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私が読んでいる業界紙の創刊500号記念特集号は「再発見、ニッポンの土木技術」ということだったのだが、その目的みたないところには「逆風下で見失いがちな技術者の使命や誇りをいま一度、思い起こしてもらいたいとの思いから企画しました。日本の土木技術をけん引してきたビッグプロジェクトは影を潜め、民間企業の研究開発予算も減少傾向にある。逆風にさらされるなか、日本の土木技術は輝きを失ったと嘆く声が聞かれます。だが、こんな時代だからこそ、日本の土木技術の価値を改めて見直してみたいのです」となっていたのだ。確かに我々が日々の現場で使っている土木技術の中には、日本では当たり前のようにこなしていることが海外の技術者には「ミラクル」と映るものもあるのだ。 たとえば、河川等の護岸工事では昔からあった石積みの手法を使って、現在では当たり前のように使われているブロック積を考え出したように、過去からの技術の蓄積を生かしながら、画期的な技術を生み出した例も多いのだ。最新技術も世界的なものも多く、その中でも都市部で淡々と進められている複雑な土木工事も、外国人から見れば「ミラクル」と映るものが多いそうで、海外からの視察が相次ぐ工事現場としては、小田急電鉄小田原線の下北沢駅付近の現場が紹介されているのだが、この工事では連続立体交差化工事と複々線化工事を同時に進めているそうなのだ。地上を走る軌道の直下に、新たに2層分の軌道を設ける工事で、営業線を運行させながら施工していることに、海外からの視察者は驚嘆するというのだ。 私も昔は地下鉄の現場で仕事をしたこと(この世界に就職したての頃に、3か月だけ地下鉄工事で北海道に行っていたのだが、すぐにダムの現場に配置換えになったのだ…)があるのだが、地上の営業線を運行させながらその直上に高架橋を架設したり、従来線を止めないで直下にトンネルを築いたりする連続立体交差化工事は、各地で行われているのだ。施工の担い手にとっては奇跡を起こしているという意識はないかもしれないし、やって当たり前というプレッシャーさえ感じているかもしれないのだが、見方を変えれば「ミラクル」なのだそうなのだ。たしかに私も交通制限をしながら工事を行う現場では、夜間施工など当たり前だと思っているのだが、このこと自体工事関係者の安全性を考えたら確かにおかしなことなのだろう。 現在われわれ建設業の世界では、全般的な理系離れによる影響に加えて,建設産業に対する閉塞感などから土木離れが進み,優秀な人材が集まりにくい状況となっている。その結果、土木学生の学力低下や若手技術者の技術力低下など、ひいては将来的な土木技術の衰退を招きかねないことが危惧されているのだ。これらの根本的かつ具体的な解決策については、政府の施策レベルでの対応に頼らざるを得ない面もあるが,もっと身近なレベルでの「土木に対する単なる理解不足」からくる部分が多いのも事実なのだろう。(もっともわれわれレベルでできることと言ったら、たかが知れているのだが…)
2010年07月31日
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私のように毎日外で仕事をする人間にとって、このところの厳しい暑さは本当にたまらないのだが、気象庁が発表した高温に関する気象情報によると、北日本から西日本にかけて向こう一週間は気温が平年より高くなるそうなのだ。 今度の暑さも相当厳しいみたいで最高気温が35度以上となるところも多い見込みだそうで、日本列島は高気圧に覆われて全体的に晴天の日が続くそうなのだ。(工事の実施にに関しては、このように天気が続くのはありがたいのだが…) 来週の天気では全国的に平均気温が平年より3度程度高い日の続くところが多い見込みで、最高気温が35度以上の猛暑日となるとみられているのだ。気象庁ではこの暑さでの熱中症や農作物の管理などに十分注意するよう呼びかけているのだ。 私も知らなかったのだが異常な高温に関しては、「異常天候早期警戒情報」というものを出すそうなのだが、来週1週間は梅雨明け直後と同等の猛暑になる可能性が高いとして、「異常天候早期警戒情報」を北海道を除く全地域に出したそうなのだ。 気象庁の発表によると明日からから来週前半にかけても、南から暖かく湿った空気が入りやすい状況が続くため、蒸し暑い日が多くなり、全国的に熱中症になりやすい状態がしばらく続くため、厳重な注意を呼びかけているそうなのだ。 今日のTVの天気予報によると、一時的に南に下りていた上空の偏西風が来週以降北寄りを流れるようになって太平洋高気圧に覆われやすく、このため気象庁は「これからしばらく健康管理に気をつけてほしい」と注意を呼びかけていたのだ。 特に来週後半になると、発達した太平洋高気圧の中心が日本列島付近に位置し、再び厳しい暑さに見舞われるというのだ。今日発表された1カ月予報でも、全国的に期間の前半を中心に気温が高い状態が続くと気象庁は言っているのだ。 東京では7月としては史上初の4日連続の猛暑日になるなど東日本と北日本で記録的な暑さになっているそうなのだが、例年の暑さのピークは8月だそうで、平年ですと猛暑日も7月の2倍近くあり、来月もさらに熱中症対策が必要なのだ。 私の家でもこのところの暑さには閉口しており、エアコンや扇風機等の冷房がないとなかなか寝付けられないのだ。私も睡眠中は汗をだらだら掻いてしまい、脱水症状に近い状態になって、深夜に目を覚ますこともあるのだ。 ここの所雨も降らなかったのだが、昨日は雨が少し降ってちょうど良いくらいのお湿りとなったのだ。私の住んでいる愛媛県では南予地方で、洪水警報が出るくらいの雨が降ったそうなのだが、松山市は本当にちょうど良いくらいの雨だったのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年07月30日
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民主党政権になって1年になろうとしているのだが、国家公務員の労働組合でつくる「霞が関国家公務員労働組合共闘会議」が、霞が関で働く国家公務員の昨年度の残業実態についてアンケート調査したところ、厚生労働省が1人当たり月平均70時間を超え、最長だったと発表したそうだ。その調査によると政権交代後に残業時間が増えたとの回答も、労働行政を管轄する厚労省が長時間労働が目立ったそうなのだ。国家公務員の労働組合でつくる「霞が関国家公務員労働組合共闘会議」の調査は今年3月に、国家公務員が加入している22組合(同じ公務員なのにこれほど労働組合があること自体私には考えられないのだが…)のうち、厚労省や経済産業省など10組合を対象に行い、組合員3056人から回答を得た結果だそうなのだ。 国家公務員の平均残業時間は前年度比4時間減の月33時間となっており、労働協約で決められている年間360時間に近くなってるのはさすがといったところだろう。それでも前年度より増えたのは厚労省で、旧労働省系でも旧厚生省系でも月70時間を優に超えて1・2位をしめており、3位の経産省の50時間弱を大きく上回っているそうなのだ。アンケートで「政権交代が残業に影響したか」という問いには、ほかの省庁では「変わらない」が最多だったそうなのだが、厚労省の組合員は52・9%が「増えた」と答え、理由として政務三役への対応を挙げた人が約8割にも上ったそうなのだ。厚労省の組合員の自由記述欄には「大臣の指示が細かくて、多すぎる」とか「職員は駒ではなく人だ」などの意見が寄せられており、どうしても長妻大臣は官僚には不人気のようだ。 国家公務員の残業問題ではタ旧大蔵省のクシー接待問題などを機に、残業は全省庁で抑制傾向になっていたそうなのだが、民主党政権になって厚労省の残業の伸びが顕著になっているそうなのだ。このことについて旧労働省の組合員は「トップダウンの指示が増えたこと、大臣の土日視察が増えたことなども影響しているのでは」と話しているようなのだが、驚いたことに東京は霞が関の中央官庁で働く国家公務員のうち、過労死の危険ラインとされる月平均80時間以上の残業をしている人が推定で2000人を超えているそうなのだ。(もっとも国家公務員などでは持ち帰り残業やサービス残業などは一切なさそうだから、我々より労働条件が厳しいとはゼンゼン思われないのだ…)この「霞が関国家公務員労働組合共闘会議」の調査では約3000人を対象に実施されており、その6.3%の国家公務員が残業は80時間以上と回答していることから、「霞が関国家公務員労働組合共闘会議」は「霞が関で働く一般職員は約3万4000人おり、単純計算で2000人超に当たる」としているのだ。 私も昔に業界の陳情団のお世話係になったことがあり、予算作成時の12月に陳情団と一緒に級の建設省や農林水産省へ陳情に行ったことがあるのだが、この時期の国家公務員の残業はものすごいものだったのを記憶しているのだ。それから比べると今回の調査結果の月平均の残業時間は33時間というのは、少し少ないかなと思っているのだ(昨年調査では36時間となっているそうで、少し現象はしているみたいなのだが…)それでも過重労働では80時間以上あったとした職員のうち約2割が「現在過労死の危険を感じている」と思っており、約4割が「過去に危険を感じたことがある」と答えたそうなのだ。これはやはり国会対策や予算対応時の残業が異常になっているからだと調査結果になっているそうなのだ。
2010年07月29日
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私は健康のことを考えて朝食は欠かさないのだが、厚生労働省が実施した調査によれば「朝食欠食率」は全体で約13パーセントだそうなのだ。私の事務所の連中でもしばしば食べないことがあるといっているので、この数字に対しては「意外にみんな朝食をきちんと食べているのだな」というのが私の正直な感想なのだ。もっとも、ここで言う「欠食」とは「食事をしなかった場合」はもちろんのこと、「菓子や果物・乳製品・嗜好飲料などの食品のみを食べた場合」や、そして「錠剤などによる栄養素の補給、栄養ドリンクのみの場合」も含まれるそうなのだ。つまりフルーツとヨーグルトとコーヒーだけでの朝食では、欠食にカウントされるそうだからこの厚生労働省も調査もなかなかシビアな見解だと言えるのかもしれないのだ。 もちろんこの約13パーセントという数字は全体の平均値だそうだから、年代や地域によって大きなばらつきがあるはずで、実際は欠食率の最も高い20代では、約3割が朝食を食べてないそうなのだ。都市部に住む単身世帯の20代であれば、この数値はもっと高くなるはずなのだが、調査によれば87%の人が日常的に朝食を食べる習慣があるというわけなのだ。私の事務所の若い衆の中にも朝食を家で食べない人間もいるのだが、まず家の外で食べる朝食と言って最もなじみ深いのは、どうしてもコンビニエンスストアということになるだろう。今のコンビニは商品は多彩でおにぎりやサンドイッチにパン・カップヌードル類にそして弁当が、種類豊富に陳列されているのだから買い手にとっては重宝するのは間違いないのだろう。 それらと組み合わせて、野菜ジュースやヨーグルト・栄養素の入ったゼリー飲料などを購入する人も多いそうなのだが、お疲れさんモードでよほど疲労が溜まっているのか二日酔いかわからないが、朝から小瓶に入った栄養ドリンクを買っている人にもしばしば出くわすのだ。私の住んでいる愛媛県ではそれほど多くは無いが朝食といったらほかに、存在感の大きなものとしてはファストフードがあるのだ。ハンバーガーチェーンの日本マクドナルドの「朝マック」や牛丼チェーンの吉野家「朝定食」は私も何回かは利用したことがあるのだ。これこそ都会にしかないのだがあとは、駅構内や駅前の立ち食いそばや、あるいはドトールやスターバックスといったコーヒーショップで、コーヒーとパン等で軽い朝ごはんを食べるという人も大勢いるだろう。(私が利用する時間には開店していないが、JR松山駅でもベーカーリーショップで軽い朝食が食べられるところがあるのだ・・・) 今日の新聞にも面白い記事が載っていたのだが、最近ではリアルな朝の時間帯に対する注目も、この数年高まっているそうで、政治か先生らの朝のセミナーをはじめ、朝の読書会や朝のジョギングなど、朝の時間を有効に使おうとする動きが活発になってきているというのだ。そこで朝食の重要性も今まで以上になって来るそうで、それこそ漫画の「美味しんぼ」ではないが、有名な旅館が「日本で最高の朝ごはん」とうたって定食屋を開いて、炊きたてで本当にうまい白米と焼きたての一夜干しの干物、熱々の味噌汁とそして自家製のお新香。こんな定食屋があったら、それこそ朝に限らず昼も夜も食べたくなるだろう。(政治家の先生らの朝のセミナーでの朝食といったら、カレーライスに決まっているそうなのだが・・・)
