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徳島には、四国遍路やお接待に凝縮される優れた精神文化が息づいています。
それは、地域の人 々と八十八カ所のお寺をまわるお遍路さんによって育まれてきたものです。
それは、経済性や効 率性を優先する従来の価値観の反省に立ち、私たちが今後目指していくべき心豊かな生き方を考 える上で、極めてたいせつな阿波の心だと思います。
1,450キロに及ぶ四国一周の行程を、弘法大師と二人連れで、88の煩悩を一つ一つ取り除きなが ら、大自然の中で生かされている自分を見つめ直し、心のよりどころを探し求める旅です。
道路が整備され、車社会が到来し、誰もが簡単にお詣りすることができるようにりました。
こ こ数年は、特に歩き遍路が増えてきています。便利さ、効率性を最優先してきた時代が過ぎて、本 物の豊かさを問い直し、自分を見つめ直す時代の到来を示唆しているのではないでしょうか。
湯茶や食べ物などを、お遍路さんに施すことによって自らも救われるという考えから、お遍路さ んに、ものを施し親切にすることが普及し、四国遍路を象徴する風習となったものです。
お接待の内容としては、お茶や食事のほか、その日の宿やわらじ、米などの物品、川渡しなど さまざまであったようです。
接待を施す側は相手を選ばず、受ける側は断ってはならない、とい う文化が、両者の心の交流を育み、四国遍路を支えてきました。
交通機関の発達や消費生活の向 上などにより、四国遍路とお接待を取り巻く状況も大きく変わってきています。
そこには、み んなで助けあい、豊かな地域社会づくりに貢献しようという高いモラルがありますね。
故郷の四国・阿波徳島は素晴らしいところです。
一度四国88箇所参りしませんか?
温かい人の心に触れ合うのも楽しいものですよ。