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柴山仁王尊を見学したあと、すぐ隣にある芝山はにわ博物館に立ち寄った。はにわに特に興味はなかったが、入ってみてまた驚いた。埴輪が大きい!!姿が変わっている!! ほぼ実物大の埴輪が並ぶ埴輪ってこんなに大型だったの?馬と人物が主だったがこれまで社会の教科書でしか知らなかった埴輪のイメージを大きく打ち破った。更に驚いたのは人物埴輪が外国人だった!!中国や韓国から渡来してきた人たちなのであろう、もっと言えばシルクロードの雰囲気すら感じる。三角形の帽子をかぶって髪の毛が巻き髪である。顔立ちも明らかに日本人とは思えない。 豊かな髭の男 二重の首飾りの女 馬子 意表を突かれて新鮮な感動があった。どうしてこんな所にこんな見事な埴輪が出土したの?と無知な私は疑問符だらけだった。
2012年10月31日
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在職中の職場の人たちが集まって年に2度「小さな旅」という行事を毎年行っている。今日がその秋の小さな旅の日だった。昨年は膝の手術などで不参加だったので同窓会のつもりで参加した。行き先は芝山仁王尊。どうせ辺鄙な田舎にあるありきたりの仁王様だろうと全く期待せず出かけた所、ものすごく立派な仁王尊と本格的彫り物で覆われた寺が出現したので目が覚めた。すごい!!。田舎だとあなどっていた自分を反省した。 芝山仁王尊山門 同 本堂通常仁王様は門の入り口に立っているが、ここの仁王様は立派な伽藍の中に鎮座ましましている。暗くてはっきりお顔が見えなかったのが残念。三重の塔は古色蒼然としてがっしりした木組みで質実剛健な雰囲気だった。すばらしくて見とれてしまった。 三重の塔また見事な彫り物があちこちにちりばめられていて見応えがあった。 その後はバスに揺られ、ホテルでランチして旧交を温め、農家のおじさんの出店で柿を1袋100円で買って早めに帰路についた。年に一度の同窓会が穏やかに過ぎた。
2012年10月30日
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代々木に用事があって出かけたが、予約時間までに2時間も余裕がある。近くの明治神宮に北参道から入ってみた。平日で人も少なく、砂利をじゃりじゃり音たてて踏んで歩いた。菊のご紋の立派な鳥居をくぐり、本殿まで歩くと、何の宗教心もなく特別皇室に思い入れがある訳でもないが、厳かな気分になってくる。たくさんの蕎木がうっそうとした森をつくっている。巨大な注連縄の向こうに本殿が見えた。 明治天皇をお祭りしてある神宮なのだから当然と言えば当然だが、どこもかしもも菊のご紋で溢れている。そのデザインも必ずしも同じでなくてよく見るとなかなかおもしろい。 大扉に付いている木造の菊のご紋 灯りに付いている菊のご紋和服姿の女性や外国人もちらほら見える中、参拝してずっと歩くと絵馬や献上品なのだろうか酒樽、ワイン(?)のディスプレーがあっておもしろい。こういうのを見ると外国人は珍しがるだろうなあ。 人々の願いをこめた絵馬 酒樽の陳列途中でカフェがあったので珈琲を呑み、更に歩いて原宿駅前まで到着。帰りはJRに沿った外側のルートを通って代々木に戻った。歩くだけなら往復小一時間だろう。拝観料も不要、樹木が多いし、途中で休めるし、日常とは違う雰囲気も味わえてよかった。
2012年10月29日
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翌日28日(日)の川上村による天気予報は朝から傘マーク、起床時には降ってなかったが外岩は諦めて朝からオンサイトに入り、室内ジムでの練習になった。最初はフリークライミングの練習でショートルートから垂壁をいくつか昇った。三つ峠は人工登攀の練習が必須の場所なので、三つ峠に行けなかった分を取り戻すかのように人工登攀の練習もした。私は数年前に瑞牆山(みずがきやま)大ヤスリ岩でアブミを落として以来、人工登攀がトラウマになっている。しかしこれをマスターしないと行きたい岩には行けないので覚悟して何度も練習した。身長がないので、アブミの最上段まで乗り上がって巻き込みしないと次のヌンチャクに手が届かない、最上段に乗り上がるのはかなりバランスが悪い。しかしやるしかない!!少しづつ手順と巻き込みの要領がのみこめて最後あたりには少しスムーズにできるようになって嬉しかった。 フリークライミング アブミで人工登攀
