全31件 (31件中 1-31件目)
1
今日のセミウォーキングは上牧駅を経由して梶原高架下迄歩き、帰りはマンボウをくぐった。姉が、首が痛いとのことで、水無瀬病院へ同行した。評判の良いお医者さんのようで、何と朝から待って、5時間掛かってやっと診察して貰った。その間ずっと連れ合いが付いていて呉れた。受診後イオンでお昼を一緒に採った。***日経の月曜版に「ニッキィの大疑問」があり、先週は「物価上昇どうして鈍い?」があった。経済、まして金融政策など全くの音痴なのだが、どうもこの物価上昇を期待する声には違和感を覚えている。連れ合いとスーパーに買い物に行くけれど、どうして、物価は確実に上昇している感が否めないのだ。そして、庶民としては、物が安いことに越したことは無いと思っているのだが、どうもそれが時代錯誤なのだと解説されているみたいなのだ。その心理状態を新聞では、こう書いている。「日本では1998年度以降、物価が下がるデフレが長く続きました。価格下落を当たり前のことと考えるデフレ心理が世の中に根付いてしまいました」。そして、冒頭の言葉に、「物価の上昇に弾みが付かないのは消費者としては良いことだけれど、賃金が上がらないのは問題だ」と書いてある。私など素人には、物価が安いのは、ごく自然で良いことのように思えるのだが、なかなかそうでは無いらしい。よくは分からないけれど、経済が萎縮して飛躍が出来ないと云う事なのだろうか。(国の成長率:GDPが上がらない?)日銀は、之まで採ってきた金融緩和の政策を今後も続けていくと云う。たしか、安倍晋三が2012年にぶち上げたアベノミクスでは、デフレと円高からの脱却、名目3パーセント以上の経済成長の達成と言ったことが冒頭に述べられていた。そして、物価目標(インフレターゲット)を2パーセントに設定し、日銀法の改正も視野に入れて大胆な金融緩和を行うとのことだった。之を達成するために、諸々のことをやってきたのだろうが、既に6年も経過しているし、今後も見通しとしては、2%の上昇は2021年以降に持ち越してしまうとの見込みだという。之というのは、経済政策の失敗では無いだろうかと云う事だ。そんな政府や日銀のトップが、これ以降同じ事をやり続けても、目標の達成は出来ないのではないかということだ。だからといって、経済の失政を問う声は上がらないのは、どうしてなのだろうか。おそらくどこかが儲けて、貯め込んでしまい、世の中にお金が回らなくなってしまったのだろう。時に、企業は利益を上げているものの、それが従業員には給与として還元(富の配分)が行われていないと言ったことも聞こえてきた。(株主が儲けているのかなぁ)政府が、労働組合に成り代わって、各企業(経団連)に賃上げを要求すると云った、実に変則的な事も行われた。私が、就職した時代は、逆にインフレが加速していたと記憶する。まだ入社早々のペーペーながら、回りにつられて、又、会社の持ち家制度と云ったことに乗っかって借金をして家を建てたのだが、毎年給料が上がって、借金の割合が減り、完済できたと記憶する。(この時は良いなぁと感じた)そうなのだ、給料が上がると云う事が消費者である我々が、お金を使うことになり、それが、経済を活性化して、物の値段が相応に上昇しても、違和感なく支払えると云ったことでは無かったのだろうか。と言うことは、この停滞は、儲けたのは企業だけで、それを還元しなかった、所謂会社に問題があるということだろうか。所謂内部留保の拡充というやつだ。貯めた金を次なる投資に回して、新しいモノを造ると云うことでも無く、単に将来的に何かあったときに備えてと言う事になってしまっているのだろうか。物価を上げると云う事は、同じ物を低価格で販売する競合相手が居ない場合には、可能だと思う。必要なモノなら言い値で買うだろう。然し、同じ機能を持つモノが片方で安く手に入るなら、何も高い方を買うことはないので、値上げは出来ないと云う事だ。そうすれば、従業員に支払う十分なお金が得られないので、低価格は低賃金に繋がることになるのだ。なるほど、このループが問題なのだ。どちらが卵でどちらがニワトリなのかと云う事か。しかし、企業(大企業だけなのか)は確かに儲かっているのだから、では諸悪の根源は大企業と云う事になる。物の値段を上げられない1つに、安い物が外国から輸入されるために、それに引きずられると言う事だ。となると中国辺りが悪いのだろう。だからトランプのように中国から輸入するモノに高い関税を掛けようとしているのだ。トランプの発想は、素人に実にわかりやすい。日本もそうしたら、物価は高くなるだろう、でもそれで良いのだろうか。究極の目的が物価の2%上昇にはないからだ。何やら面倒くさい。もう1つの要因としては、ITの発展が挙げられている。インターネットを通じた通販では店頭価格よりも安くモノが手に入り出したからだ。実店舗を構える必要が無い分コストが下がって、物価を押し下げているのだ。安く手に入る同じモノをわざわざ店頭に足を運んで買おうとしないのは当たり前のことだ。更に加えて、最近のようにAIに頼めば、特にベテランと呼ばれる高給を取る社員の必要性がなくなり、物価は下げられるのだ。日本は少子化に向かっているが、女性(従来男性よりも安い給料であった)に光を当てたり、高齢者(給料を下げられた)を雇ったり、ましてや低賃金で納得する外国人を雇ったりするので、本来上げられなければならない給料は、低めに抑えられるのだ。中には、外国人に追いやられないように、雇用だけ安定していれば、高い給料を貰えなくても我慢する心理になっているのかも知れない。そんなことで、日銀は、金利を低めのままの政策を続けるとのことだ。之ですんなり企業が金を借りて、世の中にばらまいてくれることになるのだろうか。6年掛けて採ってきた政策が実を結んでいないのに、それしか採る政策は無いのかと云う事だ。それくらいの頭の回転なら、素人の考えることと、大差は無いのではないか。何だかだと云っても、アメリカと中国が貿易戦争で、経済が停滞したら、どんな政策を採っていようとも世界はガタガタになってしまうだろう。(ここの所は、ニュアンスは分かるが、どのようなメカニズムでそうなるかは説明できない)企業に対し、借り入れの金利を低くして、投資を促したり、時として、之を支援する政府の財政支出をして活性化を促すとしても、逆に金利で儲ける、銀行は、停滞し、その分貸し出しを締めてしまうことにも成りかねない。デフレはいけないと言いながら、ジンバブウェやアルゼンチンなどのようにお金を刷りまくってハイパーインフレになっても更に良くないわけで、その辺のさじ加減が難しいと云う事なのだろうか。それにしても同じような政策を採り続けて、何ら成果を上げられない政府や日銀に責任を取る気などさらさら無いの一番の問題では無かろうか。【古今和歌集】532.おきへにも寄らぬ玉藻の浪のうへに乱れてのみや恋ひわたりなん (よみ人しらず)沖にも岸辺へも寄らない美しい海草が波の上でただ乱れて漂っているように、我が恋もどうにもできずに、ただ思い乱れ続けるのだろうか(沖へ ・・・ 沖と岸辺:沖辺、玉藻 ・・・ 藻の美称 )
2018.08.31
コメント(0)
今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄の往復だ。夕方買い物に出た。***地球温暖化で北極圏の氷が溶けている。之に伴って、北極圏の開発が活発化している。之まで冬期は通れない航行ルートが将来的(2030年頃)には南の海と同様に通行が可能となるだろうとみられている。北極圏は、北緯66度33分以北の地域を指し、中央の北極海には、カナダ、アメリカ、アイスランド、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、ロシアの8カ国が領土を持っている。(北極点を中心に描いた地図を見ると、少し世界観が変わるかも)北極海が通行可能になると、アジアと欧州を結ぶ海のルートが大幅に短縮される。また、地球上にある4分の1の未開発資源が北極圏にあると云われ、地球最後のフロンティアと各国の思惑が交錯する。日本で連日猛暑を記録した7月中旬には、ロシアの北極圏ムルマンスクでは32℃を観測したという。これは平年よりも17℃も暑い記録的な気候だったようだ。このような気候は、2018年の特異点ではなく、世界気象機関(WMO)によれば、2017年に海氷面積が1338平方kmと観測史上最小になったとのことだ。しかも、北極圏の温暖化は、他の地域に比べて2倍のスピードで進んでいるとのことだ。生態系の変化や、ホッキョクグマの生存などと云ったことが気になる一方で、北極海を通る航路が使用可能になるという期待感もある。アメリカでは貴重な野生動物が生息する北極海の開発に対し、環境保護団体や先住民などの反対が根強く、ここでの開発は難航しているという。北極海の航行ルートは、スエズ運河やマラッカ海峡を通過する、現状の航路に比べて約3分の2の航行距離になる。航行日数低減もさることながら、不安定な政治情勢に左右される必要が無い安全な航路と云う事になる。既に近年では、夏の期間の航行は可能となっており、LNG船の通行は既に行われている。通常なら砕氷船を先行させ、氷を打ち砕きながらの進行となっていたのが、夏場に関しては、砕氷船がなくても航行が可能になっていて、更に2030年には、通年での航行も可能になるとの見通しだ。資源開発についても、期待は高まっている。アメリカの調査所の報告では、北極圏の石油埋蔵量は900億バレルで、天然ガス(LNG)は1670兆立方フィートだとしている。それぞれ地球全体の未発見資源の13%、30%に相当するという。また、レアアース(希土類)など豊富な資源が眠っているとされる。私は、石油掘削リグを何隻か設計したことがあるが、ボーフォート海を掘削するコニカル(円形)リグを建造引き渡したことがある。わざわざ円形にしたのは氷の圧に耐えるためであり、強度も必要で、氷との接触面には特別に厚板を使わなければならなかった。そういったことが、ある程度フリーに、また、氷に閉じ込められることなく行えると云う事なのだ。ロシア北部ヤマル・ネネツ自治区(ヤマル半島)のサベッタでは、2017年末にLNGの生産がロシア資源大手のノバテクの主導で始まっている。同年12月には北極海を航行できる専用の砕氷船タンカーに初の積み出しを終えたのだ。年間生産能力は当初550万トンで、2019年までに3倍の1650万トンに拡大する予定だ。ロシアはほぼ手つかずだったLNG輸出でも世界で存在感を示しつつある。当面の輸出先は中国だ。ロシアは2014年のウクライナ危機で、欧米から経済制裁を受けたが、そこに中国の金融機関が資金を貸与し、計画通りの実現にこぎ着けた経緯があり、中国の存在感は大きい。また、北極圏ではヤマル東に位置するギダン半島でもLNG基地構想がある。ロシアは2035年までに年産7000万トン台を目標に掲げており、実現すれば世界最大の輸出国カタールの年7700万トンに匹敵する。こうした北極圏資源への関心は高く、既に、カナダ、アメリカ、ロシア、北欧など8カ国が北極評議会(AC)がルール作りを主導している。日本もオブザーバーとして参加し、欧州も参加を目論んでいる。ここで又中国が出てくる。例の一帯一路にかこつけて、北極海航路を氷上のシルクロードとして、囲い込もうとしているのだ。北極海の国際ルールの制定に影響を持とうとの政治的野心である。中国は先ず、ノルウェーと関係修復を試みている。閣僚級の交流を開始したのだ。手始めに国際会議に参加して、接触するというやり方だ。中国の思惑には、北極評議会(AC)にオブザーバー参加をするためには、ノルウェーとの関係構築が必要とみている。そして、勿論その先は、北極の原油・天然ガス開発及び、貨物輸送ルートとして北極航路がある。北極開発の一角を担うにはACへの参加が不可欠とされ、これまで中国は、ACへのオブザーバー参加を却下されてきた経緯がある。北極海を中心にした地図を広げてみると、地政学的には、日本もそうだが、中国も全く関係していない。そこに割り込もうというのだから、したたかとしか云いようが無い。南沙諸島(スプラトリー)に押し出るよりも更に唐突感があるのだ。このように、北極海も又、世界各国の耳目を集める場所になってきているのだ。中国は、ここに進出するに当たり、北極海に関係した国への進出を強化しているのだ。将来的に北極圏でも、スプラトリーと同様のことが起きるのではないかとも懸念される。北極海の広大な土地グリーンランドは、デンマーク領だが、中国が、空港建設で名乗りを上げているのだ。グリーンランドの自治政府は、之を容認しそうだが、デンマークは、中国の進出に難色を示している。バングラデシュの港を吸い上げたごとく、グリーンランド自治領政府の窮乏を見越しての申し出は、ここが、バングラデシュの二の舞になることを示唆しているようなものだ。このような動きは、アラスカ州でも起きている。アラスカ産のLNGを中国に運ぶパイプライン計画が動いているのだ。一方、北極海に多くの地域を接しているロシアでも、軍事活動が活発化している。中国も之に乗って、極東・シベリア地区での共同での軍事演習を来月にも北海道沖のオホーツク海で実施するようだ。中国は、演習の狙いについて「中ロのシーパワーが将来的に突破しなければならない海域」と強調しているようだが、日本やアメリカの牽制の先には、北極海への進出を控えての行動とも言える。日本は、どう行動しているのか、国内の些末なことにかまけて、こう言った世界観の展望が見えない。このままで良いのか、常に気になる世界の情勢だ。【古今和歌集】531.はやき瀬にみるめおひせば わが袖の涙の河にうゑましものを (よみ人しらず)流れの速い瀬に海松布(みるめ)が育つなら、私の袖の涙の川に植えたいものです(みるめ ・・・ 海草の名前:海松布)
2018.08.30
コメント(0)
今日は七草の会ゴルフコンペだ。前3回連続して中止になっていたので、実に4ヶ月ぶりのコンペになった。最高度の暑さではなくなったが、まだ後半は暑く、湿気も多いので終わった後はかなり疲れを感じた。今日は、修理中の車に変わって軽四の代車でのゴルフ場行きになった。つい最近の豪雨と、昨日の雨のせいか、バンカーがかなり傷んでいるとのことで、バンカーは無罰で出してプレーすることになった。聞いたことがない処置だ。メンバーは、友人と、愚痴の多い女性(女性Iという)と、連れ合いの4人組だ。先月の練習時と比較しつつ、振り返ってみる。RはTSでラフに落ちた延べ数。アウトからのスタートだ。No.1は、TSは矢張り特設Tの手前までしか飛ばない。しかもラフだ。(R1)ラフからの2打を5Iで残り100のFWCRだ。アプローチをGR右のラフに落とし、4オンだ。惜しい1パット目を外してダボだ。友人と女性Iはボギーで、連れ合いは3パットの7打だった。No.2のTSは右土手から落ちてラフだ(R2)。2打を5IでFWに戻し。3打をGR左に外した。4オンがピン近で、OKボギーだ。友人と女性Iは、同じくボギーで、連れ合いは、又3パットの7打だ。No.3(超打ち下ろし)はTSを9Iで引っ張りすぎて、左ラフだ。(R3)ニアオンのアプローチで、2パットのボギーだ。友人も同じで、ボギー、女性らはここをパーとしたが、連れ合いは特にチップインだった。No.4は、ハンディ1のホールだ。TSは超良い感じでFW左だ。2打も良い当たりで、FWキープ、150越の3打は当たりが今一で届かない。4オン2パットは、並のボギーだ。友人は、2打でGRちかくまでとばし、順調にパーだ。女性Iは途中OBして、最後はバンカーに2度入れ、8打だ。連れ合いは、9打となっていた。No.5は120YD、通常は7Iだが、大きめの5Iで右のバンカーだ。(R4)出して、2オン、2パットのボギーだ。友人は1オンしパーだ。女性Iはダボで、、連れ合いは6打だった。No.6はTSまずまずの当たりだが、左ラフだ。(R5)又5IでFWに戻して、アプローチをナイスオンだ。然し、あろう事か3パットで、ダボとしてしまった。友人はボギーだが、女性Iはここをパーで上がった。連れ合いは、8打だった。No.7のTSはかなり右に飛んだが、勢いが良く転げてFWだ。之でもFWキープだ。いけると力んだ2打はトップ気味のチョロで前進。3オンした。2パットのボギーだ。友人は、2打をGR右のラフに入れた。3オンは強すぎて、結局3パットのダボだ。女性Iは、ここを同じく3パットで、ダボとしていた。連れ合いは8打だった。No.8は、TSは狙い通りに左のFWだ。然し、又2打を力んでチョロ、3打でオンとちぐはぐだ。ここも3パットで、ダボだ。友人は、2打で乗せきれず3オンのボギーだった。女性Iもダボで、連れ合いは8打だった。No.9は、パー5。TSはキャリーではFWに届かず転んでFWだ。2打を超快音で、FWCR。3打も続いて良い当たりで、花道だ。4オンは近かったが、惜しい1パット目を外してボギーだ。残念だ。友人は、楽にパーを取り、女性Iはバンカーに入れたが無罰で出し、何とチップインしてパーとしていた。連れ合いは、8打で上がって、先ず先ずだ。前半で、女性に1打遅れてしまった。FWキープ率は44%だ。これではなぁ。気を取り直しての後半だったが・・・。No.10は、パー5。TSは先ず先ずで、女性ティーの前のFWだ。2打は超良い当たりで、FWCR。アプローチで、何やら後ろ組のボールがFWの真後ろに落ち、心が乱れた。案の定当たり悪く、GR届かない。しかも、4打をバンカーに入れ、無罰で出して5オンになってしまった。1パットで沈めて、何とかボギーとした。友人は、付き合いよくボギーで、女性達は、共に7打だった。No.11は2打(通常)を右ドッグの打ち上げだ。TSは狙い通りFW左で、良い感じだ。2打も、良い感じで、一寸飛びすぎくらいの左ラフだ。然しアプローチはラフに食われて当たらず、4オンとなってしまった。2パットのダボだ。友人は、直接狙うのを止めたボールが右にそれ、OBした。7打だ。女性Iも同じくOBで、8打。連れ合いは、7打で上がった。No.12はだらだらの打ち上げ。TSは左方向で良かったが、坂を駆け上がるように途中で土手に止まった。(R6)2打は、矢張り、前方の土手に残り、3打もオンを果たせず、バンカーへ。4オンとなり、2パットのダボだ。友人は、2打を同じ、バンカーに入れたが、寄せよく1パットでパーだ。女性Iはダボで、連れ合いは8打だった。矢張り上りには弱い。No.13はショートH。ピンは近い。TSは5Iであと少しで乗るところまで飛んだ。(R7)2オン2パットのボギーだ。友人は、1オンしパーだ。女性Iはボギーで、連れ合いはTS悪く、6打だった。No.14は打ち下ろし、TSはしっくりこないFWCRだ。左足下がりの2打をチョロして、3オンだ。然し、又3パットでダボは痛い。(このホール、簡単そうで何故か上手く出来無い)友人は、楽々パーだ。女性は、ボギーで、連れ合いは私と同じになった。No.15は広いフラットコースだ。TSは思い切り右に出て、土手を落ちきらず下部で止まった。(R8)2打は。何とか前方のFWに出すだけ。3打を力んで殆どゲインせず。4オンし、2パットのダボだ。友人は、楽々2オンだが信じがたい3パットのボギーだ。女性Iもボギーだ。連れ合いは、TSから最後まで良い当たりがなく、11打叩いていた。No.16は、パー5。TS左のちょいラフに掛かった。(R9)2打は超良い当たりでFWCR。続く3打は一寸つま先下がりで当たりは先ず先ずだが、届かない。4オン2パットでボギーだ。友人は、2打でGR傍まで飛ばし、楽々の3オンだが、一寸ピンに遠く3パットのボギーだ。ここは女性も皆ボギーで、連れ合いなどは前のホールとは別人になっていた。No.17は打ち降ろし150YDだ。DRで打ったが、ここで乗せようと力んでダフった。(R10)2オンの2パットでボギーだ。友人は、楽々1オンしたが、またしても3パットでボギーとしていた。女性Iもボギーで、連れ合いは、ダボになっていた。No.18は、TSは満足いくFWCR。2打も当たりはまぁまぁだが、届かない。3オンはやっとこさで、距離は残った。1パット目でピン近まで寄せて、楽々2パットと思って安易に外し、ダボとしたのは痛恨だった。友人は、TSを失敗し、2打でも乗せられなかったがボギーで上がった。女性Iもダボで、連れ合いは、8打終了になってしまった。後半のFWキープ率も辛うじて44%、半分以下の割合で、スコアが良くなるはずがない。友人は楽に90を切ったが、私は、やっと100切り、女性Iは私と同スコア、連れ合いは、128だと130を切っていた。私はBB賞になったが、NP賞は、友人夫妻が全部持って行った。終了後しばし話をして、支払時に、連れ合いのカードが、こぼれ落ちたのか、見当たらず、探すのに時間が掛かったが、どうやら、従業員が、一時隠していたのではとの疑いが残った。吹田の長次郎で再会合し、9時前には帰宅した。
2018.08.29
コメント(0)
今日のウォーキングは高浜堤から上牧堤を超え、久しぶりに鵜殿まで行き、鵜殿で折りかえした。帰りはシャルマンを通ったが、1万歩を超えていた。***世界のLNGの需要が急増している。なかでも中国の輸入量が急増している。2025年には日本を抜いて世界1となりそうな勢いだ。中国は環境対策で、石炭・重油をLNGへの転換を進めているためだ。何しろ、方針が決まったら、遮二無二突き進む国だけに、世界の需要が、供給量を上回る事態になることも懸念されている。之を踏まえて、日本は今後どのように立ち向かっていくべきかが問われている。オーストラリアの北部ダーウィンに国際石油開発帝石が主導し、フランスのトタルも参画するする「イクシス」プラントがあり、建設が急ピッチに進められている。4兆円を掛けた一大プロジェクトで、プラントの敷地面積は東京ディズニーランドの7個分に相当する。年産890万トン(以前は840万トンと云われていたが)で、その7割が日本に向けて出荷される。日本が主導するLNGプロジェクトは世界に多くあるが、日本に於けるLNGの需要は頭打ちになってきている。人口減少と、省エネが進んだことによる。それとは対照的に、中国のLNG消費は急増しており、輸入量もこの所うなぎ登りになっている。之までは、計画的に消費国との契約で生産されていたLNGだが、中国がスポットとして市場に出回っているLNGを買いあさり(爆買い)、市場は混乱を来すと共に、2022年には、世界の需要量が、供給量を上回る可能性が高まっているとのことだ。世界的趨勢としては、温暖化ガスの排出が少ないLNGがエネルギーの主役になるとのことが予測されている。1年前前では、需給が逆転するのは2023年とみられていたが、1年早まったようだ。このようにLNGが逼迫してくると、長期契約の価格にも影響を及ぼしてくる。日本のガス・電力会社が資源国との長期契約も2019年から2024年にかけて暫時契約期限が終了する。その量は約3000万トンと日本の年間輸入量の約4割にもなる。カタールからの輸入量は総量600万トンで、その契約も2021年には期限を迎える。カタールにしろオーストラリアやインドネシアなどにしろ、日本の需要に支えられて、開発した経緯もあり、日本が最大の顧客になってはいるが、今後中国の需要量が増大すれば、日本を今まで通り丁重に扱ってくれる保証はない。加えて、日本のエネルギー政策が、先行き不透明であることもLNGの扱いを決めかねていることだ。原発をエネルギー基本計画通り再稼働するなら、不要(浮いてくる)LNG量は年3500万トンにもなる。今後は、LNGを再販売することも考えられているようだ。今までは、中東産のLNGで、再販が禁止されているものが主だったが、今後は、そういった規制の掛からないLNGを手がけ、再販にも取り組もうとの方向になっている。アメリカにシェールガスが出て。最近アメリカからの輸入も始まった。今後20年間に亘って、シェールガスを年間最大140万トン購入する契約も結ばれた。加えて、メキシコからの購入も始まる見通しだ。ガスの転売先は、ヨーロッパや、中国、韓国になるだろう。アメリカからのシェールガス購入は、一石四鳥にもなる。調達の多様化が1つであり、原油価格の動静に引きずられない契約となること、更に、規制のない、転売可能なガスであること、そして、トランプが、問題視している7兆円に及ぶ対日赤字を削減できるとトランプにアピールできることの4つである。日本は又、之まで培ってきた、LNGの規制と、政策のノウハウを教える教育を対アジア9カ国を対象に行うことも考えている。又、海外にLNG基地を受け入れる基地を設けるインフラの輸出をも目論んでいる。対象国としては、フィリピンやベトナム、インドネシアさらにはオーストラリアなどが挙げられている。丁度1年前の記事に次のような内容があった。アジアの新興国による液化天然ガス(LNG)の購入が拡大し、2030年の世界需要は4億7900万トンと、2016年より約9割増える見通しだ。日本や韓国に加え、経済成長が続く中国やインド、東南アジア諸国が新たに買い手として台頭するためだ。LNGの受け入れ基地の建設計画が相次ぎ、日本のプラントメーカーなどには商機が広がる。日本の需要減衰に反比例するかのごとく、中国やインドでの需要が増し、2030年には世界全体の24%を占めるというし、東南アジアでも経済成長でガスの輸入を増やす国が増えるという見通しだ。。個々に見ていくと、バングラデシュ国営のペトロバングラは2018年から15年間にわたり、カタールから年250万トンのLNGを購入する見込みだが、同国には陸上のLNG受け入れ基地がない。ここに、船にタンクや気化設備を搭載した「FSRU」(浮体式LNG貯蔵再ガス化設備)を利用する計画がある。東京ガスが、ペトロバングラからこのLNG受け入れ基地の調査事業を受注している。フィリピンではガス火力発電所とLNG受け入れ基地をセットで建設する構想があり、ここにも東京ガスは参入をうかがっている。プラント大手の日揮は、インドネシアのボジョネガラで受け入れ基地の設計や建設工事の受注に向けて商談中だ。タンクを手がけるIHIも東南アジアを中心に受注活動を展開している。当面、世界のLNGは供給能力が需要を上回る状態が続く。2018~20年に米国やオーストラリアなどで設備の稼働が相次ぎ、生産能力が8470万トン上積みされるためだ。イタリア炭化水素公社(ENI)などがモザンビークの洋上LNGプラントの投資を決定し、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルが主導するカナダ西部のLNG事業も2018年にも投資が決まるとの予測もある。アジアを中心に需要が伸び続けるため、2025年からは供給能力が不足するとの見方もあるが、需給バランスが改善しなければLNG販売が低迷する可能性もある。思い起こせば、2013年にアルジェリアで人質事件が起こり、南東部のイナメナスで天然ガス関連施設が襲撃された。日本人10人を含む40人以上の人質が死亡した事件だが、そんなアルジェリアで、日揮がガス生産設備を1200億円で受注している。世界は、LNGの生産に向けて、大車輪の動きをしている。日本も、今後LNGに対して、自国のエネルギー政策をはっきりさせると共に、対外的な動きに対しても十分に目配りをしなければならないことになる。【古今和歌集】530.篝火の影となる身のわびしきは なかれてしたにもゆるなりけり (よみ人しらず)かがり火の水に映る影のようになったこの身はわびしく、その火が流れに映って燃えるように、泣きながらも心の中で思いが燃えています(かがり火 ・・・ 夜の警備や魚を採る時のために焚く火 )
