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はい!例文から入ります。1 桜のなかりせば、2 志はせむと思ふ。3 読ませて聞き給ふ。これは easy 問題、サービス問題、お年玉問題ですね!
2015.12.31
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4 これを読み果てなば帰るべし。これは意味から考えた方が早いかもしれませんね!『果て』は『終わる』という意味です。つまり『これを読み終えれば帰った方がいい(帰りなさい)。』って感じです。「~し終える」という表現を英語で考えてみてください。絶対に[完了形]を用いるでしょ👆つまりこの『な』も《完了》なんです。正確にいうと、《完了・強意》の『ぬ』の[未然形]です。《完了》の『ぬ』は[連用形接続]でしょ👆・・・「?」って人は、早く【音で覚える助動詞のテッパン】を覚えなさいよ。
2015.12.30
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さあ、識別にはいります!1 この花、童に取らすな。これはもう文章を読んだら分かるのではないでしょうか?「~するな」の『な』です。つまり《禁止》の『な』なのです。『この花を子供に取らせるな。』ってことです。2 月夜の雪あはれなりな。この『な』は無くても文章は成り立ちますよね!このような場合の『な』は《詠嘆》です。『月夜の雪は趣があっていいものだななぁ。』って意味です。3 かくな言いそ。これが分からない・・・という人は・・・しっかりせんかい(# ゚Д゚)!『な』+『~』+『そ』=『~してくれるな』【な~そ】構文でしょ👆ちなみにこの場合の『な』の品詞は[副詞]です。『そ』は[終助詞]!では・・・4 これを読み果てなば帰るべし。この『な』はどう解釈します?
2015.12.29
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今回も例文から!1 この花、童に取らすな。2 月夜の雪あはれなりな。3 かくな言いそ。4 これを読み果てなば帰るべし。今回は、品詞と意味と両面で分析した方が楽かもしれませんよ👆
2015.12.28
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さて、例文ですが・・・1 書き置きし文なり。これは分かりましたか?後ろが『文』なので、『書きし』は[連体形]です。でも『書く』の[連体形]は『書く』ですよね。では『書きし』は何? ってなるわけです。この『し』は《過去の助動詞『き』》の[連体形]なんです👆2 滝の音、激しくしたり。これも慣れれば簡単です。『激しく』+『する』・・・つまりこの『する』は《サ変動詞》なんです。つまり『し』は《サ変》『する』の[連用形]なんです。3 ふるさとしおもほゆこれも慣れてください!この『し』は無くても文章は成立します。そんな場合の『し』は《強意》です。英語の[do][does]と同じです。無くてもいいところにある[do][does]は《強意》なんです。I like fishing. なら「私は釣りが好きです。」ですよね。I do like fishing.になると・・・本来この[do]は文法的に不要ですよね。中学英語であれば✖です。でも、高校英語では、これは《強意》の[do]と解釈します。意味は「私は(本当に)釣りが好きです。」って感じです。
2015.12.27
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いきなり例文いきます!また品詞の識別をしてみてください。勿論意味も考えてくださいよ。1 書き置きし文なり。2 滝の音、激したり。3 ふるさとしおもほゆここはあんまり難しく考えないでもいいかも知れませんよ👆
2015.12.26
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4 梅の花も咲けれども、『咲け』+『れ』+『ども』の『れ』の正体!ピンときましたか?学生諸君!「?」の人は、やっぱり【音で覚える助動詞のテッパン】をしっかり覚えないと話にならんよ。『り』があるでしょうよ『り』が・・・《完了なのに連用形に接続しない『り』》があるでしょ!『咲けれども』の『れ』は、この《完了の『り』》の已然形ですよ。なんで已然形かっていうと、やはり『ども』に接続するからです。やっぱり覚えるものはしっかり覚えなアカンっちゅうことですわ👆
2015.12.25
