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今日のセミウォーキングは島本高から東大寺公園まで出て、帰りは島本駅を通った。 *** イスラエルの急成長ぶりが紹介されていた。建国70年周年を迎えたイスラエルは、建国当初はパレスチナとの紛争状態一色だったが、最近は少し印象が違った国に成長してきている。 1990年代から高度な技術を生み出す国として存在感を高め、イスラエル経済は急成長しているようだ。 IMFによると、2017年の1人当たりGDPは過去30年間で4.5倍に増え、今や4万258ドルと、日本やフランス、イギリスとほぼ同じ水準だ。また、生活の満足度も10点満点で平均7.2点と、かなり高い。 とはいいながら、従来のように、中東地域の政治情勢が沈静化したわけではなく、半数の人は、不安定な状態が悪化することを懸念しているという。生活の向上は物価の上昇や所得格差という不満をもたらしていることも事実のようだ。 イスラエルの国是は、ユダヤ国家であることだ。国民の大多数はユダヤ教徒であるべきだとの考えが根強い。こう言った考えから、世界中からユダヤ教徒の移民を受け入れてきた。従って、元々住んでいたイスラム教徒とは相容れないものがある。イスラム教徒は比較的に出生率が高いので、人口的にユダヤ教徒が押されるのを恐れる面もある。 東西の冷戦が終結した直後に、経済が混乱したロシアなど旧ソ連諸国から百数十万人が脱出し、イスラエルは之を受け入れた。その結果、イスラエルは貴重な労働力を大量に確保できて、イスラエルの人口は倍増したのだ。旧ソ連からの移民は概して学歴が高く、経済成長にとってはプラスに働いて、おかげで、経済成長が加速した。 一方、1993年のオスロ合意を経て、パレスチナ解放機構(PLO)との歴史的和解を機に軍事用に開発した技術の民生用への転換が始まり、アメリカなどから民間の投資資金が入るようにもなった事も大きい。こう言った先進技術と資金、労働力が結び付いて、ハイテクの産業化が進んだのだ。 ところが、オスロ合意から四半世紀を経る間に、パレスチナとの和平交渉は行き詰まり、アラブの春やその後のシリア内戦の拡大、さらにはIS(イスラム国)の台頭などもあって、2011年以降、中東の政治情勢はそれまでよりも更に流動化した。 それでもイスラエルへの直接投資は拡大し、2017年の流入額は過去最大になった。「政治環境とビジネスの環境は別」ということだ。 ユダヤ人特有の資質であろうか、IT関連の技術が花開いたようだ。インターネット上の安全を守るサイバーセキュリティー、あらゆるものがネットにつながり生産性向上に結びつくIoTの分野等では、イスラエルの技術への国際的な関心は高い。日本企業も医薬品の分野でも連携の広がりをみせ、田辺三菱製薬が製薬会社ニューロダームを買収するなど、積極投資に動いている。 また、自動運転に関連する技術開発にも、300社以上のイスラエル企業がかかわっているという。その代表格である画像認識技術のモービルアイは、その先端を走り、2017年にアメリカのインテルに買収された。 ハイテク分野の起業が進み、新たな富裕層が登場した半面、所得の格差も大きくなったようで、経済規模は拡大し成長は続けているものの、成長率は若干、低下気味であり、庶民の生活は楽ではないという声も多いようだ。 イスラエルは、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で、アメリカやイギリスと並んで格差の大きさを示すジニ係数(収入不平等指数)が高い。(2015年のデータでは、イスラエルは0.36、イギリスも0.36で、アメリカは0.39、日本は0.33) 格差の背景には、比較的貧しい2つの大きなコミュニティー(人口の2割強を占めるアラブ系の住民と、多くの子供を産み育てる「超正統派」と呼ばれるユダヤ教の一派)の存在がある。 格差拡大と同様に住宅問題に対する不満も又大きいようだ。住宅価格は2010年から2017年の7年間に56%も上昇するという高騰ぶりだ。(OECDの統計による住宅価格指数) その原因は、2010年代に極右勢力が台頭するフランスからイスラエルへの移住が増加し、彼らヨーロッパからの新たな移民がテルアビブやエルサレムなど大都市で住宅を買い求めたことが価格高騰の発端だと言う。 国民は持ち家志向が強いが、住宅の新規供給には限りがあり、この問題は、2010年代に一段と深刻になった。政府は住宅の供給拡大を迫られる。イスラエルが承認した入植も、パレスチナ側が反発するといった諍いは、以前から続く。 2006年には、エルサレムの北方にあるヨルダン川西岸のパレスチナ自治区アモナで、約3000人のユダヤ人入植者と約6000人のイスラエル軍・警察が衝突し、双方に計200人を超す負傷者だした事件が起こっている。入植者たちがイスラエル政府の許可していない土地に石造りの施設9棟を建てたため、政府が撤去命令を出していたのだ。 イスラエル人(ユダヤ人)にとって、パレスチナ人の土地になっているアモナは「神がユダヤ人に与えたものだ」と主張するという根本的な考えの相違から起きている。 また、イスラエルとパレスチナの経済格差の拡大という別の問題もある。パレスチナ自治区では人口急増の中で経済は停滞し、若者の失業率は40%を超える。自治区のうちイスラム原理主義組織ハマスが実効支配するガザの境界では、荒れるデモ隊とイスラエル軍の衝突が繰り返し起き、子供を含む死傷者が相次ぐ。 こうしてみていくと、表面上の経済発展の裏には、従前の問題が、残存していることがよく分かる。イスラエルのパレスチナ(ハマス)への反発、イランとの軍事紛争拡大への懸念だ。隣国シリアを支援するイランとの直接的な軍事衝突が起こる可能性も大きくなっているのだ。 イスラエルが、更に発展を遂げるには、こう言った環境が解決することが大きな条件であることに変わりは無い。 【古今和歌集】 423.くべきほど時すぎぬれや まちわびて鳴くなる声の人をとよむる (藤原としゆき朝臣) 相手が来るはずの時が過ぎたからなのか、待ちわびて鳴く声が他人の心を騒がせる (とよむる ・・・ 騒がせる)
2018.04.30
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今日のセミウォーキングは高浜堤から上牧堤までで、上牧駅を経由して帰宅した。姫の夫のお母さんを山科の病院に見舞った。もうすぐ退院とのことで、元気そうで何よりだった。その後、姫達は湘南へと帰って行った。まだ連休に入ったばかりで、最終段階で混雑はあったようだが、先ず先ず順調に走れたようだ。連れ合いと私は、折角山科に来たのだからと京都で降りて食事をして帰った。***草津白根山噴火の考察が日経に出ていた。2018年1月23日群馬県草津の白根山が噴火した。訓練中の自衛隊員1人を含む12人が死傷したこの噴火は、専門家も予想しなかった(出来なかった)。噴火から4ヶ月経って、この噴火がどのようにして起こったかの検証結果が出てきた。火山噴火にしろ、地震にしろ、予知することの難しさは同じで、およそ自然の動向(災害の予知)など、人知の及ばぬ事だと私は思っている。今回明らかにされた知見は、「シーリング」と呼ぶ現象だ。岩盤の亀裂に目詰まりが起きてマグマを封じ込めてしまい、思わぬ方向に移動したマグマからのガスや熱水が想定外の所から噴火するというものだ。草津白根山は標高2000mを超える3つの山の総称で、南側から北に向け順に本白根山、逢ノ峰、白根山と3つの峯が1列に並んでいる。白根山周辺は、江戸時代から1980年代までに10回以上の噴火が記録されている。特に湯釜と呼ばれる火口湖周辺では、今も高温の火山性ガスが噴出している。この白根山は最近活動が低下していたので、安心していたところ、ノーマークだった本白根山の方から噴火したというものだ。火山活動の低下を予想したのは、地下を震源とする火山性地震がこの所低調になっていたからだ。そういった経緯で、気象庁は2017年6月、白根山の噴火警戒レベルを、火口周辺の立ち入りを規制する「レベル2」から特に規制のない、活火山であることに留意というだけの「レベル1」へ下げていたのだ。(噴火後はレベル3にまで引き上げられている)ところが今回噴火したのは、白根山から遠い、本白根山の方で、古来から噴火の記録はなく(1500~1200年前以降噴火していない)、現場で観察した噴気も気温とあまり差のない低温で、活動は低調だとみられていたのだ。その本白根山が突如噴火したのだから、全く予想外と云う事になった。気象庁では、「噴火の前に火山活動の高まりを示すような観測データは見られなかった」と説明していることから、従来の予測方法では十分で無いと言う事が露呈したわけだ。こういった事を、全て「想定外」ということで片付けられるわけだが、どれ程、人間の知見が進もうとも常に自然現象はその先を行くものだと云う事は我々は永年の経験で知っている。今回の噴火予知に関しても、新しい「シーリング」現象という之までに想定されていなかった鉱物の目詰まり現象が原因のようだ。得られていたデータを精査したところ、白根山と本白根山のそれぞれの直下にある「熱水だまり」を加熱する高温のガスの流れが、白根山側から本白根山側へ大きく変化していたことが判明したのだ。噴火は、熱水だまりから押し出された熱水が大量の水蒸気に変わって地表に噴出する際、周囲の岩や土砂を吹き飛ばして起きる「水蒸気噴火」だと考えられている。過去の白根山の噴火は、白根山の湯釜の直下の熱水だまりが、地球深部で溶けた岩石などがたまる「マグマだまり」によって高温に熱せられたガスが上昇して、加熱されていたのだ。マグマだまりで高温に熱せられたガスと熱水は液状の流動体となって岩盤の細かな亀裂を伝わって上昇し、上部の熱水だまりを熱するという2段構えの経路を採っている。マグマだまり付近の高温の岩盤は上に行くにつれて温度が下がるため、流動体に溶けていた様々な鉱物が析出するのだ。この鉱物が時として、岩盤の亀裂を埋めてしまい、「シーリング」と呼ばれる目詰まり現象が起こって、マグマだまりからのガスの供給量が減少する仕組みだ。上に伝わりにくくなった高温のガスは、今度は経路を変えて、本白根山の地下の熱水だまりにわき上がったわけだ。之まではシーリング現象と云う事に思い至っていなかったのか、白根山のルートが詰まると、近傍の熱水だまりにガスの経路が変更すると云う事を予見できなかったのだ。白根山と、本白根山の距離は2km程でしかなく、マクロに見れば、同一の火山であってもおかしくは無いとも言える。両山の真ん中の逢ノ峰の地下にも、別の熱水だまりが見つかっている。ここへも噴火の道筋が通ることも充分に考えられるわけだ。こうなると3つの山の地下の熱水だまりには、均等にガスや熱水が送られることになる。シーリングという現象で、どこかが目詰まりすれば、他の道筋へと経路が変更されることは容易に考えられるのだ。このシーリングは、長く続くものか、一時的なもので、目詰まりが解消されれば、再度噴火が起こる可能性があるものかは今後の調査に待たねばならない。2014年9月の木曽の御嶽山の噴火や2015年の箱根大涌谷の噴火にもこう言ったシーリングが関係しているという見方もあるようだ。気象庁の噴火速報の対象は、日本全国の活火山111のうち、特に警戒が必要な「常時観測」火山50だということだ。対象火山には、地震計やマグマの上昇を山の膨張などから調べる傾斜計、噴火に伴う爆発の規模を調べる空振計さらには、監視カメラなどを設置している。白根山も常時観測対象の1つになっている。今回は白根山の方ばかりに気を取られて、隣の温和しいはずの本白根山が噴火したのだ。又、本白根山は、スキー場にも近いところからより切実な問題だし、常時観測の必要な火山の近傍の今は静かな予備軍の火山に対してもその注意を怠らないことが必要になってくる。勿論、従来の噴火情報は、これまで阿蘇山で2回、桜島で1回発表されていて、それなりの効果はあったようだが、より広範囲に注意をしなければならない事が判明したことになる。【古今和歌集】422。心から花のしづくにそぼちつゝ うぐひすとのみ鳥のなくらん (藤原としゆきの朝臣)自分から花の雫に濡れながら、どうして 「嫌だ、乾かない」とばかり鳥が鳴くのか(心から ・・・ 自ら 、そほちつつ ・・・ 濡れながら )うぐいす=憂くひず(憂く干ず)。つらく(うぐ)も乾かない(干す)。「うぐひす」を隠す
2018.04.29
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点までの往復だ。連れ合いと、姫夫婦の4人で、蕎麦を食べに丹波の一真房に出掛けた。新名神で、神戸JCTまで出るので、とても早くなった。丹波路の風景は以前に来た時と少しも変わらない。ただ、そば屋だけは位置を移動したようで、県立陶芸美術館に近いところになっていた。丹波周辺はそば処で、多くのそば屋が散在しているようだ。大盛り蕎麦と鴨南蛮を食べたが、流石にお腹がいっぱいになった。帰りに宝塚のSAに立ち寄ったが、行楽の客が大勢来ていた。更に夕食は連れ合い一家での夕食会になった。1日中行事に追われているような、とても忙しい日になった。***朝鮮半島の南北首脳会談が行われた。マスコミが手ぐすねを引いている中、文在寅と金正恩が南北境界線を行ったり来たりのパフォーマンスを見せた。まだ戦争中(この時点で違和感があるが、ともかく平和協定はまだ結ばれていないのだ)なのだが、両者とも満面の笑みと決められた仕草で握手をし合っていた。今回の金正恩はトランプが云った、かつての頑なリトルロケットマンではなく、尊敬できる人物に映った。板門店の軍事境界線は、ついこの間、脱北兵が打たれたことで記憶に新しいが、その場所が平和裏に見られることはともかく歓迎だ。この会談は、後に控える米朝会談の序盤戦というか三番叟であり、この会談を成功に結びつけなければいけない機運は双方にあった。過去2回の南北首脳会談はともかくも行われたが、ことごとく北の裏切り行為で失敗に終わっている。しきりに新しい歴史と唱えているが、今回は本気なのだろうかと少し心が揺らぐ。3度目の正直ということわざのほかに、2度あることは3度あるということわざもあるからだ。解決に向かう方向であって欲しいとか、そうなるのが当然なのだとか思うものの、過去の経緯を見ると100%の安心は出来ないという気持ちもある。韓国側が期待するのは、1.非核化、2.朝鮮半島の平和の定着、3.南北関係の発展だ。アメリカも日本もその進展を注視しているが、日本は加えて、拉致問題の解決が焦眉だ。然し当事国の日本が、他人(他国)にお願いしただけの状態では、二進も三進もいかないだろう。会談後、板門店宣言が調印されたが、完全非核化は文章に明記されたものの、その道筋や方法には言及されていない。当面は核凍結というに留まっている。従来の北朝鮮を見れば、全く進展しているとは云い難い内容のようだ。朝鮮半島の平和定着は、年内に終戦宣言を行うことになったようだ。そして南北関係の進展については、首脳会談の定期開催などで、1つの区切りを付けたようだ。然し臨場しているわけでは無いので、こう言ったやり取りが、真摯なものか(真摯という言葉については安倍首相が、とてもいい加減なものとして定着させてしまったが)どうかなどと云う事は、金正恩の腹を引き裂かない限り見えないとすり込まれているからだ。文在寅についても「不可逆的」と云いながら、解決済みだった慰安婦問題を、再度持ち出すとか、一層混乱させるとかの挙に出ているわけで、金正恩が、本気度100%であるかなどとは瀬踏みできないはずなのだ。朝鮮民族の特性なのか、約束を簡単に保護にできる両者だからだ。トランプも金正恩をリトルロケットマンと揶揄しながら、今では尊敬できる人物とやたらにおだて上げている。外交というのはこう言った虚々実々の上に成り立っていることを思うと、金正恩や、文在寅の言葉をそのまま受けとめると云う事は稚拙であるとしか言えないかも知れないのだ。本当に非核化を図るなら、全て査察を受け入れて、疑わしきは破壊するなどと云ったことをすべきだ。2008年には不要になった寧辺の冷却塔爆破をして、非核化進展のアピールをしたなどと言った前科もあるので、一筋縄ではいかないことは国際社会は十分に承知のはずだ。ともかくも、韓国との融和会議は最大限の成果を収めたと言えるようだが、これもまだ米朝会談のプロローグに過ぎない事を考えると、手放しでは喜べないというか、ここまでは織り込み済みと考える方が自然なのだろう。北朝鮮の金正恩の望むところは、現在の体制の維持、即ち金正恩がトップであり続けることだ。仮に南北が統一されたとしたら、両首脳の立場はどうなるのだろうか、半信半疑ながら、その先を考えざるを得ない。猜疑心の中に今回こそはと思う人が多い中、共同で出された板門店宣言を読んでみると、民族的和解と平和繁栄の新たな時代に入ったことを謳っているが、その多くは、南北の融和と民族の統一といった内容にその殆どが割かれ、核についての言及はさらりと、非核化に向けて積極的に努力をするとの従来の言い分と本質的には変わりの無い味気ないものになっている。非核化の具体的内容や工程などの詳細については、来たるべきアメリカとの会談時に明らかにしようとしているのかも知れないが、行き届いたパフォーマンスの中にあって、殆ど上滑り的に通り過ぎているような気がしてならない。金正恩は自ら率いる国家体制を維持することが最大の目的であるから、おいそれと手の内を見せないのかも知れない。アメリカもその辺りのことは織り込み済みであろうが、ここまでの経緯を見ては、トランプも米朝会談に入ることを認めざるを得ないだろう。過去の金正恩の行動パターンを見ていて、彼の頑ななまでの核開発やICBMの開発に固執してきたことが、オリンピック辺りを機にかくも劇的に変化したのかを思う時、やはり、どうしても何か違和感を覚えざるを得ない。然しそこを抑えて、多少の紆余曲折があろうとも、早い回に核の全面放棄に進むことを願わずにはいられない。その1点こそが世界が、アメリカが、そして日本が望む最大の問題であるからだ。この点については、今後もたゆまぬ注視を続けるべき点だ。【古今和歌集】421.たむけにはつゞりの袖もきるべきに もみじにあける神や返さん (素性法師)手向けの幣としてこの粗末な僧衣の袖でも切って散らすべきなのでしょうが、そんなことをしても美しい紅葉に見飽きている神は、いらないと言って返すことでしょう(たむけ ・・・ 旅をする時に道中の安全を祈願すること、つづりの ・・・つぎはぎの )
2018.04.28
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今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下までで、帰りは上牧駅を通った。久しぶりに姫達夫婦が帰ってきた。夕食は上牧駅前の紬季で一緒に採った。***日経パンゲアの扉という名での連載記事で、たしか、2度目の連載だ。情報化で世界が徐々に狭くなり、地球が、あたかも元の超大陸パンゲアになっていくようだと例えた連載記事だ。1日目の内容は、世界のあらゆる事象がデータ化され、まさかと思うようなことが現実化するという話だ。我々は今超情報社会に入り込もうとしている。例えば、AIを用いて、世界で働く260万人の医師の広大な知識や経験をたちどころに利用出来ると言ったことや、アマゾンは、注文した商品を注文と同時に届けると云った究極の配達サービスの開発を進め、AIに依る顧客の要求分析を計っているとのことなどだ。優れたアイデアさえあれば、瞬時に世界の頂点に立つことも出来るのだという。シェアオフィスを世界展開する会社もあるという。空いたオフィスを活用したい企業と好きな時に好きな場所で働きたい人のマッチングを図るというのだが、今一何がメリットなのかよく分からない。話は飛躍の連続だが、こうした、距離や時間を超えて地球上のあらゆる事が意のままに動かせるとも言える今日では、中国がスマートフォンを通じて個人データを集積し、国家のためにならない芽を摘むと云ったことや、アメリカの大統領選挙にロシアが介入し、敵対国のトップ人選にさえ影響を及ぼすと云った事が起こりつつあるのだ。超情報社会をどのようにマネージするか、今世界の英知が問われているとのことだ。2日目に掲載されたのは宇宙ロケットの話だ。今まではアメリカやロシア(旧ソ連)といった超大国が国の威信をかけて行うのが宇宙開発であったが、現在は、その裾野が広がって、民間レベルでも容易に宇宙にロケットを飛ばせる時代になった。ニュージーランドでロケット打ち上げに成功したのはロケットラボという米のスタートップ企業だ。日本でも、小型ロケットの打ち上げは各地で試みられている。ホリエモンロケットもその1つだ。こういった事を可能にしたのは、3Dプリンターの出現がある。チタンなどの硬い金属の複雑な加工もコストを100分の1に抑えて可能にする技術だ。創薬の分野でも開発には、10年、1000億円といった期間と巨額な費用が掛かったのは昔のことで、イギリスのスタートップ企業ペネポレントAI(従業員150人)は、医療に特段の知識はないものの、AI技術を駆使して、脳内の血流や化合物の効果などを機械学習させながら、その解(可能性のある治療法)を見つけ出したと云う事だ。従来は巨額の研究費を投じるアメリカや、世界制覇を目論む中国などがこう言った技術を先導してきた(している)するが、智恵さえあれば、宇宙開発も医療の分野でも、小規模なレベルで開発や実践が可能になったと云う事だ。「小」が「大」を制する時代が始まったとも云っている。3日目の話題は、言語だ。旧ロシアを構成していたカザフスタンでは、ロシア語と同じキリル文字を廃して、カザフ語を復活させようとの試みがある。ラテン文字を元にした32文字の言語だ。42文字もあるキリル文字ではスマートフォンへの入力が煩雑だというのも1つらしいが、デジタルの波に乗せてカザフ語の再生が意図だ。英語が世界共通語になって久しいが、既に絶頂期は過ぎたとの論もあって、少数言語にも台頭の機会が訪れているという。そんな典型が、スマートフォンの絵文字だ。日本発祥だが「Emoji」という言葉もあって世界共通語なのだ。フランス石油大手トタルのCEOも経営情報に絵文字をちりばめたり、テニスプレーヤーのフェデラーは絵文字だけでツイートしたりしているという。それが何を意味しているのか分からないが、明らかに表現の多様化と新しい言語手段の誕生を感じさせている。コミュニケーションの形態に変化が訪れていると云う事だ。また、中東の伝統食「フムス」が欧米の食卓を変えているという。イギリスの家庭の冷蔵庫には冷蔵庫に常備されているとか、アメリカでは原料のひよこ豆の作付けが増加しているという。持たざる国の食文化が持てる国を席巻するという現象だ。グローバリゼーションは、強者(強国)からのトップダウンだけではなく、草の根の発信も可能だと云う事だ。4日目は、民族や宗教にかかわる世界の動きだ。1つの焦点はイスラエルだ。イスラエルはアラブとの対立と云った偏狂的な見方しかあまり目にしないが、先端企業の排出でも世界的に有名だ。特に、自動運転のカギとされる画像処理の認識システムでは、世界中の自動車大手との連携を深めている。もう1つの焦点は、印僑だ。華僑や印僑は、19世紀海外への大規模な移住をなしてきた。その結実は、世界各地で見られ、一帯一路の政策上も大きな役割を果たしている。この中国の世界戦略の展開途上の軋轢で、モルジブでは島を買い取られたり、スリランカでは港の借地を99年間許すなどの黄禍の現象も表面化している。一方の印僑はモザンビークでの世界有数のカシューナッツ工場を展開し、ITを駆使した農作業の効率化へも進出している。インド人は、何故かITに向いているようで、アメリカのIT業界のトップにはインド人が就任しているケースが多い。こうした新しい民族の共同体は次世代への発展に寄与するだろう。5日目は電子化による世界基準の変化についてだ。商品の2割が偽造品とされるワインも、製造値や醸造履歴や温度管理などを、ブロックチェーンを利用して厳正に保証されると云ったことや、同じくブロックチェーンで守られた仮想通貨で国際的な送金コストを抑えるなどネット社会の流通や信用を国家や権威機関の手を借りることなく無数の個に分散されて管理されるといった形態だ。最後に紹介されたのは、世界に11億人も居るという法的な無国籍者に、国連の後押しで、電子IDを発行するプロジェクトだ。デジタル空間でもビットネーションを樹立するという。中央政府などは無い、ネット上での統治に国民が主体的に参加することが出来るのだ(どういった形態なのかよく分からないが)既に、ビットネーションで市民権を得た人は15000人を超えるというのだ。難民だとか、移民などと云ったことには無関係の自分に合う理想の国家を選べるという世界を相手のシェンゲン協定のような感じなのだろうかどの話題をとっても、一寸奇想天外な気分のする時代が近づいていることを感じる。【古今和歌集】420.このたびは幣もとりあえず たむけ山もみじの錦 神のまにまに (すがはらの朝臣)今度の旅は急のことで、道祖神に捧げる幣(ぬさ)も用意することができませんでした。手向けの山の紅葉を捧げるので、神よ御心のままにお受け取りください(「たび」は「旅」と「度」の掛詞、幣(ぬさ)・・・旅の無事を祈って、紙や布で作られた捧げもの)百人一首の歌だ。すがはらの朝臣=菅原道真は尊称で菅家と呼ばれた。
