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「ひょっとしたら、そっちの方がお得なのではないか?!」 まあ、そんなことを思いついて、 2024年の4月 に最寄りの 垂水駅 から 元町駅 まで 通勤定期 を購入した結果です。半分は面白がりのなせる業なのですが、決まった勤め先もなくなって10年近く経つ サンデー毎日 の暮らしで、雨とか降るとお出かけの意欲が失せる老人が、 定期券 を 「お得」 を目的に利用するのは、思いのほか難行です。
まあ、どうせ乗るなら先頭車両の運転手が見える補助席とかに座りたがる ところに、その傾向の片りんを見る人もいるのかもしれませんが、けっして、 鉄道マニア ではありません。
村上春樹 の長編小説 「1Q84」(新潮社) には、御嶽に近い二俣尾(ふたまたお)という青梅線の無人駅が出てくる。その近くに戎野という元大学教授が、毛沢東思想を信奉し、コミューンをつくった深田保という元同僚の娘と一緒に住んでいる。山村工作隊を文学に取り込んだ作品といえなくもない。(「鉄路の空間政治学」JR青梅線と山村工作隊P108) と、 まあ、こういうことが、ときどき書いてあったりして、
「おっと!」 と思うこともあるのです(笑)。まあ、そういうこともありますよというにすぎませんが、お暇ならいかがでしょうかね(笑)。
目次
はじめに──経世済民としての鉄道
菊と鉄道
駅と西武と
鉄路の空間政治学
年々歳々
列車はなにを運ぶのか?
鉄道と私
コロナと鉄道
あとがき
追記
ところで、このブログをご覧いただいた皆様で 楽天ID
をお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)
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