2018.08.28
コメント(0)
今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄の往復だ。連れ合いは、昨日墓参りした友人のお宅を訪問した。***造船業の出身だけに、この命題は、ルーツそのものだから、常日頃から気になっている。とはいえ、定年を遙かに過ぎ、在職中も造船に関わった年数は、奉職期間の半分ほどだから、今となっては、さしたる影響もないのだが、育った母体がなくなるのではないかと矢張り寂しい気分になる。大学時代の同窓の仲間も、矢張り造船に関する記事は気になるようで、切り抜いた新聞記事を共通のメールにアップして、同窓生に感想を問うなどしていた。このメールに対しては、誰からも返信は無かったと記憶するが、最早、造船の衰退は手の付けられぬ所まで来ているようだ。友人の問いかけの記事は、2018年7月31日の日経新聞で、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)が最新鋭のイージス艦を進水させたという内容についての感想を求めたものだ。そして、日本の造船業は最早防衛産業だけになってしまうのかといった嘆息だった。欧州などでは、クルーズ船などに特化して建造しているドイツのような国もあるが、日本でしか建造できないような商船はないものだろうかと云う事だった。韓国や、中国にシェアを奪われたのは、安い労働力に任せた建造コストの安さであることは否めないが、造船そのものも、コモディティー化され、誰でもが、簡単に建造できるようになってしまったと云った事が挙げられる。加えて、日本の海外進出との建前から、中国などでの建造で、秘すべき技術ノウハウをいとも簡単に教授してしまった点にもあると言わざるを得ない。商船で云えば、貨物船(カーゴ)の建造にはじまり、タンカーやバラ積み貨物船(バルクキャリア)そして鉱石運搬船(オアキャリア)といった船種が考えられた。これらの船は多少形状は異なっても、通常の船舶に分類される。設計建造することは、規則(船級協会という強度などを審査する協会が提供する)に則って建造すれば、一定の設備を有する造船所ならば、簡単に建造できてしまうのだ。勿論設計者などは一定の造船に対する見識が必要ではあるが、それは、余人が得られないほど超高級なものでは無い。甲板上に大きな開口を持つ、コンテナ船の設計でも、船体のねじり強度上の対策は従来の船よりより繊細に考慮しなければならないものだが、これとて、一旦ツボを心得てしまうと、一般の船と何ら変わることなく建造は可能になる。続いて、超低温に液化した天然ガスを運ぶLNG船は、極めて低温になるタンクと、通常の温度でないと鋼材が劣化し脆性破壊を起こす船体とを、如何に共存、マッチングさせるかと云った、本来の船舶に必要な技術以外の低温対策が不可欠になってくる。こう言った船舶は、通常の設備や技術を用いるだけでは、なかなか建造することは出来ない。従って、しばらくの間は日本の優位性は保てたのだが、これとて、肝になる技術を修得してしまうと、最早差別的に優位性を保つことはっ出来なくなってしまう。タンカーやオアキャリアなどで、超大型船(VLCCやULCC)となると、従来船舶設計で留意しなければならなかった縦強度(船体を1本の棒として考えたときの折れ曲がり強度)だけではなく、巨大なタンクが、水圧や波浪に如何に耐えるかを考慮した横強度への対策(ノウハウ)が加わってくる。これも又、暫くすれば、強度を如何に確保するかの要諦は明らかになり、以降は、差別化の対象にはならなくなる。造船は経験工学と言われたが、流石に船種に依ったり、巨大化になったりといった段階では、経験にだけ頼っては設計・建造は出来なかったものだ。しかし、そういった初期的技術のブレークスルーがあれば、以降は、比較的簡単に建造は出来ることになる。日本の造船業界は、昔から、同業者の間での、技術秘匿や特許などのパテントで押さえるといった風潮はなく、むしろ、同業各社は、自社で経験した損傷例などを持ち寄って、どういった点を設計上留意すべきかなど、互いの技術力を高めるための連絡会議を持って技術の共有を図る傾向にあった。流石に晩年には、そういったことも少なくなっていったようだが、基本的な風土は何ら変わることなく続き、それが例え、韓国や中国であっても、惜しみなく技術を公開してしまうと云う事にもなったのだろう。これだけお膳立てをすれば、敵に塩を贈るようなもので、コストの安い(労賃の安い、即ち給料の安い)国との競争に勝てるわけがないのだ。そこで、冒頭の、商船は止めて、艦艇(イージス艦など)だけに伸びていくしか無くなると云う事だ。大昔、日本の艦船技術は世界のトップクラスであったし、戦艦大和や、武蔵など幾多の著名な艦艇を建造したものの、大艦巨砲が、航空機に負け、悲惨な最期を迎えたことは記憶に新しい。イージス艦の建造には、確かに高度な技術力を必要とされるであろう事は、理解出来る。然し、船体そのものは、それほど極端に高度な技術を必要とはしないであろう。艦に搭載する、各種のレーダーやセンサー、それにそういった情報を処理するシステム(イージスシステム)がブラックボックス的にあるのだ。そういった要素技術は、おそらく殆どのものが国産ではなく、全て買物(アメリカからの輸入)に頼っているのだろう。それだけに船価が1000億円を超えるものでも、買物が殆ど故に、日本の造船所が得られる額としては、それほど多くではないだろう。イージス艦として、総合的にまとめ上げるための技術は、勿論必要なだけに、差別化は出来るのだが、如何に防衛のためとはいえ、イージス艦ばかりを作る訳にもいかないので、造船としては、一過性のカンフル剤でしかないだろう。また、今日に新聞では、三菱重工が大型フェリーを建造して、新たな造船への展開を期するとあった。大型フェリーは、客船と構造が似ている。上部構造は、豪華客船を小型化したものだ。かつて、三菱重工は一気に身の程に合わない豪華客船建造で、火災事故や、その他工程での遅れなど多大な損失を出している。いきなり、ノウハウを持たない客船に挑戦したことが災いしていたようだ。従来の船種は、船体構造がメインで、船殻の建造スケジュールを骨格にして工期などを見積もれば良かったのだが、客船はそうはいかないのだ。我々は艤装と称していたが、部屋や、その他の公共の場となるところに施す内装が、今までの船舶とは違った意味で重きをなしていたのだ。こう言った風に、これからの造船(商船)は、従来型の商船ではなく、LNG船とか、大型フェリー、そして客船などの差別化できるものを対象にしなければならなくなるだろう。一頃、旧運輸省が中心となって開発が計画された洋上で80km/hの速度が出る、テクノスーパーライナーだが、燃料費など航空機並みの運用コストが掛かることもあって民間利用の目処が立た無いまま沙汰止みとなってしまった。造船業の今後については、他に之と行った新しい取り組みも見られず、少なからず、寂しい限りである。【古今和歌集】529.篝火にあらぬわが身の なぞもかく涙の河にうきてもゆらん (よみ人しらず)舟の篝火でもない私の身が、何故、涙の川に浮いて燃えるていのだろうか(篝火 ・・・ 夜の警備や魚を採る時のために焚く火 )
2018.08.27
コメント(0)
今日のセミウォーキングは上牧駅裏から梶原高架橋下迄で、帰りはマンボウを通った。連れ合いの旧友で、私も面識がある女性の墓参りに出掛けた。連れ合いが、常に気になっていたその女性は、平成20年に66歳の若さで亡くなった。最早10年にも経ったのかと年の過ぎゆく早さを再認識もさせられた。***今日の日経サイエンスの欄に恐竜のことが出ていた。宇宙のことなどが多いこのコラムには、珍しいことだ。北海道大学のグループが北米アラスカ州の約7150万年前から6950万年前の白亜期後期の地層からアジア大陸でしかみられなかった恐竜の化石を発見した。このことで、アジア大陸と北米大陸は陸続きで、恐竜が行き来されていたことが実証されたという。之が初めての実証と云うが、本当にそうなのだろうか、もう少し別のことで陸続きは既に証明されていると思っていたのだが。北大グループらはデナリ国立公園(アラスカ州)内の山の斜面に残る多数の恐竜の足跡の化石を調査していて、ハドロサウルス科とテリジノサウルス類という草食恐竜(最近では、植物を食べる恐竜と云うらしい)が一緒に住んでいたことを発見したという。テリジノサウルス類はこれまでモンゴルでしか見つかっていなかったので、北米大陸の発見は初めてになるとのことだ。白亜紀の気候は現在より寒冷で、海水面は低く、ベーリング海峡は、無かったと考えられていて、恐竜がユーラシア大陸と北米大陸を移動していたことが立証されたというのだ。この記事に触発されて、同じコラムを振り返ってみると、恐竜に関わる記事が数個見つかった。恐竜を絶滅させた巨大隕石にまつわる話(2018年6月)だ。東邦大などが、恐竜が絶滅した、約6600万年前の巨大隕石の衝突地点で、クレータ跡の堆積物を調べ、衝突後僅か数年で、生物が住める状態の環境に戻っていたという話だ。巨大隕石は、直径約10kmとされ、恐竜が栄えた白亜紀(約1億4500万年前~6600万円前)末メキシコのユカタン半島の北部沖に落ちた。そのことで、地球の環境は激変し、当時の約76%の生物が絶滅した。しかし、2016年に、国際チームによるクレータ部の堆積物約1m分(堆積物が、海底に積もる速度を計算した結果、1m分は数年の期間に相当する)を解析した結果、プランクトンの化石や、数cmの生物の巣穴などが見つかった。このことから衝突後数年で、生態系は復活したことが想定されると結論づけた。隕石落下については、2017年11月にも言及があり、東北大に依れば、隕石は、有機物の多い場所に落下したと発表している。落下したユカタン半島沖は、世界有数の油田地帯で、岩石は有機物や硫黄分を多く含んでいる。生物の絶滅は隕石の落下で地球との衝突時に15億トンもの大量のすすが発生した。その内2割が高度1万m以上の成層圏に達し、長期間大気が被われ続けたことで、太陽からの熱を遮って、気温は16℃下がったことが原因だという。落ちた場所には有機物が多かったこともあり、もし衝突場所が数百kmずれていたらこれほどまでにすすが発生することもなく、76%死亡した生物ももう少しは生き残っていたであろうとのことだ。白亜紀末の地球は温暖(今日の記事では寒冷とあったが?)で、北極や南極にも氷はなく、16℃の気温低下は恐竜など大型の生物にダメージが多く出た。小さいワニやカメのような小型哺乳類は生き延びられたであろうとのことだ。次に、白亜紀の羽毛恐竜についてだ。(これも2017年11月)英ブリストル大学は中国に生息した小型羽毛恐竜、シノサウロプテリクス(中華竜鳥)には濃淡の縞模様があったことを突き止めた。化石の羽毛部分に残る色素(黒や灰色、褐色など)を詳しく分析した結果だ。草原地帯で、大型の肉食恐竜などから身を守るためのカムフラージュだったと推定されている。このシノサウロプテリクスで初めて、恐竜に羽毛があることを確認したとのことだ。目の周りが濃い色で、口や首の辺りは白っぽく、胴体は背中側が濃い色をしていた。なお尾は縞模様になっていたとのことだ。同じく、2017年11月には、東大と中国のチームが中国南部の雲南省の5億年前のカンブリア紀初期地層で、ミミズのような形をした動物化石を発見した。長さが26cm、幅は1~2cm身体の両端は、丸みを帯び、表面にはミミズのような細かい節が多数あった。近くには、この動物が這い回った跡とみられる化石もあり、左右対称の魚の祖先などに近い動物ではないかとされた。現在の動物の原型が出そろった、カンブリア爆発の最も早い時期に現れた動物ではないかとみられている。2017年12月には、中国で、翼竜(空を飛んだは虫類)の卵200個超が発見されている。新疆ウイグル地区の白亜紀初期地層で、名前を「ハミプテルス・ティアンシャネンシス」と名付けられた。2014年までに、雌雄40匹以上の化石が見つかっており、その後の調査で、215匹以上の卵の化石が確認された。一部の卵には、胎児の化石も残っていたとのことだ。化石がまとまって見つかったのは、翼竜の群れが嵐に巻き込まれた可能性が指摘されている。2018年1月の記事には首長竜が大絶滅を逃れたことが、東大や岡山理大のチームが報告している。海の大型は虫類、プレシオサウルス類の最古の化石で、ドイツの2億年前の三畳紀の地層から発見したものだ。推定体長は2.4m。長い首にずんぐりした胴体、4つのひれを持ち、骨の組織内には血管が放射状に発達した跡があった。三畳紀末には多くの海生生物が姿を消す大絶滅が起きたが、この首長竜は絶滅を免れたようだ。骨の組織を分析すると、哺乳類や鳥類のように体温を高く保つ仕組みを持っていたようで、成長も早かったと推定されている。このことで、外洋へも泳いでいけるし、短期間で成長できることで、生存には有利だったのではとみられている。2018年3月には、恐竜がどのようにして卵を温めたのかについて名大などが解明している。恐竜の巣の化石を分析した結果、植物が発酵するときに出す熱を利用して孵化できたのではないかとのことだ。先ず、恐竜に似たは虫類ワニや一部の鳥類の巣を分析し、それをもとに約200種類の恐竜の巣の化石を調べた。砂を多く含む場合は、太陽熱や地熱を使い、有機物を多く含む泥が主体の場合には、その発熱を利用したようだ。泥と砂が混ざっていれば、親が抱卵した可能性が高いとしている。長い首と尾を持つ竜脚類の一部では砂が多く、カモノハシに似た草食のハドロサウルス類は、有機物の多い、泥が主体だ。鳥にそっくりの肉食トロオドン科は泥と砂が半々だった。恐竜時代は今より高温だが、冷たい地域でも、繁栄できたのは発酵熱や抱卵があったからだとしている。同じ記事の中に、始祖鳥は短距離の場合羽ばたいて飛べた可能性が高いと、翼の内部構造をX線分析装置で分析した結果結論づけている。【古今和歌集】528.恋すれば我が身は影となりにけり さりとて人にはそはぬものゆゑ (よみ人しらず)恋をしてこの身は影のようになってしまった、だからといってあの人の影となって寄り添えるわけでもないけれど(そはぬものゆゑ ・・・ 寄り添えるものではないが)
2018.08.26
コメント(0)
今日のセミウォーキングは大阪染工から宝寺踏切までで、帰りは島本駅を通った。***海に漂流するプラスチックが問題になっている。太平洋のカリフォルニア州沖からハワイ沖に、海を漂うプラスチックごみが集まる「太平洋ごみベルト」と呼ばれる海域があるという。そのごみの総重量は約7万9000トンにも達するのだとか。中でも日本製のものが30%を占めているのだという。その殆どが、直径5mm以下の細かく砕かれた微粒子「マイクロプラスチック」で、魚などの体内に入り込んで、生物や生態系を壊すと懸念されている。その数1兆8000億個が日本の面積の4倍を超えた160万平方kmに渡って漂っているのだ。昔の工業地帯に面した海ならいざ知らず、綺麗な砂浜の向こうにはそのようなごみが漂っていると云う事は想像したくない。宇宙にはスペースデブリ、海にはマイクロプラスチックが人間の環境を破壊しているのだ。このプラスチックは生態系への影響が懸念され、国際的な問題となっている。プラスチックが登場して以来生産された量は83億トンに上ると推計され、このうち63億トンがごみになり、うち79%が埋め立て地や自然環境に蓄積されているというデータがある。そして、海に流れ込むプラスチックごみは現在、毎年1300万トンに上るとみられている。そう聞くと太平洋ごみベルトはそのほんの一部でしかないようだ。こうした環境への配慮から、スターバックスはプラスチック製のストローなどを段階的に廃止する方向だというし、アメリカの最大手スーパーのクローガーはプラスチック製の使い捨てレジ袋を2025年までに廃止し、再利用できる袋に切り替えるとしている。同社はグループで年間60億枚のプラスチック製レジ袋を使用している。その他の多くの企業も、之に追従する動きを見せているが、まだまだ十分とは言えない状況だ。欧米では、プラスチックの使用の規制が強まっている。EUは2030年までに、使い捨てプラスチックの使用を禁止する方針を打ち出した。既にフランスなどでは、国がレジ袋などの規制に乗り出しているようだ。アメリカでは、法的な規制はまだのようだが、カリフォルニア州では、自主的に独自にレジ袋を禁じている。そういえば、日本でもイオンなどでは、買い物袋を持参するようにとのことで、プラスチック袋は有料販売となっている。やがて無くす方向のようだが、なかなか徹底していないようだ。余談だが、近くのコーナン(Do it yourselfの店)などでは、逆に大きなプラスチック袋を惜しげも無く呉れるので逆に驚くばかりだ。ここで思い出したのだが、サウジアラビアのジェッダにいたときに、運転手をしてくれていたハッサンが、レジ袋が舞い散り、壁にへばりつくのを見て、ジェッダの名所だとうそぶいていたのを思い出す。何かと便利なレジ袋だが、環境への理解度が追いつかないと、世界レベルで、軽減したり、置き換えたりすることは、非常に難しいことだろう。アジアの石化会議でもこの問題は取り上げられている。アジアは一定の購買力を持つ中間層が多くなり、レジ袋などプラスチック製品を使うケースが多くなっている。そんな中、海中などに流出しても分解するプラスチックがあるという。「生分解性プラスチック」と呼ばれるもので、微生物と酵素の働きによって最終的に水と二酸化炭素にまで分解されるのだという。回収や処理の手間が要らなくなり、環境を汚さない優れものだ。こう言った生分解性プラスチックは、雑草の生育防止や、保温に使う農業用のフィルムなどに使われている。更に進んで、食品用の容器などへも応用が進められている。群馬大や東大、カネカなどで個別の製品について研究開発が進んでいるのだ。海に捨てられたレジ袋などは、表面に微生物などが付着して重くなり、海底に沈んでしまう。之までの生分解プラスチックの多くは、土の中や、コンポストなどで分解は進むものの、海中では分解されにくく、東工大が東京湾で海底調査を行った結果では海底の泥の中に身分会での頃生分解性のプラスチックが多く含まれていたという。群馬大では、酸素の少ない海底でも分解できるように、嫌気性の条件下で、つなぎ目が切れるような材料をプラスチックに混ぜることで、海底での分解が進むように工夫する研究が行われている。そこで、作成したポリエステルを海底の状態を再現した水中の実験では、15日後に約7割で分解が始まったという。十分有用そうだ。しかし、レジ袋として使うためには、耐久性が求められるが、ポリエチレンとしても、ほぼ使えるような状態になったとのことだ。5年以内の実用化を目指している。歯磨き粉や化粧品、さらには研磨剤などにも多くのプラスチックが使われている。環境保全のために、こう言ったものに使われるプラスチック製微粒子も使いづらくなっている。そこで、東京大では、植物の油などを餌に微生物が合成する生分解プラスチックを微粒子に加工する技術を開発し、化粧品や研磨剤にも使えるようにした。買い物袋や食品容器などへの応用も試みられている。この微粒子は海水中でも分解しやすいという。こちらは3年後の実用化を目指すとのことだ。カネカは植物の油から微生物が合成する「PHBH」と呼ぶ種類の生分解性プラスチックを開発して、生ゴミから堆肥を作る装置「コンポスト」用として欧州に販売しているという。すでに、欧州の機関から分解性能について水準を満たすとの認証を得ている。酸素が多い好気性の条件では、12週間程度で分解したとのことだ。今月に入って資産能力を5倍にすると発表している。このように生分解性プラスチックは環境保全に大きな期待が持てるのだが、課題は、耐久性とコストだ。分解しやすく作られているために、使用中に壊れてしまう恐れがあるのだ。さらに生産コストが通常のプラスチックに比べて数倍かかるとのことだ。2017年の生分解性プラスチックの世界の生産能力は88万トンで、プラスチックの全使用料の僅か1%未満にしか過ぎない。環境への関心が高まる中、2022年には2017年の23%増の108万トンの生産が見込まれているが、まだまだ十分だとは言えないようだ。【古今和歌集】527.なみだ河まくらながるゝうきねには 夢もさだかに見えぬぞ有りける (よみ人しらず)涙川で枕が流れるような辛いうたた寝では、あの方の夢なんかはっきりと見えません(河・・・かは・・・疑問を表わす、まくら・・・枕・・・真っ暗、うき・・・つらい・・・浮き・・・うきうきする)
2018.08.25
コメント(0)
今日のウォーキングは台風通過の余波を予想して、中止とした。連れ合いの同僚さんが毎年開くという個展に出掛けた。場所は梅田新道のマサゴ画廊だ。大阪駅から地下に潜って、梅新の交差点までは冷房の効いた所を歩けるので助かる。途中のアクアモールで、冷たいものを食べた。(nana's green tea)画廊の女性オーナーさんは、我々よりも少し年配かと思ったが、表情も、話す内容もしっかりしているのに、93歳と聞いて、びっくりした。自分に緊張感を持たせて生活することが大事だと教わった。***中国の「一帯一路」が大きく取り上げられていた。一帯一路が、アジア諸国に及ぼす影響(主に不満や歪み)を述べたものだ。中国が広域経済圏構想「一帯一路」を提唱してから今秋で5年になる。その後、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)も設立され、アジア諸国では中国がらみの様々なインフラ開発計画が動き出していた。一見他の国のインフラ整備に援助を与えるような格好の中国だが、内実は、表面上とは違って、各所に軋轢をもたらしているようだ。そんなアジア諸国が一帯一路にどう向き合っているのか、又日本も、遅ればせながら同じような構想の「自由で開かれたインド太平洋戦略」を掲げている。こう言った関係がどのように絡み合い、どういう方向に向かうのかを含めて振り返ってみる。5月と7月に、東南アジアの2つの国で注目の総選挙があった。5月はマレーシアで、腐敗したナジブ前政権が倒れ、2003年まで22年間、首相を務め、一旦下野していたマハティール氏が新首相として再登板した。「ルックイースト」を唱え、日本を高く評価していたカリスマ的な政治家であり、親日的であるのは、日本にとって好都合だ。マハティールは早速、ナジブの不正を糾弾すると共に、中国寄りだったナジブ政権が中国の一帯一路に乗って発注していた鉄道建設などの大型インフラ事業を相次ぎ中止したのだ。7月のカンボジアの選挙はマレーシアとは裏腹だ。中国が後ろ盾になる現政権が、反対する野党の党首らを国家反逆罪の汚名を着せて逮捕してしまい、選挙でも票の水増しなどで、圧勝したからだ。反政権側からは、不正を咎める態度をはっきりさせない日本に対し失望感もあった。ともあれ、之で対カンボジアへの中国の影響力は増した。中国の一帯一路政策は、ここで2つの道に分かれてしまった。マレーシアの離反と、カンボジアの親密化だ。このように、一帯一路のルート上に位置する国々の多くは当初中国との協調姿勢を打ち出し、インフラ開発に力を入れてきたがここに来て、問題点が見え隠れしてきた。マレーシアの他にも、中国との関係でひずみが表面化した国も多い。インドネシアやタイでは中国が協力する鉄道敷設計画が大きく遅れている。スリランカでは2017年、港湾開発の債務の返済ができず、港湾の運営権を中国に譲渡した。ラオスで進む高速鉄道の建設も、債務問題が浮上している。スリランカなどで見られるように、中国は債務過多なのに返済能力を超えて貸し付け、最終的に中国の言いなりにしてしまうやり方を採っているのだ。前にも述べたが、まるで、悪徳高利貸しというような風情なのだ。然し、そんな一帯一路構想に日本政府は日本の民間企業が関与していく方針を出している。その辺りの判断が、今ひとつ理解出来ないのだが、日本の事業機会を広げることが、大きな目標なのだという。対中国へのおもねりではないかと感じるのだが、そこまでして、機嫌を取る必要があるのだろうか。一帯一路に組み込まれた国でさえも、こう言った危惧を感じている国は多く、一帯一路よりも、日本が提唱するインド太平洋戦略の方に興味を示す国が多くなったようだ。日本は、中国の動静を見極めつつ自らが提唱する、インド太平洋戦略をアメリカやオーストラリアさらにはインドとも協調して推進していく構えだ。中国に敵愾心を抱かせるのではなく、一帯一路のやり方に疑問を持つアジア諸国に、より開かれた透明性のあるオプションを提供しようとするものだ。然し、表面上は如何に取り繕っても、一帯一路を相手に新しい構想を提供していることに相違なく、どのように展開するかは興味深いところだ。日本政府は曰く、「自由や人権、法の支配など国際社会が重視してきた基準にのっとって開発が進むように一帯一路に関わっていく」としている。2013年に一帯一路を提唱した、習近平国家主席は、シルクロード経済圏構想の実現へ向け、独自に400億ドル(約4兆5800億円)の基金を創設した。同時に中国が中心となって設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)と合わせ、豊富な資金力を武器に周辺の対象地域のインフラ整備を支援すると表明した。この時、経済という言葉が使われているが、単に経済だけに留まらないことは容易に推察できた。東南アジア各国は、この構想で、潤沢に得られる中国からの資金的な支援と、自国のインフラ整備という垂涎の希望とが合致して、出だしは好調であった。中国の真意は、アメリカの意向に影響を受けない広域経済圏を築き、中国にとって最大の貿易相手である欧州連合(EU)とのつながりを設定する意味合いがある。また、中東や中央アジアからの資源輸入の輸送ルートを万全にする狙いであった。中国国内で生産した産物を、販売するルートを広げる目的でもあった。中国の思惑には、戦後アメリカが、西欧の復興を援助し、西欧諸国にドルを広げ、ドルを世界の基軸通貨にした例をなぞらえて、中国の人民元の流通を増やし、元を国際通貨に育ててようとの目論見もあった。一方、一帯一路を進めるに当たって、新疆ウイグル地区は、西欧への要衝の地である。最近、新疆地区にムスリムの強制収容所が急速に拡大しているとの報もある。この辺りのムスリムを完全にコントロールすることは、一帯一路を確実に遂行するためには、習近平にとって、最も重要な課題の1つである。東南アジアに於ける、様々な疑念が湧くと同時に、新疆地区でも別な懸念が起こることが考えられ、習近平の強引な手法が、今後どのように展開されるのか、注意深く見ていかねばならない。発足後暫くして、習近平はロシアのプーチン大統領とも会って、協力して推進することを申し出て、意見の一致を見ている。そこには、経済以外の意図が見えている。アメリカによるミサイル防衛システムの配備拡大に反対することやロシアのウクライナ侵攻に異を唱えない代わりに、中国の南シナ海の領有権にも理解を求めるといった内容だ。勿論ロシア側にとっては、経済の主体であるエネルギー輸出に関して、中国の一帯一路構想に乗って、アジアへの足がかりを持とうという思惑もある。最後に記者の感想が述べられているが、「一帯一路」で想起されるのは、かつて東西を横断する物流網としてのシルクロードと、帝国主義の歴史だとしている。中国が、どう思っているかは知らないが、現在の一帯一路は、単に経済交流の目的だけに留まらず、中国がかつてのモンゴルのような、世界戦略の構想を抱き、実践に移しているのでは無いかと思われることだ。【古今和歌集】526.恋ひ死ねとするわざならし むばたまのよるはすがらに夢に見えつゝ (よみ人しらず)あなたが、夜ずっと夢に出てくるのは、焦がれ死にしろということだろうか(わざ ・・・ 行い、すがらに ・・・ その時間が過ぎるまでずっと 、むばたまの=ぬばたまの・・・夜などに掛かる枕詞)
