい問題であった。今日、高速で大量のデータ(ビッグデータ)を処理できるコンピューターが出現したことと、インターネットなどを介して大量のデータが収集できるようになったことで、ディープラーニングが可能になったわけだ。【古今和歌集】614.頼めつゝあはで年ふるいつわりにこりぬ心を 人は知らなむ (みつね)期待させながら、逢ってくれずに年が経つ、そんなあなたのウソにも、懲りることのないこの心を知ってもらいたい(頼む・・・相手に期待を持たせる)
2018.12.12
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点下までは同じだが、帰りはネオマックスを通り帰宅した、目標に200歩程度不足していた。午後小学校の総合学習会ということで、働く人たちから話を聞いて、学んだ経験を発表する会に参加した。画一的な優等生発表が続き、今年の6年生は温和しく、従順そうな印象を受けた。夕方からカラオケの練習にでかけた。あまり乗り気がしない気分だった。我々よりも10歳年上らしきお客と同席することになったが、まだまだ声にハリがあって、なかなかのものだと思った。然し、一方の人は元の歌がどういう歌なのか分からないくらいにただ自分本位に歌って満足しているようだった。***改正入管法(出入国管理法)が成立した。新制度は2019年4月に発効する。十分な議論も行われず、又、現状の把握も行われていないままの法案の成立は、一部で民主主義の崩壊だとの声もある。安倍晋三独特の、要所には答えないはぐらかしの中での強引な採決だった。然し、一旦通ると、それに従わなければならないのが、法律だ。内容を少しは理解すべく読んでみた。新残留資格(特定技能)は2段階になった。「特定技能1号」と呼ばれるのは単純作業など比較的簡単な作業に就く外国人に与えられる。最長5年の技能実習を修了するか、技能と日本語能力の試験で合格することが条件だ。家族の帯同はできない。想定するのは介護、外食、農業、漁業、建設、飲食品製造、機械製造、電子情報関連、ビルクリーニング、素材加工、造船、自動車整備、航空、宿泊の14業種だ。「特定技能2号」はより熟練した技能を持つ外国人に与えられる。更に高度な試験に合格することが条件だ。在留期間の更新が可能で、配偶者や子どもの帯同を認める。2号には、建設、造船も視野に入るが、当面は様子見だ。ここで、様々な問題指摘があるものの、すべては、納得されないままの施行だ。現状(2017年10月末)では、外国人労働者の内訳は、「留学」と「技能実習」が4割を占めている。そして実態は、低賃金や、長時間残業で安価な労働力として単純労働に就いている。安倍晋三は従来から移民政策は採らない(単純労働者を受け入れない)と繰り返していたが、実態はこういった隠れ蓑の中に入ってしまっている。そんな現実と名目の乖離など、無かったかの如き扱いだ。今回の政策転換も移民政策でないと言い張るなら、受け入れる外国人労働者は「いずれ本国に帰ってもらう」ことが前提ということになる。将来にわたって日本に定住し、社会を支える役割を担ってもらうという発想は取りあえず見過ごしておこうというわけだ。かつて、1950年代~60年代にかけてドイツはトルコ、イタリア、ユーゴスラヴィア等から期間限定として180万人を超える外国人労働者を受け入れた。(ガストアルバイター)しかし、彼らはドイツに居着いてしまい。ドイツ社会の底辺を形成し、様々な社会問題を起こした。日本も正にこういった轍を敢えて踏もうとしているようだ。(あのホーム・グロウン・テロリストの出現を思い起こしてみよう)ドイツは2000年代になってようやく自らを「移民国家」であると定義しなおし、外国人の権利保護と同時に「ドイツ市民」となるためのドイツ語教育や生活ルールや法律などを教える公民教育を義務付け、実施するようになった。日本もおざなりの教育はするとしながらも、安倍晋三の頑ななまでの表面上の移民を受け入れないという建前による制約で、第2のドイツになりかねない状況になってしまっている。2019年度から5年間に14業種で最大34万5150人の受け入れを想定している。人手不足を建前に、この機に、なし崩し的に単純労働者を追認する格好だ。ただ、賃金も生活環境も整えるとはしているが、外国人労働者の実態の調査はあまりにもずさんなものだ。当面、介護分野に5年間で最大6万人を受け入れるとしているが、それが既存の在留資格で受け入れた外国人介護職が10年で5000人にも満たないと言った具合に実績とは全く乖離している。とにかく需要側の希望値を書いただけで具体的な見通しは全く立てられていない。外国人が集まらないのは、言葉の壁に加え、国際的な人材獲得競争の激化もある。介護では利用者や他の職員との円滑な意思疎通が求められるが、重労働の割に待遇のよくない介護職に就くためにわざわざ勉強するモチベーションがわきにくいためだ。加えて、日本の賃金水準は欧州より低く人が集めにくいのだ。野党の調査で、67%が最低賃金以下(政府の認識はたった0・8%)だとのことで、そんなことも承知せずに事を進めていたのだ。観念的に日本人と同程度賃金というものの、賃金規定はない。現状の把握無しに法律を先行させ、実勢のフォローは、企業からの書類上での報告に依拠すると云った、ずさんなものだ。また日本人従業員が労働を奪われると云った懸念に対しても同様に形骸的な書類チェックで済まそうとしている。詳細な詰め無しの実態追認型のいい加減な法律になっている。技能実習生は全国に約26万人いるとされ、劣悪な労働環境が問題化している。そんな外国人技能実習生の実態調査(2017年)では、2015~17年の3年間に7000人以上が失踪している。そのうち69人が死亡していたことがわかった。12人がフォークリフトの運転中に誤って横転し、下敷きとなったとか、貨物と台車に頭を挟まれたといった実習中の事故によるもので、6人が自殺し、殺害された人も4人いた。政策の大転換となる入管法の改正だが、衆院法務委での審議時間は計17時間15分で、働き方改革関連法(34時間38分)や統合型リゾート実施法(19時間43分)など、最近の与野党対決型法案の委員会審議に比べても短い時間しか審議されていない。いずれにせよ、法律が通れば、これまで単純労働とみなされてきた職業分野にも外国人労働者が大量に入ってくることになる。彼らは、移民ではなく一時滞留者だとの建前(詭弁)が、どう規律正しく履行されるかだ。一方で、優秀な外国人が増えてくれば、それだけ日本人の若者にも高い能力が求められるようになる。現在人手不足の名の下、いい加減な態度で安穏としている日本人学生は彼らに駆逐されることも考えられる。また、単純労働に近い分野でも、彼らを「安い労働力」と扱うなら、その分野での給料は引く抑えられ、そこで働く日本人にとっても他人事ではない。日本人労働者にもそのあおりが来るだろう。政府が表明する外国人労働者にも同一労働同一賃金とすることを企業に守らせることが重要になってくる。【古今和歌集】613.今ははや恋ひ死なましを あひ見んと頼めしことぞ命なりける (ふかやぶ)もう今はすぐにでも恋しくて死にそうですが、愛し合うことを期待させたあなたの言葉だけが私の命をささえているのです(たのめし ・・・ 期待させた)
2018.12.11
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今日のセミウォーキングは高浜堤から淀川河口32.0km地点までで、帰りは楠薫堂を経由した。夕方から大学の同窓会で梅田に出掛けた。連れ合いも梅田までは同行し、久しぶりに年末ジャンボを購入して、別れた。同窓会は、阪急32番街の30F、塚田農場で行われ、8人の友人達が集結した。内5人は台湾旅行にも同行した仲間だ。皆元気そうで何よりだ。健康の為とそれぞれ身体を気遣っているようで、どうしてもそういった話題になる。別に長生きをしたいというわけではないが、死ぬまで元気でいたい(寝たきりなどにならないでいたい)というきもちが強い。***パリのデモは11月24日に2回目大規模デモが凱旋門周辺で行われ、全仏で10万6000人以上が参加した。(1回目は28万人という)そして、3週連続の3回目は約13万6000人が参加した。マクロンは11月27日に国民の生活に配慮しながら税制を考えるなどと訴えたが、再発を止められなかった。4回目のデモ(12万5000人)も8日に強行された。なんと、デモは隣国ベルギーにも波及し、8日はブリュッセルで約1000人が黄色いベストを着て生活水準の改善などを訴えるまでになっている。そして、今日もまだ続いている(15日に再実施が呼びかけられている)。発端は環境政策の一環として来年1月から予定したガソリンと軽油の増税だ。生活費が上がることに不満を持つ人たちがネットを通じて週末のデモを呼びかけ合ったのだ。2016年以降、原油価格の上昇でガソリンや軽油の価格も上昇しており、地方の住民など日常的にクルマで移動する人々の生活を圧迫している。加えて、温暖化対策のために燃料税を引き上げると言う事で、人々の怒りに火をつけた格好だ。今では大義を越えたフランス(マクロン)の経済政策全般に不満を持つ人が集まる大々的なものに発展している。2017年に発足したマクロン政権下で最大規模のデモだ。昨年は60%台だったマクロンの支持率は最近、20%台に落ちた。支持率は低迷するものの、フランスの構造問題への課題認識を共有するフランス人は多い。だからこそ、改革を標榜するマクロンを大統領に選んだのだ。しかし、このデモを見る限り、マクロンの標榜する改革は、受け入れられていないようだ。当初はパリだけで24人がケガをし、仏全土では約140人が拘束(その後2000人)されたというで出しだった。之が情報がネットで拡散し、賛同者が広がっていった。(3人が死亡、約550人が重軽傷)ネットで広がった運動だけに組織だって行動しておらず、治安当局も規模を読みにくいという。デモ隊は工事現場で作業員が身につける蛍光色の「黄色いベスト」を着けているので、運動は「黄色いベスト運動」と呼ばれている。その数は数千人で一部は暴徒化して、治安部隊と大規模な衝突を展開した。パリの観光名所シャンゼリゼ通りの写真が掲載されているが、芸術の都とあこがれたパリの街はまるで戦争のようだ。