わたやんの健康・快適シニアライフ

介護ストレスというのは、心労や不眠が日常生活のリズムを崩し、体の不調がみられるようになることから始まる。
老人や重病人を抱えている家族は、体力的にも精神的にも疲れていて、健康な生活には不利な条件である「生活リズムのスピードアップ」という状況になりがちだ。

スペイン、バルセロナ近郊にある老人ホーム、ラ・ボストラ・ヤールによると、同老人ホームに家族を預けている人達の60％が不快や責任を感じて、ストレスを抱えているそうだ。

同老人ホームでは、家族がリラックスできるようになる為のワークショップを実施している。

このワークショップは、 限られた人数のもと、現実から離れた空間、優雅な音楽、薄暗い照明、居心地のいい温度という環境下で行われる 。

又、 体を意識した呼吸法や筋肉のストレッチ等を行 うことによって、体力的にも精神的にも健康でいられることを目指している。

リラックスというのは、生理的に体の中から心地のいい、落ちついた状態を見つけることである。

リラックスできると、筋肉が柔らかくなり、不安な気持ちが減り、不眠から解消され、忍耐力が増

つまり、介護の必要な家族と健康な生活を過ごすには、 日々の生活の中に一時の「ゆとりの時間」 をとるように習慣づけることだそうです。