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さて、ポルコの依頼で仕事が舞い込んだピッコロ社!従業員として社長の一族の女性が大勢集まりました。・・・私の記憶では30人以上はいたとおもいますが・・・彼女らの姿を見てポルコが一言「男が一人もいねえな。」それに対して社長が「息子たちはみんな出稼ぎにでちまった!」それを受けてポルコが言うんですね。「世界恐慌ってやつか...。」その言葉からも、あの劇中の世界は【世界恐慌】の影響を受けている時期だと知ることができるのです。そしてそれらの会話の直後に食事に入るのですが、ピッコロ社の人たちは食事の前のお祈りに入ります。お祈りの言葉は社長が発します。「主よ!あなたは倒産寸前のわが社にパンと仕事を与えてくれました...」「パン」っていいながらスパゲティ食ってるやん!!とのツッコミは横に置いておくとして、「倒産寸前のわが社」という言葉が気になります。どれくらい経営状態が危機的だったかをこの言葉から知ることは難しいですが、【世界恐慌】の影響を受けて厳しい状態であったことは確かでしょう。
2015.03.31
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『お金を使わないと経済全体が立ち行かない』...この言葉を劇中で表現している場面に話を移します。エンジンのオーバーホールをするためにミラノのピッコロ社に飛行艇を運ぼうとしたポルコでしたが、途中でライバルのカーチスとの空中戦になり、結果的に飛行艇自体を作り直さなければならない状況になってしまった場面です。机の上に山積みになった札束をもってしても、資金が不足するほどの費用をかけることになりました。つまり《お金がある人》が《お金を使った》わけです。そのおかげで翌朝!数十人の女性がピッコロ社に集まりました。全員が飛行艇を作り直すための労働者だったんですね。お金がある人がお金を使った。そのお金が落ちた(使われた)会社に仕事ができた。仕事あるところに労働者あり!労働者に賃金が支払われる。労働者はその賃金を使って生活をする。その賃金が使われたところにまた仕事ができ、利潤や労働者への賃金が発生する。またその労働者たちはその賃金で生活をする。それらの賃金が使われたところにまた仕事・利潤・労働が発生する......この循環が、ざっくりいって『経済』だといえるのです。そんな目線で見てみると、あのシーンも示唆的な場面に感じますよ!
2015.03.30
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国はどのようにして借用書である紙幣を回収するのか。簡単ですね!国民から税金という形で回収するわけです。『お金を使わないと経済全体が立ち行かない』という論理が、ここでも一理あり!なんです。だからといって自らの生活を苦しめてまで税金を払おうと言っているわけではありません。[節税]というのも、我々庶民が生活をするうえでとても大切なファクターですよ。でも学生諸君も将来社会人となったときには、国民の三大義務である【納税】をしっかり行ってください。ちなみに貨幣(コイン)は『借用書』ではありません。貨幣は発行すればするほど、国の利益になります。100円玉一枚を製造するのにコストがいくらかかるか一度自分で調べてみてください。もちろん100円以内で収まっています。その差額が国の利益となります。
2015.03.29
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『借用書』は借金返済後には返してもらわなければなりませんよ!だってそうでしょ?借金を返済しました。『借用書』は返してもらいませんでした。数日後、お金を借りた人から「いつお金返してくれるねん。」と連絡がありました。「こないだ返しましたやん!」と言っても...相手が「そんなお金受け取ってない。その証拠に『借用書』はまだこっちの手元にあるぞ。はよ金返せ!」と言われても反論できない状態になっちゃいます。まあ返してもらった後は捨てたり燃やしたりする人もいますが、できれば借用書に「〇年〇月〇日 全額返済済み」とでも書いて捺印をもらっておけば心配ないです。後で何かあったときに、こういった形での金銭貸借がありましたという法的証拠が残りますまらね。それを残したくない人は、破り捨てたり燃やしたりするようですが、、、。さあ、話を戻します!ってことは、【紙幣】は国が金融機関にお金を借りた『借用書』なんですよね。では、国はどのようにして、だれからその『借用書』を返してもらって、借金を返済したこととすればいいのでしょうか?