デモ隊がトレーラーに火を放ち(建物6件を含む約250件の放火行為)、警官隊に投石し、警官隊は催涙ガスで鎮圧に当たっている。中心部コンコルド広場などでは地下鉄が閉鎖された。そのため、多数の店舗は休業し、休日を過ごす人々や観光客にも影響が出ている。デモが明けた後は、暴徒に襲撃されたスターバックスなどパリ市内のいくつかの店ではガラスがほぼすべて割られ、店内も破壊され尽くされて収奪があったようだ。明らかに、デモの範疇を超えた暴力による犯罪行為に発展している。フランス政府は燃料税の引き上げは環境負荷を下げるために必要だと説明しているが、それでなくても生活が困窮している市民は、全く承服できないという意思表示だ。このデモの伏線は、先進国の中でも特に多い公務員を12万人減らし、富裕層が優先と見られている法人税を33.3%から段階的に25%に減少し、企業活性化の為に雇用・解雇を促したことだ。フランスの失業率は日米だけでなく、EU内で対等になろうとするドイツなどと比べても高い。マクロン就任以来失業率は9%台と変化無く、若年層も期待の裏返しで、失望感を抱いている。これらのデモを受け、12月に入ってマクロンは2019年1月に予定していた燃料増税の6カ月先送りと、2019年は増税しないことを決め発表するまでになった。然し、一旦火が付いた国民の反発は納まらないと言ったところだ。国民の要求も多極化しだして、最早収拾が付かないありさまだ。「仏政府は全てを改善すべきだ」とか「マクロンは辞任すべきだ」と云ったところまで来ている。なお、これまでにデモ鎮圧の為にマクロンが発表した最低賃金引き上げなどの措置により、約1兆~1兆3000億円)の歳出増が見込まれることになる。この結果、財政赤字が欧州連合(EU)の財政規律違反の水準に達すると見られている。燃料税の引き上げ凍結などで2019年の歳入減は約5100億となり、フランスのGDPの0.2%に相当する。之により、2019年の財政赤字はこれまで見込んできたGDP比2.8%を越えることが懸念されている。フランスの財政赤字のGDP比は2016年まで9年連続で3%を超えているのだ。このため、マクロンは厳しい支出削減をして何としても、2019年の2.8%以内は至上の命題と考えている。一方、EUのルールは加盟国に、財政赤字をGDP比で3%以内に収めることを求めている。窮余のフランス政府は2018年1月に廃止したばかりの富裕税を復活させることを視野に入れだした。然し、まだマクロンは、富裕税は投資家が仏市場を敬遠する要因になると復活には慎重で、この具体的な選択はしていないようだ。メルケルと共に、国際協調を唱えアメリカの自国第一主義を批判してきたマクロンだが、ここで受けた逆風は、トランプを抑止する勢力が弱まることにもつながりかねない。トランプはこの事態を見て、「パリ協定なんかやめて、貧乏人を救え」と云っている。このデモの特徴は、ネットのSNS(交流サイト)だろう。アラブの春をもたらしたのも、ネットだったことを考えると、正に世界がネットによって変わることを如実に示している。リアルで過激な情報は、デモ側を奮い立たせるのであろう。通常の市民に混じって、過激組織が計画的に扇動することも出来るだろう。多様な人種を飲み込んできた国ならではの現象かも知れない。【古今和歌集】612.我のみぞかなしかりける 彦星もあはですぐせる年しなければ (みつめ)自分だけが逢えずにこんな悲しい思いをするのか、七夕の彦星でさえ逢わずに過ごす年はないのだから
2018.12.10
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今日のセミウォーキングは大阪染工から宝寺踏切までで、帰りは島本駅を通った。9時半から島本町ミニマラソンが始まった。連れ合いと見に出掛けたが、孫が走るのは午後からだと云う事で、出直した。経路を辿ると、3箇所で走る姿がチェックできそうで、そこに陣取って、観戦した。最後の方で余裕を見せて笑いながら走り抜ける姿まで確認できた。***フィナンシャル・タイムズによると中国の一帯一路の一環であるアフリカへの鉄道投資の様子がおかしくなっているようだ。1件は、紅海に面したジブチと内陸のエチオピアを結ぶ鉄道で、もう1件は、ケニアのモンバサ港と首都ナイロビを結ぶ鉄道だ。この2件の東アフリカでの大型鉄道建設プロジェクトは中国主導の鳴り物入で、1年半前に開通したものの、実際の運営が回らなくなっているようだ。アフリカ初の国境をまたぐ完全電化鉄道であるジブチ―アディスアベバ線(総工費45億ドル)は財務、運営上の問題が浮上している一方、ナイロビーモンバサ間のケニア線(同32億ドル)は赤字で、スキャンダルに見舞われ批判が高まっている。中国がアフリカへの足がかりとして、20年前から投資を続けてきた案件だが、ここに来て見直しを迫られることになるようだ。対象のアフリカ各国の事情を脇に置いて、中国の権益にのみ目を注いできたツケが出てきている。東アフリカの鉄道は、19世紀後半にイギリスによって最初にモンバサ―ナイロビ線が建設されたが金銭面と人命軽視(駆り出されたインド人が次々にライオンに襲われた)の両面であまりに代償が大きかったため、「ルナティック・エクスプレス(狂気の急行)」として知られるようになった。今回の鉄道も100年ほど前の轍を踏んでいるとの指摘がなされ始めている。中国政府がその強引さを批判されているだけに留まらず、中国のスポンサー企業も損失を被っている。中国国営保険会社の中国輸出信用保険は、ジブチ―アディスアベバ線で10億ドルの損失を出している。見通しが甘かったと云うしかないが、エチオピアの支払い能力が低下したこともその要因だ。エチオピアは中国との返済条件を再交渉し、40億ドルの鉄道建設融資の返済期間を10年から30年に延長した。一方、ケニアでは、1963年の独立以来最大のインフラプロジェクトであるモンバサ―ナイロビ線に対する問題は汚職がらみのものだ。先月、中国路橋工程で働く中国人3人が鉄道から1日当たり1万ドルの売り上げを掠めとっているとの疑惑が持たれ批判が高まっている。この発券詐欺疑惑の捜査に当たる地元の役人に賄賂を贈ろうとしたとして3人は逮捕されている。中国はアフリカに於けるインフラ整備で主導権を持ちつつプロジェクトを遂行しているが、汚職の横行や不完全なフィージビリティースタディーに基づく性急なプロジェクト遂行で、計画のずさんさが浮き彫りになっている。汚職撲滅に取り組むケニア人活動家によれば、この路線は、貨物輸送をトラックから鉄道へ移すことで、並行している高速道路の渋滞を減らす目標を掲げられていたが、実際にはそれが達成されていない。高速道路はかつてないほど渋滞しており、アメリカの建設会社ベクテルが同じルート沿いに総工費30億ドルの道路を建設する計画を立てているほどだと言う。中国は更なる路線延長で、ウガンダ国境へ向かう路線を計画していたが、ここに至って、見直しを迫られている。ここに来て、従来中国が採ってきた手法が行き詰まっていることが明白になっている。中国は長年、アフリカでインフラ整備を優先し、1980年代からの中国自身が急激な発展をしてきた事をアフリカでも踏襲しようとしたのだ。西側諸国は長年かけて、アフリカの発展の原動力として統治と制度機構づくりを重視してきたのに対し、中国は性急に市場化と工業化を進めることに重点を置いた大型プロジェクトを提唱してきた。これに対し、アフリカ各国も中国の誘いに応じて道路や橋、空港、発電所を建設してきた。しかし、中国自体でもそうだったように、一部のプロジェクトは無用の長物だったことが分かる一方、建設資金をまかなうために使われた当初の融資を返済できるだけの収益を生み出せないプロジェクトもある事が明らかになった。例えばジブチ―アディスアベバ線は、電力不足と予想を下回る利用に苦しめられている。利用する乗客は徐々に増えているものの、貨物は思うように伸びないのだ。沿線に十分な工業系のメーカー等が存在しないことも影響している。また、エチオピアからジブチ港を結ぶ鉄道敷設は、エチオピアがエリトリアと交戦状態にあったことが背景にあったが、7月に戦争状態を終結する和平合意に調印したことで、この鉄道の必要性はかなり減少したのだ。和平によってエチオピアはエリトリアのアッサブ港とマッサワ港を利用できるようになるからだ。エチオピアの工業自由貿易特区と輸出市場向けの大規模農業プロジェクトとを結ぶ鉄道は長期的には経済合理性があると言うものの現段階では、鉄道は完全には稼働しておらず、中国の思惑外れと云う事が云えそうだ。これは中国側の問題と云うよりは、借りたお金を返済しなければならないケニアにとって、大きな負担になることが問題なのだ。スリランカでは中国の貸し付け後に返済が行き詰まり、港の運営権を99年にわたり中国に譲渡した。こういった中国による「債務のわな」がこのジプチにも起きていて、既に港は中国海軍の海軍拠点を提供することになっている。むしろ中国としては、こういった事態を読んでいて、甘いフィージビリティースタディーの下にプロジェクトを進めていたのではないかとの懸念まで持ってしまう。地図を見ると、明らかなように、ジプチ港は紅海へのアクセスの喉元になるわけで、あたかもマラッカ海峡に於けるシンガポールの位置に等しいのだ。中国のアフリカ経済支援はすでに、合計1850億ドル(約20兆3500億円)に達しており、国内でも批判の対象になっている。これに対し、習近平は「アフリカ諸国を支援するために必要な資金だ。無駄に使うのではない。ましてや、中国が見栄を張るためではない」などと述べているが、真意は案外先に述べたことにあるのではないかとも思える。中国の一帯一路プロジェクトのアフリカに於ける拠点としてのジプチやモンバサへの進出は、習近平にとっては、譲られないものであるようだ。勿論、対アフリカ支援は資源の主要輸入先で潜在的な巨大市場でもあるアフリカへの影響力拡大の狙いがあることは明らかだ。このほかにも、中国は大西洋のアンゴラと隣国コンゴ民主共和国をつなぐ「ベンゲラ鉄道」(全長1344km)の補修も行っていて、かつて1970年代に中国が建設したタンザニア―ザンビアをつなぐ「タンザン鉄道」(全長1860km)と連結して、アフリカの西海岸から東海岸まで1つの線路で結ぶことも着々と進められている。中国の一帯一路とその綻びが少しずつ目に付きだしている。【古今和歌集】611.わが恋はゆくへも知らずはてもなし あふを限りと思ふばかりぞ (みつね)この恋は、どこへ向かうともわからず、その果てもわからない、ただ、逢うことを終着点と信じるばがりだ(行方も知らず・・・成就するか不成功に終わるか分らない、果てもなし・・・終わりもない)