2012年10月28日
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10月27日(土)三つ峠でクライミングの予定で出発した。しかし天気予報を大きく裏切って、三つ峠は雨とのこと。小川山へ転戦した。こちらもどんよりとした雲に覆われすっきりしない天気だったが、夕方までどうにか持ちこたえてクライミングできた。ゲレンデは水晶スラブ。私は闘志が燃えない低空飛行気分だったのでチャレンジはせず、楽なルートを何度も登った。久しく合わないM先輩も参加されていたので彼女の切れのよい会話を聞いている内、楽しい気分に切り替わって良かった。湿度の変化が影響するのだろうか、クライミングシューズがいつものようにはスラブに止まらなくてあばたもえくぼの核心部で何回か滑った。 水晶スラブ あばたもえくぼ
2012年10月27日
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10月25日、畳屋さんが畳を仕上げて6畳の夫の部屋に敷いてくれた。今朝、搬出して一日のうちに表替えをして、午後3時半には搬入という短期決戦だ。いぐさの薫りがぷんぷんして爽快な気分になる。親子二人で来た職人さんたちは手際よく畳を敷いていく。ここで驚いたことがあった。これまで畳を板の間に敷いていくだけだと単純に思っていたが、畳の高さを微妙に調整するのである。仕上がりの畳の高さが均質になるよう、床に畳表を切ったものを敷いて高さを調整している。大変手際が良い上、慎重に作業を進めていく。聞けば父親は80歳、息子さんは40歳代後半だろうか。二人のチームワークが抜群でみるみる間に仕上がった。夫が何度もおしっこをお漏らしして褐色に変色し、みすぼらしかった畳が見事な青畳になった。費用は5万円!!何と価値ある5万円だろう。自分が山に浪費している多額のお金は自己満足だけで他者に対して何の貢献度もない。やはりお金はこういう風に使うものだと反省はした。 畳の高さを調整する
2012年10月26日
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1階に6畳の和室がある。ずっと夫が自分の部屋として使ってきている。最初の15年間位は煙草を吸っていたため、壁やふすま・障子は茶色に変色してしまっている。その内に病気になって寝たり起きたりごろごろしたりの生活になり、遂にお漏らしをするようになって畳の上は夫のおしっこで濡れたり湿ったり異臭がしたりでひどい有様になっていた。このような状況の中、平成元年にこの家を買って以来、畳の手入れを全くしていないのでこの辺で何か修理をしなくてはと思うようになったが、具体的にどうしてよいかわからないまま数年が経過した。だが、思いがけない所に縁があった。毎朝ウォーキングで歩くルートに畳屋さんがある。顔を合わせればいつも挨拶するし、作業場の様子やお人柄もだいたいわかっている。思いきって電話してみると、案外と手頃な価格で表替えができ、作業に必要な日数はわずか1日!。要するに朝搬出して日中作業し、夕方には搬入するということだ。一度家に下見にきてもらった。そこで貼り替える畳表の価格を決め、実行することを決断した。しかし、問題は別の所にあった。畳を搬出するということは畳の上にあるもの全てをどかすということになる。衣装ケース、ベッドなどはどうにかなるとして、最重量級の本棚がある。これも購入後24年間この部屋に腰を据えている。わざわざ組み立てたものでこれをどうにかしないと畳は動かせない!!意を決して夫に通告した。「この本棚でどうしても残しておきたい本があったら言いなさい」解答は「平凡社の百科事典を残しておけ」だった。重労働を覚悟して本の整理と処分に取りかかった。夫の本、子どもたちの愛読した本、さらには自分の涙と汗が染みこんでいる楽譜集を処分することにとても気が咎めた。音楽事典、名曲解説辞典、世界文学全集、世界の名著、フロイト全集、日本の名著、LPのレコード、映画カタログ、能楽解説書、箏曲楽譜、ピアノの楽譜、ホルプの児童書、何もかも名残惜しかったがここ十数年開いたことのない本類だった。