2018.08.24
コメント(0)
今日のセミウォーキングは高浜堤から上牧堤迄で、帰りはシャルマンを通った。台風接近のためか、風は結構吹いていた。夕方に少し外出しただけで、1日中家に居た。強いて云えば、今日はゴルフは出来たようだが、ゴルフ場は逃げては行かないだろう。***米航空宇宙局(NASA)が月に氷があることを確認したと発表があった。これまでも、月表面に氷がある可能性は指摘されていたが、直接確認できたのは初めてとのことだ。月には、太陽の光が届かないクレーターの影の部分があり、そこは零下157度よりも低くなり、そこに氷が見られるというのだ。2008年10月22日、インド宇宙機関(ISRO)が初の月無人探査機「チャンドラヤーン(月の乗り物)1号」をインド南部スリハリコタの宇宙センターから打ち上げた。探査機は、NASA、ESAなどの観測機器(11機器)を搭載して、約1ヶ月後に無事に月の周回軌道に投入され上空100kmの軌道から、鉱物や水の存在などの探査を開始した。インドの月探査機打ち上げは、旧ソ連、アメリカ、日本、欧州宇宙機関(ESA)、中国に次ぐものだ。ところが、打ち上げ1年後の2009年8月29日に突然通信が途絶し、インド宇宙機関(ISRO)は探査終了を宣言していたのだが、NASAによって2017年の3月9日、カリフォルニア州に設置されたNASAの70m級のアンテナと100m級アンテナとによって、チャンドラヤーン1号が月の上空200kmを周回していることが再発見されたのだ。この間8年間の空白があるために、打ち上げ後10年経過してやっと月の状態が確認出来たと云う事だ。その観測データを、NASAや米ハワイ大などのチームが分析した結果、氷の存在が結論づけられた。NASAは、月の北極にある40以上の小さなクレーターに水の氷が発見したと発表し、氷の厚さは数m程度で、氷の総量は少なくとも6億トンはあると計算で推定したのだ。之までは、搭載の計器(月面鉱物マッピング装置)が、南北の極にある永久影を観測した結果、永久影は、常に太陽光があたることがなく極低温で、水の氷を含めた揮発性の物質が存在しているのではないかとされていたのだ。月の北極にある直径2~15kmのクレーターを40個以上調査した結果クレーターの内部に、氷(水によるもの)に似たある特徴的な情報が見られたという。そしてこの時、NASAの計画主任は、ほぼ水による氷と断定していたのだ。観測機器が計測できるのは地下約1.5mまでとのことで、氷の量6億トンは、少なく見積もられていると云う事だった。この観測を補強するように、ハートレイ第2彗星へと飛行していたEPOXI衛星(エポキシ。旧名称ディープインパクト) の高解像度赤外線スペクトロメーターと、土星探査機カッシーニが搭載している可視光・赤外マッピングスペクトロメータ(VIMS)という、2つの衛星に搭載していた機器の観測が同様に月の表面に水の分子が存在していることを計測しているのだ。月に水が存在すると聞けば、我々は、月に湖や海、または大きな水たまりがあると言ったことを想像するが、そうではなく、水分子およびヒドロキシ基によると思われるスペクトルの吸収パターンを観測したということで、流れる水ではないのだ。しかし、NASAなどの月の科学者にとっては聖水のようなもので、この大発見はすばらしい観測の成果だというわけだ。提供された月面の地図は、水のそれらしい影が映されているのだ。氷の影と云われればそうだし、ただ科学者の判断に委ねる以外に、我々が判断基準を持っているわけではない。ブラウン大学のピータース教授も述べているように、今回の月表面の水の発見は、月の表面が水に富むような環境であるというわけではなく、あくまでもごく少量の水分子が月の表面に存在しているということだとのことさ。図で見れば、月の広い領域で、水分子が存在していることが見て取れる。しかし実際には、水は月の高緯度地域により多く存在しているとのことだ。また、鉱物にはヒドロキシ基(OH基)がついているものも多くあり、おそらくは太陽風や宇宙線などとの反応により、月面鉱物の一部が変成してこういった基を持つようになったものだと分析されている。そしてこの時の結論では、鉱物に結びついたヒドロキシ基は、それを水分子として利用するためには、熱するなどの処理が必要であり、また砂に吸着している水分子も、熱して取り出さなければならないということだ。従って、これらの「水」を利用するということは、現状では大変困難であると結論づけている。この時の分析では、水分の量は、おそらく月の砂の中には1000ppmくらいの水分子は含まれているのではないかとされていた。これから計算すると、月表層の土を1トン処理すると、約900gの水が得られるだろうとのことだ。今回6億トンという水の量の根拠は何から来ているのか、分からない。こう言った分析は、チャンドラヤーンがもたらした写真をもとに行われているもので、地球からこういった水を含んだと見られるクレーターを直接観測することはできない。写真からはクレーターは表面が凸凹しているか、または衛星が傾斜しているためか、細長い領域に見られる白っぽく明るい部分が計測されている。そういった内部に太陽光があたることはなく、内部の起伏が明らかになったのはこの計測が初めてのことである。インドと相前後して、中国も無人探査機を相継いで月面に着陸させたようだ。アメリカのアポロ、旧ソ連の「ルナ24号」に続くものだ。こちらの方は、一寸きな臭い、月面に大量にあるヘリウム3の権益を確保するためのものだという。中国が月探査に力を注ぐのは、地球にはわずかしか存在しないヘリウム 3が目的のようだ。ヘリウム3は次世代のエネルギー源である核融合発電の燃料として有望で、この計画実現すれば、わずかな量で莫大(ばくだい)なエネルギーを取り出すことができるとされる。インドはロシアと共同で月面に探査車を着陸させる「チャンドラヤーン2号」の打ち上げを予定しているし、2015年までに有人宇宙飛行も計画中だ。世界の宇宙に向けた関心は年ごとに大きくなっている。月での水の発見は元より、宇宙を自国のコントロール下に置こうと、熾烈な競争が続いている。【古今和歌集】525.夢のうちにあひ見んことを頼みつゝくらせるよひは寝んかたもなし (よみ人しらず)夢の中で逢い見ることを頼みつつ、日暮れる宵は、眠りようもない(恋したい、眠れぬ夜を迎える女の歌)
2018.08.23
コメント(0)
今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄の往復だ。中学校のサマースクールに参加したが、今日が最終日。何時もより多くの生徒が集まってきた。然し、ほぼ半数は、途中で帰って行ったようだ。昼食をまた、桃谷楼で採った。この所一頃の殺人的暑さは峠を越したようだが、なお、蒸し暑さが続く。明日に予定していた友人とのゴルフも、台風接近のために大事を取って延長する事になっている。台風がもたらす湿った空気が、蒸し暑さの原因だ。***アメリカとトルコの関係がぎくしゃくしている。トランプとエルドアンは共に独裁色の強い大統領であり、一時はとしも意気投合したかに見えたがどうもしっくりいっていないようだ。安倍のようにいつもペコペコしていてもなかなかしたたかなトランプだし、方やエルドアンは、憲法を変えてまで、自分の思いのままにしようとの互いに癖のある人物だけに、一旦拗れたら、何処まで行くのやらという感じだ。昨日の新聞には、トルコがアメリカをWTOに提訴したとある。アメリカがトルコから輸入する鉄鋼・アルミの関税を他国の2倍に引き上げたのがWTO違反だというのだ。これに対し、トルコも関税を2倍に引き上げるなどして反発している。アメリカが輸入するトルコの鉄鋼は昨年11億ドルで、メキシコやロシアに次ぐ6位。日本を上回る。これに他国に対する税率の2倍となる50%の関税をかけたからたまらない。エルドアンも対米強硬路線を貫く覚悟だ。トランプは、中国とも貿易摩擦を起こし、今泥沼の関税強化合戦の最中だ。トルコと事を構える余裕など無いはずだが、そこには、深い確執が背景にあるようだ。今回の関税引き上げに至った原因は、2016年7月にトルコで起きたクーデター未遂事件をアメリカのブランソン牧師が支援したとしてトルコ当局が拘束したことから端を発している。皮肉にもブランソンの属する教会は、トランプの選挙支持母体の1つである。いつまでたってもトルコが牧師を解放しないことに業を煮やしたトランプは、トルコに対する経済制裁を発表するに至ったのである。このことで、通貨トルコ・リラが急落して他の新興国通貨も「連れ安」になる展開になっている。とはいえ、トルコ経済はかなり前から危険をはらんでいた。確かにエルドアン大統領が権力を握って以来(首相時代を含む)、トルコ経済は外国資本と建設ブームに支えられて急成長を遂げてきた。だが、最近の世界的な金利上昇と、新興国ブームの一服感から、トルコの好況にも終止符が打たれる可能性はあった。トルコの対外債務の大部分はドル建てのため、大幅な通貨安はその負担を重くする。エルドアンは窮地に立つことになるが、それでも強硬姿勢を崩さない。その後エルドアンが2017年5月に訪米した際、にトランプはブランソン牧師の釈放を3回も要求しているが、応じていない。加えて(というか、こちらの方が大きな問題かも知れない)、トルコによる「イランへの経済制裁破り事件」がある。トルコがイランから石油を輸入した際に、アメリカが金融制裁を科している(イランに対してドル決済を認めていない)イランへ、トルコとイランの国籍を持つレザ・ザラブを介して巧妙な手口で、ドルの支払いをさせたという問題だ。これに、トルコで2番目に大きい国営銀行ハルクバンクの元副頭取が荷担したとして、アメリカの法廷で禁固32カ月の実刑判決を受けた事件だ。頭の整理に、もう少し詳しくザラブの手口を述べると、トルコがイランから買った石油の代金を、ハルクバンクのイラン口座に入金すると、それをハルクバンクは、同行内のザラブの口座に移す。ザラブはそこから引き出した資金を使ってイスタンブールで金の延べ棒を買い、ドバイに飛んで、そこで金をドバイの通貨に換え、さらにドルに換金する。そうして、再びトルコに帰り、イランがハルクバンクに持つ口座にドルを振り込むことと言った手口を何度も繰り返したということだ。ザラブの証言が真実ならば、この事件は1兆円をはるかに超える米国史上最大の制裁破りとなる。この事件には、ハルクバンクの頭取も荷担しているとの疑惑もあり、今後、アメリカがハルクバンクに制裁金を課することも考えられるので、トルコ国民や、事情通の外国投資家がトルコ・リラを見放す行動に出ているのだ。そこで、トルコ・リラは売られリラ安が進行している。これは、ユーロにも影響し、ユーロ安の懸念も出始めているとのことだ。更に、問題なのが、トルコは、アメリカの盟友イスラエルの敵であるイスラム原理主義組織ハマスをも支援しているということだ。ハマスは「ムスリム同胞団」のパレスチナ支部を起源としている。サウジアラビアなどが2017年6月にカタール断交に踏み切った時、サウジなどがカタールに要求していた柱は「イランとの親密な関係を止める」「他国の政権批判をする衛星放送アル・ジャジーラを閉鎖する」「テロ組織の支援を止める」だった。このテロ組織とはムスリム同胞団を指している。この一連のサウジーカタール騒動では、トルコは、「カタールを守る」として5000人の兵士をカタールに派遣し、食料の空輸も行ったのだ。まだある。トルコは、2016年に起きたクーデター未遂事件の首謀者とされる、アメリカ在住のギュレン師の身柄送還を何度も求めていたが、アメリカは拒否している。こう言った背景の下、エルドアンとトランプは、ことごとく対立しているわけだ。共に強権(強い大統領)を売り物にしている両者は、双方とも引くことは出来ないという面子がある。現在では、最早、その問題を通り越して、対立がどんどんエスカレートして、報復関税の応酬に発展している。今回のトルコのWTO提訴で両国の対立はより深刻になると見られている。アメリカとトルコ間の大人のケンカが市場の危機に結びつくことが懸念されているのだ。ドイツのメルケル首相も「トルコ経済が不安定となることで得をする者はいない」「ドイツはトルコの繁栄を望んでいる。それはドイツにとっての利益である」と発言した。これは、NATO加盟国同士の争いに欧州が巻き込まれたくないという意思表示でもあるようだ。こう言った一連の流れから、今度はカタールがトルコに接近して、支援体制を表明し、トルコは、アメリカの仕打ちに反発して、中国やロシアへの傾倒していくといった流れが見える。アメリカ・ファーストもここまで来ると、最早座視することは出来ないのでは無いだろうか。【古今和歌集】524.思ひやるさかひはるかになりやする まどふ夢路にあふ人のなき (よみ人しらず)もの思う境(夢の中)は超えて、はるか遠くになってしまったのか、惑う夢路で逢う人がいなくなった
2018.08.22
コメント(0)
今日のウォーキングはこのところの疲れを取るために中止して、完全休養日とした。病院への通常検診の後、中学校のサマースクールに参加した。私1人が参加し、連れ合いは、京都での三人会に出掛けていった。***京大チームがiPS細胞を用いて血小板を作り、血小板が減る難病患者を治療する臨床研究の申請を国に提出した。人工多能性幹細胞(iPS細胞)が作成されて、10年が経過した。之までも目の難病である加齢黄斑変性の臨床応用(理研)を初め、虚血性心筋症に対して、心筋細胞をシート状にして治療を試みる(阪大)応用、さらには、パーキンソン病に対して、脳細胞をiPS由来で作成し脳に移植する試み(京大)と、その実用化の道は、着々と開かれているようだ。そして、今回の血液の病気を治す試みがこの仲間に加わったと云う事だ。血小板は、血液成分の一つで怪我をしたときとか、体内での出血時に、出血を止める大切な役割をする。血小板は重要な血液の成分なのだ。しかし、この血小板が減少する「再生不良性貧血」というやっかいな病気があるという。この血小板を不良性貧血患者自身の細胞を使ってiPS細胞を作成して、患者本人に輸血の形で戻して血小板を補い、症状を改善させるための臨床研究を実施しようというものだ。今回も京都大学の研究チーム(江藤教授)が申請している。今月末の29日には審議されるとのことだ。そして、厚労省の認可取得後、患者に説明がなされ、同意を得てのちの臨床試験(輸血)に映るという段取りで、目標は今年中に実施したいとしているが定かではない。現段階では、患者の募集は行わず、国の認可後決めるという状態だ。京大では、一般的に対応できるように他人のiPS細胞から血小板を作って多くの人にできるような研究も行っているが、これはまだ発表の段階ではないという。さらに、進んで、血液ガンに対しても用いることのできるような研究も進められているとのことだ。iPS細胞の臨床例としては4例目だが、血液の成分を移植するのは勿論初めての試みだ。之までも、一般的に患者に対しては、血小板を輸血するなどの治療が行われているが、拒絶反応を起こしやすい人には輸血することができなかった。京大の研究チームは、この難病の患者の内、拒絶反応を起こしやすい体質の1人を対象にして、患者自身のiPS細胞を使って臨床研究を行おうとするものだ。之までは、治療費の関係や、時間的な問題から予め他人の細胞からiPSを作成して、別の患者に採用するなどの方法が取られているが、その場合は、拒絶反応が起こることが予想され、そのため、リスク回避のため余分な対策を必要とした。今回は、自身のiPS細胞を使うため拒絶反応はほとんどないとみられている。そういった場合の安全性、有効性を確認する事になる。これ以上は専門的すぎて、なかなか理解しがたいが、大略次のような事らしい。人工血小板は、患者の末梢血単核球(血液細胞)から単核球細胞を集め、それからiPS細胞を作成すると云う事だ。患者自身の細胞からiPS細胞を作り、巨核球細胞株という細胞の集まりを作り出し、マスターセルとして凍結保存しておいて、それから血小板を取り出して、患者に輸血するということになる。輸血は3回に分けて行われ、2ヶ月毎に投与量を増やし、1年掛けて経過観察と、安全性や有効性を確認していく。通常は、巨核球細胞株は増殖することはないのだが、特殊な力を加えて、分裂していくらでも数を増やすことが出来るようにするということだ。増やすことが出来る故に株と表現されている。現在献血という制度があるが、高齢化が進めば、献血の量も減少していくことが考えられる。この場合の補完システムとして位置づけられれば良いという考えだ。なお、同チームでは赤血球を作る研究も進められているとのことだ。様々なiPS細胞の利用方法が考えられているが、iPS細胞は、ES細胞と違って、生まれの異なる部位からの、又目指すところは他人の細胞から予め製作しておくと云う事を目指しているため、どうしても拒絶反応や、がん化のリスクをぬぐい去ることは出来ない。今回の血小板については、基本的に増殖しない性質があるため、がん化の恐れはないとは見込まれているものの、単核球細胞を収集するときに品質の悪い細胞が紛れ込む可能性も否定できない。そんな、非常時の場合の対応として、移植前に放射線を当てるなどして、悪い細胞を除去することが考慮されている。アメリカは、日本が特に慎重な倫理面で、緩やかなのか、胚を元にしたES細胞の研究が進んでいる。日本とは戦略的に異なったアプローチを取っているわけだ。日本も最近ではES細胞を使う研究も成されているが、日本が世に誇るiPS細胞については、国を挙げて推進することが成されている。徐々にその結果が出てきつつあるが、完全に治療の一角に組み込むまでには、まだ相応の時間が掛かることは否めない。普及するためには、時間的な問題と、高いコストをいかに安く出来るかが問題になる。今回の血小板作成の費用は、患者自身の細胞からiPS細胞を作るために、5000万円と高価になっているとの事だ。血液製剤を補うためには、コスト低減が欠かせない課題なのだ。高額な費用を掛け、理論的には治癒が期待できると云う事では、庶民が簡単に施術を受けることはできず、国際的にも売り出すことは出来ない。手軽にiPS細胞を使って、治したんだという会話が巷間飛び交うためには、私の場合は、間に合わないのだろう。【古今和歌集】523.人を思ふ心は我にあらねばや 身のまどふだに知られざるらむ (よみ人しらず)人を恋しく思う心はもう自分ではないようで、身体の方が惑うことさえ感知しないのでしょう
2018.08.21
コメント(0)
今日のセミウォーキングは上牧駅裏から梶原高架下迄で、帰りはシャルマンを通った。中学校のサマースクールに参加した。今日は、少し人数が少ないようだった。***久しぶりに美術鑑賞だ。日経日曜版に4日に亘って掲載された、スペインのロマン主義画家フランシスコ・デ・ゴヤ (Francisco de Goya:1746-1828)の作品だ。作品と共にその時代背景の解説が成されていたが、これも面白く読んだ。スペイン独立戦争辺りの背景から、理解していくのが望ましいが、何しろヨーロッパの王室くらい複雑なものはないので、端折りながら見ていく。私と連れ合いもスペインのプラド美術館へは行ったことがあるのだが、何しろツアーに組み込まれた短い鑑賞時間だったから、実際の絵画の記憶は数えるほど敷かない。先ず、「裸のマハ」と「着衣のマハ」だが、女性の裸体画を部屋に飾ることなど当時のスペインでは考えられなかった事だ。マハとは粋な下町娘という意味だ。それは後に付けられた名前で、ゴヤ自身が付けたのではない。この絵の所蔵者は宗教裁判に掛けられたという。「裸のマハ」の発注者はカルロス国王夫妻の寵愛を受けた宰相ゴドイで、当時の政治を取り仕切っていた男だ。女性関係にも精力的で、王妃のマリア・ルイサとも愛人関係にあり、アルバ女公爵とも情を通じてたと言われる。ゴヤは、国王夫妻のお気に入りで宮廷画家まで上り詰めた男だが実権を握るゴドイ宰相の思惑も聞く必要があったわけだ。この時代の上流階級では、趣向を凝らしたヌードを愛好する風習があったようで、ゴドイは、私邸で賓客をもてなすためにゴヤに命じて描かせたのが、「裸のマハ」だという。それを隠すために、後に「着衣のマハ」を描かせ、「裸のマハ」を被うように掲げていたのだとのことだ。「裸のマハ」が精緻に描かれているのに比べ「着衣のマハ」の筆致は荒く、手早く描かれているのはそのためだという。写真などで見る限りは、そんな差は今まで気づかなかった。モデルがアルバ女公爵だとする説は、その描かれた時期から考えられないとのことだ。描かれた時のアレバ女公爵は38歳で、とても画のような体型を保つのは無理だろうとのことだ。いやはや、現代なら、一笑に付されるようなことが当時はまともであり、女性の老ける(体形が崩れる)のも早かったようだ。同時期くらいに描かれた「黒衣のアルバ女公爵」と比べてみると、なるほどと思わせるものがある。ゴヤは人間の不安や不条理を表現するようになり、その道の先駆者として仰がれるようになった。ドラクロワ、マネ、ルドン、セザンヌ等は、ゴヤの作品に魅了されたとあり、多分に影響受けたであろう。後のピカソなどもゴヤは別格の存在であったようだ。「ゲルニカ」などもゴヤに刺激を受けたものだという。改めてゴヤの偉大さを思う。然し、ゴヤの実態は、案外と世俗的で、立身出世に一喜一憂し、王侯貴族にあこがれ金銭に執着して生活していたとのことだ。ゴヤの竹馬の友、サパテール宛ての書簡でそういったことが明らかになった。主席宮廷画家に上り詰めた、ゴヤが、渾身の力で1年近くかけて描いたのが「カルロス4世の家族」だ。この絵画はプラドでの鑑賞時にも印象に残る作品で、他に比べて、とてつもなく大きかったのを覚えている。「カルロス4世の家族」には、愚鈍とも揶揄された国王カルロス4世が黒い服装で、凛々しい姿で配されている。その左で、ほぼ画面の中央には、実力者ゴドイと情を通じていたという、実質的な支配者の王妃マリア・ルイサが幼いふたりの子供を伴って描かれている。この絵の出来栄えに王妃マリア・ルイサは大変満足したと伝えられているが、それも頷ける。本作は、前世紀の大画家ディエゴ・ベラスケスによる王族一家の集団肖像画「ラス・メニーナス(女官たち)」を意識して描かれているが、各人の目線が一定ではない点、何かしらゴヤの宮廷を見る目が隠されているとのことだ。ゴヤ自身の姿も、左の端に暗く描かれている。その後ゴヤは、重病で、聴覚を失うことになった。後半生は、無音の世界に生きた画家で、その分目に見える世界への目は鋭くなったといわれる。王家だけではなく、多くの肖像画を手がけたゴヤだが、聴覚を失う前後で、その作風は明らかに違っていた。そんな肖像画の到達点を示す名作が「サバーサ・ガルシア」だ。有力政治家ペレス・デ・カストロの姪に当たり、漆黒の背景に、無駄な装飾を排して、女性の顔、とりわけ強い眼差しに焦点を当てた、描写は、女性の美を余すところなく表現している。サバーサが、結婚し立ての16歳の時の肖像と言われるが、叔父カストロの肖像画を描いていたときに中断を乞うて、描いたと云うから、相当に気を引かれる美人であったのだ。1808年にマドリードで起こった民衆の暴動は長い戦争の発端だった。「1802年5月2日」はその時の戦闘を描いた作品だが、民衆が向かったのは、フランス軍の親衛隊に編入されていたエジプト人傭兵だ。壮絶な迫力で描かれているが、この暴動はフランス軍によってすぐさまによって鎮圧された。そして、翌「8月3日」がそのまま画題になった、マドリードでの暴動の首謀者達を銃殺する画だ。黄色いズボンで白いシャツの男が、今正に銃殺されようとしている。足元には、既に銃殺された何人かが横たわっている。方やの銃口を向ける兵士の顔は見えない。あまりにも衝撃的な、この絵は、それまで絵画の題材とされてきた内容と全く異なるリアルな歴史上の事件を捉えたものだ。ゴヤの名声を不滅のものにしたと云っても良いだろう。ナポレオンが、フランス領土を拡大せんと、スペインに押し寄せた一連の戦闘状況を、「8月2日」と「8月3日」に凝縮して表現しているのだ。元は、カルロス4世の、政治に無関心さが呼び寄せたものだろうか。あの「カルロス4世の家族」で、左の方に青い服で描かれていた息子のフェルナンド7世との親子の対立が、招いた結果とも云えそうだ。ナポレオンがこの親子をスペイン国境に近いフランス西部のバイヨンヌに呼び付けたそのすきにこの暴動が起こっている。やがて、スペイン民衆の蜂起は全国に広がり、さしものナポレオンもゲリラとの戦闘に疲弊して、スペインは独立を果たすことになる。そして幽閉先のパリから戻ったフェルナンド7世だが、その後は、民衆の期待とは裏腹に、絶対専制を敷くようになる。「裸のマハ」を描いたゴヤも告発の対象となった。晩年のゴヤは、「アリエータ医師と共にいるゴヤ」を残している。重病にかかり、医師アリエータに献身的な看病をして貰った感謝を込めての作品だ。この時「聾の家」と呼ばれる別荘で、ゴヤは悲壮な気持ちで、陰鬱な画を描いている。中でも「我が子を食らうサトゥルヌス」は異常だ。新聞の記事を読んで、ゴヤが如何に追い詰められていったかが思い知れる。1824年78歳になったゴヤは、フェルナンド7世にボルドーでの療養という、虚偽の申し出をして、パリに逃れ、人間のグロテスクな面を描く版画集などを描いていった。やがてボルドーに戻り、そこが終の棲家となった。フェルナンド7世治政下ではもう故国に戻る場所が無かったと云う事だ。そこで描いたのが、今までに描いた画よりも清新な「ボルドーのミルク売り娘」の肖像画だ。この絵は,ゴヤの作品ではないという説もあるようだが、後の研究に待ちたい。又、有名な「巨人」はゴヤの作品ではないと分かっているようだ。そして最後の作品、白髪に杖をついた老人を描いた黒コンテ「それでもわしは学ぶぞ」を残して、壮絶な82歳の生涯を遂げたとのことだ。【古今和歌集】522.行く水にかずかくよりもはかなきは 思はぬ人を思ふなりけり (よみ人しらず)流れていく水の上に数書いても消え去ってはかないが、さらにはかないのは、思ってくれない人を慕って思うことだ