2018.12.09
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今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下まで歩いて、帰りはマンボウを通った。今日は中学校の土曜スクールだ。最大時8人ほどが学習した。殆どの子に声を掛けた。もう少し集まってくれば良いのだがという話になる。学習会を終えて外に出ると、天気が良い。連れ合いと丹波路をドライブした。一般道を通って、亀岡では道を誤って、無駄道を走った。更に丹波篠山市と名前を変える篠山では、大きく通り越すなどがしたが、ドライブなのでそれで結構楽しい。連れ合いは篠山の中心の蔵という酒屋で清酒を2本買った。そして、弐拾六で蕎麦と鯖寿司を頂いた。朽木の蕎麦屋より安くて美味しかった。用もあり、疲れたこともあって、緑地公園でのしまもとcocoro忘年会には顔だけ見せて失礼した。***武田薬品がアイルランドの製薬大手シャイアーを約7兆円で正式に買収した。(買収完了は2019年1月8日)先ずその額に驚く。之で両社の売上高は単純合算で3兆4685億円のメガファーマ(巨大製薬会社)になるのだ。勿論日本一の製薬会社になるわけだが、それでも製薬会社としては世界第8位で、トップのロッシの6割弱の規模と言うから、製薬会社の規模に又驚く。勿論日本企業として過去最大の買収だ。買収によってもアメリカや欧州、日本及び中国の主要市場から独占禁止法上問題ないとする承認は取得されている。シャイアーは1986年の創業で、血液や免疫系の難病や、患者数が少ない血友病など希少疾患の治療薬や血液製剤に強みを持つ。一方の武田の得意分野は「がん」「消化器」「精神神経」の3つだが、買収によって、第4の柱として希少疾患を加えることになる。また、シャイアーは、開発が最終段階にある新薬候補を複数持ち、遺伝子治療の分野も得意としている。2016年には米バクスアルタを買収し、バイオ治療薬にも注力している。2017年の売上高は日本円換算で約1兆7000億円と、武田の約1兆7700億円とほぼ同規模だが、利益水準は4倍強と高い。また、世界最大市場のアメリカでの売上高が6割強と多い。武田は対アメリカの販路は3割強で、海外の販路拡大も狙って(日本市場は縮小しており、世界的に進出しなければ勝てない)買収を決断したようだ。武田薬品はシャイアーの買収に必要な資金を調達するため、米JPモルガン・チェース、三井住友、三菱UFJの3銀行から最大308億ドル(約3兆4500億円)の借り入れを行うことになっている。また、2018年度中にも最大200億ドル(約2兆2000億円)規模の社債発行を検討している。国内企業としては最大規模の発行額となる。武田の有利子負債が買収前の約10倍の5兆円4520億円超に膨らむことになり、この大型買収(M&A)は大きなリスクを伴うことになる。シャイアーの取締役会このオファーを企業価値などを過小評価しているとして当初拒否したし、創業家出身の武田国男元社長が反対を表明している中、株主の過半を占める機関投資家が賛成し、株主総会では3分の2以上(88%以上とも)の賛同(シャイアー側も最終的には同意している)を得たという。このように買収には財務的なリスクが伴うものの、武田としては、そういったリスクを負ってでも勝負に出ざるを得ない状況に追い込まれていたということだ。ここ数年は低収益のあえぎ、長らく自社新薬も出せていないのだ。そんな背景の下、株主は成長戦略としてシャイアー買収を支持するという選択に至ったようだ。株主総会では事前に株主から受けた質問に対する回答が発表された。有利子負債の削減計画については、買収から3年後には統合によるコスト圧縮効果が年14億ドル(約1600億円)に達することや、非中核資産の売却を進めることが説明された。詰まるところ、買収の成否は収益を生む新薬を創出できるかにかかっていて、規模の拡大を新薬開発に結び付けられるのか。統合後の成長戦略が注目されることになる。武田薬品の社長はクリストフ・ウェバーで、フランス出身だ。日産のゴーンと云い、どこも大きな話題を提供するのは外国人(フランス)がトップの会社であり、共に巨額の年俸を得ている。因みにウェバーは年10億円を超える役員報酬を受け話題となった。ウェバーはこの買収で、年間4000億円以上を研究開発に投資する事が出来る体勢となる事を強調し、世界のグローバル企業に対抗できるようになるとの買収の意義を説明している。さらに、この買収を機にシャイアーの社外取締役3人を、武田の社外取締役とする事も承認されたようで、何やらどちらが主導権を握っているのか、曖昧な感じで、ともすると外国企業になってしまったのかと云った感じさえ受ける。株主に中には買収提案後にシャイアーががん治療薬を切り離したことに対して、製品領域への不安を口にする人もいたようだ。さらには、巨額の借金を背負うことになり、本当にうまくやっていけるのかという不安を語る人も居た。製薬会社の成り立ちとその成長の経緯は、こういったM&Aに依ることが常識的のようだ。過去にも2005年に武田は、280億円でイーライ・リリーからスピンアウトした米バイオVBシリックスを買収し、アメリカの研究拠点にしている。勿論新薬開発の候補をも取得している。さらに、武田はアメリカのバイオ医薬品会社ミレニアム・ファーマスーティカルズを8800億円で買収している。ミレニアムはガンと炎症疾患の遺伝子治療を重点的に研究しており、武田の不足を補えるとしていた。さらに、米アムジュンの日本法人を900億円で買収、続いて、スイスのナイコメッドを約1兆1100億円で買収している。又、逆の場合もあるようだ。2016年には、武田としては主力から外れた部門を逆M&Aの形で、富士フイルムに試薬大手の和光純薬工業に売却する等の手段を執っている。続く焦点は、大衆薬事業で、その中核が栄養ドリンク剤アリナミンだ。アリナミンが売りに出されれば3000億から5000億円程度になるはずと見込んでいる。武田と云えばアリナミンなどと云ったことは最早昔の話になってしまったようだ。こういった、資産売却は合計金額で1兆円規模になると言った見方がある。武田はまた、潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬「エンティビオ」や、多発性骨髄腫治療薬「ニンラーロ」など医療用医薬品を収益の柱に据えており、相対的に大衆薬の比重は下がっている。アリナミンが「非中核事業」と目されるのも、このためだ。もっとも、アリナミン事業は株主からの支持も高い。アリナミンは数少ない一般向け商品であり、一般消費者にはテレビなどのコマーシャルで武田を身近に感じているといった感傷はあるものの、ウェバー社長は収益性の高い会社を目指すと、有名な大衆薬の切り離しも辞さない感じだ。医療用医薬品の研究開発費は大きく失敗するリスクも大きいだけに、安定収益が見込める大衆薬事業を切り離す可能性はあるのか。注目が集まりそうだ。【古今和歌集】610.梓弓ひけばもとすゑ我が方に よるこそまされ こひの心は (はるみちのつらき)弓の弦を引くとその両端がぐっと自分の方に寄ってくる、そのように引き寄せたい 「夜」ともなればいっそう恋心が増すことだ(ほんまつ=本末・・・弓の下(本)と上(末)のこと)
2018.12.08
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今日はアカデミーゴルフコンペで太平洋GC宝塚コースを経験した。初めてのコースだ。友人の夫人がレッスンを受けているクラブが開催するのに誘われた。行きは川西ICから少し遠回りしてしまった。組み合わせは、友人夫妻と、夫人と同じくレッスンを受けている女性の4人組だ。スタート前に集合写真を撮った。小学校の学習会は連れ合いに替わって貰った。9:15インからのスタートだ。70歳以上はフロント(白)ティーからだ。No.10:緩やかな打ち降ろしミドル。やたらにバンカーが目立つ。右はOBが出そうだ。左を狙うとラフに入った。2打を7Iで右バンカー方向だが手前で止まった。3打のバンカー越えをトップしたが、運良くバンカー土手に当たり結果はオンだ。2パットのボギースタートは先ず先ずホッとした。友人は、快調にTSを飛ばしたが、同じくボギーだった。夫人は2オンしたが3パットでボギー。女性はダボのスタートだ。No.11:このミドルホールも右は危なそうだ。左はバンクになっていて、土手に当たればFWCRに出てきそうだ。当然左を狙う。まぁまぁの当たりでFWCRだ。2打は良い当たりで、少し右のラフに入ったところで止まっていた。2打の落下点のFWは極端に狭く、右はラフが凹んでいた。残り130YD打ち上げで少し足らず、4オンの2パットでダボだ。友人はTSが飛んだ分3オンして、ボギーだ。夫人は私と同じくダボで、女性は、まだ慣れないのか、右の凹んだラフに入れ、ここを8打叩いた。No.12:ロングHで、ここも右はやばい、左向こうにバンカーが見える。そこまでは飛ばないだろうと狙いを左に採る。バンカー手前のFWだ。2打も良い当たりでFWCRだ。3打は少し右に出てラフだ。4オンするまでは良かったが、イージーなパットを3つしてしまった。ダボは痛い。友人はTSを良く飛ばし左のバンカーに入れた。巧く脱出し、ここをボギーで上がった。然し夫人は、最後のガードバンカーが出ず、13打となったのは残念だ。女性は私と全く同じだった。No.13:池越えのショート。132YDと手頃だ。大きめの5Iで打ったが、もう少しでGR手前に落ち砲台を転げた。2オン2パットのボギーだ。友人は1オンしパーとした。夫人もボギーで、女性は5打だった。No.14:ほぼ真っ直ぐのミドルで、2打から打ち降ろし。TSはFWCRだ。2打は少し右に出てしまいラフだ。3オンして、惜しい1パットを外して、ボギーだった。