2015.03.28
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『借用書』!聞いたことはあるけど、何なのかは知らないって学生諸君も多いでしょう。ざっくり説明します。ドラマや映画で見たことありませんか?借金をした人が書いたものを『借用書』と言います。いつ、だれが、だれに、いくら借りたか!またその返済方法や期日なんかが明記されています。で、その借用書はお金を貸したひとが持っておくのです。でないと、「こないだ貸したお金かえしてよ。」と言った時に、「お金なんか借りたっけ?」なんてしらばっくれられたら、貸した方はもうどうしようもありません。それを防ぐために用意するのが『借用書』なんです。そしてここでもう一つ大事なのは、この『借用書』は最後にどうするべきか!!!ってことなんです。たとえばあなたが誰かにお金を借りて『借用書』を書いたとします。その借りたお金を返済してときに『借用書』をどうするべきか!ってことです。
2015.03.26
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【紙幣】=【日本銀行券】は、日銀が発行する『借用書』なんです!【金融機関】が国から【国債】を買う。【国債】とはざっくり言って《国の借金》。つまり、国は【国債】を買ってくれた【金融機関】に借金をしたわけです。でも【金融機関】は【国債】を持っていても、それを資金として運用できない。で!一部は投資家に買ってもらうけど、そのほとんどは【日本銀行】に持っていって『借用書』に変えてもらうんです。その『借用書』が紙幣なんですよ。ってわけで、我々は自分の財布の中に国が発行した『借用書』を入れていて、それを使って買い物をしているのです。『借用書』の価値が一定なんで、だれにとっても千円札は千円の、一万円札は一万円の価値として、商品(サービスも含む)をやり取りしているのです。ここでまた考えなければならないことが・・・学生諸君よ!『借用書』って何か知っていますかい?
2015.03.25
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反応が鈍いぞ学生諸君!そのあるところとは...【日銀】ですやんか!【日銀】、【日本銀行】!!!これを即答できんかった高校生は、もい一回中学公民からやり直さなアカンで。では話を戻します。国から【国債】を買った【金融機関】は、それを国民に販売することと、日本銀行に買ってもらうことで現金に換えてるんです。それを資金にして金融業を営んでいると、ざっくり考えてもらっていいでしょう。さてここで触れたいのは、現金についてなんです。現金の中でも紙幣について!です。みなさん、紙幣の正式名称を知っていますか?知らないっていう学生諸君は、財布の中の紙幣をよく見てみてください。【日本銀行券】って記載されているんです。つまり紙幣は【日本銀行券】なんです。【日本銀行】は日本で唯一紙幣を発行できる銀行なんで、【発券銀行】とも言われているんですね。さてまたまた質問です。しかしこの質問には答えられなくても問題ありません。おそらく学校では学習していませんからね。【紙幣】=【日本銀行券】...これはいいんですが...【紙幣】=【日本銀行券】は、日銀が発行する『何』だと思います?『お金』以外の言葉でこたえてください。私もこれを知ったときは「ええっ!」と思いましたよ。
2015.03.24
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金融機関は【金融】を生業としているわけですよね。では【金融】とは何でしたっけ?お金を貸し借りすること、資金を融通すること...ですよね。お金を貸したり、資金を融通するには何が必要か?これを考えればこたえは出るでしょうね。お金を貸すにはお金がないとダメでしょうよ!だから金融機関にいくら【国債】があっても困るんですね。だ~か~ら~、【国債】を売ってお金(現金)にしたいのですよ。でも、金融機関が国から購入した【国債】を国民が全部買ってくれるとは限らないです。そこで!金融機関はあるところに【国債】を買ってもらうんですね。さあ、そのあることろとは、日本でいうとどこでしょう?これは中3の公民の授業で出てきますよ。学生諸君の Thinking time はまだまだ続きます。
2015.03.23
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ここは授業でも触れないし試験にも出ませんが、ちょっと知っておきましょう!『経済の何たるか!』が少し見えてくると思いますので。一昨年他界した私の叔父の世代の経済を担った人たちは、このあたりの仕組みを身をもって良く知っていたんだと思います。《冷コーの話》はまさにこれなんです。さあ話を戻します。金融機関が【国債】等の【債券】を売りたい理由です。ここからは日本の【国債】の仕組みについての話ですよ。あなたが金融機関だったとして、国債を購入したとします。もちろん【国債】だから国から買うわけです。で!それからどうします?それを全部持っておいて何年後に【金利】をもらう...これでもいいのですが、その数年の間は何もしないのですか?ってことなんです。金融機関なので金融で利益を上げたい、あるいは上げないといけないんですね。では買い込んだ【国債】どうするべきなんでしょうか?さあ、 It's thinkig time! ですよ、学生諸君。
