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2024.11.14
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アンダース・エンブレム「ヒューマン・ポジション」元町映画館 ​ ​​​​​今週で終わってしまうというので、焦って駆け付けました。 元町映画館 でやっている 「ヒューマンポジション」 という ノルウェー の映画です。監督は アンダース・エンブレム という人ですが知らない人です。 ​​
「ノルウェーか、気になるなあ。題名も気にかかるしなあ。」
​​ ​​​​​ まあ、そういうノリでしたが、見終えて 納得 でした。 ​​​
「これは、いいやん!」​
​ でしたね(笑)。
​​​​​​​ 出てくるのは、上の チラシ の女性二人です。ああ、それから ね。白い服の一人は 新聞記者 をしている アスタ(アマリエ・イプセン・ジェンセン) で、黒っぽい服の、もう一人は、劇中の発言を聴いていて、​
​​ 「どこかから難民とかできた人かな?」 ​​
 ​というニュアンスが感じられる ライヴ(マリア・アグマロ) ですが、彼女は二人で暮らしているアパートで イス のリニューアルをしたり、 英語の歌 を作って歌ったりする女性です。
 何だか古い建物の窓が繰り返し映ります。どうも、二人が暮らしている隣の建物のようです。二人は、同性の恋人同士のようで、何となくゴロゴロしているチラシのシーンも繰り返し映ります。部屋には、なかなかいい雰囲気の猫もすんでいます。それから、町の坂道、丘の上から見えるフィヨルドだなあと感じる海。並木道が繰り返し映し出されます。​​​​​​​

​​​​​ 先日見た ゴンドラ という作品が、この映画と似たような年頃の 女性二人の映画 で、風景にしろ、室内の描写にしろ、人物の撮り方にしろ、映像の雰囲気が何となく似ている気がして​
​​ ​ええー、ひょっとしてこの映画もしゃべらないの?​ ​​
​と、ちょっと焦って見ていると、ちゃんと会話がありました。それも、たとえば 新聞記事に出てきた難民の処遇 を巡っての結構シリアスな会話だったりします。
 まあ、 アスタ という女性の仕事が 新聞記者 で、町の出来事について、現場で取材して記事を書くわけで、違和感やわざとらしさはありません。​​​​​

​​何だ、これは?​​
​​​​​​​ ​と思ったのは、最初のあたりのシーンでノルウェー家具を巡って日本での評判の話が出てくるのですが、そのあたりが始まりで、 二人の関心 日本 に向けられている描写が続くのですね。 箸を使った食事 に始まって、 柔道着や着物を着ていたり 、わけのわかららん 碁石並べのシーン があったり、とどのつまりには、多分、 小津の映画 だと思いますが 日本映画のセリフ まで聴こえてきて笑っちゃいました。​​​​​​​
​​​​​ でもね、なんだか雑然とした若い二人の女性の暮らしの描写なのですが、背後に題名になっている A Human Position 、まあ、ボク的には ​​
​​​​「人として暮らすこと」​​ ​​
​​​ くらいの意味にとったのですが、それに対する登場人物二人の しずかな意思 というか、 態度 というかが揺るがないのですよね。
 で、そこのところに、作り手、だから 監督の意識の誠実さ がキラキラしていたと思いますね。​​​​まあ、​​その結果ですかね、毎朝の歯を磨いている二人のシーンを撮るのですが、その様子のコミカルというか、ちょっとづつ違うというかの描写とかが光っているんですよね(笑)。
​「人間としての在り方」​
​  を真摯に実践する時には、やっぱり、 歯磨きは必須 なんです(笑)。​​​​  ふたりの女優さん のくずれない演技に 拍手! でした。それから監督の猫と人間に対する思いやりに共感の 拍手! でしたよ。​​​
​​ ここのところ、立て続けにみてきた
​若い人たちの「生きる姿」を描いた作品​
​  の中では、頭一つ抜けていると思いました。もう一度、 拍手! ですね。 ​​

監督・製作・脚本・編集 アンダース・エンブレム
製作 スティアン・スキャルタッド
撮影 マイケル・マーク・ランハム
音楽 エイリク・スリニング・コルネス
キャスト
アマリエ・イプセン・ジェンセン(アスタ)
マリア・アグマロ(ライヴ)
2021年・78分・ノルウェー
原題「A Human Position」
2024・11・12・no146・元町映画館no264





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最終更新日  2024.11.14 22:01:14
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