友人はここを2オンしてパーだ。少しずつ力量差が出る。夫人と女性はトリプルだった。No.15:ロングホール。TG直前に池があるが、あまり気にならない。TSはまずまずの当たりでFW左だ。2打は良い当たりでFW左をキープ。3打は当たりがトップ気味で低くFWだったが、アプローチをチョロしてしまった。(これも痛い)更に3パットをしてしまったトリプルとなったのは何時もながら精神力の差だ。友人は2打目を左の松に当てて、ダボとしていた。夫人もダボで、女性は9打だった。NO.16:左手前は木と崖がせり出した右狙いのミドル。良い感じでTSは右FW。そこからのガードバンカーは目立って多く、花道は細い。2打はゴロ気味で結果は花道の方だ。3オンはしたが、1パット目が全くの逆方向。3パットになった。ダボだ。友人は、途中手間取って同じくダボ。夫人はここをボギーで上がった。女性はダボだった。No.17:ショートH。白ティーからは左が池だが、あまり影響は無さそうだ。ニアピンが掛かっていたが、TSは当たりが悪くGRに届かない。2オン2パットのボギーだ。友人は、距離はぴったりだが左のカラーだ。パーを取った。夫人はバンカーに入れたが、脱出がピン傍でパーだ。女性は私と同じだった。No.18:ミドルだが、向こうのFWまでは凹んだラフだ。やや左ドッグ。TSは良い感じにFWCRだ。2打は良い当たりで、FW左だ。もう少しTSが飛んでくれたらと思う。APで3オンしたが、最後も3パットになってしまった。イージーすぎる。友人はボギーで、女性も同じ、夫人は最後もバンカーに入れ私と同じだった。せめて50は切りたかったが、3パットが多すぎた。ここでコンペは終了した。後は飛び賞を期待するだけだ。昼は30分程度と短かったが、前半前の組に待たされ気味だったので少しぎりぎりにスタートした。No.1:いきなりロングでややドッグレッグ。右にバンカー、左は緩やかな土手、なだらかに下っている。TSはまずまずのFWCR。2打は超良い感じでFW右目だ。然し3打目が良くなく左のラフだ。残り95YDをオンしたが、またしても3パット。やってられない。友人は同じくダボだ。友人を越せる感じだったのに・・・。夫人と女性は共に9打だった。No.2:緩やかな打ち降ろしのミドル。右はラフが凹んでいる。TSはその凹みを巧く越えて右目だ。しかし2打目は右崖がせり出す。TSの狙いが悪かった。2打は、大丈夫と3Wを持ったのが間違いで、天ぷらして左のラフだ。然し3打で乗せてボギーを拾った。友人は、同じくボギーだ。夫人は、2打目をOB、しかも2回続けた。8打だ。女性はダボだった。No.3:全面池越えのショート。TSを6Iだが、少し左に振れバンカーに入った。あごが深かったが、2打をGR向こうに少し外し、3オンして、ダボになった。友人は、1オンでパーだ。夫人と女性はボギーだった。No.4:緩やかに打ち上げて右にドッグレッグ、2打から水平のロング。TSは良い感じでFW右だ。2打は超良い当たりでFWCR。しかし、ひょっとしたらと思って力んだのか3打をダフった。之が良くない。4オンが手前過ぎて、3パットだ。友人はボギーで上がっていた。夫人は、途中もたついて9打、女性はTS、2打とも良い感じで、ボギーで上がった。No.5:崖越えミドル。しかも、FWまで遠い。嫌な感じのホールだ。ここでマーシャルに急かされた。前が空いているとか、日没が云々だ。之で気分が壊れた。案の定では無いがやっと谷を越えただけ。2打は打ち上げで何とかFWに。3打、4打と巧く当たらない。やっと5オンだ。こういった時にはパターも悪い3パットでトリプルだ。やんぬるかなだ。友人もこの辺りから足が攣って、奮わずダボだ。夫人は8打。女性は何もかも巧くいってボギーとした。No.6:138YDでガードバンカーがやけに目立つショート。右の崖のせり出しはさほど気にならない。TSは4Wで左のバンカーに入れた。2打で巧くオンして、2パットのボギーだ。友人もバンカーに入れ脱出がGRを外して実質3パットのダボだ。始めたオナーを引く。夫人もダボで、女性は多少の救出処置でボギーだった。No.7:白ティーからは右になる崖は気にならない。左ドッグのミドル。TSは先ず先ずだが右方向で、一寸ピンから遠い。2打、3打を連続してチョロだ。これも精神力不足なのか。4オン2パットのダボだ。友人は足が攣りながら、3オン3パットで、同じだ。夫人はここで見事パーを取った。女性はパーオンながら3パットでボギーだ。No.8:打ち上げて打ち降ろす感じのミドル。TSは友人に勝つほどの良い当たりだった。右ラフに少し入る。2打は、超良い感じだが、GRを少し越えた。7Iでのアプローチ良く1パットで沈めパーだ。友人も、同じく1パットでパーだ。夫人は、3パットで7打だった。女性はダボで上がった。No.9:打ち降ろし、右にドッグレッグで右コーナーはOBだ。TSは右を嫌いすぎて左ラフだ。何と慎重さを失って、2打を右にOBした。打ち直し4打はFWCRで、5打で少し届かなかった。そこから7Iで転がしたらもう少しで入るかとの好アプローチで、7打となった。友人は、TSを右にOBして、上がって私と同じだった。このホールは全員がトリプルでの終了となった。飛び賞にはありつけず、暗くなるからと、風呂にも入らずにそのまま別れて帰った。帰りは行きとは違う、近道の猪名川町役場前を通って帰った。
2018.12.07
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点までの往復だ。明日はゴルフなので、連れ合いと昼食で雨明に肉を食べに出掛けた。***中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)の創業者の娘である孟晩舟・副会長(兼CFO)がアメリカの要請を受け、カナダで逮捕された。カナダのトルドー首相はこの逮捕劇を数日前に通知されただけで、特段の思い入れはなく、司法当局による適切な処理だとして、中国政府とは今回の事件について接触していないという。嫌疑はアメリカが経済制裁を科すイランに製品を違法に輸出したとの疑いだ。アメリカがカナダに孟晩舟の拘束を要請していて、逮捕後の引き渡しを求めている。ファーウェイは中国人民解放軍出身の任正非・最高経営責任者(CEO)が1987年創業した中国最大の民営企業であり、通信機器大手である。2017年12月期の売上高は6036億元(約9兆9千億円)。売上高の5割を基地局など通信会社向け、4割をスマートフォンなど一般消費者向けが占める。基地局の世界シェアは1位、スマートフォンでは韓国サムスン電子に次ぎ2位だ。ファーウェイは習近平指導部が進めるハイテク産業育成策「中国製造2025」で重要な役割を占める。アメリカは今後、同社に制裁を科す可能性があり、米中摩擦の新たな火種になりそうだ。ファーウェイは孟が不正行為を行ったという認識はないとしているし、中国のカナダ大使館は重大な人権侵害だと猛然と抗議している。アメリカは2016年からファーウェイがイランとの違法取引に関わっていないか捜査してきた。そして、疑いの証拠をイギリスの金融大手HSBCを通じてつかんだというわけだ。HSBCは2012年にイランなどアメリカによる経済制裁国に関連する取引への関与を認め、アメリカ当局に約19億ドル(約2140億円)の罰金を支払うことで合意している。この際に刑事訴追を免れる代わりに、マネーロンダリングなど違法性が疑われる取引を米当局に通報することを義務付けられていた。今回の逮捕で、アメリカの司法省が違法と判断すれば、ファーウェイがアメリカの企業と取引する事を規制する制裁を科す可能性がある。逮捕は、トランプの補佐官ボルトンが米中首脳会談に出席していたときにおこなわれた。トランプは前回も習近平との会談中に重大事を行うという挙に出ている。もともとファーウェイはアメリカの懸念材料で、アメリカ企業の知的財産権を盗み、技術移転を強要する中国企業のやり方を問題視していた。中国が、アメリカの技術を盗用することは、国家の最大の懸念事項であったわけだ。ファーウェイは米グーグルのスマホ用基本ソフト(OS)「アンドロイド」や米クアルコムの半導体を採用するなどアメリカ企業と幅広く取引している。アメリカがファーウェイとアメリカ企業との取引を規制する制裁を科せば、同社の経営には大きな打撃となる。アメリカ商務省は4月、中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)に対してもイランに米国製品を違法に輸出し、アメリカ政府に虚偽の説明をしたとしてアメリカ企業との取引を禁じる制裁を科した。これにより、ZTEはクアルコムの半導体などのアメリカ製品を調達できなくなり、スマートフォンなどの生産停止に追い込まれた。この結果、ZTEは2018年1~9月期に最終損益が72億6000万元(約1170億円)の巨額赤字を計上し、経営が大きく揺らいだ。これで、ZTEの経営が急速に悪化し、米中摩擦の対立点の1つとなっている。米中首脳による話し合いの結果、アメリカは追加の罰金支払いと引き換えにZTEへの制裁を見直した経緯がある。しかし、実はZTEに制裁を科した際にもアメリカの本当の狙いはファーウェイだとの声があった。ファーウェイは民間企業だが、中国政府に近いと見られている上に、次世代通信規格「5G」などの技術力でも世界をリードする存在になっているからだ。もっとも、ZTEの時と同じように、ファーウェイが半導体などのアメリカ製品を調達できなくなったとしても、ZTEのような影響は受けないかもしれない。ファーウェイは2004年に半導体開発の子会社、海思半導体(ハイシリコン)を設立、半導体の自主開発に乗り出しているからだ。半導体だけでなく、ファーウェイはスマートフォン用OS(基本ソフト)も自前で手掛けてきた。全く、こうなると、ファーウェイはすでにこのことを予見していたかのような行動だ。半導体の微細加工技術では世界トップクラスの水準に達しており、ハイシリコンは世界の半導体業界をけん引する力を既に秘めている。その技術力をトランプは恐れている故の今回の逮捕劇だ。然し、ファーウェイ側の予見で、ZTEに対するのとは違った展開になる可能性もある。アメリカの政府や議会はファーウェイやZTEが中国政府のスパイ活動に使われていると警戒をし、これら2社の製品を使わないよう求めている。