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私も40年近く働いているので、健康診断も受けるところが点々としてきている。中区で受けたこともあったし、千種区まで行ったこともある。会社と同じ中村区であっても、何箇所か変わってきているのだが、今は一番理想的な、道路を隔てたすぐのビルで受診している。歩いて5分もかからないというのは有難い。ここになって多分10年は過ぎていると思うのだが‥。今回行ってびっくりした。場所は一緒だが、内装がガラッと変わっていたからだ。1年の間に改装をしたようである。いつも10階で受診しているのだが、そこの窓からの景色は変わらない。高い見晴らしの良い場所で番号札を持って待つのは、健康診断前なのに、リラックスさせてくれる。そこは変わらないのだが、イスはもっと重厚な物に変わっていた。受付のカウンターも、手前から左へと移動している。一番変わってびっくりしたのが、タブレットを渡されたこと。タブレットでの案内になるとのことだった。待っている間にゲーム等も、やって良いとのことだったが、タブレット自体持ったことが無い私は、椅子の上にポイっと置いておくだけだった。(笑)テレビも有るし新聞や雑誌も置いてあるから、ゲーム等しなくても、待ち時間をイライラとすることもない。健康診断を受ける場所は、真ん中に椅子が置いてあって、周りをぐるりとそれぞれの診察室にしていた。そして何の診察室かが一目で分かるように、マークが付いていた。例えば血液検査は注射器のマークで、心電図はハートのマーク、内科健診は聴診器のマーク等々‥である。タブレットには、次に受ける健診場所が表示されている。そして呼ばれる前に、次に呼ばれるという案内が出る。また、次の健診が混んでいると変更の案内がタブレットに入ってきて、効率良く、殆ど待たされることもなく、スムーズに移動できた。なのでいつもより早く健診を済ますことができた。「時代の流れなのねぇ‥」馴染まないタブレットを見ながら、私はそっとつぶやいた。
2017年10月31日
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田中健さんの記事を読んだことがある。4年程前に大病を患ったことがあるようで、その時の手記だった。夜中に胃の辺りが痛くなり、奥様に救急車を呼んでもらい、そのまま入院‥手術をしたとは書いてなかったので、外科のお世話にはならなかったようだ。原因は不摂生とストレス‥食事とか睡眠とかが、酷かったらしい。3週間ほどで退院した後は、食生活を大幅に変更。脂物とアルコールの取り過ぎが膵臓に負担をかけていたからのようだ。今現在健さんは、アルコールは調子がよくて缶ビール1本、脂は基本1日3グラムしか摂らないという。勿論お料理をする奥様の頑張りである。彼は40代ぐらいまで「野菜なんか食べなくていい」と考えていた人だった。背中には吹き出物がいっぱいだったというから、野菜って大事だ。 その吹き出物も、野菜を多く食べるようになってからは、全く出なくなったという。彼が病気で気付いたこと。食事が体を作っているということ。そういうことに無頓着でいることの恐ろしさ。自分の体に関心を持って、生きていくことの必要性。食生活を改善したことによって外食が減り、飲酒を繰り返していた時間が空いたようで、ケーナの練習時間が増えました、と言うが‥。ケーナって何?調べてみると縦笛に似た物のようで、南米の笛のようである。健さんはケーナによるコンサートも開催している人だった。その練習時間が増えたことが楽しいと話していた。飲食も一つの楽しみ方ではあるが、色々な楽しみ方を持ったほうが、もっと楽しい人生になると感じる。
2017年10月29日
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NHKのシブ5時の中で、お悩み相談‥というコーナーが有る。住職さんや専門の先生やゲストと共にお悩みを解決させるというもの。今回のテーマは「夫がしんどい‥とか疲れた‥としか言わない」という妻のお悩みだった。こういう人って居るよね?本人は疲れていなくても疲れた‥と口癖のように言う人。私も若い頃会社の同僚で「どっこいしょ」という口癖の人が居た。どっこいしょと言って、どんな重いものを持ったのかと思い見ると、箸だったりする。最初、はぁ~?どういうこと?って思ったものだ。その内その言葉は、単なる口癖だということが分かったのだが、彼女は全然自分の口癖に気づいていなかった。私が彼女に「20代で言う言葉でもないし、実際箸って軽いよね?」