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2024.09.07
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​  カン・ジェギュ「ボストン1947」シネリーブル神戸  予告編を見て
​「えっ?これは見るぞ!」​ ​​
​  でした。理由は 孫 基禎 です。 1936年 ナチス政権下の ベルリン で開催されたオリンピックの マラソン ​覇者​ です。 「前畑ガンバレ!」 とか、 リーフェンシュタールの記録映画 とか、まあ、やたらに話題の多いオリンピックですが、
​「日本」の選手としてマラソンで優勝した孫 基禎という選手​​
について、初めてその名を知ってから、よくわからないまま関心を持ち続けて60年です。見たのは カン・ジェギュ監督 「ボストン1947」 です 見終えて、もちろん、納得でした。
1936年 ベルリン・オリンピック で走った ソン・ギジョン(孫 基禎) ナム・スンニョン(南 昇竜) 1947年 ボストンマラソン で驚異の走りを見せた ソ・ユンボク(徐潤福) の三人の姿を、 日の丸 から 太極旗 への歴史を背景に、実にコミカルに、且つ、手に汗握る
「スポコンドラマ」として描いた エンタメ調社会派ドラマ
でした。
 韓国
では、きっとウケたでしょうね。国を奪われて 「日の丸」 ​​​​をつけて走らなければならなかった ソン・ギジョン(孫 基禎) ナム・スンニョン(南 昇竜) 二人 の「 太極旗」 への思いを、 ​​日帝支配からの解放後の朝鮮の若きランナー、 ソ・ユンボク(徐潤福) が、見ているこちらが、思わず応援したくなる奮闘ぶりで実現するという盛り上げかたは、まあ、マンガ的ではあるのですが、ゴールした瞬間、思わず拍手したくなる展開で、
​​ハイ、よくできていましたね(笑)​​
 この青年です。 ​​​​​​  かわいいですねえ(笑)。いや、ホント、 拍手! でしたよ。
 ただ、見終えて、ハッとしたのは、 1947 という数字でした。
1945年 に、植民地として支配していた 大日本帝国 からは解放されていたのですが、 大韓民国 が独立宣言するのは 1948年 で、1947年の、この時には 朝鮮半島 ソビエト軍 アメリカ軍 によって分割され、それぞれ 軍事統治 されていた、映画の中の言葉でいえば 「難民国家」 だったのですね。
4・3事件 をはじめとする内戦・内乱状態が始まろうとしていた、ちょうどその頃のことで、 朝鮮戦争 が勃発したのが 1950年 ですから、再びの戦争の3年前の出来事ですね。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

​​​​​ この映画で、 ソ・ユンボク(徐潤福) の表彰式でうたわれる愛国歌が 蛍の光のメロディ だったのですが、あの歌のメロディは 李承晩の大韓民国 国歌 のメロディではありませんね。登場人物たちが明るく歌うシーンとは裏腹に、あそこにも、 朝鮮半島のの現代史の哀しみ が流れていたのですね。​​​​​
​​​​​​​​​​​​  登場人物たち を、どちらかというと、 明るいマンガ的キャラクター として描くことで観客の 「ガンバレコリア」 という 素直な共感 を呼び起こしながらも、
​歴史を見失わない構成​​
​  はさすがですね。 つかの間の平和 なのですね。
​​ このカン・ジェギュという監督、ただものじゃないな!? ​​​
まあ、そんなことを考えながら帰ってきて驚きました。まあ、ボクは噂しか知らないのですが、あの、伝説の傑作、 「シュリ」 の監督なのですね。この秋リバイバル上映されるようです。見ないわけにはいきませんね(笑)。とりあえず、 三人のランナー 監督 拍手! でした。​​​​​​​​​​​​

監督・製作・脚本 カン・ジェギュ
製作 チャン・ウォンソク
脚本 イ・ジョンファ
撮影 チェ・チャンミン
美術 パク・イルヒョン
編集 パク・ゴクジ
音楽 イ・ドンジュン
キャスト
ハ・ジョンウ(ソン・ギジョン孫 基禎)
イム・シワン(ソ・ユンボク徐潤福)
ペ・ソンウ(ナム・スンニョン南 昇竜)
キム・サンホ(ペク・ナムヒョン)
パク・ウンビン(オクリム)

2023年・108分・G・韓国
原題「1947 보스톤」「Road to Boston」
2024・09・06・no116・シネリーブル神戸no267
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最終更新日  2024.09.07 11:20:18
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