2010年07月28日
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宮崎県の口蹄疫問題を協議する政府対策本部の会合が今日の午前中に開かれ、最後に残った家畜の移動や搬出制限区域が解除されたことなどが報告されたそうなのだ。私の住んでいる愛媛県でも九州からのフェリーが着く桟橋では、この口蹄疫問題が発覚してから24時間体制で消毒作業を実施していたのだ。(建設業でも緊急雇用対策ということでこの消毒作業に参加していたのだ・・・)今回の菅直人首相は口蹄疫問題を協議する政府対策本部の会合のあいさつで「関係者の尽力に改めて感謝を申し上げる。農家が安心して再び畜産を営むことができるよう、経営支援をはかることが重要なのだが、最後の詰めを行うと同時に、これからは畜産の復活に向けてそれぞれの関係者のご努力をお願いしたい」とうれしそうに述べたそうなのだ。 今回の家畜伝染病である口蹄疫の終息宣言に向け宮崎県は、県内のすべての牛や豚を対象にした獣医師による目視検査を始めたのだが、家畜の移動制限の完全解除までに約3カ月を要した口蹄疫もんだいなのだが、初期には消毒等の対応が遅れで被害が広がり、終盤には民間種牛の殺処分をめぐり国と宮崎県が対立するなどドタバタ劇の連続だったのだ。初動では宮崎県が設置した車両の消毒ポイントは4カ所で畜産関係車両だけが対象だった。これではどうしても不足していたようで感染は幹線道路沿いにジワジワと拡大したのだ。一方、感染を1カ所で抑えた都城市は感染前から県の消毒ポイント以外に市独自に9カ所を設置しており、感染発生後はすぐに4カ所増やし対象を全車両に拡大したそうなのだ。初動の消毒の徹底で明暗が分かれたともいえるのだが、この問題で疫学調査チームは「都道府県は今後に備え、発生時に大量の人材・資材を投入するための体制構築に努めること」と提言しているのだ。 政府の対応もまずかったのだが、感染が広がっていた5月の大型連休に赤松広隆元農水相が外遊したことも大きな失点になったうえに、大臣の発言のブレも混乱に拍車をかけてしまったのだ。過去の口蹄疫問題の経験から国は家畜伝染病予防法と具体的な防疫方法を示す防疫指針を整備していたそうなのだが、処分した家畜類の埋却地については都道府県があらかじめ市町村などと協議して、確保に努めるよう定めていたのだが、指針には埋却地が不足するほど流行した際のノウハウはなかったそうなのだ。宮崎県も「埋却地について大ざっぱな計画しかなかった」と対応は後手に回ってしまったことを認めているのだ。 後半では激しく対立した山田正彦農水相と東国原知事の軋轢も見苦しかったのだが、本来協力して防疫に当たるべき国と県の対立は騒動の解決後もくすぶり続け、問題となった種牛の所有者も不満を示すなど多くのしこりを残したのだ。10年前に宮崎県とともに口蹄疫を経験した北海道の担当者は「防疫に感情の入る余地はない。例外は極力避け、冷徹にやることが求められる」として、今回のことに関しては山田正彦農水相のほうが正しいとしているのだ。しかも宮崎県の貿易体制の不備も問題だった見たいで、伝染病が感染し始めると都道府県の防疫の最前線に立つのは「家畜保健衛生所」だが、この施設でも九州で畜産の盛んな鹿児島県に6カ所あり、熊本県に5カ所あるのに対し、熊本県の2倍以上の畜産産出額を誇る宮崎県には3カ所しかなかったというのだ。東国原知事が行なってきた行政改革ということで、必要な施設をぶっ潰したツケが今回の口蹄疫問題で露見したのだ。
2010年07月27日
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スイス南部のアルプスで起きた観光列車「氷河特急」脱線事故で、日本人観光客の女性が死亡したのだが、それとは別に女性2人が意識不明に陥っているほか、女性1人が重いけがをおっており集中治療室で手当てを受けているそうなのだ。外務の発表省によると「氷河特急」の脱線事故の負傷者42人のうち、日本人は38人に上っているそうなのだ。現地の警察当局が事故原因について調査中なのだが、この観光列車「氷河特急列車」には乗客が210人も乗車しており、脱線した3両のうち2両が横転したのだが横転車両の乗客の大半が日本人だったそうなのだ。その地元警察当局者は現地のマスコミに対して、「事故現場は緩やかなカーブでスピードは出ていなかった」と証言しているそうなのだが、この観光列車「氷河特急」はもともと平均スピードが30キロと、世界一遅い特急列車として有名なのだ。 この観光列車の「氷河特急」は、スイスを代表する山岳リゾートを結ぶ伝統の横断ルートだそうなのだが、7つの美しい谷を291の橋と91のトンネルを抜けて走る約8時間の観光旅行ができるというものだそうなのだ。この鉄道沿線にはアルプスの名峰や美しい森や牧草地・山間の急流や渓谷など絶景の連続で、大きく開けられた車窓から存分に風景を堪能できるのが売りだそうなのだ。メインルートには新型車両が導入されており、大型の窓をもつエアコン完備の車内では、テーブル付きの広い座席で日本語を含む6カ国語で説明が聞けるヘッドフォンが装備されており、そのうえ座席まで出来たての食事を運んでくれるサービスなど、ワンランク上の快適さを追求された、本当に素晴らしい観光列車だそうなのだ。 特にトゥージスとサン・モリッツ間のアルブラ線は、100年以上の歴史を誇る伝統の路線で、3年前には世界遺産に認定されているそうなのだ。高架橋やループトンネルの連続で山の稜線に沿って標高差を克服していく区間など、観光列車「氷河特急」の見どころ満載の区間だといわれているそうなのだ。今回の脱線事故では、乗客の多くを日本人の中高年ツアー客が占めていたのだが、その背景には国内で高まってきたスイス旅行人気があるのだが、割高な夏の旅行代金を捻出できる中高年の経済力、ギリシャ危機からのユーロ安での円高傾向などがあるというのだ。JTBの広報担当者も「標高が高く涼しいスイスは夏場を中心に近年、人気を集めている」と、日本人向けの観光ツアーを積極的に売り出しているそうなのだ。 最近は観光地の見物だけよりもハイキングなどを織り込んだ自然志向の旅行が中高年に好まれる傾向にあり、中でもスイスは自然豊かで山道も整備され歩きやすさが注目されているそうなのだ。特に名峰や氷河を列車から眺められるなど、日本にはない雄大な自然を楽しめるうえに、鈴をつけた牛が行き交うなど写真のような風景が残っていることも人気の理由だそうなのだ。今回の観光列車「氷河特急」のツアーを計画した担当者も「『アルプスの少女ハイジ』のイメージそのままの風景があり、ゴンドラなどさまざまな乗り物にも乗れるのが中高年者に人気の秘密だ」と言っていたのだ。このため費用の方位も相当割高だそうなのだが、不況で日本経済がアップアップしているというのに、「さすがにお金のある日本人はまだまだ多いのか」と、亡くなったり怪我をした人には申し訳はないがなぜか安心をしたところなのだ。
2010年07月26日
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私には趣味(ゆったりと一人で自由に旅することなのだが…)と仕事(古い建築物を見て建設関係の歴史を調べたりしているのだが…)を兼ねて、明治時代以降に造られた灯台を訪ね歩いているのだ。灯台やお城等の古い建築物を訪ねる楽しさは、城のある山をはじめ岬や島の自然の中を散策することから始まると私は思っているのだ。特に灯台の探訪では優れた明治の西洋建築の歴史に触れることや、海上交通に大きな役割を果たしてきたその任務の大きさ(これがシビルという考え方に通じるのだが…)を感じることにありとおもっているのだ。瀬戸内海は明治時代の灯台を巡るのに最高の場所といえるのだが、そもそも日本の近代灯台は明治のはじめにイギリスやフランスの技術を導入して建設されているのだ。 江戸時代の長い鎖国の時代から海外に門戸を開き、近代国家としての歩みを踏み出すことができたのは、瀬戸内海をはじめ各地に暗夜を照らす灯台ができ、諸外国の船が安全に航行できるようになったからとも言えるのだが、「灯台を歩く」ことは海に包まれた自然を体いっぱいに感じとり、明治以降の日本の近代化の歴史の一端を学ぶことだし、つまり「遊びながら学ぶ」という楽しさが一番の魅力なのだ。この明治時代に造られた多くの灯台は現在でも現役として利用されているものも多く、私の住んでいる松山市の沖約8キロの小さな島である釣島にも「釣島灯台」が残っているのだ。この「釣島灯台」明治6年に英国人のお雇い外国人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計で建設された石造の灯台なのだ。 白色で塗られた円筒形の石造の灯台の入口上部にあるプレートに、どの灯台にも初めて点灯した年月を示す銘板が埋め込まれており、そのプレートには「明治六年六月十五日初点」と記してあるのだ。このことは文明開化からまだわずか6年のことなのだが、英国人技師の指導があったとはいえ、日本の石工たちが現在もびくともしない堅牢な石造灯台を造ったのは驚くばかりで、日本人の技術の高さの証明にもなっているのだ。もっとも、建設当時の記録を読んでみると設計者のブラントンは、「大工の技術はけっこう確かだが、石工の技術は拙い」と酷評しているのだ。この復元された旧官舎には、文明開化時のわが国に「西洋」がどのように移入されたかを示す痕跡がいくつもあり、4つの部屋には、英国から持ち込まれたマントルピース暖炉が備えられており、そこのはイギリス製を示す製造番号が刻まれているそうなのだ。 この「釣島灯台」をはじめ多くの灯台が英国人の指導で建設され灯台技術を伝授した後は、灯台の管理運営は日本人の手にゆだねられるのだが、灯台官舎の裏手に回ると洋式便所を見つけました。明治初年の離れ小島の洋式便所はさまざまな改良を加え、和式に変更した等苦心の跡がうかがえ興味深いものとなっているのだ。これらの施設は松山市が管理しているのだが、年に数回は我々ボランティアが清掃やペンキ塗り等の奉仕活動をしており、昨日も本当に暑い中50人以上の人間が灯台周りの広場の草刈りをしたり、文化財となっている宿所建物等のペンキ塗りをしたのだ。この宿舎建物の譲り受けに関して海上保安庁との交渉では、管理に手が回らず海上保安庁も弱っていたこともあって、「離島で荒れ果てるよりは、きちんと復元され、見学もできれば灯台業務のPRにもなる」との両者の思惑もあったそうなのだ。
2010年07月25日