と言ったことで、本人が自分の口癖に気づくという始末だった。今回のテーマで意見を求められた医師である小林先生の言葉は、「この場合50%疲れていない」という辛辣なものだった。むしろ腸内環境を整えてあげたほうが良い、励ましても意味がない、というお言葉である。幸福を感じるホルモンであるセロトニンは、主に腸で分泌されるようなので、それを整えてあげたほうが、ハッピーになれると言う。発酵食品や食物繊維がオススメだという。それに対して住職の言葉は面白かった。良い事をやっている時(例えばゴルフ等々)に、あれっ?しんどくないの?と聞いてみたらどうか‥というもの。或いは、しんどいと夫が言ったら、「私もしんどい」と同調した言葉を言ってみたらどうだろうか?という意見だった。言霊は大切である。言った言葉で、自分の心や体が支配されてしまう。できれば少しでもネガティブな言葉でなく、ポジティブな言葉を使っていきたいものである。
2017年10月26日
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気まずい雰囲気が嫌で、用も無く席を立った。部屋の中で二人が議論をしているのだが、少し喧嘩腰である。二人の言わんとしていることは分かる。それは第三者だから分かるということと、二人の性格の違いだと分かっているからである。でも当事者の二人は、それに気がついていない。何故相手は自分の言うことが分かってくれないのかと、同じ所を堂々巡りで、話しているのである。一人は大雑把、もう一人は慎重派という性格の違いがある。お互いがお互いを理解しようとしないから、自分の主張が通らず、イライラとしてしまっている。私が当事者になった場合は、きっと黙ってしまうだろう。畳みかけて話してこられてしまうと、ボキャブラリーが不足している自分としては、伝わらないだろうからと、議論をすること自体を止めてしまう。私も理論的で男性寄りの考え方をしているが、「寄り」であって男性ではない。それに理論を通すには、あまりに言葉不足である。でも相手が替われば、私のほうが言葉をまくし立ててしまい、相手が黙ってしまうこともある。そう考えると、こうやって第三者として見届けることは、とても必要なことだと思う。自分のことを相手に分かってもらう前に、相手の言おうとしている話しに、耳を傾けるべきだと思う。そして何処で考え方がすれ違ってしまうかを、見つけることが重要なんだと感じる。お互い間違ったことは言っていないのだが、考え方や受け止め方が違っている。物事をスムーズに運ぶために、少し冷静さを持って欲しい。でもこれは、別の日の私が、別の誰かと起こすシチュエーションでもある。冷静に見極めて、言葉を選んで話しを進めたいと思った。
2017年10月24日
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「85歳の現役チアリーダー」というタイトルの記事が、目に飛び込んできた。神奈川県在住の、少しふくよかな笑顔の可愛い女性である。経歴を見てびっくり!52歳で家出し、翌年にはアメリカの大学へ留学している。結婚して子供も授かったようだが、あまりいい結婚生活ではなかったらしい。また63歳でシニアチアダンスチームを設立し、85歳の現在もチアリーダーとして活動しているとある。63歳だよ、63歳から新しいことに挑戦している。私も新しいことに挑戦するつもりではいるが、何かを設立して始める‥という大がかりなことではない。よくまぁ、そういう気力が有るもんだと、びっくりしてしまう。だって、元をただせば普通の主婦だったわけで、そこからの出発だと思うと、ただただ驚く。52歳で日本の大学に入るのですら大変なのに、彼女はアメリカの大学へ留学してしまったのである。でも実は、アメリカへの留学は、結婚前の若い頃に1年間だけ行った事があるらしい。そういう若い頃の経験が、歳をとってもチャレンジさせてくれる。なんでも経験しておくもんだなぁ‥。シニアチアダンスチームは、最初5人からのスタートだったというが、今では28人にまで増えて、平均年齢は70歳を超えているという。彼女が最年長なのだが、20年以上も現役でステージに立ち続けている。都内にある区の体育館を借りて、毎週月曜日に練習しているようだ。彼女の言葉で心に残った言葉がある。「興味がわいたことは一度は行動に移す。行動に移すときは一生懸命。だけど、ダメだったらそこまで。決して無理はしません。」取り合えずやってみる!そして駄目なら諦める。まずはチャレンジをして、引き際をしっかり見定める生き方。この逆の生き方をしてしまいがちだが、若い頃を思い出して、彼女のように行動力と決断力を持ち合わせて生きていきたい。