ええい!過去の自分とはおさらばだ!過去の栄光より未来の幸福だとばかり束ねていった。廃品回収の山ができた。開くことはなかったけど捨てきれなかったのは山岳辞典や植物辞典など登山関係のものと夫のリクエスト・平凡社の百科事典、入江泰吉の古都写真全集、土門 拳の写真集、能楽写真集、LPだがバッハレコード大全集だった。高価な物だけが残った。つまり私はお金に支配されているということになる。再び押し入れの中に仕舞い込んだ。息子の協力を得て本棚を分解した。すっきりした和室にお日様が差し込むようになった。本棚が日光を遮っていたのだった。やっと第一段階が終わった。
2012年10月25日
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10月24日、西国分寺のランナウトでクライミングのトレーニングをした。今日はこいのぼりさんは北アルプスに出掛けたため、私一人だった。知り合いの0さんも一人で練習に来ていたが、彼とはレベルが違うので別々に昇った。平日のランナウトは空いていた。毎度のようにショートルートの5.7、5.8、5,9を2回ずつ昇って腕慣らしし、全てクライムダウンして足馴らしした。それで少し体が温まったので、次は垂壁の5.8、5.9をまた2度づつ昇り、今度は自動ビレイ機で下降、次は傾斜壁の5.8,5.9をくり返し昇った。トータル20本以上は昇っただろうか。最後に5.10aを1本昇って早めに終了した。レベルは全く進歩しないが、肩を慣らすのと体を柔軟にするのには効果があると信じている。
2012年10月24日
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10月20日下の娘と一緒に京成バラ園に出かけた。娘とのんびり秋バラを見ながら話したかったからである。 春に見たバラほどの勢いを量はなかったものの、バラ園はたくさんの種類と色彩と香りに溢れていた。アットランダムに気ままに園内を巡ってあれこれ話をしながら見て回った。気楽で寛げたし、久し振りの母子水入らずで楽しかった。 風邪気味で重装備の娘 元気で軽装の母 ブラック バッカラ かぐや姫 キラリ ベルサイユのバラ
2012年10月23日
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10月22日乾徳山(2031m)に出かけた。この山は私の住む千葉県から行くのは時間的になかなか厳しい。朝、最寄り駅の塩山に停車する特急あずさが限定されていて遅い時間しかない。塩山から登山口に入るバスが1日3便しかない上、帰りの最終バスは4:06分。登山に要する時間は休憩含まずで約7時間。計算上ではかなり無理だったが、たまには頑張って歩いてみようと思い、出発した。案の状、時間が足りず、いつになく真面目に歩いた。徳和バス停9時50分出発→銀晶水→国師ヶ原→扇原→鎖場→山頂→道満尾根→徳和バス停3時20分着黙々と歩き、みんなを追い越して国師ヶ原までくるとやっと乾徳山が左手に姿を現してくる。 国師原からの乾徳山 広々とした広場のような国師原からまっすぐ直上すると銀色に波打つススキが美しい扇原に出た。月見岩があり山ガールが岩頭でおしゃべりしている。 扇原のススキの波 月見岩 背後に富士山が大きく迫るこの辺りから紅葉が際だって鮮やかな色で目を奪われ、思わず「おお!!」と声がでる。 なおも登ると第一の鎖場が登場。登山道全体が岩場っぽくなってくる。しばらく登ると頂上直下、天狗岩と呼ばれる第二の鎖場が現れる。岩は慣れているので平気だったが、何と鎖場の順番待ちが10人ほどいて困惑。時間がないのでサクサクと昇りたいと思っていたのに割り込む訳にもいかず結局ここで30分以上ロスタイム。休憩時間が消えた。 天狗岩の鎖場 山頂にて 結局山頂で10分ほど奥秩父や富士山の展望を楽しんだあと、すぐ下山にかかった。帰りは道満尾根を下った。尾根筋の紅葉が美しく秋の山を堪能した。
2012年10月22日