2018.04.27
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今日のセミウォーキングは大阪染工から山崎駅までで折りかえし、島本駅を経て帰宅した。5年前に思うところがあって歩き始めて、今日で、21000kmを歩いたことになる。地球を半周したくらいだ。当初は目標歩数を1万歩としていたが、腰の具合もあって、目標歩数を8000歩に下げている。従って、1000kmを歩くのに、初めは70日台で歩いていたが、今では100日近く掛かっている。連れ合いと姉と共に、梅田で昼食を共にした。***武田薬品の(売上高1.7兆円)巨額買収交渉が大詰めに入ったようだ。アイルランドの製薬大手シャイアー(売上高1.6兆円)を、有利子負債を加えて、8・5兆円で買収し、製薬業界で世界のトップ10入り(7位)を果たそうとしている。両社は同規模の売上高だが、シャイアーの方が利益水準は武田の4倍強と高い。M&Aという言葉は良く目にするがこれほど大規模なM&Aは日本では珍しく、日本では過去最大だ。之までの最高額は、ソフトバンクのARM買収における3兆3000億円だ。IT産業でも無い製薬会社が、こう言った大規模なM&Aを行っても、更に上位売上会社が6社もあると言うことで、更に驚きだ。グローバル化を目指す武田だが、企業規模としては、国際的なメガファーマに大きく水をあけられているのだ。現在の売上トップはスイスのロッシュの5.9兆円で、武田の合併が成っても、ロッシュの半分強の売上と云ったところだ。社長ウェバーが外国人と云う事で、日本のM&Aに対する常識に埋もれた感覚ではとてもこうはなっていないのかも知れない。武田は、社内取締役4人のうち3人が外国人、戦略策定のチームも14人中11人が外国人となっている。グローバル化にカジを切った武田は有能な人員を登用する仕組みができつつあるとのことだ。(日本人よりも外国人の方が有能と云う事だろうか)これから先の経営でどうなっていくのか、ウェバー社長の手腕が問われ、興味のあるところだが、株価の方は下げ基調が続いている。買収に要する支払金額の半分を銀行からの借入金で充てようとしているが、そのことで有利子負債の額も増加している。このことに嫌気がさして、株価は下降基調となっているが、合併後は武田の4倍の収益率を持つシャイアーの利益も組み入れられるために実質的な株価は増加することが見込まれているわけだ。今回のシャイアー買収では、当初買収提示額約6兆5000億円で始まった。企業価値などを過小評価しているとして最初は折り合わなかったが、武田が食いついてきたわけだ。之までの買収交渉では5回の条件提示を行い、シャイアーの株主に額面の6割増しの代金を支払うと提案していて、買収総額は約7兆円となるようだ。我々が世話になる医薬品は、新薬開発に1千億円単位の資金と10年以上の開発期間が必要とされている。それほどのコストを掛けても薬の候補物質の選定から数えると成功確率は3万分の1とされている。(その昔は、1000三つといわれ、1000分の1とかと思っていたが更に厳しい)研究開発費に膨大な金が掛かることは知っていたが、なるほど法外である。こういった事から、自社開発には限界があり、手短に成果を得るべく、有望な新薬候補を即戦力的に手に入れるためのM&Aが増えているというわけだ。(武田はまさにこの路線を採った)然し乍らそういった新薬候補を上手く育てられるかどうかを判断するには、長い目が必要で、買収の評価については時間が掛かる。武田は過去に、たんぱく質の構造解析技術などに強みを持つ、米バイオVBシリックスを280億円で買収したり(2005年)、ガンや炎症疾患の遺伝子治療を研究する米バイオ医薬品会社ミレニアム・ファーマスーティカルズを約8800億円で買収している。さらには、2011年には新興国への販路確保を狙ってスイスのナイコメッドを約1兆1100億円で買収していて、大胆なM&A攻勢を掛けている。(2008年)ミレニアムを買収した当時は高い買い物と言われたたが、買収後にミレニアムが開発していた「エンティビオ」がヒットし、2017年3月期に1432億円億円を売り上げてブロックバスター入りするなど、M&Aの真の評価は買収時点では評価しきれないところがある。武田は、2025年に消化器系疾患でNo1、がんでトップ10、中枢神経系疾患領域と新興国で強固なプレゼンスを獲得することを中期目標を戦略に掲げている。この程度の規模のM&Aは想定されていたとのことだ。武田が巨額のM&Aにこだわるのは、現在の売上高の3割が日本であり、日本は、医薬費の伸びを薬価で調整する政策を採っているので新薬の販売が出来ても飛躍的な成長は期待できないからだ。一方のシャイアーは本社をアイルランドに置いているが、売上の6割は日本市場の10倍の規模のアメリカなので、アメリカでの医薬品の販売の拡大や研究開発の相乗効果を見込んでいる。製薬会社は、こう言った巨額のM&Aで業界を再編しつつ成長し続けてきたが、近年は、新薬の開発はスタートアップ企業が担うケースも出てきており、旧来の巨額M&Aは見直される段階に来ているとも言える。今回の武田のシャイアー買収は大きなチャレンジであり、この買収を活かせるかどうかは、株主や従業員、関係者を如何に納得させるかに掛かっている。ウェバー社長の手腕に依るところが大のようだ。只、最後にシャイアーの株主の承諾というハードルが残っているので、現時点では決定ではない。シャイアーの利益率が良いことから、新たな買収希望が出てくるかも分からないと言った状態のようだ。【古今和歌集】419.一年にひとたびきます君まてば やどかす人もあらじとぞ思ふ (きのありつね)一年に一度だけおいでになる君を待っているので、あなたに宿を貸す人ではないと思うよ(織姫と彦星を掛けて歌った。)
2018.04.26
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今日は雨のためウォーキングは中止した。***日経のやさしい経済学のミニ講義だ。読んでみたが、なかなか理解するのは難しい。敢えて中身を抽出して、書いてみるが、整理しきれるかどうかは分からない。難しいところは飛ばしていくわけだ。安全保障とゲーム理論とは全く無関係のように思うのだがと、読み始めると、先ずゲーム理論とは何かにぶつかる。之をまともに追求していくと、全く闇の中に入っていくので、端折って考えることにする。こういう読み方をするので、本質が分からないのかも知れないが、仕方が無い。単純に、ゲーム理論とは、「ゲームを行う場合、相手の手の打ち方を読んで、できるだけ自分の得点を高くし、失点を少なくするにはどうするか、という方策を求める数学理論」ということで理解し、前に進む。戦争をゲームに置き換えるのは不謹慎と云う事になるが、理論的には、同様の考えが成り立つというものらしい。戦争にはコストがかかり、そのコストを如何に軽減するかという考えが、ゲーム理論を適用させることになるようだ。核の抑止力についてもこう言った理論で説明が付くようだ。先ず戦争は何故起きるかだ。極めて常識的に考えれば、戦争を望む者は居ないと考えられるのだが、国際紛争の発展したものが戦争だと考えるなら、日本が現在抱える領土問題なども戦争の種として考えられる。「戦争論」を著したクラウゼヴィッツが云うには「戦争は他の手段による政治の延長」だとしている。国際紛争は、外交交渉(政治)で解決すべき所だが、出来ない場合は戦争で解決するという選択肢もある。この両者は共にコストが掛かるが、戦争となるとその比は遙かに大きく、通常なら誰も戦争を選ぶことは無い。然し、膨大なコストを掛けてもそれによって得られる利得がそのコストを凌ぐものであれば戦争が選択されるだろうと云う事だ。戦争で失うコストよりも大きな利得は通常あり得ないと考えられるので、(戦争のコストは外交に掛かるコストよりも大である)外交交渉による平和解決は常に存在するといえる。ここで、「パレート最適」という言葉が出てくる。様々に解説されているが、次の説明が良く腑に落ちる。「ある状態からだれかの便益を増やそうとすると他のだれかの便益が犠牲になるようなとき(つまり最大限の便益が達成されているとき)、この状態をパレート最適という」だ。通常は資源配分の効率性を表す時に使われるようで、言葉を換えれば、「資源配分において、いずれの効用も下げずにいずれかの効用を高めることは出来ない状態であり、効用の最大化が図れている状態である」といえる。この意味では、現状より更にコストが掛かる戦争はパレート非最適だと言える。では何故過去に戦争が繰り返し起こったのか。それは、政治指導者が何らかの理由で、パレート最適な平和を選び損ねたからだと云う事だ。なんだか抽象的でよく分からない。常に平和であるという事(平和解)は理論上ありうるのだが、それが実行可能かどうかは別問題だというのだ。その原因の1つが情報の問題だという。情報不足である時、要するに戦争に掛かるコストを先見できない時に実現が危ぶまれるというのだ。言葉を換えれば、相手の軍事力を知らなければ(情報不備)、戦争による利得が、掛けたコストよりも大きいことを理解出来ないという場合が起こりうるというのだ。実際にそのようなことはあるのだろうか。実際には、軍事力も戦争のコストも機密情報なので、確実にどれ程になるかとは言えず、掛けたリスクがより大きなリターンになって返ってくるかどうかは分からないと言うことだ。(リスクとリターンのトレードオフの関係)トレードオフが伴う国際紛争は、戦争が起こる確率が常に正であることから、平和解があるにもかかわらず、実現できない要因だと云う事で、これは情報の失敗と言えるのだ。(一寸難解だ)こう言った情報不足を克服しようとする動きが、軍事力や政治意思を相手国に伝える試みとなって出てくるのだ。北朝鮮の核・ミサイルの開発や、中国が台湾にミサイルを発射した台湾海峡危機等がその例だ。正確な情報は見えない(見せない)もののやる気はあるぞと言う意思表示だ。(即ち抑止力を顕在化させることだ)コミットメント理論というのがあるようで、合意可能な平和解を達成するためには、その平和解が将来に亘って履行し続けられるコミットメントが無ければ、外交交渉による解決は困難となり、強制力の無い安全保障の問題では履行は難しいとされる。先制攻撃については略す。中国の存在(経済)が大きくなり、アメリカを凌ぐような事態も想定されている。この時、現在のシステムは壊れ、覇権の移行が起こるわけだが、そうなると、トゥキディデスの罠といった、戦争が不可避な状態まで従来の覇権国家(アメリカ)と、新興の国家(中国)がぶつかり合う現象(戦争乃至紛争)が起こりうるというのだ。アメリカの保護主義と、中国の覇権主義が交錯するポイントだ。そのような事態になった時、中国がアメリカをそれ以上脅かさないといった保証は得られないのだ。日米は同盟を結んでいるが、同盟関係を維持するには大きなコストが掛かっている。にもかかわらず、同盟が無い場合よりもある場合の方が、武力攻撃を受ける可能性が大だとの多くの研究結果があるという。これまでも、同盟はコストに見合う効果が見当たらないにもかかわらず、最も安易な安全保障政策と考えられているというのだ。(同盟の謎)これは一寸注目すべきポイントだと思った。一般には、同盟は危機発生に対する一般的な抑止効果があるものの、そういったことをも厭わない相当の覚悟を持った挑戦国はこの抑止を突き破って武力衝突の危機を招くというのだ。何やら当たり前のことのようだが、要は、同盟には生半可なものは返って効果が無く、相当なコストが掛かることを認識しなければならないと云う事だ。その他にも様々な事例を引用して説明が加えられているが、米軍の駐留という日本が払うコストが大きい故に之まで安全が保障されてきたのだと結論づけているようだが、何やら腑に落ちない感じもした。とにかく難解な講義であることは間違い無い。【古今和歌集】418.かりくらし 織女(たなばたつめ)にやどからん あまのかはらに我はきにけり(在原なりひらの朝臣)一日中狩をして、今夜は織女星のところに泊まろう。せっかく天の川に私は来たのだから
2018.04.25
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今日のセミウォーキングは名神桜井から島本高校を経て東大寺公園までで、帰りは島本駅を通った。連れ合いに誘われて、映画「日の名残り」を観に京都シネマに出掛けた。連れ合いが広告でふと見つけた、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの作品の1つだ。連れ合いは、既に原作を読んでおり、若い時にイギリスにホームステイの経験もあるので、イギリスの風景や、イギリス社会について興味を持っていて、テレビドラマの「ダウントン・アビー」も好んで観ていた。私は学生時代から文学作品など、縁が無く生きてきたので、イギリスの貴族社会だとか、この作品が文学的にどれほどの価値があるのかなど上手く説明できない。促されるままに、ノーベル賞作家の作品とはどんなものなのかと云った興味と共に付いていったわけだ。映画としては比較的長い、2時間14分程の大作であり、しかもそれほど派手な場面だとか、殺人事件が絡んでいる訳ではないのに、何故か飽くことが無く画面に引きつけられた。イギリスの田園風景や、古い建物、田舎道など如何にもイギリスらしい。(と連れ合いは言っていた)映画鑑賞の後で連れ合いは、原作にほぼほぼ忠実だが、最後のクライマックスシーンは、少し変えられたところもあったと云っていた。(原作では雨は降っていなく沈み行く太陽を眺めていたとのことだ。そのほうが題名にぴたりと合っていたかも知れない)イギリスの貴族の館(ダーリントンホール)での話だが、日本にも貴族制度と云った類似の制度があったものの、映画のような、広大な敷地と館で、何人もの使用人を使うイギリスのような、貴族制度は、遠い世界である。主人公は品格を重視し、卓越した手腕と忠誠心を持つ執事のスティーブンスだ。この執事は英語ではbutler(バトラー)と呼ばれて、内容は高級な使用人だが、イギリスでは確固とした地位であることも知れた。広大な屋敷を切り盛りする重要な役割で、スケールも内容も日本には無い特殊な世界である。(あった)更に辞書などによると執事の上にはスチュワード(家令)という地位があったようだが、映画では、その両方を兼ね備えた立場のようであった。スチィーブンスの父親も又執事であったのだろう。年老いてなお、息子の下で副執事として働こうというのは、日本などでは見られない感覚だ。スティーブンスの厳格さや品格は、この父親があってのことだと窺える。その父親が、死の床に伏せっても、且つその死を知ってもなお仕事を優先するという辺りは、如何にもイギリス人らしい有能な執事の厳格さを感じさせた。(それとも日系イシグロの感覚なのだろうか)映画の内容は1956年(第二次世界大戦が終わって数年が経った「現在」)と1920年代から1930年代にかけての回想シーンを往復しつつ進められる。映画の冒頭で、アメリカの下院議員を引退して新しくダーリントンホールの主人になったファラディに車を借りて、昔共に働いて有能だった女性(ミス・ケントン)を探しにドライブ旅行するという設定である。実はこの女性とは、口に出さないが、互いに惹かれあっていると言った雰囲気が流れるのだが、そのことは一切台詞としては出てこないのである。こういった所が、イギリスらしいのか、又執事という立場故なのか、それとも1個人スティーブンスの個性なのか、少しじれったい気分にもさせられる。物語の内容と云えば、単純で、第二次世界大戦前の貴族の館で主人の伯爵に忠実な執事として仕え、まともに恋愛なども出来ずに、徹底的にストイックに生きた一人の男の悲哀を描いた内容だ。執事(使用人)としてこうも仕事に一途になれるものかと古きイギリスの貴族社会を垣間見た気がした。イギリスは、階級社会と言われるが、卿と呼ばれる上流階級に仕える執事は中流の中といった存在だろうか。昔の貴族には当然政治家もいて、貴族の館では、政治にかかわる話もなされていたようだ。広大な館は、時折こう言った政治の方向を論じる場になっていたようだ。現在の日本の赤坂料亭といった役割を果たしていたのだろうか。議会という公の議論を戦わせる前に、こう言った場所で予め政治の方向性が決まっていたのは、イギリスも又同じなのだろう。こういったイギリスの階級社会の話は我々日本人には単なる格差社会のように映るが、当のイギリス人にしてみれば、特別差別とはとは捉えていないようだ。「靴屋の息子は靴屋」などと云った世襲的な話を聞いたことがあるが、この点も日本人には馴染めない感覚だろう。執事スティーブンスが仕えていた元主人のダーリントン卿は古くからのイギリスの名門貴族で、第一次世界大戦で経済的に混乱したドイツを救おうとする対独(ナチス)宥和主義者であった。館で語られる対独政策では、自分の意向が理解されず、ファラディには政治のアマチュアと断じられる。イギリス貴族の中にもこう言った政治には向かない人種も居たようだ。歴史が示すように、ナチスの横暴が明らかになり、親独のダーリントン卿が失意の内にこの世を去る。家屋敷の維持に多額の費用が掛かるために、没落した貴族の親族は、誰もが受け継ごうとしなかった。屋敷を買い取った新しい主人は若い頃にダーリントン卿に異を唱えていた(対独政策で)アメリカの元下院議員(ファラディ)だ。こういった所にも時代の大きな流れを感じさせる。第二次世界大戦前を境に没落したイギリス貴族と新興のアメリカの新しい上流階級との差が歴然とみられ、イギリスとアメリカの違いなども感覚的に理解が出来た気がした。この新旧の主人に従順に仕えたのが、執事スティーブンスだ。映画では、共に働いていた女中頭のミス・ケントンとの絡みが細かなきびを持ちながら描かれているが、その点だけを取り出せば、自分の心を素直に言い出せない中年男の悲哀であり、それは、映画の題名である人生の名残りの日々と繋がり、そこが映画の肝なのだろう。(映画は原作とこの点で描写が異なっていたようだ)私には当時のイギリス貴族社会と、ニューパワーのアメリカの出現を表現したことと、その双方にプロフェッショナルとして仕えた執事という1つの職業について、興味深く観た。【古今和歌集】417.夕づくよおぼつかなきを 玉櫛笥ふたみの浦は あけてこそ見め (ふじわらのかねすけ)夕方の月の下では、あたりが暗くてはっきりしないので、二見の浦の景色は、玉くしげの蓋の裏のように、明けて(開けて)から見よう(おぼつかなき ・・・ はっきりしない様、玉くしげ ・・・ 櫛箱の美称)
2018.04.24