2017年10月21日
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(やってしまった~)久々である。朝の通勤時に降車停留場を二つも過ぎてしまった。ぼーっと考え事をしながら通勤していると、年に何回かやってしまう失敗である。考え事も、真剣に考えているわけでないんだけどねぇ‥。二つ手前の停留場では、次の次で降りると頭で理解していた。でも結果的に気がついたのは、一つ停留場が次に進み、そこを出発してその次の停留場へのアナウンスが有った時だった。まぁ、私の場合ゆとりをもって会社に行っているので、この位のことで、遅刻するなどということにはならない。運動不足の私への、警告?気付き?だと思い、喜んでいつもの数倍の距離を歩いて会社へ行くのである。で、いつもは通らないところを通ることになり、そういう時には、新しいものを発見することが多い。今回も発見があり、その発見というのが、あるコンビニに人が群がっていることだった。ざっと数えると15人前後である。大人の男性ばかり‥あっ、タバコかぁ~。朝のコンビニに群れて集まっているのは、簡単にタバコを吸えなくなった、おじさま達である。私の会社の雑居ビルには、10階にタバコが吸える場所がある。東京の本社は、引越し前のビルでは近くの公園だと言っていた。暑さ、寒さ、雨等々‥乗り越えて行ってたのだろうなぁ‥。そういえば引っ越した今は、どうしているのだろうか?環境が劇的に良くなったとは聞いていないので、やっぱり肩身の狭い思いをしているのだろうと推測する。タバコ事情は大変である。今の日本人は、どの位の割合で吸っているのだろうか?吸える設備が無い古いビルは多いだろうと思う。昔、団地等のベランダでタバコを吸うお父様方のことを、「ほたる族」と言っていた時代が有った。タバコの火種が夜空に反映して、まるで蛍のように感じたからだ。でも、今はその行為も近所迷惑で、近隣の人たちとのトラブルの元にもなっている。タバコを吸う人たちの居場所は、どんどん無くなっている。コンビニの前に設置された吸い殻入れに群がるおじ様たち。その肩が小さく感じるのは、気のせいだろうか?
2017年10月19日
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「えっ?黒柳徹子さんて、寝る前に50回のスクワットを、日課にしているの?」私にとってびっくりする記事だが、その記事には、彼女のスクワットのことは、世間でよく知られていると記載してあった。凄いなぁ‥私なんかヨガに行っているという事実に酔いしれて、ちゃんと運動しているんだ!という変な自慢のもと(笑)、家では全くなんの運動もしていない。だからヨガに行く曜日だけの運動なわけで、毎日の運動という言葉からは、ほど遠いお話しである。「黒柳さんて、84歳なんだねぇ‥」62歳の私など、親子ならば子供と言える年齢である。以前黒柳さんが骨折したという記事を見て、年齢を考えると心配だなぁ~と思っていたのだが、びっくりするぐらいの回復力だったようだ。「手術してから10日後にはお仕事をしても大丈夫と、お医者様から許可をいただいて、レギュラー番組や、芝居の稽古に復帰していました」という記事。うっそ~!84歳という年齢で、そんなに早く回復できるの!びっくりしたが、毎日50回のスクワットをしている人と知って、さもありなん‥と感心したのである。62歳の自分ですら毎日50回のスクワットなんてしていないし、それに準ずる運動も全くしていない。ということは、自分が84歳で骨折したら、もしかしたら寝たきりになるの?という考えが脳裏を過ぎる。88歳で今年入院した父は、退院するまでに1ヶ月半かかり、しかも車椅子になってしまった。ナトリウム不足で車椅子になるのなら、骨折したら寝たきりになる可能性は、十二分に考えられる。事実記事にはこんなことも書かれていた。「一番弱い股関節の部分が折れる大腿骨頸部骨折をすると、3割の人が寝たきりになってしまい、1年以内に亡くなる、というデータがあります」(和歌山県立医科大学リハビリテーション医学講座の田島文博教授)これこそ運動を時々するか毎日するかという、運動量の違いだと思う。いやいや~これはこれは‥。もしかしたら私自身が、父の二の舞になる可能性も有るのかも?「継続は力なり」と感心したのだが、いや私の場合その前に、まず実践だなぁ‥(トホホッ)
2017年10月17日