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唐辛子はカプサイシンを含んでいて新陳代謝を高め、ダイエットにも有効とかで最近話題にのぼることが多い。花の美術館内に唐辛子だけを集めたコーナーがあり、辛さ指数が表示されている。 赤やオレンジ色で見るからに脂肪を燃やしてくれそうなパワーを感じる。世界一の激辛唐辛子は2007年に世界一辛い唐辛子として認定された辛さ指数10のプートジョロキア。辛子とは思えない大きさとしわである。 プートジョロキア 指数10 オレンジダイナマイト 辛さ指数 5 アフリカ原産 ハバネロ 指数5 お菓子に使われて有名に オレンジドラゴン 指数4 タイの激辛唐辛子 オリンピック唐辛子 指数4 金メダル級に辛くておいしい ホットバナナ 指数2 マイルドな辛さ私も最近、赤くて魔女の爪のような形をした唐辛子を買い込み、ニンニク・ショウガとともに料理に多用するようになった。でもせいぜいタカノツメ程度の辛さで十分。
2012年10月21日
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10月半ばから金木犀があちこちにオレンジ色の花をつけて、そのいい香りが漂ってくる。ウォーキングのルートを歩く時にも,家々の角から公園の中から花のある場所はわからなくても、その香りが存在を示してくれる。わが家の金木犀も見事に花をつけ、毎日芳香を放って楽しませてくれている。植えて24年になる金木犀は枝を四方八方に大きくのばして、お隣の屋根の上まで進入している。花と香りの時期はいいのだが、それを過ぎるとお隣に迷惑をかけていることが後ろめたい。自分で簡単に伐採もできないため、いつも気にしながらもそのままでこれまで過ごしてきた。そろそろ潮時かな。
2012年10月20日
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月に1回代々木のミウラドルフィンズで体のメンテナンスをしている。ここの1Fは有名な低酸素室があり高所登山の前にはお世話になる。あまり知られてないかもしれないが、3Fに優秀なトレーナーがいるコンディショニングルームがあってここ数年ずっとボディケアしてもらっている。10月17日に行ったら2Fで三浦雄一郎さんが椅子に座って読書されている姿に遭遇。前々日くらいにテレビで来年中国側からエベレストに登頂する計画が発表されてばかりだったので、思わず声をかけてしまった。「こんにちは。テレビで拝見しました。頑張って下さい。」「有り難う」たったこれだけのことだったが超人とアクセスできて何だか元気が伝わってきたようで気持ちよかった。18日に息子の豪太さんとトレーニングするため、あのロプチェイーストへ向かって出発された。 何となくイエティを連想させるお姿(失礼)
2012年10月19日
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10月18日初めて葵を保育所に預けに行った。娘の出勤時間が葵を預ける時間より早いためである。自分も3人の子どもを保育所に預けてお世話になり、送り迎えの生活を12年間送ってきた。私の場合、核家族で手助けをしてもらえる人が皆無、夫は早朝出勤で帰宅も遅く全く当てにできなかった。子育てと仕事に追われる忙しい毎日で日々、戦争のようで、夜の12時になってもまだおむつを洗濯していた。良くないことだけど「早く」が口癖になっていた。それに比べれば今はずっと楽だ。子育て支援制度そのものが大幅改善されているし、社会全体の理解が進み、イクメンは当たり前になっている。娘の夫も育児には協力的だし、おばあちゃんとして私もサポートしている。これが肉体的・精神的に大きいと思う。娘が出勤した後、ゆっくり朝食を食べさせ、可愛い服を着せ、前おんぶで保育所に連れていった。別れ際に泣きもせず、ご機嫌で保育所の仲間のほうに行く葵ちゃんだった。 ピンクのジャンスカで女の子みたい ワタチ、こういうものが大好きなの
2012年10月18日
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10月16日夕方から娘の家に行く。久し振りに会った孫の葵ちゃんはすっかりスリムになっていた。前回は丁度一歳の誕生日だったが、太ももや顔、お腹などのハムのようなくびれが消えている。体重は増えているので引き締まったということだろう。ハイハイがすっかり身につき、運動量が増えたせいでスリムになったのだろう。羨ましい!!食欲も旺盛で味噌汁はお椀を両手で持って自分で飲めるので感心した。ヨーグルトやバナナが大好きでしっかり食べている。ママが忙しい時は一人でテレビを観たりおもちゃで遊んだりできるので大助かりだ。どんどん幼児らしくなってくる。そんなに急いで生長しなくてもいいのよ。