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品詞のみの識別なら、意外と簡単と思いません👆結構、模試やセンター試験に出ますしね。ある程度古文慣れしている人なら、そんなに外すことはないと思いますよ!ではいきます・1 そらごとにこそありけれ。『けれ』の前は『あり』『あり』は動詞・・・ちなみにラ変動詞この時点で『けり』は【助動詞】と識別できます。もちろん《連用形接続》で[過去]をあらわします。それと、『こそ』があるので『けり』は[已然形]です。2 野分のあしたこそをかしけれ。これも簡単でしょ!『こそ』があるので『けれ』は[已然形]。そしてこの『けれ』は、ク活用形容動詞『をかしく』の[已然形]なので、この『けり』は【形容詞の一部】と識別できます。3 聞かまほしけれども、これが分からない場合は、[音で覚える助動詞のテッパン]をもう一回覚えなおす必要ありですよ!もっとちゃんというと、受験生として問題ありです。『まほし』は《未然形接続15受動詞》の最後にちゃんと存在してますよ!ということで、この『けり』は【助動詞の一部】です。ちなみに『まほし』は《助動詞》ですが、活用形は《形容詞シク活用》の活用と酷似してますから、要注意です。やっぱり[音で覚える助動詞のテッパン]は大事ですね。これを知っていれば、「まほし」が[形容詞]だなんて思わないですからね。4 梅の花も咲けれども、これはちょいっと慣れが必要かも・・・まず『咲け』は四段活用動詞です。その後に『ども』があるので、[已然形]と思いきや・・・それでは『咲けども』でいいんです。では『れ』は何やねん!という問題にぶち当たります。学生諸君。この『れ』は何?
2015.12.24
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これだけ識別問題をこなしていれば、「あ~、、、完璧ではないけどなんとなく分かってきたかも、、、」と感じている人も少なくないはずです!正直いって、語学なんてその「なんとなく分かる」ってのが重要なのです!なんとなく分かりだした人は、その学習をさらになんとなく且つ何回もこなしていれば、もっと正解率が上がりますよ👆では、『けり』の識別に入ります。まずは例文から!1 そらごとにこそありけれ。2 野分のあしたこそをかしけれ。3 聞かまほしけれども、4 梅の花も咲けれども、今回は、品詞のみを識別してください!結構できるとおもいますよ。
2015.12.23
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ではラスト2つの例文です。5 あはれに思ふこれは簡単でしょ!『あはれ』は『あはれなり』が終止形となる[ナリ活用形容動詞]なんです。その[連用形]が『あはれに』です。つまりこの『に』は《ナリ活用形容動詞連用形活用語尾》なんです。意味は『あわれに思う』・・・ではなく・・・『趣深く思う』ですね!6 さらに見ずこれも簡単では?『さらに』は『見ず』にかかる《副詞》です。つまりこの『に』は、《副詞の一部》と識別できるわけです。それより大事なのは文の意味ですね!『さらに~ず』で、『決して~ない』『どうしても~ない』と訳します。《副詞の呼応》ってやつですね👆なので意味は、『決して見ない』『どうしても見ない』って感じです。また『見る』は英語の[see]と同じで、『分かる/理解する』と訳すときもあるので覚えておきましょう!
2015.12.22
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ではいきましょう!3 夜に川を渡りけりこれは識別・分析するまでもないと思いません?[体言 or 連体形]+『に』 なので・・・現代国語と全く同じ《格助詞》です。なので特別な訳は必要ありません。『けり』がありから時制が[過去]ってくらいですよ。『夜に川を渡った。』でオッケーです。4 憎きに斬るこれは要注意!!!先の 例文3 と合わせて覚えておくべきです。この 例文4 の『に』は・・・[連体形]+『に』=《接続助詞》と考えないといけません。でも学生諸君は思っているはずです!「考えないといけません」って言われても・・・ってね。分かります!例文3 のように、[体言]+『に』は《格助詞》で、特に変わった訳はしなくていい。しかし、[連体形]+『に』 の場合は・・・A 《格助詞》で特に変わった訳は必要なし!B 《接続助詞》で『~ので』『~のに』と訳す!・・・と覚えればバッチリです。今回の例文4は、Aと解釈すると「憎きに斬る」と特に変わった訳はしないことになります。Bと解釈すると「憎いので斬る」という訳になります。訳としてどちらがしっくりくるか!といえば、Bでしょ👆このような感じで[連体形]+『に』は訳し分けてください。5 あはれに思ふ6 さらに見ずは、次回識別しますね!
