マイホームに欠かせない、24時間換気、そもそもシックハウス対策のために作られたきまりで、第一種から第三種まである。
?@第一種 吸気も排気も換気設備で行う。
?A第二種 吸気を換気設備で行い、排気を換気口で行う。
?B第三種 居室に換気口をつくり、排気を換気設備で行う。
何れ色々な換気方式があるが、そもそも外気を取り入れることには間違いない。そのことは冬であれば寒気を、夏であれば暖気を取り入れることに他ならない。
そのロスを防ぐために、熱交換装置のある換気設備もある。
しかし、ほとんどは熱交換装置の無い住宅ではないのかと思う。
これは、住宅設備のコストUP、維持メンテナンス費用のUPを伴う。換気量を確保するための電気代もバカにならない。
長い目で見たら、設備自体の取替など償却費もかかってくるのではないのかと思う。
でも、でも、換気設備のスイッチを入れれば、だれでも「寒い」「暑い」と、結果的にはスイッチを切っている家庭も多いのではないかと推測される。
しかし、これだけ高気密住宅、高断熱住宅と宣伝されている昨今でも、24時間換気設備の電源を切ったら窒息死した一酸化炭素中毒になったというニュースや話を聞いたことが無い。
最近はシックハウスで体調を崩したという話もあまり聞かない。
これは、住宅にはどんな住宅でも、人が住んでいる限り、キッチンの換気扇とお風呂やトイレの換気扇、外からの出入りや窓による、外気の流入で事足りているのではないのかと思う。
と、するならば、費用やメンテを考えれば、第三種で必要十分な機能を有するのではないかと思う。
一部見栄えの良い賃貸住宅では、24時間換気が一時的にしかオフできず、住んでいる限り回りっぱなしというのもある。 こんな賃貸物件に限って、退去時のチェックだけは厳格だ。
こんな賃貸物件の24時間換気は、最低限の断熱で結露防止を行うのための設備であって、住む人のための設備ではない。
こんな住宅に住んでみてはじめて、寒いか暑いか、冷暖房費がかさむことは間違いない。 暗黙の退去促進、敷金等を定期的に確保する換気設備です。
蛇足ながら、各部屋に吸排気設備を備えた住宅なんて見たことも聞いたことも無い。
ドアまわりの下、引き戸のまわりには、数ミリ以上の隙間がある。場合によっては、絨毯の厚さを逃げるため1.5センチほど下に隙間のあるドアもあるらしい。
マイホームのトイレの換気扇はセンサー式。
朝、風呂入ったら帰宅の夕方まで換気扇は回しっぱなし。
キッチンはコンロをつけたら換気扇もまわす。
焼肉をしたときは、キッチンとリビングの換気扇をまわす。
この他に24時間換気扇はあるがつけたことがほとんどない。
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2015年04月08日
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