2015.03.22
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さて、まだ銀行のシーンの話が続きます。学生諸君、考えてみてくださいよ。なんで金融機関は国民に【国債】を売りたいのでしょうか?なんであの行員はポルコに国債を売ろうとしたんでしょうか?金融機関も国から【国債】を買っているんですよ!それなら自分が持っていれば、【金利】をがっぽりマル儲けできますやん。こういう場合は自分がその立場になって考える。いつも私に言われてたでしょうよ!!!自分が金融機関になってつもりで考えてみてください。
2015.03.21
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お金を貸すことのメリット!それは前にも述べましたが【金利】【利息】【利子】がつくということです。【配当】なんて言われる場合もあります。劇中のあの銀行のシーンは、資本主義経済のリアルな状況を一瞬ではありますが確実に映し出しているのです。思いませんか?あのときポルコが受け取ったお金...一体日本円にしていくらあるかって。行員の「私もこれくらい稼いでみたいものです。」との台詞と、あの札束の量から、かなりの額だと推測されます。で、もしポルコが行員の言う通り【国債】を購入したとすれば...すぐとは言いませんが何年が後に【金利】がついて返ってくるんですよ。もちろん【国債】を大量に購入すればするほど、【金利】の額も上がります。つまり!【資本主義】経済は、【お金がお金を生む仕組み】ともいえるのです。言葉を変えれば【お金(資金)があるところにお金が集まる仕組み】、もっといえば【お金持ちがさらにお金持ちになる仕組み】ともいえるでしょう。ということは、逆も然り!です。【貧乏人がお金持ちになるチャンスはほぼ皆無】ということもできるのです。これって【重商主義】から脱却して【資本主義】を導入したころの理念に反していると思いません?ポルコが【国債】を購入しなかった真意はこのあたりにあるのではないでしょうか?、、、なんて思うのは私だけやろか?
2015.03.20
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ちなみに【国債】や【地方債】は個人で購入することができます。そういった【債券】を購入した場合、たとえばそれが【国債】であれば、『国にお金を貸している。』ということになります。また、【債券】を購入することを『投資する』とも言い、その人たちを『投資家』という場合もあります。では、【国債】を購入したい人はどこに行けば買えるのでしょうか?簡単ですね!【国債】を国から買っているところに行けばいいのです。つまり【金融機関】です。学生諸君も郵便局や銀行に行く機会があれば、注意していろいろ見てみてください。[国債]なんで言葉が書いてあると思いますよ。さてさて、ではこのような【債券】を購入する人、【債券】に投資をする人にはどんなメリットがあると考えられますか?学生諸君!考えてみましょう。ヒントは『お金を貸す』ってことです。そのメリットは?...と聞かれているわけですよ。
2015.03.19
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【国債】とは...予算が足りないときに国が発行するもので、いわば国の借金。くらい認識できていれば、まずは中3公民のレベルではまずオッケーでしょう。この【国債】も掘り下げればとんでもなく深みにはまってしまうので、学校でも塾でも先生はそれこそざっくりと、あるいはさらっと流します。ここでは学校や塾の授業より、少し深く掘り下げますね。ほんの少しですよ!【国債】の正式名は【国庫債券】。つまり国が発行する【債券】ということです。ちなみに国以外では、地方自治体なんかが発行する【地方債】というのもあります。そして【国債】と【地方債】をまとめて【公債】という場合もあります。では【債券】って何ざましょ?まあやはりざっくりいうと借金のことですね!【国債】は国の借金、【地方債】は地方自治体の借金、ということです。さて!【国債】にせよ【地方債】にせよ、国や地方自治体はその【債券】を誰に売るのでしょう?これのヒントが『紅の豚』のあのシーンにあります。銀行員から購入を勧められますよね!つまり【債券】は【金融機関】、具体的には[銀行][証券会社][保険会社]に買ってもらうわけです。
2015.03.18