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今日のセミウォーキングは高浜堤から上牧堤までで、上牧駅を通って帰宅した。今日は定期検査の結果を聞く日だ。血糖値は相変わらず少し高めで推移している。日頃飲み放題、食べ放題では、やむを得ない結果だ。然し中性脂肪辺りは基準値内に収まっている。姉を伴って、連れ合いと3人で、初めて銀行の貸金庫を開けにいった。簡便な金庫だが、一応セキュリティーには配慮が成されているようだ。その後、星乃珈琲で暫く話して帰宅した。***21日の日経に、インドネシアのインフラについての記事があった。この話は、既に決着が付いているのかと思ったが、なかなか混乱しているようだ。インドネシアは債務を増やしたくないことから、民間の資金の活用を図る試みがなされているという。これは、インドネシアの一貫した考えだ。インドネシアのインフラと云えば、先ず、日本が関係しているジャワ島横断鉄道だろう。ジャカルタからスラバヤまでの約750kmを高架で走らせ、高速化するものだ。この計画は、日本のODAをベースにインドネシア政府の資金で建設を進めているが、駅舎や鉄道車両などへは民間の資金を導入しようという、「上下分離方式」を取り入れようとの試みだ。このほかの空港建設についても、民間資金を導入しようとしている。財政難の折、政府資金だけでは、十分賄えないとのことだ。空港建設では、西ジャワ州バンドン郊外で建設中の国際空港の拡張工事や周辺都市開発及び、ジョクジャカルタ近郊の空港新設が対象だ。このほかにも、空の関係では、離島をむすぶインフラとして、国産航空機の開発及び量産を目指している。さらには、西ジャワ州に建設予定のパティンバン港とジャカルタをむすぶ高速道路も対象になる。また、ジャワ島中部のバタンに建設を計画されている大型石炭火力発電所もある。そして、ジョコ政権が元々力を入れようと目論んでいた、スマトラ島やスラウェシ島などの送電網の建設計画もインフラ整備の計画の中だ。只、インドネシアを丸ごと大整備というこのインフラ開発には50兆円という資金が必要だ。しかし、インドネシアの資金力だけでは到底追いつかない。ジョコ政権は、政府資金を3割程度に抑えて、後は民間資本を導入しようとの腹づもりだ。然し現実にはなかなか思惑通りに計画は進んでいない。インドネシアは、日本との連携を望んでいるものの、一時中国へも秋波を送るなど、定まらないところがあった。東京で開かれた日本との国交樹立60周年記念シンポジウムでは両国の連携強化が謳われているのだが。TPP11にもまだ加入していない状態で、この辺りで本格的なインフラ整備に乗り出したいところだ。インフラ事業の目玉となるジャワ島横断鉄道の経緯を振り返ると、日本は2013年末からJICAが事業化調査(フィージビリティスタディ)に乗り出しており、先ず、手始めにジャカルタとバンドンを結ぶ約140kmのプロジェクトに着手することに決まりかけていた。ところが、ジョコ政権が発足し、政府予算は使わないやり方で、企業ベースで話を進める要求が出てきた。この要求をいち早く察知し、中国は、政府の支出は必要ないと申し出て、一気に逆転、優位を占めるに至ったのだ。こうして一旦日本に決まりかけていたプロジェクトは、2015年には中国勢が受注することになってしまった。民間資本活用との謳い文句だが、日本が先行して事業化などの調査を行っていたことを無視する動きであった。その背景には、ジョコ政権は、インフラ開発を公約しているが、金を掛けるなら、スマトラ島やスラウェシ島を優先したいと考えていた。この両島は、資源が豊富にあるが、鉄道などの開発が遅れているからだ。逆転した中国側の資金提供申し出の背景には、中国側の思惑が潜んでいた。中国は、高速鉄道の国内実績は、2014年末時点で総延長1万6000kmと世界の6割に相当する敷設距離を誇っているものの、国際的な評価はまだ十分とは言えず、インドネシアのプロジェクトを初の世界進出の足がかりにしたい思惑があったからだ。インドネシアでの赤字を織り込み済みで、世界進出を図ろうとした意図が見え見えだった。その裏には、中国はメキシコでの高速鉄道プロジェクトを一旦は受注したものの、取り消しの憂き目に遭っているのだ。こうして、2015年末には、インドネシアの国営企業は中国との合弁会社の設立に合意して工事に取りかかった。然し乍ら、ずさんな中国の調査(と、いい加減なインドネシアの思惑)から、着工早々、土地収用や資金調達で難航し、着工から約1年たっても工事がほとんど進まない状態になったのだ。そのため、土地収用が条件の中国からの資金もまだ供給されていない状態だった。そんな複雑な事情があり、2016年になって、再度ジョコ政権は、日本へのアプローチを仕掛けてきたのだ。元より、本格的なジャワ島横断鉄道は日本が先鞭を付けていたプロジェクト故に、日本側のペースで、前進し始めた。日本側も2020年までにインフラ輸出額を2010年比で3倍の30兆円にする目標を掲げていた事と同調したというところだ。ここで又話が変わってきた。2017年になって、ジャワ島横断鉄道を之までは、既存鉄道の改修といったベースであったものを、全路線を電化して、鉄道車両や運行システムも総取り換えする計画案が浮上したのだ。当初案と比べて約4倍の約8500億円と膨張した計画が打ち出されたのだ。こう、ころころ計画が変わることに日本も頭を悩ましたが、インドネシア側は日本にもメリットがあるようにしたと主張したのだ。このインドネシアの変わり身は、どうにも理解出来ない。計画を膨らませながら、政府は出来るだけ資金調達量が拡大するのを抑えるために、民間を活用するという官民パートナーシップ方式(PPP)での建設を主張しているわけだ。またしても2015年の二の舞になるかとの懸念が流れる。ジョコ政権の日和見的な行動が、何となく透けて見えるところだ。このようにインドネシアは、自国の都合で、日本に歩み寄ったり、中国の顔色をうかがったりと、やや節操が無い嫌いがある。ここで出し抜かれるようなことがあれば、日本は今後のアジアでのイニシャティブはなかなか取れないような気がする。【古今和歌集】416.夜をさむみおく初霜をはらひつゝ 草の枕にあまたたびねぬ (みつね)夜が寒いので降りた初霜を打ち払いながら、旅の空の下、草で編んだ枕で幾夜も寝たことである
2018.04.23
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点までで、帰りも同じ道を通った。連れ合いと梅田へ出て、競馬の換金をして、お茶(実はワイン)をして、本を購入した(買って貰った)。***ホーキング博士の追悼記事が出ていた。先月、76歳で亡くなったイギリスの物理学者で、宇宙の研究に偉大な足跡を残した学者として、おそらく知らない人はいないだろう。特に筋肉が衰える難病にかかり、車いすでしか動けない身だと云う事でその知名度は増している。アインシュタインの再来とも云われた人だ。こう言った優秀な人の脳の構造は一体どうなっているのだろうかと、時々そんなことを考えると共に、こう言った偉大な学者の頭をそのまま残しておけないものかと考えもする。宇宙が無から始まると云う事を提唱したのもこの博士だ。強い重力であらゆるものを飲み込むブラックホールがやがて蒸発して消えることも明らかにしている。宇宙が無から始まるという事については、1965年にアインシュタインの一般相対性理論を基に宇宙の始まりには無限大の密度を持つ特異点が出現することで証明している(1970年)。ただただ感心する以外には無いのだが、これはケンブリッジ大学の博士論文だと云うから、凄い。特異点が存在したと云う事を聞いても私にはさっぱり分からないのだけれど、そういったことが証明できると云うことも又脅威だ。(証明されたと理解出来ることも又脅威なのだが)我々が、ビッグバンとして知らされていることが、本当に138億年前に起こっていたという証明が成されたわけだ。尤も、初期の宇宙は星や銀河が放つ光が自由に進まないため2015年までは、宇宙は137億年前に誕生していたと考えられていたのを1億年遡ったと云う事が分かっている。神による創造の瞬間があったとするローマ・カトリック教会も、物理法則が破綻するとされる特異点が最初に出現したという博士の理論を是としたようだ。これが中世のカトリック教会なら、博士は火あぶりの刑に処せられていたかも知れないのだが。更に1971年にはブラックホールの表面積が常に拡大を続けていることを証明している。そして、1974年に博士の最大の功績とされるブラックホールはやがて消滅しうる(可能性がある)という事を発見したことだ。この説明はこうだ。量子力学の考えを取り込んで、ブラックホールの表面近くでは真空から粒子と反粒子がペアで発生し、再結合して消滅する。その段階で片方が強い重力でブラックホールの中に落ち込み、もう片方が外に飛び出す可能性があると言うことだ。こうして、長い時間を掛けて、ブラックホールは質量を減らし最後は爆発して消滅するというのだ。なるほどと頷ける能力は無いが、何となくそうかという気がする。現在は、そういった仮説を支持する学者が多いというが、勿論異を唱える学者もいるようで、蒸発してしまうとなると最初に星が持っていた情報はどうなってしまうかという疑問が起こるのだ。そういえばそうだと、その気になるが、単なる感じだ。然し、ホーキング博士は当初は、その星は情報も全て破壊すると考えたが、後に理論を修正したという。博士も疑問に感じたようだ。ここからは新しく知る内容だ。「虚時間」という数学的な概念を導入したのだ。時間と空間がまるで球面のように境界や端はないとしたのだ。もうこうなったら、言われるとおりに頷くしか無い。この仮説でも、量子力学が使われている。(量子力学を知らねば話にならないと云う事だ)まぁ、続けて読んでみる。宇宙の最初は無から粒子が生まれては消える揺らいだ状態だったと考えられる。その中で、宇宙の生まれる確率を、虚時間を使って計算し、理論を組み立てたのだ。(分からないなりに読み進む)博士は、一般相対性理論と量子力学を組み合わせ、部分的にそれを成功させた先駆者だというのだ。この2つの理論を融合すれば宇宙の全てを説明する「万物理論」に近づくとの期待があるという。ここで、「万物理論」(Theory of Everything; ToE)はというと、自然界に存在する4つの力、すなわち電磁力・弱い力・強い力・重力を統一的に記述する理論(統一場理論)の試みであるとの説明がある。ということは、万物理論と統一場理論は同じ事を云っているのかと思うが、何故使い分けているのか理解出来ない。現在、「万物理論」となりうる可能性を秘めている理論に超弦理論やそれを発展させた「膜宇宙論」があるが、これまた難しくて手に負えない。しかし、万物理論が完成すれば、素粒子のあらゆる性質が説明できるばかりか、宇宙(=時間と空間)が誕生し、消滅する様子さえも理解できる、究極の物理理論になると期待されている。これらの理論を扱っていると、宇宙は我々が住む1つの宇宙だけではなく、多様な宇宙があることが予測されている。宇宙の誕生然り、宇宙が現在なお拡張を続けている要因のダークエネルギー然り、宇宙にはまだまだ解明されていない問題が多いが(解明されていないことの方が多いような気がするのだが)万物理論が更なる解明に強力なツールとなることが述べられている。【古今和歌集】415.糸による物ならなくに わかれぢの心ぼそくもおもほゆるかな (つらゆき)別れ道なんて縒って糸とするようなものではないのに、糸に縒るように心細く思われることだ(「心ぼそく」の「細く」と糸の細いことをかける)ものに依れば「みつね」の作とある。
2018.04.22
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新パナマ運河通行量拡大今日のウォーキングは前日のゴルフと、その後の飲み会で疲れたので、中止した。連れ合いは単独で高島屋へ行き、夕方には太郎君と孫達が夕食にやってきた。一緒にスポーツ用品店のDEPOにも出掛けた。***パナマ運河をアメリカ産のLNG船の通行量が拡大する見通しとなった。パナマ運河は太平洋(カリブ海)と大西洋をむすぶ資源輸送の重要な経路である。当初のパナマ運河は、1914年に開通し、全長は約80kmを約9時間かけて通過する運河であった。また、通航できる船舶は、長さ294.1m、幅 32.3mといった制限が付いていた。(最大幅、32mはパナマックスと呼ばれて、造船屋の設計上の大きな縛りになっていた)昨今の船舶の大型化は、パナマ運河の拡張機運を呼び、2007年に拡張着工がなされた。約54億ドル(約5500億円)かけて大型の閘門を建設し、2016年に拡張工事が完成したものだ。新しい閘門は長さ366m、幅49mまでの大型船に対応できるようになった。勿論深さも深くなっている。当初のパナマ運河は1路線であったが、拡張工事完成後の現在は2路線が並行して通れるようになっている。従来の3倍の貨物量の大型船舶の通過が可能になったとのことだ。パナマ政府は、このたび、運河を通る船舶量の制限を緩和するようだ。之に伴って、アメリカは自国産のシェールガスの輸出を拡大する方針だ。日本にとっても資源の輸入先が多様化できるようになるわけだ。LNGは主に火力発電所の燃料や都市ガスの原料に使われる。石炭に比べて二酸化炭素(CO2)の排出量が少ないので、環境に優しいと言える。日本は2016年度に8475万トンのLNGを輸入している。これは、世界の輸入量の約3分の1に相当し、輸入先はオーストラリアやマレーシア、カタールなどで、アメリカからは少なかった。拡張直後の2016年7月には、アメリカ産のLPGの輸送日数が45日程度から25日程度まで20日程短縮されることで、大いに期待されたが、之を見越した中東(サウジアラビア側)はプロパン価格を大幅に安値で提供して之に対抗した経緯がある。輸送日数の(費用)軽減を下回る価格提示があったわけだ。しかし、長期的な視点からは、少々高くともアメリカ産を輸入する必要があったわけだ。今回は、LNGで、アメリカのLNG基地は、メキシコ湾に多いために、このパナマ運河の通行は大いに魅力ある航路となるわけだ。さらに、アメリカは2018年以降大型のLNG輸出事業が相次いで動き出す。テキサス州では年880万トン、ルイジアナ州では同1350万トンの計画がある。日本がLNGを購入すれば、米国が輸入先の上位となる可能性がある。距離は短縮されるが、之までは、パナマ運河を通過できる大型船は原則、1日7隻に決められていてその内、LNG船に充てられるのは1隻のみとされ、夜間航行や他船とのすれ違い禁止などの制約もあった。アメリカも、日本も、この制限緩和を申し入れてきたが、パナマはこのほど、日米両政府にLNG船の通航量を増やす意向を伝えてきた。今年中にも夜間航行などを可能にし、近い将来、1日2隻のLNG船の通航を認める方針だという。日本にとってもアメリカにとっても朗報で、日本は、LNGをカタールなど中東から多くを輸入していることで、中東情勢が悪化した際は石油価格が上昇するリスクを抱えているが、アメリカからLNGを安定的に買えれば対応力が高まり、電力やガスの料金を抑えられる。1日2隻の通行ではまだ十分とは言えず、更なる通行枠の拡大を求めていくとしている。アメリカからの輸入には、中東からの輸入で決められた、輸送先の指定や、余剰LNGの転売が出来ないと言った制限が無いという利点がある。又、何よりも、アメリカ産のLNGの輸入拡大は日本のエネルギー調達がより安定することが大きい。之に対抗するように、中国資本(中国政府と関係をもつ香港企業)が、中米ニカラグアで新運河建設を計画し、2014年に華々しく着工した。10年程度での開業を目指す総工費500億ドル(約6兆円:当初は400億ドルだった)の大型プロジェクトだが、こちらの方は、総延長が286kmと、パナマ運河の3倍超である。水深を深くして25万トン級の船も通すことが出来る計画で開通すれば、新パナマ運河をも越える能力を有するという運河だ、当初から立地的に建設を疑問視されていたところだが、どうやら現在の状況は、何ら工事の進展は無いようだ。住民は反対しているし、自然災害を受けやすい地理的な条件に加え、近くには休火山があるという環境で、しかも環境アセスメントは充分に行われていないようだ。運河建設で、近くの水源が汚染される恐れもあり、これらを克服して仮に運河が完成したとしても、新しく能力をアップした新パナマ運河と競合して、採算性が保てるのかと云った大きな問題を抱えている。中国の一帯一路に組み込まれているわけでも無い中南米での中国の覇権の礎としようとの目論見は、今のところ頓挫しているようだ。パナマ運河の拡張工事で、パナマックス型という通行制限が取れた新パナマ運河の完成と運用の拡張は、確実にニカラグワ運河の建設続行に赤信号を灯すことになるかも知れない。【古今和歌集】414.きえはつる時しなければ 越路なるしら山の名は雪にぞありける (みつね)雪が完全に消え果てる時がないから、越路にある白山という名前は、雪にちなんだ名前なのだ
2018.04.21
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今日は第11回北摂天神会ゴルフだった。相変わらず不調で、短いアプローチがことごとくダフってしまった。(何故だろうか)更にパットもカップ近辺で逸れることが多く、さんざんな結果だった。ゴルフ終了後、梅田での大学同期の飲み会に出た。4人の予定が、急遽1人増え、5人でわいわいと飲んで騒いだ。***インから、3組目(最終)、高校時代の先輩先輩と、友人夫人との3人でスタートだ。No.10 TSは引っ張って左のバンカーに入れた。2打は、7Iで少し前方に出た。3オンしたが、惜しいパットを外してボギーだ。先輩はダボ、夫人は、1パットでボギーだ。No.11 110YDショートでピンは上段で遠い。7Iで、辛うじて下段にオンした。1パット目はダフってしまったが、何とか2パットで沈めパーだ。先輩はGR左に外し、ボギーだった。夫人はTSを左にOB、プレ3から乱れて、8打を叩いた。No.12(クリーク) TSは、非常に良いショットでGR前のラフに掛かる。2打がGR向こうにこぼれそこからパット3つだ。ここも2パット目が惜しかった。先輩は2打目をGRオーバーのOBで7打叩いた。夫人は私と同じだ。No.13 TSはまずまずの当たりで、FW右だ。(先輩に負けた) 2打は云い感じで残り50Yd。3打をダフって(之が始まり)、4打をGR向こうへトップ。寄せが良かったので1パットで沈めたもののダボだ。先輩はボギーで、夫人は私と同じだ。No.14 (打ち降ろし)右GR、110Ydだ。8Iでオンした。1パット目が弱く、3パットになった。先輩はダボ、夫人は2オンながら、アプローチが良くパーをセーブした。No.15 TSの当たりは非常に良く、FWCRだ。2打も良く、GR手前50Ydだ。3オンして惜しい1パットを外してボギー。先輩も夫人もダボだった。No.16 TSは一寸当たりが右目にでた。(ここも先輩に負けた) 2打は良い感じで、FW右残り80Ydだ。ここから弱気と、ミスの本格的始まりだ。3打は、前の池を避けてレイアップ気味に左に置いた。4打をチョロして、5オン、更に何でやという感じの3パットでトリプルだ。先輩は、池に入れて、ダボ、夫人も池に入れたが、ボギーで上がった。No.17 ここは打上だ。TSはまずまずのFW右。2打も先ず先ずでGR手前だ。ピン近に3オンを意識したからか、ダフってしまった。4オン2パットでダボだ。先輩はアイアンが冴え、1パットで、ボギーだ。夫人は私と同じだった。No.18 (最後池越え) TSは、天ぷら気味に左のラフで、やばかった。2打を辛うじて木を避け、FWに。3打も先ず先ずで、右FW。アプローチをちょっと長めの8Iで、何とトップし、水切りしてGRに乗った。然し3パットで、ダボとなった。先輩もダボで、夫人は順調にボギーで上がった。合計4回のショートアプローチのダフリは考えられない。 (簡単に5打は改善可能だったのだ)天候だけが快晴で、ゴルフの内容は湿っていた。No.1 TSは当たらず、左ラフだ。2打もチョロした。3打で、GR向こうに外し、アプローチをGRこっちに外しと忙しい。5オンの2パットでトリプルスタートだ。先輩は3パットながらダボ、夫人もダボだ。No.2 TSは左を狙ったが、超右に出てしまった。2打は、GR手前まで。短いアプローチをビビって、7Iで転がそうとしたが、上手くいかない。3パットのダボだ。ここは全員ダボ。No.3 TGはかなり前方の、サービスホールだ。TSはダフリ気味に左ラフだ。2オンを狙ったが、またダフってしまった。3打目も当たり悪く右ラフだ。ここで再度アプローチをダフリ、5オンとなった、1パットで辛うじてダボ。このホールも全員ダボだ。レベルが低くなった。No.4 9Iでカラーにニアオンした。3パットしてボギー。ここも全員がボギーだ。No.5 ここで、ゴルフを諦めて2人のショットをビデオで撮った。TSは非常に良い感じで、FWが途切れた中間ラフまで飛んだ。2打も先ず先ずで、3オンは間違い無いと思っていた。然し又チョロ。4オンになった。良い感じの1パットが入ってパーをセーブした。先輩はボギーで、夫人はここで、トリプルを叩いた。No.6 TSはまずまずの右のラフ。2打は当たりよく、FW左だ。8Iで乗せようと振ったらゴロになり、結果はオンした。ラッキーだが、何故だと云うくらいにイージーなパットをダボだ。先輩も夫人も右にOBして、結果は7打と8打だ。No.7 長いミドル。ここはドラコンホール。TSは頑張ったが、右ラフで、既に立っていた旗を超せない距離だ。2打は良く飛んだ。そこで又アプローチを連続2回ダフったのだ。何たることか。2打目OBの先輩と同じでトリプルだ。OBの夫人はダボだった。No.8 今日のピン位置は左だ。5Iで狙ったが少し届かなかった。アイアンが全く駄目だ。PTで2オンし、1パットのパーだ。先輩はバンカーに入れてダブル。夫人もバンカーに入れたが、2オンして、ボギーだった。No.9 TSは良い感じに飛んで、ほぼ中間ラフの下の方まで飛んだ。2打を引っ張りすぎて、左のバンカーに入れてしまった。7Iで少し前進しただけだ。ここで最後のアプローチミスで届かない。結局ダボ終了となった。2人はともにボギーだった。合計で11回のアプローチダフリミスはかつて無かった出来事だ。
2018.04.20
