ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

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2010/11/07
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Fior di Vigna Md'A2007.jpgFior di Vigna Md'A2007 glass.jpg


 フィオール・ディ・ヴィーニャ・モンテプチアーノ・ダブルッツォ2007
  Fior di Vigna Montepulciano d'Abruzzo
 アジィエンダ・ウッジアーノ  Azienda Uggiano
 モンテプルチアーノ100%
 アルコール度13%
 輸入:野村ユニソン株式会社 購入価格:944円(1180円の商品入れ替え20%引き)


色は濃いめの紫。
香りはブラックベリー、プラム、インク、緑茶、杉?ゆで玉子?
味は渋味と酸味。余韻に酸味と軽い苦味。


味も香りも普通だな。
大したワインじゃない。
フランスの、美味しくない部類の1000円ボルドーと同質。

渋味基調で酸が補強。
一面的な、単純な出方だが、ガブ飲みワイン的分かり易さはある。
香りが渋味をより強調し、単純さに何とかアクセントを付けようと働こうとする。


では赤ワインらしい渋味や厚みがしっかりしてるのかと言うと、そうでもない。
品種も産地も関係無く、ただの安い“赤ワイン”としか思えないのが残念。

どうも、これといった特徴が無いな。
香りは同系統のニュアンスの物が多く、味も拡がらず渋味押し。
モンテプルチアーノワインの「渋味の基礎の上に成立した果実の厚み」がこのワインには乏しい。
香りとも合わさった渋味の出方がむしろ軽やかさをも殺し、ガブ飲みワインの役割を任せるのも荷が重く。


これはこれで、料理をあまり選ばない点はギリギリ評価できるかもしれない。
むしろ、料理の香りや塩味・酸味によって、初めてワインに足りない部分が補填される感じ。
トマト系よりもオリーブオイルやガーリックを効かせた料理ならより上手く合うと思う。

1180円では値段以下。
20%引きの944円でもまだ割高に思える。



300ml程残しで冷蔵庫保存し、次の日。(抜栓約20時間経過)
香りにカシスや甘草の様な甘い香りが出てきた。
味は大きく変わらないが、香りに誘導されて甘味のニュアンスも生まれてる。

この薄っすらした甘味が渋味の突出を牽制し、初日の一面的な味に幅を生み出す。
この味ならトマトやチーズとの相性も問題無く、イタリアグラスワインとして より向上。


2日目の味と香りなら944円で納得。





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最終更新日  2010/11/08 05:52:22 AM
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