蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

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2005/07/11
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カテゴリ: 韓流ドラマ&映画
ここはとある酒場。

かなりの量の酒を胃の中に流し込んでいるが、なかなか酔えないらしい。
男はぽつりぽつりと話を始めた。

「なぁ、愛って何なんだ?
どういう形をして、どういう感触をしているんだ?
どんな匂いで、どんな色で・・・。
教えてくれよ。

愛って言葉にできるのか?


俺は今まで愛は形で表すことができると思っていたんだ。
だからおもちゃも買った。メロンも買った。
それが俺の愛し方だったんだ。

言葉で愛を伝えても、形がなくちゃ残らねえじゃないか。
相手にそれでわかってもらえるのか、不安だよな。

俺は幼い頃からずっと金に苦労してきた。
おやじもおふくろも、いつも喧嘩ばかりしていたんだ。
原因は、金さ。
金がなくて、喧嘩ばかりしている両親を見て、幼い俺は思ったんだ。
「絶対に金持ちになってやる」ってね。
金さえあれば全てがうまくいくと思っていた。


親戚のソンジェのパスポートを売ったりもしたぜ。

俺の口癖は『愛より金だ』
『金なくして愛は存在せず』そう信じてきた。

でも、違ったんだ。

俺は佳織が好きだった。

だから金を積んだ。
俺の女になってくれると信じていたんだ。

それなのに、佳織はあんな無一文のソンジェの野郎と一緒になるという。
金が無くて愛だけで食っていけるというのか?
ソンジェは優しいと佳織は言うんだ。
優しさが目に見えるのか?
どうして目に見えないものだけを信じていけるんだ。

もうわかんねぇよ。

なぁ、佳織、教えてくれよ。
愛っていったい何なんだ?」

男は苦しそうに呟き、グラスの底に残っていた酒を喉に流し込んだ。



「男の独白シリーズ?その2恭一編」(ちなみにその1は 昭彦編
苦しいですね~恭一も。
彼の横暴な素振りも、すべて愛の裏返し。屈折しているね。
でも憎みきれないと言うか、哀れ。
「自分が生きていて、佳織があんな状態で」という恭一、泣かせます~。
佳織はあんたにまかせた!必死で介護してね。
だからソンジェは解放してあげて。

で、ネタバレ読んでからビクビクしていたソンジェのホームレス姿。
え?小奇麗ですやん。あーた、関西のホームレスを知らないな。
すごいです。
髪の毛は束になって固まり、服はどす黒く汚れ、皮膚は垢と埃で茶色くなってます。
臭いもすごいです。
(そういうホームレスの人たちを支援する 「ビッグイシュー」 ぜひお求めください)
ソンジェもそういう姿で現れるのかと思ってました・・・。(汗)
由紀が「誰?」と言ったけど、すぐわかりますやん~我らがソンジェちゃんじゃ~ん。
「う、臭い」って、あれくらいだったら、まだ臭わないんじゃないの?
ホント想像よりも綺麗なソンジェだったよん。(何を基準にするか、ですわね)

でも葉子、安岡先生に任せっきりにせんと、すぐ安土に行きなさいよ~。
そんなことしているから、ソンジェ暴れて逃げちゃったじゃない。
ソンジェのあんな姿を見た後で、「明日うかがいます」って言える?あれだけ探していたのに。
自宅にいるんだったら、昭彦とか子ども達の手前行けないけどさ、一人暮らししているんだから、ソンジェの介抱をしてくれ~!


ソンジェの心理分析は、また後ほど。





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最終更新日  2005/07/11 11:21:57 PM
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