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「これって、愉快な仲間たち、子供のころ見たのかな?」 で、やってきたのは レイモンド・ブリッグズ の 原作 で、 ジミー・T・ムラカミ という、日系の人らしい監督のアニメ、 「風が吹くとき」 です。
「さあ、どうかな?私は見た気がするわ。絵本もあるでしょ。」
「うん、それは知ってんねん。あんな、ボクのアホブログで 「ジージの絵本」 って、案内してんねんけど。これだけダントツにアクセス数いうの、あれが多いねん。でな、 寒がりやのサンタさん のこの人のアニメやけどな、ボクは見てへんから見てくるわ。」
自分たちが、なぜ、こんなふうになるのか、全くわからないまま、風にさらわれていくかのような作品でした。 絵本版 と同じ展開の悲劇です。ただ、 映画 には、絵本には、多分、なかった
風に舞うタンポポの夢のようなシーン が二度あったと思いますが、印象的でしたね。 監督 による、登場人物二人に対するいたわりのシーンのように思えました。
名人芸のセリフ回し! で、世界の片隅で、今ふうの方から見れば、世界についても、科学的知識についても、無知蒙昧の暮らしを、最後まで淡々と暮らしていく人間の姿を演じ切っていらっしゃいました。スゴイものです。拍手!
で、ちょっと本音をいえば、ホントは 英語版
を見たかったんです。たとえば、 音楽
は ピンク・フロイド
の
ロジャー・ウォーターズ
で、 主題歌
は デビッド・ボウイ
なのですが、 森繁さん
と 加藤さん
の声とは、ちょっとチグハグですよね(笑)「37年の時を経て、あの時の風はまだ吹いている」 まあ、 チラシ のコピーの意図は知りませんが、
風は吹き続けていて、他人ごとのように、それに気づかない無知蒙昧の世界が広がっている。 のかもしれませんね(笑)。
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