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政府の招請で来日していた大韓航空機爆破事件の実行犯だった金賢姫元工作員が日本訪問を終えて韓国に帰国したのだ。金元工作員は長野県軽井沢町の鳩山由紀夫前首相の別荘で、拉致家族と相次ぎ面会していたのだ。 鳩山由紀夫前首相の軽井沢の別荘で、昼食や夕食をともにする団欒の中で横田めぐみさんら拉致被害者の北朝鮮での生活ぶりを直接伝えたそうで、「必ず生きている。希望を持って」と面会したご両親らを勇気付けたそうなのだ。 そして東京都内に移動して「帝国ホテル」に宿泊したそうで、別の拉致被害者家族らとも面会したのが、その後の記者会見で明らかになったの話では、田口さんやめぐみさんを除く被害者の新たな情報はなかったそうなのだ。 一方で金元工作員の記者会見も開かれなかったことに対して、「政府が金元工作員に拉致被害者の写真も見せず、一緒にのんびり食事をしているのは本当に許されるのか。憤りを感じる」と、被害者の会の代表などは厳しく批判したそうなのだ。 たしかに我々の税金を使ってチャーター機や鳩山前首相の別荘での特別待遇には少しおかしいとは私も思っているのだ。世論喚起の効果はあると思うのだが「政府認定の被害者家族と会うだけ」の今回の来日には批判の声も上がっているのだ。 もっとも、金元工作員が住んでいる韓国では、「日本は大韓航空機事件の実行犯である金元工作員の日本への招待をはじめ、拉致被害者家族と面会させ、日本人拉致問題解決に国を挙げて努力している」として評価しているそうなのだ。 韓国の新聞でも「韓国もこうした日本の断固とした対北朝鮮姿勢を見習うべきだ」という評論を載せているそうなのだが、これには最近の哨戒艦撃沈事件への対応を含めた韓国社会の対北姿勢に問題があるからだということらしいなのだ。 30年位前に起こった大韓航空機爆破事件(韓国政府の陰謀説もあるのだが…)ではないが、最近の韓国の哨戒艦撃沈事件では「北の犯行」という韓国政府や国際機関の調査結果を、いまだに認めない韓国国民がなんと30%もいるそうなのだ。 たしかに今回の金元工作員の来日に関して、日本のマスコミ連中は異常とも思える報道をしており、「政府やマスコミだけでなく市民団体などすべてが、拉致被害者家族たちの動きなども、こまかいことまで報道されている」のは間違いのないことだろう。 実際のところ韓国には、千人にのぼる拉致韓国人等がいるそうなのだが、あまりその吸湿活動などは報道されていないそうで、韓国人被害者への関心の低さと日本人被害者への関心の高さは対照的だと嘆いているそうなのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年07月24日
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今週のTVの話題といったら「大韓航空機爆破事件」の犯人とされる金賢姫元北朝鮮工作員の来日の話題なのだが、北朝鮮による拉致被害者の家族と来日中の金賢姫さんと面会して、家族らは面会の終了後に記者会見したそうなのだ。金元工作員はさすがに話題つくりがうまいみたいで、拉致家族に「必ず生きています。希望を持って頑張ってください」と何度も繰り返したそうなのだ。金元工作員は拉致被害者が生存を確信する理由について「北朝鮮は外国人を処刑することはなく、きちんと待遇する」とか、「制度上死亡したことにさせられている可能性が高い」などと説明したそうなのだが、金元工作員の話はもう30年近く前の話なので、どれくらい本当のことなのか誰にもよくわからない話なのだ。 この金賢姫元北朝鮮工作員の来日に関して自民党の谷垣総裁は記者会見で、「拉致問題解決に向けては新しい進展がないという話もある。全くパフォーマンスのためにしたもので、極めて疑問が多い」と言って民主党政権の対応を強く批判したそうだ。そのうえ金元工作員が鳩山由紀夫前首相の軽井沢の別荘に滞在したことについても「彼女が関与した大韓航空機事件で115人という多くの人が亡くなった。こういうテロ事件の実行犯を日本に迎えるときに、国賓待遇といったら言い過ぎかもしれないが、国際的に日本がテロをどう考えているのか理解を得られないのではないか」と疑問を呈したそうなのだ。(自民党政権だったころに金賢姫元北朝鮮工作員の来日を要請したことを、きっと忘れてしまったのだろう・・・) その30年近く前に起こった「大韓航空機爆破事件」なのだが、大韓航空の858便はイラクのバグダッドを出発して、アラブ首長国連邦のアブダビやタイ王国のバンコクを経由して韓国のソウルに向かう飛行機だったのだが、この便の乗客のほとんどは中近東への出稼ぎから帰る韓国人労働者だったのだ。この大韓航空の858便はほぼ定刻通りにバンコクに到着するはずであったが、ミャンマーのラングーンから南約220km海上上空の地点で、機内で爆弾が炸裂し機体は空中分解してしまい、緊急信号や地上の管制塔に緊急事態を宣言する間もなく、乗客と乗員115名全員が爆発の衝撃で即死したと見られ、死体も発見されなかったことから全員が死亡と認定となった事件なのだ。この飛行機の捜索にはミャンマーとタイの両政府当局が当たったそうなのだが、タイの捜索隊は「ミャンマーとタイの国境付近のジャングルに墜落した」として捜索していたが、実際には海上に墜落していたそうなのだ。 この爆破された飛行機にバグダッドで搭乗して、経由地のアブダビ空港で降機した乗客は15人いたそうなのだが、その中に不審な男女2名がいたのだ。この2名は日本の旅券を持っておりアブダビ空港からバーレーンに移動し同国のマナマのホテルに宿泊していたそうなのだ。その後この2名はバーレーンの空港でローマ行きの飛行機に乗り換えようとしてところを、日本大使館員がバーレーンの警察官とともに駆け付け出国するのを押し留めたのだ。日本大使館には身柄拘束権が無かったため、バーレーンの警察官に引き渡したのだが、空港内で事情聴取しようとした時に、男は煙草を吸うふりをしてあらかじめ用意していたカプセル入り薬物で服毒自殺し、同伴の女も自殺を図ったが一命を取りとめたのだ。その女性工作員が今回来日している金賢姫さんだったのだが、この時は本当に「美女スパイ」との形容だったのだ。
2010年07月23日
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私の住んでいるマンションに見通しが悪が劣る出入り口に、必要に応じて道路反射鏡を設置しようと思い理事会で検討を重ねてきたのだが、設置の方針は決まったのだが市道の占用が発生するので今まで中断となっていたのだ。 私は今のマンション管理組合理事会の役員ではないのだが、大規模修繕委員会の役員ということでこのカーブミラーを設置することに一枚かんでいたのだが、今日3度目の市との交渉で条件付ながら、占用が出来るようになりそうなのだ。 私のすんでいる松山市の職員は本当にお役所仕事の典型で、今まで「許可した実例がない」との一点張りだったのだが、何とか許可する方向で占用申請は受け付けてくれるところまで話すことが出来たのだ。(3ヶ月くらいかかったのだが...) 車両が安全にマンションから出入りするためには、見通しの悪い道路や交差点において対向車や歩行者等の障害物等を確認するためには、どうしてもカーブミラーが必要で今までの管理組合役員も警察にも何度もお願いに行っていたのだ。 道路反射鏡は補助的なもので確認出来ない場所「死角」もあるのだが、事故が何度も起こっており、(私の住んでいるマンションの住民が、加害者か被害者のどちらないなっているのだ...)対策が何度も理事会で検討されていたのだ。 カーブミラーを設置しても実際に映る映像は左右反対となり、利用者はそうした特性をよく理解する事に必要で、私に言わすともっと安全運転に注意したほうがよいと思うのだが、多数決の原則を尊重してカーブミラーの設置には協力していたのだ。 今回のマンションの出口等で左右の安全確認が出来ない場合には、道路反射鏡を設置する事で安全に道路に出る事が出来るはずなのだが、道路に設置する場合はどうしても市道への道路占用の手続きを行う必要があるのだ。 このカーブミラーには丸型と角型があり、丸型にも角型にもさまざまな大きさのものがあるのだが、視認距離によって鏡体の大きさや鏡の曲率半径を選定するのだが、実際は道路の大きさとか設置ヶ所の広さによって選ばれる事が多いのだ。 この曲率半径は映る対向車両の距離の誤認を避ける意味で重要であり、一般的に鏡の大きさに応じて曲率半径は一律と成っているので、丸型のものが全体の見易さや形状自体の安定性等から、実際の道路では多く使われているのだ。 今回は丸型のカーブミラーを2箇所設置しようと計画してるのだが、これで少しでも安全が確保出来たらよいかなと思っているのだ。それよりも松山市に必要な施設の占用を認めせたことのほうが、マンションの価値を上げれたと自負しているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年07月22日
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一般の人は我々建設業の公共工事の入札には、いまだに談合が行われていると思っている人も多いそうなのだが、東京商工リサーチ沖縄支店情報部の調査では沖縄県発注の工事をめぐる談合問題で、損害賠償の請求を受けた最上級ランクの建設会社112社の現状分析の結果を発表したそうなのだが、違約金を10年の分割にする条件でもその内33社は返済が難しいことがわかった。沖縄県が発注した工事をめぐる談合の問題で損害賠償を請求しているのだが、賠償請求の対象は、過去談合が証明された3年間分で県が発注していた工事で談合していた170社に対して、請求額は合計でなんと100億円程度になる見込みなのだ。もっとも沖縄県が発注した工事をめぐる談合で那覇簡易裁判所は、地元建設業の支払能力を考え損害賠償額を工事の請負金額の5パーセントに減額するなどの調停案を沖縄県に示しているのだ。 沖縄県が請求した賠償額は請負金額の10パーセントで、調停案に合意すれば賠償額は半分以下になる見込みなのだが、調停案に合意するかどうかは、今行われている7県議会の定例会に諮って決めるそうなのだ。ある保障期間がまとめた「コンプライアンス違反企業の倒産動向調査」によれば、昨年度に法的整理となった企業のうち、コンプライアンス違反を倒産の一因とする企業は前年度比約40パーセント減の94社だそうあのだが、建設業はこのうちの22社を占め調査した8業種の中で最も多く、過去5年連続でトップだったそうなのだ。そのうえ会計検査院は、談合の自主申告などで課徴金の減免制度の適用を受けた受注者に対しても、違約金を請求できるよう違約金条項を改正する必要があると国土交通省に指摘しているのだ。 どうして建設業界で何でこのような前時代的談合がまかり通っているのかという問題になるのだが、建設業界ではゼネコンと呼ばれる大手建設業でも、純粋に生き残りのためのワークシュワリングとしてのみ「話し合い」を成立させてきたのだ。それが談合ということで建設業界での経験と知恵であり、行政と政治からの隔離などとても無理な話なのだ。多くの自治体で発注された学校や病院の建築工事をめぐる談合問題では、建設会社に対して原則12カ月のところを半分に当たる6カ月の指名停止措置を発表しているところが多くなっているのだ。現在の厳しい経済・雇用情勢を考慮し、県民の暮らしと雇用を守る観点から、最大限の配慮をするために特別の決定を下したそうなのだが、建設業界では今でも談合が横行している。一般の人の9割近くが、このようなイメージを抱いていることが、日経コンストラクションのアンケート調査で明らかになったそうなのだ。(やはり悪いイメージが残っているのだろう・・・) このように官製談合などのイメージがまかり通ってきたのだが、このことが問題となって警察等は徹底的に建設業と自治体等の関係を捜査するそうで、日本のすべての自治体での公共工事のあり方を厳しく問い直し、国民のための公共工事の原点に戻していかなければならない事態になってしなったようなのだ。(私に言わせるといまさらということなのだが・・・)私が住んでいる愛媛県でも過去にはこの談合問題や、官・民の癒着は問題となっていたのだが、現在のところは特別な場合を除いて談合は行われていないといっていいだろう。頻発する低価格入札に悩まされている建設業界にとっては、本当に理不尽な捜査に映るっているのだが、我々建設業界でも政・官・財のトライアングルを建設業自らが糾していくことが必要なのだろう。
2010年07月21日