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さて劇中の銀行でのシーンのもう一つの注目点に話題を移します。飛行艇の支払いを今月で終えたポルコに銀行員が言います。「どうですか。愛国国債などをお買い求めになって民族に貢献されては?」その言葉に対してポルコは、「そういうことは人間同士でやりな!」なんて言い放つわけですが、、、ここで行員が「国民」ではなく「民族」と言ったのは、この時代のクロアチアをとりまく国際情勢が背景にあります。まあ、それについては詳しく触れませんが...ここで触れたいのは【国債】なんです。話題が経済ですからね!【国債】は中3の公民で学習しています。高校生は知っていないといけませんね。
2015.03.16
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【連帯保証人】とは...専門用語でいうと、またそれに対する説明が必要となりそうですので、はやりここはざっくりと説明しますね。たとえば今回想定した状況です。ポルコが飛行艇を購入しようとして、頭金を5千万円支払って残りの5千万円をローンにするんですね。彼が毎月決まられた額を支払えば問題は起こらないのですが、もし何かがあってその支払いができなかった、またはできなくなった場合...金融機関はどうなります。貸したお金が返ってこない!これは金融機関にとっては大問題です。そこで、ローンを組んだ人以外に【連帯保証人】を用意しておくわけです。それらなば、ポルコが支払い不能になったときにその【連帯保証人】に支払ってもらう!...というシステムなんです。でもそうだったとしたら、ポルコは誰に【連帯保証人】になってもらったのでしょうか?【連帯保証人】もある程度の社会的信用と経済力がないとなれませんから...やっぱり、そこはジーナの可能性が高い...と私は思いますが、みなさんはどう思いますか?ただこの【連帯保証人】は金融機関からお金を借りるときに必ず必要というわけではなく、その金額やその資金を使う目的によっては必要ないことだってあります。学生諸君!そういうシステムなので、将来簡単に【連帯保証人】にならないほうがいいですよ。多額のお金を金融機関から借りて、友人に【連帯保証人】になってもらい、そのまま逃げる!!なんて連中は結構いますからね。
2015.03.15
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ローンを利用できる人の条件!それはやはり「返済能力のある人」なんです。それがあるか否かはローンを扱う金融機関が判断しますから、いろいろ書類を書いたり確認の電話が入ったりします。だって、ローンを組みました、その人間が逃げて居なくなりました...ローンを組みました、その人間に返済能力がなく踏み倒されました...では金融機関は生きていけませんからね。おそらくポルコもぶつくさ言いながら書類を書いて、何回も印鑑を押したと推測されます。あ、いや、西欧社会ですから、捺印ではなくサインでしょうね。ちなみに海外ではサイン(署名)が印鑑と同じ効力を発揮しますから、何にでも気楽にサインしない方がいいですよ。以前ある国で日本人学生が街頭アンケートと間違えて気楽に内容も分からない書類にサインをしてしまい、軍隊に入隊されかけた...なんて事件もあったらしいですからね(-_-;話を戻します。でも、いくら金融機関が「返済能力がある」と判断しても、実際に逃げられたり踏み倒されたりしないという保証はどこにもないわけです。そこで登場するのが【連帯保証人】です。学生諸君!聞いたことありますか?【連帯保証人】って。
2015.03.14
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ポルコのメリット、つまりローンを組む人のメリットですね!今回私が勝手に想定した金額は、飛行艇代1億円、ポルコの手元には5千万円という内容でした。本来は1億円がないと購入できないのですが、ローンを組むことにによって購入可能となるのです。するととりあえずは残りの5千万円を自力で調達する必要がなくなるわけですね。あるいは、もしポルコの手元に飛行艇に投資する資金が1円も無かったとしても、頭金なしの全額をローンにすると1円もないのに1億円の飛行艇を手に入れることができる、、、ということもアリなんです。しかし世の中の全てのものにはメリットがあれば同等のデメリットがあると考えないといけません。ローンの場合このデメリットが【金利】にあたると考えていいでしょう。...そう考えると最近よく聞く『金利分割手数料は当社が負担します。』ってシステムは、購入者(消費者)にとって大きなメリット、というかメリットしかないともいえるのです。まあ、その分、購入希望者が増えるという企業側のメリットもありますけどね...おそらくポルコは腕のいいパイロットだったので、金利くらいは屁でもない稼ぎがあったと想定されます。そしてたった1艇しか存在しないあの飛行艇をどうしても手に入れたかったのでしょう。だって、お金が貯まるのを待っているうちに、他の誰かに買われてもう入手できなくなるかもしれませんからね。だからローンを組んで購入し、毎月その支払いをしていたのです。さて!ここでまた考えなければならないことがあります。ローンってだれでも利用できるのか!という問題です。学生諸君、知ってます?