2018.08.20
コメント(0)
今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄の往復だ。大学の同窓会を台北で開くことになって、姫に頼んで、台湾行きの航空券を手配して貰った。電話一本でかゆいところに手が届くようにやってくれるので、頼もしい限りだ。インターネットなどが得意でない友人に云ったら、とても羨ましがられた。夕方、何時ものカラオケ大会があった。最初の2曲は、店の社長を入れて、14人の参加だった。2曲目が終わって5人かが帰り、3曲目は9人で楽しんだ。予めお金を拠出しておいて、歌った後に、機械が評価点を出すのと申告点との差が申告点を超えない範囲で、小さい者が勝つという方式で楽しんだが、私の1曲目の「思い出酒」は惜しいところで+2点となり、2曲目の「大阪しぐれ」は逆に-7点、3曲目の「みちずれ」も-7点と、配当の範囲には入れなかった。連れ合いは、1曲目「春待ち坂」は+3点だが、なかなか聴かせた。2曲目「釧路の夜」は-18点と、申告点があまりに低かったようだ。然し3曲目「思案橋ブルース」は-1点となり、同率2位で、配当を得ていた。友人はと言えば、1曲目「男の背中」で-1点とこれは単独トップの配当を得ていた。然し、2曲目「流恋草」では+8点、3曲目「想い出迷子」では-2点と惜しいところまでだったが、配当に至らなかった。結局私だけが無配当の拠出だけに終わってしまった。今日はことのほか飲んだような気がする。***今年は暑い。この暑さのはじまりは、7月中頃からだったように思うが人間というのはいい加減なもので、正確な日などは覚えていない。然し暑かったおかげで、猛暑に関する気象上の諸問題を勉強することが出来た。このブログにも何回か取り上げたが、正直殆ど覚えていない。今日は、世界的な猛暑や干ばつで、農作物の作柄が悪化(前年比で、1割の減産)しているという紹介記事があった。欧州やオーストラリアでは高温が続いて、小麦が6年ぶりの減少だとか、アメリカやブラジルは降水不足などでオレンジなどがやられているという。集中豪雨の日本から分けてあげたい気分だ。更に、中国では、にんじん、ゴボウの根菜類が一部硬くなるなどの被害が起こり、マダガスカルでは、バニラ豆の実が落ちるなどしている。こうしたことから農作物の輸入価格が上昇し、価格が上がるだろうとの懸念がある。さらには、品質の十分でないものが入ってくる可能性も否定できない。日本では、7月には、異常気象が続き、2週間連続の真夏日と、その内6日の猛暑日といった具合に例年に見ない極めて暑い日が続いた。更に、5年ぶりに日本最高気温更新する41.1℃を熊谷市で計測した。このため国産のキャベツや、レタスなどの葉物野菜やキュウリなどは、必然的に高騰している。買物時に連れ合いなどは常に驚愕の声を上げている。生産地の群馬などでは、キャベツの玉が小さくなったり、病気が発生したり、と結構な被害が出ているようだ。レタスの産地の長野も高温のためレタスが腐る被害が出ているのだ。小麦は、パンやうどんの原料となるが、今年は、3年ぶりの価格高騰となっていて、年初より既に3割高くなっている。更に干ばつが続いて更なる生産量の減少が懸念されている。パン食の多くなった私などは、諸にあおりを食いそうだ。新聞などでは、こう言った主食の値上げは消費者が特に敏感で、消費離れをおそれ、パン屋も、うどん屋も価格転嫁の時期については悩むのだそうだ。だが、単純にパン食を離れて、米食に切り替えるというわけにはいかない。過度に気温が高い日が続けば、米の生育にも当然影響が出てくる。米所新潟では、夜間の気温が23℃程度になるように、水田の水量調整や、肥料の追加などに気を遣っているとのことだ。オレンジに関しても、主要生産国のブラジルは雨が少なく、アメリカも熱波の影響で、作柄は悪化しているとのことだ。事によっては輸入されるオレンジ玉が小さくなっているかも知れないという。逆に異常気象が値下がりを呼ぶ場合もあるようだ。オーストラリアでは、降雨減で、干し草が少なくなるため高騰し、それを察知した農家はエサ代を抑えようと早めに牛を出荷するので現時点では牛肉が安くなるという現象だ。ヨーロッパも猛暑で、一般の農作物の被害は世界中と同じ傾向だが、事ブドウに関しては、豊作のようだ。ブドウは、日照の強さが収穫量の増に繋がると共に糖度も増し、品質の向上に繋がるのだという。従ってワインは冷夏だった昨年に比べると、豊作が見込まれるために、期待が持てそうだとのことだ。しかし、ブドウもただ日照量が多いばかりではワインの渋みを傷つけるとかで、適度の降雨は必要という。何とも、人間同様、一寸したバランスの欠如で、収穫などが大きく変わるものなのだ。正に「風が吹けば桶屋が儲かる」的な因果関係はこういう所にも出てくるものなのかと感心する。この猛暑は、世界的な現象であり、日本ばかりではなく、アメリカやアフリカなど世界各地で、最高気温を更新しているようだ。地球温暖化の傾向と関係があるとされている。間氷期の事であり、そういった議論はおかしいという向きもあるが、最近のようにこのような暑さが続けば、地球温暖化に与することも自然のような気がする。まして、1981年から2010年までの日本の平均気温(偏差値)が、100年当たり1.19℃も上昇しているとのグラフを見せられると、納得せざるを得ない感じだ。この傾向は、世界でも同じで、世界の年平均気温は、1891年以降最も高く過去100年間で、0.72℃上昇したとのことだ。WMO(世界気象機関)によると、今年7月に、アルジェリアのサハラ砂漠で51.3℃、アメリカカリフォルニア州で52.0℃に達したとか。更に通常は寒い地方と思っている北極圏でも、気温は上昇して、30℃を突破したと聞くと驚く。ノルウェーで、33.5℃、フィンランドで33.4℃を記録し、各所で火災が発生している。温暖化が進むと、気温の上昇に伴い、水蒸気量が増え、雨が増加する方向になる。西日本を襲った集中豪雨も、元を正せば、温暖化だと云う事になる。西日本豪雨の時に、積乱雲が風上で連続して発生し、風下では雨が激しく降り続けるバックビルディング現象によるものだとの話があったが、その因果関係は必ずしも共通した認識ではないようだ。ともあれ、温暖化で、集中豪雨の機会が増えるようで、国交省では、21世紀末には、1級河川の氾濫で洪水がもたらされるリスクは現在の4倍にもなると予測している。えらいことだ。温暖化の防止には、CO2排出を減らすことが求められているが、なかなか実行は難しいようだ。今すぐ効果が出るものでも無いので、危機感は薄く、まるで我々は文字通り「ゆで蛙」状態に置かれているようだ。【古今和歌集】521.つれもなき人を恋ふとて 山彦のこたへするまで嘆きつるかな (よみ人しらず)冷たい人だけれども恋しくて、山彦が答えるほど大きなため息をついてしまったよ
2018.08.19
コメント(0)
今日は高槻カントリーで、年1回の高山右近杯ゴルフコンペだ。何時もの調子で、朝は、4:30に目覚めたので、プレー中は眠気が勝って、無茶苦茶になってしまった。矢張り休養は必要だ。北摂天神会からは、10人の参加で、私は、友人夫妻と3人で回った。午前中は涼しかったが、午後は矢張り暑かった。今日はコンペティーが、通常の白ティーよりも遠くに設定されていて、更にノータッチ、カップインであったので、日頃のゴールドティーになれた身には、全く歯が立たなかった。インからのスタートだ。No.10 TSは左のラフだ。3WでFWに戻すだけになった。3打を6Iで右ラフだ。4オンして、惜しい1パットを外して、それが3パットになってしまった。7打だ。友人も夫人も、ボギーだ。No.11 145YDショートでピンは下段だ。5Iの当たり損ないでバンカー手前。2打をトップでGR向こう。3オンで、2パットのダボだ。友人はここをボギーとし、夫人は、1オンのパーだ。素晴らしい。(心が乱れている)No.12(クリーク) TSは、気持ちよく飛んだ。2オンはGR右だ。然し、そこから3パットと情けないボギーだ。友人は、TSを左の籔に入れたが、ナイスリカバリーの2オンだ。そしてパーを取った。夫人は、2打、3打をもたついてダボになった。No.13 やや打ち上げ。TSは少しダフリ気味に左ラフだ。2打も少々ダフリ気味でFW左。上手く3オンできたが、そこから又3パット(最後はボールがカップを覗いていたが)、いただけないダボだ。友人は、ボギーで、夫人は7打だった。No.14 (打ち降ろし)145YD。3Wでダフリ、池の中へ。3オンで、2パットのダボだ。友人は1オンでパー、夫人は1オンながら3パットでボギーだった。No.15 TSの当たりは先ず先ずだが、少しひだりに引っかけた。ラフから3Wで、FW左に良い感じで飛んだ。3オンしてボギーだ。友人も、夫人もここはボギーだった。(やっとややまともだ)No.16 TSは右に出て、ラフだ。2打を、3Wで天ぷらだ。(何時もの悪い癖だ)3打は、5Iで良い当たりの100YD残りだ。然し、そこから、池に入れ、罰打1つの6打が7オンして1パットの8打だった。(最早何をやっているのか支離滅裂)友人は、ここで、3打をGR右カラーに乗せた。何と1パットで沈めバーディーだ。(彼我の差は目も当てられぬ)夫人は1パットで、ボギーだった。No.17 ここは打上だ。TSは、良い感触で当たり、FWだ。2打を3Wでは少し、届かない右ラフだ。ここで又気弱に中途半端な振りで、GRに届かない。4オンで、1パットのボギーだった。(これも残念だ)友人は、3オンのボギーで、パー逃しを悔やんでいた。夫人は、ダボだった。No.18 (最後池越え) まずまずの当たりで、FW右だ。何と2打を空振りした。(考えられない、今日の象徴か)3打で右ラフに運び、4打は、距離は良いがGR右だ。5オンで、惜しい1パットを逃して、ダボだ。(良いところが無い)友人は、TSをかなり飛ばしたが、2打を、右土手に打ち込み、結局ロストボールだ。(実際は2打を打ち直していた)最後3パットも手伝って8打終了だ。夫人は、良い当たりの連続で、ボギーで上がっていた。午前が終わっても、眠気は覚めないというか、頭がぼーっとしていた。今日は消化試合みたいだ。No.1 TSは良い当たりで、ナイスショットと云ってくれた。2打の3Wはそれでも少し届かない。3オンして1パットのパーだ。(これは良かった)友人は、2オンしながら、何と、4パットで、ダボだ(考えられない)夫人も調子悪く、7打だ。No.2 TSは当たり悪く、右ラフだ。2打はFWの良いところに飛んだ。3打のアプローチをトップでGR向こうだ。4オンして2パットのダボだ。友人はここを3オンして、何と、またまた4パットの7打だ。夫人も7打だった。(攻守所を変えた風だ)No.3 TGは何時もはかなり前方だが、今日は100YDは遠い。TSは、先ず先ず成功だ。2打は、当たり悪く、ゴロ気味だが、残り100YDだ。3打を、GR左のカラーで、4オンして1パットのボギーだ。(これもアプローチで乗せられないのはいけない)友人はここでも、カラー部からチップインして、ボギーだった。夫人はダボだった。No.4 110YDだ。8Iで左に引っかけてバンカーだ(これも痛恨)。2打もバンカー、3打でやっと出て、4オンの2パットはダブルだ。今日を象徴するホールだ。友人はこのホールもGR向こうのカラーから1パットで沈めてバーディーだ。夫人は、GR手前だったが、ボギーだ。No.5 このホールは何時もは相性が良い。TSは先ず先ずで、少し左のラフ。2打をシャンクして右ラフ。3打を、まずまずのFW右。然し4打を、右のバンカーに入れた。5オンしたのは良かったが、そこから又3パットだ。トリプルは痛い。友人は、3打をGRオーバーし、4オン2パットのボギーだった。夫人は、ここを果敢に3オンしてパーを取った。夫人も相性が良いホールだ。No.6 TSは良い感じでFWCRだ。2打も良い感じで、FWだ。然しここでトップしたものの結果はオンした。然し、そこから3パットで、これも頂けない。友人は、2打を籔を超えて、GR右手前のラフだ。3オンしたが、又3パットで、私と同じになった。夫人は、ここを平然とボギーで上がった。No.7 長いミドル。まあ良い当たりでFW右だ。2打も超良い当たりで残り100YD。3打でまたしても届かず(何をやってるのかという感じ)、しかも4打をトップでGR向こう。5オンで、2パットのトリプルだ。友人は、TSは良く飛んでいたが右ラフ。そこからチョロしてFWCRだ。然しそこから乗せてきた。(之が凄い)2パットのボギーだ。夫人は、私と同じ経過で、トリプルだった。No.8 146YD。今日のピン位置はバンカーの向こうだ。TSは3Wで、右にOBした。打ち直して3打目をGR向こうに飛ばし、4オンで、2パットのダブルだ。友人は1オンしてパーだ。夫人は、バンカーに入れたがダボで上がった。No.9 TSは一寸左の土手で跳ねてラフだ。2打を5Iで斜め部の下の方迄飛んだ。3打をまた5Iで残り100YDだ。然し4打で乗らず、5オンの2パットでダボ終了。友人も夫人もここは、ボギーで上がっていた。後ろから打つと云う事が圧迫感になって、ショットもパットも上手くいかなかった。眠いと云う事は、疲れが溜まっていたのだろう。
2018.08.18
コメント(0)
今日のセミウォーキングは高浜堤から上牧堤迄で、帰りはシャルマンを通った、今日は歩幅が広かったのか、追加でマンボウを超えて、調整歩きをした。昼食で桃谷楼迄出掛けた。***韓国の高速鉄道(KTX)のソウルと仁川国際空港を結ぶ路線が9月に、開業からわずか4年で廃止となるようだ。原因は、乗車率の低さだという。空港利用者を当て込んだ路線だが、既に運行されている高速バスから乗客を奪うことにはならず、競争に敗れた形だ。見透しの甘さが露呈した形だ。韓国鉄道公社が運営するKTX全体の乗客数も2017年に前年割れとなっていて、平昌冬季五輪に合わせて直前に新設した路線も順調では無いという。2010年に政府肝いりで、全国に高速鉄道綱を拡大する構想が発表され、2020年までをメドに主要都市間を最高時速200km/h超で走行できる路線で結び、全国土の95%の駅を2時間台で移動できるようにするというものだった。投資額は約100兆ウォン(約7兆円)。政府は構想が実現すれば地域経済の生産を年間90兆ウォン(約6兆4000億円)押し上げる効果があると見積もっていた。そういった全体構想の下に建設が進められ、2004年にソウルと釜山を最高速度300km/hで結ぶ路線が開通した。2010年秋には、韓国南東部の東大邱から、新慶州、蔚山を経由して釜山に達する専用軌道延長工事も完成した。ソウル-釜山間が最短で2時間18分となり、KTX開通前に比べて半分以下に短縮した。更に、2017年までに南西部、全羅道の木浦に延びる路線も完工し、所要時間は大幅に短縮した。之に呼応して、在来線の直線化工事などを進め、主要都市を結ぶ路線の最高速度を段階的に230~250km/hに引き上げられている。そして、ソウルから仁川国際空港にもKTXを運行する計画が進められていた。当時の韓国政府の見通しとしては、この高速鉄道(KTX)がもたらす経済効果は、延べ230万人の雇用創出と、1日あたりの鉄道利用客が2025年に77万人と2007年比の約2・5倍の増加を見越していた。さらに、モーダルシフトで、温暖化ガスの削減を後押しする効果も高いと目論んでいた。最初は、順調に計画が進められていたが、2011年には高速鉄道(KTX)で故障が相次いだ。折も折、2011年7月23日に中国浙江省温州で起きた高速鉄道事故は、韓国でも大きな話題となったようだ。政府は、この機に海外への輸出を目論んでいただけに一抹の不安が、起こったのも確かだ。本当にKTXは大丈夫なのかという声も聞かれたようだ。政府は、中国の事故のようなことは絶対に起こらないとしながら、自国のKTXの安全性について聞かれると、とたんに歯切れが悪くなったとのことだ。というのも、中国での惨事の直前に、KTXの故障や事故が相次いでいたからだ。2011年2月、ソウル近郊のトンネル内で、走行中の10両編成のKTXのうち6両が脱線するという大型事故が起きた。幸い死傷者は出なかったが、一歩間違えば大惨事になる脱線事故だった。この事故は、安全や運行管理を完全外注化し、作業員が、要所のナットを締め忘れた事による事故だった。また、安全確認よりも定時運行を優先したことが背景にある。又韓国鉄道の公社化に伴い全労働者の15%を超える5115人を削減する人員整理が行われたこともその原因の1つに数えられている。続いて、2011年5月10日には京畿道を走行中のKTXの温度監視装置から異常を示す信号が出て、調査の結果、重さ数百kgの減速機が脱落寸前の状態で発見されたのを皮切りに、7月1日にはソウル郊外の駅に到着しようとしたKTXの歯車部分から煙が出て列車が遅れる故障もあった。また、2011年7月15日に原因不明の煙が発生し、1時間近く発車が遅れるトラブルが発生したほか、17日には慶尚北道のトンネル内でKTXのモーターが故障し1時間以上停車して立ち往生したり、空調の異常等が続発したりした。何と、立て続けに36件の事故や故障が集中的に起きたのだ。その後も、2013年8月31日に、韓国南東部の大邸駅でソウル行きの急行列車が韓国高速鉄道(KTX)の列車に追突し、追突されたKTXが脱線、反対方向から走行してきた釜山行きのKTX列車が接触するという3つの列車が絡む事故を起こしている。高速鉄道を政権(李明博)の輸出拡大戦略の柱としていただけに、車両や運営に根本的な欠陥があるのではないかとの声も出始め安全性への疑問が急にわき上がったという所だ。KTXはフランス、アルストム社のTGVの技術を導入して2004年に開業した。しかし、故障の多くは韓国が国産化技術として開発し、2010年に投入した新型車両「KTX山川(サンチョン)」に集中していたのだ。自国の技術の高さを披露し、輸出を有利にと、「国産技術車両」である「KTX山川」を投入したのだが、裏目に出たという所だ。この事故で、ブラジル高速鉄道入札延期が続き、受注活動に影響が出ていた。鉄道車両については、「基本的な技術力も不足しているのに、国産技術開発にこだわるばかりで、構造的な品質問題を抱えている」との指摘もある。こう言った様々な事故を起こしてKTXだが、釜山-仁川国際空港間では、運営面でも誤ったようだ。仁川国際空港を利用する旅客数は、増加しているのだが、釜山からのKTXの利用者は、ソウルを回り込んで、仁川国際空港に行くことはせず、ソウル手前の光明駅で、高速バスに乗り換えるという選択肢を選んだという。光明で高速バスに乗り換えた方が、料金も安く、時間も14分早く着くことになるのだ。KTXから高速バスに乗り換える手間は、差ほど厭わなかったと云う事だ。高速バスに乗り換えた方が早く安いのは、高速バスには高速バス専用レーンが用意されているのとKTXの方は、この間を在来線と線路を共有しているため、時速300kmで走ることは出来ず、在来線の時速170km以下で走行することを余儀なくされたためだ。この、ソウル-仁川間の鉄道は、もう1つ平昌冬季五輪会場に直結するとの謳い文句で着工されたようだ。ここに来て、平昌冬季五輪が終わった今、その路線も利用客が格段に減っていて、全ての読みが当たらなかったわけだ。お粗末ながら、政治的思惑も国民の利便性などに対する感覚には勝てないと云う事だ。インフラへの投資は、金額も高額になる故に、事前の評価は、慎重であらねばならないと言うことだ。韓国はKTXを輸出して、柱にしたいとの思惑だったようだが、技術面の未熟さと、鉄道運営に関する見透しの脆弱さを露呈することになってしまったわけだ。【古今和歌集】520.こむ世にもはやなりななん めの前につれなき人を昔と思はん (よみ人しらず)もう早く来世になってしまってほしい、そうすれば今こうして思っている冷たい人も、昔のものと思うことができるのに(こむ世:来む世・・・来世)
2018.08.17
コメント(0)