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昨日の7月19日は「海の日」で休日なのだが、ちょっとITで調べて見てみると「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ということで「国民の休日」となったらしいのだ。このような立派な趣旨を持って法律で定められているようなのだが「海の日」を国民の祝日にしているのは、「世界広し」と言え日本だけだそうで、これに関してはこの休日の制定に努力した国土交通省も自慢しているらしいのだ。この「国民の休日」である「海に日」なのだが、私も夏だから海くらいにしかと思っていなかったのだが、今は「ハッピーマンデー」法案で7月の第3月曜日になっているが、元々の祝日は7月20日だったのだ。 私たちが住んでいる日本国は四面を海に囲まれた海洋国で、はるか昔から外国からの文化の伝来をはじめ、人の往来や物の輸送・産業・生活な どの各分野にわたって、海に深くかかわってきていたのだ。これは私の所属する建設業の世界の話なのだが、昨今はウォーターフロントが開発・整備されようとしているのだ。また、マリンレジャーが広く普及するなど、住民たちの海を利用する機会が多様化してきており、地球環境の保全という観点から特に海の役割が一層高まっているということで、海洋汚染防止などの必要性が一層高まっているのだ。このため、国土交通省では関係省庁や地方公共団体や海事関係団体の協力を得て、国民の祝日「海の日」を含む、7月1日から31日までの1ヶ月間には、「海フェスタ」をはじめ全国各地で行われる海に関する各種様々なイベントを行っているようなのだ。 何にでも所以や意味があるのだが、祝日化される前は「海の記念日」という記念日だったそうなのだが、この「海の記念日」というのは明治9年に明治天皇の東北地方巡幸の際にそれまでの軍艦ではなく、灯台巡視の汽船「明治丸」によって航海をし、7月20日に横浜港に帰着したことに因んでいるのだ。このような海の重要性を考えて、昭和16年にそのときの逓信大臣村田省蔵の提唱により制定されたそうなのだが、この明治丸はその後、東京商船学校の練習船として使用され、現在は東京海洋大学越中島キャンパスに保存されているそうなのだ。 国民の祝日「海の日」を設けようと国会の先生方が国民の祝日を増やそうという考えで、その結果平成8年から「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」として7月20日が国民の祝日「海の日」として制定されたのだ。さらに平成13年6月に「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」が成立したことにより、「海の日」は平成15年から7月の第三月曜日となり、三連休になっているのだ。そして「海の日」の三連休化を契機に、「海の日」本来の意義が失われることなく、三連休がより有効に活用されるよう環境づくりを進めていくこととし、広く国民の皆様に「海」に対する理解と認識を高めていただくために、7月を「海の月間」として設けられているのだ。
2010年07月20日
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私の応援している中日ドラゴンズが3試合連続完封勝ちで、昨日の試合でチェン投手が広島東洋カープ打線を3安打に封じて、今季開幕戦以来の2度目の完封で8勝目をあげたのだが、広島東洋カープは3試合連続無得点だったのだ。 その立役者のチェン投手は「行けるところまで行きたいと思っていた。打線が点を取ってくれたので、楽な気持ちで投げられた」と振り返っていたとおり、打線は初回の森野選手の中前適時打で先制して6得点を奪ったのだ。 中日ドラゴンズの先発3投手による3試合連続完封勝利は、なんと40年ぶりの快挙だそうで、今シリーズの広島東洋カープ線では山井投手・中田(賢)から託されたバトンをチェン投手がつないで、3安打の完封勝利となったのだ。 私もTV観戦をしていたのだが最大のピンチは七回に訪れ、四球と連続安打で1死満塁にしてしまったのだったのだが、小窪選手を三飛に仕留め倉選手にはフルカウント外角低めのスライダーで、空振りの三振にしとめたのだ。 「完封するってのは難しいもんなんだよ。それだけチェンが良かったってことだ」と落合監督は額面を率直に評価したそうで、チェン投手はこれで開幕2戦目に続く今季2度目のシャットアウトとし、8個目の白星は格別の味がしたことだろう。 一昨日の試合は148球の熱投で中日ドラゴンズの中田(賢I投手がが8安打を許しながら、要所を締める投球で3勝目をあげたのだが、前夜の山井投手に続く2試合連続完封で、このところ大車輪の活躍をしていた中継ぎ陣に休息を与えたのだ。 この試合の後中田(賢)投手は「谷繁さんのミットを目がけて、しっかり腕を振りました。これを次も続けたいですね」と、彼自身3度目の零封劇を喜んでいたのだが、チームも快速右腕が復活の扉に手を掛けたということでノッテくれるだろう。 3日前には山井投手が121球の熱投の5安打完封勝利をあげたのだが、これで連敗を止め4勝目を挙げた山井投手の力投も見逃せないだろう。落合監督も「今日は山井。投げっぷりとバランス。百点満点だ」と大絶賛だったのだ。 ここのところ広島東洋カープにも分が悪かったし、今年の中日ドラゴンズはロードでの成績も悪かったのだが、このロードでの3連勝で一気に読売巨人軍や阪神タイガースを捕らえて、首位戦線に浮上して行ってもらいたいものだ。 今日からの地元ナゴヤドームでの横浜ベイスターズ戦が終わると、いよいよオールスターゲームとなるし、この3連続完封勝利で中継ぎ人も休養十分だろうから、今日からも3連勝と行こうか。(連続完封試合も続けようぜ...) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年07月19日
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私の住んでいる松山市でも梅雨明け宣言が出され、いよいよ本格的な夏となったわけなのだが気象庁によると、今年の暑さは全国的にほぼ平年並みだとの予想もされているが、今年の梅雨はゲリラ的な豪雨が相次ぎ犠牲者も出たのだ。 このところ異常な気象が多いともいわれるているのだが、これも明確とはいえないそうだが地球温暖化の影響もあるみたいなのだ。全国各地で大雨による土砂災害や浸水などの被害が相次いでおり、今年は現在9名の犠牲者が出ているのだ。 この土石流等の原因は、短時間に大量の雨が降ることで地盤が緩んだり、地面にしみこむ限界量を超えたりすることだが、「大雨と一口で言っても、降り方によって発生しやすい災害の種類は変わってくる」と解説するのは気象庁の担当者だ。 その気象庁の担当者によると、同じ100ミリの降雨でもそれが1時間で急激に降った場合は浸水などの被害が起きやすいし、一方、数日かけて長々と降り続けた場合には人家裏や山間部のがけ崩れなどの災害が起きやすいそうなのだ。 このことは我々建設業の仲間内でも昔から言われており、大雨が降ったら河川の氾濫に備えて土のうを作って待機しているし、シトシト雨が長く降ったら道路のパトロール等を強化して、山側の崩落に備えてようにしているのだ。 今年の梅雨でも、東京都の板橋あたりで浸水被害が出た大雨は、短時間の局地的豪雨によるものだし、約30万人に避難勧告が出されるなど西日本で大きな被害が出た大雨は、数日間にわたって降り続いた雨の影響なのだ。 突然おそう猛烈な雨による事故も起きており、今年の梅雨でも集中豪雨によって川の水位はわずか10分間で1.3メートルも上昇し、子どもたちが土地残された救出されたことがニュースで放送されたが、これからはこのようなことが増えてくるだろう。 都市部は地面がコンクリートやアスファルトでおおわれているため、雨水が川に集中するのも被害の一因とされており、ゲリラ豪雨を監視するため気象庁は、新しいレーダーの設置やきめ細かい警報の発表などに取り組んでいるのだ。 「重大な災害が起きる可能性がある場合に出されるのが警報で、大雨警報や洪水警報が出たら注意してください」と気象庁は言っているし、今年5月からは市区町村ごとに細かく対象を区切って気象警報や注意報を発表しているのだ。 狭い範囲に集中的に降る突発的なゲリラ豪雨は、雨が降る範囲が狭く降る時間も短いため気象レーダーによる予測が難しいのが特徴で、市街地ではゲリラ豪雨による洪水被害が増えているのだから、住民各自の注意が本当に必要なのだ。 なにはともあれ今年の梅雨も明けたそうなのだが、今年も何回かは我々建設業の作業員が活躍する場もなったのだ。今日も東北地方で土砂崩れて孤立した温泉街を救出するために我々の仲間が雨の中がんばっているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年07月18日
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今年の重要な行事やイベントといったら「上海万博」もそうだし、ほんの少し前にスペインの初優勝で終幕した「サッカーW杯南アフリカ大会」もそうなのだが、日本のマスコミが話題にしない事項として、「日韓併合100周年」も今年なのだ。 仙谷由人官房長官は8月29日に迎える日韓併合100年に際して、菅直人首相の「談話」発表を検討していることを明らかにしたそうで、「何らかの見解を示すことが必要かどうか、やるとすればどのようなものかイメージしている」と述べたそうだ。 これに対して韓国紙の「朝鮮日報」は日本政府が首相名の「謝罪談話」の発表を検討中だと報じたそうだが、仙谷由人官房長官は「どうするかなど確定的なことは、今の時点では考えていない」と述べるにとどまっているのだ。 それでも隣国と歴史認識を同じにすることは必要だと私は思っており、このことは岡田克也外相も韓国紙の「東亜日報」と「中央日報」のインタビューで、「将来のことだが日韓共通の歴史教科書をつくることが理想的だ」と発言しているのだ。 もっとも、この「日韓併合100周年」ということは、韓国側での動きのほうが何かと目につくのだが、少し前になるのだが日韓両国の知識人による記者会見と「併合は無効」とする共同声明の発表がソウルであったそうなのだ。 この「併合は無効」とする声明発表を韓国マスコミは大々的に報道しているのだが、日本のマスコミではほとんど報道されないことに不満を表明しているのだ。このことは日本人の大多数が「今なぜ100年前の話なの?」とピンときていないからなのだ。 反対に「新しい歴史教科書を作る会」などは、1910年に条約締結された日韓併合の意義を評価し直す「日韓併合から100年パネル展」を開催したりして、100年前に行われた「日韓併合」が、正しかったことのようにしようとしているのだ。 「韓国併合100周年」のことを知っている日本人の多くでも、100年前の併合の有・無効など、学者の研究や議論にまかせればいいというのが正直なところだろう。このようなことなど学問次元の歴史研究での話というわけなのだろう。 もっともある新聞などは「100年前の事など考えないで、現在の北朝鮮ことを考えることのほうが重要だ」社説に書いたりもしているのだ。たしかに北朝鮮のことはほっとけはできないが、歴史認識も大切だと私は思っているのだ。 韓国内では日本の侵略と植民地支配を謝罪した「村山談話」や、日本による新たな賠償・謝罪や反省の表明への期待を持っているそうなのだが、このことを要求しすぎるのも今度は韓国側として為にならないと私は思っているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年07月17日