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今日のセミウォーキングはJR側道を通り、梶原高架下までで、帰りはシャルマンを通った。連れ合いは、フラワーアレンジメント制作に出掛けた。***日米地位協定のことが毎日新聞に出ていた。太平洋戦争の敗戦国日本は、70年経ってもまだアメリカに隷属している。戦争は忌むべき事だし、絶対に起こしてはならないことだ。敗戦国日本が、アメリカの要求に応えなければならないことは、ある程度仕方の無いことだが、それも70年経った今なお、殆ど隷属的なアメリカ追従を見るとどうしてもっと毅然とした態度が取れないのかと歯がゆい思いになる。そんな中、同じ第二次世界大戦の敗戦国である、ドイツやイタリアは日本とは少し違った対応をしているとの内容だ。不平等な協定と云われ続けて久しいが、日本政府は一向に改善する気が無いらしい。そんな中、地位協定があるばかりに、日々被害を受け、有耶無耶にされ続けている沖縄県が、職員3人を、同じ敗戦国ドイツとイタリアに於ける地位協定を調査したというのだ。その結果、不平等な協定に甘んじる日本の特異性が浮き彫りになった。本来なら、日本政府が率先して同様のことを行って、少しでも地位回復に努めるべきなのにお粗末なことだ。職員達は、アメリカ空軍基地があるドイツとイタリア両国の4市町を訪問し、首長らへの聞き取り調査を行ったとのことだ。その結果、ドイツ南西部、在欧州米空軍司令部が置かれるラムシュタイン基地では、アメリカ軍にもドイツの航空法が適用されているとのことだ。更に基地内にドイツの警官2人が常駐して警察権を行使するほか、「騒音軽減委員会」が設置されているとのことだ。委員会には、アメリカ軍から、騒音のデータなどが提供され、その結果、ドイツは駐留米軍の訓練・演習について許可・承認する権限も持つというのだ。本当なのかと耳を疑う程だ。沖縄県ではアメリカ軍によるデータ提供などはあり得ないと云う事だ。沖縄県は勿論、国にも提供されていないのではないかとのことだ。イタリアでは北部の米空軍アビアノ基地があるアビアノ市を調査し、このアメリカ軍基地はイタリア軍が管理し、イタリアの軍司令官が常駐しているということだ。勿論、イタリア航空法令がアメリカ軍にも適用され、自治体の要望によって飛行ルートも変更されるという。矢張り白人同士の特殊なことか、などと思ったら、そうでもないようだ。両国とも、アメリカ軍の駐留当初はこういった日本では考えられない関係では無かったというのだ。ドイツは1993年まで3回にわたってアメリカなどとのボン補足協定を改定し、アメリカ軍基地がドイツの主権下にあることを明確化したのだ。イタリアでは1998年、アメリカ軍機がロープウエーのケーブルを切断して乗客ら20人が死亡した事故を機に、アメリカ軍機への規制を大幅に強化したというのだ。イタリアの元首相は沖縄県の調査に対し「ここはイタリアだ。米軍の全活動にはイタリア軍司令官の許可がいる」と言い切ったとのことだ。何と痛快というか、当たり前のことが主張できる事に逆に感心してしまう。之に対して、日本における、日米地位協定では原則、アメリカ軍に国内法が適用されないのだ。日本の航空法で、地上の人や物、航空機の安全を確保するため最低安全高度(市街地は300m)を定めているが、アメリカ軍機は対象外だ。政府にはアメリカ軍の訓練・演習を規制する権限もなければ、騒音軽減のための日米合意さえも守られない状況が常態化しているのだ。1996年、政府間で結んだ、騒音防止協定で、飛行制限を決めた時間帯(午後10時~午前6時)の飛行もまったく無視されているのだ。最新鋭ステルス戦闘機F35A12機が嘉手納基地に暫定配備された昨年11月以降、こう言った協定違反は激増している。勿論アメリカ軍へ抗議しても状況は全く変わらないとのことだ。 こう言った状態は、沖縄県だけに留まらず、広島県などでも多数発生していて、抗議しても全く木で鼻を括った回答しか得られないという(まったく無視されているとのことだ)。こう言った点から、日本は主権国家という体を成していないといわざるを得ない。ドイツとイタリアは国民の安全や権利を踏まえて政府がアメリカ軍側と交渉しており、何も物言わないで、唯々諾々を従っている日本政府とは対照的なのだ。米軍兵士による暴行・殺害事件や、各種の犯罪事件は全く、日本人を人間としてみていないのでは無いかと思わせる。アメリカ人の黄色人種蔑視の底流が、そうさせているのではないか。尤も、そういったことを断固主張するのに政府は消極的というか、1人沖縄県民を犠牲にすることで、注目をそらそうとしているのではないか、はたまた、沖縄県民を一段下に見ているのでは無いかと思える程だ。地位協定には、互いに相手に利益や恩恵を与え合う「互恵性」というものがあって初めて成り立つものだ。日米の地位協定にはそうした互恵性が全く問題にされず、一方的にアメリカに特権を与える内容になっているのがそもそもの誤りなのだ。日本を北朝鮮や、中国などから守って貰うと云った事を前面に打ち出して、いたずらに、アメリカを優遇視しているのだ。諸外国が、地位協定を結ぶ際には、互恵性は勿論、訓練や、駐留軍の行動、物資の輸送などについても受け入れ国の了承が基本だ。こうしたことがほとんど無視されて、米軍はいつでも好きなように訓練などを行える上に、制空権までも握っているのは日本だけで、(韓国も同じようだが)特殊な隷属関係が強いられているのだ。アメリカの占領下にあったフィリピンでさえも、一旦アメリカ軍を追い出して、新たな地位協定を結んでいるし、戦時下のアフガニスタンでさえ、日本よりはましな地位協定が存在している。日本は、全くアメリカに抗議一つしないまま50年が経過しているのだ。最後に、憲法改正より先に地位協定の改定と厳守に取り組む方が先だという意見が添えられていた事には同感だ。【古今和歌集】413.山かくす春の霞ぞうらめしき いづれ宮このさかひなるらん (壬生よしなり娘 おと)山にかかって、視界をさえぎっているあの霞に恨みを言ってやりたい。いったいどっちの方が都のあたりになるのだろう
2018.04.19
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今日は第17回の七草の会ゴルフコンペだ。場所は亀岡GCで参加は4家族2組のパーティーになった。今回から、ゴールドティーから打つ事になった男性と、友人の夫人と、連れ合いの4人のパーティーで、私だけ白(レギュラー)ティーだ。今日も結果はさんざんで、昔に戻った気がした。夫人にもグロスで負けてしまった。前回4月3日の練習ラウンドを元に記する。アウトからのスタートだ。No.1は、TSを打つ前に連れ合い達が「右に向きすぎ!」と声が掛かって仕切り直したところチョロだった。今日のゴルフを象徴した形になった。2打は良い当たりで、FWCRに戻した。掛かりの職員が「ナイスショット」と慰めてくれていた。然し、3打はゴロで、4打もGR手前だ。PTでオンして、トリプルのスタート。男性は、ボギーで、女性2人もトリプルだった。No.2のTSは良い当たりではなく、右ラフだ。つま先上がりの2打は左のバンカーに入った。3打で、やっとGR手前だ。そこから4打をトップし、5オンになって又トリプルだ。トップがだめだ。男性と夫人はダボで、連れ合いは前回OBで10打だったが、之に同じとなった。No.3(超打ち下ろし)はPWで距離はぴたりだが、左に少し外れ、ボギーになった。男性と夫人も同じで、連れ合いは、3パットでダボだ。No.4は、TSから、2打、3打と良い感じ(前回と同じ)ながら、4打は届かなかった。5オンになったが、1パットでボギーとした。男性は8打、夫人は3パットでダボ。連れ合いも3パットで9打だった。No.5は100YD、9Iで1オンし、ニアピンをゲット。パーだ。男性と夫人は、ボギーで、連れ合いはバンカーに入れて、出ず、3パットの9打だった。(之が連れ合いを狂わせた)No.6ではTGは奥だ。TSは辛うじてFWに出た。2打は良い感じで残りが30Yd。然し又トップ。で4オンのダボとなった。(トップをするのは昔の癖だが、下が雨で濡れていることで心理的に手を引いているのかも知れない)ここは、3人ともトリプルだった。No.7のTSは良い感じの音だけ聞こえたが、どうやら右に出て見つからず、OBとなった。今日のだめ押しの象徴だ。プレ4をバンカーに入れ、5打をGR向こうへ。6オンで、8打となった。男性も8打。連れ合いは9打。ところが夫人は、ボギーで上がって私に1アップだ。どうやらこのホールで先の組の友人は2つOBを出して10打だったとか。No.8は、TSは良い感じでFWCR。2打もこれまた快音でGR手前だ。ところが、カートを移動しなければと気になり、3打、4打をチョロして、やっと5オンだ。ここのトリプルはまさに痛恨で、今日3度目の大落胆だった。男性はダボながら、夫人は何とパーだ。連れ合いもダボであったが、こちらは上出来だ。No.9は、パー5。TSは良い当たりで、FWに出た。(結構FWまでの距離がある)2打を右目に出して、3打をFWCRとした。4オンし、ボギーとなった。ここは、男性も夫人もボギーで、連れ合いは、前回同様トリプルだったのは上出来だ。前半で、何と夫人に3打差を付けられてしまった。連れ合いは途中計算ミスで、70を叩いていた。気を取り直しての後半だったが・・・。No.10は、パー5で、TSは左のOBを気にして、当たり悪くやっとFWまでの距離の右ラフだ。2打をチョロして、3打で挽回、4打で届かずとちぐはぐ。5オンで3パットのトリプルスタートだ。前半と何ら変わらない。男性は、ボギーで、夫人はパーで上がった。益々夫人の背中が遠くなる。連れ合いは順調なトリプルだ。No.11は2打(通常)を右ドッグの打ち上げだ。TS、2打共良い当たりで、FWCRだ。然し3打の打ち上げでは届かず(この辺が力量だ)、4オン2パットのダボだ。ここはアプローチがポイントだ。男性はダボ、夫人はトリプルで、連れ合いは、途中は良い感じだったのだが、9打となった。No.12はだらだらの打ち上げ。TSは非常に良い感じでカート道の方向へ。前の友人達の所へ打ち込んだかと危惧したが、そこまでは行かなかったようだ。しかし、2打をダフってしまった。(前回は2オンしたのに)ボギーとしたのは、一寸残念だ。男性も夫人もダボで、上りに弱い連れ合いはバンカーに入れるなど良いところが出なくて、12打だった。No.13はショートH。TSで5Iを持ったが、当たらず、届かない。2オンしたが3パットのダボだ。男性も同じだったが、夫人はボギーとした。連れ合いは9打だ。No.14は打ち下ろし、TSは極めて良い当たりだった。2オンしたが、最後のOK位のパットを外してボギーとした。男性も夫人もボギーだった。連れ合いは7打だった。No.15は広いフラットコースだ。TSは良い感じで、FWに出た。2打も良い当たりで、残り80YD。3オン2パットだが、1パット目は惜しかった。男性はダボながら、夫人はボギーだった。連れ合いは、良い感じで進んだが、3パットで7打だった。No.16は、パー5。TS、2打ともは良い当たりで、FW左を攻めた。3打は少しミスが出て、4オンだ。然しミドルパットを沈めてパーを拾った。男性は8打、夫人はダボだった。連れ合いは、TSからノーミスできたが、アプローチをバンカーに入れ、1発で出たものの8打とした。No.17は打ち降ろし150YDだ。DRで打ったが、距離はちょうどなのに、右のGRにオンした。アプローチを7Iで転がしたが、一寸弱く2パットになりボギーだ。ここは3人がボギー(男性は後20cmでオンを逃す)連れ合いは6打だった。No.18は、TSは一寸フォローが足らず、右FWだ。ここは何とかパーをとの思いがあったので、2打は力んでチョロだ。3打は良い当たりながらバンカーで、1発でGRに乗せたものの、2パットのダボだ。男性もダボで、夫人は7打で後半は1打凌いだもののトータルで、3打負けてしまった。連れ合いは、最後のアプローチで、バンカーに入れ、これも1発で出たが、8打となった。夫人には、前回6打差、今回3打差と連続して後塵を拝してしまった。男性は、HDCPもあり優勝。夫人が2位になった。連れ合いは一寸力尽きた感があった。
2018.04.18
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点までで、帰りは同じ道を帰った。明日のゴルフに備えて、連れ合いをゴルフ練習に連れ出した。私は、見ているだけにして、1時間程球を打った。その後、連れ合いは、学校時代の後輩さん達と夕食会に出掛けていった。***「中国の人から受けるストレス」の理由という記事があった。大阪南辺りを跋扈する中国人の観光客、何となく傍若無人な一行を見て、日本のインバウンドが増えたと手放しで喜ぶべきなのかどうかを疑ってしまう程だ。そんな時にこの記事を見て、得たりと、読んでみた。(拾い読み、拾い書きである)先ず冒頭、「国の実力」という意味では日本は中国に太刀打ちできる状況ではもはやなくなった、という。それはその通りだと思うが、何となく日本人の方が等とまだ思っている自分がいる。人口が10倍、国土が25倍という国だから、そのことは仕方がない、と書かれ、今までが特異な時代だったのだと解説は続く。中国は「一党専制」の社会主義国で、日本とは違うのだ。ところが今や大国となり、経済的には日本企業も日本人も切り離して考えることは難しい。好悪にかかわらず、上手く付き合うことが大切という。では中国人には、(この解説者は40年中国人と関わり、奥さんも中国人だ)悪い奴も、いい人もいたが、数の上ではいい人が圧倒的に多かった、という。そうだろうな、日本人の10倍居るのだから良い人も10倍居るはずだと私も思う。しかし、悪い奴も10倍は居るはずだ。中国人は歴史の中ではぐくまれた共通の感覚乃至、ある種の「クセ」のようなものがあるという。日本人同様、中国の習慣乃至感情だ。歴史的な経験に培われた条件反射のようなものだと言う。その切り口として、「スジ」で考える日本人と「量」で考える中国人という話だ。日本人の「スジ」は「こうするべき」という、「べき論」で、之が好きだ。一方、中国人は「量」即ち、「あるのか、ないのか」「どれだけあるのか」という現実で話す。スジを云ってもそれが無ければ議論になら無いと云う事だ。例として、通路での立ち話を引く。日本人なら通路は通るべきところで話すべき所では無いと考えるが、中国人なら、先ず話したい欲求が先行し、道路を占有しても、そこに空きがあるかを考えるというのだ。他の人が支障なく通れるだけの通路の幅(=空間の量)が確保されているかどうかだ。日本人なら鬱陶しいと感じるが、中国人なら、まだ通れる空間があるではないかと反論するという具合だ。(この話に関係あるかどうか、アラブ人も似た感覚なのでは無いかと思う事例がある。約束の時間に大幅に遅れてきたアラブ人に日本人がクレームすると、アラブ人は「今お前が会いたがっていたのは俺だろう、その俺が今ここに居るのに何を騒ぐのだ」という感覚のずれだ。)日本人なら、通路は通るところであり話す場所では無いというスジ論だ。そういう風に躾けられ育ってきた。中国人は通れ無くない限りは問題ないでは無いかと育てられてきたのだという。通れないのであれば中国人も問題だと思うらしい。日本人なら、通路で話すこと事態が良くないとし、中国人は、通路が通れない程に広がって話すのは良くないとするという違いだ。通路で話すのは良くないとする日本人に対し中国人なら隙間があれば問題ないとし、その隙間の量は人それぞれに違うというわけだ。だから日本人から見た中国人には規範(規律)が無いと映るわけだ。それぞれの側で判断すると、日本人はスジ論で中国人を出来が悪いとし、中国人は日本人を頑迷固陋で、それぞれが出来の悪い人種だと思うわけだ。こうしてみると、日本人は物事に対する判断が不変であるのに、中国人の場合は、その場限りの合理性を個々人が使い分けていると云う事になる。日本人なら行動が計画的だが、決断に時間が掛かるが、中国人なら、決断早く、臨機応変だが、規範に欠け、ものごとの本質を追究する姿勢が弱いということになる。こんな話の中、中国で発生する政府や企業などに対する住民たちの暴動や抗議行動について、頻発することが報じられるが、時を経ずして終熄しているのは何故かということだ。それは、こう言ったスジと量との基本的な判断基準の違いによるもので、日本人なら、自身の損得に関わりなく最後まで、(スジが通るまで)抗議を続けるのに対し、中国人は「自分が受けた損害」に対して憤るのであって、それが、金銭的に補償されれば、自分にとってスジが通ろうが通るまいが、最早関心の外になってしまうと云う事だ。こう言った見方で中国人を見るのも、相手を知る上で、参考になると言えるだろう。また、中国社会がさまざまな問題を抱えながらも、おおむね安定して推移しているのは、中国の人々の人生観の根底にこうした観念があるからだ、と解説している。それほど簡単なものでは無いと思うが、こう言った切り口での評価も、1つの指針には成るかも知れない。他の記事で、中国人にアンケートした結果があったが、中国人は歴史的な観点からは(彼らがすり込まれたことを含み)日本人を嫌っているが、高い国民の品格、環境保護、ハイテク等の理由で、日本が一番好きだとするものもある。概して嫌いというのは、歴史上のことであるようだ。これは、ある時のある組織の世論の誘導の結果であるとしている。しかし、韓国に対しては、多くのネット人口が韓国の本当の姿を看破し、韓国の悪行を知ってしまった結果、中国人の韓国人感は、過酷な評価が見られる。曰く、「何の文化的な蘊蓄もなく、歴史的には中国と日本の影響をうんと受けているにも拘わらず、民族性ばかり強いようで、実はたいした実力もない。そのくせに自尊心ばかり強いので、尊敬できない」とするものだ。ふむふむと、頷ける点も多い。【古今和歌集】412.北へゆくかりぞなくなる つれてこし数は足らぬぞ帰るべらなる (よみ人しらず)春が来て北国に飛び帰る雁の鳴き声が聞こえてくる。あのかなしそうな鳴き声は、日本に来る時には一緒に来たものが、数が足りなくなって帰るからなのだろうか。(べらなり=・・のようである)
2018.04.17
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今日のセミウォーキングは上牧駅裏から上牧小学校までで、帰りは、上牧駅を通った。明後日のゴルフのために力を付けようと、桂川イオンで肉を食べることにした。何時もの雨明だ。その後、映画「ペンタゴン・ペーパーズ」を観たのだが、連れ合いは、家で撮りだめたビデオを観ると云って帰った。映画が始まるまで、大垣書店の奥で一緒に読書した。***ペンタゴン・ペーパーズは「ペンタゴン=米国防総省」ということから、「国防総省の文書」のことだ。この映画で扱われたのは、その中の、ベトナム戦争(1970年代)の状況を分析した極秘の報告書のことだ。ベトナムが、フランス統治の時代から、即ちフランクリン・ルーズベルト大統領から始まり、ジョン・F・ケネディとリンドン・ジョンソンの両大統領政権下を経て、リチャード・ニクソン政権下の1971年に作成された最高機密の報告書だ。アメリカのインドシナ政策の表裏(特に裏)が記された、全部で7000ページ、47巻で構成された文書を指している。映画の冒頭は、ベトナム戦争真っ只中の暗闇の銃撃戦から始まる。ベトコンに突然襲われたアメリカ軍兵士が倒されていく場面だ。戦争の経過を自ら調査に来たマクナマラ国務長官は、戦況が悪化していることを知り、その状況を正確に記録に残したのだ。戦況は、追加兵力を投入しても悪化の一途を辿っていることが述べられている。ニクソンは、国民と議会に正確な情報を与えないまま、追加の兵力をベトナムに投入していた。何のために戦争をという件で、10%は南ベトナム(当時)を支援するため、20%を北ベトナム(共産勢力) のインドシナ半島全体への拡散の防止、そして残りの70%は、配色濃い、アメリカが戦争に負ける訳にいかないと云う理由だった。勝算の無い、無益な戦いに、若者は送り込まれたと云う事だ。そんな秘密文書を暴露しようとする新聞社と、アメリカ政府の戦いと云う事がテーマだ。執筆者の1人、エルズバーグが義憤を感じ、何回かに分けて、機密文書を持ち出し、コピーを作成して、ニューヨーク・タイムズ(NYT)のシーハン記者に手渡すところから始まる。文書は、全部ではなく4000ページと映画ではなっていた。それでも大変な量だ。NYTは特ダネを打ったが、ニクソン大統領は、国家機密文書の情報漏洩であり、国防を揺るがすと、記事の差し止め命令を求める訴訟を連邦地方裁判所に起こした。その結果、NYTへ記事の差止命令が下される。一方、ワシントン・ポスト(WP)はNYTに出し抜かれたものの独自に情報源のエルズバーグを割り出して、接触、機密文書を入手するのだ。WPがこの記事を掲載するか否かで大いに葛藤がおこる。記事の差止命令は、NYTに限らず、同業の各社にも適用されること、さらには、情報源がNYTのと同じであることが大きな障りとなると雇った弁護士は主張するのだ。さらには、WP(当時は個人経営の地方紙だと云う事だった)は経営安定化のために株式の上場をするところであったため、政府以降に反対して、掲載に踏み切ったら、逮捕投獄もあることだし、銀行からの融資も個人投資家も引くだろうとの懸念があったためだ。しかし、WPの編集長(トム・ハンクス)は、旧来のジャーナリスト魂で掲載を主張する。追い詰められたWPの社主(メリル・ストリープ)が出した結論は、掲載だった。この辺りの葛藤と、揺れ動く心理描写は、この映画の肝の所だろう。ニクソンは、機密暴露は国家を揺るがす大反逆だと捉えているが、それは、独裁国家や、共産主義国家であると言うことだと、いった話が織り込まれていく。新聞報道は、国家に対して忠実であるのではなく、国民に対して忠実であらねばならないといった、今は我々でも分かる当たり前の言葉が重く響く。事は矮小だが、今の日本の、モリ・カケ問題で、政府と官僚が、何を守っていきたいのか、国民をないがしろにし、文書(ペンタゴン・ペーパー程本質的には重要ではないものの)を秘匿したり、改ざんしたり、国民を欺こうとする態度は、まさに、安倍独裁国家を訪仏させる局面だ。ともあれ映画では、機密文書は新聞紙上のトップを飾るのだ。国防という名の下の記事の差し止めは、合法化否かで、最高裁判所は、公聴会を開く。そこに集まったのは、NYTとWPを含む新聞各社だ。各社ともWP紙の掲載を擁護する内容を既に表明し、各社も掲載を後押ししているのだ。最高裁の採決結果は6対3で、掲載を認めるものだった。アメリカの民主主義は守られたという、史実ながら、大団円で終わるのを観るのは胸がすく思いだった。この後ニクソンは、部下に命じる電話で、今後一切WPを閉め出すように、あらゆる手段を使って、閉め出すようにとさけんでいるシルエットが映し出される。加えて、エピローグで、ニクソン共和党政権時に野党だった民主党本部があるウォーターゲート・ビルに何者かが盗聴器を仕掛けようと侵入し、これを警備員が発見して通報する画面で終わっていた。ニクソンという大統領が結末を迎えることになったウォーターゲート事件の発端だ。国家元首としてのニクソンが、かくも悪にまみれていたとはとは改めて想起させられた。どことなく、安倍や麻生の顔がちらつき、彼らが裏で、官僚達にどのように圧力を掛けているのだろうかと思いいたした。そして、之を批判すべきマスコミの中にも読売新聞などは、問題の本質をぼやかし、政権にダメージが及ばないように(安倍が生き残るように)と云った記事を書いているのを観て、日本の一部のマスコミの次元の低さも考えさせられる映画となった。この事件を機に、アメリカの表現の自由が強固なものになったと云う事だ。この文書をコピーした、エルズバーグは窃盗、情報漏洩などの罪で起訴され、しかも国家の工作員によってエルズバーグの信用を失墜させようとエルズバーグのかかった精神科医からカルテを盗もうとしたも事件があった。しかし、これも「政府の不正」と弾劾されたようだ。加計問題で、不当に辞めさせられた前川前文部次官と、なにやら重複するように思えた。【古今和歌集】411.名にしおはばいざ言とはむ 都鳥 わが思ふ人は有やなしやと (在原業平朝臣)「都」という名を持っているのなら、さあ聞いてみようか、都鳥よ、私が思う人は元気かどうかと(名前にあるように、都の事情に詳しいであろうから)(名にしおはば ・・・ そのような名前を持っているならば、言問はむ ・・・ 物を尋ねてみよう、ありやなしや ・・・ 元気でいるかどうか )
2018.04.16