2012年以来、ZTEとともに事実上のブラックリスト入りとなっていた。中国の産業政策「中国製造2025」の重点分野の一つである次世代通信規格「5G」のインフラに注力しており、世界66カ国の通信会社向けに約1万件の基地局をすでに出荷している。特定の通信機器供給会社が絡んだ安全保障に対する脅威は、アメリカの通信網で使われるルーターやスイッチなどあらゆる通信機器に何らかのソフトが組み込まれていれば、敵対する国の政府がアメリカのシステム上にウイルスを拡散させたり、各種のサービスを妨害したり、ひいてはデータの盗難などが容易に行われてしまうと懸念されるのだ。ファーウェイの副会長逮捕はこういった一連の中国によるファーウェイなど通信機器を介したスパイ行為を止めさせる為の処置だが、果たしてアメリカ側の懸念が当たっているのか、中国側の抗議が正解なのかは、確定されたものでは無い。これでファーウェイはアメリカでの販路も一段と苦境に立たされることになる。米通信大手のベライゾン・コミュニケーションズとAT&Tはファーウェイとは距離を置いている。両者ともファーウェイ製スマートフォンの販売を全て取りやめている。アメリカのスマートフォン市場はアップルとサムスン電子が大きなシェアを占めていて、その他の参入は難しくなっている。之で、米中間の貿易戦争は更なる局面を迎え、日本や他のアメリカ同盟国への波及を考えると、ファーウェイが如何に世界のスマートフォン市場で第3位のシェアを有していると云えども今後は窮地に陥ることになるだろう。今後世界に於けるシェア拡大の可能性は低くなりそうだ。ただ、アメリカの中にも、ファーウェイとZTEがスパイ活動を行う能力を持っているものの、両社がそのような活動を現在行っている確固たる証拠は挙げられていないので、このような被害妄想は国際貿易に大きな影響を与えるおそれがあると警鐘を鳴らす向きもあるようだ。【古今和歌集】609.命にもまさりて惜しくある物は 見はてぬ夢のさむるなりけり (たゞみね)命にもまして惜しく思えるものは、最後まで見ることができなかった夢が覚めたことである(思う人との楽しい逢瀬と解釈する向きも)
2018.12.06
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今日のセミウォーキングは高浜堤から淀川河口32.0km点までで、帰りはシャルマンを通った。午後から小学校2年生の放課後学習会に出掛けた。九九の覚束ない子も居るので何とかしてあげたいと思うが・・・。終わって、直ぐに中学校の放課後学習会にシフトした。今日は学習会デーだ。中学校では、英検4級を目指す子(1年)、3級を目指す子(2年)、そして2級を目指す子(3年)らがそれぞれ一所懸命に勉強していた。数学の幾何(最近では図形と言うらしい)に取り組む子も居た。***政府や三菱重工業などの官民連合がトルコの原子力発電所の建設計画を断念するようだ。建設費が当初想定の2倍近くの5兆円に膨らみ、トルコ側と条件面で折り合えなかった。トルコでの原発新設は日本政府のインフラ輸出戦略の目玉の1つだが、私は反対だったので、反って良かったのかも知れないと思っている。世界的に原発縮小の傾向にある中、いつまでも国家の主力輸出プロジェクトの中に原発が入っていることを理解出来ないのだ。自国で、どれ程痛い目に遭っているか、そしてその原因すら解明されていない中、原発の輸出などはあり得ないと思っている。にもかかわらず、原発の海外輸出が国是とばかりに三菱重工などの原発メーカーと経済産業省など国がタッグを組んで推進してきたのだ。トルコの原発頓挫で、日本の海外案件は、政府が日立製作所とイギリスで建設をめざす計画のみとなる。これも、イギリス政府が総事業費の圧縮を要求しているようで、こちらも思惑通りに行きそうに無い。日本が原発の海外案件を増やすことには、原子力事業の規模を維持し、関連する技術を維持する狙いがあるという。しかし、ここに来て技術力の維持にも黄信号がともることになる。今後も厳しい事業環境が続けば、エネルギー業界の再編が加速する可能性もあるとしている。ヨーロッパは軒並み原発撤退に動く中、日本の原発政策は突出して世間離れしているとしか思えない。彼の韓国でさえ、原発に慎重になっているのだから。さらに、国際エネルギー機関(IEA)によると、原発の新設投資は2017年に90億ドル(約1兆円)と2016年に比べて7割減少している。安全対策費が大幅に増えるなど、他の発電に対するコスト競争力が低下しているのが実情だ。国内ではすでに関西電力が大飯原子力発電所1、2号機の廃炉を表明済みだし、東北電力は女川原発1号機の廃炉を決めている。老朽原発の廃炉が相次ぎ、国民の根強い慎重論もあって、原発の新増設は停滞している。こういった情勢の中で、政府は何故に原発に固執するのか、理解出来ない。ともあれ、国際的な契約が頓挫するのは問題なので経過を見てみる。対象になっているのは黒海沿岸のシノプの原発4基だ。2013年に日本とトルコ両政府で合意し、三菱重工を中心としフランスのアレバとの日仏企業連合が建設する計画だった。当初は2017年に着工し2023年に1号機の稼働を目指していたが、見込みがなくなった。この時、三菱重工はフランス政府の求めに応じ、破綻に瀕している仏原子力大手「アレバ」への出資要請に応じることになっていた。東芝のWHといい、三菱重工のアレバと言い、日本が如何に甘く見られているかを如実に示すものだ。この話に入ると今回の問題から逸脱してしまう。元に戻して話を進める。建設を担う三菱重工は7月末、事業化に向けた調査の報告書をトルコに提出した。建設費は当初想定の2倍近くで、総事業費は5兆円規模に達したもよう。2011年の東日本大震災を受けて、安全対策費が大幅に上昇した。ここに書かれていないのでよく分からないが、当初の契約はどうなっていたのだろうか。之を受けて、伊藤忠はこのプロジェクトへの参加はリスクが高いと判断し離脱するようだ。なかなか利口な選択だ。あたかも、安い見積もりで、契約を交わし、実際には安全対策で予算がオーバーしたと云う事なのだろうか。日本はオリンピックの会場建設関係でも、当初の予想を遙かに超えることになっても至極平気であると言ったやり方が、今回の混乱を招いたのではないだろうか。そもそも、日本自身が安全対策費用の増額評価を軽視していたようだ。どうも政府にしろ、原発関係者しろ、安全に対する問題もさることながら、原発に対して法外にイージーであるとしか思えない。トルコだけでなく、すでにベトナムやリトアニアでも、日本が受注していた計画が相手国の財政難や住民の反発で撤回に追い込まれている。原発を敬遠する動きは次世代の使用済み核燃料を減らす高速炉技術の開発でも同様だ。日本がフランスと進める次世代原子炉開発で、仏政府は2020年以降、計画を凍結する方針を日本に伝えてきた。かの原発大国であるフランスでさえ2025年までには原発依存度を75%から50%へ縮小することを決めているのだ。トルコはロシアや中国からも原発技術の導入を進めている。地中海に面したアユック原発だ。日本は低価格で原発輸出を進める中ロと比較され価格差が開きすぎたとのことだが、安い原発を中ロに作らせば良いではないか。後で泣きを見るのは、誰あろうトルコなのだから。フィージビリティー・スタディ段階での詰めが甘かったとしか思えない。この計画は2011年以前に行われたものだろうか。そうで無ければ安全面の予算オーバーなどあり得ないはずだ。トルコの通貨であるリラの大幅な下落もコスト増につながったとあるが、もっともだとしても、こういった為替分は何故織り込んだ契約になっていなかったのかだ。原発からの撤退は、それほど簡単ではない。新設なら建設を取り止めることで済むが、日本のように現在再稼働を待つ原発や既に廃炉が決まった原発を多く抱えている国では、対応する技術者の確保が問題になる。もし技術者が十分でないと、廃炉をスムーズに行えなくなるのだ。これは案外由々しき問題になる。いい加減な電力政策が、ここに来て大きな問題を持つことになるのだ。技術者としても、発展的でない廃炉に関わるために技術を継承するということは、インセンティブ的にも問題があるだろう。国の政策というものは、立ち上げてどんどん進むばかりではなく、如何に仕舞うかについても考えておかねばならないことだ。多くのインフラも、寿命を迎える時期になっている。どのように対応するかについては、原発よりも取り組みやすいとはいえ問題を抱えているのだ。いたずらに出口のことを考えないで、どんどん進めていくことの愚かさをいい加減に知るべきでは無いだろうか。国内の原発新設が見通せないなか、事業の縮小・再編も本格化する。東芝とIHIは、2011年に設立した原子力発電所向けの機器を生産する共同出資会社を清算する。東京電力ホールディングス(HD)と中部電力、日立製作所、東芝の4社は廃炉作業や保守管理などで提携協議入りを決め、事業の存続を目指すといった対応に迫られている。こういった流れを受けて、政府はエネルギー事業の支援を継続し新たな協力の枠組みを立ち上げることも検討するとしている。具体策は今後詰めるが、二酸化炭素(CO2)排出量を抑える最先端の石炭火力発電所の新設などが考えられているようだ。これも又問題だ。脱CO2が世界の趨勢であるにもかかわらず、如何にCO2排出量が少ないとは云え、時代に逆行した計画だ。【古今和歌集】608.君をのみ思ひねにねし夢なれば 我が心から見つるなりけり (みつね)あなたのことだけを思いながら寝た時の夢だから、あなたが現れたのも、私が、思っているからなのだ(思ひね ・・・ 思いながら寝ること )
2018.12.05