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大相撲力士と暴力団との関係が問題になっているが、貴乃花親方が暴力団関係者と接触していた疑惑が浮上したのだ。それも私が住んでいる愛媛県で、日本最大といわれる山口系暴力団の幹部と、地元で飯を食ったりしていたそうなのだ。 愛媛県警の発表によると、貴乃花親方新弟子の中学生の勧誘のため愛媛県愛南町を訪れ、保護者らと食事をしたり稽古見学した場所に、指定暴力団関係者が同席していたそうなのだ。(辞任騒動といい貴乃花親方も、お騒せが過ぎるのでは・・・) その貴乃花親方は「入門を勧誘している中学生の親御さんとのお付き合いもありますから食事をしましたが、暴力団との付き合い・面識は一切ありません」と暴力団関係者との個人的な交際を一応は全面否定したそうなのだ。 愛媛県での滞在中は弟子入り希望の中学生の父親が付き添い「その方の付き合いの中で行動した」と説明し、その上で「一部で暴力団関係者と付き合いがあるように報道されたことに憤りを感じています。法的措置を取る構えです」と話したそうだ。 いくら知らなかったからといってこの反社会勢力との断絶に努力している途上にある騒動の中、相撲協会の理事が暴力団関係者と会食するなど普通では考えられない行為であり、少しも反省の色が見えないと言われても仕方が無いだろう。 貴乃花親方は相撲を指導するため、愛媛県で小学生から高校生までの青少年にけいこを付けたそうだが、(これ自体は本当にありがたいことなのだが・・・)その場所にでも暴力団関係者がおり、稽古の様子を見ていたと言われているのだ。 この貴乃花親方の問題に対して、相撲協会の会合に出席した村山理事長代行は「特別調査委員会を設置して調査をお願いする」と明言したそうで、本場所中に現役理事が暴力団との黒い疑惑で、事情を聞かれるという異例の事態となったのだ。 今年2月の理事選ですったもんだの末理事に初当選した貴乃花親方なのだが、今後、「特別調査委員会」は名古屋場所中の7月17日にも貴乃花親方から事情を聞きいたうえで、愛知県体育館で開く協会の理事会で中間報告を行うとのことだった。 大相撲力士によるの野球賭博で暴力団との関係が指摘されて設置された「特別調査委員会」は、「ガバナンスの整備に関する独立委員会」の発足と同時に解散する予定だったのだが、今回の貴乃花疑惑で急き、継続することになったそうなのだ。 もっとも、少しも反省しない協会の名古屋場所の二所ノ関担当部長は、「暴力団関係者がいるのが分かっていたら行くわけがない。そういう意味では問題があるように報道され気の毒な気がする」と話して、まで弁護までしているのだ。 貴乃花親方が関知していない所で、暴力団関係者がまぎれていた可能性もあるとは思うのだが、維持員席での暴力団幹部の観戦や野球賭博問題などの問題もあり、協会は反社会勢力との断絶に努力していることを胆のにじてもらいたいのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年07月16日
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ヨーロッパで発表された論文によると、ビールとビール腹の間には、実は関連性がなかったみたいで、医療栄養学の専門誌に掲載されたドイツとスウェーデンの研究者が共同で実施した実験の結果でそうわかったそうなのだ。 その実験では成人男女の飲酒パターンと体重増加を調べたところ、体型の変化でお腹まわりの増加が著しかった人は、ビールを沢山飲んだグループとあまり飲まなかったグループどちらにも同じ比率で現れたそうなのだ。 同じ量のビールを飲んでいてもビール腹の傾向に「なった人」と「ならなかった人」がどのグループにも同じような割合で観測され、これが「ビールを飲んだからビール腹」という定説を覆したというわけなのだ。 それではビール腹の原因は何なのかというと、遺伝による体型の個人差というのが濃厚なのだということなのだが、ただし、ここで安心するのはちょっとまだ早いみたいで、体重にはやはり差が出たそうなのだ。 ビールのカロリーの3分の2はアルコールなのだが、残りの3分の1は糖質でアルコールは体内に蓄積しないものの、糖質は脂肪に変わって体内に蓄積されていくため、飲み過ぎれば体重に反映されていくわけなのだ。 医学博士の説では「ビールが太りやすいというのはじつは誤解で、アルコールにもカロリーはありますが、これは体内に蓄積されにくい性質のカロリーですから、毎日飲んだからといって太ることはありません」というこなのだ。 ビール大瓶1本のエネルギー量は246kcalそうなのだが、そのうち体に蓄積されるのは89kcalぐらいだといわれており、日本酒の一合にいたってはエネルギー量198kcalに対して、蓄積されるのは42kcalくらいしかないというのだ。 肥満になりにくといわれている焼酎やウイスキーなどの蒸留酒にいたっては、いくら飲んでも体内に蓄積されるカロリーはほぼ0とされているそうなのだ。(私も焼酎かウィスキーしか晩酌では飲まないことにしているのだが...) それなら私のようにアルコール好きの中高年男性(女性もそうだが...)のお腹がぽっこり膨らんでいるのはどうしてかというと、酒類して摂取したカロリーが問題なのではなく、一緒に食べるおつまみが原因だそうなのだ。 ビール等を飲んでいるとどうしても、唐揚げやら餃子やら焼肉やら高脂質・高タンパクのメニューがやたらと合うことから、高カロリーな料理が食べたくなってしまいそれが肥満の原因となっているそうなのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年07月15日
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今日のNHKの朝のニュースで話していたのだが、道路工事現場でおなじみの人型ロボット「安全太郎」が今年で誕生40年を迎えたそうなのだ。もともとは高速道路で働く作業員を守るために開発されたもので、私も工事で使ったこともあるのだが、今も名古屋市で生産が続くロングセラーそうなのだ。道路工事に従事していたガードマンの死傷事故から生まれた救世主なのだが、誕生から40年間ほぼ同じスタイルを貫き、「不惑」の言葉がよく似合う「男」は現場の厚い信頼を受け、手を振り続けているそうで、 その姿や単純な動きも昔からほとんど変わっていないのだが、どの車線にも対応できるように腕をどちらも動かせるタイプができたほか、環境に配慮して材質を変えるなどの改良もされているそうなのだ。 「安全太郎」の身長は185センチで体重は35キロなのだが、特殊なウレタンを型に吹き付けてつくられ、定価は1台78万円なっているそうなのだ。手にはライトや旗を持ち背中のスイッチを入れるとカタンカタンと腕を上下する。車からはまず見えないが、顔は手描きで1台ずつ異なりズボンにしわもついているなど意外に手がこんでいる。安全太郎が生まれた1970年は大阪万博が開かれた年なのだが、前年に東名高速道路が全線開通しており、高速道路の時代が本格的に幕を開けた時期だったのだ。資料によると当初は百貨店のマネキンを利用したが格好が良すぎて現場の雰囲気に合わず、現在のややずんぐりした体形になったそうで、名前は当時の流行語「アッと驚く為五郎」にちなんで「安全為五郎」と呼ばれていたが、記者発表が決まって急きょ「安全太郎」に改名されたそうなのだ。 もともとの出発点は、日本道路公団が高速道路のガードマンの死傷事故を解決しようと開発を依頼したところから始まるのだが、高速道路上の作業で旗を振ってドライバーに注意を呼びかける作業員(そのころはガードマンではなく建設業者の作業員が、臨時で交通誘導の旗振りをしていたのだ…)がはねられる事故が相次いだ。そこで公団が愛知県春日井市で道路設備業を営んでいた土居万里雄さんに依頼し、生まれたのが安全太郎だった。この開発者の土居さんというのは私の住んでいる愛媛県の農家出身だそうで、高度成長期にふるさとを出て事業を何度か起こし5年位前に70代で亡くなったそうなのだ。「人生最大のヒット作が安全太郎だった」と弟の土居博仲さんが振り返っているのだが、「兄は器用だったけれどお人よしでね。商売は下手だった。安全太郎はすごくもうかったようだけど、最後は権利をすべて手放してしまった」と今日の朝のニュースでも話していたのだ。 現在「安全太郎」の商標を持っているのは、名古屋市港区でLED表示器や制御盤を製造する会社「トクデンコスモ」なのだが、注文が来ない年はないそうで、昨年は東日本高速道路盛岡管理事務所に2台納入するなどしたそうなのだ。複数の場所で同時に工事をしたり、居眠り運転の車が突っ込んで壊されたりすることもあり、東日本高速道路盛岡管理事務所の倉庫には10台余りの安全太郎が控えているそうで、我々道路工事をする建設会社の職員たちは「作業員の命を守ってくれる仲間であり、守り神でもある」と仕事ぶりをたたえているのだ。「トクデンコスモ」は安全太郎の制服をオレンジ色にしており、「ドライバーからの視認性が高い」と人気だそうだ。「トクデンコスモ」には時折「駐車場に置きたい」とか、「子どもが欲しがっている」という一般のファンからの問い合わせも来るそうなのだ。
2010年07月14日
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今年の6月から7月にかけて私を楽しませてくれたサッカーのW杯南アフリカ大会も、スペインの初優勝で幕を閉じたわけなのだが、攻撃サッカーを志向するスペインとオランダの2チームが決勝で顔を合わせたが、全体を通せば守備的な戦い方に徹するチームが多かった大会だったと言っていいだろう。優勝したスペインは華麗なるパス回しで、今大会の7試合すべてでボール保持率が相手を上回りながら、総得点は8ゴールと優勝チームとしては最少だった。それでもサッカー世界一の頂点にスペインが立つことができたのは、決勝のオランダ戦でで見せたような強固な守りによって、総失点を2ゴールでしのいだからだ。(予選リーグ緒戦で負けたチームが優勝したのも、W杯では初めてのことだそうなのだ・・・) 今大会の公表を未定見ると優勝したスペインに対して、「パス本数やパス成功率、選手個人の走行距離は出場国中トップ。堅守速攻がトレンドとなった今大会、全員で走ってパスをつなぐ攻撃的スタイルで王座に就いた意義は大きい」と賞賛されており、優勝監督のデルボスケ監督は「優勝は美しいサッカーへのご褒美だと思う。スペインのサッカーはまだ成長する」と胸を張ったそうなのだ。たしかに華麗な攻撃と堅守がかみ合ったのだから、「無敵艦隊」と呼ばれながら決勝戦へも進出できなかった過去の大会と違って、スペインの栄冠は必然の結果だったかもしれないだろう。私もスペインの試合はけっこうTV観戦したのだが、ボールを失ったときの守備意識は非常に高かったのには感心していたのだ。攻撃から守備という「理想と現実」のバランスを試合中にどれだけ高く保てるかが勝負を分けるカギなのだろう。 今回の南アフリカ大会で日本代表も予選リーグ突破というように大活躍してくれたわけなのだが、今回日本代表が採用した守備的な戦い方は、「結果」の部分で強豪と新興勢力の差を縮めたといっていいだろう。大会前のテストマッチでボロクソだったのを、大会直前に守備重視の戦術に切り替えた日本代表の岡田武史監督の手腕が光った大会でもあったのだ。その岡田監督も決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦を前に「パラグアイと対等に打ち合っても今の日本はそこそこやるだろう。でも、終わってみたら負けている可能性が高い」と話していたそうなのだが、守備を手厚くして速攻を仕掛ける狙いを象徴する言葉だったが、これを強豪も含めた多くのチームが採用していたのだ。(本来ならFWでない本田選手を、1トップに据えて、少ない得点チャンスをうまくいかす作戦は大成功だったのだ・・・) 今回のW杯の決勝トーナメントが始まるころから話題を独占したのは、試合結果を次々と的中させたドイツ西部オーバーハウゼンの水族館「シー・ライフ」の予想屋タコの「パウル君」だったのだが、結果的に8試合の結果すべてを当てたご褒美として、優勝トロフィーのレプリカが贈られたそうなのだ。「パウル君」は8本の足を使って上手にトロフィーを受け取ったそうなのだ。タコの寿命は3歳前後のため、現在2歳半の「パウル君」がサッカーW杯の予想するのは今大会が最後だそうなのだが、サッカーの賭け率さえも狂わす結果に、シー・ライフ水族館の広報担当者は「パウルは子供たちを楽しませる仕事に戻る」と語ったそうだ。何はともあれ4年に一度の楽しみも終わったのだが、昨日の決勝戦も仕事に差し障ると思いながら、最後まで見ていた私は何だったのだろう。
2010年07月13日