2015.03.12
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【金利】とは、「貸し付けられた資金に対する利子、またはその利率」。では【利子】とは?【利子】=「他人に金銭を貸した、または預けた場合に、その見返りとして金額と期間に比例して受け取る金銭=利息」...と手元の辞書には記載されています。つまりお金を借りたら返すわけですが、それでは貸した方にメリットがありません。ですから、返すときに少し金額を上乗せするんです。その上乗せした金額が【金利】【利子】【利息】または【分割金利手数料】なんて言われているわけです。このようにお金を貸し借りすることを【金融】または【金融取引】と言います。ちなみにこの【金融】【金融取引】を仲介する機関として、【銀行】【信用金庫】【組合】【郵便局】【証券会社】【ノンバンク】なんかがあります。ちなみに超ざっくり言いますと、この【金利】【利息】が【元金(借りたお金)】の20%以上は違法となっています。よく知っておいてくださいね!では、話を戻します。ポルコは一括払いで飛行艇を購入できなかった(あるいはしなかった)ので、おそらく劇中の銀行でローンを組んだ。あの銀行はポルコから受け取る利子で収益をえた!ということが考えられます。ではそんなことをしてポルコにはどんなメリットがあったのでしょう?さあ学生諸君!It's thinking time! です。
2015.03.11
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ポルコが【ローン】を組んで飛行艇を購入した経緯を検証してみましょう。あの飛行艇は、たった一機だけ作られたが危険だからと使用されず、倉庫で埃をかぶっていたのをポルコが見つけた、という経緯があります(ポルコの台詞から)。彼がこの飛行艇がほしいと思って、持ち主に購入の交渉をしたと考えられます。「こいつを俺に売ってくれねぇか」と言ったか言わないかは定かではありませんが...。あの当時の飛行艇が一機いくらしたかは分かりませんが、計算しやすいように日本円にして1億円だったとしましょう。ポルコが財布の中に1億円を持っていれば、その場で「お買い上げ~」となるわけですが、おそらくその資金が無かったのでしょう。そこでローンを組むことになったと考えられます。日本語で言えば【月賦(げっぷ)】や【分割払い】とも言います。たとえば、まず5千万円だけ支払って、残りをローン返済すると仮定すれば、【頭金(あたまきん)】が5千万円であとはローン返済となります。...この【頭金】という言葉も知っておきましょう。で、残りの5千万円ですが、毎月500万円ずつ支払うのであれば、5千万円÷500万円=10か月で返済できる、、、、ほど世の中甘くないんですね!ここで【金利】というのが発生します。学生諸君!【金利】って何ざましょう?