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点までの往復だ。東の空の三日月と金星が丁度トルコの国旗の両者の配列を少しずらしたように並んでいた。血管のエコー検査(プラークの具合を調べる)に出掛けた。去年と変わらずにプラークはあるようだが、剥がれそうにないので、大丈夫とのことだ。何やら心許ないが、手を打つことも無いという。連れ合いに誘われて、映画「マダムのおかしな晩餐会」を観に梅田のステーションシネマに出掛けた。JRの昼得切符が廃止されたとか。大阪まで460円だ。昼得なら時間の制約はあっても300円だから、非常な値上がりになる。殆ど同区間を阪急なら320円だから、法外に高い。どうもJR西日本はスマートで無い。***カタールが2019年1月に石油輸出国機構(OPEC)を脱退する。イギリスのEU脱退、アメリカのパリ協定脱退と、どこもここも脱退ばやりだ。カタールは人口約260万人の小国で、1970年代に発見された世界最大級のノースフィールドガス田が生み出す富を背景に急速な発展を遂げた。カタールが表明した脱退の表向きの理由は、潜在力の大きい天然ガスに力を注ぎたいということだが、そんな公式のことだけが理由ではない。そこにはOPECの盟主とされるサウジアラビアとの政治的対立があるわけで、この一石がどんな風に産油国間で影響してくるのだろうか。カタールがOPECに加盟したのは設立の翌年の1961年だ。こう見るとOPEC結成の発起人でないが、殆ど原加盟国と同等であり、OPECの重鎮であることに変わりはない。中東の主要産油国で脱退を決めるのはカタールが初めてとなる。しかし、生産量から見ると、OPEC全体の2%弱、サウジの10分の1程度であり、カタールが抜けた事による原油生産量の減少は最近加盟したアフリカのコンゴ共和国と赤道ギニアの原油生産を合わせると、ちょうど埋め合わせる量に相当するという。しかし、OPEC全体としては、非OPEC非加盟国を併せた生産シェアの減少に繋がり、大きな痛手である。だが、そんな数字だけで計られるものではないだろう。2016年のOPECと非加盟国のロシアなどとの協調減産協議では、カタールはOPEC議長国として各国の調整を行った。何よりもOPEC加盟国内での結束力の弱さを露呈したことが大きい。カタール脱退の意味と影響を新聞記事などから探ってみる。カタールは2017年6月、サウジとアラブ首長国連邦(UAE)などアラブ4カ国がテロ組織(ムスリム同胞団)支援やイランへの接近を理由に一方的に断交を突きつけられた。イランは中東に於けるサウジの宿敵であり、カタールの行動は許せないと言ったところだ。断交は今も継続中で経済封鎖は続いている。この経済封鎖で苦境に立ったカタールはイランから食糧支援を受けて危機をしのぎ、かえって両国が接近する皮肉な状況を招いた。また、カタール沖合の「ノースフィールドガス田」は海底でイランの「南パルスガス田」とつながっている。この大きな資源を共有する両国は共に歩み寄る必要性もあるのだ。イランはといえば、OPECの原加盟国である。サウジと対立はしていてもカタールのように近い将来OPECを離脱することはないだろう。然し、今後のOPECの政策決定に於いては何らかの影響が起こることは予想される。イランに対しては現在も、アメリカの制裁と各国への働きかけによるによる原油禁輸が続いている。イランの生産量低下はサウジなどが補うということでまかなっている現状だ。こういったやり方をイランは納得していない。この辺りの軋轢が大きいようだ。元々カタールは他の中東各国と同じように1940年代の石油発見以前は漁業と真珠取り位があったくらいで特筆する産業はなかった。それが石油発見で大きく変わった。特にカタールは世界的にも巨大なガス田を抱え、ロシアとイランについで、世界第3位の天然ガス埋蔵量を誇り、LNG輸出量も世界最大である。LNGをベースにサウジなどとは対等意識であった。私がサウジにいるときにカタールのラスラファンに出張しての帰り、カタール空港でのイミグレーションで係官が云った言葉を思い出した。それは、「なぜ、あんなクレージーな国に行くのだ」という言葉だった。10年以上も前から、カタールのサウジに対する考え方がこの言葉に象徴されていると思いだした。カタールは原油価格安定のために当面はOPEC総会には出席(6日に開催)して、2019年も協調減産を継続する方向だが、脱退後は、その辺りが不透明になる。OPECに加盟していれば原油価格を決める政策はOPECの意向に従わなければならない。そのシェアは1973年のピーク時には53%あったが今は40%程度まで下がった。さらに、カタール脱退で、OPECの価格支配力は一段と低下する可能性がある。また、アメリカのシェール革命はOPECの価格支配力に決定的な打撃をあたえている。LNGの場合はカタールが独自の戦略で価格を調整できる。LNG重視で行くというカタールの姿勢は理解しやすい。LNGをテコに、サウジに対して一矢を報いた格好だ。早速LNGの輸出量を現在の年7700万トンから年1億1000万トンに数年で引き上げる計画を発表した。2014年をピークに原油価格は低迷している上、世界経済や中国経済の減速でエネルギー需要は後退するとされるなか、今後、OPECとガス生産国のシェア争いが激化するとも見られている。OPECの求心力の源は、盟主であるサウジを核とするアラブ産油国の結束にあったのだが、お膝元での脱退表明は今後の政策に大きな影響をもたらすと予見される。サウジはまた、ムハンマド皇太子がカショギ記者殺害事件に直接的に関与した事が濃厚であり、国際社会の批判を浴びることになった。この事で、サウジの権威と指導力は低下するとみられている。トランプは原油価格の高騰はガソリンの高騰を招くことになり、車社会のアメリカとしては望ましくないと考えている。自国の都合上もあるが、自身の人気に直接響くからだ。それ故に世界の動向に反してでもサウジのムハンマドを擁護し、OPECの意図する原油の減産(原油の価格上昇)を牽制しようとしているのだ。ムハンマドを追い込むことで、アメリカとサウジ両国の協力関係が崩れ、結果としてOPECの意向通りに原油高を招く可能性があると考えるからだ。一方のムハンマドは、原油価格が国家収入の増減に直結するため、自らが主導するサウジの改革に影響が及ばないようにOPEC加盟国やロシアなどの非加盟国と減産を模索しているのは変わらない。この辺りの折り合いがどう付くのか注目されるところだ。サウジとアメリカの共通点は、イランを押さえ込むことだ。アメリカは中東で影響力を高めるイランの外貨収入を減らす目的で、各国にイラン産原油の調達をゼロにするよう求めている。このため、結果的に原油減産の効果と同じで原油価格が上昇すればトランプのイラン政策は失敗だとの批判を浴びる事になりかねない。アメリカの指標原油のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は10月初めに1バレル76ドルをつけたが11月末には一時50ドルを割り込んだ。自国のシェールオイルの生産が増えておりOPEC減産とは裏腹の関係だ。カタールとアメリカは之までも微妙な関係が続いている。カタールにはアメリカの主要な海軍基地がある。しかし、アメリカはテロ支援という点でカタールを批判しているし、一方のカタールは、アルジャジーラテレビに資金を拠出していて、アメリカの政策にしばしば手厳しく批判している。こうした関係もあり、断交した4か国はカタールに対しアルジャジーラの閉鎖を要求している。【古今和歌集】607.言にいでていはぬばかりぞ みなせ川 したにかよひて恋しきものを (とものり)言葉に出して言わないだけだよ、水無瀬川のように、胸の奥ではずっと恋しく思っているけれど(ことにいでて ・・・ 言葉に出して 、みなせ川 ・・・ 水が地下に伏流として流れている川:水無瀬川) 水無瀬川は私の住むこの水無瀬川という固有名詞ではない。
2018.12.04
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今日のウォーキングは玄関を出ると雨だったので、中止した。連れ合いと朝食を兼ねて、お歳暮の手配で京都まで出掛けた。***iPS細胞がどんどん実用化されてきているようだ。最近の新聞記事から遡って見てみる。主に日経新聞によるものだ。2018/12:ALS(筋萎縮性側索硬化症)にパーキンソンの薬「ロピニロール塩酸塩」が有効であることを確かめる治験が行われている。患者1人のiPS細胞から神経細胞をつくり病気を再現。約1230種の薬を試したところ、ロピニロール塩酸塩は細胞が死ににくくなる効果があった。細胞の重要な器官であるミトコンドリアを活発にさせていた。ALSは国内で約1万人の患者がいる。世界中で、遺伝子を導入してつくったモデルマウスでの治験は多数あるが病気を再現できていない可能性があって効果が見込めないケースが相次ぐ。iPS細胞による薬の治験は、患者本人から作る細胞で薬を試せるため効果を見極めやすいと期待されている。(慶大)2018/11:慢性期になったマウスの脊椎損傷の治療も行われている。人のiPS細胞から作った神経のもとになる細胞(神経幹細胞)にアルツハイマー病治療薬として開発された化合物「γセクレターゼ阻害剤(GSI)」を加えた後、マウス10匹に対し約50万個移植した。7割以上が神経細胞に育ち、2~3倍の量の軸索が再生した。之によって麻痺して十分に動かなくなった後ろ足の運動機能が回復した。(慶大)2018/11:iPS細胞を使って脊髄損傷の治療を目指す臨床研究が2019年夏頃に行われる。この計画では、脊髄を損傷して2~4週間たった「亜急性期」で、運動などの感覚が完全にまひした18歳以上の患者4人が対象。他人のiPS細胞から神経のもとになる細胞に育て、患者に移植する。患者1人あたり、損傷部位に免疫抑制剤とともに200万個ほどの細胞を移植する。リハビリもして、手足などの機能の改善を目指す。移植から1年かけて安全性や効果を確かめる。(慶大)iPS細胞から作った細胞を患者に移植する研究は、現在、目の難病やパーキンソン病患者の脳に神経細胞を移植する臨床試験が成されている。今後も、重症の心不全や血液の難病に対しても研究が計画されている。2018/11:iPS細胞から小腸の一部を再生することに成功した。人の胃や腸などのもとになる細胞を作成し、8種類の物質を組み合わせた培養液を加えて、9割以上が小腸の内壁になることを確かめた。(阪大)2018/11:iPS細胞からがんを攻撃する「キラーT細胞」を作成した。肝臓がん患者の細胞からiPS細胞を作り、がん細胞を攻撃することを阻害する「RAG2」遺伝子を、ゲノム編集をすることで改変して、キラーT細胞が安定的によく働くようにした。他人の細胞から作ったiPS細胞も活用している。