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今回の参議院選挙の惨敗を受けて菅首相が記者会見し、「当初の目標にかなり届かない結果に終わった。大変申しわけなく思っている」と陳謝したうえで、「選挙結果を真摯しんしに受け止め、改めてスタートラインに立った気持ちで責任ある政権運営を続けていきたい」と続投の意向を表明したのだ。その記者会見をTVで見ていたのだが、いくら強気なことをいっていても今回の選挙結果は消費税の議論そのものが否定されたといっていいだろう。民主党も高いツケを払って勉強したもので、これからは消費税のことは選挙前に言わず、選挙後に「信任されたたのだから・・・」といってこっそり出すようにするべきだろう。 民主党と国民新党の連立与党は昨日の選挙で過半数を確保できず、参議院で与野党が逆転する「ねじれ」が再現したことを受け、菅首相は野党との連携では「特に今回の結果を受けて、野党ともできるだけ合意を得ながら進めていきたい。共通の部分について合意できる形にする中で、実現していきたい」と語り、政策面での連携を図るとしたそうだが、みんなの党の渡辺喜美代表はさっそく、公務員制度改革での連携は可能と表明したそうなのだ。管首相はみんなの党や公明党との連立や、自民党との大連立も視野に入れているとみられるが、いずれの党もも現在は戦況が終わったこともあってか、民主党との連立は否定しているのだ。 さて選挙結果なのだが、参院選で勝敗のカギを握る29の改選数1のいわゆる「1人区」のうち民主は、公認・推薦候補を擁立した28選挙区で8勝20敗と惨敗したのだ。民主党は菅直人首相が1人区を重点的にてこ入れしたのだが、議席を確保したのは輿石東参院議員会長が出馬した山梨県や、江田五月参院議長の岡山県・小沢一郎前幹事長のおひざ元の岩手県など民主党が強いと予想されていた8選挙区にとどまったのだ。今回の参議院選挙で当選した「1人区」の8人はいずれも現職なのだが、秋田県などでは現職が軒並み落選したそうなのだ。これに対して前回の前回参議院選挙で6勝にとどまった自民党は、今回21勝と大きく勝ち越したのだが、大物幹部や人気議員らを集中的に投入して、もともとの保守地盤を固め直したことに加えて、候補を出していない公明党との間の実質的な選挙協力も実を結んだそうなのだ。 今回の参議院選挙前に結成された「第三極」勢力では、みんなの党の6選挙区をはじめ各1選挙区で候補を擁立したが、みんなの党以外では議席を得られなかったみたいだ。消費税問題などでの政権に対する批判票は、自民党により多く集まったとみたいなのだが、もっとも自民党も消費税の10パーセントは公約となっているのだから、きっと数年後には消費税は10パーセントになっているだろう。(いくら国民が次の選挙で騙されたといっても、もう手遅れだと今から予言しておくのだ・・・)これで「ねじれ国会」となったのだが、参議院で否決された法案を衆議院で再議決するには3分の2以上の議席が必要なのだが、与党は現在、社民党の連立離脱で3分の2を切っており、参議院の過半数割れを放置すれば国会運営に行き詰まるのは必至なのだから、これからの連立協議と国会運営が見ものになってくるのだ。
2010年07月12日
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7月も10日を過ぎると高校野球のシーズンに突入するのだが、私が住んでいる愛媛県でも昨日の土曜日から今予選が始まっているのだ。今日は久しぶりの休みだったので、午前中は高校野球を坊ちゃんスタジアムまで見に行って来たのだ。 それというのも私の母校が今日の第一試合に出場していたのだが、今年はくじ運にも恵まれているみたいで今日の試合も、4回までパーフェクトという内容で相手チームを蹴散らし、5回コールドゲームで快勝してくれたのだ。 午後からはTVでプロ野球観戦と行きたかったのだが、私の応援する中日ドラゴンズの放送がないので、先週に引き続いて「スター・ウォーズ」のアニメ版の一挙放送の後半部を見ることにしたのだ。(リビングでビールを飲みながらのだが...) これは7月に行われる「スターウォーズ」シリーズの一挙放送の一環なのだが、本来見る順番としては私が思うに製作年度順が良いのだ。(いくら最新処理をしているといっても、映画の質は30年前の初期作品ではどうしても落ちるので...) ストーリ的に見てもエピソード1から観てしまうと、どうしてもネタバレ気味になってしまうのでという意見も多いのだが、今回のNHKのBSの放送ではエピソード1からの放送になっているのだ。(その間にアニメ版も挿入されているのだが...) 私の嫁さんのように録画できるのであれば、録画して製作順に見るのが良いといっている人間も多いのだが、私は今度はエピソード順でみて見ようと思っているのだ。(エピソード順での放送はあまり、評判よくないみたいのだが・・・) この「スターウォーズ」が最初に製作されたときは評判はよくなかったそうで、関係者による内輪の試写会と同時にその感想は減っていたが、それでも映画評論家の中では試写中に居眠りをする者も多くいたそうなのだ。 そのため、「スターウォーズ」の公開当初は、全米でわずか50館のみでの公開であったのだが、公開初日から観客は押すな押すなで記録破りの興行収入を得て、全米をそして世界をゆるがす大ブームへとつながったというのだ。 このシリーズには面白いtエピソードが残っており、上映が終わっても「次の回を見るために居残る」観客があまりに多く発生したため、このシリーズを切っ掛けにアメリカの映画館で「上映ごとの客の入れ替え」制が導入されたというのだ。 そのような人気シリーズを今回はスペースオペラ仕掛けで、世界初のエピソード順での放送が予定(なんと来週から始まるそうなのだ...)されているので、今年の夏の前半は「スターウォーズ」にはまってみようかと思っているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年07月11日
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参議院選挙の投票日を明日に控え候補者は各地で最後の訴えに臨んだのだが、菅直人首相が政権の継続に理解を求めたのに対し、自民党の谷垣禎一総裁らは最後のお願いと、与党を過半数割れに追い込む決意を示したみたいだ。 選挙戦でビックリしたのは私の住んでいる松山市では、土曜夜市の行われる商店街で22時近くになっても、自民党の候補者が松山市選出の衆議院議員と、握手等の選挙運動をしていたことなのだ。(これって違法じゃないの...) その選挙なのだが総務省は、今回の参議院選挙の期日前投票の中間状況を発表したのだが、全国の期日前投票者数は前回の参議院選挙の同時期と比べ、約1割増になっており、最終集計では1000万人を超える見通しだそうなのだ。 期日前投票制度は7年前に導入され国政選挙では今回が5回目なのだが、都道府県別に見てみると群馬県と沖縄両県を除く45都道府県で前回の参議院選挙を上回っており、期日前投票が占める割合は増加傾向にあるそうなのだ。 明日に投開票される参議院選挙の結果は市場にも影響を与えそうで、民主党の苦戦が伝えられる中、民主党と国民新党両党の与党が過半数割れとなれば、政治の不安定化への懸念から株安・円安に振れるとの見方が強いそうなのだ。 菅直人首相の消費税増税発言なども影響して、民主党の獲得議席が改選前を大きく下回る50未満にとどまるケースも想定されるそうなのだが、、市場では「政界再編につながる可能性もある」として、不安感が広がっているそうなのだ。 反対に与党が過半数を維持した場合は、現政権の政策が継続されるとの安心感から株高・円高を予想する声が多いのだが、普通は円が安くならないと株が高くならないはずなのに、両方とも高くなるのならそれにこしたことはないはずなのだ。 もっとも、円高が企業業績を圧迫するリスクがあるほか、参院選で消費税増税の必要性を訴えた菅首相が、財政健全化路線への傾斜を強める可能性もあり、景気の足を引っ張りかねないとの不安も出ているそうなのだ。 市場では「投資家の関心の中心は参院選の動向より、世界経済の動向に注がれている」との見方も根強いそうで、参議院選挙の結果で日本の株式や円相場が一時的に動いても、その後は投資家の視線は世界経済の動向に戻る予想もあるのだ。 「10年、20年、30年先になって、苦い提案で厳しいところもあったが、あそこから日本の経済や財政、社会保障が立ち直り始めたと言われるような、歴史に恥じることのない政治を行っていきたい」と、管首相は街頭演説したそうだ。 どちらにしても日曜日には国民の審判が下るわけなのだが、民主党が過半数を獲得して善戦したなら初めて、増税を掲げて選挙をして勝利したことになるのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年07月10日
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国土交通省が取りまとめた高速道路の無料化実験の利用状況によると、無料化実験初の日曜日となった先週の日曜日は、無料化した37路線50区間で1日平均の交通量は、無料化前に比べて約8割も増加したそうなのだ。 その中でも通行量が2倍以上増加した区間は19カ所にとどまったそうで、最も伸びが大きかったのは山形自動車道の庄内空港と酒田間で、実験前に比べ4倍以上の増加となっており、東北地方での交通量の増加が著しいそうなのだ。 反対に伸びが少なかったのは、北アルプスを越えて岐阜県と長野県を結ぶ安房峠道路で、増加率は16%増だった。(これくらいは測定誤差内だそうなのだが・・・)どの路線も渋滞が起きた区間の比較的少なく、「順調な滑り出しとなった」みたいだ。 今回の無料化実験での問題はETCの未搭載車なのだが、一般レーンの入り口で通行券を受け取り、出口で通行券を渡して無料化区分を差し引いた料金を支払う方式になているそうなのだ。(私は高速道を利用しないので知らないのだが・・・) 入り口や出口で料金を支払う均一料金区間の場合も、無料になるからといって料金所を突っ切るのはいけないみたいで、料金所で停止して、実験ということで交通量を調べるための「利用証明書」を受け取る必要があるというのだ。 無料化区間周辺の観光地などがにぎわったそうで、日本道路交通情報センターによると、目立った混雑はなかった。 国交省では交通量の変化のほか、地域への経済効果、環境への影響を調査・分析し、無料化区間をさらに拡大したい考えなのだ。 全国の様子をITで調べてみると、山形県内はほぼ全線が無料化されており、サクランボの最盛期と重なった寒河江市の観光施設「チェリーランド」では、鈴木正洋支配人は「昨年より10~15%、来客が多い」とニッコリしていたのだ。 大分県佐伯市蒲江の道の駅「かまえ」は、海産物目当ての来客が相次いだ。大分道などを通って来た客は、「一部有料区間分の400円で来られてびっくり。そんなに道も混雑してなかった。一番高い海鮮丼を食べる」と贅沢宣言をしていたのだ。 この道の駅の駅長はTVにインタビューで「高速道路の無料化以降、平日でも行列ができて売り上げもかなり増えている。大分県南部により多くの人が来てくれればいい」と話していたが、無料化による渋滞増加を懸念する声もやはり高いのだ。 一方、全日本トラック協会の事務局長は「地方路線では、経費節減のために深夜に住宅街の中の一般道を走るトラックが多い。高速を利用する機会が増えれば走れれば、騒音も軽減できるはず」と環境面での効果を強調していたのだ。 民主党政権になって高速道路の無償化に一歩進んだようなのだが、本当に全国の高速道路が無料になるにはまだまだ時間はかかるみたいのだが、実験だけでもしてくれていたら少しは期待も持ているといったところなのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年07月09日