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今日のウォーキングは雨のため中止した。起きた時には路面が濡れていただけで、このまま上がるかと思ったが、やがて降り出した。朝刊の配達は遅れたようだ。連れ合いと孫(弟)とでイオンに出掛け、カードを買って貰った孫は、中にお目当てのものを発見して大喜びだった。ゲームセンターで少し遊んで、昼食を食べて帰宅した。夕方になって、カラオケ大会に参加した。順位は時の運もあるが、最近の私は選曲が悪いのか、2曲歌った合計点では、12人中7位と奮わない。連れ合いが1位、友人が2位と、最近益々水をあけられてきた。ブービー賞を貰うことが出来たので、ま、いいか!***日本海の海水の循環に異変が起きている。酸素を多く含む表層部の海水が深くまで沈まなくなり、深海の酸素不足が進んでいるというのだ。原因は、ユーラシア大陸の冬の冷え込みが緩くなったためとのことだ。深海に酸素が行き渡らないことで、魚介類などの生態系が変わっていく可能性があるがまだそれほど顕著な影響は観測されていないようだ。気候の変動は、こう言った海水の循環に依るところが大きいので、気候変動と海水循環の関係を調べるモデルとして、最近では、世界の研究者が注目し始めているとのことだ。深さ約2000mの日本海深海の流速を観測した結果から、2016年8月~17年5月の平均流速は毎秒約3.3cmで、1994~95年の平均流速に比べ30%以上遅かったというのだ。全海域を網羅した計測では無いが、「日本海の深海の流れが弱まっている可能性がある」とみられる。(九大)この原因は、表面の海水が冬に冷やされなくなったからだと考えられている。メカニズムは次のようだ。即ち、通常はロシア極東部のウラジオストク付近は、冷えた、強い北西季節風が吹く。その冷やされた海水は密度が増え、重くなると同時に、表層の海水が凍る事で、付近の凍っていない海水の塩分が高まって重くなる。その結果、表層部の重い海水が深海に沈み込み、その分深層の海水が押し出されて表層に上昇するサーキュレーションが起こるのだ。然し暖かい冬の年が増えて、この循環が鈍くなっていると見られている。(私など、この冬は異常なくらいに寒かったと感じているので、何か肌感覚とのズレを感じる)深海の流速計測のほかに、日本海の盆地状海底(「日本海盆」と「大和海盆」)での海水温と酸素濃度の計測結果から、1990年代以降、深さ2000mの海水温は10年に約0.02度のペースで上昇し、海水中の酸素濃度は減少傾向が続いている(kg当たり20μモルの減少)との結果を得ている。(気象庁)さらには、海水中に含まれる3種類のフロンの濃度を測定することで、表層の海水がいつどれぐらいの量が沈み込んでいるかが調べられている。(国立環境研究所)大気中のフロンは海水にわずかに溶け、その濃度は精密な測定によって割り出される。その結果、1975年の前と後で区切ると、沈み込みの量は、1975年以降では、それ以前に比べ4割以下に減っているというのだ。このまま進んで、フロンの沈み込み量が完全になくなると仮定すると、100年後には深海の酸素が枯渇するというのだ。(ここの説明は飛躍しているので、因果関係はつかめないのだが)フロンの減少はイコール酸素の減少と云う事だろうか。ともあれ、深海の酸素の減少によって、日本海の生態系が変化すると見られている。酸素の減少は海洋生物に影響を及ぼし、有機物を分解するプランクトンの減少をもたらす。それは即ち、プランクトンを食べる魚介類にも影響を及ぼすことになるのだ。その意味でも、日本海のプランクトンの量の継続調査が重要になる。また表層部の海水温の上昇は、日本列島の日本海側で冬の降雪量を減らし、年間を通して雨量を増やすとされる。(このことについても、今年の北陸部の冬は豪雪が続いたという新聞報道とは違っているのだが)ともあれ、日本海の海水循環には何らかの異変が起こっているというのだ。海水は太平洋と大西洋、インド洋の三大洋の中を大循環していることは既に知られている。こう言った循環が、狭い日本海でも起こっているというわけだ。日本海は日本列島とユーラシア大陸に囲まれていて、面積は太平洋の1%にも満たない小さな海だ。しかし、水深は深いところで約3800mに達する。こういった、深い風呂おけに塩水がたまったような閉鎖性の高い構造になっているだが、その中でも海水の循環は起こっているのだ。そして、その周期は100~200年ということで、三大洋での周期1000~2000年に比べて10分の1という短さなのだ。気候変動が大洋に及ぼす影響が大きいことから、日本海での循環を調べることで、三大洋の傾向をいち早く捉えることが出来るモデルになっているというわけだ。即ち、日本海の循環を観測することで、世界の海で起こりうる変化を短期間で見いだすことが出来ると云う事だ。実際、日本海は「ミニ大洋」に位置づけられ、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)も、地球温暖化の影響を研究する、重要な海域に指定されている。このことに関連するかどうか、4月13日の毎日新聞に、三重大の研究チームによる北極温暖化の新説が発表されたとあった。シベリア上空から流れ込む大気が北極の温暖化を加速させていると言う内容だ。海氷の減少だけでなく、大気の流れにも着目して包括的な分析を加えた結果だという。2013年8~9月にかけて、北極海上で砕氷船から観測気球を打ち上げ、上空の気温や湿度、風向きなどを調査し、蓄積してきた気象データを加味して大気の流れを分析したものだ。その結果は、水蒸気を多く含んだ大気がシベリア上空から北極へ流れ込み、この大気が、北極の低空域にある冷たい大気(寒気ドーム)を滑り上がって、雲を発生させていた。気体(水蒸気)が液体(雲)に変わる際に放出される凝結熱によって、北極の温暖化が加速されたという結論だ。 海水温の上昇などで海氷が減少し、北極上空の寒気ドームも縮小した結果、シベリアから北極に大気が流れ込みやすくなったというわけだ。北極では地球上の他地域の2倍のスピードで気温が上昇しているといい、その背景に大気の流れがあるとしている。因みに、2012年の北極海の氷の面積は、1979年に比べて55%減少したとのことだ。【古今和歌集】410.唐衣きつゝなれにしつましあれば はるばるきぬる旅をしぞ思ふ (在原業平朝臣)着慣れた唐衣のように親しんだ妻を都に置いてきたので、この美しい花を見るとそれが思い出され、はるばる来た旅路の遠さをしみじみと感じる(なれにし ・・・ 衣に対しては 「着馴れた」/妻に対しては 「慣れ親しんだ」 つま ・・・ 衣の端(褄:つま)/妻 )
2018.04.15
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点下までで、帰りも同じ道を通った。***トランプはシリアを攻撃したことを発表し、フランスもイギリスも同調して、之に参加した。(攻撃は現地時間14日午前4時に始まった)勿論、シリアのアサドが化学兵器(塩素ガス)を使用したと断定してのことだ。攻撃対象は、シリアの化学兵器関連施設3カ所への軍事攻撃だ。米紙などによると、少なくとも米艦3隻から巡航ミサイル「トマホーク」を発射。米軍のB1戦略爆撃機と英軍のトーネード、タイフーン両戦闘機、仏軍のミラージュ、ラファール両戦闘機が空爆に参加し、仏艦も巡航ミサイルを発射したとのことだ。ダマスカスの上空を飛ぶ巡航ミサイルが夜空に尾を引いて飛ぶ様子が、写真や動画で配信された。105発のミサイルが発射されたようだ。湾岸戦争時に見た光景と同じような感じだ。昨年の4月にも、シリアの化学ガス(サリン)使用に対して、地中海のアメリカ軍はシリアに巡航ミサイル59発を発射している。この時は、ほんの短期間の攻撃だったが、今回は化学兵器使用を止めるまで攻撃を続けるとの意向だ。前回の攻撃で、化学兵器使用能力の弱体化に成功したと発表していたが、完全では無かった。(1施設のみが対象だった)又1から施設を立ち上げたのだろうか。北朝鮮が施設建設で力を貸し、更に化学兵に製造にも関与していたとの見方もある。前回はロシアへの事前通告をして、暗黙の了解は得ていたようで、目立った抵抗はなかったし、習近平は抜き打ちの報告でさしたる問題は無かったが、今回のロシアは猛反発していて、ミサイルを迎撃までしている。今後どうなっていくのか心配だ。前回に比べて、現在の米ロの関係は、悪化している。米欧に仕掛けるサイバー攻撃や3月に起きた元ロシア情報機関員の暗殺未遂事件も確執を増強するものになった。また、共通の敵としていたISもほぼ沈静化し、ロシアが支援するアサドの勢力が、国内に広まりつつある段階だから、なおのことだ。それ故に米英仏による攻撃はロシアにとっての侵略行為となるわけだ。前回は、アメリカの前政権のオバマが、毒ガス使用に対し、「1線を超えた」としながら攻撃を見送って有耶無耶にした事への批判もあったようだ。今回は、議会の抵抗で攻撃見送った前回の轍を踏まないように議会の承認を経ていない。しかし、西側の連携は硬そうだ。遅れまじと、安倍は、米英仏の攻撃を支持する事を表明している。日本から遠いとは言え、「モリ・カケ」で言を左右にしている場合ではないだろう。国内では、国会前で、デモが起きている。シリアへの攻撃に抗議するものでなく、安倍の矮小なお友達優先のツケをちゃんと払って辞職しろというデモだ。そんな安倍に支持されて、世界が動くわけではない。そんな悲しい現実を見ながら、日本は本当にこのままで良いのかと一層の落胆を覚えてしまう。シリア国民にとって、毒ガスサリンや、塩素ガスの使用は勿論由々しき問題だが、さりとて、巡航ミサイルの攻撃にも同様の不安があることだろう。このシリア攻撃の眼目は、アサドが、化学兵器を使用できないように施設を破壊することだとしているが、幾らピンポイントで化学施設を同定して攻撃できたとしても、それで終わるとは思えない。アサドを抹殺しなければ、こういった事はイタチごっこになり、ほとぼりが冷めたら又起こることになりかねない。アメリカの言い分だと、「2013年にシリアの化学兵器全廃を保証していた」のはロシアではないか、どうしてくれるのだという思いもあったであろう。イギリスのメイやフランスのマクロンも攻撃の正当化を述べている。シリアを変えるためには、アサドを倒して後のことを考えないといけないだろうが、トランプの頭にはそんな長期の戦略は無いだろう。IS掃討の時には、プーチンもシリア(IS拠点)を空爆しているので、IS(テロ)だけは共通の敵と認識していたようだ。その頃は、膝元のモスクワでもテロの脅威があったからだ。今回のシリア攻撃は、既にロシアが強硬に反対していた事実を押してのことだからどういった落とし前になるのかは、大いに注目されるところだ。最悪は、米ロの表面だった開戦だが、そんなことは、希望を含めてないだろうと信じたい。プーチンがアサドを支援するのは、化学兵器を使ってもなおというわけではない(少なくとも表立っては)。あくまで、化学兵器は使われていないか、もしくは反政府側が使ったのだと言い訳しているだけなのだ。またしてもこれほどの証拠がありながらしらを切る姿は安倍の言い訳答弁とどこか通じるところがあるようだ。認めれば、自ら辞めなければならない安倍と、強いロシアを標榜するプーチンの立場がなくなるからだ。相手を非難する時の常套句もあるだろうが、ロシア側の大使や下院議員の発言に見られるように、「無分別で熟慮されていない。先見性がなく、侵略的で、挑発的な行動は予期できない結果をもたらすかもしれない」とする、最後の一節「予期できない結果」というのがどうなるのかが非常に気がかりである。本来調停に動かなければならない国連も最早機能してはいない。対シリアの制裁決議ではロシアが、今回の攻撃に抗議する声明文では米英仏がそれぞれ拒否権を発動して、折り合いが付くわけが無い。国連の機能不全の原因は、ロシアが安保理でシリア関連の決議案に計12回も拒否権を発動し、真摯にシリアの人道危機への対応を果たせなかったからだ。シリア国民の人道的支援が第一義であることを忘れることなく問題を早期に解決して欲しいとしか言い様がない。プーチンは最早、化学兵器をでっち上げだと云った虚言で物事を真実からそらそうなどとは考えないことだ。【古今和歌集】409.ほのぼのとあかしの浦の朝霧に 島がくれゆく舟をしぞ思ふ (読人しらず)ほんのりと明るんでいく明石の浦、その明石の浦に立ち込める朝霧の中を、島隠れに行く舟をしみじみと感慨深く眺めることだ。(ほのぼのと ・・・ かすかに、あかしの浦=兵庫県明石の海岸)柿本人麿作とも云われている。
2018.04.14
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今日のセミウォーキングは高浜堤から上牧堤までで、帰りはシャルマンを通った。今日は銀行やデパートをかけずり回った。***3月に日経の「やさしい経済学」で取り上げていたコラムだ。中国とイノベーションはあまり結びつかないものだと思っていたが、それは私が井の中の蛙だということだ。経済大国世界2位に躍り出た中国は、単に模倣や、粗悪品の多売と云う丈では無いのだ。勿論それは誇張だ。中国もかつては(今でもそれは残っているだろうが)模倣大国で、知財権などはくそ食らえ的に思っていただろうが、今では中国発のイノベーションがあるのだ。ともあれ、コラムを読んでいくと、中国がこのように変貌することを、かのアダム・スミスが「国富論」(1776年)の中で述べているという。国富論を読んだわけではないが、さすが偉人は将来を見つめているものだと感心した。今では、中国が新技術や新産業の創出の場になりつつあるとのことだ。中国のメディアは「新4大発明」を次の4つだとしている。1つは、高速鉄道網であり、2つ目は電子決済、3つ目は電子商取引(EC)、そして4つ目がシェアサイクルだ。そういえば、高速鉄道は置くとしても、他の3つは中国ならではの発展を見せているようだ。わざわざ、こう言ったサービスを見るために中国を訪れる外国人も増えているのだそうだ。政治的な自由度が欠ける国で、こう言ったイノベーションが可能だとは、大方の人は考えていなかった。ところが現実は違うのだ。中国の研究開発は盛んで、OECDによると、研究開発費については2015年で既にEU28カ国を抜いて、アメリカの8割を超える水準なのだ。GDP比でも、2.07%でヨーロッパ主要国と肩を並べている。2030年にはさらに2.8%まで引き上げることを目標に掲げている。中国のイノベーションをサプライチェーン型、デジタルエコノミー型、社会実践型そして科学技術型の4つに分け、どういった型でイノベーションが行われているかを見てみる。製造業などのサプライチェーン型はコピー商品ばかりと蔑んできたが、現在は、設計から製造、ブランディング、そして販売までを自らが担っている。それは、研究開発費の増加が物を言っていて、中でも華為技術(ファーウェイ)では断トツの120億ドルという巨額を研究開発費に充てている。方や、ハイエンドではない低価格品では、設計は外注するなどのコスト削減策を採り、臨機に市場対応をしている。スマートフォン決済サービスで先行したアリババは、アリペイを、続くテンセントはウィーチャットペイを始め普及させている。いずれもアメリカの業者を凌いでの普及で、中国国内仕様に配慮をほどこしたものになっている。この両アプリはスーパーアプリと称されて、之をテコに、新たなサービスが創出されるなどの効果を発揮している。これらは、デジタルエコノミー型の中核だ。さらには、政府が進める一帯一路に乗せて、沿線の新興国への展開も視野に入れているとのことだ。中国が意図する一帯一路の底知れぬ意味合いと力を感じずには居られない。社会実験型として登場させたのが、中国独特のシェアリングサービスだ。ウーバーの開拓したライドシェアを取り込み滴滴出行が中国展開し、自転車シェアではofoとモバイクが市場を二分している。こう言った類いの適用として、荷主とトラック運転手のマッチングサービスや、無人コンビニ、無人棚、シェアバッテリーなどを派生させている。これは全てモバイル決済が可能になった事による波及効果なのだ。中央政府は、がちがちに統制するのではなく、やらせておいて、企業間の競争や地方政府間の競争を見守って、淘汰されて残った果実を受け取る政策のようだ。日本なら、規制でがんじがらめになっていることでも黙認して中国全域で試行錯誤と淘汰を行わせているのだ。企業価値が10億ドルを超す未上場企業(ベンチャー)を「ユニコーン」と呼ぶのだそうだ。ユニコーンは世界で232社あって、その内の114社はアメリカで、62社が中国だという。中国は2位の座を占めている。このユニコーンが中国のデジタルエコノミーを牽引しているのだ。中国のユニコーンのおよそ90%は北京、上海、杭州、深センの4つの都市に集中している。それぞれの都市は、地域性にマッチした形で、特色を持って発展している。投資家は勿論、潜在的な顧客を見いだしやすいなど、ベンチャー企業が成長しやすい環境が整っているのだ。科学技術型としては、基礎研究に力を入れ、世界最大の直径500mの電波望遠鏡の運用を開始っする等している。之までは、研究開発費の中の基礎研究は5.2%と低いものだったが、政府は之を強化する通達を出して、鼓舞している。国務院直属の中国科学院や、理工科の最高峰精華大学など政・学挙げてナショナルイノベーションを構築しようと目論んでいる。但し、全てが成功し、成長すると云う事ではもちろん無く、倒産も後を絶たないようだ。「多産多死」という、如何にも中国らしいやり方が中国のイノベーションを加速させているのだ。こう言った中国のイノベーション政策の課題は、地方政府間の統制が取れず、それぞれ独自に進められることで、効果が集約されないことや、補助金獲得のためにモラルハザードが起こっていることだ。然し乍ら人口大国が、イノベーションに成功するとのことになれば、続く人口大国のインドや、アフリカでのイノベーションの指標になり得ると言う事だ。最後に日本が之をどう受けとめるかだが、現状で、既に中国本土に進出している日本企業や、逆に中国が日本に研究拠点を持つケースもあるようで、日本企業としては、中国企業に劣らない積極性が求められると云う事だ。【古今和歌集】408.宮こいでてけふみかのはら いづみ川 川かぜさむし衣かせ山 (読人しらず)京から出かけて、今日はみかの原、そして、いづみ川、その川風が寒いから山よ衣を貸して欲しい
2018.04.13
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今日のセミウォーキングは東大寺公園に出て、第2中学から島本高へ回り、島本駅を経由して帰宅した。姉や、私の原戸籍を取りに市役所回りをした。本籍地の移動の度に取り伸さなければ、一貫性が分からず、結構面倒な仕事である。***世界最大のSNSであるフェイスブックの情報が流出して1週間が経つ。あまり関係が無いのかと見過ごしてきたが、日に日に記事が増えてくるので、一寸振り返ってみた。事の発端は、4月5日の新聞トップ記事だった。イギリスのコンサルタント会社によって個人情報が不正に入手されていて(3月)、その数が8700万人に上ると云う事だ。世界で、20億人がフェイスブックを使っているとかで(私もカウントされているのだろう)、悪用されるリスクがあるとのことだ。何やら、日本でも、10万人程の個人情報が流失した可能性が指摘されている。東南アジアでも然りだ。情報を垂れ流したのは、フェイスブックに情報管理を約束していた研究者(大学教授)と云うから、飼い犬に手をかまれた感があるが、それにしても、危機管理のあり方がずさんであったと糾弾されている。ユーザー保護という認識が希薄だったと云う事で、この点はCEOのザッカーバーグも認めて謝罪している。ハーバード大卒の33歳の気鋭だが、このような事態は想定していなかったようだ。コインチェックが流出したことがあったが、ネット環境下では何が起こるか分からない。自分の情報など、たいした情報で無いと思っているが、それでも悪用されたらたまったものでは無い。どういったことが起こっているのかはよく知らないが、何やらうさんくさい。何でも、フェイスブックを通じて情報を収集し、AIで分析し、選挙時の投票行動に影響を与えて、トランプを当選させたとか、ロシアが選挙に介入したのもフェイスブックの弱点を突いたものだとの疑惑なども取りざたされている。なんだかピンとこないけれど、事の重大性は伝わってくる。私などは、名前や、付属情報などは伏せているが、通常は本名を明かし、且つ個人情報も割合正直に載せている人が多いようだ。4社から成るGAFAの一角を占めるIT巨人の事だけに、この情報化社会にもたらす影響は甚大のようだ。「友達が待っています」などといった顔付きのメールが、際限なく届くので、何やら鬱陶しくもあったが、そういった情報を狡猾に使えば、脅威になることもある程度は想像できる。友達を見つけやすいようにと、個人情報(顔写真・電話番号・メールアドレスなど)も比較的安易に検索に使えるようにしていたとかで、使用者を全くの性善説で行動するものと油断していたらしい。いい人ばかりではなく、今の世の中、何が起こるかも分からないのに、随分と甘い設定であったと素人でもそう思う。ヨーロッパでは、個人情報に関して、「一般データ保護規則(GDPR)」を新規に制定して、違反者には高額の罰金を科すことに決めている。どうやらフェイスブックもこの規則に抵触しそうだとのことだ。どういった悪用なのかという例で、ロシアがフェイスブックを利用して偽情報を流しトランプ有利に導く心情操作を行ったというのだ。この偽情報で影響受けた人は最大で1億2600万人になるという。何がどう影響するのか、我が身に当てはめても、少々理解に苦しむのだが。対策は既に採られていると云う。その1つに、外部企業の広告掲載側は、「いいね!」等のクリックで、消費者の嗜好を集中分析して、それに符合する広告を打つなどの手法を採っているがこの手法は中止するとのことだ。停止の中には、電話番号や、メールアドレスも含むとしているが、当然のことでは無いかと思う。最近では、小学校のPTA間の連絡でさえ、極めて限られた、情報伝達の前後の対象者のものしか掲載しなくなっているのだから。不特定多数に無秩序に披瀝することの危険は当然のことだろう。ザッカーバーグは、10日、アメリカの公聴会に呼ばれ、「サイトが悪用されたのは、私の過ちであった」と謝罪したようだ。自身が直接悪事に荷担したわけでは無いが、「(サイトの)悪用について十分な手を打てていなかった」という点を認めたのだ。フェイスブックは、彼が大学在学中に、ハーバード内の学生の交流が簡単で、円滑に行われることを意図して作ったもので、作成当時は好評で、他大学からも使いたいとの要望があり、やがて世界中に敷衍し、今日に至ったわけだ。確かに根本理念を見ると、世の中に存在知る自分の知り合いを(友人)手軽に探り出せるという点は、便利であり、今や20億人が使用するにまで発展しているのだ。現在起こっているような悪用のケースは、当初考えられなかった事も理解は出来る。様々な使われ方で、個人情報が、自分の意図した範囲を超えて、知らない間に流れていっているのだと感じることは、とても大切なことだ。SNSはフェイスブックに限られたものでは無く、様々な交流サイトがあるが、1度振り返って、利便性と安全性を評価し直してみるチャンスである。ザッカーバーグも今後は安全性に力を入れるとしているが、掲載する広告を絞り(全く無くさないまでも)込むことは、経営負担も増大し、苦境に陥ることは、見え隠れする。今後は、利用者が不要とする広告は設定で止めることが出来るようにするようだ。GDPRの規制(個人情報の第三者への流出への法的規制)も、やむなしと認めるしかないわけだ。今焦眉の急としているのは、アメリカの中間選挙で、従前のようなフェイクニュースで、不正な誘導が起こらないようにすることだという。悪くすれば巨額の制裁金を課せられることもあり得るようだ。こんなことを書いていても、そのことの重大さを、身を以て感じることが出来ないままだ。ネット社会(ITの世界)には一体何が潜んでいるのだろうか。【古今和歌集】407.わたの原八十島かけてこぎいでぬと 人にはつげよあまの釣舟 (小野たかむら朝臣)広い海を、たくさんの島々を目指して漕ぎ出して行ったよ、と都にいる人々には告げてくれ、漁師の釣り船よ(流罪で行く身を漁師に託して、都の人達に取り繕う歌だ)百人一首でこれも有名だ。
