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故郷の吉野川市で毎年行われる祭りの中で珍しいものとして「五九郎祭り」があります。
着物姿でステッキを片手に、カンカン帽子をかぶった独特な爺さんが先頭を歩き、着物姿の女性が踊りながら移動するんです。
とてもユーモラスですよ。
五九郎は明治末期~昭和10年代にかけて活躍した喜劇俳優で、明治40年に曽我廼家五郎へ弟子入りした後 、明治43年に有楽座で自らの一座を旗揚げし、明治45年には浅草に進出しました。
下座音楽を廃 し洋楽を取り入れるなどプロデューサーとしての感覚にも優れ、戦前には「のんきなとうさん」 として全国的に知られました。
鴨島町では毎年6月の最終土日に駅前通りを歩行者天国として五九郎祭りを開催し、鳳翔太鼓や五九郎太鼓で曽我廼家五九郎をしのんでいます。
一般に阿波人には芸能に対する鋭 い反応性を持った人が多いと言われています。