2012年10月17日
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翌日14日もそこそこの晴天に恵まれ、朝一で水晶スラブに出かけた。ここは易しいルートが無くてアップから5.10aのツイストから開始する。スラブはリーチの影響が比較的少ないので私はけっこう好きである。クラック状の無名ルート、チムニー状の無名ルートを楽しんだ後、あばたもえくぼ(10.c)、ノイズ(5.11a)と真面目に取り組んだ。ノイズは斜めに右上する真っ白いダイクが特徴のルートだが、地上から岩に上がる箇所が私のようにリーチのない小人族には離陸できない。今日も後ろからお尻を支えてもらってやっと離陸できた。離陸するまでに一苦労、離陸したら更に苦労する難しいルートだが何とかクリアできてほっとした。 ノイズ 手も足もツンツンでまず離陸 後半も難しいランチの後は身の程知らずだがやじろべえ(5.11b)にチャレンジ。前半の核心は垂直でつるつる、やや湿っぽい岩肌のスラブから中間にあるフレークまで。アドバイス通りに体を使えて何とかフレークを掴む。その後もはるか左横上のポケットを取るためにムーブを工夫、後半は何にもホールドらしきものがない本当の核心をじわじわと攻めて何とかトップアウトできた。とっても嬉しかった。忘れないうちにと2回昇り、少し自分のものになった気がした。このところ昇れない自分をいつも感じていたので、今日は自分も昇れそうという気持ちを取り戻せて良かった。
2012年10月16日
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10月13日小川山に行くため新宿発7時のスーパーあずさ1号に乗った。晴天が続く予報もあってか登山者ですごい混雑、新宿ですでに通路まで人でいっぱいだった。私は6時25分頃にホームに行ったが、既に10人くらいの人が先頭に並んでいた。でもどうにか座れて韮崎まで行った。本日の参加者は6名、ソラマメスラブに繰り出した。黄葉に青い空、乾いた白い岩が映えてクライミング日よりだった。まず下部スラブで生木が倒れたよ(5.9)、三色スミレ(5.10a)、甘食(5,10b)と昇った。久し振りなので初めのうちはとても体が硬く、ルートを忘れていたりしたので2回ずつ昇った。甘食を昇り切った頃にはやっと体も岩になじんできた。その後、上のドスラブに移動し、ソラマメスラブ(5.9)、ロングロングアゴー(5.10b)、ソラマメハング(5.10d)と昇った。ソラマメスラブの核心部でリーチが無いためこれまでいつも非常に苦労して力を浪費する箇所があったのだが、今日は先生の一言でうまく体を使えてこのルート開始以来の楽な動きで上に抜けることが出来、歓喜した。ソラマメハングはムーブを間違えて抜き差しならない宙ぶらりんになってしまい、敗退。練習してないから仕方がないと酷く疲れない前に潔く降参した。 ソラマメ下部スラブ ソラマメスラブ
2012年10月15日
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ポットマムの菊類やちいさな秋バラ、秀明菊など定番の花の中で珍しい花を見つけた。花の美術館には年間3回くらいは訪れているのだが、花が咲いているタイミングに合わなかったのだろう、風鈴仏僧華以外は初めて見た。いろいろな花があるものだと感心してしまった。 バナナの花 飛行機草 フウリンブッソウゲ ベンガルヤハズカズラバナナはよく食べるけど花を見たのは初めて。そもそもバナナに花があるなんて思いもしなかった。花というイメージとはかけ離れていて、分厚い舌のような花びら(?)が下をむいて咲いている。飛行機草も模様がプロペラのようでおもしろく、縞模様がなかなかモダンだった。
2012年10月14日
