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マイコ3703 @ コメント失礼します(* >ω<) 幾つか記事を読ませて頂いて、自然にコメ…
2012.10.19
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カテゴリ: ◆深刻な問題

ホームレスが路上で販売している雑誌『ビッグイシュー日本』って知っていますか?その販売者に20歳代、30歳代の若者が増えているそうです。

40歳未満のホームレス50人を対象にヒアリングを実施し、その内容をまとめ、解決に向けた具体的な方策を提言したのが、この『白書』です。

この冊子を読んで見えてくるのは、若者ホームレスという"問題"が、決して他人事ではなく、この社会で生きる全ての人と密接に関わっているということです。

若者ホームレスというのは、決して遠い世界の特殊な現象ではない。

彼らが置かれている状況は確かに過酷で極端なものであり、ひとつの"極北"といっても過言ではないだろう。

しかし、彼らがホームレスになってしまった理由、要因の一つ一つは、私たちにとってとても身近なものばかりなのです。

ホームレスになってしまうまでの過程、境遇は、人それぞれ異なります。

しかし多くのケースに共通して言えるのは、平穏な日常から突如としてホームレスになってしまうのではなく、いくつかの段階を経て、その最終段階としてホームレスに行き着くということです。

リストラや派遣切り、勤め先の倒産、不慮の事故や心身の不調による退職......。

何らかの理由で職を失ってしまった若者。

すぐに再就職できればいいが、質・量ともに雇用の悪化が進むなかで、安定した職に就くのは難しい。

短期のアルバイトなどの不安定な雇用で食いつなぐものの、次第に家賃や生活費を捻出できなくなってゆき、ネットカフェ難民を経て、やがて路上へ。

戻れる実家があればよいが、ホームレスの多くは、頼れる家族を失ってしまっていることが多い。

養護施設の出身であったり、両親と死別していたり、修復できないほど家族関係が悪化してしまっていたり。

貧困家庭で育った人の割合も高く、実家に経済的な援助を依頼できないことが多い。

また、若者ホームレスたちは相対的に見て、学歴が低い傾向があると言われています。

『白書』の調査結果によると、実に4割が、中卒(含高校中退)だという。

当然、就職は不利になり、安定した雇用に就くのは難しくなる。

そしてアルバイトや派遣労働ではスキルも身に付かず、一度そこに身を投じてしまうと、抜け出すのは難しくなる。

それが分かってはいても、とにかく明日の食費を稼がなければならないため、不安や不満を抱えつつも、単純労働に勤しむしかない。

また、過酷で展望のない環境に身を置き続けることは、精神の不調にもつながる。

若者ホームレスの中には、抑うつ状態にある人も少なくない。

自己肯定感の低さは、就労や自立に向けた意欲や積極性を奪う。

そしてこれらの要素は、互いに影響し合い、複合的に絡み合っている。

フリーター生活が長引けば、家族との確執は深まり、家族関係の断絶につながりかねない。

頼れる実家がなければ、生活は自転車操業にならざるを得ず、長期的な視点で行動することが難しくなる。

食いつなぐために職を転々とするが、転職を繰り返せば繰り返すほど、雇用条件は悪くなる。

日々の労働に忙しいし、そのような境遇にあることに引け目を感じてしまうため、少しずつ友人との関係が疎遠になっていく。

家族以外の人間関係も失ってしまう。

孤立が深まることで、視野は狭くなっていき、自己肯定感も低下していく。

自信を失うことで、状況を打開しようという意欲も、希望も、奪われていく......。

このようなスパイラルに陥り、どうにもならなくなったとき、ホームレスという現象は生まれる。

ここまで悪条件が重なってしまうことは、珍しいかもしれない。

事実、多くの人は、それぞれに様々な課題を抱えつつも、ホームレスになることなく日々を暮らしている。

だが、一つ一つの要素は、決して珍しいものではない。

教育格差による貧困の再生産、家族の不和、就職難、不安定な雇用、キャリアアップできない就労環境、職場と家以外に居場所のない状態、メンタル不全、低い自己肯定感......。

自分や家族、友人に当てはまるものが、一つぐらいはあると思う。

『白書』では、若者ホームレスを生む土壌、予備軍として、ひきこもり70万人、ニート63万人、フリーター178万人、あわせて300万人以上の若者が存在していると指摘している。

誰もがホームレスになりうる、とまでは言わない。

しかし、若者ホームレスという問題は決して別世界の出来事ではなく、私たちの日常の延長線上に存在するのだと思います。

とても深刻な問題です。

ご安全に!!






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Last updated  2012.10.19 07:07:26
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