2015.03.10
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劇中ではポルコの税金の話は出てきませんでしたので、今までの話はただの空想...と言われても否定はできません。でも学生諸君にはこのような空想も大切ですよ。授業で知った知識を当てはめて、あれはどうなるんやろ?これはどうなるんやろ?と考えてみるんです。どうも公民や経済や政治等々、社会系の科目が苦手な人の特徴の1つとして、この空想をやってないことが多いんですわ。それでは基礎用語も覚えたつもりでいても、実際の試験で得点できないって状況に陥りますよ!さあここらかは、ちょいと空想の域を出たいと思います。実際に劇中に出てきたシーンや言葉から経済を考えてみたいと思います。まずはポルコが銀行に行ったシーンから!職員「うらやましい、私もこれくらい稼いでみたいものです。」ポルコ(受け取った現金の中からいくらかの札束を渡して)「今月の払いだ。」職員「これで飛行艇のローンは終わりました。」...ということは、ポルコは飛行艇をローンで購入していたということが判明したわけです。学生諸君!【ローン】って分かります?教科書なんかには当たり前の言葉のようにさらっと出てきているものもありますが...案外知らない人も多いみたいですよ。それと!ここに文章化した劇中の台詞が正確でなかったらごめんなさいね。大きくは間違っていないとは思いますが...
2015.03.09
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日本国民の三大義務を知っていれば、答えは簡単ですよ!もちろんポルコを現在の日本国民と想定すれば!という条件が付きますかね。当時のクロアチアでも、この条件は当てはまると思いますよ。【国民の三大義務】それは...(1)【保護する子女に普通教育を受けさせる義務】(2)【勤労の義務】(3)【納税の義務】...です。ポルコは子供がいませんので(1)は該当しません。同じく賞金稼ぎとして勤労していると言えるので(2)もはたしていると言えます。つまり、稼ぎ(収入・所得)があるのだから【納税の義務】が生じるってわけです。いかがかな?学生諸君!【納税】という言葉が浮かんできましたかな?でももちろんポルコの稼ぎは公の賞金の可能性が高いので、非課税(税金がかからない収入)かもしれません。もしそうでないとしたら、ポルコはあのアジトで年に1回、確定申告の書類を書いている...ということも考えられますが...それはイメージに合いませんね。
2015.03.08
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さあここで学生諸君に考えていただきたいことがあります。賞金稼ぎで収入を得ていたポルコですが、、、収入(所得)がるあるわけですから、同時に発生するものがありますよね!特にこの時期は個人事業主には頭が痛い問題ですよ。私も入試が終わってから取組みますので、まだなんです(‐_‐;でもポルコの場合は収入が賞金ですから、もしかしたらこれは発生しない可能性もありますが...。さあ何でしょう?これは中3の公民の経済の単元で学習しておりまっせ~。
2015.03.07
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ポルコが劇中で生活の拠点を置いているのはクロアチアです。イタリアだと思っている人が多いようですが、、、飛行艇の修理をしにいった場所、あるいは彼の母国は確かにイタリアです。でも住んでいるのはクロアチアなんです。1930年当時のクロアチアは第一次世界大戦のときから引きずる民族問題でかなり複雑な国内情勢をはらんでいました。「また政府が変わるらしい」なんて会話が何回か交わされます。そんな会話の中で「政府が変わればあんたらもじきに非合法になるな」とある人物がポルコに言うシーンがあります。つまり、ポルコは合法的に賞金稼ぎをしているわけです。そしてもう一つ!「あんたら」という言葉から、おそらく賞金稼ぎは複数人いると推測されるのです。劇中冒頭でポルコに仕事の依頼電話を入れたのは、おそらくクロアチア政府だったのではないか...と思います。(あの依頼電話の内容から推測しています。企業であればあんな言い方はしないと思うんです。)政府と契約を交わしていたということです。あるいは襲われた船を管理する船会社だったとしても、「安い仕事はやらねぇぜ」なんていうポルコに仕事を依頼するのは、彼が賞金稼ぎとして秀でた腕前だったのでしょう。
2015.03.06
