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自宅で日常生活を送れるものの、軽い認知機能の衰えがある「認知症予備群」の高齢者でも、計画力を鍛える知的な趣味と運動を定期的に長く続けると、記憶力や注意力などが改善することが、東京都老人総合研究所と世田谷区の研究でわかったそうです。
都老研と同区は02~08年、同区内の高齢者388人(平均年齢72歳)を対象に研究を実施しました。
事前テストで、23%にあたる91人に軽い認知機能の低下がありました。
この91人のうち38人に、趣味の活動と運動を組み合わせた3年間のプログラムに参加してもらいました。
旅行、パソコン、園芸など、計画を立てたり、考えたりすることが必要な趣味の活動に独自の手順書を用意し、サークル単位で続けてもらいました。
3年後に再テストをしたところ、38人は、プログラムに参加しなかった53人に比べて記憶、注意、思考、言語のいずれの認知機能でも成績が明らかに良かったそうです。
特に、30分前の話を思い出す記憶力、ランダムに散らばった文字を目で順に追う注意力などの項目が良くなっていたとか。
都老研の矢冨直美・主任研究員は「計画力を刺激する知的な活動を長く楽しく続けたことが、脳を活性化し、認知機能の低下を遅らせた可能性がある」とはなしています。
地域ぐるみの認知症予防を研究している国立長寿医療センター(愛知県大府市)の遠藤英俊・包括診療部長は
「予防効果の評価は精査が必要ですが、これだけの規模で元気な高齢者を3年という長期間見守った認知症の予防研究は国内外でも珍しい」と話しています。
認知症予防プログラムの例(週1回30分程度の活動)
(鍛えられるもの:●記憶力、○計画力、◎注意力)
■パソコンコース《ミニコミ誌作成》
・操作を覚える(●)
・手早い作業を心がける(◎)
・応用操作に挑戦する(●○)
・情報集めと取材準備(○)
・文章の構成を考えて書く(●○)
・記事を割り付け、編集する(○)
・発行の段取りを考える(○)
・毎回、メンバーと相談し合う(●◎)
・毎回、活動記録をつける(●)
■料理コース《料理・レシピ集作り》
・新しいメニューを考える(○)
・材料の手配などの段取りをする(○)
・調理、洗い物など複数の作業を並行してする(◎)
・すべての動作をなるべくすばやく(◎)
・レシピ集を作成(●○)
・毎回、メンバーと話し合う(●◎)
認知症予防のために参考となればと思い投稿しました。
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