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所さんの生活スタイルが大好きで、所さんの番組を良く見る。「所さんの目がテン!」も、その一つである。科学の力で色々なものを解説しようとする番組で、科学的な方向から立証できるかどうかを、検証するものだ。前回はみんなが好きな麺類を取り上げていた。安い材料で、少しでもグレードアップした麺類を、食べられないか?という検証である。以前の放送で、麺類の中でもパスタを紹介されたことがある。その放送されたパスタの時は、少ない水でパスタを茹で上げるというものだった。その際鍋を使うのではなく、フライパンで行なうのだが、茹でるというより蒸すという感じだ。水は100グラムのパスタに対して、たった400グラム入れるだけ。その水が沸騰したら、パスタを半分に折って入れる。泡が出てきたら中火にして、後は食品に書いてあるだけの時間茹でる。茹であがる頃には、水が無くなっているという状態になる。これが水の節約だけでなく、麺の美味しさにも繋がった。高級なパスタは表面がデコボコしているので、ソースが絡みやすい。安いパスタはそのデコボコ感が無い。でも茹でるのではなく蒸すことによって流れ出たデンプンが麺に戻り、それがソースを絡みやすくしてくれるようだ。少ない水‥そして絡み易い麺に変身‥これはやってみる価値が有る。他にラーメンや焼きそばやうどんを取り上げていたが、私は生のうどんのコシが出る方法に感心した。生のうどんは茹でてあるので、コシがあまり無い。どうやら品質を保つために、麺に水をたっぷり含ませているらしい。だからコシが無いわけである。でも時間が無い時に生のうどんは有難い。時間が短縮されるので、私も時々使っている。とはいえ、コシが無いのが悩みの種には違いなかった。そのコシを取り戻すことができるというのである。茹でうどんに水分が入り過ぎているのなら、それを飛ばそうという発想で、その際電子レンジを使う。袋から出したうどんを皿に入れてラップをし、500Wの電子レンジで2分加熱するだけで、3.5倍のコシが出るという結果だった。これもその後指示通りの時間茹でれば、それでいいらしい。これもやってみようと思っている。やっぱり日本人は麺類が大好きだよね。素人が家庭で調理しても、お店の料理に多少なりとも近づけて、美味しく食べたいものである。
2017年10月14日
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「多くの人は入院すると病気がよくなると思っています。若い方はそうなのでしょうが、高齢者は入院によってかえって健康状態を悪くさせてしまうことがある。安易な入院は控えようと思いました」このライターの女性の場合は、初期の認知症の親を、専門病院へ検査入院させたことが発端だったようである。私の父の場合は、ナトリウム不足で立ち上がれなくなり、やむなく入院となった。グループホームの人もあの手この手で、塩分摂取を試みてくれている。好きな梅干しも、毎回食事に加えてくれた。でも本人にその塩分を蓄えておくことが出来ないために、結局いくら摂取しても、排出されてしまうわけで‥。ホームとしては医療関係でないことから、今年の3月に入院という措置になったのである。それからたった1ヶ月半という入院期間の間に、私や家族の事が分からなくなってしまったのだ。「退院してホームに戻れば、認知機能は戻ります。」ホームのグループ長の力強い言葉は、非常に有難かった。そしてその通りになり、私の名前も思い出したのである。高齢者で初期の認知症の人は、入院することで寝たきりになり認知症が進んでしまうことが起こる。他にも骨粗しょう症や、心臓や肺の機能低下、介護度が上がるなど、高齢者の場合は元気になるはずの入院で、起こってしまうさまざまなトラブルを考えなければならない。実は私の父もこの入院がきっかけで、要介護が2から3になった。認知機能は戻ったのだが、車椅子生活になってしまったのである。歩くということが、出来なくなってしまったのだ。老年医学の世界では、こうなってしまうことを、「入院関連機能障害」と呼び、問題視しているという。入院関連機能障害は、入院のきっかけになった病気とは別に、入院によって新たに生じた機能障害のことを差し、次の例を上げていた。「肺炎で入院した患者さんが、点滴治療を受けて安静にしていたところ、意識障害が起こったり、歩行困難な状態になったりして、退院後に介護が必要になった‥という状態をいいます」若い人にとっての入院は、病気を治療するという意味合いだけだが、高齢者にとっては、もしかしたら別の病気を呼んでしまうという、厄介なものになるのかもしれない。
2017年10月12日