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秋もたけなわ、秋のガーデニングを見たくなり千葉市花の美術館に出掛けた。春に行った時はまだ噴水が壊れたままだったけど、今は修復なって定時に垂直の水が涼やかにあがり、色とりどりの花と相まってとても素敵だった。館内外ともに秋の花が満載、鉢植えやコンテナーのセンスが抜群だった。さすがプロの仕事だ。 大型の鉢植え コンテナ 葉鶏頭の芸術的な色彩 コスモスも風に揺られてカナダで大柄で鮮明な発色のコリウスを堪能してきたが、日本でもコリウスが見事だった。この一見地味な花とも言えないような葉っぱがこんなに種類があり、あでやかな花とはついぞ知らなかった。コリウスだけの植え込みもあり今が盛りだった。またハロウインが近いこともあってカボチャのデコレーションもあった。 ゆったりとたくさんの花を愛でて秋の一日を過ごし、幸福感に浸った。
2012年10月13日
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先日友人から栗をもらって、茹でた残りを栗ご飯用にとっておいた。皮をむくのがおっくうでほったらかしにしておいたが、「虫がわくぞ」という夫の声でやっと皮をむく気になった。生栗をお湯の中に浸けておき、お湯がぬるくなった頃にむくと生から剥くよりは楽だった。五部搗き米に雑穀、だし汁と栗を加えて炊いた。おいしかった!!なんてったって栗は秋の味覚の中では最高だ。
2012年10月12日
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10月10日、超久し振りに岳友のこいのぼりさんとランナウトでクライミングした。最後に会ったのはいつでどこの岩場だったろうと記憶をたどらねばならないほどだった。彼女はコンスタントに昇っているので昇る姿も自然で滑らか、クライミングが体に染みこんでいる。私は前回よりはましだがまだ筋力がなく体も硬いため、思い切ったムーブができない。絶対このホールドを取ってやるというだけのモティべーションもまだ湧かない。再会を喜びあい、お互いの情報交換をしながら、二人で楽しく練習できた。後半は彼女がリードしたルートを私がトップロープで昇るというパターンで易しいルートをたくさん昇った。体が大分自然に使えるようになり、やっとスタート台に立てたような気がする。 山谷コンビ!!
2012年10月11日
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毎朝ウォーキングで歩く道筋に自然にできた花壇がある。ほんの少しの土の中から四季折々の普段着の花が目をふいて楽しませてくれている。今、そこに紅白の彼岸花が咲いている。白い彼岸花は珍しいし、紅白揃っているのが何となくめでたいがする。日本人の感覚なのだろう。トロントの街を散策していた時、AKASIRO SUSI BAR (紅白寿司バー)という名前のお寿司やさんがあっておもしろかった。何であかしろ何だろう。 今年は彼岸花の当たり年なのだろうか。行く先々で、例年は見なかったような場所にも彼岸花を目にする。
2012年10月10日
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三連休の最後の日、天気がよさそうなので奥多摩にハイキングに出掛けた。どこに登るか大いに悩んだが結局高水二山のピークから黒山、ゴンジリ峠を越えて棒の折山に行くことにした。ほぼ七時間で丁度よいトレーニングになる。御嶽から惣岳山までの急坂で汗をかき、岩茸石山で広がる景色を楽しむ。ここから棒の折山ははるか遠い。それまでのうっそうと広がる緑の峰峰、岩茸石から黒山までのこの一見何の変わり映えもしない部分がいわゆる山草の道の核心部である。御嶽側から棒の折山に行く人は全くなく、逆方面からは次々と登山者が来た。名栗方面から棒の折山に登った中高年男性が行方不明になっているとのことで警視庁の山岳救助隊らしき男性三人と行き会って話をした。黒山までが長く変化なく展望は開けずで思索のひとときになった。ごんじり峠までくると名栗側からの登山者が沢山休憩しており、コーヒーの香りが漂っていた。棒の折山山頂も人で溢れていた。中高年でいっぱいの平日と違って若い皆さんや家族連れの元気な声が響いて活気に溢れ、心地よかった。 棒の折山山頂からススキの波と飯能側の眺望 家族連れなどで賑わう山頂 杉の美林下山は奥山キャンプ場まで見事な杉林を膝と足親指を気遣って丁寧にゆっくり歩いた。川井駅までのアスファルト歩きが長かったが、親指が疼き始めるまでに無事下山できて安堵した。
