蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

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2005/07/22
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カテゴリ: 韓流ドラマ&映画
井出家のリビングには、顔面蒼白のソンジェが横たわっている。

葉子は体がガタガタ震えるのを感じた。
「早く!救急車!」
昭彦の叫ぶ声が、まるで遠い場所から聞こえてくるようだ。
自分の周りに、透明の膜が張られ、それを通して外の世界を見ているように思えた。
『これは現実?それとも夢?』
葉子は救急車を呼びながら、そんなことを考えていた。

病院に運ばれたソンジェには、すぐに処置がほどこされた。


朝の光が差し込む病室で、ソンジェは昨日の苦しみが嘘のように、穏やかな眠りの中にいた。
葉子はその寝顔を見ながら、ある考えを心に刻んだ。

昭彦が病室に顔を出した。
「ちょっと」

葉子はカンファレンスルームで昭彦と向かいあって座った。
昭彦はソンジェの症状をかいつまんで葉子に話す。
「・・・ここで手術をするにしても、家族には早めに知らせたほうがいい」
「手術はあなたが・・・」
「俺は出来ない」
「・・・・」
「そういったはずだ。何度も同じことを言わせるな」

何度目かの押し問答のあと、葉子は呟いた。
「あの人を助けてくれるなら、あの人と別れてもかまわない」
昭彦は驚いて葉子を見る。

葉子は思う。
最愛の人の命がかかっているのだ。

今の自分にとって1番辛いのは、ソンジェの命の炎が消えること。
それに比べれば、彼と別れることなど、物の数ではない。
ソンジェと離れ離れになるのは、心が引き裂かれるように辛いけれど、同じ空のしたのどこかでソンジェが生きていると思えば、なんとか自分も生きていけるだろう。
しかしソンジェが永遠に自分の前から姿を消したら、自分がどうなってしまうのか、考えただけでも恐ろしい。

葉子は医師としての昭彦の腕の良さを、よく知っていた。
『ソンジェが生きていてくれるならば、私も身を切られるほどの辛さを耐えてみせる』
葉子の思いを知ってか知らずか、昭彦は驚いたあとに何かを考え、立ち去っていった。
葉子は一人残されたカンファレスルームで、決心していた。
『ソンジェ、私はあなたが生きられるのならば、なんでもするわ・・・』






本編でのソンジェは、病人のためあまり話をせず。
どっちかって言うと、私は「予告」のほうに心を奪われました~~~。
待望のキスシーンがあるではありませんかぁ~~~。
ソンジェからの優しいキス。
それから「葉子さんがいないと生きていけません」宣言。
あぁ~、今まで出し惜しみして来たのかい?
最終週で、とうとうソンジェは自分の思いを、吐き出すのかしらん?

楽しみでもあるけれど、来週の今ごろは放心状態でいるだろう自分を想像し、かなり複雑な心境。





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最終更新日  2005/07/22 11:16:57 PM
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