2018.04.12
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今日のセミウォーキングは上牧駅裏から梶原のマンボウを蔵鮨横のバイパス入口まで歩いて、帰りは、上牧駅を経由した。夕方から連れ合いと友人とで、カラオケの練習に出掛けた。最早歌う歌が枯渇してしまった。カラオケ仲間の夫妻も来ていたが、ガンを克服した男性は健康そうであった。***シリアのアサドがまた毒ガスで、市民を殺戮した。子供達が、酸素吸入を受けている動画などを見ると悲惨で、アサドに対する嫌悪感が増長する。シリアが化学兵器を使ったのは之が最初では無いのだが、国際社会はどうしてこのような蛮行を阻止できないのだろうか。その大きな要因の1つは、ロシアのプーチンの援護だろう。明白な現状を見ているのかいないのか、化学兵器の使用はフェイクニュースだとしてシリアへの制裁を拒否しているのだ。クリミアの併呑、東ウクライナの軍事行動等、自らが理不尽な行動を取るプーチンには、子供達の苦しみは通じないのだろう。国連は、2011年の内戦勃発以来、アサドが化学兵器を使用したのは少なくとも27回に上るとの報告を出している。最早、世界は自分に向かって攻撃してくることなど無いとたかを括っているようだ。1年前に、北西部イドリブで化学兵器(この時は神経ガス、サリン)を使用したとして、トランプはピンポイント爆撃を行ったが、ほんの短時間だけだった今回は、首都ダマスカス近郊の東グータ地区ドゥーマ(反体制派の拠点)での毒ガス(塩素ガス)使用だ。アサドは、首都周辺に展開する反政府勢力を恐怖に陥れようとの重ねての使用のようだ。アサドは使用を否定しているが、民間防衛隊「ホワイトヘルメッツ」が撮影した動画や写真を見る限り(窒息などの症状を示す)否定は出来ない。アサドの焦りから発したものかは知らないが、化学兵器の使用を含め、アサドに全面的な戦闘終結をさせようとすれば、政権の中枢機能を攻撃対象とする必要がある。こう言ったシリア攻撃作戦は、ロシアを刺激して、戦火の拡大を招く可能性があるのだ。ロシアは如何なる根拠で、アサドをサポートするのか、全く理解に苦しむ。死者の数はどれが正確は分からないが、今回も140人以上が窒息死をし、数百人が治療を受けているようだ。ガス弾以外の通常の空爆も6~8日に続いたため、死者は数え切れない数に上る。アサドは、毒ガスの使用は今もって、反体制側だと反論しているようだ。(過去の例から断じて信じがたい) 戦争自体も許されるものでは無いが、増して非道な毒ガス使用は、国際協定で使用禁止を謳っているのだ。アサドが毒ガス使用を反政府軍になすりつけていることで、反対に自らの使用を印象づけているだけだ。アサドの使用否定は、まさに安倍の加計関与否定と通じるものがある。客観証拠は完全に揃っているのに、言を左右にして否定しているのだ。役回りは、柳瀬がプーチンで、アサドが安倍と云ったところだ。プーチン (柳瀬)が曖昧な返答で否定しているが、全く根拠が無いのだ。アサド(プーチン)が使用していないというなら、独立調査機関の設立を求める国連安保理決議案に反対する必要もないし、安保理の合同調査機関(JIM)の継続調査に拒否権を行使する必要も無いわけだ。まさに、森友の昭恵喚問や、もろもろの関係者の喚問を言を左右にして拒否をする安倍そのものに通じる感じだ。今回、ロシアとシリアが化学兵器禁止機関(OPCW)の現地調査団を受け入れるかも知れないことは少しの前進とはいえ、両国(特にシリアの保証人としてのロシアは)とも。化学兵器放棄へもっと積極的にコミットしなければならない。翻って、少なくとも、安倍も全容解明に向けて、もっと正直に「真摯」であるべきだ。オバマが、結局攻撃をしなかった分トランプは、昨年、威勢良くシリアに攻撃を加えたものの、一過性であり、殆どアサドには堪えていなかったと云う事だ。昨年の、トランプのシリア報復爆撃には中国の習近平も事後承認をした形だったが、これも本心ではなく、事後承認故に、明確な非難も支持もしなかったというのが本心だ。中国もロシア同様に、シリアに制裁を科す国連安保理決議案には拒否権を行使し続けている。ところでこのアサドという男、何故こういうことが平気で出来るのかを知りたく興味を持った。この男は、バッシャール・アサドで、ハーフィズ・アル=アサドの息子だ。ハーフィズには長男が居て、その長男が後継になるはずだったが交通事故で早世し、バッシャールが大統領職を継ぐことになったのだ。政治には興味が無く、現在の境遇になることを望んではいなかったという。ところが兄の死によって父親に引きずり込まれた政治の世界では、親父に絡んで利権を貪る連中に寄って政治は操られていた。バッシャールは大統領に就任後に腐敗した党や政府の高官を一掃するなどし、一旦は国民(改革派)の支持を集めたが、矢張り父親時代の生き残りの旧守派バアス党員や軍に押されてしまう。やがて、隣国のサダム・フセインがアメリカによって倒されたのを機に、態度を一変させたようだ。そこは、矢張り父親の冷酷な血を引いていることもあり、また、その後のアラブの春が吹き荒れたことで、自らの地位が脅かされることを極端に恐れて、反体制派を一掃することに最大のエネルギーを使うようになったと思われる。気弱で温厚だったとされるバッシャールがかくも卑劣な行動を取ることについては、まだ納得のいかない点も多いが、現実の悲惨さを考えた時に、この男を生かしておくことは最早出来ないのではないか。【古今和歌集】406.あまの原ふりさけみれば 春日なるみかさの山にいでし月かも (安倍仲麿)天を仰いではるか遠くを眺めれば、月が昇っている。あの月は奈良の春日にある、三笠山に昇っていたのと同じ月なのだなあ百人一首の歌で、あまりにも有名だ。
2018.04.11
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今日は友人夫妻とゴルフで、ウォーキングは之で代用だ。あいにく、連れ合いは、三人会で一緒に行けなかった。結果は惨憺、只これ以上望めない天候であった。新名神を使い高槻ICから川西IC迄走ると後は北からのアプローチで、家から45分で着くことが出来た。帰りは同じ道を通ったのだが、つい高槻ICで降りられず、大山崎IC迄走ったのは、時間もお金も余分に掛かり痛恨だ。前回宝塚けやきヒルに、連れ合い共々4人で行ったのは、2017の11月だ。この時も100を切れず、その後連れ合いと2人で行った時には、89と、好成績だったのだが、これは、甘々でプレーした結果だ。ここは、グリーンのアンジュレーションが大きくパットが難しいことを改めて知った。No1(4):真っ直ぐの2打目クリーク越え。TSは思ったより距離が出ない。左ラフだ。2打はクリーク前にレイアップした。アプローチが若干ショート、寄せもミスっていきなり、5オンだ。2パットのトリプルスタートは、情けない気分。友人はTSはばっちりだが、2打をバンカーに入れた。ダボスタートだ。夫人もダボだった。(TSの当たりが良ければ2オンは可能だが)No2(3):右をクリークが走る長目のショートホール。TSはDRで、左のバンカーだ。2打で、GR向こうへ。アプローチがカラーに止まり、4オンとなって、ここはダブルだ。友人もGRを外して3パットのダボ、夫人もダボだ。レベルの低いスタートになった。(ここは、せめて3Wで攻めるべきか)No3(4):広い谷越えで、2打目から斜め左打上だが距離は短い。しかし、感覚的には遠く感じる。TSがダフリ気味となり、敢えなく谷の餌食になったようだ(OB)。プレ4を7Iでと思ったが、無い。やむなく6Iを使ったらGRを越えた。5オンの2パットで、又トリプルだ。夫人が私の7Iを間違って使い、2オンしていた。友人は1パットのパー。夫人は2オンして、3パットのボギーだ。(ここは谷越えしないと話にならない)No4(4):No3と逆に今度は超打ち降ろしで右ドッグのアイランドグリーンだ。TSはドライバー禁止となっていた。3Wの当たりはあまり良くないが、FWだ。7Iで2オンした。然し3パットのボギーだ。友人は、右ラフからカラーに乗せ、パット3つのボギーだ。夫人は2打をGR向こうの池に入れ3パットもあって7打だ。(ここは短い、アイランドGRに乗せるのがポイントだ)No5(4):ほぼ真っ直ぐなミドル。TSは初めて良い感じで、FWCRだ。2打も良く、GRに近い。3オンしたが3パットのダボだ。友人は、珍しくTSをトップでミスした。しかし3オンして3パットは同じになった。夫人も全く同じスコアだ。(ここは友人を越すチャンスだったのに)No6(4):グリーン手前に大きな池がある。TSはまぁまぁ良い感じで、FW右だ。2打の3Wは気負ってゴロだ。3オンして、又3パットのダボだ。友人は、何と連続TSミスだ。然しリカバー良く、3パット乍ら私と同じだ。夫人はここで、3打目をクリーンに当てたが、GR手前の池に捕まった。一寸気落ちしてか、ドロップエリアからも8打を叩いてしまった。ここで夫人とスクエアーになった。(GR前の池が鬱陶しい)No7(3):手前の大きなバンカーの向こうのGR表面は見えない。大きめの7IでGR奥にオンした。2パットのパーは初めてだ。友人のみボギーで、夫人もパーだった。(この攻め方もいいが、8Iでピン近を狙うこともありだ)No8(5):超打ち降ろしの最後右ドッグのロング。TGはバックティーと同じだ。TSは良い感じで、FWのやや右だ。さらに、2打は狙い通りで、GRが見えるFWCR。8Iで3オンを狙った。最後2ホールで挽回を目論んだのだ。然し何とチョロだ、しかもバンカーに入れた。之が痛恨。せめて4オンをと、振った球は向こうの崖に落ちていった。(OB)打ち直し、6オンで、2パットのトリプルは、今日を象徴した。友人も最後、アプローチをミスし、バンカーを往復したが、何と止めでチップインのボギーだ。この差は大きい。夫人は7打としていた。(ここは毎回、アプローチのミスが祟る)No9(4):超打ち下ろしで、FWが2列(2段)あるホール。TSはマリガンで、下段の右ラフだ。6IでのアプローチはGR右にオンした。2パットのパーだ。友人はTSを右だが、かなり前だ。2オンしたが3パットでボギーだった。夫人は2打をGRに乗せたが跳ねて右へOB、3パットのトリプルとしていた。(ここは何となく上手くやれる感じがする)レストランは老人ばかり。これは何時も同じ光景だ。距離は短いので人気があるのだろうか。前半の不首尾を、後半は取り替えずぞと、臨むのは、前回と同じだ。No10(4):谷越え、最後右ドッグ(これも谷が掛かる)だ。TSは難なく谷を越えた。然し距離は出ていない。2打目は安全に、レイアップした。しかし安易に3打を右に落とした。4つで乗せたもののGR奥で、何と、そこから5パットになった。考えられない。友人も3パットで、7打だ。これも考えられない。夫人も7打だった。(ここは、3打目で手堅く行かないと、GRはめちゃくちゃ難しい)No11(3):6Iで1オン。3パットでボギーだ。(前回は8Iで1オンしたのだが)。友人はパー、夫人はバンカーに入れて1回で出ず、3パットの7打。(ここは7Iぐらいが適当か)No.12(4):右と左は段違いのFW。TSは良い当たりだった、FWCR。2打は5I でGR右のラフ。3オンは近かったが、何と2パットでパーを逃した。友人はTSを今日1で飛ばしたが、アプローチをバンカーに入れたり、バンカーからホームランしたりと7打としていた。夫人はダボだった。(ここは右段なら何とかOK)No13(5):超打ち降ろしで最後左ドッグ。TSは右の籔の中へ。マリガンで、FWCRへ。2打は良く右ラフだ。3打はトップ気味で坂を転げ落ちた。150Ydを3Wで打つと、花道を駆け抜けGRに端にオンした。1パット目をフックと見て打ったらスライスしてしまい3パットとなった。ダボだ。友人はアプローチで、もたもたして、8打だった。夫人は1パットでダボとした。(打ち出しが狭く感じて萎縮する)No14(4):打上。TSは又も右ラフに出た。ここは何時も同じになる。友人はTGの右から打っていた。TGの位置も良く選択しないと。2打は良い当たりで左カート道だ。3オンはピンに近かった。1パットのパーは2回目か。友人は、2打を、左にOBし、トリプルとしていた。夫人もトリプルだった。(TG右から打つ方が良い)No15(4):折り返しのここは超打ち降ろし。TSは良い感じに振り抜けたが、FWまで届いていない。2打をレイアップで池前に置いた。3オンして、2パットのボギーは予定通りだ。ここは全員がボギーだった。(TSをもう少し飛ばしたい)No16(3):手前に口を開くバンカーの超打ち降ろしショート(向こうは池だ)。フォローを気にせず、しかも9Iはやり過ぎのGRオーバーでOB だ。ダブルとなった。友人もGRを越えたが、辛くもセーフ、然し3パットでダボだ。手前のカラーに乗せた夫人は。3パットでボギーだった。(ここはPWで乗せないと)No17(4):池越え。TSは良い感じでFWCRだ。2打は少し湿って、手前のバンカーを少し越えた。アプローチを砂に食われて、ダフリ、チョロ。4オンして2パットはダボだ。友人は、TSはいつも通りで良かったが、バンカーに入れるなど、何やら7打叩いていた。夫人は3オンながら3パットのダボだ。(ここは運が良ければ2オン可能なのだが)No18(4):手前の池は多少気になるが、むしろ2打目に掛かりそうなクリークが嫌だ。TSは良い感じだが距離は不足だ。2打をクリーク前にレイアップしたが、これもつっこみ切れていない。3打はGR手前のFWだ。4オン2パットのダボは、一寸情けない。友人は2打で、私の3打目の位置。3パットで同スコア。夫人も3パットで7打だった。次回はリベンジをというが、毎回返り討ちになる。このコースは、飛距離よりも正確性だ。更にパットは難しすぎる。楽しいゴルフだが、消化不良になった。
2018.04.10
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今日のセミウォーキングは大阪染工から山崎駅を越え、宝寺踏切で折りかえして、島本駅経由で帰宅した。***日経に5回に渡って特集されていたコラム記事だ。データは新たな資源だという見方で、これからの世界はデータの世紀に入ったという内容だ。個人情報の流出は常に問題にされるが、その大本締めでもあるフェイスブックが流出させたとする情報漏洩問題は連日のように取り上げられている。当初余り気にも掛けていなかったので、之まではフェイスブックにかかわる記事は殆ど読んだことが無い。これに関しては、ある程度過去の記事を読み返してみることにするが、今日は、先に急ぐ。フェイスブックから流出した情報の提供を受けていたイギリスのケンブリッジ・アナリティカの社員が内部告発した事件がかなり大きな問題となっている。1つは、アメリカ大統領選の選挙工作であり、1つはイギリスのEU離脱の国民投票に関するものだ。こう言った世論の動向や選挙を誘導するようにデータが使われているのだ。とにかく恐ろしいことだが、之によって世界が全く逆の方向に走ると言うことも有りうるのだ。フェイスブックは、私も時々お目に掛かっている。私如きがつぶやいても全く影響は無いのだが、この反応に「いいね!」とクリックすると云った行為は、それらの意向が何らかの嗜好などのデータとして、敷衍すると云う事が述べられている。この間学んだ「ナッジ理論」というのと似通ったことになるのだ。何しろフェイスブックの月間利用者は20億人も居るというのだから、そういった中からの意見の集約は、それがもたらす影響の度合いが大ききと容易に推測できるのだ。世界で1年間に生み出されるデータ量はギガ(10億)の1兆倍(ゼタ)の規模なのだそうだ。更に2025年には、2016年比の10倍のデータ量になると予測されている。このように増殖し続けるデータは、あらゆる分野に亘って、吸い上げられたものだ。何時も思うのは、グーグルが提供する地図データなどが、最終的にリアルタイムで遠隔地の情報を流すようになったら、居ながらにして任意に最新情報を得られることになるのだ。遠隔地で今行われている事がリアルタイムで分かるのだ。このようにデータ(情報)は資源だという考え方になってきた。20世紀が石油資源の世紀だとすれば、21世紀はデータの世紀だというのだ。かつての石油メジャーの時価総額を遙かに越す資産をデータを取り扱うメジャー4社(GAFA : Google、Apple、Facebook、Amazon.comの4企業)が保有する事態になっているのだ。情報が世界を制覇するという時代にGAFA4社への情報の集積は、将来的に(いや今でも)危惧される対象になっている。之が、中国やロシアが本格的に情報を集積し、任意の方向に之を使えば、その先に何が起こるか、茫洋とした不安がよぎるのだ。2回目に紹介されていたのは、ドイツのスタートアップの小型電気自動車の開発だ。データを駆使して、試作車を制作するのに、1モデル車種で、4~5年の歳月と、数百億円のコストが掛かるところを、2年弱と約39億円で済ますといった例だ。これは省力化の例だ。ほかにも医療保険会社が持つ顧客情報は薬の販促にも使える大きな資源であるという。その他諸々の事象が対象で、データは威力を発揮するのだ。電気自動車に変わろうとする中で、従来の自動車会社が、電気や情報の会社に飲み込まれるように業種間の支配関係が逆転することもあり得るのだ。問題はこのデータが曲げられて利用されることだ。個人の意向や志向をAIがくみ取って、集約することも可能だ。ネット上の「いいね!」の反応などのクリックを請け負う会社や、ロボットに代行させて、評価を意のままに操ることも出来るのだ。情報の恣意的製造だ。こうなると情報巨人の思うがままだ。このまま放置すると世界は、GAFAの思うがままになり、抑制が利かなくなる恐れもある。世界はこのことに気づき、情報の過度の集積に神経をとがらすようになってきている。ヨーロッパに於けるグーグルが、検索市場での支配権の乱用で、約3100億円の制裁金を課したなどである。現在フェイスブックで問題になっていることもこう言った関連の1つだ。データを集めて消費者(個人)の利便を図る段階までなら歓迎だが、之を恣意的に用いることで、何か大きな不正が起こりそうで心配だ。最後に矢張り懸念することが書かれていた。中国では、スマートフォンによる決済などはもう古く、個人の顔認証が既に大きく使われ始めているとのことだ。個人ナンバー(マイナンバー)と顔認証などを組み合わせて、国民の全てを国家がコントロールできっるように進んでいるのだ。勿論犯罪者はたちどころに検挙できるようになる。警官が特殊なカメラ付きのサングラスで犯人を観るとたちどころにデータセンターの情報と照合され、逮捕されるというものだ。之なら歓迎だ。中国の人口を追い越そうとするインドでもこういった顔認証の画像処理、生態システムを採用する方向で動いている。最早プライバシーなどという余地もなく、国家が、あらゆる個人データを把握して、国家の意のままにコントロールされる時代がやってきそうなのだ。我々は、そういった背景を知りながら、あらゆる利便性に対して注意を以て眺めなければならない気がする。【古今和歌集】405.下の帯の 道はかたがたわかるとも ゆきめぐりてもあはんとぞ思ふ (とものり)下の帯の端が別々な方向に行ってもまた合わさって結ばれるように、ここで別れてもまた逢いたいと思う(下の帯 ・・・ 下袴などの紐)
2018.04.09