2012年10月09日
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すべての計画を終了し、再びエアカナダに搭乗、11時間のフライトの後、無事成田に帰国した。全く調べて行かず、何もかもツアー会社にお任せだったが快適な旅ができた。 軽いトレッキングなどを含む癒しの旅に出て、楽しく負担のない旅をするのだが、その後が問題である。楽しさ・それだけでは満足できない自分がいる。私は充実しない。力を発揮した気がしない。という思いが湧いてくる。結局もっと急坂や岩や雪を登り、岩を攀じる山旅がしたい。凍てつく寒さと希薄な酸素にあえぎ、めまいのする高度感を味わい、進むか撤退か決断を突きつけられる山旅をしたいという思いが心を占める。つまり私の癒やしの山旅は自分の方向性を決めるインテルメッツォナの役割をしている。次の目標など決まらないが、年齢に負けず、できないことを年齢や環境のせいにせず、悔いのない生き方をしていきたい。皆さん。お世話になりました。
2012年10月08日
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カナダ最後の夜はトロントの名物CNタワーで夜景を楽しみながらディナーとなった。CNタワーなんて全くしらなかったが、何でも日本のスカイツリー(634m)、中国の広州塔に次ぐ世界第3位の高さ(553.33m)をほこるタワーだという。確かに高い。首を垂直にあげなければ先端まで見えない。形はスカイツリーに似ている。というより高層建築塔の必然的デザインなのだろう。 CNタワー 夕方5時頃 ライトアップたくさんの観光客に混じってエレベーターで展望台まで上がった。すばらしい夜景だった。 この展望レストラン360は70分ほどかけて一周する。カナダ人仕様の豪華だが私には多すぎる食事を残すことができず、また肥った。 夜景と食事を楽しむ 怖かったガラスの間帰りにガラスの間という所に行った。床にガラスが張られていて500メートル下が一直線に見える。怖かった。このガラスは強いから絶対割れたりはしないと頭ではわかって居るのだが、実際に下を見ると不安な気分に襲われた。若い青年がその上でダンスをしたり飛んだり跳ねたりしていた。
2012年10月07日
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カナダ特にアルゴンキン州立公園内は自然保護、生態系の維持、動物との共存などにすごく配慮している土地と聞く。ゴミ箱は熊が開けられない仕組みになっていると知人からも聞いていたが、その通りだった。 アルゴンキン ずらりと並んだゴミ箱 その1個 巨大な大きさだ 詳しい注意書き 日本語バージョンもある!! ハンツビル 湖の近くのゴミ箱 デザインが洒落ている トロント 地下鉄のゴミ箱感じたことはすごく工夫されて知恵があるということだ。リサイクルは徹底している。公園は当然として市街地でもゴミやカン・瓶類が転がっているような風景は無かった。
2012年10月06日
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9月25日アルゴンキン州立公園からバスでトロントへ移動した。この2,3日の冷え込みのせいで街道の紅葉は一段とあでやかに色が深まり、正にベストシーズンだった。 途中、2010年日本は管首相時代にG8が開かれたハンツビルに立ち寄った。G8が開催された時、カナダの代表的画家トム・トムソンが描いた絵に各国代表が一筆ずつペインティングしたらしい。その時の絵筆や名前が残されていた。トム・トムソンは、20世紀の前半に活躍した伝説的なアーティストで、周辺の自然をこよなく愛し、とくにアルゴンキン州立公園を好んで描いていた。その手法は独特で、フィッシングやカヌーをしながら、手つかずの原野に踏み込み、目の前に広がる大自然をスケッチし、それをキャンバスに大胆に描くというもの。まさにアウトドア・アーティストといったところである。 サミットセンター 入り口 トム・トムソン銅像 完成した絵と各国トップが使用した絵筆 日の丸が見える