今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄で、帰りも同じ道を通った。今日は、両親の墓参りに姉を伴って、連れ合いと3人で出かけた。まず、高速で、高槻ICから吹田で降りて、千里寺に詣り、一旦、家に帰って休憩して、改めて、大谷廟に出掛けた。何やら、無料の駐車場は、閉鎖(臨時か)のようだったが、腰が痛いのと、老人ばかりなので、と頼んだところ、廟に近い屋内の駐車場に案内してくれた。案外親切な扱いに安堵した。明著堂に詣って、線香を上げたが、風があって、少し暑さは、之までよりも緩やかに感じた。帰りに連れ合いの計らいで、姫が通っていた高校近くに新しく出来た、フォーシーズンズホテルでお茶をした。立派な落ち着いた1流のホテルでのコーヒーは、お値段もびっくりするほどに高かった。従業員に、外国人も多く見かけ、ホテル業界も人手不足なのだろうかと感じた。連れ合いが言い出さなければ、こんな立派なところには入らなかっただろうが、つかの間の贅沢に気分までリッチになった。***8月14日、イタリアで高速道路の高架橋が崩落し35人(43人?)が死亡、車20台(30台との報もある)が約50m(高さは約90mとする記事もある)下に落下と言った記事が出た。現場はイタリア北部ジェノバ郊外の工業地帯にあるモランディ橋の事らしい。このニュースは、ホテルにいたときにCNNニュースが流れていたのだが、一寸絶句するような事故だ。動画のニュースは正に橋が崩れ落ちる様子を捉えていてショッキングだ。イタリアのコンテ首相は「なぜ先進国で」とか、「この悲劇に大きなショックを受けている」 と言ったらしいが、正にあり得べからざる事故だと思った。橋は1967年に開通。全長約1.2kmのうち崩落したのは中央部の約100m(250mとする報もある)で、走行中だった車が落ちた橋の下には川や工場、一部住宅もある場所だ。鉄道の線路もあるが、列車は走っていなかった。また、新たな崩落の危険から、周辺では住民の避難が進められ、600人がホテルや公民館などに移っている。この橋はイタリアとフランスを結ぶ高速道路の一部で、毎日約4000台の大型トラックが通過する大動脈だ。また、橋はリグリア海に近く、塩分を含んだ風に常にさらされている。崩落の原因は不明だが、事故の直前にジェノバ周辺では強い雨が降っていた。老朽化を指摘する声もある。何度か補修工事をしてきたものの、最近はコンクリートの破片がボロボロと落ちてきたり、ひび割れが目立ったりと、年々状態は悪化し、付近の住民はここ数年、モランディ橋を通過する時には、振動が激しいので極力橋を使うのを避けていたという話もある。日本でもインフラの補修などが話題になっているが、まさか走行中の現役の橋が落下するとはと、驚くばかりだ。勿論イタリアでもインフラ整備・改修の遅れが問題になっていて、2016年と2017年にも相次いで高架橋が崩落する事故が起きていたとのことだ。イタリアの経済の低迷が背景にあるとのことだ。政府は道路など公共予算を近年、大きく減らしてきている。経済協力開発機構(OECD)によると、イタリアの道路への投資額は2006年に142億ユーロとEU内で、最大だった。だが、2008年の金融危機以降は急減し、2015年には51億ユーロと、独仏英の4~6割程度の規模にとどまってたとのことだ。正に、政治によって起こされた事故だとのことだ。道路会社は頻繁に橋の補修工事をしていたといい、「まさか落ちるとは思わなかった」と話しているそうだが、どのような根拠の補修だったのか、疑わしい限りだ。しかし、ジェノバ大学の建築学の教授は「モランディ橋の揺れ方は、異常だった」と証言していて、地元の建築関係者の間では、数年前から「モランディ橋を建て替えるべきだ」という声が上がっていたという。当時現場では暴風雨に見舞われていて、落雷もあったようだとか、橋も基礎部分の補強工事が行われていたといわれているが、橋梁の設計条件で、雨や雷が取り沙汰されるとは正に何をか況やである、之に反応して、フランスのマクロン大統領や、ロシアのプーチン大統領も支援の申し出をしているようだ。コンテ首相はすぐさま非常事態を宣言し、500万ユーロ(約6億3千万円)を復興に投じると発表した。イタリアでは、新しいものを作るより、古いものをできるだけ長く使うという価値観があるようだが、この考え方を変えるときに来ているとする意見もある。また、イタリアでは、良質な材料を使って丈夫な工法で作られた古い建物への安心感があるといい、これに加え、鉄筋コンクリートへの信頼も高いため、鉄筋造りのインフラへの危機意識が低かったという話もある。橋歴50年を超えているのだが、その割には、補修の質に問題があったと言う見方もあり、特に橋をつり上げていたワイヤ部分に原因があったのではないかと見る向きもある。橋の構造は鉄筋を包んだコンクリートの柱(パイロン)で橋桁を支える独特の構造だ。(現在の斜張橋の斜材が一本だけという構造)。この工法は1960年代には「時代の最先端」と評されたが、その後他の陸橋ではほとんど採用されなかった。この工法に欠陥があったかどうかについては、現在イタリア政府が調査している。この事件を、ポピュリスト政治家はEUの緊縮策(ドイツからの圧力)がもたらしたものだと云って、政治利用している。そういった問題もあるかもしれないが、EU側は、全くお門違いだと論破している。そもそも、少しでも建築に携わった者としては、政治上の問題の前に、明らかな構造欠陥や、不完全な補修の方を問題として捉えなければならないだろう。イタリアには老朽化が進んだ橋やトンネルが約300カ所あると云う。イタリアの高速道路は、ドイツやオーストリアに比べると、路面の状態が悪く、不具合な区間が多いともいう。そういう意味では、交通インフラの老朽化は、イタリア経済の疲弊を象徴したものだろう。そもそも、交通インフラが劣化した責任は、歴代のイタリア政府にあるという根本問題を提起している。インフラに対する根本的な考え方が甘かったのではないかというものだ。政治問題へのリンクはさておくとして、ふと、韓国の聖水大橋の落橋事故を思い出した。聖水大橋は、韓国の漢江に架かる橋で、1979年年に竣工したが、施工段階での手抜き工事のため1994年に突然崩壊し、通行中の乗用車やスクールバスが巻き込まれ、32人が死亡した事件だ。当時も雨が降っていたので妙に符合する。今回のイタリアの事故と似た様相だが、韓国の場合は、意図的な手抜きとのことだった。韓国が、イタリアがなどと云っていられない。日本も、いい加減な検査態勢やごまかしが横行しているのだ。一国の宰相が、嘘を平気でつき高級官僚と呼ばれる輩が文書を改ざんする、日本もその内大きな事故が起きるかも知れないのだ。【古今和歌集】519.忍ればくるしきものを 人しれず思ふてふことたれに語らむ (よみ人しらず)恋しい気持ちを言わずに我慢しているのは苦しいものだが、人知れずにあの人を思っているということを誰に話したらよいのだろうか
2018.08.16
コメント(0)
今日は新阪急ホテルに泊まったので、ウォーキングは中止した。友人がジンバブウェ(ハラレ)に出発すると言っていた日だ。10年くらい若いので、まだまだ行動力がある。孫達と過ごす2日目だ。ホテルの朝食のバイキングは矢張り中国人であふれかえっていた。シティーホテルにしては、まずまずだなどと云いながら、食事を終えて。ジュンク堂で本を買ったが、弟の方は、何やら乗り気でないようで、夏休みの課題にと思って勧めた本も、重荷に感じているようだった。そこで時間をつぶして、お目当てのミズノ館(野球道具などを扱う)店に入った。何しろ野球好きだから、その場の雰囲気に浸ることで満足感が得られるようだ。兄の方に練習用のバットを買ったが、ボールが当たる部分が四角くなっているようなバットは初めて見た。之で芯に当たるように練習するのだとか。ゴルフにも通じる何かを感じた。駐車場から車を出したが、金額は普通に払えば2万6000円と表示が出たが、予め申し出ていたので、3000円で済んだ。そこから枚方の一球堂へ回って、そこでも又野球道具を見、イオンの久御山店で、昼食を採って、4時前には帰着した。***ニュートリノが40億光年先から飛来したと報じられた。ニュートリノの発生源を捉えたのは、1987年にカミオカンデで小柴昌俊氏が観測に成功して後、2度目のことだ。初観測の時は、大マゼラン星雲で起きた超新星爆発によるもので、発生源は地球から約16万光年だった。今回の発生源は、桁外れに遠い巨大なブラックホールをもつ銀河だという。(ブレーザー)今回観測されたのは南極点近くにある「アイスキューブ」という2010年に建設されたニュートリノ観測施設だ。この施設には氷表面下1.4~2.4kmに約5,000個の検出器(倍増管)が設置されている。倍増管の氷がごくまれにニュートリノと反応すると光を発する性質を利用している。この観測は、日本を含む国際共同研究チームによるもので、最初の発見は2017年9月23日のことだった。きっかけは南極大陸の厚い氷の中で生じた発光だった。ニュートリノが氷に衝突したときに出る光をセンサーが検知し、信号が送られてきたとのことだ。観測された、この高エネルギーニュートリノは他のニュートリノをはるかに超えるエネルギーを持っており、太陽系外から来たと考えられた。その方向として考えられる場所が600以上も存在した。観測を続け、分析した結果、約40億光年離れたオリオン座の腕の部分のやや下のあたりで輝きが増している銀河を見つけた。これは「ブレーザー」(Blazar)と呼ばれるタイプの天体であり、中心に大質量ブラックホールを持ち、それをエネルギー源として明るく輝いているものだ。観測されたニュートリノは、地球がまだ今の形にすらなっていなかった何十億年も昔に宇宙の彼方の超巨大ブラックホールが銀河を飲み込む際に放出したものだったのだ。もちろん、ニュートリノがどこから飛んでくるのかはわかったもののどのようにしてできるのか、などは判明していない。それでもニュートリノの出所が初めて判明したこの発見は、ニュートリノをより深く理解するきっかけであるとともに、天文学を新たな時代へと誘う大きな発見だと期待されている。素粒子「ニュートリノ」は宇宙に豊富に存在し、毎秒100兆ものニュートリノが常に地球に飛来して人の体を通過しているとされる。しかし、物質と相互作用をすることが希なためその感知は難しかった。そして、これまでニュートリノは宇宙のどこで発生しているのかの詳細な発生源も謎であった。このような遙かに遠い先が発生源だとは、俄には信じがたいことだが、こういった事が分かる時代になってきたと云う事だ。新しい宇宙時代は始まったと云う事かも知れない。これまでに分かっているニュートリノの発生源は3つある。1つは太陽だ。中心部の核融合反応で生まれている。太陽と同じ恒星ならニュートリノを放出していると考えられている。2つめは地球で、地下深部にある放射性元素が崩壊する際に生み出される。そして3つめが超新星爆発で、太陽よりも大きな星が寿命を迎えて起こす。強い光とともに膨大な量のニュートリノを放出する。通常のニュートリノのエネルギーは比較的低いため、常に地球に降り注いでいるとはいえ、観測するのは、難しく、極めてまれにしか検出できない。然し、時に、もっとエネルギーの高いタイプがあり、その発生源がやっと一つ判明し、その場所もほぼ確定できたということだ。之までも、約10件、発光を検出している。そのエネルギーは低いタイプに比べ1億倍以上だったが、発生源を突き止めるまでには至らなかった。2017年の発光信号はニュートリノの進行方向が詳しく分かり、結果的に発生源が特定できたようだ。超高エネルギーのニュートリノを放出している銀河はどんな天体なのか。この銀河の中心には推定で太陽の1億倍以上の重さの巨大なブラックホールがあり、その周辺から超高温高密度のガスがジェットのように噴出していることがこれまでの観測で知られている。今回の観測が、確かであると言うことは、アメリカの衛星に積んだ「フェルミガンマ線宇宙望遠鏡」やスペイン領カナリア諸島ラ・パルマ島に設置された「マジック望遠鏡」など複数の観測から得られた、巨大ブラックホール近くのジェットからエネルギーの高いガンマ線が同じ方向から飛来していることが確認されたことで、より信憑性が高まったということだ。これらから巨大なブラックホールがニュートリノを放出している源であると結論づけられた。この巨大ブラックホールを観測することで、地球に降り注いでいる陽子などからなる宇宙線の起源を探る研究にも新たな手がかりを与えてくれる。宇宙線は約100年前の発見以来、その発生源は追求され続けてきた。エネルギーが低い成分は銀河系内で発生していることは分かってきたが、エネルギーが高い成分の起源は不明なままだった。天文学における大きな謎でもあったが、今回観測された、40億光年先のブラックホールは高エネルギーのガンマ線も放出し、宇宙線の発生源と考えていいようだ。今後、更に観測例を増やし、研究が進められるだろう。高エネルギーのニュートリノ観測は、天文学に新たな領域を切り開きそうだ。【古今和歌集】518.人の身もならはしものを あはずして いざ心みん 恋ひや死ぬると (よみ人しらず)人の体は環境に慣れるものだと言うが、試してみようか、逢わずにいると恋死にするかどうか(ならはしもの ・・・ 慣れるもの )
2018.08.15
コメント(0)
今日のセミウォーキングはマンボウを抜け、島本高校から第2小学校へ回り、帰りは島本駅を通った。今日は連れ合いと共に孫達をプールに連れて行き、1泊する予定になっている。去年は、2人をつれて、有馬グランドホテルに泊まって、ホテルのプールで泳いだのだが、今年は、ホテルが取れず、やむなく、新阪急ホテルで泊まりの経験をさせて、そこからプールに行くことにしていた。9:30に孫2人迎えに行き、高槻ICから名神に乗って、吹田まで走った。孫達は、高槻ICを利用するのが初めてのようで、立派に完成した道路を通りながら感嘆の声を上げていた。吹田ICで降りて、そこから一般道で新御堂筋線に入り、新阪急ホテルに向かった。道路は想像していたよりもずっと空いていた。お盆は、むしろ都会から田舎に帰る人が大半なので、街の中心に向かう車は限られていると云う事だ。予定よりずっと早く着き、ホテルに入るには早すぎると云う事で、急遽プールへ向かった。プールは、出発前に調べていたとはいえ、どんなところか、全く見当が付かなかった。近くのプールと云えば、阿倍野にある(あべのフォルサ)との目処を付け、阪神高速1号線に入った。何時もはバスで、通るくらいの所を、自分の車で入ったのは初めてだ。降りるICの詳細も知らないし、分岐が多く、その度に神経を使ったが、とにかくカーナビの云う通りに走った。間違っても同じ所を回るだけなのだが、孫達に頼りないところも見せられないので、とにかく慎重に走った。何処でどう降りたかは忘れたが、とにかく自動車専用の有料道路を降りて、天王寺駅から阿倍野に入った。この辺りを車で走るのは、当然初めてだ。カーナビも、上手く情報を呉れないまま、道路脇に停めて、スマートフォンであべのフォルサを調べると、直ぐ近くにあるようだ。Uターンは出来ないので、次の交差点で回り込んで、一応目的のあべのフォルサに到着した。無料の駐車場もあって、ラッキーと思いながら、ビルの中に入った。しかし、どうも雰囲気変だ。聞いてみると、そこのプールは、練習用のプールで、レジャーランドのようなものでは無かった。みるみる孫達のテンションは下がり、失望の色が顔に出ていた。そこで連れ合いは、ビル内の人に聞いてくれて、この近くにある、レジャープールなら長居公園にあるとの聞き込みをしてくれた。急遽スマートフォンで調べると、何やらそれらしい広そうなプールであることが分かった。カーナビに再入力して、5km弱走ると、どうやら着いたようだ。そこは、プールの裏口になっているようで、車は停められない。そこで、連れ合いと孫達3人で、内部を見に行くと、どうやら、満足できそうなプールのようだった。3人を降ろして、私は駐車場探しに公園周りを回ることにした。公園は広大で、後から調べると周囲は4km近くある。簡単に入れそうな駐車場がないまま、丁度プールと反対側に、地下駐車場の案内が見えた。駐められるだけでも良いかと、入ったが、公園内に上がってみると、そこがプールからどんな位置関係になっているか俄にはつかめなかった。孫達2人は、既にプールに入ったとかの連絡が連れ合いからあって、プール方面に歩き出した。ことのほか暑い最中を、汗を掻き掻き500mほど歩いた。右の陸上競技場、左にスタジアムと言った道路を抜けたところがプールだった。着いたは良かったが、汗はびっしょりで、館内の入り口付近のクーラーの効いた休憩場でベンチに座って待つことにした。連れ合いは、プール内で、孫達を見ていたようだが、やがて、大丈夫だと私と合流し、休憩場のベンチで休んでいた。2時間は過ぎた頃、雷が鳴り、なんだか回りがざわついてきた。雨が降らない内に車を出して、朝降りた裏入り口に回しておこうと私1人又駐車場に戻っていった。見れば、公園内にも駐車場があるではないか。聞けば、もう4分の1周回っていれば、そこにたどり着けたのだと知ったが、後の祭りだ。今度来るときには、要領よく来られるなどと思いながら、又暑い中を歩いた。陸上競技場からも雷を避けるために沢山の人が出てきていた。車を出し、プールの裏側に回り込むと、丁度3人が出てくるところだった。何とタイミングが良いことか。プールも雷で、一斉に外に出されたようだった。一応満足するくらいには泳げたようで、第1のミッションは達せられた。又環状道路に入り、新阪急ホテルを目指したが、これもなかなか入り口が見つからず、ホテルに電話して確かめる必要があった。何時も歩いて通っている道の横から入るのだが、矢張り、車だと、初めてなので要領を得なかった。それでも何とか、阪急電車の梅田駅の真上に当たる屋上駐車場に辿り着くことが出来た。ホテルは、何と、中国人が多かった。入る前に、たいしたホテルではないよと2人に言い聞かせていたので、それでも室内は、2人だけ泊まる(2室取って、1室を孫達専用にした)には十分すぎるくらいに広く感じたのか、いたく感激した風であった。之で、第2のミッションは、ほぼ達成できたことになる。一休みして夜の梅田に繰り出し、夕食を採ろうと食堂街を巡ったが、地下は、飲み屋街で、子供には適切でなく、何時ものルクアの6階に上った。然し何と、どのレストランも、満杯で、外に列を成して待っている人で溢れていた。「何でも良いよ」と云い乍ら入るところがなかなか決まらない。弟の方が決めてくれたのは、自分が入りたいという所でもなく取りあえず空いているレストランだった。鳥の専門店だったようだが、孫達は、取りあえず、美味しそうに(?)食べていた。予め、何を食べたいのかを決めておいて、少々待つ覚悟でないと、レストランには入れないという教訓を得た。第3のミッションは、少し的を射なかったかも知れない。食事を終えて、一端ホテルに帰った。兄の方と又外出して、近くのコンビニで、牛乳を買って帰った。後は寝るだけだが、孫達2人はゲーム機と首っ引きの様子だ。オートロックのドアカギを我々が預かって、何時でも様子が見られるようにして、就寝時間となった。夜中にどんな様子かを見に、孫達の部屋のカギを持っては行ったが、ちゃんと行儀よく寝ていたものの、私自身が自分の部屋のカギを持っていないことに気づき、しかたなく、孫達のベッドの片隅で寝かせて貰うことにした。何ということだ。兄の方は、疲れているのか寝返りを存分にし、弟は、横に壁があると思ってか、ベッドから落ちるという場面もあった。朝方にフロントに電話して、合い鍵で自分達部屋を開けて貰って、やっと自室に戻ることが出来た。何ともドタバタの1日だったが、予定の行事はほぼ済ますことが出来た。【古今和歌集】517.恋しきに命をかふるものならば 死はやすくぞあるべかりける (よみ人しらず)恋しさに命を置き換えられるとしたら、死すら容易に思えたことだろう
2018.08.14
コメント(0)
今日は姫の連れ合いが、早朝の新幹線で、銀座に直接出勤することになっていたので、ウォーキングは中止して、見送った。ロングランの新幹線通勤になったわけだ。残った姫と太郎君一家そして連れ合いとで、墓参りに出掛けた。比叡山から知恩院へ回る例年のコースだ。敢えて、高速道路を選ばずに、山道を三千院から途中越えで、比叡山に向かったが、お盆でも一般道はスイスイ走れた。帰りに、自動車専用道を通ったが、反対方向の湖西道路は、ぎっしりと詰まって動かない状態だった。それに反して、京都に向かう道は、がらがらで、快適だった。もし、行きに湖西道を通ったら、まだお参りが出来ていなかったかも知れないと、選択した道路が良かったことを喜び合った。京都に入ってから、昼食に「宮」でステーキを食べた。夕食は、太郎君一家と、茨木のドルチェモスカートで採る事になっていた。姫は、参加せず、暫く休んで、単独で車を運転して、湘南に帰った。帰りの名神、東名が混まないことを願ったが、20:00頃に出発して、途中2度ほど休んで、翌日(14日)の3:30に何とか、辿り着いたとのことだった。矢張りお盆の帰省は大変だ。***資本主義の未来について日経新聞に識者の論説が4日(4人)に亘って掲載されていた。どれも難しい議論なので、咀嚼は難しいが、分かりそうな所とかを、抜き書きする形で書き留めておく。初日は、日本経済研究センター理事長の岩田氏だ。現代の資本主義は3つの挑戦に直面していると説く。第1が、ポピュリズムによる「リベラルな国際秩序」に対する挑戦、第2が中国によるデジタル国家の挑戦、第3が、人間の知性を超える人工知能(AI)の登場だ。ポピュリズム指数というものがあり、今日の大衆迎合の指数は、戦前の1920年~30年の、かつての高水準(35%程度)に匹敵するほどに上昇しているとのことだ。これは、金融資本制度の過度の拡大による富の偏在に根ざしているとのことだ。トランプ大統領の牽引するポピュリズムとは逆のリベラルな資本主義の再生が必要としている。中国の一帯一路は帝国的世界支配を目論んだもので、これらは、ロシアの共産主義同様、昔のユーラシア大陸を席巻したモンゴル帝国的な発想に根付いているという。その中国は、個人情報を全て国家が管理し、個人の日常生活を完全に社会から隔離することも考えているようだ。また、デジタル的にも世界を支配しようとの意図が見える。経済データの改ざんなどで、偽りの過去を作り、未来を支配しようと企んでいるとも見ている。AIの進化は、2030年に人間並みのAIができ、2045年には、人間を超える知性を有するAIが構築されるとの見方で、AIによって、人類が、役に立たない存在として、滅亡の危機に面する考えもあるという。AIが指数的に伸びるにつれて、非AIの部門の人たちをも脅かす程の資源簒奪が起こりかねないとしている。第2日は、国際通貨研究所理事長の渡辺氏で、グローバリゼーションについて述べている。これは、シェンゲン協定などに見られるように、国境とかのバリアーを撤廃する動きだが、その傾向が、2010年代には、逆行の動きが起こっているという。モノの動きを制限するトランプのWTO脱退の動きなどは、このグローバリゼーションを破壊する動きであり、それが、自国の利益になると信じているのは、間違いなのにトランプにはそこら辺りの論理になかなか、目が向いていないとのことだ。昔は多国籍企業と称したが、どこかの国に本拠を置く昔に比べて、現在は、名目上の本拠地はあるものの、どの国に依拠したものか特定しにくくなってきている。それ故に相応の税負担から逃れていることも起こっているようだ。このように、経済全体の拡大の恩恵を一部の人達だけが独占享受するようになり、大多数の人は貧困化していく流れだという。最後に、人の水平的移動(移民)について、好況で受け入れた(人手不足で)人も、一端不況になると労働者として受け入れた移民を排斥した、ドイツとトルコの関係を例に引き、そのようなことがあってはならないとしている。日本が概して、移民の受け入れには消極的だが、それ故にいざ危急存亡の時になって、人材を海外に求めても応えてくれないと云う事は予め念頭に入れておかねばならないとも言う。第3日目は立正大学教授の吉川氏だ。欧米に遅れてスタートした日本の資本主義経済だが、今日紛れもなく、豊かになり、平均寿命も大きく伸びている。また、ある程度の経済発展を遂げるとともに所得格差が広がり、その格差の広がりを防ぐために何らかの外的な要因が入る結果、経済的な格差の不平等の幅も最終的にはまた小さくなっていくというクズネッツ仮説がある。然し乍ら、20世紀の終わり頃から世界で最も豊かな先進国で、経済格差は拡大し、クズネッツ仮説が唱えるように簡単なものでは無いと云う事だ。これは、トウ小平が唱えた、先富論にも言えることではないだろうか。トウ小平は、先に豊かになれる条件を整えたところ(沿岸部)から豊かになり、その影響で他が豊かになればよいという考え方を示したが、現実には沿岸部と内陸部での経済格差が深刻なものになっており、内陸部の経済発展施策を見出せずにいるのだ。人間誰しも、自分が豊かになったからと云って、回りを引き上げようなどとは思わず、更に富を求めてあくなき追求をするのが性であろう。トウ小平も自国の国民性までは理解しなかったと云う事だろうか。イスラム教には5つの柱の中に、ザカート(喜捨)があり、富める者は富まざる者に施しを与えるのが習わしとなっている。敗戦国日本では、戦前の富裕層は、没落して平等化が進んだ(進めさせられた)こう言った外力を使うこともまた,平等化の敷衍には必要なことかも知れない。極めて難しい問題ではあるが、この点には再注目しなければならないだろう。21世紀の高齢化社会を迎えて、ある種日本の特殊事情かも知れないが、高齢化の拡大によってさらに格差が拡大している現状がある。より一層、年金や医療などの点で、社会保障の充実を期し、必要な改革を進めなければ、やがて日本全体が、貧することになりかねない。第4日と第5日は割愛する。。【古今和歌集】516.よひよひに枕さだめん方もなし いかにねしよかゆめに見えけん (よみ人しらず)夜ごとに、枕を置く向きも定まらない、どの方角に向けた時にあの人が夢に現れたのだろうか(よひよひ ・・・ 毎晩 (宵々))
2018.08.13
コメント(0)