2015.12.21
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あと・・・地味~に難しいのが次の例文です。あんまり難しく考えない方が解きやすいですけどね!3 夜に川を渡りけり4 憎きに斬る5 あはれに思ふ6 さらに見ず・・・古文を知らないと解けないのは、多分 4 だけだと思いますよ👆
2015.12.20
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2 梅の花、散りにけり 「散り」は[連用形]です。 [連用形]+『に』=《完了・強意》の助動詞『ぬ』の[連用形]ですよね。何回も出てきてますけど、『~にき』『~にけり』は《過去完了》ですよ。何回も出てきているってことは、出題確率も高いってことですよ!同じくよく出てくるのは、『~にたり』に至っては『に』も『たり』も完了なのでダブル完了やん・・・と思わせておいて・・・『似たり』を平仮名表記しているだけだったりしますよ。『たり』は《完了》なので、現代語訳すると「似てしまった」「似てしまっている」という感じの意味になりますよ!『~にけむ』に至っては、『に』は《完了》『けむ』は《過去推量》なので、意味は「~してしまったのだろう」って感じです。『き』『けり』『たり』『けむ』・・・と言われれば・・・【音で覚えるテッパン】でしっかり暗記しているはずですよね。何形接続で、どんな意味だったのかを思い出してくださいよ!
2015.12.19
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1 この国の人にはべり2 梅の花、散りにけりもうここまでくれば普通に、1 の『に』は[体言]接続2 の『に』は[連用形]接続と気が付きますよね!この期に及んでそれにすら気づかないという人は全く頭を使ってないですよ。しっかりせなアカンよ。まず 1 の場合は、[体言・連体形]+『に』・・・この『に』は《断定の助動詞『なり』》の連用形なんです。つまり意味は《断定》です。もっと詳しくいうと、[体言・連体形]+『に』+『あり/はべり/さぶらふ/おはす』というように、『に』の後ろにくる後も決まっているのです。意味は「この国の人でございます。」という感じになります。次に 2 です。「散り」は[連用形]です。[連用形]+『に』・・・って、どんな意味になるか知ってます?
2015.12.18
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識別問題も、今回の『に』を含めてあと4つです。がんばっていきましょう!では『に』の識別の基本中の基本、テッパン中のテッパン問題をお届けします。1 この国の人にはべり2 梅の花、散りにけりさあ、考えてみよう!考えずに何度も音読して意味を推測してもいいですよ。だって日本語なんですから、結構いけますよ。
2015.12.17
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では、いきます。1 花咲かなむ『咲か』は[未然形]ですね!『ず』をつければしっくりきますから。[未然形]+『なむ』=《希望をあらわす終助詞》なので・・・「花が咲いてほしい」って感じの意味ですね。《希望》ってことは、まだ『咲く』状態になっていないわけですから、[未然形]を用いるのも道理です。2 花咲きなむ『咲き』は[連用形]ですね!『たり』なんかをつければしっくりきますから。[連用形]+『なむ』=《完了の助動詞「ぬ」の未然形》+《推量の助動詞「む」の終止形》なので・・・「花が(きっと)咲くだろう」って感じの意味ですね。3 花なむ咲くこれは一番馴染みがあるかもしれません。『なむ』と『咲く』ですが、この『咲く』は[連体形]なんです。つまり係り結びの[強意]ですね。意味は「花が咲く(よ/ぞ)」となっていればいいでしょう。さあ学生諸君!どないでしたかい?
