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2025.11.04
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根岸吉太郎「ゆきて帰らぬ」パルシネマ新公園
小林秀雄、中原中也、長谷川泰子 、この三人の格闘が映画になっていたのを知りませんでしたが、なんと、あの 長谷川泰子 広瀬すず がやっていると知って、久々の パルシネマ でした。
 見たのは 根岸吉太郎監督 田中陽造脚本 「ゆきて帰らぬ」 です。 長谷川泰子 広瀬すず 小林秀雄 岡田将生 中原中也 木戸大聖 という、それぞれ若い俳優さんたちが演じている作品でした。
まあ、70歳の老人には、ずっこけるしかない作品でしたね(笑)。
 まあ、 老人の繰り言 なんですけどね。 ​なんというか、映像の中にボクが知っている 中原中也 小林秀雄 も、もちろん、 長谷川泰子 もいない作品で、見終えて座り込む元気もない感じで、ホント、なんと言ったらいいのか分からない作品でした。
監督と脚本のお二人 がベテランということもあって、この三人の話を撮ってみたかったんだろうなという予想はつくのですが、たとえば、 小林秀雄 を演じていた 岡田将生君 とか、 中原中也 を演じていた 木戸大聖君 とか、それぞれ、ちょっと男前の俳優さんたちでしたが、彼らは 小林秀雄 とか、 中原中也 とかについて、彼らなりのイメージというか、理解とか、納得とかがおありなのでしょうかねという気がしましたね。 ​
映像という媒体は内面というかも映しちゃうんですよね(笑)。
 ​申し訳ないのですが、たとえば、 小林秀雄 なら、映画の中で​
「一等になるのはボクだ」
​と豪語していましたが、その時の 改造 という雑誌の懸賞論文で 次席 になった 「様々なる意匠」 の出だしにある​
「世に一つとして簡単に片付く問題はない。」
​なんていう言葉とか、 中原中也 なら​
「汚れつちまつた悲しみに今日も小雪の降りかかる」
​なんていう、 歴史に残る名文句 は、映像に映し出される お二人 の内側からは、とても出てきそうもありませんね。
 まあ、 演技 の問題なのか、脚本段階における 解釈 、あるいは 演出 の問題なのか、見分ける力があるわけではありませんが、こういうヘンテコな三角関係が成立するには、まず、 当事者の個性 、それから彼らの自意識というのでしょうか、個性的ではあるのですが、その感覚を支える 時代 があったことが如何に描写されるのかという興味には答えてくれませんでした。
 余談ですが、たとえば 漱石 が書き続けた三角関係の深さを支えているのは 明治という時代 だったというような視点が、今、なくなりつつあるんだという感じですね。
 いや、それにしても、​
すごい時代になって来たなあ・・・
​という感想でしたね。
 ただ、 長谷川泰子 を演じていた 広瀬すずさん の表情の演技はなかなか見ものでしたね。まあ、この映画の面白さは彼女が 「女」 の百面相に苦闘している姿でした。ナカナカでしたよ(笑)。 拍手!
監督 根岸吉太郎
脚本 田中陽造
撮影 儀間眞悟
編集 川島章正
音楽 岩代太郎
主題歌 キタニタツヤ
キャスト
広瀬すず(長谷川泰子)
木戸大聖(中原中也)
岡田将生(小林秀雄)
田中俊介(富永太郎)
トータス松本
瀧内公美
草刈民代
カトウシンスケ
藤間爽子
柄本佑
2025年・128分・G・日本 キノフィルムズ
2025・10・28・no155・パルシネマ新公園no48



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最終更新日  2025.11.04 00:06:19
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Re:根岸吉太郎「ゆきて帰らぬ」パルシネマ新公園no48(11/04)  
ミリオン さん
こんにちは。
パルシネマ新公園は素敵ですね。行くのが大好きです。頑張って下さい。 (2025.11.18 14:28:02)

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