今日のセミウォーキングは高浜堤から上牧堤迄歩き、帰りはシャルマンを経由した。連れ合いを、昔の同僚さんとの昼食で、山崎の旧名「ゆいかじ」に送った。姫夫婦は夫の側の墓参りをした。夕食は姫達と京都で採った。京都駅からタクシーで、御池を越して、最初は、スペインバーSidraで地下のレストランに案内され、食事をした。皆は、ワインなどを楽しんだが、私は、久しぶりにジントニックを頼んだ。夕食後そのまま帰るのも惜しいからと、四条まで車で帰り、各種日本酒が満載の益屋酒店で日本酒を楽しんだ。姫が帰阪すると、色々楽しいところに連れて行ってくれるので楽しい。***ANAがエンジンの点検で国内線を多数欠航した。7月中の欠航便数は計619便となったようだ。787型機を使う貨物便も欠航する。何でも、ボーイング787型機に搭載している英ロールスロイス製のトレント1000型エンジンを点検するためだ。今年4月、不具合が起きる恐れがあるとして欧米の航空当局がロールスロイスに対して改善を指示。日本当局も指示を出し、ANAがそれに従って点検を進めているところだ。不便だが、人命に関わることだから、仕方が無いと云うより、是非に行わなければならないことだ。それにしても、何故、こう言った追加の点検が必要になったのだろうか。最近あまり飛行機に乗ることもなく、国内は、列車か、車での移動が多いので、自分には直接関係の無いことだと、読み飛ばしていたところだ。関連事項を拾ってみると、2018.4.18に「米旅客機、エンジン大破 1人死亡7人負傷」という記事があった。CNNテレビなどによると、4月17日に、飛行中のサウスウエスト航空の航空機エンジンが大破し、エンジンから飛び散った部品で客室の窓ガラスが割れ、乗客1人が機外に放り出されそうになったという。この事故を起こしたのがボーイング737-700型とのことだ。急遽米フィラデルフィアの空港に緊急着陸したようだが、写真で見ると翼のエンジンが危険な状態まで破壊されていた。消防当局によると、緊急着陸した機体のエンジンから燃料が漏れ、小規模の火災も発生していたようだ。燃料が漏れるとは、と信じられない気持ちだ。運輸安全委員会(NTSB)によると、ボーイング737型の機体は安全だが、エンジントラブルが時々起きていると指摘していたようだ。調査の結果ボーイング787の一部に搭載されている英ロールスロイス製のエンジンに使われている部品の耐久性が想定よりも低かったことが判明した。そこで、米連邦航空局(FAA)は欠陥が修正されるまでの間、飛行ルートに関する制限を強化することになったようだ。規制の内容は、このエンジンを搭載している機体は、緊急着陸できる空港が5時間30分以内にあるルートを飛行するよう決められていたが、これを2時間20分に短縮するというものだ。一寸待てという感じだ。何やら、2時間余は命がけで、我慢しなさいと云う事だ。それで良いのかという気分だ。ボーイング787は、世界で初めてANAが導入し、日本航空も採用しているほか、日本のメーカーが製造に深く関与している機種だ。過去には搭載する電池のトラブルもあり、様々な意味で話題になった機体なのだ。最近でも、機種は違うが、5月にキューバで110人が乗った国内線旅客機ボーイング737が首都ハバナの空港を離陸した直後に墜落し、100人以上が死亡したとの事故があった。この機体は、メキシコの航空会社からレンタルしていた1979年製のものらしい。エンジン不調で、空港に引き返そうとしたところ、電線に接触して墜落したとのことだが、矢張りエンジントラブルが事故の引き金のようだ。その後、これも機体種は違うものの、日本で、日本航空のボーイング767-300型が、高度約1800m上空で左エンジンに異常な振動が発生し、同空港に引き返した事故があった。左エンジンを覆うケースに長さ約8~9cmの穴が開いていて、エンジンのタービンブレード(羽根)などが、目視できる限りで広範囲に亘って損傷していたとのことだ。この破損した部品が落下して問題になったのだ。23地点で98個の落下物が観測された。このエンジントラブルは、バードストライクではなかったようだ。その後、トラブルを起こしたボーイング767については、保有する同型機のエンジン内部を内視鏡で検査するとしていた。アメリカ軍のヘリコプターから落下物があることは再三報じられてきたが、航空機から、しかもエンジンが損傷して落下物まであるというのは、異常としか云いようが無い。つい最近では、8月8日に大阪発羽田行き全日空20便(ボーイング777)の補助翼付近から油漏れがあり、大阪空港の誘導路で離陸直前に、緊急停止した事故があった。この事故は、離陸前に発見されたから良いようなものだが、もし離陸して高度を上げていたらと思うと、ぞっとする。今年の1月13日にトルコ旅客機がトルコ・トラブゾンの空港で、ボーイング737が滑走路を外れて、着陸後に滑走路を外れ、あわや絶壁を滑り落ち、危うく黒海に突入しそうな状態で止まった事故現場の写真が思い起こされる。この時も、幸いけが人は無かったが、乗客乗員168人はおそらく肝を冷やしたことだろう。何故こういった事故に繋がったのかの理由は判明していないとのことだった。乗客の1人の証言では、「着陸直後大きな音がして、横に傾き、前方は下向きに、後部は持ち上がった。すごいパニックで人々は叫んでいた」との証言をしている。その後、フォローはしていない。そして、ボーイング787のバッテリー発火の事故は、その後どうなったのか、この事故との関係はあるのか、遠距離移動になくてはならない航空機だけに、そして、重量物が空を飛んでいること自体今では何の疑いも持っていなかっただけに、こうした事故の報を聞く度に何やら極度に不安になってくる。【古今和歌集】515.唐衣日も夕ぐれになる時は 返す返すぞ人はこいしき (よみ人しらず)日も傾き夕暮れになる時は、繰り返しあの人が恋しい(衣の縁語として 「紐結ふ」を 「日も夕」 に掛け、衣をたたむ時に折り返すということを、 「返す返す」 に掛けている。
2018.08.12
コメント(0)
今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄で、往復同じ道を辿った。夕方姫達夫婦が帰阪したが、東名は混み、浜松で事故があったとか、また、四日市も混んだようでお盆の帰省はなかなか大変だ。私と連れ合いは、お盆を控えて、買い物などに出掛けた。***標題のような記事が出た。IHIが造船から撤退すると云う事だ。何ともうら悲しい、記事だ。かつて造船王国とまで言われた日本で、大手重工業の一角(生産能力で国内ベスト3)を占めていた、IHIだけに、日本の造船業も、もはや、完全に先が見えてきたようだ。記事の中に、かつて、造船を手掛けていた当時のIHIの愛知工場(知多)で建造中の船のある建造ドックが撮されていたが、今は最早その姿はないのだ。知多工場の歴史は、45年だという。ULCCやVLCCと言った巨大船建造に沸き返っていた頃が実に懐かしい。そんな姿が、段々と見られなくなってきたこの頃は、いつかこんな日が来るのではないかと想像されていた。私が造船界に入社したのが、1967年だから、入社後6年目に愛知工場が操業を始めたことになる。そして、その頃は、これから、どんどんと超大型船を建造しようとしていたのだ。「造船ニッポン」と飛ぶ鳥を落とすまでではないが、胸を張って、建造に邁進していた頃だ。然し、韓国や、中国の追撃を受け、段々と受注もままならない状態が続き、時に光は射したものの、建造量の低下傾向は覆らなかった。三菱重工も造船から撤退し、三井造船も艦艇以外の商船は、建造を取り止めるなど大手重工業の実質的撤退は続いていた。然し、今回のような、大規模な造船所の完全閉鎖は例がない。現在の日本の造船界での状態を如実に表したものだ。大型の門型クレーンを有する全長800mの大型ドックは100万トンの船を建造するために造られた。これほどの大型建造ドックは、三菱重工の長崎・香焼工場、日立造船(現JMU)の有明工場くらいしか無く、三井造船の千葉工場などは2番手であった。これらの工場は、建造初めは期待に胸が膨らんだものだが、稼働の段階になって、日本の造船界は、不況に見舞われ、これほど大型のドックは必要としなくなったという皮肉な結果になった。知多工場で、最後に船を造ったのは2011年というから、7年もの間、造船とは名ばかりであったようだ。その間は、トンネル掘削機(シールド)や液化天然ガス(LNG)タンクなどを造っていたようだ。完全閉鎖が決まった、最後まで勤務していた約100人の従業員は配置転換し、跡地は売却もしくは賃貸する方向で検討しているとのことだ。私も経験したが、事業縮小(リストラ)の、従業員の配置転換こそ、苦しいものはない。重工各社は様々なリストラを繰り返してきた。例えば、早くから日立造船は桜島での船の建造は止めていたが、2002年IHIの旧東京第1工場の機能を移転したり、2012年に三菱重工の神戸造船所では、潜水艦の建造に特化したりで切り抜け、今年は三井造船が千葉事業所での商船建造を縮小すると共に、老舗の玉野造船所は艦艇に特化して、商船建造を止めた等の例がある。しかし、30万トン以上の大型タンカーを建造できるような大規模造船所の完全閉鎖は初めてだ。ここで、IHIの歴史を振り返ると、造船業界の典型的な流れが、見えてくる。知多工場は、45年の歴史の中で船を造ったのは延べ20年前後、実績はわずか50隻余りとのことだ。先読みが甘いと云われれば、そうかも知れない。しかし、ドック建造当初の1973年は、高度成長期の最終期で、エネルギー需要の拡大を見込みんで、より大型の石油タンカー建造のため、各社とも大型造船所の建設に向かっていたのだ。しかし、操業直後、第1次石油危機(オイルショック)に襲われ、わずか6年で船の建造の停止を余儀なくされた。再度の好景気を待って、一時的に橋梁やトンネル掘削機を手掛けて復活のチャンスを待った。その後、一時的にバブルが訪れ、1989年に再開船の建造を再開したが、1996年には再び生産をやめる事になったのだ。近年で最も活気に満ちていたのはリーマン・ショック直前の2007年。中国など新興国の経済成長で世界の造船市場は未曽有の好況になり、愛知工場も2度目の造船再開を決めた。しかし、不幸にも、翌2008年にリーマン・ショックが起こると、船舶需要は急減し2011年には建造をやめてしまったのだ。造船業は、何時も景況的には曇りが続いた。かといって、船舶が、不要になることはないとの思いで、不況時は、橋梁などの他の鉄鋼製品を手がけるなどして、凌いできた経緯がある。過剰設備の削減を日本全体に行うことも経験し、又、他社との合併などで、体勢を立て直そうとする動きも多々あった。しかし、2000年辺りから韓国に抜かれ、2010年には中国にも抜き去られて、造船王国日本は、名実ともに瓦解した感じである。それでもしばらくは、船舶の建造を続けては来たものの、韓国や中国の国策保護の下の造船業界と、全く私企業となってしまった日本の造船とでは、所詮太刀打ちできないことになってしまった。1990年に世界の54%を占めた日本の新造船受注シェアは、2017年に7%まで低下した。技術力と生産性を高めた韓国が43%、安い人件費が武器の中国が35%を占めるまでになった。何と日本のシェアは、韓国の6分の1にまで低下したのだ。更に、日本の海運会社は、原則的に日本の造船会社に発注するのが当然であったものが、海運不況などもあって、日本の海運会社も、安い船価で勝負してくる、中韓企業に発注する事は、当たり前になってきたのだ。高い技術力を必要としていたコンテナ船も、やがては、技術力の流出で、韓国での建造可能になり、中国も又同様の道を辿った。最後まで、高度技術を必要としたLNG船だが、そうそうLNG船ばかり必要ではなく、船と云えば、穀物や鉄鉱石を運ぶバラ積み貨物船や、鉱石運搬船などが、本命であり、そういった船舶は、さしたる高度技術を必要としないことから、日本の地位の低下は、著しくなってきた。船は必要だが、建造コストの割高な、日本への注文は次第になくなってきたのだ。こうして、船の建造だけでは食べていけなくなったので、各社とも、製造品目を船舶から他の製品へとシフトしていった。IHIでは、航空機や自動車部品など量産品に軸足を移している。約200億円の投資先は航空機エンジンの整備と部品製造事業に転換したのだ。同社の売上高の3割、営業利益の8割は航空機エンジン関連で稼いでいる。従って、愛知工場の従業員のうち70人は航空部門へ転籍すると言う具合だ。既に旧重工会社の造船各社は、既に大半が造船に見切りを付けているようだ。現在は、今治造船や、常石造船と云った、旧中手の造船会社が、外国人を従業員に雇うなどして、コストを切り詰め、専業的に生き残りを計っている状態だ。之を書いていて、実に寂しい気持ちになってしまった。【古今和歌集】514. わすらるゝ時しなければ あしたづの思ひ乱れてねをのみぞなく (よみ人しらず)忘れていられる時がないので、私はただ思い乱れて鶴のように声を上げて泣くばかりです(あしたづ・・・蘆鶴・・・「音泣く」に係る枕詞)
2018.08.11
コメント(0)
今日は第15回北摂天神会ゴルフコンペだ。前回以来猛暑で、クラブは握っていない。中学校のサマースクールは不参加とし、連れ合いは参加した。猛暑の切れ間のコンペだ。立秋は過ぎてやや涼しくなったが、午後は矢張り暑かった。前回は90を切ったが、今回は痛恨のホールが、2つ以上あって、元の木阿弥になってしまった。アウトからのスタートで、初めてGTeeから打つ友人とバスケットの先輩との3人組だ。No.1 TSは先ず先ずだが、左のラフだ。2打を5Iでほぼ良い感じに飛んだが、矢張り砲台GRには乗らなかった。慎重さを欠いたアプローチは、一寸シャンク気味でGRを外した。(之×だ)なんだか前回と同じだ。PTで寄せられず、実質3パットで、ダボだ。(ここは-1出来る)友人は、何と、トップを4回連続する始末上がって7打だった。先輩も、3打でバンカーに入れ、何度も出ずに、そこでGUP12打だ。波乱のスタートになった。No.2 TSは良く、FWCRだ。2打の5Iも良く飛んだが、矢張り届かない。7Iで転がしてオンし、惜しいパットを外して、ボギーだった。友人はTSを遙かオーバードライブだが、2打をGR超えて、結果はボギーだ。先輩はここを1パットながら、ダボとしていた。No.3 TGはかなり前方の、サービスホールだ。TSは良い当たりで、左FWだ。8Iで楽々と思ったが芯に当たらず、GR右手前だ。3オンし、又惜しいパットを外してダボだ。友人も、先輩もここは楽々パーだった。No.4 ここで、最初にティーアップしようとして、気づき、失礼をしてしまった。TSは8Iでピンに近くオンした。バーディーは取れず、パーは残念だ。友人も同じくパー。先輩は4つで乗せて、1パットのダボだった。No.5 このホールは何となく合う感じだ。TSは一寸右目だが、まずまずの感じで、右ラフで止まった。2打は3Wで、少し天ぷら気味だが、先ず先ずのFWCRだ。アプローチは乗らなかったが、GRの少し右だ。そこから7Iで転がして、1パットのパーだった。友人は、楽々3オンしながら3パットで、ボギーだった。先輩もボギーで収めた。No.6 TSは良い感じで当たったが、右ラフだ。2打は3Wで一寸天ぷら気味だが、左ラフだ。100YD程のアプローチだが、前はGBだ。完全にGRに乗ったと思ったが、少しショートし、バンカーに目玉で落ちた。1回目はバンカー底に落とすだけだ。結局5オンで、2パットとなり、7打だ。(これは、少し右に狙ってでもバンカーを外すべきだった。(-2だ)友人は、ここを楽々パーで上がる。彼我の差はこんな所に歴然だ。先輩は、同じバンカーに入れ、3パットも手伝って9打叩いていた。No.7 長いミドル。ここはドラコンホール。TSは一寸右にそれてしまい権利無し。2打は良い感じに飛びFWCRだ。楽々のアプローチだったがトップ気味にGR向こうだ。4オンで、長い1パットを決めボギーは、結果同じになった。友人は、右のバンカーに入れ、そこからクリーンにGR傍まで運んだのは素晴らしい。ボギーだった。先輩は、ここで良い当たりのFW左でドラコンを取った。結果は3人ともボギーだった。No.8 今日のピン位置はほぼ真っ直ぐだ。5Iでオンした。(NPの旗よりは一寸遠かった)然し又1パットを外してパーだ。どうもパットが気弱だ。友人は珍しくショートで、ボギーとした。先輩はここでもバンカーに入れ、またまたGUPしてしまった。No.9 TSは一寸右目に飛んだ。何やら手前を探していたが見つからずOBかと諦めかけたら、友人のボールの近くまで飛んでいてセーフだった。(助かった)5IでFWの良い位置まで飛ばした。8Iで余裕のオンかと思ったが、芯を捉えず、右バンカーに入った。そこからの寄せは、ピン近だったが、ここも、痛恨のパットミスで、ボギーとしてしまった。(これは、完全に-1)友人は、ここも楽々のパーだ。先輩は、トリプルの終了となった。汗は出たが、それほどでもなく、着替えなくても何とか後半やれそうだ。今日はゴルフには通常の暑さと言える。No.10 TSは右目を狙ったが、フェースが被っていたのか一寸左に飛んで、バンカーに捕まってしまった。前回と同じだ。2打の6Iは矢張り砂を食ってGRに届かない。3オンして良い感じのパットで、ボギーだ。友人は、ここで何と8打だ。それも信じられない。TSは50YD残すまで飛んでいたが、アプローチをGR奥のバンカーに入れ、そこで2度叩いて、4打目にやっと出して、5打では、強すぎて、GRを超えてしまった。そこから3パットの8打だ。先輩は、ここを1パットのパーで上がった。逆転的なスコアだ。No.11 110YDショートでピンは上段だ。7Iの当たり損ないでGR手前。そこでPTを持ち何と考えられないチョロだ(-1)3打目になるPTを左に外して、そこからパターで2つ結局ダボだ。友人はと言えば、同じく届かず、2オンして3パットと、ダボだ。(一寸信じられない展開だ)先輩は、ここを連続パーだ。No.12(クリーク) TSは、気楽に良いショットでFWを越えたラフだ。2打は良い感じの4mにで乗り、ここもバーディーチャンスだったが弱めで、パーとなった。友人には、クリーク越を勧めたが、5Wでクリークぎりぎりで止まる当たりだ。パーだった。先輩は、ここで惜しくもボギーと連続パーをのがした。No.13 やや打ち上げ。TSは良い感じで、FWCRだ。2打も良い当たりだが、やはり少し、届かない。(前回と同じだ)。7Iで転がして、2パットのボギーだ。(乗らないなら、7Iの寄せを慎重にすべきだ)友人は、ぎりぎりに2オンしてパーだ。先輩は、3オンしながら3パットで、ダボとしていた。No.14 (打ち降ろし)8Iで右にオンした。2パットのパーだ。友人はよりピン近にオンして、矢張りパーだ。友人のニアピンは後続に取られた。先輩は、当たりが悪くダボとしていた。No.15 TSの当たりは良い感じだが、やや左のラフに入った。2打は、ラフから、先ず先ずながら、矢張り届かない。そして、ここで痛恨チョロだ。(-1)4オンして2パットのダボは痛い。友人は、ここで2打を、左に外し、3オンの2パットで、ボギーだった。先輩も私と同じで、ダボとした。No.16 TSは一寸当たりが右に出た。ラフだ。2打は左に行き過ぎないように気をつけて、5Iで左のラフまで飛ばせた。GRは丁度池に掛からぬ良い感じで、楽々オンかと思ったが何とシャンク。右池の手前に飛んだ。結局4オンで、2パットのボギーは痛かった。(-1と行きたいところだ)友人は、2打でオンを狙った。然しすんでの所で池に落ち、罰打を加えて4オン2パットのボギーだった。先輩は、7打としていた。No.17 ここは打上だ。TSは、まずまずの当たりで、右FWだ。2打はやはり届かず、3オンして2パットのボギーだ。友人は、ここで3打をカラーに乗せて、そこから1パットで沈めてパーだ。先輩はダボとしていた。No.18 (最後池越え) このホールが痛恨だ。友人が足を吊ったため、先にTSを打ったが、左に引っかけて、OBだ。疲れがどっと出た。プレ4からも右ラフに出て、池越え100一寸の斜めGR奥だ。5打を大きめの6Iで、何と当たり損ないの池ぽちゃだ。罰打を加え、7打でやっとオンした。しかも極めつけの3パット。悪いところが全部出て10打だ。沈してしまった。(―3乃至4)友人は、ボギーで上がり、それまで後半は同スコアだったのが一気に4打も開いた。先輩は、疲れて同じく10打でのフィニッシュになった。タラレバホールを簡単に手直して、85程度は届く感じだ。まぁ、詮ないことだが。
2018.08.10
コメント(0)
今日のセミウォーキングは上牧駅裏から上牧小学校までで、帰りはシャルマンを通った。中学校サマースクールの2日目だ。1日目よりは少なめだったが、皆真面目に宿題に取り組んでいた。明日のゴルフに備えて、昼食はステーキを食べた。***ベネズエラではついに、大統領暗殺が計画されていたようだ。幸い未遂に終わったが、暗殺という言葉は、今時かなり衝撃的だ。しかも、この暗殺に使われたのが、銃や毒物ではなく、ハイテクの申し子ドローンだと言うから時代を感じさせる。容疑者6人が拘束されたが、その中には2017年に軍基地襲撃事件に関与した疑いがあるという。事件は、4日午後にカラカス市中心部で演説していたマドゥロ氏を狙ったものだ。ドローン2機にプラスチック爆弾を搭載し、襲わせたようだ。1機は空中で爆発し、もう1機は近くのアパートに墜落したという。ドローンの操縦に長けていなかったのか、ドローンが、良くなかったかだろうが、はたまた別の意図か、何やら稚拙さを合わせて感じさせる。この、ドローンは世界最大手の中国DJIが製造した大型機で、映画撮影などに使われ、重量物を運ぶことが可能だ。目新しい攻撃のようだが、実は、民生用のドローンを使ったテロは世界中で警戒されている。すでに、中東地域では過激派組織「イスラム国」(IS)のテロに利用されているほか、1月にはシリアに展開するロシア軍が、爆弾を積んだ手作りのドローンによる攻撃を受けている。狙われたマドゥロが曰く、狙ったのは、ベネズエラの極右組織とコロンビアのサントス大統領が関係していると主張するが、勿論、コロンビア政府は否定している。アメリカもこの暗殺に関与しているのではと言うのが、マドゥロの主張だ。一方のアメリカは、勿論否定しているし、逆にマドゥロがでっち上げたものだとの反論をしている。そんな根拠の1つは、消防士が話した「実際に起こったのはアパートの建物内部にあったガスタンクの爆発だった」と云う証言だ。それも詳しくは分からない。また、政権に反対するベネズエラの右翼勢力が攻撃をしてきたとする見方もあり、混沌としている。実際に実行したのかどうか疑わしいが、「Tシャツを着た兵士たち」を名乗る詳細不明の団体がソーシャルメディア上で犯行声明を出している。こうなると、暗殺計画(実行)事態が疑わしいものになる。(一体どっちなのだろうか)マドゥロは、故ウーゴ・チャベス前大統領の路線を受け継いできた反米左派だ。2013年以来、反米は勿論民主主義の軽視や人権侵害で、世界中の多くの国々から非難されている。この攻撃で、最高裁が、野党のボルヘス元国会議長に対する拘束命令を出したり、別の野党議員を拘束したりするなど野党側への取り締まりを強めている。何故最高裁がそういった拘束命令を出すのか、と言う事になるが、どうやら日本などで考えられる民主主義とか三権分立などは無視されているようだ。そんな中、警察のヘリコプターが最高裁を攻撃する事件が発生している。マドゥロは「米中央情報局(CIA)とつながりがあるテロリストの攻撃だ」と断言したが、どうやらこれも、反政府デモの鎮圧などの口実作りや、政府が憲法改正の手続きを強引に進めるなか、これを正当化するための「自作自演」の疑いがあるとの声も上がっている。こんな風に見ると、今回の暗殺計画はマドゥロが仕掛けた自作自演という匂いがしないでもない。チャベスほどのカリスマ性が無いマドゥロは、独裁化への安易な演出をしたのかも知れないと云う事だ。何しろベネズエラに関しては、何が正義で、どの発表が正しいのか現在の所よく分からない。過去を振り返ると、チャベスの後継としてマドゥロが政権について1年目の2014年に反政権デモが起こり、死者40人超を出している。その後も、こう言ったデモが頻発して、それを抑えるために武力行使を平然と行ってきた。そんな中、殺人事件は急増して、チャベス政権を熱狂的に支えてきた貧困地区の住民でさえも、抗議の声が広がっている。マドゥロに真っ当な統治能力があるとは思えない。そんな、ベネズエラで、国民が不満を募らせる背景には、治安の悪化に伴って、物資の不足が深刻になっている事情がある。主食アレパの原料の粉や砂糖は元より、医薬品の不足も甚だしいようだ。そして、アルゼンチンは今、ハイパーインフレだ。インフレ率は年率1万3000%を超え、物資不足はさらに深刻化する。1カ月で物価は2倍に跳ね上がった。世界最大級の原油埋蔵量を有し、かつて中南米有数の豊かな国だったのに何故という気がする。現在の状況が報道されていたが、それによると、銀行では、ハイパーインフレに紙幣の印刷が追いつかず、口座にお金があっても引き出せない状況だというし、インクや紙といった物資がないため切符を発券できず、地下鉄の駅では、人々が何も持たずに改札を通過し、実質無料で鉄道を開放する状況が続いている。かつて世界中の自動車メーカーが進出し、賑わっていた自動車販売店も、今やショーウインドーの中は空っぽだという。電器店では、販売する液晶テレビは9億7000万ボリバルと、天文学的数字になっている。2017年の大統領選で、マドゥロは、自らに有利になるように、憲法を改正し、自分の周りを支持者で固め、反体制世論を抑え込むため、野党政治家や軍人、デモ参加者の市民らを逮捕・収監したりと、やりたい放題だった。この6月には、政府は経済活動をボイコットしているとして過去10カ月で約800人以上を逮捕したと発表した。(これも、単に、政権の意に沿わぬため拘束されている人々が多く含まれている可能性が高いとされる)また、マドゥロ政権では政治犯の数が約300人に上るまでになった。不正な選挙後、独裁を決定づけたマドゥロは、自らを含み政権担当の富裕層には、法外な定価(最低賃金の4倍)の食物に群れる一方で、カラカスの大通りから一本道を外れた路上に溢れるゴミの中から食料を探す人もいるというのが普通の光景になっている。それでも政府の弾圧を恐れる市民に本格的なデモを起こす力が無いようだ。国を見限った国民は、周辺国へ、難民となって流出する状態が続いている。こう言った流れを見ていると、早晩マドゥロの行く先は見えているようでもある。地球の反対側も、今は困難な状態が続いているようだ。【古今和歌集】513.朝な朝な立つ川霧の そらにのみうきて思ひのある世なりけり (よみ人しらず)毎朝たつ川霧が空に浮いているように、私の心もぼんやりと浮いてばかりいて、辛い思いを続ける恋人との間柄なのだ
2018.08.09
コメント(0)