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【独占企業】=「1つの企業がその市場を独占し、競争相手がいない状態。」【企業の独占状態】=「資本主義の市場経済において、健全で公平な競争原理が機能ぜず好ましくない状態。」、、、と言えるでしょう。つまり、ポルコ・ロッソ1人だけしか空賊相手の賞金稼ぎがいないとすれば、健全で公平な競争原理が働かず、依頼者(需要者)にとって不利な状況が生まれてしまうことも考えられる、、、というわけです。もしポルコ以外にも空賊相手の賞金稼ぎがいれば、「安い仕事はやらねぇぜ」と言われても「では他をあたります」と依頼者(需要者)も断ることができるので、ある意味健全で公平な競争原理が働いているといえるのです。ちなみに日本では、この企業の独占状態を作らないために【独占禁止法】という法律があり、各企業がそれを守っているかどうかを【公正取引委員会】が監視しているのです。...このあたりは良く試験に出まっせ~...しかし!ポルコが賞金稼ぎ市場を独占していたかどうかは、大いに疑問なんです。劇中ではこのような疑問に対する答えやヒントがところどころにちりばめられているので、注意深く見ると「あっ」と気づかされることが多いです。
2015.03.05
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ポルコ・ロッソの職業は何でしょう?劇中では自他ともに「賞金稼ぎ」という言葉を使っています。空賊(空中海賊)から民間人とその財産を守ることで利益を得ています。「営利を目的として一定の計画に従って経済活動を行う経済主体」という定義に当てはめれば、【企業】だとかんがえることができます(ちょっと強引ですみません)。で!物語の最初で入った仕事の依頼電話に対して「安い仕事はやなねぇぜ!」と言い放つのです。私は当初、賞金稼ぎは彼しかいないのではないかと推測しました。つまり【独占企業】と同じ状態なんですね。だから仕事を選べるというか、値段を釣り上げることができるというか、、、。さて学生諸君よ!【独占企業】あるいは【企業の独占状態】を簡単に説明できますか?35字程度で考えてみてください。
2015.03.04
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ここからは中3の公民や歴史で出てくる用語を中心に話を進めます。特にこの四月から中3生になる諸君は必見です。高校生諸君は知っていて当たり前の話で進めていきます。「知らんかった」、、、と思う項目はしっかり覚えなおしなさいよ!さあ、いきます。主人公ポルコ・ロッソの最初の台詞です。男なら1度は言ってみたい、、、「安い仕事はやならいぜ!」、、、です。場面はこんな感じでした。自分のアジトで昼寝をしているポルコに電話が入ります。仕事の依頼!その仕事依頼の電話に対しての台詞です。みなさんは誰かに仕事を依頼したとき、または何かを買いに行ったときに、こんなことを言われたらどうします。たとえば食事をしようと食堂に入って注文をしようとしたら「安い料理は作らないぜ」なんて言われるわけです。それでもそこで食べなければならないとすれば、どんな状況であることが考えられますか?
2015.03.03
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いつかは触れたいと思っていたので、ここでざっくりと触れさせていただきます。アニメ映画『紅の豚』についてです。知っている人も多いでしょうが、私は結構飛行機が好きなんです。しかもあの劇中のなんとも言い難いほっこりした感じも好きです。しかしあの作品は情勢なんかもしっかり描いていて、いろいろと勉強になるのです。今回は『紅の豚』を経済という観点で見ていきたいと思います。歴史の観点も含むと思いますが、、、、。あの作品の舞台は1930年の地中海です。前年の1929年の10月に【世界恐慌】が起きています。物語の最初で空賊(空中海賊)にさらわれた女の子たちが嬉々として海に飛び込むシーン等から、季節は夏です。なので【世界恐慌】から1年は経っていないと思われます。ちなみに主人公の紅の豚ことポルコ・ロッソは、「単独飛行が1910年で17歳のころだった」の台詞から単純計算で37歳と考えられます。では彼の最初の台詞から考えていきますね!
2015.03.02
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資本主義の危うさを経験した各国は、3つの選択肢から経済政策の方針を選びました。1つは、それでもそれまでの資本主義を貫く!2つめは、資本主義の危ういところを修正する【修正資本主義】の方向に向かう!3つめは、資本主義を離れて【社会主義・共産主義】に向かう!...です。ここでは、『ざっくり』と話を進めるので、【社会主義】と【共産主義】はほぼ同意語として扱わせてもらいます。【修正資本主義】ってどんなこと?【社会主義】ってなに?【共産主義】ってなに?、、、それらは学生諸君がそれぞれ調べておいてください。もちろん後でそれらにも触れますが、これからしばらくは、ちょっと話題を【世界恐慌】に戻したいと思います。
2015.03.01
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