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昨年は新型インフルエンザで右往左往したのだが、今年の病気といったら「口蹄疫」ということになるだろう。その宮崎県の口蹄疫問題も終結に向かっているようで、発生農場を中心とした家畜の移動・搬出制限を一部解除したそうだ。これは家畜の安全確認検査で異常が見られなかったためなのだが、今後も順調に進めば今月の27日にも県内全域の移動制限を解除する見通しだそうなのだ。このことで宮崎県内に残る家畜の移動制限区域は、問題が勃発した川南町などのワクチン接種エリアと、今月4日に再発生が確認された宮崎市を残すのみになったそうなのだ。宮崎県はこれからの異常がなければ、ワクチン接種エリアは今月の16日に、宮崎市は27日に制限を解除する方針で、これで口蹄疫問題も解決になる見通しなのだ。 この問題では感染拡大を防ぐための殺処分を前提としたワクチン接種に同意しない畜産業者をめぐり、国と県の見解の相違が表面化してきたそうで、口蹄疫のワクチン接種を拒否したため、飼育する種牛6頭を殺処分するよう宮崎県から勧告されている同県高鍋町の農家の男性が、弁護士とともに県庁で記者会見し勧告撤回を求める訴訟の提起を検討していることを明らかにしたそうなのだが、私に言わせると「いまさら何を言っているのだ」と思っているのだ。その弁護士によると「農林水産省に対する不服審査請求も検討している」というのだが、この畜産業者は県内の民間では唯一種牛を飼育しているそうなのだが、宮崎県側は勧告で殺処分の期限を今月の6日に設定していたが、いまだに処分をしていないそうなのだ。 このわがままで自分勝手な農家側は、宮崎県のこれからの対応を見極めた上で、提訴を最終的に判断するそうなのだが、そう言われたとたんに東国原英夫宮崎県知事は、この口蹄疫二巻制夷しているかもしれない種牛を延命の方向で検討することを表明したそうなのだ。一方、農林水産省は当然ながら殺処分が必要との立場を崩さず、「例外は許されない」と殺処分を主張しており、、山田正彦農水相も「宮崎県は国家的な封じ込めに対する危機意識が足りないのでは」と述べているのだ。私もこの意見に大賛成で、ここまで口蹄疫問題が大きくなったのは、その原因は宮崎県の対応のまずさでと思っているのだ。宮崎県自体も「種牛だけは宮崎の畜産の再生に必要」として、例外規定を作っていること自体おかしいと持っているのだ。 東国原英夫宮崎県知事は、県内では民間で唯一種牛を飼育しワクチン接種に同意していない農場への対応をめぐり「種牛は畜産の宝で残したいが、ほかの農家との平等性の問題もある。国や県、その他の農家が納得できる解決策を模索している」と述べたそうだが、期限の日に宮崎県が強制的な殺処分に踏み切る可能性は否定しているのだ。このようなことをしている間に再度口蹄疫に感染している家畜が見つかったらどうするつもりなのだろう。その責任は個人が負ってくれるのだろうか。いったいこの口蹄疫問題でどれくらい我々の税金が使われているのかわかっているのだろうか。家畜の処分にかかった費用は仕方ないとしても、それ以外に我々が行っている消毒作業の費用なども、宮崎県が出してくれるというのだろうか。
2010年07月08日
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私の事務所にも軟式の野球チームがあるのだが、事務所の若い衆の息子さんがリトルリーグに参加しており、先週の土曜日に東京で行われた全国大会に参加していたのだ。(父親である若い衆も野球はけっこううまい職員なのだが・・・) リトルリーグは1939年の6月というから今から70年前くらいに、アメリカ合衆国はペンシルバニア州のウィリアムスポートでカール・ストッツという人が中心になって、地元の少年12人という少数の少年野球団で結成されたそうなのだ。 初めは9歳から12歳までの少年で作られた3チームの小さな団体だったそうだが、その後終戦直後の1947年に第1回の世界選手権が開始され、正式な団体として成立されたのは1964年7月で連邦政府認可の法人となったあそうなのだ。 リトルリーグの世界本部は前述のウィリアムスポートにあるそうで、現在の加盟国・地域数は、105ヶ国・地域となり、選手登録数は270万人となっており、大会等に関係するボランティア数は100万人に上る大きな団体として認知されているのだ。 日本では55年位前から、東京都近郊にある5~6チームでスタートし、リトルリーグ生誕25年を記念して「日本リトルリーグ協会」が設立されたそうなのだ。そしてフジサンケイグループ等の支援で、全日本選手権大会を協賛するようになったそうなのだ。 ルールも一般の野球とは少し違っていて、少年軟式野球の場合7回までだが、リトルリーグでは6回までとなっているのだ。そのかわりトーナメント制が多い関係で同点の場合は時間・回数無制限の延長戦が行われるそうなのだ。 若い衆の子どもさんは、地元の「えひめ港南リトルリーグ」に入団しているのだが、プロ野球で活躍しているヤクルトの藤井秀悟投手は、この「えひめ港南リトルリーグ」のOBで、全国大会にも何度か出場し四国では屈指の強豪チームだそうなのだ。 全国大会のほうは東京の江戸川区球場で行われたそうで、1回戦で優勝候補と対戦したこともあって4対10で負けたそうなのだが、4回までは4対2でリードしていたそうなのだ。(全国大会に出場するだけでも立派なのだが・・・) リトルリーグでは子供の体のことを考えて、投手の投球数が決められているそうで、 10歳以下は1日に75球、11-12歳以下は85球までとなっているそうなのだ。投手の休息時間もあり、1日に61球以上の投球をした場合は3日休むそうなのだ。 リトルリーグは土日で大会を終えなければならないため、ダブルヘッダーはザラだそうなのだが、全国大会は2週間に渡って行われることになっていたので、もし「えひめ港南リトルリーグ」が勝ち進んでいたら、今週も休むことにしていたらしいのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年07月07日
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選挙ポスターで、「親しみをもってもらえやすいように」とか「イメージが固くなりすぎないように」などの意味でよく、名字や名前をあえてひらがなにする立候補者は多いのだが、選挙ポスターも昔に比べればポーズとったりとか、けっこうラフなモノも多かったりしてきているそうなのだ。今行われている参議院選挙で各陣営がさまざまな方法で候補者名の売り込みを図るなか、ネット上でちょっとした話題になっているのが「ただともの輪」だ。「ただとも」と言えばソフトバンクモバイルのCMが有名だが、(私は携帯電話を持っていないので良くわからないのだが・・・)ソフトバンクモバイルは、同社同士なら夜間を除いて通話が話し放題になる「ホワイトプラン」を絶好調だそうで、「タダ友の輪」を広げる為に呼び出し音で、相手がソフトバンクか否かを判別するサービスを開始しているそうなのだ。 今回「ただともの輪」を掲げているのは、社民党から比例区で立候補している吉田忠智候補で、ポスターの写真も白い犬とツーショットという念の入れようだ。 基本料金以外は無料で通話できるソフトバンクモバイルの「ただとも」と、候補者自身の名前をかけた形なのだが、中央部分にレイアウトされた写真には、背広姿の吉田氏と白い犬がツーショットで収まっている。 ポスターは下5分の1のスペースには青地に白抜きで「吉田ただとも」と候補者名が印刷され、上4分の1には「全国拡大中 ただともの輪」とのキャッチフレーズが掲げられている。このデザインのポスター以外にも、村山富市元首相を加えたバージョンが3000枚ほど、地元の大分県内に張り出されているそうなのだ。 このことから参議院選挙の公示日からほどなくして、ポスターとCMとの類似点が多いことがネット上で話題になり、ネット上では このポスターに関して多数のコメントが入ってようで、「座布団はあげるけど、投票するかは待ってくれ」とか、「ギャグ・ネタかと思ったら、実在するマジな話だった。ソフトバンクが絡んでいたりして、最初にアイデア出した勇者はだれなのだろう」とかけっこう書き込みも多いそうなのだ。たしかにそのポスターをIT見てきると、「これ著作権とかそもそもイメージ的に大丈夫なの」と、勝手に心配になってきたのだ、吉田ただとも陣営ではこのポスターの制作にあたっては弁護士にちゃんと相談し、著作権的には問題がないことを確認済みだそうで、ポスターの白犬は大分市内を議員団が必死に探し回って見つけたそうなのだ。 吉田氏は今年の4月に大分県議会議員を辞職して、今回の選挙で初めて国政に挑んでいるそうで、陣営によると、「名前を覚えてもらうためにはどうしたらいいか」を話し合う中で、このポスターを発案したそうなのだ。最近のソフトバンクのカイくんことお父さん(「白戸二郎というらしいのだが・・・」が出馬依頼を受けるバージョンが放送されているだけにやけにタイムリーで、『街頭演説』編」「『選挙カー』編」などを放映してもいるのだ。 今回のポスターをめぐっては、結果的に特定企業の宣伝になるのではないかとの見方も出ている。この点については、総務省の選挙課では、「一般論として、選挙のポスターの枚数に制限はありますが、内容に制限はありません。必ず記載しなければならない『法定記載事項』はありますが、それ以外の内容については、虚偽事項や『私に投票すれば・・・』といった利益誘導に関連する内容でない限り、直ちに問題になるとは考えていません」としており、吉田候補とソフトバンクに特に利害関係がないこともあって、今回は問題ないとの見解なのだ。
2010年07月06日
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今年もいよいよ暑さと戦う季節がやってきたのだが、今は建設現場での熱中症を防止する方法の徹底されてきており、暑さをしのぐ建築・土木の技術なども発表されているのだ。厚生労働省が発表した熱中症による死亡災害の発生状況によれば、過去の3年間で発生した死亡災害は全業種の合計で58件になており、毎年20人前後の人が亡くなっているのだ。なかでも建設業の発生件数は他業種に比べて圧倒的に多く、全体の約6割を占めているのだ。そもそも熱中症とは、高温・多湿の環境下で体内の水分と塩分が過度に失われ、体温調節機能がうまく働かなくなって起きる様々な障害の総称を言うそうなのだが、建設業はまさに外部での仕事が多く夏場ともなると太陽の照りつけから体温が上がり、またその体温を調整しようと汗をかいて水分や塩分を失ってしまいやすい環境でしごとをしているのだ。 「熱中症」とは、人間が高温環境下に長時間さらされるなどして、体温の調節機能が破たんしてそまって、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温が著しく上昇して生じる様々な障害の総称なのだ。熱中症は症状の程度によって1度・2度・3度の3段階に分けられ、各段階で特徴的な症状が現れるそうなのだが、まずは,熱中症がどんなものかということえお簡単に説明している本では、人体は高温の環境にさらされると,自律神経の働きによって末梢まっしょう血管が拡張するそうなのだ。人の脳「視床下部」という脳部が体温調節や自律神経の働きに関わっている生命維持に欠かせない脳部です。幼い子どもではこの視床下部の未発達で、高齢者では衰えから体温調整が鈍感になることから起こるのだ。また、若年性では鍛錬不足がおこっており、一年中快適な空間で過ごしているとこの視床下部が鍛錬されないので、涼しい室内から急に暑い野外に出たら、視床下部の働きが低下し、体温調節が出来なくなるのだ。 熱中症の症状の1度(軽度という訳なのだが…)では脳への血液が瞬間的に不十分となり、目眩や失神といった立ちくらみがでる。発汗による塩分欠乏で筋肉痛や筋肉の硬直(こむら返り)が起きるのだ。2度では(中度と呼ばれているのだが…)熱疲労といわれる状態をここし、頭痛や気分の不快感や吐き気・倦怠感、慮脱感がでるそうなのだ。3度(重度となり命にかかわる状態になのだが…)呼びかけへの反応がおかしく、体に引きつけが起こり、まっすぐ歩けないなど意識障害や痙攣や手足の運動障害が出るそうなのだ。このときに体に触ると熱いという高体温状態となっており、そこのままでは命を失う状態になっているのだ。 この熱中症の症状を起こした例を見てみると、作業の開始直後のあいだに重点的に発生していることが分かるのだそうで、これは、作業者がまだ環境に順応しきれていない時期に作業をしたためでそうなのだ。これを予防するには、作業者の体調管理を確認しておくことが大事であり、初日からきつい作業を行わせることは避けたほうが良いといわれているのだ。日が経つにつれて発生件数は減少しているのは体が環境に慣れてきたため、少しくらい無理をしても対応できるようになるというのだ。建設業の方は熱中症対策をしなければならないのだが、高温多湿の室内でも起こる可能性が十分にあるので、製造業の方も注意をしなければならないと基準局などは注意をしているのだ。また当然のことなのだが、年配の作業員だけでなく、若い作業員でも発症するので無理をさせることは危険なのだ。
2010年07月05日