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「入院したら病気になった!高齢者が陥りがちな5つの機能低下とは?」週刊朝日のタイトルである。この記事を書いたのは、ノンフィクションライターの女性で、自分の家族の実体験だった。「入院してたった1週間で、母が自分の名前を書けなくなるなんて‥」そんな始まりの記事になっていた。私はこの記事に「うん、うん、その通り!」と心から頷いたのである。というのも私の父も今年の3月に入院して、同じような状態になったからだ。この人の母も初期の認知症だということだが、私の父も同じ状態で入院したが、退院する時には認知症が進んでいた。まだそれまで私のことや家族のことも分かっていたのに、「どちらさんですか?」と聞いてきたからである。父は今グループホームに居るのだが、そこのグループホームは認知症専門なので、認知症が進まないように、色々なことをしてくれる。例えば洗濯物をたたむ‥。家に居る時、洗濯物を洗濯置き場に持っていくことすらしなかった父が、ホームでは洗濯物をたたんでいる。日常的にやれることは、入居者みんなにやらせている。至れり尽くせりの状態ではなく、自分でやれることは本人にやらせて、スタッフは補佐に周るのである。だからボケていられない。それぞれに役割が有って、父は毎日の天気をつける役目をしている。そしてそれをやることで、スタッフが感謝の言葉を言ってくれる。それが本人にとってやる気を引き起こし、喜びとなっている。病院は、仕方がないだろうけれど、放ったらかしである。声掛けもそんなに有るわけではない。食事も一人で、自分で食べられなければ食べさせて早く終わらせる。そして後は寝かせて終わり‥認知症が進んでも可笑しくない状態だ。生きるということは、日常するべきことを放棄しないことだ。元々それがやれていた人が出来なくなると、本当の意味で生きていることにはならないのでは?と思う。‥続く☆
2017年10月10日
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会社帰りの満員バスの中でのことである。名鉄バスは降車の際に利用料金を払うことになっている。なので一番前まで行って、運転手さんの横にある料金入れで精算、或いは交通マネーをタッチして精算する、という手順を踏むのだが、満員の時はこれが結構大変なのである。途中何人かの人が運転手さんに声掛けをして、バスの真ん中の乗車口を開けてもらって、外から前に周ってもう一度ステップを踏んで精算していた。普通はあまりそういうことは起こらない。みんな頑張って人をかき分けて、前の降車口まで辿り着くからだ。でもその日は結構混んでいたし、運転手さんに大きな声で、声掛けをする人が、各停留場で居たからである。そういうことをした3番目の停留場で3人目の人の時だった。どうもドアがその人にひっかかりそうになり、運転手さんが「危ないですから気を付けてください」と声掛けした女性のことである。その人は前に周り、凄い勢いで運転手さんに怒り始めたのである。声を荒げ目で威嚇して文句を言いまくっていた。何故ドアで危ないことになったかというと、そこは乗車専用なので、運転手さんは乗るほうの人を見て、ドアを開け閉めしている。そこから降りる人のことを想定していない。前の2人が別の停留場でそこから降りたのは、運転手さんに頼んで声掛けをして降りたからである。これは親切で行なったことで、普通は規定通り前の人を掻き分けて、降車場所である一番前まで、行かなければならない。どんなに時間がかかっても待ってくれるので、そのことで間違って降りられないということは、まず無いのである。前の2人は運転手さんに声掛けをしたが、その人はそれをしないで外に出ようとしたのだと思う。本人は「声を掛けた」と言っているが、運転手さんとその人との中間地点に居た私ですら、聞こえなかったわけで‥それは言っていないに等しいと私は思った。運転手さんはそのクレームに対して、「すみません、聞こえなかったものですから‥」と何度も謝っていた。そぅ、何度も何度も謝っていたのである。その人は腹の虫がおさまらないのか、睨み付けて怒鳴り散らしていた。私は座っていたので、そのやり取りがよく見えたのである。その間1分ぐらいだろうか‥。私のように座っている人はまだしも、立って満員バスに乗っている人が沢山居る。また急いで家に帰らないといけない人も居るだろう。みんな黙って彼女の怒りがおさまり、その場から立ち去ってくれることを望んでいただろうと思う。(貴女も迷惑を受けたかもしれないけど、バスに乗っている人全員も、貴女から迷惑を受けたのよ)私は心の中でそう思っていた。私が降りる時、いつもは言わないのだけど、「ありがとうございました」と運転手さんに声掛けをした。(頑張ってください)という言葉は流石に恥ずかしかったので、心の中だけで、つぶやいた。私のようにメンタルが弱いと、心が折れて運転を失敗しそうである。(事務員で良かった)‥私の本音である。