今日のセミウォーキングは大阪染工から宝寺踏切迄で、裏道の通行止めは解除されていた。島本駅を通って帰った。久しぶりで、中学校のサマースクールに参加した。中学生のサマースクールは、随分前に経験していたが、1年から3年までが一堂に会して勉強する姿は、なかなか良いものだ。夕方からは、友人達とカラオケの練習に出掛けた。***アップル社の時価総額がアメリカで、初の1兆ドル(約110兆円)突破したという。何ともたいした会社だ。日本では、大企業と言われるためには、売上高を1兆円などと言っていたのが、つい最近のことでは無かったと思っているが、それからすれば、空前の話だ。1977年スティーブ・ジョブズが創業来、着実に成績を伸ばし、その後も、製品は毎年確実に進化を遂げていき、2012年にはマイクロソフト社を越えて、株式時価総額を6230億ドルを超え、そして今年(2018年)米国企業として史上初の1兆ドルを超えたとのことで、2007年にiPhone発表以来急速に業績を伸ばしてきたことが、新聞の図解からよく分かる。以前の製造業と言えば、鉄や自動車がらみが頭に浮かんだが、今や完全にITが絡んだハイテク企業が先端を行く。所謂製造業は工場を持たない。物を作っているが、建設などのような、工場を持たない建設業と似ているが、こちらも建設現場を持っていることから、そういった事業とも又一線を画している。コンテンツ市場の運営者となって、高い利益率で経営を回して、稼いだ資金の多くは投資家に還元するという形態だ。そんな高収益体制に支えられたことで、得られた利益は、ハイテク企業関連に投資を集中させた、関係者達で独占され、もたらされた、富は偏在を加速させている。アップルの時価総額は、日本企業最大のトヨタの5倍弱にあたるというから、一寸は想像がつこうというものだ。因みにトヨタの2017年の時価総額は1583億ドルである。アップルとは桁が違っている。アップルと比較すれば、日本の企業なら、上位12社を足してようやく並ぶ規模だというからとてつもない。アメリカの旧来型(20世紀型)の製造業の代表格であるGM(ジェネラルモーターズ)との比較では、GM7の全世界の従業員は18万人を超えるが、之に比して、アップルは世界で12万人の従業員を抱えるのみだ。如何に効率の良い稼ぎ方をしているかが分かる。自動車工業界も、部品など巨大且つ多くのサプライチェーンを抱えていて、その影響するところは大だが、アップルも同様に周辺の関連企業を潤している。然しやり方は、製造やソフト開発を外部に委託しリスクを低減してきた。アップル躍進に火を付けたのは、iPhone発売だろう。この携帯端末に搭載するソフトが、当たって、世界のソフト開発会社と共に急成長して一大経済圏が生まれた。累計市場規模が1300億ドルを超えると言うことだが、この辺りは今一理解出来ない。こうして得た手元資金は30兆円近い巨大な額で、これはシンガポールの外貨準備高に迫る規模だ。4~6月期にはiPhone Xが、強気の価格引き上げにもかかわらず、手堅い伸びを示し、スマートフォンの低迷期ながら、光を放っている。アップルは、得られた利益で、日本を含む世界各地で開発拠点の設置や店舗の増設・刷新、小規模な企業買収を続けているが、とても使いきれる規模ではない。その結果、空前の規模の自社株買いを続けている。5月に史上最大となる1000億ドル分の自社株買いを決めて、4~6月だけで、旭化成を完全子会社化できる規模に相当する200億ドル分を実行に移している。このアップルの成長で利益を得たのは投資家だ。ウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハザウェイは、アップルの株を買い増して、保有株の価値を上昇させ、3000億円以上を手にしている。アップルに代表されるアメリカのハイテク株は、上昇の一途を辿っている。次に時価総額1兆円を越えようとしているのが、アマゾンや検索サイトグーグルを傘下に持つアルファベットだ。こうしたハイテク企業を有するアメリカはトランプ政権を擁護するかのごとくだ。一方、同じ日の新聞には、中国株の時価総額の急減が取り上げられていた。アメリカとの貿易摩擦で、一時は日本株を大きく上回った中国株の時価総額は日本株を下回り、両者の差は1兆ドル(111兆円)に開いた。日本株市場が6.2兆ドル(690兆円)で、中国株市場は5.2兆ドルと約2年ぶりの小ささになった。日本株の時価総額の順位は米国株に次ぐ世界第2位だ。アメリカの対中貿易赤字に対する、報復関税の結果、中国株は精彩を欠いてきた。中国も対米貿易で、対抗処置を執るものの、手持ちの球が少ないために、なかなか手をこまぬいている感がある。対米対抗措置もなかなか上手くいかない中国だが、アップルのiPhoneの製造には、中国企業に生産を委託している。アップルが自ら築き上げた中国のサプライチェーンだが、今後もトランプが、対中国関税引き上げの範囲を拡大して、スマートフォンの部品にまで拡大すれば、アップルの側にも多大な影響を及ぼすことになり、アメリカは、自分で自分の首を絞める結果になりかねない。iPhoneの強固な調達網を築き上げたアップルだが、貿易摩擦による想定外の伏兵によって足を引っ張られかねないことになっている。加えて、この所、iPhone(スマートフォン市場)は飽和しつつあって、成熟化したスマートフォンは、徐々に力を失っていく傾向にある。こういった事を考慮すれば、時価総額をさらに高めていくために、イノベーーションなどを通じて、収益源を広げていく必要がある。ウエアラブル端末、音楽配信や決済などで一定の成果を出しつつあるが、そこまでは、市場は既に織り込み済みだ。未踏の領域に踏み込んだアップルは、自動運転やヘルスケアなどでの事業育成をにらんでいるが、自動車部門では、既に先行する、テスラ・モーターがある。今や異業種間も何らかの繋がりのある世界になってきた。アップルがどう進んでいくのか、次の成長の絵はまだ描ききれていないとのことだ。日本でもこの所ハイテク企業や、IT企業などが目白押しだ。これからのハイテク企業は、過去の踏襲ではなく、新たなビジネスの創出を常に考えて行かなければ、立ちゆかないだろう。【古今和歌集】512.種しあれば岩にも松はおひにけり 恋をしこひばあはざらめやも (よみ人しらず)種さえあれば岩にも松は生えるもの、恋しい気持ちを貫けば逢えないことができないことはないだろう
2018.08.08
コメント(0)
今日のセミウォーキングは高浜堤から上牧堤迄で、帰りは上牧駅を通った。***余剰電力でメタン合成する技術開発が進んでいる。社名からは、結びつかないが、開発を進めているのは日立造船だ。日立造船は、以前にも全く異業種の、杜仲茶をヒットさせた、意外な会社である。メタンは、都市ガスの主成分なので、製造したメタンは既存の都市ガス配管を使って流し、家庭などの熱源に使える。之を、太陽光発電や風力発電で得られた余剰電力を使って作りだそうとの研究だ。太陽光や風力が生み出す電気は天候次第で発電量が変動する。条件がよければ需要量を上回り、余ることもある。蓄電池にためるという手段もあるが、余剰電力で水を電気分解して水素をつくることも可能だ。一方で火力発電所の排ガスから二酸化炭素(CO2)を分離・回収し水素と合成すればメタンができる。このようにして生成したメタンは、CO2を排出しない方法で、生成されるために「CO2フリーメタン」、あるいは「カーボンニュートラル・メタン」と呼ばれる。カーボンニュートラルとは、人為的活動を行った時に排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量だと言う意味だ。生成されたメタンを燃料として使っても新たなCO2が発生しないことになる。このガスを都市ガスの一部として、家庭で暖房や調理のため燃やしてしまえば発電所においては一端回収したCO2を排出することになるので、完全な「脱炭素」にはならないものの、新たなCO2は発生しないわけで、中立的と言える。この過程で、家庭の熱源を確保できる利点は大きい。環境ビジネスに力を入れる日立造船はカーボンニュートラル・メタンの商用化に取り組んでいる。2018年6月にはメガワット級の水素発生装置を開発している。メガワット(MW=1000kW)のレベルの余剰電力を水素に変換できる大型な装置である。日立造船は、之までも水素発生装置を作ってきているが、能力の大きな装置に発展させた。固体高分子型の電解槽を多数直列につないで密着させ、風力発電機につなげて、変動する電力で水素を作り出したのだ。これらを1つの大きなコンテナにコンパクトにまとめ込んで、可搬式で屋外設置が可能な製品として、2019年度に発売する予定だ。メタン合成装置の開発も手がけている。実験プラントとして、再生エネルギー(太陽光、風力)で得られた、余剰電力を使って、毎時12.5立方mのメタンを発生する装置を作成して、試験中だ。12.5立方mは平均的な家庭約10軒分の都市ガス使用量に相当する。こうした、方法で、カーボンニュートラルのメタンを作成する装置の実用化は目前になっている。すでに、毎時250立方m規模のプラントの基本設計も終え実用機の普及を目論んでいる。風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーの出力時に生じた余剰電力を、水素やメタンなどの気体燃料に変換して貯蔵する技術はパワー・トゥ・ガス(P2G)と呼ばれる。メタン合成はドイツで開発が先行している。2022年ころまで都市ガスネットワークでの利用、自動車燃料、工業原料向けの実用化を目指して複数の実証プラントが稼働している。最大規模のプラントはアウディが建設した、農業廃棄物からでるバイオガスから分離したCO2を原料に、水の電気分解から作った水素を組み合わせてメタンを合成する装置だ。これらのメタンガスは、天然ガス自動車のガスステーションに供給している。日立造船はこのプラントを設計した独ベンチャー企業ETOGAS(本社シュトゥットガルト)を2016年に買収し傘下に収めている。日本では余剰電力の貯蔵に関しては、水素が注目され、メタンへの発想は、注目されてこなかった。水素ガスは、既存の都市ガスのネットワークにはなじまず、危険をはらむ。そこでメタンに注目したのだ。このアイデアは、既に、1990年代に「グローバルCO2リサイクル」構想が東北大学の橋本功二名誉教授により提唱されている。その構想とは、日照量が豊富な砂漠地帯に太陽電池を置き、海水の電気分解で水素を製造し、CO2と反応させてメタンを作る。生成されたメタンは日本などエネルギー消費地に運んで利用、燃やした時に出るCO2を回収して砂漠地帯に運んでメタン合成の原料にするという壮大なものだ。地球規模でCO2をリサイクルし、大気中に放出しないという大規模な構想だ。日立造船のメタン生成装置は、こう言った流れを汲むもので、日本のエネルギー基本計画で「電力システムの脱炭素化」の一手法として言及されている。「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次報告で人類が排出可能なCO2には限度があると再認識されている。之までも、海外から安価な水素を輸入して燃料電池車の燃料などに利用することは考えられていたが、安全性の問題で、大きなネックを抱えている。その点メタンガスの生成は、既存のシステムを流用できるので、新たなインフラを構築する必要が無いという大きなメリットがあり、有用視される。ただし、メタンは燃やせばCO2がでるので、完全な脱炭素にはならないが、この点はガス会社のこれからの存在意義にも関わるとの意味で、特殊性を持っている。火力発電所から出るCO2の問題もまだ問題点として残されている。地下に埋める貯留技術(CCS)が実現できれば解決するのだが、CCSがむずかしい場合は回収したCO2を何らかの形で有効利用しなければならなくなる。いずれの方法も、一長一短があり、完全な方法は今のところ無いのだが、これからはそれぞれ独自の利点を棲み分けながら、どのように適用していくかが、検討されなければならないだろう。【古今和歌集】511.涙川なに水上をたづねけん 物思ふ時のわが身なりけり (よみ人しらず)涙川の水源をなぜ捜し求めたのだろう、それは他でもない恋に物思う(悲しい物思いをする)時の我が身であった(水上 ・・・ 水源 )
2018.08.07
コメント(0)
今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄の往復で、帰りも同じ道を帰った。2013年8月5日に本格的ウォーキングを始めて、今日で、実働(意図的なウォーキング)としては、1191日目となり、2万2000kmを歩いたことになる。最近は腰の調子が冴えないので、歩くペースも落ちてきた。今日は1日中門の前の道路を掘り返して水道の工事をしていた。姉を訪ねて、湘南お土産を渡し、暫く話した。***様々な分野でAIが我々の生活に入り込んできている。これから先、急速にAI機器が世界を席巻するであろうとの見方をした学者がいる。2018年3月に亡くなった宇宙物理学者、スティーヴン・ホーキング博士だ。博士が予測した内容の解説がPRESIDENTで解説されていた。そこで冒頭、かなりショッキングな予想が成されている。曰く、「AIがこのペースで自分(AI)自身を開発し続けていけば、生物的進化の遅い人間は、競争する前に追い越されるだろう」というのだ。2013年にアメリカで、10~20年の間に半数の仕事がAIに取って代わられるという論文が発表された。翌年の2014年には、コンピュータが、13歳の少年として振る舞い、それに対して30%以上の人が、「人間かコンピュータか判別できない」という結果を出した。そんなにもAIが成長してきているのだ。そして、この調子が続けば、2045年には、シンギュラリティがやってくるという。言い換えれば、AIが人間の能力を超える時がくるということだ。これは「2045年問題」と言われている。シンギュラリティというのは「技術的特異点」と訳され、過去の人類の技術開発の歴史から推測するときの未来のモデルの限界点を指すのだ。その予測された点以降は、人類が之までに予測したままの推測は不可能になり、AIが支配的になると云ったことだ。それは、我々が知るような人間生活はもはや持続不可能になるということだ。変化は加速度的になり、人類は置いてきぼりを食うことになる。人類が、最初の知的マシンを作ったところで、人類が成すべき仕事は終了し、後は作った知的マシンが、次々と次世代のより高度化した知的マシンを作り続けることになるわけだ。その時点で、マシンが人類を凌駕するポジションを占めることになる。そうなれば、多くの職業で、AIが人間に取って代わると予測できる。人間よりも優秀で、文句を言わず、粛々と作業をこなすのだから、経営者としてはこれほど良い労働者(?)はいないとなるのだ。その職業は、レジ打ちやデータ入力作業要員に止まらず、編集や作曲といった分野まで広がるという。すでに、その予兆が各所で見られる。昨年9月、みずほ銀行とソフトバンクは、AI技術を活用し融資の可否やその額を決定するサービスを始めた。そして今日あたかも、日揮などが、設備はそのままでLNGを増産するために、AIが調整を行うなどといった話も載っていた。さらに、アメリカでは、過去の判例や各州によって異なる法律をデータに蓄積し、活用しているし、感性が重視される音楽の分野においても選曲や作曲などでAIが活躍し始めている。そして、この進化の速度は、ますます加速しているのだ。会社では、もう人は要らなくなり、従順なプログラミングされたマシン(AIがAIを改良し続ける)が席巻することになり、マシンが人と共存できるように、富を分かち合えれば、社会は成り立つが、AIマシンの所有者が、富を分かち合わないとすれば、殆どの人は貧困に陥り、大混乱が起こることになる。貧乏人は収入を得られなくなり、ベーシックインカム無しでは、生活さえも叶わなくなるだろう。こう言ったベーシックインカムが導入されないまま、人間より優秀なAIが導入されれば、大量の失業者が生まれ、暴動が起きる。それはまさにイギリスの産業革命の際に起きたことと同じことが起こるというわけだ。ベーシックインカムを適用したとしても、AIマシンの所有者とそうでないものの貧富の差は広がる。その差は現在の比ではないだろう。一般の人はベーシックインカムだけを頼りに細々と暮らすしかなく、意慾もなくなって、市場はそれ以上大きくならなくなってしまう。やがてマシン所有者でさえも収入は減ってくることになる。こう見ていくと、便利だとか、より快適にと追求した結果が、社会全体の貧困化を招くという結果になる。そのことは、今まで、仕事を生き甲斐にやってきた真面目な人たちも、その喜びを根底から奪われてしまって、極論すれば、生きている意味さえ失いかねないことになる。生活のためにやっていた仕事は趣味になり、何でも自分が好きなことをやっていいことになるものの、逆境から立ち直ろうとする精神力などはうち捨てられることになる。それは精神の退廃に繋がりかねず、今以上に自分自身で生きがいをみつけなければ、充実した人生を送ることは困難になるだろう。ホーキングの言葉をもとに、打開策を探ってみる。ホーキングは「知能は変化に適応する能力だ」と語った。人間は、知能を持っているのだから、どのような局面に立たされても、その環境に適応できると云う事になる。従って、AIの時代が来ても、うろたえることはないという。とは云っても、今まで持っていた価値観をベースにしていたら、(これまで当然だと思っていた仕事や生活習慣をそのまま持ち続けるとしたら)、なかなか新しい場面を受け入れることが出来ない。ゼロ思考、発想の転換が必要になってくる。AIの発展で、消える仕事があれば、AIのために生まれる仕事もあるということだ。AIを管理したり、整備したり、また人間にしかできないことも認識されることになる。そこからは何やら精神論的になるが、人が生きていくと云う事は、常に目の前の問題と真摯に向き合い、その時持っている力を精一杯使うことが必要だと説いている。今をおろそかにしていては、目指す未来はない。人生の本番は常に「今」だとのことだ。今を本気で生き、今に全力を費やすことで、明日へ繋がると云う事なのだ。「今は雌伏、準備期間だ」とか、もう既に「手遅れ」だとかは無いと云う事だ。こんな話を読みながら、以前目にした、ローマの詩人ホラティウスの言葉を思い出した。それは「カルペディエム=今を捕らえよ」との一節だ。将来のことは気にしないで、現在を楽しめという快楽主義、刹那主義という意味ではなく、真の意味合いは、「日々の仕事に精を出すが良い。人生は短い。いたずらに先に望みをかけるのは宜しくない。今こうして話している間にも時は流れる。今日を捕らえよ。明日を頼むなかれ」と言う事であった。如何にAIの時代が来ようとも、この生き方を貫いていけば、そこそこ道は開けるかも知れない。但し、私の場合は、2045年迄は生きていないだろうから、先取りして悩むこともないわけだが、生き方だけは踏襲したいものだと思っている。【古今和歌集】510.伊勢の海のあまのつりなは うちはへてくるしとのみや思ひわたらん (よみ人しらず)伊勢の海の漁師の釣り縄を長く引っ張って手繰という「くる」という響きの「苦しい」思いをずっとするのだろうか。(忍ぶ恋は、辛いものだ)
2018.08.06
コメント(0)
今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下迄で、帰りはマンボウを通った。***パキスタンの新政権は8月11日に発足予定だ。新政権を担うのは、イムラン・カーン(パキスタン正義運動:PTI党首)で、元クリケットのスター選手だ。政治家に転身してから20年以上経っているが、ようやく政権与党の座をつかんだ。そこで最初にぶつかる難問は、前政権が中国の支援で進めたインフラ事業で生じた巨額の対外債務の問題だ。外貨準備は大幅に減じ、国際通貨基金(IMF)への支援要請については、IMFへの出資が最大であるアメリカが難色を示していると同時に、軍部や中国も反対するとみられている。アメリカの懸念はIMFから融資を受けたら、即ちそのまま、債務返済(中国への返還)に使われてしまう恐れがあるからだし、中国は、自ら立ち上げたアジアインフラ投資銀行(AIIB)からの融資としたいためだ。パキスタンでは、「中パ経済回廊(CPEC)」というプロジェクトが進行中だ。中国新彊ウイグル自治区カシュガルからパキスタンの南西部グワダル港に抜けるルート総延長3000kmの輸送網を2030年を目標に完成させようとするものだ。この中には電力のインフラの整備も含まれている。総工費は5兆円3千億円が見込まれていた。このプロジェクトは、中国がインドに対抗しているパキスタンに急接近し、中東への影響力の拡大も視野に入れた遠大な計画だ。殆どの資金は中国からもたらされることになっている。2014年に前首相シャリフが中国で、覚え書きにサインしている。この経済回廊は、中国とパキスタン両国の経済協力を促すものと期待されている。第1段階として2017年までにアラビア海沿岸のグワダル港の開発や国際空港を建設している。そこから、中国に向かうカラコルムハイウエーの拡幅や、南部カラチ-東部ラホール、北部ペシャワル間の鉄道網の改良も進めるというものだ。中パ間を光ファイバーケーブルで結ぶ計画もある。パキスタンにとっては、中国が、回廊沿いに石炭火力や太陽光・風力など発電施設を次々と整備することで、エネルギー不足が解消されることに最大の魅力を感じている。パキスタンは、エネルギーが十分でなく経済は停滞し、政府に不満を持つ分子は、ISなどイスラム過激派に引き込まれて、治安状態も劣悪になっている。そこに、中国のオファーがあれば、渡りに船と考えるのは、東南アジアなどの新興国と同様の感覚だ。中国にとって、こう言った大型プロジェクトは、単にパキスタンに援助をもたらすと言った、単純なものでは無く、所謂「一帯一路」計画の一端であるわけだ。即ち、現在マラッカ海峡を通って運ぶ原油が、有事の際に米国やインドによって封鎖される可能性があるため、この回廊建設は、中国にとっては念願の「中東への玄関口」の確保が可能になるというものだ。中東から輸入した原油を、パキスタンのグワダル港を経由して、ウイグル自治区まで道路やパイプラインで運ぶ考えだ。マラッカ海峡を通らずに、中国の内陸部までエネルギーや物資を輸送できる事は中国にとっても望ましいことなのだ。このことで、分離独立運動がくすぶるウイグル自治区の矛先を開発による景気回復効果で、かわそうとの狙いだ。この中パ経済回廊(CPEC)の一部として、北西部ペシャワルと南部カラチを結ぶ路線を2022年を目標に大がかりな再生計画が進んでいる。約1870kmを全線複線化し、自動制御の運行システムを導入して、時速160kmの旅客列車を走らせようとするものだ。予想投資額は81億ドル(約9千億円)で、全てを中国から借りているのだ。このことで、パキスタンの経済は、上向いて、2016、17年と成長率5%をキープしたが、対中債務はその分膨れあがってきたわけだ。2017年度の対中貿易赤字は100億ドルと、5年間で5倍。外貨準備高は2年弱で100億ドル減り、7月20日時点の残高は90億ドルとなってしまった。輸入額の2カ月分弱という心もとない水準に落ち込んだ。このまま推移すると、返済額はどんどん膨張して、財政は逼迫するとみられている。アメリカのシンクタンクの世界開発センターは3月に「一帯一路関連で特に債務負担リスクのある8カ国」を挙げたが、その1がパキスタンだ。之により新首相(PTI)が公約した所得支援策や教育充実など「社会保障予算の拡充計画は棚上げが必至になると見られている。この打開策として通常予想されるのが、IMFへの財政支援要請だが、之には、中国も、軍部も反対の意向なのだ。IMFに要請すれば、IMFから返済条件などが不透明なCPEC事業の契約内容の開示を求められることになり、中国の反発が、予想されるのだ。中国のパキスタン取り込みの計画などが露呈するからだろう。軍部は、軍傘下の建設会社がCPECで利益を得ているために、この、事業が中断されることなど許さないだろうとみているのだ。パキスタンの悩みと、中国の目論見は正にこの点である。IMFの融資が得られなければ、カーン新政権が頼れる相手は中国だけになり、巨額の融資を受けている国から、さらに債務償還資金まで借りる事態になってしまえば、それは最早中国の傀儡になりかねないというものだ。こういった懸念は安全保障にも及ぶ。インドと共に核保有国であるパキスタンがこのまま、中国の傘下に入れば、核兵器を巡る世界のパワーバランスが変容しかねない。隣国アフガニスタンは現在も中国の武装勢力が勢いを増しているが、この近郊のためにパキスタンを頼みに出来ないことになってしまうと云う事だ。前首相のシャリフ(パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派:PML―N)はパナマ文書疑惑で、最高裁から不適格の判断を下され、実質的に罷免されたかたちとなった。しかし、今回の選挙では、その、シャリフ派(PML―N)やその他の政党から選挙が不正であったとやり直しを求める声が上がったほどで、カーンが政局を運営する上でも内外に大きな問題を抱えることになった。パキスタン同様、新興国では、2018年から国や企業が発行している債券が大量に償還を迎えることになり、今後3年間で毎年、過去最高となる100兆円規模の返済が必要になる。パキスタンにとっても他の新興国にとっても、大いなるリスクを抱えることになる。償還額の多くを占めるのが中国で、企業と政府部門をあわせた今後3年間の償還額は1兆7531億ドル(195兆円)と新興国全体の54%になる。パキスタンの対中債務返済は、中国自身の債務返還もあって、猶予のないものになる。パキスタンの新政府が上手く機能するか、今後に掛かっている。【古今和歌集】509.伊勢の海につりするあまのうけなれや 心ひとつを定めかねつる (よみ人しらず)まるで私は、伊勢の海人のウキのように、この心が揺らいでどうにもしっかりとした気持ちが持てない(伊勢の海・・・伊勢湾の別名、うけ ・・・ ウキ)まだ成就しない恋に揺れ動く心を海の浮きに例えた歌。
2018.08.05
コメント(0)
