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【 7 日間ブックカバーチャレンジ】(6日目)(2020・05・25)
今日は「本」を「作って売る」出版社を、たった一人で作ってしまった人のお話しです。ヤッパリ「本」の話をするなら、思い出の文芸路線かな、なんて思いながら棚を見ていて、いやヤッパリこれにしようと路線変更しました。
「本」は書く人、それを出版する人、本屋に運ぶ人。それを売る人で出来ているわけで、出版社抜きには考えられません。普段は気付かない出版社のご苦労を聞いてみようというわけです。
三島邦弘「計画と無計画のあいだ」(河出文庫)
2006
年のことですから、今から 15年ほど
前にたった一人で出版社 「ミシマ社」
を起業した男の話です
実家の破産、勤めを辞めてヨーロッパを放浪、帰ってきてつとめた NTT
出版から逃げだして、起業するという暴挙に出ます。普通は失敗しますよね。しかし、「ミシマ社」は最近では 内田樹
とかの版元で頑張ってます。どうも、そこそこうまくいっているようです。どうなっているのでしょね。
前書きで 三島邦弘
はこう言っています。
「いろいろな人のいろんな話」がミシマ社に落とされるのも、いま自分たちがいる「こっち」の世界に広がりを感じてくださっているからではないか。 ここで、 「こっち」 というふうに言っているところはどこなのでしょう。それを考えるには、本の出版・流通・販売のあらすじをたどる必要がありそうです。
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