2017年10月06日
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私は歯医者以外の医者に行かないからよく分からないが、以前親を医者に連れて行った時に、「お薬手帳」というものを持参したことが有る。これは医者が個々に出している薬で、万が一、他の医者が出した薬との飲み合わせに、問題が発生するのを防ぐためである。まぁいちいち私が説明するようなことではなく、世間的に常識的なことだと思うのだが、自分が所持していないので、私と同じ人も居るだろうと思っての説明である。実はヤフーで見た西日本新聞からの抜粋の記事で、『薬の飲み過ぎ、副作用相次ぐ 転倒、ふらつきで骨折も睡眠薬や胃薬「ついでにもらおう」要注意』という見出しだった。薬を飲んで違う病気になったり事故にあうなんて、本末転倒も甚だしい。でもそういう事態に陥ってしまう場合も出てくるわけだ。父も母も、私がびっくりするぐらいの薬の量を飲んでいた。母は自分で管理が出来ていたのだが、父親の場合そうはいかなかった。父は認知症なので、どんなに「朝、昼、晩」と薬を分けてあげても、遅い朝食、早い晩御飯で、会社に行っている私の目が届かない。結局薬を分けても意味が無い飲み方をしていた。だからといって、分けないわけにはいかないのだが、一度も1ヶ月の間で、飲む量が合った試しがなかった。そのなにが怖いかというと、やはり過剰摂取による身体への影響である。記事では、80代女性が自宅で深夜に転倒して、救急車で搬送されたことが載っていた。その際持参した薬から、市内の内科と整形外科で、睡眠薬が重複して処方されていたことが判明。結局睡眠薬の取り過ぎで、薬が効き過ぎて夜中のトイレで転倒してしまったようである。「お薬手帳」は持っていなかったの?という私の素朴な疑問に、こんなサブタイトルがついていた。「お薬手帳は必ず1冊にまとめる」えーっ!1冊にまとめて無いってどういう事?まとめなければお薬手帳の意味が無いじゃない!!(びっくり!)もう一つのサブタイトルに、ちょっと怖い気持ちになったのだが、それが‥「6種類以上の服用、副作用が生じる確率10%」いやいゃ‥亡くなった母が生前飲んでいた薬の量を思い出して、今更ながら背筋が凍るような思いを味わった。
2017年10月04日
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お金と時間は反比例する。仕事をしているとお金は入ってくるが時間が作れない。逆に仕事をしていないと、時間は有るがお金は入ってこない。だから仕事をしている時は、お金で時間を買うことがある。その逆で仕事をしていないなら、時間を使ってお金をかけない。例えば食品が乗っているトレ-。あれもプラスチックなので、プラスチックを出す袋に入れて、週に一回のプラスチック回収日に、今は出している。でも会社を辞めたら、スーパーのトレー回収場所へ持っていく時間が出来る。今はそういう手間をかけずに、そのままゴミとして、プラスチック回収日にゴミとして出している。小さなことだが、そうすることでプラスチック用のゴミ袋を、今ほど買わずに済むことになる。ビールの空き缶もそうだ。今はそのまま1ヶ月に一回有る資源ゴミの日に出している。でも会社を辞めたら、買った酒屋さんへ持っていくという選択も有る。段ボールに空き缶を入れて持っていくと、多少のキャッシュバックをしてくれるのである。段ボールも壊さずに済むし、空き缶が数円になって戻ってくる。微々たることだが、あり余る時間でお金を使わない工夫が出来る。自転車も買おうと思っている。さほど遠くなければ、バスでなくて自転車で移動。健康にもプラスされるから、結構それも楽しみである。自転車は何十年と乗っていないけれど、きっと乗れるだろう。それとも原付バイクにするべきか?いやいや、この歳ではバイクは止めたほうがいいだろう。私のリスクというより、周りに迷惑をかけるリスクが怖い。後、半年ぐらいで定年だ。生まれてこのかた、時間を贅沢に使ったことが無い私にとって、未知の世界に入っていくことになる。どんな世界が待っているのだろうか?そして私は、どんな選択をするのだろうか?
2017年10月02日
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