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「ノルウェーか、気になるなあ。題名も気にかかるしなあ。」 まあ、そういうノリでしたが、見終えて 納得 でした。
「これは、いいやん!」 でしたね(笑)。
「どこかから難民とかできた人かな?」 というニュアンスが感じられる ライヴ(マリア・アグマロ) ですが、彼女は二人で暮らしているアパートで イス のリニューアルをしたり、 英語の歌 を作って歌ったりする女性です。
ええー、ひょっとしてこの映画もしゃべらないの? と、ちょっと焦って見ていると、ちゃんと会話がありました。それも、たとえば 新聞記事に出てきた難民の処遇 を巡っての結構シリアスな会話だったりします。
何だ、これは? と思ったのは、最初のあたりのシーンでノルウェー家具を巡って日本での評判の話が出てくるのですが、そのあたりが始まりで、 二人の関心 が 日本 に向けられている描写が続くのですね。 箸を使った食事 に始まって、 柔道着や着物を着ていたり 、わけのわかららん 碁石並べのシーン があったり、とどのつまりには、多分、 小津の映画 だと思いますが 日本映画のセリフ まで聴こえてきて笑っちゃいました。
「人として暮らすこと」 くらいの意味にとったのですが、それに対する登場人物二人の しずかな意思 というか、 態度 というかが揺るがないのですよね。
「人間としての在り方」 を真摯に実践する時には、やっぱり、 歯磨きは必須 なんです(笑)。
ふたりの女優さん
のくずれない演技に 拍手!
でした。それから監督の猫と人間に対する思いやりに共感の 拍手!
でしたよ。
若い人たちの「生きる姿」を描いた作品 の中では、頭一つ抜けていると思いました。もう一度、 拍手! ですね。
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