マウスでの実験結果ではがんの進行が遅くなり、寿命が延びた。免疫療法が効かない患者にも効く可能性があるとしている。(京大)2018/11:iPS細胞から育てた神経細胞をパーキンソン病患者の脳に移植した。医師主導による臨床試験(治験)の1例目で、国内でiPS細胞の移植は目の網膜の難病に続いて2番目。手術後の経過は良好。この件は、既にこのブログで言及(11月10日)したところだ。(京大)この移植に適した神経細胞を高速で選別できる装置を大日本住友製薬が開発していた。従来は1人のパーキンソン病患者の移植に必要な量の神経細胞を選び出す作業に10時間以上かかっていたが、1時間程度に短縮できるという。2018/11:筋肉などに骨が出来る難病(進行性骨化性緑維異形成症:FOP)の治療薬候補2種類を患者のiPS細胞を用いて突き止めた。FOP由来の原因遺伝子をマウスの培養細胞に導入し、約7000種類の化合物を掛けその内7種類絞り込んだ。それを患者由来のiPS細胞から育てた軟骨を作る細胞や病気のモデルマウスに投与して調べると、2種類の化合物で骨の形成を抑える効果があった。(京大)この病気は既に、2013年12月にも発表されている。FOPは体の至る所で本来は骨ができない部分に骨ができる病気で、症状が進むと歩行困難になったり、口を開けるのが大変になったりするという。患部が傷つくと症状が悪化するため、病変部分を採取して細胞を調べるのも難しかった。FOPの患者は国内に50~70人いるとされる。治療薬が有効に働くことが望まれる。2018/10:パーキンソン患者のiPS細胞から作った神経細胞で、治療薬に繋がる候補物質の効果を確信した。これは既に高血圧の治療薬として実用化されている物資だ。PARK2という遺伝子が変異して病気を発症した患者のiPS細胞から神経細胞を作成し、約1200種類の既存薬で調べた結果高血圧薬として使われる「ベニジピン」という物質が、最も神経細胞が壊れにくかった。調査の結果、患者の神経細胞にはカルシウムが取り込まれすぎていることが分かった。ベニジピンはカルシウムが取り込まれすぎるのを抑えて細胞を壊れにくくしているとみられている。(慶大・エーザイ)2018/10:iPSを使わない再生医療が進んでいる。iPS細胞やES細胞を使わずに、皮膚など採取しやすい細胞から再生医療を行う心筋細胞や神経細胞を作る手法で、ダイレクトリプログラミングと呼ばれる手法だ。iPS細胞を使った治療に比べて簡単で安価な治療法になる可能性がある。人間の血管の内皮細胞から、腸の元になる前駆細胞の作成に成功した。肝臓の細胞を作る際にも使う遺伝子など4種類を導入した。作った腸の前駆細胞を立体的に培養して、大腸炎のマウスに移植すると上皮が再生した。(九大)心筋梗塞の治療の例もある。背骨を作るのに関わる「Tbx6」という遺伝子を入れ、心筋細胞や血管の細胞の元となる細胞を作成した。(筑波大)肥満症の克服に対しても皮膚の細胞を「褐色脂肪細胞」というエネルギーを消費しやすい細胞に変える技術だ。糖尿病や心筋細胞の成長を促す試薬など5種類の化合物を入れて細胞を変える。肥満症の患者に化合物を直接入れて褐色脂肪細胞を作れば、エネルギーの消費が高まり糖尿病や高血圧などの予防や治療に繋がる。(京都医大)また、以下は2011年1月に発表されていたのだが、マウスの皮膚細胞に3種類の遺伝子を入れるだけで軟骨を作ることに成功した。3種類のうち2種類は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製に使用する遺伝子だ。傷んだ軟骨がすり減って関節が痛む変形性関節症の患者は、日本だけで約700万人いるとみられる。軟骨の再生ができるようになれば、変形性関節症を根本から治療できる。一方、実験では皮膚細胞から作製した軟骨を作る細胞の半分に腫瘍ができることも判明しており、この点の克服が待たれる。(阪大)マウス胎児の体細胞を心筋細胞に直接変えることに成功した例もある。万能細胞の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作る際と同じ3、4種類の遺伝子を胎児の線維芽(せんいが)細胞に導入して、短期間だけ作用させてからさまざまな化合物やたんぱく質を加えて培養することで、iPS細胞を経由せずに直接心筋細胞に変えたという。(米スクリプス研究所とカリフォルニア大)専門用語が多いし、詳細の分かろう筈もないが、前進している息吹を感じる。【古今和歌集】606.人知れぬ思ひのみこそわびしけれ わが嘆きをば我のみぞ知る (つらゆき)人知れぬ思いはというものはわびしいものである、自分の嘆きは自分しかわからない(「思ひ」は「火」に掛けている、「わびし」は自分の思い通りにならずやるせない気持ち、「なげき」は「嘆き」と火に投げ入れる「投げ木」とを掛けている。)
2018.12.03
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今日のセミウォーキングは高浜堤から淀川河口32.0kmまでで、帰りはシャルマンを通った。帰って少しして、町内の一斉溝清掃が始まった。家の前の溝に溜まった泥をすくい上げて、水を流し、溝を掃除するのだ。我が家の関連は、上流側に1軒、下流が4軒と6軒分の溝掃除だ。我が家の土地は道路に沿って他の2軒分ほどあり、その分敷板を上げるのも、泥を掻き取るのも倍掛かり大変だった。掃除を終わって孫がモアの作品展の書の部門で、金賞を取ったので見に行こうとふれあいセンターに出掛けた。一昨年は銅、昨年は銀と、徐々に力を発揮している。然し、何と昨日までの展示だったとはがっかりだ。後で写真を送って貰ったが、「研究」と書いた書跡は筆の運びと言い、はねと言い、我が小学4年生時代もここまではできなかったかもと思わせた。流石に連れ合いのDNAを嗣いでいるからであろう。***11月に何件かの動物や恐竜の化石が発見されたようだ。恐竜の話になると何故かわくわくするが、どうしてもとりとめなく、且つネットに入り込むとどんどんと深みに入ってしまうので適当に書く。11月26日に日経に掲載されていたのは、ディキノドン類(Dicynodontes)の一種でチェコに近いポーランドのリソビツェ村で発見された。三畳紀後期(2億数千万年前)のディキノドン類の化石はアフリカやアジア南北のアメリカ大陸で多数見つかっているが欧州では珍しい。どうやら恐竜ではなく、獣弓類(Therapsids)と呼ばれる(之まで聞いた事がなかった)哺乳類に似た爬虫類で、今日発見されているヒト(我々の祖先に通じるのだ)を含む哺乳動物の祖先だ。この獣弓類の1グループに相当する。巨大な体を有していて体長は4・5m超、高さは2・6m体重7tonと推定される。現在の大型象並の大きさだ。大型だが草食でそのほとんどは歯がなかった。ディキノドン類は通常小さな掘穴動物から大型の牛ぐらいの大きさだという。今回発見されたのは通常の4割方大きな大型種だ。大型化したのは肉食獣から身を守るためか、餌を多く食べて体力を維持するためだったと考えられている。なんだか後の説明は、納得しがたいが、前の説明ならそうだろうという感じだ。全身骨格の大半が揃っていて、前足はは虫類のように横ではなく真下に伸びている。真正面からの想像図が書かれているが、巨大なサイのようで、上あごから突出する2本の牙が両方に振り分けているのが特徴だ。地球はおよそ45億年の間に、さまざまな地質時代や劇的な変化を経験してきた。約2億5200万~2億100万年前の三畳紀には、地球上のすべての大陸が合体し、パンゲア大陸を形成していた。この時代の最初の恐竜は、ワニ、哺乳動物、翼竜、カメ、カエル、トカゲの祖先とされる。三畳紀の前、約2億5000万年前のペルム紀には大量絶滅(Great Dying)があった。その時に死滅した生物種は最大90%に上ると考えられているが、ディキノドン類はそれを生き延び、三畳紀中期・後期における主要な陸上の草食動物となった。その後恐竜が出現して地上を支配したがディキノドン類はディプロドクスやブラキオサウルスなどの竜脚類の仲間を含む三畳紀の大型恐竜と肩を並べて共存していたとも見られている。しかし、恐竜が支配的になると徐々に姿を消し2億3700万年前~2億100万年前にほぼ絶滅したと考えられている。このディキノドン類だが、2018年2月に国内で初めて山口県美祢市大嶺町の約2億3000万年前の地層で化石が発見されたとの記事があった。特徴である上あごの一部から牙が突き出している化石だ。発見は2010年で研究者は「衰退期のディキノドン類であったことを示している」と説明している。2010年にはまた、アフリカ・タンザニア南部のルフフバレーの約2億4000万年前の地層から、初期の恐竜に最も近い、は虫類「シレサウルス類」の化石が発見されている。このことから恐竜の起源は、従来の推定よりも1000万年以上遡る三畳紀中期かそれ以前になりそうだ。スワヒリ語で「祖先的な基盤爬虫類」を意味する「アジリサウルス・コングウェ」と名付けられたこの新種は虫類は、大型犬ほどの大きさで、全長2~3mで4足歩行していたとみられる。下あごの先端は歯がなく、とがっているため、くちばし状だった可能性がある。歯の形から植物食か雑食だったとみられる。三畳紀中期の約2億4500万~約2億3700万年前頃に生息していた。シレサウルス類と恐竜は共通の祖先から分岐したため、同時期に存在していたと考えられている。だが、これまで確認された最古の恐竜の年代は2億3000万年前(三畳紀後期)のエオラプトルなどの肉食恐竜とされる。恐竜は2足歩行の爬虫類から進化したと考えられてきたが、アジリサウルスの化石の年代は、初期の恐竜も三畳紀中期に生息していたという可能性もあり、初期の恐竜は、より多様だった可能性もあるということだ。繋ぎ合わして得られた全身骨格は想像とは違い、「小さな下あごに刃のように鋭い歯が並ぶ典型的な肉食動物の姿とは異なり、体の造りは軽く、すらりとした手足で、くちばし状のあごには釘のような細い歯が並んでいた」とのことだ。くちばしの形からアジリサウルスは植物組織を引き裂いて食べていたことがわかった。不思議なのは、初期の恐竜の大部分が2足歩行で肉食だったにもかかわらず、アジリサウルスは長い尾を持ち4足歩行をしていた点だ。