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今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下まで歩いて、帰りは桜井のマンボウを通った。連れ合いと映画「ウインストン・チャーチル」を見に梅田まで出掛けた。行く前は、ついでに「ペンタゴン・ペーパーズ」も一緒に見ようと早めに出掛けたが、13時の「ウインストン・チャーチル」は既に満席で、やむなく、15時のを見ることにし、「ペンタゴン・ペーパーズ」は後日改めてということになった。時間が余ったので、連れ合いはウイングに1人で行って、馬券を購入して帰ってきた。後で出走結果を見ると、「馬単」「枠連」「3連複」を1枚ずつ当てて、少し潤った。然し、帰りに私のシャツを買ってくれたので、そちらの方で消えてしまったようだ。***チャーチルの名前は、おそらく誰でも知っているだろう。おそらく、この映画に於ける作戦を失敗していたら、後世にこれほどの名を残さなかったことだろう。映画館は、満員で、空いているのは前の2列程しか無かった。最近の映画鑑賞では希なことだ。年寄りが多かったようでもあるが、日曜故か、結構若い人たちも多かった。映画の原題は、「darkest hour」(最も暗い時)で、第二次世界大戦初期、まさにナチスドイツ(ヒットラー)によってヨーロッパが席巻されようとしていた時の話だ。ベルギーが降伏、次はフランスが落ちるといった瀬戸際に追い込まれた、イギリスは、ナチスとの和平交渉か、徹底抗戦の選択に迫られた。イギリスが、この男の決断で、危急を逃れるといった話だが、チャーチルが首相に就任してからダンケルクの戦いまでのたった4週間の行き詰まる展開が内容だ。改めて歴史を紐解くまでも無いが、案外と知らなかったその頃の世界情勢を復習しながら、その裏を描く映画を楽しんだ。チャーチルは、戦局が行き詰まった頃に首相に任命される。和平を希望するチェンバレン首相は次期首相に同じ考えのハリファックス外相を指名したかったが、ハリファックスが降りたことでおはちが回ってきた。組閣は、戦時挙国一致内閣で、この両者も含む体制となった。ハリファックスは、あくまでヒットラーとの和平交渉を迫り、チェンバレンは之を密かに指示すると言った、チャーチルは孤立無援の状態になる。1人耳懐かしい後の首相イーデンはチャーチルの味方だ。時の英国国王のジョージ6世も当初チャーチルを信じていなかったが、最後には、ヒットラーが恐れる男と云う事で、次第にチャーチルを信じ、信頼するようになる。イギリス近現代史上、もっとも個人的な友情で結ばれた国王と首相といわれるほどの絆を結んでいったことが、映画では手短に表現された。ジョージ6世の助言という形で、チャーチルは市井の民との会話をロンドンの地下鉄内で持ったが、ロンドン市民は、徹底抗戦を支持した。ジョンブル精神というか、かつて七つの海を制覇した大英帝国の昔の姿を見た感じがした。この辺りの演出は、多分にフィクションもあるだろうが、ヒットラーのそれまでの行動を知っている者達が、徹底抗戦に賛同したことは想像できる。もし、ハリファックスが云うように(又議会の保守派が云うように)この時、ヒットラーと和平を結んでいたとしたら、その後大いに裏切られ、イギリスは、文字通りハーケンクロイツの旗の下での傀儡政権に落ちたであろう事は容易に想像が出来る。追い詰められたチャーチルは、ルーズベルト大統領ともコンタクトを取っているが、快い支援は得られなかった、そしてついに、フランスの首相ポール・レノーから降伏したことを知らされ、フランスに飛ぶが、結果が降伏状態であることを正確に知るだけだった。こうなると、フランスへの友軍として送り込まれたイギリス軍は、電撃侵攻のドイツ軍によってフランス軍主力と切り離されて、フランス北部の港町ダンケルクに追い込まれた。この兵士の救出が、焦眉の急と成ったのである。その数、フランス軍部隊の一部を加えた33万8000人。イギリス軍の本体が、フランスの地で壊滅させられたら、本国の防衛などあり得ないことになる。ダンケルクの兵士の撤退作戦が、民間の船を徴収することで、開始された。この時、何故ドイツ軍が、あと少しに迫ったダンケルクを追撃しなかったのかは分からない。もし、ヒットラーが、ゴーサインを出していたら歴史は変わっていたかもしれない。このダンケルク撤退作戦はは、去年映画で観た内容に連携する。ダンケルク脱出作戦1つを切り取っても、映画は出来るくらいに一コマ一コマが緊迫し、とてもシリアスな出来事なのだ。映画では、イギリス別働隊でカレーにいた師団4000人に、ドイツ軍を引きつけるように命令をしている。その間に本体の34万人を救出しようとする作戦だ。チャーチルは、カレーの司令官に「徹底抗戦せよ、しかし、救出はない」とする伝達を送っている。そして、非情にもドイツ空軍の爆撃機が、最後の砦に爆弾を投下して、大爆発を起こし、全員が壮絶な戦死を遂げるのだ。何ともやりきれない気持ちになったが、之が戦争であり、狂人の支配欲の極みの結果だと感じた。ともあれ、イギリス軍本体は、本土に帰還することが出来たのだ。この謎の奇跡にイギリス国内はまるで勝利したかのように喜びに湧きあがった。ドイツが主唱するEUからの脱退は、こう言った歴史的な底流も関係指定いるのかも知れない。撤退は勝利ではなく、イギリスが追い込まれている状況に変わりはなかった。さすがのチャーチルにも弱気が出ていたが、映画では、勢いの方が強調されている。撤退成功後の庶民院での演説で、「万が一イギリス本土が占領されたとしても我々は戦いをやめないであろう。海の彼方にも広がる我が帝国は、新世界から海軍を使って旧世界の救援と解放を目指す」と力強く宣言するのだった。頭の中には、イギリス政府を一時、大英帝国植民地に移す事も考えていたようだし、勿論アメリカの支援を期待していたことだろう。この映画で、チャップリン役の俳優ゲイリー・オールドマンにメイクアップを施した、メイクアップアーティストの辻一弘らが、アカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した事は記憶に新しい。勝手な評価だが、日本の政治家に、チェンバレンやハリファックスはいても、チャーチルはいないのではないか。ただ単に戦争を遂行したいという、戦争好きな男というのでは無い。事が起こっても、部下のせいにして、自らは何の責任も取らない今の安倍晋三などとは、同職と思えない乖離を感じる。【古今和歌集】404.むすぶ手のしづくににごる山の井の あかでも人に別れぬるかな (つらゆき)すくった水が、手から落ちたしずくで濁るほど浅い山の水場の水は飲めないように、満足いくほどゆっくりと話もできず、心残りがあるままに別れてしまった(むすぶ ・・・ すくう、山の井 ・・・ 水汲み場 、あかでも ・・・ 心ゆくまで~できずに) (「あか」とは「仏壇にそなえる水」と「飽か」(飽きる)をかけている。)
2018.04.08
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今日のセミウォーキングは島本高から第2小を経て、東大寺公園を回って帰宅した。今日は一日のんびりと過ごした。***想像も出来ないくらいに遠い、宇宙のずっとかなたの90億光年先の星(恒星)を東大などのチームが観測に成功した。宇宙の年齢は約137億年、地球は46億年前に誕生したと考えられているので、地球が誕生するずっと前に出来上がっていた星だ。宇宙が誕生して後、原始太陽を中心に高温の塵やガスが渦を巻きながら廻り、冷えて集まり小さな惑星を作るのだが、この小さな惑星がぶつかりあって大きな原始惑星が作られる。そんな過程を経ながら、この星は出来上がったのだろう。無数の星が集まった銀河や超新星爆発などの現象は100億光年よりさらに遠い場所のものも見つかっている。しかし、通常の単独の星は単体では出す光が極めて弱いため観測が難しく、これまで約1億光年先の星が最も遠かったので、記録を大きく上回った。見つかった星の写真が掲げられているが、宇宙の写真というのはどれも同じように見えて、素人が識別するのは難しく、ただただ、感心するばかりだ。ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影されたこの星はギリシャ神話にちなんでイカロスと名付けられた。太陽の直径の約200倍とも推定される単体の巨星イカロスは2011年の観測時に観測されなかったが、2016年の観測では出現していたというのだ。ここで、余談だが「イカロス」と言う名は宇宙ヨットにも付けられているので、混同しないかと思うと同時に、宇宙では、特許権とか云う物が無いのだろうかと思った。人間の目で見ると識別など付かないが、天体望遠鏡を使っても数億光年先の銀河でさえ、1つの星のように見える。そんな銀河も100億個程度の恒星で構成されている。ハッブルのような高精度な天体望遠鏡でさえも、容易に1つ1つの恒星を識別することは困難だ。東大のチームは、ハッブル宇宙望遠鏡で、地球から50億光年離れた銀河団(銀河の集団)の観測を行なっているさいに、その背後にある90億光年離れた渦巻き銀河の中で増光する天体を発見したのだ。分析の結果、これは単独の星の光が重力レンズによって増光されたものであることがわかったのだ。これまで単独の星として観測された最遠方のものでも1億光年先の銀河の星に限られていたが、その記録が大きく塗り替えられた。通常は、数億光年先といった遠方に存在するような場合は、多くの星(通常は100億個)の集合体である銀河でさえようやく点として見える程度なのだ。そこにある1つ1つの恒星の光は弱すぎて単独では観測できない。光は重力によって軌道を曲げられる。光が宇宙空間でブラックホールや銀河など、重力の大きな場所の近辺を通過するさい、大きく軌道が曲げられ、それがレンズの効果(重力レンズ)で、約2000倍以上に増光され、見えたと云う事で、単独の星として認識されたのだ。このように、銀河を構成する個々の星を分解して観測することは、望遠鏡の感度や分解能の限界によりごく近傍の銀河を除いて、通常は不可能なのだ。しかし、重力レンズと呼ばれる自然の集光現象を利用することで、この限界を克服できるわけだ。今回「イカロス」が発見されたことで、観測する星と地球の間に暗黒物質や重い星があれば、これまで考えられていたよりも遠くの天体を見ることができると言う事になると解説にあった。そうなると、宇宙の起源や、地球の成り立ちに又1歩近づけることになるのだろうか。ブラックホールや重力レンズといった言葉が出てくると、俄に闇に包まれる感じがするが、ここで重力レンズの解説を簡単に転記しておこう。(アインシュタインの一般相対性理論によるようだ)「重力レンズとは、銀河などの質量を持つ天体(重力場)はその影響で時空を歪める(光の経路を曲げる)。そのため、背景の天体からやってきた電磁波は、その歪んだ時空を通過することで、電磁波の進む経路が変化する。電磁波はいろいろな方向からやってくるため、これらを観測者から見ると、あたかも重力源(今回の場合は50億年先の銀河)がレンズのような役割を果たし、光を集光し増幅させてくれるように観測される。これが重力レンズ効果と呼ばれるものだ」こう言われても、私には少々分かりづらい、「恒星や銀河などが発する光が、途中にある天体などの重力によって曲げられたり、その結果として複数の経路を通過した光が集まるために明るく見えたりする現象」という説明の方が、少し納得しやすい感じだ。要するに、時空で歪められた結果集まる光が増幅されて、普段は見えない物が輝いて見えたと云う事のようだ。現在、宇宙研究では、「暗黒物質」(ダークマター)の研究が進められている。ダークマターは、非常に大きな重力を持っているとされ、最近では、重力波の観測が次々なされている。その結果、暗黒物質の正体が太陽の数十倍の質量のブラックホールからできているという仮説が提唱されている。しかし、すべての暗黒物質が太陽の数十倍の質量のブラックホールだった場合、今回の星の増光パターンを説明できないため、この仮説は棄却されることとなる。(この部分の説明は、私には全く分からない)この仮説が否定されたらどうなるのだろうか、ブラックホールやダークマターという存在自体が、又振り出しに戻るのだろうか。将来は、ハッブル宇宙望遠鏡より、感度の高いジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が使われるようになるので、イカロスのような単独の星の増光現象がさらに多数観測されることが期待される。その結果、遠方の銀河を構成する星の研究やダークマターの研究が、より一層進展するものと期待される。【古今和歌集】403.しひて行く人をとゞめむ さくら花いづれを道とまどふまでちれ (読人しらず)無理に帰ってゆく人を留めたい、桜の花よ、帰ってゆく道がどれなのか、迷うくらいに散ってくれ
2018.04.07
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点までで、帰りは同じ道を通った。堤の東終点では、最近見なくなっていたラジオ体操の連中が集まっていた。夕方から連れ合いの元の同僚さんの送別会に参加した。以前美山のバーベキューに誘ってくれた先生だが、1年早く退職するとのことだ。あいにく、雨が降り、足元が悪い中だが、17名が参加していた。***標題の日経の4日に亘るコラムが終了した。先ず第1は長時間労働のことだ。最近の若い人は、長時間労働をやりたくないという風潮だ。就職前(就活)からそういったことを念頭に置いて会社選びをしているようだ。時代が変わったというか、それを政治が後押ししようとしているのが現代だ。異常な残業を撲滅するのが目的なのだが。日本は長時間働く労働者の割合が多い。週49時間以上働く人は、日本では20%居るのに対して、イギリスやドイツは9~12%だとのことだ。週休2日制の今なら、毎出勤日に2時間残業すればちょうど限度ぎりぎりと云う事になる。適正な残業時間に抑えることは、政府の云う働き方改革の目玉とするところだが、なかなか納得がいくことにはなっていない。考えてみると、私が勤めていた頃には、1日2時間の残業は当たり前で、加えて、土曜、忙しい時には日曜まで出勤することもあった。当然今目論んでいる、残業が月100時間を越えて残業することも希では無かった。設計部門に所属していたが、時折、現場で実験計測を行う時や、図面の出図期限(工作部門が開始する時期)に間に合わないような時、等など残業が増える要素は何時でもあった。最近製造業が納期に間に合わないから検査をいい加減にして出荷すると云った事もあったが、之をしっかり行うとすれば、当然残業時間が増えることにもなりかねない。企業としては引けないところだろうから、勢い経営者の同意が得られないことになる。今回その残業に上限を設け、それに違反したら、懲役や罰金が課せられるようにしようとしている。おそらく上限を超えるようになればサービス残業に向かい、タイムカードを押してから働くと云った事にもなりかねない。そんな懸念が常につきまとうことになる。2つ目は生産性の向上だ。即ち、個人個人が、もっと能率よく働けと云う事になる。そこで、AIを組み込んだロボットや、自動運転車、ドローンの活用などと、政府が掲げる第4次産業革命に結びつけられるが、果たして、思惑通りに進むことが出来るのだろうか。自動運転車は既にアメリカで立て続けに事故を起こして、その進捗状況がダウンしている。ドローンで荷物を運ぶと云っても簡単に市中で実験することも叶わず、又衝突や墜落事故と云ったことまで考慮しなければならないので、なかなか前に進みにくい。現在は特区を設けて、その中でドローンを飛ばすことが考えられているようだが、実験をどのような環境下で行うかを想定するのはかなり難しいことだろう。過去、理想的な環境(あらゆる事に対応が出来るなどとした)で動かせるとした、様々な問題がトラブった時、「想定外」だったという言葉で処理されたことがいかに多かったことかを考えると、俄には納得できない。又、心理的には、日本の戦略特区というのは、どうも加計学園などに結びつき、特定の企業や団体に過度に優遇を与えて、公平性を欠くなどと云った事も考えられ、悪印象がついて回る。特区とは政府が独自に認める制度だから、今の倫理観の無い政府をそのまま信じることが出来ないからだ。3つ目はエネルギー問題で、特に再生エネルギーをどう導くかだ。CO2を排出する火力から、太陽光や風力に切り替えを進めて、その割合を現在の15%から、2030年には22~24%に上げようとしているのだが、果たして計画通りに進むかだ。太陽光については、促進のために当初買い取り価格を高く設定し居て、乱立するに及んで、急に買い取り価格を低くすると云った無節操なドタバタ劇も起こった。今の政府は、お題目はなるほど立派で、思惑通り実現すれば理想的なのだが、その過程で起こる様々な阻害要因を甘く見積もりすぎる嫌いがあるようだ。風力に関しては、太陽光に比べて開発が遅れている。脱原発を決めたドイツは別格に風力発電は群を抜いているし、その他のヨーロッパ各国と比較しても日本の風力導入は、極めて低レベルだ。今までは風車を山の何処に建てるかという発想だが、最近は洋上に設けることで計画を進めているようだ。茨城沖や、長崎の沖合など、様々な海洋に設置する計画が進んでいる。海に囲まれた国の利点とも云うべきだろう。問題は発電コストの低減だが、現状の太陽光については、1kW当たりで、ヨーロッパの16万円に比して日本は29万円と約倍のコストが掛かっているという。然し乍ら技術の革新は方針さえしっかりしていれば早晩解決すると考える。最後の4つ目はTPP11の問題だ。いらだつ麻生が新聞も読まずにふざけたコメントをしていたが、云いたいポイントは分からないでも無い。再生エネルギーについては、もう少しじっくりと取り組まなければならないだろう。森友や加計、さらには財務省の文書改ざん、防衛省のイラク、南スーダンの日報隠し、何で日本は、ここまで落ちてしまったかを、今更乍らに嘆きたくなる。申し訳ないの一言もなく我田引水、友達や妻だけが大事な、狭量な男にこの国をまかせ、その不実な男に忖度することを改めなければ、これら残された経済もはちゃめちゃになってしまうかも知れない。【古今和歌集】402.かきくらしことは降らなん 春雨にぬれぎぬきせて君をとゞめん (読人知らず)どうせなら、空を暗くして、降って欲しい そうすれば、春雨のせいにして、あなたを留めることができるのに
2018.04.06
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今日のセミウォーキングは上牧駅裏から上牧小学校までで、帰りは上牧駅を通った。早朝の171号線で、信号無視をしたのだろうか、脇道で待機していたパトカーがサイレンを鳴らして白い車を止めていた。そんな国道の裏の池では鯉がぴちぴちと跳ねていた。孫達2人をつれて、桂川イオンにお肉を食べに行った。300gは多すぎたのか、弟は残した。少し腹の調子が悪かったせいもあるのだが、「元気だったら全部食べられる」と云っていた。兄の方は、たまたま来ていた学校友達の多くに声を掛けられ、なんだか気まずそうにしていた。食後は高槻のイオンでゲームなどしてから帰った。***フィナンシャル・タイムスの記事に「台頭する反ユダヤ主義」というのがあった。同社のコメンテーターはこの半世紀は、反ユダヤでの政治問題は起こらなかったと云いながら、最近は状況が変化しているという。極東の我々には、朝鮮や中国が常の注目記事だが、ヨーロッパやアメリカでは、ユダヤやパレスチナ(イスラム)というのが常に語られているのだろう。ユダヤという言葉は、我々にも馴染みのあることだし、断片的な知識は持っていると思っている。今のヨーロッパで何が起こっているのか、そんな気持ちから読んでみた。3月28日に、パリで反ユダヤ主義に反対する大規模なデモ行進があった。それは、ホロコーストを生き延びた85歳のミレイユ・クノルさんが殺害されたのを受けて、フランスのマクロン大統領が殺された理由は、ユダヤ人だからだといったことに対してだ。ロンドンでも同様な小規模デモが起きたようだ。また、今月の8日にはハンガリーで総選挙が実施されるが再選されると目されているオルバン首相はユダヤ人に対する批判を繰り返しているという。アメリカでさえも、白人至上主義者や極右団体のデモ参加者たちもユダヤに反対するアピールをしている。1930年代のユダヤ人排斥が再燃したのかと云えば、必ずしもそうではないようだ。勿論過去の影を引きずる面はあるものの、今回の反ユダヤ主義はもう少し大きな意味合いの「イスラムとイスラエルの対立」といった要素があるというのだ。思い起こすと、私などは、ユダヤと云えば、ベニスの商人のシャイロックのような狡猾さを思い、イスラムと云えば、テロリストという半ば条件反射的な思いがよぎる。これは互いのことをよく知らず、地道に作り上げてきたある種の枠組みにはめられているからだ。縁あって、サウジやドバイで生活することがあった私は、イスラムに関して、やや誤解していたと思っている。イスラムにテロリストがいる(テロリストは何処にでもいる)が、それが全てでは無いと云う事だ。むしろ、パレスチナ難民を創生し、その人権を奪っているのはユダヤ(イスラエル)の人種差別だし、見方を変えると、テロを起こしたり、欧米に押し寄せたりする移民はイスラムだと決めつけているだけなのだ。即ち、極左はイスラエルを目の敵にし、極右はイスラムを最大の敵と見做すという構図だ。それは、極左は人種差別に反対だし、極右は大抵、親イスラエル故とされているからだ。然し、その双方とも、自分たちは反ユダヤ主義者ではないと自認しているのだ。ハンガリーのオルバンは極右で親イスラエルだが、時に反ユダヤ主義的な発言もする。その発言の内容はユダヤ人を皮肉ったもので、「我々が戦っている敵は、我々とは違う種類の人間だ。表には出ず、陰で動き、正直ではなくずる賢い。自分の国を持たず、国際的に活動し、ろくに働きもせず、投機に価値を置く人々だ」と発言している。(なんだか言い得ているようでもある)その批判の対象はハンガリー系ユダヤ人投資家のジョージ・ソロスのことだ。ソロスが、ハンガリーをイスラム教徒の難民であふれさせようとしていると云う批判なのだ。この思考回路は、イスラエルのネタニヤフ首相と共通している。極右は「イスラム過激派」を最大の敵として、ユダヤ人とその点を共有しているという。しかし、ヨーロッパの多くのユダヤ人は、そんな気持ちに一線を画している。クノルさんの追悼デモに、フランスの極右政党「国民戦線」のルペン党首が参加することを望まなかったのだ。トランプも又曖昧な感じだ。トランプは新興の極右思想「オルトライト」と繋がっていることや、娘のイバンカがユダヤ教に改宗したのを受け入れているので、反ユダヤ主義者だとは考えにくく、イスラエルにとっては、前任のオバマよりはるかにトランプの方が好都合の相手だ。ヨーロッパの極左は、反ユダヤ主義ではなく、トランプとネタニヤフが親しく、2人とも国家主義的である事に反対しているのだと主張しているものの、イスラエルを嫌悪していて、イスラエルによる攻撃で、ガザ地区の住民が殺されれば憤慨するが、イスラエルがかかわらない、シリアやイエメンで市民が死んでもほとんど反応しないというのだ。中東に浸透している「ユダヤ人が世の中を操っている」といった陰謀論がある。以前に読んだ「赤い盾」というロスチャイルド家の謎を解説した本で、記憶に残っているのは、こうした陰謀説を裏付けるものだ。極右と極左は互いを敵だと考えたがるが、しかし、彼ら自体が反ユダヤ主義の温床となり得るという共通点があるという。どちらも主義主張は自らのアイデンティティーなのだ。極右は白人社会の文化を守るためイスラムと戦っているとし、極左は政治が集団と集団の対立をあおっているとする傾向だ。ユダヤ人組織が反ユダヤ主義に抗議することは自由なのだが、それがイスラム教徒を除外して成り立つものではならないと言う事だ。政治や集団が押しつけるアイデンティティーは危険なものを含み、それは自由的では無い。反ユダヤ主義や、反イスラムと云ったように、集団が規制する行動となった時に壊滅的な危険が起こると云う事だ。【古今和歌集】401.限りなくおもふ涙にそぼちぬる袖はかわかじ あはん日まで (読人しらず)限りない思いから流れ出る涙で濡れる袖は、また逢う日まで乾くことがないでしょう(そほちぬる ・・・ 濡れてしまった)
2018.04.05