2015.12.13
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ではもう一回!『なむ』の識別のテッパン例文を紹介しますので、識別または文章の現代語訳をしてみてください。1 花咲かなむ2 花咲きなむ3 花なむ咲くさあ、ちゃちゃっと考えてみましょう!
2015.12.12
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では残りの3つの例文に入ります。4 その姫美しくなむ。形容詞の[連用形]「~く」「~しく」形容動詞の[連用形]「~に」の直後に『なむ』はつくときは・・・《強意》です。意味は「その姫は(本当に)美しい。」って感じですね。5 甲斐なきとこになむ。これはかなり慣れないとちょっと難しいと思います。実は『なむ』の直後に『ある』が省略されているのです。・・・でも結構これが出題されることが多いんですよ・・・『なむ』+『ある』=『なむ』+[連体形]なんで、『なむ』は係り結びの終助詞で《強意》です。文章の意味は「(本当に)甲斐のないことである。」って感じですね。ちなみに私は、文末にある『なむ』の識別をするときは、その後に『ある』をつけても文章としての音の流れがおかしくないときは、《強意》と判断します。だったら、例文4も《強意》と判断できると思いませんか?6 ほどなく死なむ。『死ぬ』と『去ぬ』はナ変動詞です。つまり『死なむ』=『死な』+『む』なんですよ。気づきましたか?では『死な』の決用形は?『ず』がつけばしっくりするから[未然形]![未然形]接続の『む』=《推量》ですよね。音で覚えるテッパンの中にありましたよね。ということで、文章の意味は「間もなく死ぬであろう。」といった感じです。学生諸君!どないでしたか?
2015.12.11
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まず最初の3つの例文を分析します。1 我が妹の来たるを待たなむ。『なむ』が《未然形》接続ですよね。《未然形》+『なむ』=[希望]です。[希望]は「~であってほしい/~してほしい」と訳しますから、「私の妹が来るのを待ってほしい。」との意味の文章と解釈できます。2 その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。この『なむ』が一番馴染みがあるんじゃないですか?まず『なむ』の直前が[体言]なので、助動詞ではないと判断できます。また文末が『ける』なので、ここでピンときてほしいです。この『ける』を[連体形]と考えれば、『なむ』+[連体形]=【係り結び】と判断できます。意味は《強意》なので、「その竹の中に、根元が光っている竹が一本あった。」と訳せばいいでしょう。もちろん『ける』があするので、英文法的にいうと時制は過去です!3 よき日もありなむと思ひて待ちたり。この『なむ』は《連用形》接続で、意味は「きっと~だろう」です。「きっと良い日もあるだろうと思って待っている。」と訳せばオッケーです。もっと細かく分析すると、《連用形》+『なむ』の『なむ』は・・・完了の助動詞『ぬ』の《未然形》である『な』と推量の助動詞『む』の《終止形》である『む』が合体したものなのです。なので《連用形》+『なむ』の『なむ』を、[助動詞]+[助動詞]なんて記述している解説書もありますよ👆
2015.12.10
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では気を取り直して、古文の話題に戻ります。今回は『なむ』の識別です。いきなり例文から入りますね。1 我が妹の来たるを待たなむ。2 その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。3 よき日もありなむと思ひて待ちたり。4 その姫美しくなむ。5 甲斐なきとこになむ。6 ほどなく死なむ。1~3ができれば問題ないと思います。4~6はちょっと意地悪問題の部類に入るかもしれません。あ!でも6は音で覚える助動詞のテッパンで攻略できますよ👆
2015.12.09