2012年10月05日
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紅葉ハイクの帰り、ビジターセンターに立ち寄った。とても立派な施設でアルゴンキンの歴史や自然・動物の生態などについてたくさんの展示があった。 ムース 説明で聞いてはいたがその巨大さに驚く ここでは熊はどこにでもいるらしい オオカミは貴重だとか 動物の剥製現地ガイドのSさんがかってここの職員だったらしくて、通常では見られないスタッフオンリーの地下にも潜入して裏側も案内してもらった。 小鳥の剥製 蝶の標本 ムースの角 すごく大きく重かった
2012年10月04日
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9月24日2回目のハイキングに出掛けた。今度はセンテニアルリッジという10.4キロ、所用時間6時間のルートである。ランチを持参してスタートした。リッジという名前の通り、尾根に出ると紅葉と湖が見え、更に岩尾根に沿って歩いていくルートである。紅葉と透明度の高い湖、紅葉が堪能できるようにつけられている森の中のトレイルが実に素晴らしかった。
2012年10月03日
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アルゴンキンはカヌーが存分できることでも有名な地だという。確かに無数の湖が点在しているのでカヌー好きな人には堪らない環境だろう。特にカヌーに興味はなかったが、せっかくなので、カヌー体験をした。水際にはカヌーで必要な用具を完備している小屋があるのでそこで、ジャケットやオールなどを身につける。 現地ガイドの指導のもと、カヌーに乗り込む。バランスを崩すとすぐひっくりかえいそうな気がしてこわごわだった。 しかし思ったより簡単で2,3種類の漕ぎ方を指示されるとおりにしていくと、転覆もせず順調に前進した。水がかなり重いのではと予測していたが、水は軽かった。けっこう遠くまで漕ぎ出せて、カーブも曲がれるようになった。静かな湖を優雅に(?)すばらしい景色を眺めながら時間や世間を忘れて漕ぐカヌーは楽しかった。
2012年10月02日
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9月23日・24日とアルゴンキン州立公園の中にあるキラニーロッジに宿泊した。何の予備知識も持ってなかったのだが、ツアーリーダーは「キラニーロッジに泊まれるので仲間から羨ましがられているんですよ」とか、世界で泊まりたいロッジベスト25に入っているとか聞いた。今がベストシーズンなので宿を取ること自体が困難なんだそうで、当然宿泊費も高いという。ふーん、紅葉シーズンの上高地帝国ホテルみたいなんだな。と想像したが、実際のロッジはもっとカジュアルなスタイルでいろいろなアクティビティが可能だった。 キラニーロッジ レセプションとダイニングルーム ロッジは赤と黒の配色の一戸建てで、全てのロッジが湖に面し、カヌーが配備されていた。マイレイク、マイカヌーである。自分占有の湖の景観!!すごい。 シックなウエルカムボード ロッジの入り口 どこからでもこぎ出せそうにカヌーがある おや?三猿ではなく三蛙!! 別棟にラウンジ棟があり、一晩中空いている。お茶類やちょっとしたスイーツが無料、本やジグソーパズルや煖炉がある。インテリアも落ちついていてとても寛げた。 全員揃ってディナー アルゴンキン エクスペリエンスここの食事がまた素晴らしかった。宿泊せずランチとディナーだけで来る人も多く、とても混んでいた。前菜、メイン、デザートなどチョイスが多くて好みが生かせるのもよかった。が、その都度いちいちオーダーを選択しなくてはいけないのでツアーリーダーは大変そうだった。私が最も自分の食生活にマッチしていると思ったのはアルゴンキンエクスペリエンスというメニューで、ちいさなガラスの容器の底にヨーグルト、次に未精製のシリアル、トッピングにドライフルーツというメニューだった。ものすごくおいしかった。
2012年10月01日
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