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2025.07.03
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​ケリー・オサリバン  アレックス・トンプソン
 「カーテンコールの灯」シネリーブル神戸​
​​​​​​​​  予告編 を見ていて、 素人の親父さん シェークスピア 芝居、それも 「ロミオとジュリエット」 を演じるらしいというので興味を持ちました。
 見たのは ケリー・オサリバンとアレックス・トンプソン という ダブル監督 「カーテンコールの灯」 、英語の題だと 「Ghostlight」 です。劇場とかの足元にある灯のことでしょうか。邦題とは少しイメージが違いますね。で、見終えて、​
​まあ、どっちでもいいのかな?​
 ​という感想でした。いや、映画は面白かったんです。​​​​​​​​
​​​​​  主役 の、 ダン という、 暴力親父 を演じる キース・カプフェラー という 俳優さん が、なんというか、朴訥でいい味出してましたね(笑)。​​​​​
​​​​​ 家族の中でいろいろあっても、親父は哀しいって言えないんです。だから奥さんにも娘さんにも、理不尽極まりない暴力を振るってしまうんです。そういうふるまいをする親父というのは、今の社会では、まあ、昔でもですけど、弁護の余地はありませんが、​
親父は、​ ​やっぱり、哀しいんですよね。 ​​
 ​こんなことをいうと、 ボク だって 同居人 や、まあ、もう大人ですけど、 子供たち から​
​「アホか!反省せい!」 ​​
 ​と一喝されて終わりですが、 映画の中のダンの振る舞い を見ていて、見ているこっちも​
やっぱり、​哀しくなりましたね(笑)。 ​​
​​​​​​ ​​​​​​​ まあ、そういう どうしようもない親父 が演劇と出会って、あろうことか シェイクスピア 、それも 「ロミオとジュリエット」 にハマるんです。見るんじゃなくて、演じるんです。お芝居を演じることで、こころの殻を破るとか、トラウマ・ケアとかを体験するというのは、もう亡くなりましたが、 演出家 だった 竹内敏晴さん 「ことばが劈(ひら)かれるとき」(思想の科学社 ・ちくま文庫) をはじめ。多くの著作で紹介していらっしゃいますが、あるんですね。
 そのテーマをドラマ化した作品でした。何とか、コメディタッチで描こうとしているフシがないではありませんが、ひゅうマンで、真摯な仕上がりでした。 拍手! ですね。 上のチラシで、抱き合っていらっしゃいますが、 ​​ダメおやじ、
​​​​​​ ダン と、その 不良娘デイジー 、そして苦労ばっかりしている 妻のシャロン をそれぞれ演じているのが、 キース・カプフェラー(ダン・父親)、キャサリン・マレン・カプフェラー(デイジー・娘)、タラ・マレン(シャロン・妻) で、どうも、 実の家族 らしいですね。​
​​ いろんな作り方があるもんですねえ(笑)。 ​​
​​​​​​​​​​ こういう キャスティング の作品は初めてだったので驚きましたが、うまくできていましたよ。 拍手!(笑)で した。​​​​​​
 で、まあ、 ネタバレ ということもあって、言わずもがななんですが、ちょっと引っかかったのは、苦しんでいるのは おやじ だけじゃないんですよね。 にーちゃん が死んでしまった デイジー はもちろんですが、 息子 を失った哀しみは おかんのシャロンさん も同じです。 息子の恋人 で、 死に損なったクリスティーナちゃん は、多分、もっと大変な気持ちでしょう。そのあたりの描き方が曖昧なんですね。というわけで、そのあたりが残念だったことは事実ですが、ダメな作品だとは思いませんでしたね。​​​​​​​​​


監督・脚本 ケリー・オサリバン
監督・製作 アレックス・トンプソン
製作 イアン・カイザー アレックス・ウィルソン ピアース・クレイブンズ エディ・リンカー チェルシー・クラント
撮影 ルーク・ダイラ
美術 リンダ・リー
衣装 ミシェル・ブラッドリー
編集 マイク・S・スミス
音楽 クイン・ツァン
キャスト
キース・カプフェラー(ダン・父親)
キャサリン・マレン・カプフェラー(デイジー・娘)
タラ・マレン(シャロン・母親)
ドリー・デ・レオン(リタ)
ハンナ・ドワーキン(ラノラ)
デクスター・ゾリコファー(グレッグ)
H・B・ウォード(ジョナ)
トミー・リベラ=ベガ(ルシアン)
アルマ・ワシントン(モイラ)
マシュー・C・イー(マイキー)
リア・クビレテ(クリスティーン)
2024年・115分・PG12・アメリカ
原題「Ghostlight」
2025・07・01・no098・シネリーブル神戸no317




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最終更新日  2025.07.04 23:30:46
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