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やっぱり気になります!最近の『なる』の乱用について・・・学生諸君よ!正しく言葉を使っているか?母国語が正確でない奴が「英語が苦手です」なんていう資格はそもそも無いねん。つまり、母国語が正確でない奴は、元々言語をナメてかかっている奴なんよ。同じく!現代語をナメてかかってる奴になんで古文が分かる道理があるねん。「~です。」と表現するところを「~になります。」言うてる奴はその最たる例じゃ。こないだもそうや。研修で県外にでて、昼食にタイムランチを注文したら・・・ランチをもってきた若い女が言いよった!「こちらタイムランチになります。」ってことは、「まだタイムランチになってないねんな!」「ほななってから持ってこい」っちゅう話なんよ。そこは、「お待たせしました。タイムランチです。」ちゃうんかい。・・・もちろんそう言うたったけどね・・・茶髪にしてピアスして素足放りだして短いスカート履いてたらなんでも通ると思うなよ!これはほんの一例!街中でもテレビ・ラジオでも「~になります。」いうてるアホが多すぎる。「このおっさん何を偉そうにいうてるねん。」と思ってるお前!そう、お前じゃお前!「タイムランチになります。」と「タイムランチです。」を英訳してみろ英訳。時制がまったくちゃうぞ。まあお前はこんな簡単な文章も英訳できへんやろうけどな。学生諸君よ!文法とは、その言語を大切にすることから入るんや。1回や2回大切にしたからといって、すぐに見につくものではないよ。毎日、毎日、毎日、毎日、、、少しずつ、少しずつ、少しずつ、少しずつ、、、、コツコツ、コツコツ大切にして、何カ月、あるいは何年もかけてやっと身につくものなんですわ。それを肝に銘じよ!!!
2015.12.08
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ちょいと付け加えを!まず 4 の例文に関してですが・・・4 五色に光る玉あなり。 『あるなり』=『あんなり』=『あなり』と音便するパターンなので[撥音便]。 [撥音便]接続の『なり』は《伝聞・推定》です。・・・と説明しましたが・・・『あなり』=『あんなり』=『あるなり』なので、『なり』は[終止形接続]、、、、つまり《伝聞・推定》とも判断できます。 次に 6 の例文ですが・・・6 泣きて、え詠まずなりにけり。この『なり』は四段活用動詞『なり』の[連体形]です。もう「~なりにけり」=「~になった/なってしまった。」と覚えたら早いですよ。と言いましたが、しっかり解説すると、「なりにけり」は、【四段活用動詞】の『なり』 +【連用形接続助動詞】の[完了]を意味する『ぬ』の[連用形]の『に』 +【連用形接続助動詞】の[過去]を意味する『けり』の[終止形]つまり『~になってしまった』との《過去完了》の文章となります。同じく、「なりにき」も《過去完了》ですよ!しっかり覚えておきましょう👆
2015.12.07
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ではいきますよ!1 この国になきものなり。これは簡単。『なり』の前が[体言=名詞]なので、《断定》ですね。意味は『この国には無いものだ。』って感じです。2 初雁の音(ね)ぞ聞こゆなり。これも簡単。『なり』の前が『聞こゆ』・・・つまり[終止形]なので、《伝聞・推定》です。では《伝聞》と《推定》のどちらか!分かりますか?係助詞のテッパン 6 を思い出してください。このテッパンの「~と」が省略された形です。意味は『初雁の音(または声)が聞こえてくる(らしい)。』3 人々、その木見むとて来るなり。これは慣れない人にはちょいと厄介!「来る」の正体ですよ。これはカ変動詞ですね。カ変の「来」は・・・【未然形】=『来(こ)』【連用形】=『来(き)』【終止形】=『来(く)』【連体形】=『来(く)る』【已然形】=『来(く)れ』【連用形】=『来(こ)/来(こ)よ』・・・と活用します。つまり文中の『来る』は[連体形]なので、それに接続している『なり』は《断定》。意味は『人々はその気を見ようとして来るのだ。』って感じです。4 五色に光る玉あなり。『あなり』でピンときて欲しいところですね。『あるなり』=『あんなり』=『あなり』と音便するパターンですよね。つまり[撥音便]です。[撥音便]接続の『なり』は《伝聞・推定》です。