p151~154 <伴走:プロデューサー福間美由紀>
本作が受けたのは、選択助成ののなかの制作費前貸制度(Àvance sur Recettes)である。フランス映画もしくはフランス寄りの合作が対象となる。この制度だけで年間約35億円が拠出され、1本あたりの助成金額も大きい。選考は2段階。第1段階の脚本・書類審査では、40~50本の応募企画の中から20本程度が残される。第2段階の面接試験では、審査委員会によって5、6本が最終的に選ばれる。その面接試験を2018年6月28日パリで受けた。当日の風景を思い出す。