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私の住んでいる愛媛県で「お山開き」(毎年7月1日にはTVなどの地方版のニュースで紹介されるのだ・・・)といったら石鎚山大権現になるのだが、私の好きな落語の世界ではお山といったら「大山詣り」ということになるのだ。もっとも落語の世界ではまっとうな信心というのは少なくて、噺の中にあるようにお山帰りの藤沢宿での女郎買いや、品川での女遊びが目的の連中も多かったらしいのだ。そのほか支払いを逃れるために行く者もあったらしいのだが、お盆と大晦日は江戸時代の二大支払い期日になっており、その支払いが出来ずにお山にかこつけて、借金取りから逃げ出す不心得者もあったようなのだ。 「大山詣り」といったら垢離取りと納太刀がつきものであったそうで、大山へ出かける前には大川で水垢離をし、大山でも麓の大滝で再び垢離取りをして懺悔したようだ。そのとき唱えるのが「漸傀慣悔(ざんぎざんげ)。六根清浄(ろっこんしょうじょう)。大峰八大(おおみねはちだい)。全剛童子(こんごうどうじ)。大山大聖(おおやまだいしょう)。不動脈王(ふどうみょうおう)。石尊大権現(しゃくそんだいごんげん)。大天狗小天狗(だいてんぐしょうてんぐ)。哀患納受(あいみんのうじゅ)。一律礼拝(いちりつらいはい)。」という言葉で、調べてみると登山による山伏の修行から来ているようなのだ。 六根とは仏語で「眼・耳・鼻・舌・身・意」の総称で、江戸時代から『「お山は晴天、六根清浄」・「六根清浄」ざんげざんげは慚愧懺悔也。六こんざいしやうは六根罪障也。おしめにはつだいは大峯八大也。ことごとく誤まれども信の心を以、納受し給ふならん。此事中人以下のわざにして以上の人なし』として、水垢離を取ったり知するときに唱える言葉としては比較的庶民からも信仰されていたみたいなのだ。もっとも落語の世界では「ごんげ、ごんげ、六根罪障、おしめにはったいこんからどうじ、大山大聖不動明王、石尊大権現、大天狗に小天狗、もひとつおまけの中天狗」などと、あまり信心しているような言葉にはならなくなってしまっているのだ。(そこが落語の面白いところでもあるのだが・・・) 「大山詣り」の水垢離ではないが、同じ落語の「梅若礼三郎」のなかに垢離を取る場面があるのだが、垢離場は両国橋の本所側のたもと川下側にあったそうなのだ。今日私の好きな六代目三遊亭円生師匠の「梅若礼三郎」を聴いてみたのだが、その中では「垢離場というのは川の中に張り出しが出来ておりまして、それに汐が上げてくるとドブンと浸かって、躰はようやくへその穴くらいまで水があろうというもので、唱える言葉は『さんげさんげ六こんしょうじょう、大山たいしょう不動明王、大天狗小天狗』」となっていたのだ。私も少しは水垢離でもして身を清め「懺悔、懺悔、六根清浄・・・」でも唱えてみようかと思っているのだ。
2010年07月04日
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サッカーW杯で日本代表は、戦前の酷評をはねかえして1次リーグを2勝1敗の2位で勝ち抜き予選リーグ突破という大躍進をしたのだが、開幕直前に本田選手をトップに据える新システムを編み出した岡田監督の采配が脚光を浴びたのだ。 この結構厳しいと予想された予選リーグE組を勝ち抜いたことで、日本代表は戦術さえ間違えなければ、真剣勝負のW杯でもそこそこの成績を上げることが出来ることが証明されたといっていいだろう。(予選突破はそれほど貴重なことなのだ...) 「世界を驚かせた」大きな要因となったのが、岡田監督が大会直前に採用した大胆な守備的布陣への戦術変更だったにだが、それまでの中心選手をはずした思い切った選手起用と戦術変更は、岡田監督の「賭け」が成功したと言っていいだろう。 今回岡田監督が監督就任時に考えたことは、前監督のオシム氏が言っていた走るサッカーのアドバンテージを見越していたみたいで、W杯本番でも中村(俊)選手など体調が万全でなく、走りきれない選手は徹底して起用しなかったのだ。 岡田監督は今回のW杯が南半球にある南アフリカの冬期に行われることや、試合会場が標高1500メートル前後の高地にあることに着目して、体力勝負になると判断して走力の差が顕著となる状況下を考えていたというのだ。 参加国の中では世界ランク下位の日本が勝つには、「下手なりの戦い方」が重要と考えて、オシム前監督の走り勝つサッカーを目指したのだ。今大会4戦で鉄壁の守備を見せた日本代表の強さはこんなところにあった見たいなのだ。 岡田監督は、1次リーグ突破を決めたデンマーク戦前の会見で、「日本が世界に誇れるポイントは?」という質問に、「1+1が3になるといいますか、100メートル競争ではダメでも400メートルリレーでは勝てるチームかな…」と答えているのだ。 今回のW杯では4試合で2失点を喫した日本代表でが、オランダ戦の失点はGK川島選手のセーブミスだし、デンマーク戦の失点も長谷部選手のファウルによるPKなのだから、実質無失点に抑えたと言っても過言ではないと私は思っているのだ。 これからの日本代表のことなのだが少し心配なのは、W杯南アフリカ大会での16強進出の立役者となった日本代表の闘莉王選手が、現役引退する可能性があるということなのだ。(次回の大会ではデフェンスの要となる選手なのだが...) 予選リーグと決勝トーナメントの実質4試合完封の立役者となった中沢選手と闘莉王選手の2人に、「日本代表の最高の武器だった」とアーセナル名将アーセン・ベンゲル氏に絶賛されたほどだったそうなのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年07月03日
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警察庁が公表した自殺の調査結果によれば、昨年度は建設会社を自営する人の自殺が経営環境の悪化によって増加しているそうで、統計によると自殺者は前年より73人増えて578人に上ったそうなのだ。その自殺の原因や動機のトップは「事業不振」だったそうだ。自殺者は年間で3万人を超えてはいるのだが、職業別の自殺者数をみると建設業の自営者の自殺は、農林・漁業に次いで2番目に多いそうなのだ。自殺の動機を職業別に調べたデータはないそうなのだが、自殺者の多い農林・漁業や建設業は構造不況業種という点で共通しているのだ。自殺の動機は必ずしも会社経営の問題とは限らないのだが、自営業者が追い詰められる原因の中に業界環境の問題があるとすれば、産業政策上の配慮は不可欠だろう。 私の事務所は比較的に固いこともあって受注高も確保できており、融資的には国や県のお世話になどにはなっていないのだが、建設業倒産は依然として、中小企業向けの金融支援である「景気対応緊急保証制度」や、金融機関に借入金の返済猶予を促す「中小企業金融円滑化法」の施行が倒産を抑制していると言っていいみたいなのだ。今年になって私の工事で数年前まで手伝ってくれていた親方が廃業手続きをしたそうなのだが、下請けが主の零細業者は発注量の減少と受注単価の下落にどうしようもなくなってきているみたいなのだ。それに加え、我々のような元受業者も、自治体の工事では業者の努力とは無関係に落札業者が、同額入札と言うことで「くじ引き」で決まる例も増えているのだ。 将来への光明をどうやって見いだせばよいのか。それぞれの地域でまじめに経営をしてきた建設会社ほどその悩みは深刻なのだが、私自身の経験からいえば建設関係の人間は、今年廃業した親方のように職人気質であると同時に頭が固いところがあることは否定できないのだ。この頭の固さが少なからず自殺率に関係しているとの指摘もあるそうなのだが、もっとひどい事には胃に穴が空いただの血尿が出ただの、一度心身を壊すくらいの「武勇伝」を持たないと一人前じゃないみたいなところが、この業界にはあるのも事実なのだ。(実を言うと私も仕事が忙しくて休めずに胃潰瘍を患ったことがあり、そのときに先輩に「やっと一人前になったか、お祝いに飲みに行こう」言われたことがあるくらいなのだ・・・) 民主党の「コンクリートから人へ」の政策で、止まらない市場縮小と激しさを増す競争が一番の原因とは言わないが、大きな変革期にある建設業界の環境が、建設業で働く人たちを追い込んでいる可能性は否定できないだろう。どうしても仕事がないのが一番堪えるので、役所には「早期発注」をお願いしたいのだ。私にすんでいる愛媛県も昨年度は、「9月までの前期の発注率80%を確保」と言っていたのだが、今年度はそのような目標が聞こえてこないのだ。私は地域の建設業会系の労働組合の役員をしていることもあって、いくら減少傾向とはいえ同業者の自殺と言う事実はますます気をめいらすだけ出し、私も業界紙や新聞報道での今後も自殺者数の推移を、注意深く見ていく必要があると思っているのだ。
2010年07月02日
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ここのところ下火になったがゴールデンウィークあたりのトップニュース言えば、宮崎県の口蹄疫問題だったのだが、我々畜産とはほとんど関係のない建設業(昔は「土方と馬喰」といって結構関連があったそうなのだが・・・)にも、緊急雇用対策ということで、港での消毒要員への依頼が来たりしているのだ。(建設業は昔から「口入れ」といって、作業員等の派遣を取り仕切っていた歴史はあるのだが・・・)宮崎県では処分した家畜を埋める穴掘りに建設業の重機が活躍しているそうだし、私が住んでいる愛媛県でもいったん口蹄疫の感染が見つかるようなじたいになったら、緊急事態ということで処分した家畜を埋める穴掘りの動員がかかる約束を、県や市町村と建設業協会とで出来ているそうなのだ。 宮崎県の発表によると口蹄疫問題で、ワクチンを接種した家畜の殺処分・埋却がすべて完了したそうで、既に感染疑い家畜の処分は10日くらい前に完了しており、処分した家畜は合計で約30万頭に上ったそうなのだ。さらに、ワクチン不同意の2軒の農家(これほどの大門内に発展しても、このような畜産農家がいることも大問題なのだが・・・)に対し家畜を殺処分するよう説得を続けるそうなのだ。TVのバラエティ番組等はすっかりご無沙汰の東国原英夫知事は「殺処分・埋却に従事した多くの方々、県民、県内外の方々に心から感謝する。引き続き、防疫対策の徹底に協力をお願いしたい」とのコメントを発表したそうで、家畜の処分がおおむね完了したことを受け、宮崎県は非常事態宣言の緩和に近く踏み切る方針みたいだ。 宮崎県の都城市では口蹄疫における家畜の安全確認検査が終了しており、家畜の血液採取による抗体検査に加えて、口蹄疫発生農場から半径10キロ圏内の農場の家畜に対する目視検査でも異常が見つからなかったため、都城市における家畜の移動・搬出制限を今週末の解除する方針だそうなのだ。このことは夏場の観光などへの影響を考慮し、不要不急の外出や大規模な集会の自粛を求めてきた内容を和らげる見通しなのだが、被害拡大の原因に従業員の移動や飼料運搬車が関与した可能性を指摘されており、それこそ「喉もと過ぎれば熱さを忘れる」ということなのだろう。この口蹄疫の被害拡大には、従業員の移動や飼料運搬車が関与した可能性を指摘されており、参議院選挙もあるとはいいながら、昨年の「新型インフルエンザ」と同様に、不要不急の外出や大規模な集会の自粛は継続すべきだろう。 この宮崎県の口蹄疫問題で農林水産省の専門家による疫学調査チーム会合では、そもそも口蹄疫が発病した原因は共同利用のたい肥化施設との関連性が否定できないとしており、被害拡大の大きな原因としては、感染から一定期間を経ていた家畜の存在が、その後の抗体検査で判明するなど、感染の確認が遅れた点を指摘しているのだ。感染拡大やワクチン接種地域外への飛び火では、関連農場から出発した家畜運搬車がかかわった可能性のほか、家畜運搬車両が共通していた例を確認したとしているそうなのだ。また、埋める場所の確保が難航して家畜の処分が遅れたことや、豚への感染でウイルスの量が大幅に増えたことも一因に挙げたそうで、これほど大きな問題となったのはつまり、宮崎県の畜産部局の危機管理がなっていなかったのが原因だといっているのだ。(それこそ「自主責任」ということなのだろう・・・)
2010年07月01日
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