意味は『五色に光る玉があったらしい/あるという。』って感じですね。5 清らなる皇子(みこ)うまれたまひぬ。これも慣れないと難しいかも・・・でも慣れれば楽勝です!『清らなる』は[ナリ活用形容動詞]なんです。つまりこの文中の『なる』は、[ナリ活用形容動詞]の一部といえます。意味は「美しい皇子がお生まれになった。」という感じです。6 泣きて、え詠まずなりにけり。この『なり』は四段活用動詞『なり』の[連体形]です。もう「~なりにけり」=「~になった/なってしまった。」と覚えたら早いですよ。ちなみに『え~ず』=[can't]です。意味は「泣いて詠むことができなくなった。」って感じになります。学生諸君!いかがでしたか?前部識別できなかっても問題ないんですよ!何回も言いますが・・・考えたって事実があなたの成績を上げますからね。考えてみたって事実が古文への慣れを生み、慣れ親しんだ回数が多い言語は使えるようになりますから👆
2015.12.06
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まず『なり』といわれれば、音で覚えるテッパンの中に2つありましたね!ピンときましたか?まず【らむ・めり・なり・べし・まじ・ましじ・らし】これらは[終止形]接続が基本!ただしラ変動詞のときだけ[連体形]接続になり、意味は《推量》です。次は【なり・たり/ごこし・ごとくなり】これらは[連体形/体言]接続で、意味は《断定》です。それ以外で『なり』といえば・・・まずは《ラ行四段活用動詞》の『なり』です。こいつはれっきとした動詞なので、助動詞ではありません。皆さん、動詞と助動詞の違いは分かりますよね👆これも古文・現代文・英語、すべてに共通しています。・・・ちゃんと説明できますか?・・・できなければ、理解できていないということですよ。で、最後ですが、《ナリ活用形容動詞》の『なり』です。学生諸君!『なり』『なる』の識別といわれて、何種類の識別パターンが頭に浮かびましたか?
2015.12.05
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では『なり』『なる』の識別に入ります!今回はいきなり例文から入りますよ。それぞれの『なり』『なる』を文法的に識別してみてください。1 この国になきものなり。2 初雁の音(ね)ぞ聞こゆなり。3 人々、その木見むとて来るなり。4 五色に光る玉あなり。5 清らなる皇子(みこ)うまれたまひぬ。6 泣きて、え詠まずなりにけり。さあ、いろいろ考えてみましょう!6問中、何問が頭にピンときますか?もちろん参考書なんかで調べてみてもいいでしょう。ざっくり訳してみても、識別できるかもしれませんよ👆
2015.12.04
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1 病を受くることも、多くは心より受く。これは簡単!下二段活用動詞『受く』の[連体形]の一部です。四段活用・上二段活用・下二段活用の3つは、未然形に接続させて識別しますよね。「受く」+「ず」=「受けず」「ず」を取れば、「受け」となり語尾をのばせば「エ~」の発音です。「エ~」の発音になれば【下一段活用】ちなみに、「ア~」の発音になれば【四段活用】「イ~」の音になれば【上二段活用】ですよ!文章の意味は「病気になることも、多くは心からはじまっている(心が原因)のです。」2 鳥などもこそ見つくれ。これも【下二段活用】の「見つく」の[已然形]の一部です。「見つく」は「見慣れる」という意味なんですが、、、実は【四段活用】にもなれるのです。何じゃそりゃ・・・と思いますが・・・「見つく」はどう考えても[未然形]でも[終止形]でもないので、【受け身・可能・尊敬・自発】でも【完了】でもないことがわかれば十分ですよ!文章の意味は「鳥などが見つけて困る」です。係助詞のテッパン9の変則系を使っていますが・・・気が付きましたか?3 丘だちたる所に、ただ木ぞ三つたてる。これは慣れないとしんどいかもしれません。「たて」は[未然形]とも考えられるますが、やはり【受け身・可能・尊敬・自発】の意味があるとは考え難いです。だって対象物が「木」ですからね!でも「たて」が[終止形]とは考えられませんので【完了】でもありません。