「恐竜の系統に非常に近いけれども、植物食の四肢動物らしい」このグループの中で、恐竜の祖先はシレサウルス類など現生鳥類の骨格と同じ特徴を持つ系統と、ワニ類との共通点が多い系統の2つの主要系統に分岐したとされる。2010年にはアメリカユタ州の東部で、約1億5000年前(白亜紀中期)の地層から首と尾が長い大型草食恐竜の新種化石が発見されている。約1億5000万年前(ジュラ紀後期)に繁栄した同類の「ブラキオサウルス」(全長約25m)に近いが、歯が小さくなり、より早く生え替わる傾向が窺えるという。「アビドサウルス(属)マッキントシ(種)」と名付けられた頭骨化石は4個あり、いずれも成体になる前の若い個体で、このうち2個がほぼ完全だった。頭の体積は体全体の200分の1程度しかなかったとみられ、樹木の葉を食いちぎった後、そしゃくせずにそのままのみ込んでいたと考えられる。また、2009年には、中国内のモンゴル自治区で、約1億1000万年前(白亜紀半ば)の小型植物食恐竜の化石が見つかっている。頭骨が現代のオウム・インコ類に似ているプシッタコサウルス属の1種で、堅い木に実や種を食べていた。「ゴビエンシス」と名付けられていて、体長は90cm程度と小さい。胃の中に大量に胃石があったが、胃の中で食物を消化するために飲み込んだ石だ。体が小さい割に石の数が多いのは、堅い木の実を消化するためだったとされている。あごの骨格や推定される筋肉も硬い食物に適応していたという。復元想像図を見ると、ディキノドンと同じような牙が目の前辺りに付いていたようだ。似たような新種恐竜が南フランスで発見されている。去年発表された化石で、白亜紀後期(約7300万年前)の新種の草食恐竜だ。これは随分と新しい時期になるが、主に2足で歩く「鳥脚類」の一種、「マテロノドン・プロビンキアリス」だ。体長は数m程度だ。北米で化石が見つかった類似の恐竜は数百本もの小さな歯を持ち、植物をすりつぶすようにして食べていたが、この新種はアジリサウルスに似て刃物のような大きな鋭い少数の歯で食物を刻んで食べていたとみられる。歯は薄く大きい。最大で幅約2cm、長さ約6cm、厚さ約1cmで、歯の表面には縦方向に細い筋があり、縁がのこぎり状になっていた。上下の歯がかみ合わさることで、植物の硬い繊維を切り刻む効果があったようだ。葉が大きく繊維質の古代ヤシ類のような植物を食べるため、このような形に進化した可能性があるという。【古今和歌集】605.手もふれで月日へにける白まゆみ おきふし夜はいこそねられぬ (つらゆき)手も触れずにこうして月日が経ってしまったことを思って、起きたり伏したり思い悩む夜は、眠ることなどできない(白真弓 ・・・ マユミの木に何も塗装をしないで作った弓、いこそ寝られね・・・「寝ぬ(いぬ)」に 「こそ」が間に入ったかたち)
2018.12.02
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今日から師走、月並みだが時間の経過を早く感じる。今日のセミウォーキングは大阪染工から宝寺踏切までで、帰りは島本駅を通った。中学校の土曜スクール学習会に出掛けた。10人程度の生徒が、思い思いに勉強に励んだ。3年生は来年の入試だ。ここに来ていない大半は勉強が進んでいるのだろうか。***ネガティブ・サプライズの研究と題した4回に亘るシリーズだ。上場企業で業績がことのほか悪くなった企業を紹介して分析している。1回目は千代田化工建設だ。プラントで巨額損失を計上している。2019年3月期の最終予想は1050億円の赤字となる見通しだ。舞台となったのは米ルイジアナ州の大型液化天然ガス(LNG)基地だ。全従業員9000人が次々と辞め、その数が半数になるという事態になった。キャメロン基地はメキシコ湾岸の荒野にあって、大都市に出掛けるのも難しく、働き手に人気の無い場所だ。然し、とは云ってもそれを承知で雇われた人たちが半分近く辞めていくのはどう見ても納得できない。アメリカはシェールガスの採掘が今活況を呈していて、技能工がそちらに流れて、必要な頭数も3分の1くらいしか雇えない状況だという。賃金を半年で平均15%程上げても追いつかない。障害を最小限にするダメージコントロールが何故追いつかなかったのか。そこにはプラント業界の問題が潜んでいたのだ。プラント事業は現地の状況に詳しい提携先を頼らなければならない。千代田化工がこの建設を請け負ったのが2014年で、原油安で、中東など産油国の工事が減り、経験の少ない北米に進出した時に当たっていた。ジョイントベンチャーのCB&Iはサハリンなどで協働した事はあるものの、約6000億円と言った巨額のプロジェクトの経験は無かった。そして人集めに際しても、メキシコ湾を襲ったハリケーン「ハービー」被害の復興に手を取られ、加えてトランプの移民規制で、メキシコからの労働者確保が十分に出来なかったという。又、2016年にはアメリカ南部は大規模な洪水に襲われる等の不運が重なった。また組んだ相手(CB&I)も悪かったとの事だ。様々な悪条件が重なったとは云え、こういった資源相手のプロジェクトは往々にしてこのような事態を招きかねない体質のようだ。俗に山師などと言うが、何となくそういった気配を感じてしまう。2回目はレオパレスだ。アパートの施工不良で50~70億円の最終赤字に転落する模様だ。1回目とはずい分規模が違う話だが、期初の150億円黒字からの赤字転落はやはりサプライズなのだ。その原因はお粗末だ。建築したアパートに建築基準法に定める界壁の無い事がパートナーのアパートオーナーからの指摘で発覚したのだ。共に利益を共有するはずの相手からの告発だ。図面には指示してあったのが施工段階で省略されたと分かり、約3万7000棟を調査対象とする事になったのだ。レオパレスはアパートオーナーから物件を借り上げ入居者に転貸する「サブリース」方式で、入居者の有無にかかわらず、レオパレスは一定の賃料をオーナーに支払う必要がある。その未払い額が2009年末には1兆9000億円に膨れあがっていた。リーマンショック以前には地方都市への派遣社員などで入居者が多かったアパートもリーマンショック後は入居率は急低下、レオパレスは家賃収入以上にアパートオーナーに賃料を支払わなければならない「逆ざや」に陥った。契約の見直しや変更などで対応しようとしたが、それぞれの思惑の乖離が激しかったようだ。オーナー側は巨額の投資でアパートを建てたものの、思う通りの賃料が入らないわけで、そういった不満が今回の発覚に繋がった。そして何といってもレオパレス側の施工の不備(省略)は昨今の企業不祥事の1つを担っているようだ。そもそも、長期に亘って実現できるかどうかが疑わしいサブリース方式のビジネスモデルは限界だとの話もあるようだ。3回目は三井E&Sだ。インドネシアの火力発電所工事で海中に据え付けた配管に数カ所の破損が見つかった事を原因として、2019年3月期には430億円の赤字決算となる見通しだ。期初の予想が50億円の黒字であった事からこれもサプライズである。(それが何に起因するかは述べられていない)発電所の建設は桟橋など海上での土木工事や中央制御室など建屋の建築工事、煙突工事など高度な土木技術の集大成だ。海中据え付けの配管亀裂は部分修理だけでは済まず、全配管を撤去、新しい部材で据え付け直すという大工事になり工期に影響が出てしまった。主力の造船が不振の中、安定して稼げるはずだった火力発電所工事に大きな欠損を出してしまったのだ。過去20年で10件以上の納入実績があるだけにこういった想定外の事態は正にサプライズだ。株価は下がり、時価総額は600億円減少、子会社である三井海洋開発の1548億円を下回る985億円となってしまった。羮に懲りてではないが北米での同様のプラント工事の新規受注を手控えるなどすくんでいる。プラント工事は設計から工事までを1社が手がけるEPC(設計・調達・建設)一括受注が原則だ。所謂フルターンキーと呼ばれる契約だ。三井E&Sはこの失敗で当面海外の契約を引き受けない事にした。部門の縮小だ。これからは国内の中小型の案件を地道にこなして1から出直す覚悟だという。三井E&Sは前身の三井造船時代からプラント事業は多くの問題をもたらしていた。造船部門によって補填した事も何度かある。今や、造船は中国や韓国にその領域を侵されて、やむなく多方面に力を入れている矢先のこういった失態は、会社の先行きの大きな不安材料になる。昭和飛行機という優良資産を有するだけに敵対的買収に晒される恐れもあるという。さてどうなる事だろうか。4回目はジャパンディスプレイ(JDI)だ。経営再建中だ。株価は上場来の安値を更新し続けている。JDIが液晶パネルを提供しているアップル社の新型スマートフォン(iPhone XR)の売れ行きが低迷している故だ。XRにはJDIの液晶が使われているのだ。XRの出荷は2019年9月までに1億台を計画していたが7000台まで引き下げざるを得なくなった。当初は値頃感のあるXRは売れ行きも順調とみられていただけにサプライズと云う事だ。JDIの売上高に占めるアップル向けの割合は55%(2018年3月期)でアップルの不振はもろにJDIに掛かってくるのだ。これだけではなく、今後発売予定の2019年モデルのiPhoneには画面に液晶を使わない可能性があるという。高価格帯は有機EL、低価格帯は液晶との棲み分けで進んでいたが、有機ELの値下げの可能性がささやかれているのだ。ここに来て、アップル離れを模索しているが、なかなか他部門の実績が上がってこないというのが実状だ。2018年連結決算の連結売上高は1109億円で、売上比率は車載のパネルとモバイルが60%でそれ以外が40%の443億円(前年より70億円増加)だ。モバイルでの見込み違いは813億円と大きく、他の部門での少々の増加ではまかない切れていない。今後のJDIの戦略をどう持って行くのかが注目されるとしている。【古今和歌集】604.津の国の難波のあしの めもはるにしげき我が恋 人しるらめや (つらゆき) 津の国の難波の葦の芽がふくらみ、目の届く限り生い茂るような繁き私の恋心をあの人は知っているだろうか
2018.12.01
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