今日のセミウォーキングは大阪染工から山崎駅迄で折りかえし、島本駅を通って帰宅した。午前中に、湘南から送った自分たちの荷物を受け取り、旅は完結した。最近はゴルフもそうだが、荷物を予め送っておくことで実際の道中は手軽に移動が出来、便利だ。夕方からは、バスケットのOB会である籠友会の懇親会が茨木の片桐で行われて参加した。同じ時間に、同期の仲間のゴルフ会で懇親会が開かれたが、私は幹事という役目もあって、籠友会の方に参加した。同期の2人はゴルフの方に出席し、もう1人は、別の集まりの方に出て行ったようで、バスケットの同期としては5人中3人だけの寂しい集まりになった。参加者は全部で、33人。私よりも上級生は8級年上の1人と、4級年上の3人、3級年上の3人、1級上の1人の、8人になってしまった。もうすぐ最年長と言われるところまで来てしまったわけだ。最早年長者は、昔のバスケットボールを追っていた面影は殆ど無く、何となく昔を思い出して、感慨深いものがあった。***イランがホルムズ海峡で軍事演習を開始した。トランプは、イランと米英仏独中ロの6カ国が結んだ核合意からの離脱を表明にし、イランへの経済制裁を再発動する方針である。その、イラン制裁が7日に始まることを受けて、牽制する意味だ。日本の新聞では、直ぐに石油はどうなるのかと言うことに結びつく。輸入に支障を来し、私など、又ガソリンが値上げされるのではないかと恐れるわけだ。2日ほど前から、この演習が行われることは予測されていた。こう言った動きは、始まる前から分かっているなどと言うことは、今では当たり前のことなのだろう。制裁を前にした抗議(というか、脅し)と言った位置づけだろうが、おそらくそういったことは織り込み済みなのだろう。又、そうで無ければ、本当に困った状態になってしまう。ペルシャ湾とアラビア海を結ぶホルムズ海峡は、アラビア半島のペルシャ湾側の出口に位置する海峡で世界有数の交通の要衝だ。世界で海上輸送される原油の約4割、日本が輸入する原油の約8割が通過し、封鎖されれば日本経済に深刻な影響を与える懸念がある。アラビア半島の先端からイラン迄の距離は、最狭の箇所で、33km程度しかない。とはいえ、私が住んでいた玉野と対岸高松との間が、20km弱だと云う事から考えると。矢張り広い感じだ。然し乍ら、ここを通過するには、慎重な操船を余儀なくされる。そんな場所にイラン艦船が集まって、砲火(実弾なのだろうか)を放つとなると、脅威だ。私が、ドバイに居た頃に、一度ホルムズ海峡を見てみたい(と言っても、33kmだと、うっすらと対岸が見えるかどうかだろうが)とドライバーと共に見に出掛けたが、実は、最も狭いアラビア半島の先端は、オマーンの飛び地であることを知り、結局は行けなかった。イランの軍隊は、イラン革命防衛隊(IRGC)でと呼ばれ、通常は年末に演習を行うのが常故に、この時期に行うのは、制裁に対する牽制だというわけだ。ただでさえも狭隘な海路故に演習が始まると、石油の輸送に影響が出ることは必至だ。数日前から、IRGCはすでに小型高速艇を主体とする艦艇100隻以上を集結させていたとのことで、さらには、沿岸防衛ミサイル発射台などを投入する可能性もあるとみられていた。アメリカは身構えているが、近隣のサウジアラビアやペルシャ湾関連地域諸国に対し、アラビア湾の封鎖を避けるため強い姿勢を取るよう促してきている。そして今、大規模な演習が始まった。石油市場は不測の事態が起こることを懸念しているものの、まだ演習による石油供給や物流への直接の影響は確認されていない。アメリカとイランの会話の道は閉ざされ、このままずるずると、海上封鎖にでもなれば、原油市場での、先物の原油高騰は避けられないだろう。アメリカの意図は、イランの石油輸出をできる限り減らしたいのだが、海峡封鎖で原油価格が上がれば、イランの石油収入は変わらないことになり、制裁の意を成さないことになってしまう。現在の所1バレル70ドル辺りがターゲットというか、落ち着きどころとの見通しだ。70ドルはサウジアラビアの財政均衡点とも言われており、サウジアラビアはここを目指して減産を主導して調整してきたように思われる。ただし、70ドルを大きく上回るとガソリン価格の上昇などから、世界経済に悪影響を及ぼしかねない。このため、このあたりで落ち着いてもらうのが、産油国としても好都合なのかもしれないということだ。問題は、イランが、海峡封鎖する際に、小型船で石油タンカーや軍艦の航行を遅らせるのは容易だが、もし、イランが万が一、機雷をばらまくような行動に出れば、航路は数週間にわたり寸断されることになる。一方、イランとサウジアラビアが代理戦争を繰り広げるイエメンの沖合にあるバーブ・アルマンデブ海峡もまた、ホルムズ海峡同様に狭隘である。ここでは、7月下旬にイランの支援を受けるイスラム教シーア派武装勢力「フーシ」による攻撃で石油タンカーが被害を受けたとのことで、サウジはタンカーの紅海から同海峡を通過するのを一時禁止している。トランプとイランのロウハニ大統領は互いに相手を言葉で威嚇し続けている。イランの演習に呼応してアメリカ軍は現在、ペルシャ湾にミサイル駆逐艦一隻を展開しているが、数日中に複数の艦艇を近海に派遣する見通しで、中東地域の緊張が高まる恐れもある。トランプはイラン制裁に各国の協力を求めていて、イラン産原油の輸入打ち切りを日本を含む各国に要求している。日本のスタンスは矢張りアメリカの要求をのんでいるが、日系企業の活動に悪影響が及ばないように要請をしている。オバマ時代の2012年も、イランによるホルムズ海峡封鎖の問題があり、アメリカは反発した。この時もアメリカは、軍事行動も辞さないとしてきた。イランの挑発と、アメリカの空母派遣など、緊張感が高まったが、小さな小競り合い程度で済んだ。今回も大きな衝突にはならないとは思われるが、日本はイランからのビジネスの撤退は不可避であり、かといって、トランプが要求する、イラン制裁への協力を採らなかった場合には、アメリカでのビジネスから閉め出されることになる。アメリカは、イランに、ウラン濃縮の停止や、イエメン・レバノンなどのテロ組織、支援などの停止など、12項目の要求を突きつけている。イランがこの要求をのめばアメリカは制裁解除に動くとみられているが、核廃棄と、シーア派勢力拡張のためのレバノン、シリアなどに於けるテロ支援等をロウハニがどのように対応するかで、帰趨が決まっていくる。【古今和歌集】508.いでわれを人なとがめそ おほ舟のゆたのたゆたに物思ふころぞ (よみ人しらず)さあ我を人は咎めるな、大舟のゆらゆら揺れるように、恋しいと思うころなのだ(おほ舟=男、ゆたのたゆたに・・・ゆらゆらと揺れるさま)
2018.08.04
コメント(0)
今日は帰阪する日だ。連れ合いが、早い便を予定していたので、6:40辻堂発の列車に乗った。姫達は、車で辻堂駅まで見送ってくれたので、歩かず、楽が出来た。早い列車にしたのは、特に帰りを急いだわけではないが、朝早くなら送って貰えることと、グリーン車で、沼津まで行く便は、その時間でしかなかったからだ。沼津までは、2階建て列車の2階に並んで座れた。沼津から静岡までは、結構混み合った。静岡に向けて出勤する人が多かったようだ。その次の浜松までも混雑した。浜松では、少し待ち時間があったが、早めの昼食をウナギ屋「八百徳」で採った。之が今回の1つの目的でもあったわけだ。浜松から、豊橋乗り換えで、大垣まで乗ったが、一般席は混み合ったが、僅かに、優先座席に座る事が出来た。それにしても静岡県の列車は古く、愛知県に入ると綺麗になるのは、県の財政状態に依るのだろうか。東海道線は、JR東海だとすれば、余りにも差がありすぎるようだが・・・。大垣からは始発で、米原まで乗り、米原からは高槻まで一気に帰った。高槻では少し買物をして、島本に着いたのは17:30頃であった。青春18切符は之で完全に消費した。***日経の経済教室で、標記が3日間のテーマになっていた。現在、アメリカと中国が二大経済大国になっている。この辺りの駆け引きがどう転ぶかについて、日本を含めた周辺国がどのように行動するか、又行動すべきかを考えさせられるものだ。アメリカは、之までのように世界の警察で無いと言いながら「アメリカ・ファースト」を唱え、自らのプレゼンスを、より狭隘にして自国有利に導こうとしている。そんな利己的な主張と行動に世界は振り回され、同盟国に対しても、之までのような応分な扱いをしていないように思われる。只、安倍政権のように、ただただアメリカの言うなりに歩調を合わせていて良いのだろうかと危惧すると共に、既に、終戦70年を超えて、そろそろ日本の独自性をもっとしっかり主張しなければならないのでは無いかと思う。そんな、混乱に乗じて出てきたのが中国だ。アメリカの対中国貿易赤字は突出して多い。その是正を求めて、中国製品に追加の関税を掛けることにし、中国は報復措置に出るといった貿易戦争の様相を呈してきている。アメリカが懸念する大きなポイントは、中国がAI等の新興技術分野や、次世代通信規格(5G)でアメリカ企業の知的財産権を相応のコストを支払わずに盗用することだ。最も手っ取り早いやり方として、在中国のアメリカ企業に技術のノウハウの移転を迫ることだ。労せずしてアメリカの技術を手に入れようとしているわけだ。そして、今現実に中国は、先端技術でもアメリカに対峙していこうとの野心を覗かせているのだ。中国は、2049年までに経済面でも軍事面でもアメリカに呉していくとの具体的ロードマップ「中国製造2025」を発表し、着実に国家主導の下、ハイテク分野などで、アメリカを初めとした、先進国と肩を並べようとしている。之を国を挙げて、行っているのだ。また、外交面では、「一帯一路」構想の下、周辺各国を、中国ナイズしてしまおうとの遠大な構想だ。経済力をバックにインフラ整備などの名目で各国に高い金利で、資金援助をしつつ、返済が滞ったところから、順次中国の意のままに編成していこうという考えなのだ。こう言った中国の国家戦略を良しとしないアメリカだが、現在の両国間の貿易や投資、金融を通じての相互の経済的な交わりは、深くなっており、一方が他を圧倒してしまということが出来かねないような複雑な状態になっている。日本は、アメリカを除くTPP11やEUとの日欧経済連携協定(EPA)さらには、中国やインドなどとの東アジア地域包括経済連携協定(RCEP)などをとりまとめ、アメリカをこう言った多国間の枠組みに引き戻す努力をするべきとのことだ。日本もそうだが、中国も輸入に頼る原油の8割は、マラッカ海峡を通過する。之を安全に手に入れるためとして、一帯一路の海路の要所に港湾施設を建設しようと動き出したのが、真珠のネックレスと言われるものだ。こう言った手法を背景に、中国はアメリカが矮小化する隙に、南シナ海へのプレゼンス、を強行に推し進めているのだ。之に反応して、慌てて、アメリカもインド太平洋戦略と称して、中国に対抗しようとしている。こう言ったやり方を見ていると、事の善し悪しは別として、中国側は1本筋が通っているのに対し、アメリカのやり方は刹那的な気がする。アメリカの強大なプレゼンスは、現在もまだ健全だが、トランプのようにあまりに目先にとらわれた米国第一主義は、中国の浸食を許すことになり、長い目で見たとき、目先に手控えたコストだが、将来取り戻すためにはより多く掛かるような気がする。日本はEUとの関係構築や、東南アジア内での主体的な立場を取らなければ、独自の地位を築くことは出来ない。アメリカ一辺倒のやり方では、東南アジア諸国の連帯を強固にする点でも、障りとなるだろう。太平洋とインド洋の2つの大洋に関連があるオーストラリアもインド太平洋の安定化には、大きな関心がある。日本は、こう言った国との連携も考えつつ、包括的に捉えていかないと、最近特に目立った、アメリカの同盟国軽視の波を大きく被って、気がついたら、日本だけが、蚊帳の外に置かれてしまっていると云う事にならないとも限らない。トランプにとっては、日本がどうこうするよりもアメリカの、というよりは自らの地位が、おかしくなることだけを懸念しているだけで、アメリカが、損をせずに従前の地位を保てるのであれば、かつて日本の頭越しにニクソンが中国と接触したような頭越し外交を許すことになりかねない。アジアの諸国も、経済力による中国の援助、支援は、正直手っ取り早いし、ありがたいことに映る。最近台頭してきたアジアの独裁化だが、そんな独裁者にとっては、特に中国の財力に頼って政権を安定させることに頼ろうとする面もある。気がつけば、バングラデシュのように、祖国の一部をかすめ取られることにもなりかねない。日本は、アメリカの判断の下に従って、一辺倒で進むのではなく、是々非々の対応を取りながら、アメリカと中国の狭間で、逆にキャスティングボートを握るような動きをしなければならないと思う。今や政治的、軍事的な面もさることながら、経済面に於いても、中国の市場経済に逆行した国家主導型の経済モデルの方が、コストの掛からない簡便な方法のように捉えられることで、新興国の経済取り組みが、中国を偏重する動きとならないように考慮すべき時ではないのだろうか。【古今和歌集】507.思ふとも恋ふともあはんものなれや ゆふ手もたゆく解くる下紐 (よみ人しらず)どれほど心にかけて恋焦がれても、あの人とは逢えるさだめとは思えないが、結び直す手もだるくなるほどに何度も解けるこの下紐よ(ゆふてもたゆく ・・・ 結ぶ手もだるくなるほど )一寸解しがたい歌の意味だ。
2018.08.03
コメント(0)
今日も辻堂界隈のセミウォーキングで、昨日とほぼ似たコースを歩き、引地川の太平橋を経由して帰った。テレビでは相変わらず、日大とボクシングだ。加えて、文科省のJAXA汚職では新たに戸谷事務次官も関与が取りざたされている。何とも泥沼状態は日本国中に蔓延している。孫が親指を骨折したとの報が入った。気になるがたいしたことが無い様子で、少々安心した。姫から頼まれた仕事を終えて、連れ合いとテラスモールに出掛けた。昼食にお肉を頂いた。夕方6時から、辻堂に住む兄夫婦と会食の約束をしていたので、駅前の「くう」迄歩いて出掛けた。まだ陽は落ちておらず、汗をふきふき、一寸しんどかった。兄もよく飲み、少し遅れて姫夫婦も合流してくれた。***いよいよ、パーキンソン病でiPS細胞を使った再生医療の治験が始まるようだ。京大の高橋淳教授らが世界に先駆けて行おうとするもので、治験を監督する医薬品医療機器総合機構(PMDA)に届け出て、国が治験実施計画を了承した。パーキンソン病は、脳内で神経伝達物質ドーパミンを出す神経細胞が減り、手足の震えや体のこわばりなどが起こる難病だ。中年以降の発症が多く、高齢になるほど発症率が高まるという。年々発症する人は増えているのだという。現状は、症状を和らげる飲み薬などの治療では神経細胞の減少を止められず、根本的な治療法はない。我々の同窓生も、この病気で悩まされているが、適用されるのは難しいのかも知れない。治験対象者は、7人で、最初の1例は、現在京大病院にかかっている患者の中から選定中で、今年中に治療に入る予定だ。2例目以降は全国からの応募から選考するするという。現在、パーキンソン病の患者は国内に15万~20万人いるとのことだ。iPS細胞からつくった細胞を人に移植する研究が認められるのは目の難病と心臓病に続いて3例目で、勿論パーキンソン病の治験は世界で初めてだ。治験は来年1月から始める。方法は健康な他人の細胞から作製し備蓄したiPS細胞からドーパミンを分泌する神経細胞を作製して約500万個を患者の脳に移植し、失われた機能を補う。移植した細胞の一部が脳に定着し、症状が改善して飲み薬の効果も高まると期待している。今回の治験では運動機能の回復にとどまり、その他、認知機能障害等の改善は期待できないとされている。まず、運動障害を改善する事を目論んでいる。重症患者は今回の治験対象から外されている。今回の治験では、iPS細胞を使い、脳内で減ったドーパミン神経を植えるが、病気の原因となる異常なたんぱく質が蓄積する原因を取り除くわけではない。従って、原因を取り除かない対処療法的治療法なので、100%根治とは言えない。病態メカニズムの研究などは別途進められているので、原因を取り除くのは将来のことだ。治験が成功すれば大日本住友製薬が開発を引き継ぎ実用化を目指す計画となっている。2022年に2年間の患者の観察を終え、そこから7例のデータを収集して、承認申請するのが最速のシナリオだとのことだ。これまで、カニクイザルを使った実験で、移植した細胞を移植後1年間観察すると、徐々に手足の震えなどの症状が軽減する効果がみられた。2年にわたって腫瘍にならない(がん化しない)ことを確認し、有効性や安全性に問題ないとしている。但し、人で起こる可能性がゼロとは言い切れない。海外の例では、胎児の細胞を移植する研究で、ドーパミンを産生する細胞だけでなく、それ以外の細胞も混じるという副作用があった。今回は、分化誘導法を工夫し、そうした別の細胞ができないようにした。移植した患者で万一、不要な細胞が増殖してしまう場合に備えて、陽電子放射断層撮影装置(PET)で観察しながら、もし、不要な細胞が見つかれば、放射線で焼き切ることもできるし、外科手術でとることも考慮しており、何か起きたとしても対策はあるとのことだ。人への安全性・有効性を確認することも今回の治験の目的と言える。対象が脳だけに、慎重を期す上にも慎重であるべきだが、そのための事前チェックは十分に行ってきているとのことだ。実用的に問題になるのは医療費となるが、将来的には、保険適用を受けて治療費全体で数百万円くらいに落ち着けたいとのことだ。1回の移植で10~20年と効果が続き、寝たきりや要介護になることを防げれば、受け入れられるものとしている。他人からのiPSを使うことは、将来のコストや手間、時間を考えてのことで、研究ではなく、治療として開発するためには、他人由来のの方が、現実的だという。さらには、移植する細胞はHLA(免疫のタイプ)を合わせる事は絶対条件とはしない。HLAを合わせれば、患者に起こる免疫反応が少なく、免疫抑制剤の量も少なくて済むだろう。しかし、合わないと抑制剤の量が増えることも予想されるが、そこも含めて治験だという。臨床研究ではなく、いきなり治験を行う理由としては、海外で既に胎児細胞移植が行われ、少なくとも効果があることや患者の選び方など細胞治療の全体が見えていたためで、あえて、最初から治験を行うとしたという。海外では、ES細胞を使っているが、日本では、倫理的な問題からES細胞よりもiPS細胞を使う方向に進んでいたためで、今後は、ES細胞を使う例も増えるだろうと予想されている。今回の手法を、アルツハイマー病など他の神経変性疾患への展開することについては、ドーパミン神経の補充療法としては理論的には可能だが、アルツハイマー病は神経が障害を受ける範囲が広いために、現時点では、対象としては難しいという判断だ。さらに、他人由来のiPS細胞でもあり、この治験と平行して、免疫抑制剤の第3相試験も同時に進めるとのことだ。免疫抑制剤については、他の治験でも使いやすくなるという意図もあるとのことだ。2014年にヒトのiPS細胞から安全で効率的に神経細胞を作製・培養する療法を確立したとの発表があって、4年が経過したが、やっと、実際の治験に取りかかれるに至ったのは、喜ばしいことだ。今後の成り行きを注視したい。【古今和歌集】506.人しれぬ思ひやなぞと 葦垣の まぢかけれどもあふよしのなき (よみ人しらず)(それだけ思っているのに)相手に知られぬ思いだとは、どういうことかと言うけれど、これほど近くに住んでいるのに逢う手だてもないのだ(なぞ ・・・ どうして 、葦垣 ・・・ 葦で作った垣根 、よしのなき ・・・ 逢う手だてがない )
2018.08.02
コメント(0)
今日も辻堂で、海に向かってウォーキングしたが、海は矢張り遠かった。引地川の太平橋から長久保緑地公園を回り込んで、藤沢SSTの中を突き抜けて、帰った。今日は1万歩を超えてしまった。今朝は、姫の婿殿を駅に送り、また姫を大学に送り届けてから、連れ合いと茅ヶ崎の駅ビル(ラスカ)へ向かった。隣の駅だが、かまぼこを求めてきたものの、結局買わずに昼過ぎに帰ってきた。姫に頼まれていた採点を終えて、後はテレビと昼寝だ。常にエアコンを効かせてくれているので、実に快適だ。***毎日暑い日が続く。いつ頃この暑さが始まったのか、毎朝6時前後に室内の気温を測っているが、30℃を超えたのは、7月15日からだ。それから今日まで1日も30℃を下回ったことはない。暑さが半月以上続くと、もう声に出して暑いというのも嫌になるほどだ。日本では、豪雨に続く、猛暑、更に台風12号と、連続的な天災に見舞われて、疲弊しきっている。しかし、この暑さは、日本だけに留まらないようだ。世界各地で酷暑になっていて、危険な状態なのだ。最近は「殺人的」とまで言われ出した。日経掲載のエコノミストによれば、フィンランド北部で北極圏との境目にあるソダンキュラという町は年間の平均気温が0℃に満たない寒いところだが、7月18日に32.1℃を記録したという。1908年の観測開始以降、最も高い気温だったという。そうなると、最早地球上では逃げ場がなくなってしまう。そのせいで、世界各地で、山火事が発生している。シベリアの森林火災、アテネ郊外の山火事、カリフォルニア州の森林火災と目白押しである。ギリシャの山火事では死者が91人になったとのことだ。スウェーデンでも森林火災が相次ぎ、シベリアでは約800平方kmもの森林が燃えている。何と、オマーンではサイクロンが直撃して、この世の終わりかと思わせる洪水に見舞われているという。そのオマーンのクリヤット(マスカットの近く)では、1日の最低気温が42.6℃だったというから最早壮絶としか云いようが無い。欧州では2003年の熱波で7万人が死亡している。この時の熱波は、それまでは、1000年に1度の出来事とされていたが、その後は127年に1度という頻度に変わったという。地球温暖化と単にそういった言葉で片づくほど、気温の上昇だけでは捉えがたい諸現象が起こる。地球自体の構造的変化とでも言える現象だ。この記事を見て思ったが、そういった特異な現象が今年は日本で起こっているのだと感じる。温暖化は、より寒冷な北極や南極の方がより暖かい低緯度地域よりも急激に起こる。そのため、気象パターンが変化し、両者の気温差が縮まると、ジェット気流(上空10kmあたりの高さで吹く偏西風)の速度が落ちる。そうなると、ジェット気流が運ぶ気圧や前線が長く滞留してしまう。こう言った変化が、予想以上に低い気温をもたらしたり、高温をもたらしたりするが、暑くなることの方が多いとのことだ。この所の日本での高温は、高気圧の停滞に依るところが大きく、又台風12号が、従来とは全く逆の進路を辿ったのもそういった現れではないのだろうか。地球温暖化を単に排出ガスCO2に結びつけているが、そればかりでなく、人為的汚染以外で、所謂自然界そのものが起こす異常気象が起こっているのではないかと云う事だ。特定の熱波や干ばつ、洪水を人為的汚染が原因と断定するのは難しいという。これまで観測された史上最高気温は、1913年7月10日カリフォルニア州デスバレーの56.7℃だが、その時点の大気中のCO2濃度は現在よりずっと低かったという。そこで、特定の天候が発生する確率が人為的な行いで上昇したかを調べたそうだが、2003年の欧州の酷暑は、人間活動により発生確率が2倍になったという。こう言った、個別の異常気象現象(イベント)に人為がどの程度かかわっているかを示すことを、イベントアトリビューションと呼ぶのだそうだが、近年は精力的にイベントアトリビューションの研究が進められているというのだ。こうした研究で、144件の天気事象を分析した結果、48回の熱波の41回に人間活動が影響していたという。矢張り人為的に気温が上昇していることは確実のようだ。従って、2015年のパリ協定に真剣に向き合う必要性があるというものだ。トランプは、こういった事を理解しているのだろうか。パリ協定にはこう書かれている。「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求すること・・・」之を受けて、努力目標の1880年から1.5℃上昇した場合、欧州各地で最高気温の更新を経験する人は、現在の4500万人から9000万人に倍増し、もし2℃上昇すればその数は、1億6300万人に増えるという研究結果がある。更に問題なのは、湿度だ。カラッとした気候の50℃の方が、蒸し暑い30℃よりも不快感は低い。このことは、私もジェッダで経験した。時に50℃を超える気温(道路の温度計標示は、49℃で頭打ちになっていると聞いた)の場合も、何故か汗は直ぐ乾いて、案外と凌げる気分なのだ。ジェッダから、バーレーンに出たとき、海沿いの湿度はかなり高く、辟易した経験がある。そこは日本の夏と同じで、湿度がやたらと高いのだ。その湿度を計る湿球温度が35℃を超えると、日陰で扇風機の隣に裸で横たわっている健康な若者でも、6時間以内に死亡する可能性があるというから恐ろしい。今のところ、湿球温度が31℃を超えることはめったにないが、このままCO2排出量を削減できなければ、アブダビやドバイなど一部のペルシャ湾の都市では、今世紀末までに湿球温度が35℃を超える可能性があるという。それはとりもなおさず人が住めなくなる可能性があることを意味している。気温や湿度の上昇で、どれだけ死者数が増えるかは、想像も付かないが、対策を講じることで、犠牲者の数を減じることは可能だという。然し、何はともあれ、気候変動そのものを阻止することの重要性を世界が学び、対策を建てることが重要だと締めくくっている。【古今和歌集】505.浅茅生の小野の篠原 しのぶとも人しるらめや いふ人なしに (よみ人しらず)(丈の低い茅の生えた野辺の篠原、その「しの」という言葉のように)私があの人を恋していることを、あの人は知ってくれているのだろうか、いや、知らないだろうなあ、あの人に告げ知らせてくれる人はいないんだもの百人一首、参議等の「浅茅生の小野の篠原忍ぶれど あまりてなどか人の恋しき」という歌は、この歌から取られているという説がある。
2018.08.01
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1