では、この「る」の正体は!?実は『たり』『り』は【完了】以外に【存続】の意味があります。【存続】はその状態が過去の一時点から続いている状態を意味します。英語の現在完了形でいう【継続】に似ていますよ。では、『たり』『り』を識別するには・・・人や物の状態を示しているときは【存続】人や物の動作を示しているときは【完了】・・・と判断できます。今回は『木が立っている』という状態を示しているので【存続】だと判断できます。なのでこの『る』は【存続】の助動詞『り』の何らかの活用形だと考えられます。ちなみに[連体形]ですけどね。どうです?学生諸君!あれこれ、いろいろと考えましたか?前回も言いましたが、考えることが目的ですよ!できた、できなかったは関係ありません。
2015.12.03
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だいたい古文の『る』『れ』の識別のテッパンは以上なんですが・・・それ以外にも『る』『れ』は存在するのが厄介といえば厄介かもしれません。では例文いきますよ!次の『る』『れ』の正体をを文法的に考えてみてください。1 病を受くることも、多くは心より受く。2 鳥などもこそ見つくれ。3 丘だちたる所に、ただ木ぞ三つたてる。さあ、考えてみましょう👆分かる、分からないは、実はあんまり問題ではないのです。大事なのは『考えてみる』ってことなんですよ!
2015.12.02
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《未然形》なら「ず」に接続させてしっくりくる。《終止形》ならその直後に[。]がきてしっくりくる。これで見分けるんですんね👆いきます!1 冬はいかなる所にも住まる。「住ま」=「住む」の《未然形》「住ま」+「ず」がしっくりきます。つまりこの『る』は【受け身・可能・尊敬・自発】の「る」と判断できます。ちなみに意味は「冬はどのような所にも住むことができる。」なので【可能】です。2 冬には深く雪ぞ降れる。「降れる」はそのまま文章を終えても違和感はないです。違和感を感じる人はまだまだ古文に触れる時間が少ないと言わざるを得ません。なので「降れる」の「る」は《完了》の『り』の[連体形]です。ではなんで[連体形]なんですかい?簡単ですよね!係り結びで「ぞ」+「~(連体形)」だからです👆意味は「冬には深く雪が降った。」って感じでいいでしょう。3 親にもはらからにもにくまれければ「にくま」は「憎む」の《未然形》です。「にくま」+「ず」がしっくりくるでしょ!なのでこの『れ』は【受け身・可能・尊敬・自発】の「る」と判断できます。直後に《過去》を意味する[けり]があるので、[けり]は連用形接続なので「る」が「れ」になっているわけです・文法上の鉄則通りなわけです。意味は「親にも兄弟にも憎まれたので」となり《受け身》ですね。4 鄙(ひな)びたるこの里にも月は照れれどもまずは「ども」の直前なので「れ」は[已然形]です。では「照れ」は・・・?「照る」の[已然形]か[命令形]なんです。本当は「照るれども」なんですが、なぜか「照れれども」になってます。こうなれば、意味で考えるしかありません!「月が照る」なので、ここは《完了》と判断するしかないでしょう。ちなみに【受け身・可能・尊敬・自発】を1つずつ当てはめていくと・・・【受け身】と【可能】は考え難いです。ここは英語とリンクしています。「月が照る」という自然の摂理や普遍の真理を記述する場合、英語では必ず現在形ですよね!たとえば The sun goes down. です。「日は沈む(ものだ)。」でしょ!The sun goes down. には受動態も[can]も用いません。また「月」を目上の人とは考えられない(そもそも「人」とちゃうちゅうねん)ので【尊敬】も消えるし、「月」は無生物なので、【自発】的な心の動きがあるとは考え難いです。つまり、この『れ』は《完了》と判断するのが妥当なんです。結構、英文法の知識が古文に役立つことってあるんですよ!意味は「ひなびたこの里にも月は照っているが、」となります。・・・みなさん、どないでしたか?・・・
2015.12.01
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