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元町映画館
のプログラム、特に ドキュメンタリィー
は見逃せないというのが、まあ、個人的な好みという面もありますが、徘徊老人の見立てです。
「お母さん、そういうけどね、映画を見る人には・・・」 いきなり 母娘の言い合い です。 二人 は、 朴壽南(パク・スナム)さん が撮りためた膨大なフィルムを何とかしようとなさっているようで、 フィルムの山 と一緒に 録音テープ、カセットテープの山 もあります。
思い出しました! そうです、 朴壽南(パク・スナム)さん は、あの 事件 の死刑囚、 李 珍宇(イ・ジヌ) の書名は忘れましたが、 手記を出版した女性 です。
その時、その時、まだ生きていらっしゃった「声なき声」の声と表情にカメラを向け記録していました。 もの凄いフィルム、歴史の真実を知ろうとする人にとっては、
文字通り、宝の山です。 皇国少女だった 在日二世 の 彼女 が 90歳 を越え、 「戦後」70年に渡って 、自らが記録した、一人一人の声と表情を 「よみがえる声」 として、今、差し出されている、それを、 お嬢さん が 励まし 、 お手伝いなさっている 、
これはスゴイことですよ。
加えて、 一つ一つのフィルムのリアリティ
というか、 映像としての迫ってくる力
に驚きます。
人が人と出会い、出会った人を尊重するという関係が育っているのか?という問いを問い直そうとしているこの映画の思想の深さを、真摯に受け止めることの中にこそ、 被害・加害のという対立関係 を越える、 お隣さんとのお付き合いの始まり があるのではないでしょうか。
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