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2025.07.28
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​アルバート・レオン  ハーバート・レオン「スタントマン 武替道」キノシネマ神戸国際​
​​​​ 暑い中、自宅でゴロゴロしているのが嫌で、​
​​ ​「まあ、ハズレならしようがないな。」​ ​​
​ とか思いながら出かけてきました。 アルバート・レオン、ハーバート・レオン という ダブル監督 香港映画「スタントマン武替道」 です。​​​​
​​​  アクション映画 だと思い込んで見始めたのですが、​
​香港アクション映画史に捧げられたオマージュ! ​​
​とでもいうべき作品で、別に ジャッキー・チェン ブルース・リー も出てきませんが、じわじわと胸を打つ​
​​映画愛ドラマ!​​
​で、まあ、そんなジャンルがあるのかないのか知りませんけど、大満足でした。​​​
​​​​​​​​  中国映画 ではなくて 香港映画 というジャンルはあると思うのですが、 香港映画のオリジナリティー を、 アクション・シーンのリアリティー にこそ求めて、そこを描こうとする、だから 「スタントマン」 であり、 ​「武替道」​ という題名なのですが、
​この映画を作っている人たちの心意気!​​
​ のようなものを感じて、涙がこぼれてしまうラストでした。監督のお二人が描きたいのは、中国映画じゃないんです、
​​ あのころの香港映画の輝きの秘密! ​​
​  なんですね、きっと。​​​​​​​​
​​​​​​​​  アクション監督役 トン・ワイ という役者さんも、スタントを愛する 青年レイ を演じる テレンス・ラウ という若い役者さんも、いい味出してましたよ。 ​拍手!​
アクション映画 だと思ってみた人には、筋立てが、少々まだるっこしくてだるかったかもですが、還暦を過ぎて映画にハマっている 徘徊老人 にはピッタリの、 映画大好き人間たち の登場する、​​
​正々堂々の人情ドラマ!​​
​でもあって、大納得でした。​​​​​​​
​​​​​​​​ まあ、ちょっと ネタバレ になりますが、 最後の最後のシーン 老アクション監督のサムさん がとった行動ですが、映画の結末としても予想していた展開ではあったのですが、​
​​ 「そうだよな!そうだよな!そうするよな!」 ​​
 ​でした。 は映画が輝くことを信じて、やりたいことをやってきたんです。だから、やっぱり、最後は自分で跳ぶんです。
 徘徊老人 は、涙こぼして、 拍手!拍手! でした(笑)。
 見終えて、立ち上がろうとすると、少し前の席に10年前の同僚だった方が座っていらっしゃって​​​​​​​​​
「面白かったねえ(笑)。」
「うん、ボクは、ちょうど時間が空いたんで見たんだけど、よかった(笑)。」
​ 久しぶりの再会でしたが、お返事にニッコリでした。

監督・原作・編集 アルバート・レオン  ハーバート・レオン
脚本 アナスタシア・ツァン オリバー・イップ
撮影 チョン・タイワイ
音楽 チュー・ツァンヘイ アンディ・チュン
アクション監督 コン・トーホイ トミー・リャン
キャスト
テレンス・ラウ(レイ・サイロン 駆け出しのスタントマン)
トン・ワイ(レイ・サム アクション監督)
フィリップ・ン(リョン・チーワイ スタント出身のスター)
セシリア・チョイ(チェリー サムの娘)
マックス・チョン
トー・インゴー
ラム・イウシン
レイチェル・リョン
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2024年・114分・G・香港
原題「武替道 Stuntman」
2025・07・26・no113・キノシネマ神戸国際no39



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最終更新日  2025.08.01 11:30:42
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