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今日は、昨日のゴルフで疲れたのでウォーキングは中止し、休養をとった。連れ合いと共に、戸籍関係で奔走し、薬局でドリンク剤を買った。最後にイオンでジャンボミニを買った。もう5億円は要らない、5000万円くらいで良いだろう。***「善玉炭素」が彩る新産業という記事が目を引いた。コレステロールに善玉と悪玉がある事は知っているが、炭素にも善玉とは、という気持ちだった。炭素と云えば、直感的には燃えるものを思い出すが、一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO2)と酸素との化合物で、一気に死ぬのが一酸化炭素、地球温暖化でじわじわと人類を滅亡させるのが二酸化炭素という所だろうか。炭素が強固な結合をするとそれはダイアモンドになり、こちらはいっぺんにニュアンスが違ってくる。直感的にそんなことを思い浮かべながら読んでいくと、やはり、脱二酸化炭素の話のようだ。このCO2の排出を大幅に抑えようとする取り組みが「脱炭素」(decarbonization)と言う形で進行している。以下は読んだ内容を適当につまみながら書いていく。地球温暖化防止のために、CO2を減らそうとの動きが世界の潮流だ。カーボンフォビア(炭素恐怖症)と云う言葉があるのだそうだ。日本でも先週、パナソニックが横浜市の工場跡地を再開発したスマートシティーを発表した。CO2の排出を2005年比で4割減らす計画だという。この地域内には、アップルが研究所を構えていて、そのアップルは再生エネルギーを100%使うことを目指す「RE100(Renewable Energy 100%)」という国際コンソーシアムに加盟している。そして、詳細は非公表ながら、再生エネルギーの比率がすでに9割を超しているのだという。日本の研究拠点でも太陽光や風力発電由来の電力だけを購入し、RE100を達成するというのだ。RE100はイギリスのNGOが主宰し、既に130社以上のグローバル企業が加盟している。その中で、日本企業は今のところ6社だ。日本政府もエネルギー長期戦略で、「日本の主力電源は再生エネルギー」とするようで、脱炭素へは強い心構えだ。日本では、福島イノベーション・コースト構想で、浪江町に世界最大級の水素製造工場の建設を開始し、再生可能エネルギーから水素を生み出して、CO2排出ゼロを目指している。なお、沖合には、既に、世界初の浮体式洋上風力発電が本格稼働している。調査会社のブルームバーグによれば、世界の再生エネルギーへの投資額は2017年に3000億ドル(約32兆円)を超え、同年から2040年までの累計額では火力発電の4倍にも増える見通しだという。しかし、CO2削減の流れは火力発電機器の受注減となり、之までの大手企業である、アメリカのGEとか、日本の三菱重工などの経営を揺さぶっている。炭素を燃やす文明は原点なのだが、今や炭素=悪といった風潮が蔓延しているのだ。政府が進める脱炭素の方向は、エネルギー源として水素を生み出しとあるが、水素を製造するには、低品質の褐炭などを原料とし、燃焼させて生じるCO2を地中に埋め固めるというものだ。勿論、植物が行っている光合成を模して、空気中のCO2を水素に作り替える取り組みも検討中だという。どれも技術的に難かしい上、コストも掛かるので、完成は2030~50年代と言う事になろう。いずれにせよ、近い将来には、炭素を用いて、飛躍的な技術革新が起きそうだということだ。エネルギー以外の、素材分野でも炭素が果たした働きは大きい。人工甘味・調味料、ナイロン、プラスチック、液晶ディスプレーなどの全ての主役元素は炭素だということだ。また、現在も、医薬品における低分子化合物からバイオ技術を駆使した高分子化合物への進化は、即ち炭素が大いにかかわると云う事に他ならない。電子材料の発光ダイオード(LED)は有機ELへと置き換り、その有機とはつまり炭素だ。自動車でも炭素繊維が使われ、排ガスの熱を電力に変える「熱電変換」も材料は炭素系だ。EVに使われるリチウム電池も電極には炭素使われる。車のエネルギーがガソリン(炭素)から電気に変わっても炭素が使われると云う事だ。元素記号で云えば、19世紀まではFe(鉄)の時代、そして、20世紀はSi(ケイ素)の世紀だったと分析している。20世紀のケイ素は、コンピューターに使われる半導体の元なのだ。(私などは19世紀を生きたようなものだ)しかし、21世紀を代表する元素記号は「C(炭素)」となるだろうとの見通しだ。「CがSiを置き換えそう」だと言うことだ。1年半ごとに半導体の処理能力が倍増する「ムーアの法則」が終熄し、代替技術のカーボンナノチューブに移行した。それは、量子コンピューター(炭素系化合物)に繋がると予測されている。これからの時代は、炭素を有効に操り、活用する「練炭素」だというのだ。過去も炭素だったが、CO2排出の元凶として嫌われている現在の炭素を、頭を使って、次世代に活かせと云う事なのだろう。地殻に存在する炭素は重量比で全物質のわずか0.08%しかない。だが、そこには「悪玉」と「善玉」の顔があり、善玉は人類史を大きく、発展的に塗り替える可能性を秘めていることを記憶しておくべきだろう、という締めくくりであった。【古今和歌集】400.あかずしてわかるゝ袖の白玉を 君がかたみとつゝみてぞいく (読人しらず)名残惜しく別れる袖に光る白玉(涙の玉)を君の形見として袖に包んで行こう(あかずして ・・・ 満足できずに 、白玉 ・・・ 真珠、宝石 )
2018.04.04
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今日は友人夫妻と亀岡GCでゴルフだ。昨夜寝たのが3時頃で、6時起きは流石に眠たい。体調は悪くないが眠いという体を引きずってのゴルフは初めてのことだ。勿論連れ合いも眠そうだ。新名神の高槻ICからとどろみIC間は半額の390円だった。前回はここで、2月14日にプレーしているが、その時はGティーからで、今回は18日の七草の会の練習も兼ねて、白ティーからだ。結果は全くの同スコアであったが、前も後ろも同じというわけでは無いはずだ。(2月は今年初で、あまり良くないスコアは、致し方ないとして、今回は又どうもしっくりいかないところがあった)前半の残り3ホールで、3パットの連続は頂けないのと、後半初っぱなのOBは堪え、且つバンカーで入れた16番Hは痛恨だった。今日は比較的混んでいたが、プレー中に待ったり、追いかけられたりすることは殆ど無かった。スタートは8:20アウトからだ。No.1は、TSは、少し、左に飛んで、土手に掛かる。2打を5Iで少しダフリ気味だ。3打でやっとGR手前だ。4オンし、1パットのボギーは先ず先ずか。友人は矢張り良く飛び、2打はGRを外したが、1パットで沈めてパースタートだ。夫人はボギーで、連れ合いは、TSは良い当たりだったものの7打だった。No.2のTSは良い感じで、FW左だ。2打も良い当たりで、3オンし、ボギーだ。友人も同スコアだが、夫人は、1パットで、パーは凄い。連れ合いは超良い感じのTショットだったが、2打で、左に引っ張りすぎでOBだ。これは痛い。(この球は次の次のホールで回収した)崩れて10打だ。No.3(超打ち下ろし)は9Iでオンした。惜しい1パットが外れ、パーだ。友人も1オンのパー。夫人は、ミスショットだったが、2打目を寄せて1パットのパーを拾った。連れ合いも1パットながら、GR回りでチョロして、ダボだ。No.4は、TSから、2打、3打と良い感じで、残り100だ。4打はカラーに掛かる。そこからパター3つで、ボギーになった。これは良くない。友人は良い感じで、理想的にパーだ。夫人はここもミドルパットを1パットで沈めて、ボギーだ。連れ合いは、このホールを何時もよりも快調で、6つで乗せたのに3パットで9打としてしまった。No.5は100YD、9Iで1オンし、パーだ。友人も1オンのパー。夫人も同じだ。連れ合いは、当たりが悪く、GR前でももたついて、ダボになった。No.6ではTSを失敗、FWに届かない。2打は良い感じでFW右だ。しかし3打アプローチをGRオーバーし、返しを、上手くピンに寄せて1パットのボギーで納まった。友人は、左には外したものの、楽に2オンした。然し何と3パットのボギーだ。夫人は3オン2パット、3者3様のボギーだった。連れ合いは途中ダフリが続き、8打だった。No.7のTSはまずまずのFW左だ。2打を良い感じで、FWCRだ。良い感じで3オンしたものの、3パットは情けないダボだった。友人はTSを右上の棚の溝に入れた。2打を、本人はGR越えたと思ったようだが、手前バンカーに。3つで出し、4つで載せて、ボギーだった。夫人は、順調に3オンし、2パットのボギーだ。連れ合いは、TSは良い感じだが、途中をダフリ、アプローチも良く飛んでいたが、結果はトリプルだ。No.8は、TS前回OBのホール。今回はTSを左に置いて、2打で、FWCR。3打で良い感じにオンしたものの3パットのダボだ。友人はここを、私の前回同様に右にOB。然し、そこは力量、プレ4をオンして、ダボで収めて、私と同じだ。夫人は見事に2オンしたが3パットでボギーだった。連れ合いは、ショットは良いが、途中のもたつきで9打だ。No.9は、当たりは先ず先ずだが、FWを少し出ただけだ。2打をFW左に飛ばした。3打でGR手前だ。4オンできずGR右カラーだった。そこから2パットでボギー終了。友人はパーオンしてが、3パットで、ボギーだった。夫人は何とここをパーで上がった。これは凄い。連れ合いはトリプルだったのはこれも上出来だ。前半は何と夫人が41、友人が43、私が45となった。連れ合いも体調の悪い中、よく頑張って70は切った。No.10は、パー5で、TSは左のネットに当たって、直下の溝に落ちてしまった。OB。プレ4をGR手前まで飛ばして、5オンし、2パットのダボスタートだ。友人は同じくTSを左ネットに当てたが、これはセーフだ。結局パーを取ったのだから、この違いは大きい。夫人はここをボギーで通過。連れ合いも順調に進んでトリプルだ。No.11は2打(通常)を右ドッグの打ち上げだ。TSは超良い感じでFWCRだ。2打をダフリ気味にFWCR。3打を打ち上げて今少しのカラーだ。そこからパット3つで、ダボとした。友人は2打を左のすり鉢の落とし、そこから3オンしたが、パターがノー感になり4つもパットで、珍しくトリプルだ。夫人は3オンで3パットのダボで、連れ合いは友人と同じすり鉢に落とし、1回はミスしたものの次で乗せて、結局9打となった。No.12はだらだらの打ち上げ。TSは非常に良い感じでFW左だ。そこから2打を、花道を駆け上がるように2オンした。(初めてのことだ)しかしここでパーを取れずボギーだ。まぁ一寸ついてない。友人はここを2打で左にGRを外したものの、何とそこからチップインしてしまった。パーだ。この差は一体何なのだろうか。夫人はダボで、連れ合いは8打だった。No.13はショートH。TSが当たらない。左だ。2オンし、2パットのボギー。友人は1オンしたものの、3パットのボギーだ。ゴルフは分からない。夫人も1パットでパーだ。なにか憑いている感じだ。連れ合いはバンカーに入れたが2打罰でバンカーから出し、そこからチップインしてしまった。No.14は打ち下ろし、TSは当たりが悪く、天ぷらで、左のFWだ。2打の7I(大きいぞと言われたが)ダフって、GR手前だ。3オンとなり2パットで、ボギーだった。ここは友人のみパーで、3人ともボギーだった。連れ合いはよく頑張った。No.15はフラットコースだ。TSは良い感じで、FWCR。2打はこれも良くて花道だ。(私の力量では2オンは出来ないが)3オンした。然しそこから3パットのダボは、矢張り問題。飛ばないのだからGR回りを大切にしないと。友人も3オンだが2パットのボギーだ。夫人も私と同じくダボで、連れ合いは、8打だった。No.16は、パー5。TS、2打ともは良い当たりで、FWCR。3打も当たりは良かったが、少し右にずれてバンカーだ。バンカーを1回失敗2度目でやっと出て、そこから4つのパターだ。これはいけない。今日最高の痛恨と云っても良い。タラレバで、3打がもう少し真ん中で乗っていたら、最低でもボギーで終われたのに。友人は1打、右で辛くもセーフ、少し優遇で、そこから持ち直して悠々ボギーだ。夫人は3オンし3パットのボギーだ。連れ合いはミスが少なく、ロングをトリプルで、上がっていた。No.17は打ち降ろし150YDだ。スプーンだが少し届かなかった。2オン、2パットのボギーだ。友人はGR奥に1オンしたが、3パットのボギーだ。夫人はTSをミスり、3オンし、2パットのダボだ。連れ合いも3オンの2パットで並んだ。No.18は、TSはカート道で跳ねて友人の先のFWに落ちた。2打で辛うじてレーキで止められバンカーを免れた。3打のアプローチをシャンク気味に右にオンとなった。そこから3パットで、なんだか後味が悪いダボだ。友人はボギー終了で、夫人はダボとなった。ここもトリプルで上がり、今日の感じは良かったのでは無いか。結果は、友人が90を切ってトップは当たり前だが、夫人が91と、私を6打も追い越してしまった。連れ合いも次回の七草の会に向けて、手応え有だ。
2018.04.03
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今日のセミウォーキングは最後の花見をと、水無瀬川に出て、第2小学校を通り、島本駅経由で帰宅した。連れ合いも最後の花見だと、二条城行きを提案したので、出掛けた。駐車場で意地悪なおじさんが入れないと頑張ったが、連れ合いが降りていき、空いているのに入れないとは問題にしなければいけないねと言うと態度が変わったとか。やるもんだ。二条城のしだれ桜は風情があった。多くの外国人がカメラを向けていた。帰りは、明日のゴルフに備えて、桂川イオンで肉の定食を食べた。***北米で最古の人類足跡を見つけたという。約1万3千年前のものだ。発見場所はカナダ西部キャルバート島で、発見したのはカナダ・ビクトリア大だ。生の写真とデジタル処理した写真が並列で示されていたが、足跡だと気づくには相当の注意力が無いと駄目だろう。デジタル処理で目立たせた画像でやっとそれらしく見える。人類が最後の氷河期が終わる頃に、アジア大陸から北米大陸に移住してきた事(おそらくベーリング海峡は陸続きとなっていたのであろう)を示す証拠だとされている。北米大陸に渡って、太平洋の海岸沿いを南下してきた途上だというのだ。いよいよ之まで唱えられていた移動説の新たな証拠が又見つかったというところだ。現在のところ、人類が南へ移動した考古学的な証拠を探すのは難しい。最後の氷河期の終わりには、この地域の海水面は現在より約2~3m低かったし、現在の沿岸部は、うっそうとした森に覆われていると見られている。そんな中を人類は、ひたすら南に向かったのだ。この海岸線は直接船がないとたどり着けない地勢になっていたのだから。この地域では北米大陸の最終氷期が終わりを迎えた約1万1700年前よりずっと早期に氷が姿を消していたことが示めされているのだ。足跡は少なくとも3人のものと考えられ、泥の上をはだしで歩いた跡で、それぞれの輪郭から、うち1人は子どもとみられるという。ナショナルジオグラフィックによると、発見されたのは泥層で、海岸を歩いていた時のものだろうとのことだ。こう言った解説はなくても想像できる。砂のように粗い土砂層と別の粘土層が重なった地形のおかげで、古代の足跡が保護されて残ったとみられる。地層の状況も足跡が残るためには良い環境だったようだ。年代特定には現場の物質に含まれる炭素を分析する放射性炭素年代測定を利用した。画像処理や、炭素年代測定など、現在の知識があってこそだろう。この場所で、最初に足跡を発見したのは2014年のことで、その後の2015年と2016年の調査で、さらに多くの足跡が見つかったというのだ。(計29個の人類の足跡を見つけた。) 之より前の2007年、アメリカ、アラスカ州南部のプリンス・オブ・ウェールズ島で人類の歯が見つかっている。その歯から採取したDNAを調べたところ、1万3000年前のものであることが明らかになった。こんな事実とも良く符合する今回の発見である。この時の、遺伝情報の分析結果によって、2008年には、人類がアメリカ大陸に到達したのは、早くても1万5000年前のことだと結論づけられる。現生人類(ホモ・サピエンス)は約20万年前、アフリカ大陸に現れたと考えられているが、2017年に発表された論文では、約30万年前に初期人類がモロッコのジェベル・イルード遺跡で現生人類によく似た化石が発見されていて、その後も、エチオピアやケニア、タンザニアでも人類の化石は見つかっている。人類は、アフリカで生まれて、そこからヨーロッパやアジアに広がり、ついには南米にまで到達した。と言う事になる。(アフリカ起源説)移動は、12万年前頃には少しずつ起こっていたのだ。多地域進化説という説もあるが、私はアフリカ起源説の方に賛成だ。人類に分岐する、遠い祖先が500万~600万年前で、サルと決別して、長い時間を掛けて、アフリカ以外の地域にも広がったということだ。感動的でさえあるこの説を、今回のオリジンとして考えることが出来るのだ。2011年に発表された論文では、約13万年前の温暖な時代が、人類がアフリカを出る契機となったのではないかと考えられている。この時期は、降水量が増え、川を船で通れるようになり、より住みやすい気候になったと考えられるいるからだ。その後2018年には、イスラエルで、18万年前とみられる、人類の化石が発掘されていて、既に18万年前にはアフリカを出て(従来は6万年前に出アフリカしたとされていた)ユーラシア大陸に足を踏み入れていたようなのだ。また、さらに早い時期にアフリカを出て、近縁種の中に入って行った集団があったことを示唆する最新の遺伝学研究もあるという。それは、ドイツで発見された12万4000年前のネアンデルタール人の骨をDNA解析したところ、今から22万年以上前にネアンデルタール人と現生人類が交雑していた可能性があるとしているのだ。なんとも壮大な話ではあるが、人類は、どのようにしていたかをも含めて、人類がその昔は1つのルーツに繋がり収束されていたのだと云う事が想像されて、面白い。【古今和歌集】399.わかるれどうれしくもあるか こよひより あひ見ぬさきになにを恋ひまし (みつね)お別れするけれどうれしい気持ちになります、今夜あなたにお逢いしたので、今夜からはあなたを恋い慕うことができるのですから
2018.04.02
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今日はエイプリルフールだ。でも過去に大きな嘘をついた記憶はあまりない。今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下までで、高架橋に沿ってJR線まで出たが、そこの踏切は残っているものの、左右のアクセス道路は、通れない状態だ。帰りは上牧駅を通り、桜を愛でながら帰宅した。連れ合いと花見も兼ねて久しぶりに京都で昼食を採った。鴨川の河川敷では、陽光を浴びて座る2人連れが連なっていた。50年程前には、その仲間だったことを思い出した。時は流れても、鴨川の流れと桜の並木は変わらないようだ。木屋町通りの高瀬川も憩う人が大勢居たが、道路にはゴミがいっぱいで、之では「おもてなし」京都は台無しだ。帰りに、連れ合いは、今日が誕生日の姉を表敬訪問してくれた。***「ナッジ」と呼ばれる理論について紹介されていた。初めて見る言葉だと、一寸興味深く、調べてみたら、何と2008年にコンセプトの理論提唱がなされ、昨年ノーベル経済学賞が授賞された(シカゴ大学のリチャード・セイラー教授とハーバード大学のキャス・サンスティーン教授)行動経済学に理論だという。すでに、昨年の暮れには既に出回っていた言葉だと知った。それにしてもテレビなどでも聞いたことが無かったので、何時も如何に表層的にテレビを見たり、新聞を読んだりしていたのかを思い知った。ナッジ(nudge)とは、英語で「そっと後押しする」または「相手を軽く肱でつつく」という意味だ。行動経済学においては「社会や環境、そして自分にとってよりよい行動を促すこと」を指すのだ。個人の判断にそれとなく働きかけることで、思考や行動を変化させ目的の方向に向かせるような手法なのだ。この理論は既にアメリカやイギリスでは実践に利用しているというのだ。日本でも環境省が省エネに役立てるべく事業を展開しているという。難しい方の理論から行くと、ナレッジには3つの代表的な手法があるという。1つは、「インセンティブ」、2つ目は「フィードバック」それに3つ目の「デフォルト」だ。例えば、節電を促そうとすると、「省エネしないとこれだけ損をする」と云った文書を送ることで動機付けを行う(インセンティブ)やり方や、電力消費量を隣の家と比較して競争心をあおる方法(フィードバック)、そして電気屋が家電出荷時に予め選んで欲しい省エネモードに設定しておく方法(デフォルト)などだ。あくまでもこうせよと云うのでは無くて、個人の自由意志に任せるものの、心理的に働きかけて、行動を誘導するというものだ。イギリスの適用例は所得申告の遅れた人に「あなたの町の9割は既に申告した」といった文書を通知するのだ。市民は少数派になるのを恐れて、申告すると事になる。(納税率は68%から83%に上昇)アメリカの例では、奨学金を申し込みやすいように申請手続きを簡素化したところ、申請が増え、大学進学率が増加したという。こう言った風に低いコストで高いパフォーマンスが得られることになるのだ。日本でも2017年4月に「日本版ナッジ・ユニット」を発足させ、5年間で、節電などの省エネを進める計画だという。(これは全く知らなかった)内容は、電気の使用量を記した文書の配布や、スマートフォンへの情報配信だ。また、車の運転時に加速度や燃費を解析してスマートフォンに送信して燃費を抑える行動を導くというものだ。もう1つの例として、ヨーロッパの一部の国では、臓器提供の意思を、本人が、「提供の意思無し」とする欄にチェックを入れない限り、提供を認めたことになると云ったやり方だ。一方、日本では、「意思あり」といった欄にチェックを入れない限り提供同意とはならないと言う差だ。前者では100%に近い臓器提供が行われるのに比して、後者(日本)は10%の同意率しか得られないとのことだ。これはデフォルト方式と呼ばれるやり方だろう。特別に意思表示をしないと、予め設定されたことになるというものだ。面白い例では、男子便器に的となるマークを貼り付けておくだけで、飛散を防ぐのも、このナッジ理論の実践なのだ。面白いことをしていると、最初に見た時に感じて自分の行動が少し改善されたような記憶がある。この手法は、1999年にアムステルダムのスキポール空港が発祥なのだそうだ。さらに、コンビニのレジの前に足跡をつけておいて、そこに並ぶことを誘導するということや、特定のメニューにだけ「おすすめ」を表示することなどがある。駅のプラットフォームでも足跡などはよく見かける。これもナッジなのだ。このように。「あくまで消費者には選択の余地を残した上で、自発的に選択したという感覚を与えること」が、その目指すところなのだ。ナッジには、税、罰金、報奨といったオーソドックスな経済的誘因を使っていない。こう言った要因で心を釣ることは含まれていないのだ。とすると、スーパーで、30円引きなどというチケットを渡すのはナッジではないようだ。思えば、最近はナッジに誘導されていることが多いのではないかと改めて感じる。【古今和歌集】398.をしむらん人の心を知らぬまに 秋のしぐれと身ぞふりにける (兼覧王)惜しんでくれる方の気持ちを知らない間に、秋の時雨が降るように、すっかりわが身が老いてしまったのだなあ
2018.04.01
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