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今日の案内は 河出書房新社
の 「道徳の系譜」というシリーズ
の1冊で、今では文庫化されている 酒井隆史「暴力の哲学」(河出書房新社)
です。
ドンぴしゃり!の本になってしまいました。
正体不明である他者に対しての「恐怖」
「セキュリティー」=「安全確保のための暴力」の正当性を当然視して、先制攻撃する、安心するために危険は始末する、という 「現代の戦争論」 へと展開するのですが、 2026年 の 今 、目の前で イスラエル による、 「ハマス」 という宗教的政治組織の危険性を理由に繰り返されている ガザ地区へのジェノサイド爆撃 、 アメリカ、イスラエル による指導者の危険性を理由にした 国家テロ 行為としか思えない戦争行為を見ていて、この本を読むと、20年前の著書とは思えない、ぼくたちが暮らしている今の現実の暴力に対するリアルな状況説明になっていることに驚きますね。
カメラで映し出される「不審」の対象に対する判断の主体が誰なのか?ということが、深く考えられているとは思えません。
目次第1部 暴力と非暴力第一章 暴力という問題の浮上第二章 暴力と非暴力第三章 敵対性について第2部 反暴力の地平 主権、セキュリティ、防御第一章 セキュリティ―恐怖と暴力第二章 防御と暴力―「ポスト人民戦争」の政治?
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